JP5831915B2 - トリガー式ストロークアクチュエータ - Google Patents

トリガー式ストロークアクチュエータ Download PDF

Info

Publication number
JP5831915B2
JP5831915B2 JP2013514763A JP2013514763A JP5831915B2 JP 5831915 B2 JP5831915 B2 JP 5831915B2 JP 2013514763 A JP2013514763 A JP 2013514763A JP 2013514763 A JP2013514763 A JP 2013514763A JP 5831915 B2 JP5831915 B2 JP 5831915B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
recess
piston
chamber
actuator according
slot
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP2013514763A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2013528761A (ja
Inventor
フレデリク マーリン
フレデリク マーリン
ジャン−ポール ナドー
ジャン−ポール ナドー
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Safran Ceramics SA
Original Assignee
Herakles SA
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Herakles SA filed Critical Herakles SA
Publication of JP2013528761A publication Critical patent/JP2013528761A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP5831915B2 publication Critical patent/JP5831915B2/ja
Expired - Fee Related legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Classifications

    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B60VEHICLES IN GENERAL
    • B60RVEHICLES, VEHICLE FITTINGS, OR VEHICLE PARTS, NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • B60R21/00Arrangements or fittings on vehicles for protecting or preventing injuries to occupants or pedestrians in case of accidents or other traffic risks
    • B60R21/34Protecting non-occupants of a vehicle, e.g. pedestrians
    • B60R21/38Protecting non-occupants of a vehicle, e.g. pedestrians using means for lifting bonnets
    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F15FLUID-PRESSURE ACTUATORS; HYDRAULICS OR PNEUMATICS IN GENERAL
    • F15BSYSTEMS ACTING BY MEANS OF FLUIDS IN GENERAL; FLUID-PRESSURE ACTUATORS, e.g. SERVOMOTORS; DETAILS OF FLUID-PRESSURE SYSTEMS, NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • F15B15/00Fluid-actuated devices for displacing a member from one position to another; Gearing associated therewith
    • F15B15/19Pyrotechnical actuators
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B62LAND VEHICLES FOR TRAVELLING OTHERWISE THAN ON RAILS
    • B62DMOTOR VEHICLES; TRAILERS
    • B62D25/00Superstructure or monocoque structure sub-units; Parts or details thereof not otherwise provided for
    • B62D25/08Front or rear portions
    • B62D25/10Bonnets or lids, e.g. for trucks, tractors, busses, work vehicles
    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F15FLUID-PRESSURE ACTUATORS; HYDRAULICS OR PNEUMATICS IN GENERAL
    • F15BSYSTEMS ACTING BY MEANS OF FLUIDS IN GENERAL; FLUID-PRESSURE ACTUATORS, e.g. SERVOMOTORS; DETAILS OF FLUID-PRESSURE SYSTEMS, NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • F15B15/00Fluid-actuated devices for displacing a member from one position to another; Gearing associated therewith
    • F15B15/08Characterised by the construction of the motor unit
    • F15B15/14Characterised by the construction of the motor unit of the straight-cylinder type
    • F15B15/1423Component parts; Constructional details
    • F15B15/1447Pistons; Piston to piston rod assemblies
    • F15B15/1452Piston sealings

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Physics & Mathematics (AREA)
  • Fluid Mechanics (AREA)
  • General Engineering & Computer Science (AREA)
  • Chemical & Material Sciences (AREA)
  • Analytical Chemistry (AREA)
  • Combustion & Propulsion (AREA)
  • Transportation (AREA)
  • Actuator (AREA)
  • Portable Nailing Machines And Staplers (AREA)

Description

本発明は、トリガー式ストロークアクチュエータに関する。
本発明に係るトリガー式ストロークアクチュエータは、特に、車両に搭載される安全システムであって車両と歩行者との衝突時に車両のボンネットを迅速に上昇させる機能を有する安全システムに適用可能である。
特許文献1に、車両と歩行者との衝突時に歩行者を保護する安全システムが開示されている。当該安全システムは、車両と歩行者との衝突時に車両のボンネットを迅速に上昇させる機構を有する。実際、車両が歩行者と衝突すると、歩行者の頭部が車両のボンネットに当たることがしばしばある。この場合、ボンネットは、歩行者の頭部と衝突して変形し、変形量が一定量を超えると、エンジンブロック及びエンジンの周囲にある剛な部品の全てと接触する。このとき、歩行者の頭部は、最大限に減速し、重傷を負い得る。そこで、特許文献1の安全システムは、ボンネットが変形して歩行者(特に歩行者の頭部)がエンジンブロックに当たらないよう、ボンネットを一定の高さまで迅速に上昇させるように設計されている。具体的には、ボンネットは、車両のフロントに取り付けられたまま、その後部のレベルにおいてフロントガラスの側部まで上昇する。
上記安全システムは、適宜の検知手段によるタイミングで駆動した場合に、数十ミリ秒で数十ミリメートル(一般に30ミリ秒で100mm)、即ち差し迫った衝突が検知されてから非常に短い時間で、ボンネットを上昇させる。上記安全システムのエンジン部は、有利なことに、電気的に点火する点火薬を具備したタイプのトリガー式ストロークアクチュエータを有する。点火薬の燃焼により発生したガスは、アクチュエータのピストンを付勢し、当該ピストンと連結したロッドにより、ボンネット上昇機構を駆動させる。
衝突が生じなかった場合、ボンネットは、トリガーの後一定時間経過後に、自重又は僅かな力で、初期位置に復帰可能でなければならない。
アクチュエータの駆動終了時及び駆動後、ピストンを移動させたガスは、アクチュエータのガス膨張室内において、一定の圧力に維持される。ガスの圧力は、例えば歩行者保護システムの場合におけるボンネットの閉鎖により、アクチュエータが初期位置に復帰しようとするときに、著しく高くなる。ガス膨張室の再加圧を避けるためには、リークを形成し、ピストンを移動させたガスを排出する必要がある。
特許文献2に、ピストンを移動させたガスを排出する手段を有する点火式アクチュエータが開示されている。より詳細には、特許文献2のアクチュエータは、中間加圧室とピストンにより中間加圧室から隔離された逆圧室との両方に連通した燃焼室を有する。ピストンの移動速度は、中間加圧室から逆圧室にガスを部分的に排出することにより、制御される。第1変形例において、ガスの排出は、中間加圧室と逆圧室とを連結する外側導管を介して行われる。しかしながら、当該外部導管は、アクチュエータの構成の複雑化及びアクチュエータの大型化の要因となる。第2変形例において、ガスの排出は、本体の内壁に形成された簡易な構成の溝穴を介して行われる。当該溝穴により、1の室から別の室へのガスの流れが実現される。しかしながら、当該溝穴を機械加工により形成するのは複雑な作業であり、また、当該作業の再現性は確保されない。しかも、上記アクチュエータは、中間加圧室内のガスを排出する手段が設けられているのにも関わらず、トリガーの後にピストンを初期位置に復帰させるシステムが設けられていない。
特許文献3に、ピストン及びロッドを収容する分離した本体と、トリガーコマンドに応じてピストンを移動させる手段と、復帰制動機構とを含むトリガー式ストロークアクチュエータが開示されている。特許文献3のアクチュエータにおいて、ピストンは、ピストンの軸に沿って配置されたリークポートによって、左右に移動する。しかしながら、当該リークポートは、形成するのが困難且つ高コストであり、特許文献3の実施例のように、ピストンのロッドがピストンから隔離されたときにのみ用いられる。
仏国特許発明第2878212号明細書 欧州特許出願公開第0550321号明細書 仏国特許発明第2928980号明細書
本発明の目的は、ピストン及びロッドと、トリガーコマンドに応じてピストンを移動させるガス発生器とを含むと共に、ガス膨張室内のガスの全て又は一部を排出する簡易な機構を具備し、トリガーの後にピストン及びロッドが自重又は僅かな力によって後方戻り位置に復帰可能な、トリガー式ストロークアクチュエータ提供することである。
上記目的は、以下の構成のトリガー式ストロークアクチュエータにより実現される。即ち、本発明に係るトリガー式ストロークアクチュエータは、ピストン及びロッドを収容する本体と、前記本体内において前記ピストンと対向する位置に取り付けられたガス発生器と、を備えている。前記ガス発生器は、前記ガス発生器と前記ピストンとの間に画定される第1室を加圧可能である。前記ピストンは、その外面に、前記ピストンと前記本体との間をシールするシーリングジョイントを収容する凹部を有する。前記第1室からガスを排出する調整流路が、前記シーリングジョイントと前記凹部を画定する壁との間に設けられていることにより、トリガーの後に前記ピストン及び前記ロッドが後方戻り位置に復帰可能となっている
本発明において、調整流路は、アクチュエータの駆動中及び駆動後における第1室(又はガス膨張室)内のガスのリークポートを構成する。これにより、ピストン及びロッドが後方戻り位置に復帰可能となっている。例えば、車両と歩行者との正面衝突時に車両のボンネットを上昇させる機構にロッドが連結している場合、本発明に係るアクチュエータによれば、衝突が生じなかったときに、ロッドが後方戻り位置に復帰可能であり、自重又は僅かな力でボンネットを初期位置に復帰させることができる。
また、調整流路がシーリングジョイントと凹部を画定する壁との間に設けられているため、アクチュエータ製造時に調整流路を非常に容易に形成することができる。
本発明において、凹部は、ピストンと本体との間をシールするシーリングジョイントを収容する空隙である。凹部は、ピストンの1又は2以上の壁、及び/又は、ピストンの壁に取り付けられた要素により、画定されてよい。
本発明の第1観点では、前記調整流路が、前記凹部を画定する壁に形成された少なくとも1の溝穴を含む。この場合、本発明に係るトリガー式ストロークアクチュエータは、ピストン及びロッドを収容する本体と、前記本体内において前記ピストンと対向する位置に取り付けられたガス発生器と、を備えている。前記ガス発生器は、前記ガス発生器と前記ピストンとの間に画定される第1室を加圧可能である。前記ピストンは、その外面に、前記ピストンと前記本体との間をシールするシーリングジョイントを収容する凹部を有する。前記ピストンは、前記凹部を画定する壁に形成された少なくとも1の溝穴を有し、前記第1室からガスを排出する調整流路を形成するように構成されている。
本発明の一実施形態では、前記溝穴が前記ピストンに直接形成されている。この場合、溝穴を非常に容易に且つ低コストで形成することができる。またこの場合、溝穴を容易に再形成可能であると共に、別途の部材や特別な組立品が不要である。
本発明の別の実施形態では、前記凹部を画定する少なくとも1の壁部が分割リングによって形成されており、前記溝穴が前記分割リングのスリットによって構成されている。この場合、分割リングのスリットは、溝穴と同様、シーリングジョイントと凹部を画定する壁との間に設けられ且つ第1室からガスを排出する調整流路を構成する。
第1室(又はガス膨張室)は、公知のように、開放形式の仕切り壁によって、いくつかの中間室に分割され得る。
本発明の一実施形態では、前記凹部が、底壁と、前記凹部の入口から前記底壁まで延在した側壁と、前記底壁から前記凹部の出口まで延在した側壁と、によって画定されており、前記溝穴が、前記底壁に形成された部分を含む。この場合、ガスは、シーリングジョイントと底壁との間に形成された流路を通って、第1室から排出される。ガスは、低速で、局所的にシーリングジョイントを迂回することができる。
本発明の別の実施形態では、前記溝穴が、前記側壁の少なくとも一方に形成された部分を含む。凹部の少なくとも一部が分割リングによって画定されている場合、当該分割リングは例えば概してL字型の横断面を有し得る。この構成によれば、特に凹部内におけるシーリングジョイントの圧縮率が比較的高い場合に、ガスの第1室からの排出を促進することができる。
溝穴は、凹部を画定する複数の壁に形成された複数の部分によって構成され、当該複数の部分が互いに連結していなくてもよい。
本発明の別の実施形態では、前記溝穴が、前記凹部の内側の輪郭全体に亘って延在している。この構成によれば、第1室(又はガス膨張室)内の圧力がそれほど高くなく且つ凹部内におけるシーリングジョイントの圧縮率が非常に高い場合でも、ガスが第1室から排出される。凹部の少なくとも一部が分割リングによって画定されている場合、当該分割リングは例えばU字型の横断面を有し得る。
本発明の第2観点では、前記凹部が、少なくとも1の突出部を部分的に有し、前記シーリングジョイントが前記突出部の近傍において前記凹部を画定する壁から離隔する方向に移動することにより、前記調整流路が、前記突出部の両側において、前記シーリングジョイントと前記凹部を画定する壁との間に、画定されている。
本発明において、突出部は、凹部を画定する壁における概して平らな部分又は凹部の周囲の部分を一部盛り上げることで形成された、凸部を意味する。突出部は、例えばピストンそのものによって、例えば凹部を画定する底壁及び/又は側壁の一方に形成された溝穴によって、或いは、凹部内に装着された装着部材によって、構成されてよい。
特に簡単な実施形態では、前記突出部が、前記凹部内に装着された装着部材(例えば金属片)によって構成されている。
前記装着部材は、前記凹部を画定する壁に接着可能な少なくとも1の接着部を有することが好ましい。この場合、装着部材を凹部内の所定位置に保持することができ、装着部材による効果を長期に亘って得ることができる。
本発明の別の実施形態では、少なくとも部分的に前記ロッドを収容する第2室が、前記本体の内面によって、前記ピストンに対して前記第1室(又はガス膨張室)と反対側に、画定されており、前記調整流路が、前記第1室から前記第2室にガスが排出されるように構成されている。
本発明の一実施形態において、前記第2室は、トリガーの前に、外部に開放される。
本発明の別の実施形態において、前記第2室は、トリガーの前に、外部に対して閉鎖され、その後、アクチュエータの駆動中に、外部に開放される。
特に、前記第2室は、前記本体の内面に接触するブロック手段によって、外部から隔離されてよい。前記ブロック手段は、前記ロッドに支持されていることにより、前記アクチュエータの駆動中に、前記第2室が外部に開放される位置に移動する。本発明の一実施形態において、ブロック手段は、ロッドに支持された固体であり、アクチュエータの駆動中に本体の外側に移動して第2室が外部に開放されるように、ロッドに対して相対的な位置に配置されている。
第2室がトリガーの前に外部に対して閉鎖されているとき、アクチュエータが駆動を開始していない期間の全体に亘って、腐食を回避することができる。ガス発生器(及び、点火式のガス発生器の場合、点火薬)が外部から保護されるため、アクチュエータ内部の金属部材を、特に防食処理を施すことなく、安価な金属で形成することができる。アクチュエータが駆動し、第2室が外部に開放されると、ガスが第1室から外部に流れる。当該ガスの流れによって、しばらくすると(アクチュエータの駆動時間よりも長い時間が経過した後)、第1室内の圧力が低下し、アクチュエータが難なく初期位置に復帰する。
本願明細書には、本発明に係るいくつかの実施形態が示されている。特に定めがない限り、各実施形態に係る特徴は当該実施形態とは別の実施形態に適用され得る。
本発明の第1実施形態に係るアクチュエータにおける、トリガーの前の段階の、軸方向断面を部分的に示す図である。 本発明の第1実施形態に係るアクチュエータにおける、トリガーの後の段階の、軸方向断面を部分的に示す図である。 図1Aのアクチュエータの部分図であって、図4のII−II線に沿った軸方向断面を示す図である。 図2のIII方向から見た、ピストンの正面図である。 図3のIV−IV線に沿った、ピストンの径方向断面を示す図である。 図2〜図4のピストンの斜視図であり、溝穴を示す図である。 本発明の第1実施形態に係るアクチュエータの第1変形例を示す図である。 本発明の第1実施形態に係るアクチュエータの第1変形例を示す図である。 本発明の第1実施形態に係るアクチュエータの第2変形例を示す図である。 本発明の第1実施形態に係るアクチュエータの第2変形例を示す図である。 本発明の第2実施形態に係るアクチュエータの一例を示す図である。 本発明の第2実施形態に係るアクチュエータの別の例を示す図である。 本発明の第2実施形態に係るアクチュエータのさらなる別の例を示す図である。 本発明の第3実施形態に係るアクチュエータを示す図である。 本発明の第3実施形態に係るアクチュエータを示す図である。 本発明の第3実施形態に係るアクチュエータを示す図である。
以下、添付の図面を参照しつつ、本発明の実施形態について説明する。本発明の特徴及び効果は、以下の説明によって明確になるであろう。なお、本発明は、添付の図面及び実施形態に限定されるものではない。
本発明の第1実施形態に係るトリガー式ストロークアクチュエータ10は、図1Aに示すように、ピストン14を収容する本体12を含む。本体12は、概して円筒状であり、軸Aを有する。ピストン14は、ロッド16と連結している。ロッド16は、本体12の一端12aに向かって、軸方向に突出している。本体12は、さらに、トリガーコマンドに応じてピストン14を移動させる手段を収容している。本実施形態において、当該手段は、点火式のガス発生器18によって構成されている。ガス発生器18は、本体12内においてピストン14と対向する位置に取り付けられている。ガス発生器18は、本体12におけるロッド16が軸方向に突出した一端12aとは反対側の他端12bに、かしめ固定されている。ガス発生器18とピストン14との間に、第1室(又はガス膨張室)20が画定されている。
本願明細書では、特に定めがない限り、「径方向」はアクチュエータ10の軸Aと直交し且つ軸Aを横切る方向であり、「軸方向」は軸Aと平行な方向である。「軸」及び「径」という形容詞は、上述した軸方向及び径方向について言及する場合に用いられる。また、「軸方向面」は軸Aを含む平面であり、「径方向面」は軸Aと直交する平面である。さらに、本願明細書において、「上流側」及び「下流側」は、本体12に対するピストン14及びロッド16の移動方向について定義したものである。ピストン14及びロッド16は、上流側から下流側に向かって、本体12に対して移動する。
ロッド16は、上述したように、車両と歩行者との正面衝突時に車両のボンネットを上昇させる機構(不図示)に連結されてよい。
図1Aに示すように、ロッド16に支持された固体であるシール部材22が、本体12におけるロッド16が軸方向に突出した一端12aに配置されている。ロッド16の一部を収容する第2室24が、ピストン14におけるロッド16と対向する端部とシール部材22との間に、画定されている。
ピストン14は、その外面に、環状の凹部30を有する。凹部30には、シーリングジョイント(Oリング)40が収容されている。本実施形態において、凹部30は、軸方向面に沿った断面が、実質的に矩形状である。図2に示すように、凹部30は、底壁32と、上流側の側壁34aと、下流側の側壁34bと、によって画定されている。側壁34aは、径方向面によって画定され、凹部30の入口(上流側)36aから底壁32まで延在している。側壁34bは、径方向面によって画定され、底壁32から凹部30の出口(下流側)36bまで延在している。凹部30の幅l1は、上流側の側壁34aと下流側の側壁34bとの間隔に相当する。凹部30の深さH1は、ピストン14の外面から底壁32までの距離に相当する。
シーリングジョイント40は、底壁32と本体12の内面との間で、径方向に圧縮されている。これにより、ピストン14と本体12との間が確実にシールされている。
図2により詳細に示すように、底壁32に溝穴50が形成されている。本実施形態において、溝穴50は、凹部30の幅l1全体に亘って延在した1の部分51を含む。
溝穴50の形状は、様々であってよい。溝穴50は、長さL2・幅l2・深さH2を有する。これらの寸法は、シーリングジョイント40の圧縮率が局所的にのみ変化するように決定される。
溝穴50は、例えば、パンチ加工により、器具を用いて底壁32に所定の力を加えることで、形成可能である。この場合、溝穴50の形状は、器具の幾何学的形状及び器具が加える力に応じて変化し得る。本実施形態において、溝穴50は、図4に示すように、V字型の横断面を有する(即ち、径方向面に沿った断面がV字型である)。
溝穴50はまた、機械加工(特に、フライス加工、又は、ローレット加工)により形成可能である。
本実施形態において、溝穴50は、凹部30の軸方向面内全域に亘って形成されている。しかしながら、凹部30における溝穴の形態は、これに限定されるものではない。
次いで、図1A及び図1Bを参照しつつ、アクチュエータ10の動作についてより詳細に説明する。
図2の例において、凹部30内におけるシーリングジョイント40の圧縮率は、当該ジョイント40と側壁34a,34bとの間のシールが確実には確保されないものとなっている。したがって、ガス膨張室20内の圧力が十分高くなった場合、ガスは、側壁34aとジョイント40との間、及び、ジョイント40と側壁34bとの間を、図2に矢印で示すように、循環する。溝穴50の存在により、ガス膨張室20から排出されたガスは、ジョイント40を迂回して底壁32へと導かれる。
溝穴50の形状及び寸法は、所望のリーク速度、シーリングジョイント40の形状及び寸法、並びに、シーリングジョイント40の圧縮比及び硬度に応じて、変更可能である。一般に、溝穴50の形状、長さL2、及び幅l2は、ガスがガス膨張室20から第2室24に流れるように、シーリングジョイント40の寸法及び硬度に応じて決定される。溝穴50の深さH2は、所望のリーク速度に応じて決定される。
2つの室20,24は、アクチュエータ10のトリガーの前に、シール部材22によって外部から隔離されている。したがって、溝穴50が2つの室20,24間の流路を形成しても、アクチュエータ10は外部から保護され、腐食を回避することができる。ガス発生器18の点火薬が保護される。
アクチュエータ10がトリガーコマンド(例えば衝突センサによるコマンド)に応じて駆動すると、ガス膨張室20内の圧力が上昇し、ピストン14及びロッド16が移動して、車両のボンネットが上昇する。溝穴50の寸法は、ガス膨張室20(図1Aにおいて、ピストン14に対して左側)から溝穴50を通って第2室24(図1Aにおいて、ピストン14に対して右側)に流れるガスの流速がガス発生器18によるガスの流速よりも十分低くなるように設定されている。したがって、ガス発生器18により発生したガスは、アクチュエータ10の駆動中及び駆動後に、低速で第2室24にリークしつつ、ガス膨張室20内の圧力を効果的に上昇させて、アクチュエータ10を確実に駆動させる。
図1Bに示すように、シール部材22は、ロッド16に支持された固体であり、初期状態では本体12の一端12aに位置するが、ロッド16の移動に伴って、本体12外に出る。このとき、第2室24は外部に開放されている。
衝突が生じないにも関わらずアクチュエータ10が例えば誤って駆動し、ボンネットの自重又はユーザによる僅かな力でアクチュエータ10を初期位置に復帰させる必要がある場合、溝穴50は、(図1Bに示すようにシール部材22が本体12外に退去したことで、)ピストン14を移動させたガスを外部に排出するリークポートを構成する。
本発明の別の実施形態(不図示)において、第2室24は、アクチュエータ10のトリガーの前に、外部に開放されてよい。この場合、アクチュエータ10のシールは確保されない。第2室24は、ピストン14に対してガス膨張室20と反対側において、本体12の内面とロッド16との間に、画定されている。
図6及び図7は、本発明の第1実施形態に係るアクチュエータの第1変形例を示す。図1〜図5で示した構成要素と同じ構成要素については、同一の符号を付している。
図6及び図7の変形例では、溝穴50’が、凹部30を画定する底壁に形成された部分を有するのみならず、凹部30を画定する側壁の一方にも延在している。
溝穴50’は、底壁32に形成されると共に凹部30の幅全体に亘って延在した第1部分51’と、側壁34bに形成されると共に第1部分51’から出口36bまで延在した第2部分52’とを含む。溝穴50’は、凹部30の軸方向面内全域に亘って形成されている。
本発明の別の実施形態(不図示)において、溝穴50’は、底壁32に形成された第1部分51’ を有すると共に、側壁34bではなく側壁34aに延在してよい。例えば、溝穴50’は、底壁32に形成されると共に凹部30の幅全体に亘って延在した第1部分51’と、側壁34aに形成されると共に第1部分51’から入口36aまで延在した第2部分とを含んでよい。
図8及び図9は、本発明の第1実施形態に係るアクチュエータの第2変形例を示す。図1〜図5で示した構成要素と同じ構成要素については、同一の符号を付している。
図8及び図9の変形例では、溝穴50”が、側壁34aに形成された第1部分53”と、底壁32に形成された第2部分51”と、側壁34bに形成された第3部分52”とを含む。溝穴50”は、凹部30の内側の輪郭全体に亘って延在し、図8に示すようにU字形状を有する。換言すると、第1部分53”は入口36aから底壁32まで延在し、第2部分51”は第1部分53”から延出すると共に凹部30の幅全体に亘って延在し、第3部分52”は第2部分51” から延出すると共に底壁32から出口36bまで延在している。
図10〜図12は、本発明の第2実施形態を示す。図1〜図9で示した構成要素と同じ構成要素については、同一の符号を付している。
図10の実施形態では、スリット150を有する金属等からなる分割リング160が、ピストン140の外面の空隙190内に取り付けられている。
シーリングジョイント40を収容する凹部130が、ピストン14と分割リング160との両方によって、画定されている。
より詳細には、凹部130を画定する底壁が、分割リング160の円筒部161によって形成されており、凹部130を画定する2つの側壁が、ピストン14における空隙190を画定する2つの側壁によって形成されている。
凹部130を画定する底壁において、分割リング160のスリット150が、溝穴(図1〜図5を参照して説明した溝穴50と同じ機能を有する溝穴)を構成している。
図10の実施形態において、溝穴の深さは、分割リング160の厚みに対応し、溝穴の幅は、スリット150の幅に対応する。また、溝の横断面は、分割リング160におけるスリット150を画定する壁の実質的に軸方向に沿った2つの面の傾き又は配置に応じたものとなる。これらの要素は、所望のリーク速度、シーリングジョイント40の寸法及び形状、並びに、シーリングジョイント40の圧縮比及び硬度に応じて決定される。
スリット150の形状、長さ、及び幅は、上述の実施形態での説明と同様、ガスがガス膨張室20から第2室24に流れるように、シーリングジョイント40の寸法及び硬度に応じて決定される。スリット150の深さは、所望のリーク速度に応じて決定される。
分割リング160の横断面は、図10では矩形状であるが、これに限定されず、正方形、図11のようなL字型、図12のようなU字型、その他、空隙190の断面に応じた様々な形状であってよい。
図11の実施形態では、スリット150’を有する分割リング160’が、ピストン140の外面の空隙190内に取り付けられている。分割リング160’は、上述した分割リング160と同様、空隙190を画定する底壁に配置される円筒部161’を有する。
分割リング160’は、環状部162’をさらに有する。環状部162’は、径方向外側に延出すると共に、空隙190を画定する下流側の側壁に支持されている。
凹部130’を画定する壁のうち、上流側の側壁はピストン14によって構成され、底壁は円筒部161’によって構成され、下流側の側壁は環状部162’によって構成されている。
スリット150’は、図11に示すように、溝穴を構成している。当該溝穴は、凹部130’を画定する底壁に形成された第1部分151’と、凹部130’を画定する下流側の側壁に形成された第2部分152’とを含む。ここで、下流側とは、ガスの流れに関して、シーリングジョイント40の下流側を意味する。スリット150’は、図5及び図6を参照して説明した溝穴50’と同じ機能を有する
本発明の別の実施形態(不図示)において、環状部162’が凹部130’を画定する上流側の側壁を構成し、スリット150’がジョイント40の上流側(ガスの流れに関して上流側)に配置されてよい。
図12の実施形態では、スリット150”を有する分割リング160”が、ピストン140の外面の空隙190内に取り付けられている。分割リング160”は、U字型の横断面を有する。
分割リング160”は、空隙190を画定する底壁に配置される円筒部161”と、第1環状部162”と、第2環状部163”とを含む。第1環状部162”は、径方向外側に延出すると共に、空隙190を画定する下流側の側壁に支持されている。第2環状部163”は、径方向外側に延出すると共に、空隙190を画定する上流側の側壁に支持されている。分割リング160”は、第2環状部163”を含む点において、図11の分割リング160’と異なっている。
凹部130”を画定する壁のうち、底壁は円筒部161”によって構成され、上流側の側壁は第2環状部163”によって構成され、下流側の側壁は第1環状部162”によって構成されている。
スリット150”は、溝穴を構成している。当該溝穴は、凹部130”を画定する底壁に形成された第1部分151”と、凹部130”を画定する下流側の側壁に形成された第2部分152”と、凹部130”を画定する上流側の側壁に形成された第3部分153”とを含む。
分割リングの円筒部の幅は、図12の実施形態のように、ピストン14の外面に形成された空隙190の幅と実質的に等しいことが好ましい。また、必要に応じて、分割リングの環状部又は第1及び第2環状部は、底壁から空隙190の入口又は出口まで延在するような十分な高さを有することが好ましい。しかしながら、分割リング160,160’,160”の寸法は、これに限定されない。特に、円筒部の幅、環状部又は第1及び第2環状部の高さは、適宜変更可能である。
図13〜図15は、本発明の第3実施形態を示す。図1〜図12で示した構成要素と同じ構成要素については、同一の符号を付している。
第3実施形態では、上述した実施形態と同様、ピストン14の外面に、シーリングジョイント40を収容する凹部230が形成されている。凹部230は、底壁232と2つの側壁234a,234bとによって画定されている。
図13に示すように、凹部230内に装着された装着部材280が、突出部を構成している。突出部は、凹部230内におけるシーリングジョイント40の占有面積を局所的に減少させるものである。
装着部材280の寸法(特に幅l3:図15参照)は、シーリングジョイント40の圧縮率が局所的にのみ変化するように決定される。
本実施形態において、装着部材280は、凹部230の断面に対応し且つシーリングジョイント40の下側に配置されるように、U字形状に折り曲げられた金属片である。装着部材280において、U字の基部282が、凹部230を画定する底壁232に支持され、U字の延出部284a,284bが、凹部230を画定する側壁234a,234bにそれぞれ支持されている。
図14に示すように、シーリングジョイント40は、装着部材280の部分において、漸進的に変形し、底壁232から局所的に持ち上げられている。
装着部材280の両側において、シーリングジョイント40と凹部230を画定する壁との間に、調整流路を構成する空間271,272が形成されている。
本実施形態において、装着部材280はU字形状であり、調整流路を構成する各空間271,272は、底壁232に形成された第1部分と、側壁234bに沿った第2部分と、側壁234aに沿った第3部分とを含む。
第1室から第2室へのガスのリーク速度は、特に、装着部材280の厚みe1に応じたものとなる。装着部材280の厚みが大きくなるほど、シーリングジョイント40が凹部230の底壁又は側壁から離隔する方向に大きく移動し、調整流路を構成する空間271,272が大きくなる。
本発明の別の実施形態において、装着部材は、U字形状以外の形状を有してよい。例えば、装着部材は、L字型の横断面を有してよく、或いは、凹部を画定する底壁に配置される実質的に平坦な部分を有してもよい。
装着部材280の基部は、図14に示すように、ピストン14の湾曲に対応するよう、若干湾曲していることが好ましい。
シーリングジョイント40による圧力が装着部材280に作用することで、装着部材280が凹部230内の所定位置に保持されている。なお、装着部材280における凹部を画定する壁に接触する1又は全ての面に、接着部を設けることが好ましい。この場合、アクチュエータの製造時及びアクチュエータの耐用期間に亘って、装着部材280を凹部230内の所定位置に適切に保持することができる。

Claims (17)

  1. ピストン(14)及びロッド(16)を収容する本体(12)と、
    前記本体内において前記ピストン(14)と対向する位置に取り付けられたガス発生器(18)と、を備え、
    前記ガス発生器は、前記ガス発生器と前記ピストンとの間に画定される第1室(20)を加圧可能であり、
    前記ピストンは、その外面に、前記ピストンと前記本体との間をシールするシーリングジョイント(40)を収容する凹部(30)を有し、
    前記第1室(20)からガスを排出する調整流路(50,50',50",150,150',150",271,272)が、前記シーリングジョイント(40)と前記凹部(30,130,130',130",230)を画定する壁との間に設けられていることにより、トリガーの後に前記ピストン及び前記ロッドが後方戻り位置に復帰可能となっている、トリガー式ストロークアクチュエータ(10)。
  2. 前記調整流路が、前記凹部(30,130,130',130")を画定する壁に形成された少なくとも1の溝穴(50,50',50",150,150',150")を含む、請求項1に記載のアクチュエータ。
  3. 前記溝穴(50,50',50")が前記ピストン(14)に形成されている、請求項2に記載のアクチュエータ。
  4. 前記凹部(130,130',130")を画定する少なくとも1の壁部が分割リング(160,160',160")によって形成されており、
    前記溝穴(150,150',150")が前記分割リングのスリットによって構成されている、請求項2又は3に記載のアクチュエータ。
  5. 前記凹部(30,130,130',130")が、底壁(32)と、前記凹部(30)の入口(36a)から前記底壁(32)まで延在した側壁(34a)と、前記底壁(32)から前記凹部(30)の出口(36b)まで延在した側壁(34b)と、によって画定されており、
    前記溝穴が、前記底壁に形成された部分(51,51',51" ,151,151',151")を含む、請求項2〜4のいずれか一項に記載のアクチュエータ。
  6. 前記溝穴が、前記側壁(34a,34b)の少なくとも一方に形成された部分(52',52",53",152',152",153")を含む、請求項5に記載のアクチュエータ。
  7. 前記溝穴(50",150")が、前記凹部(30,130")の内側の輪郭全体に亘って延在している、請求項2〜6のいずれか一項に記載のアクチュエータ。
  8. 前記溝穴(50,50',50")が、V字型の横断面を有する、請求項2〜7のいずれか一項に記載のアクチュエータ。
  9. 前記凹部(230)が、少なくとも1の突出部(280)を部分的に有し、
    前記シーリングジョイントが前記突出部の近傍において前記凹部(230)を画定する壁から離隔する方向に移動することにより、前記調整流路が、前記突出部の両側において、前記シーリングジョイント(40)と前記凹部(230)を画定する壁との間に、画定されている、請求項1に記載のアクチュエータ。
  10. 前記突出部(280)が、前記凹部(230)内に装着された装着部材によって構成されている、請求項9に記載のアクチュエータ。
  11. 前記装着部材が、前記凹部(230)の断面に対応したU字形状を有する、請求項10に記載のアクチュエータ。
  12. 前記装着部材が、金属片からなる、請求項10又は11に記載のアクチュエータ。
  13. 前記装着部材が、前記凹部(230)を画定する壁に接着可能な少なくとも1の接着部を有する、請求項10〜12のいずれか一項に記載のアクチュエータ。
  14. 少なくとも部分的に前記ロッド(16)を収容する第2室(24)が、前記本体(12)の内面によって、前記ピストン(14)に対して前記第1室(20)と反対側に、画定されており、
    前記調整流路(50,50',50")が、前記第1室(20)から前記第2室(24)にガスが排出されるように構成されている、請求項1〜13のいずれか一項に記載のアクチュエータ。
  15. 前記第2室(24)は、トリガーの前に、外部に開放される、請求項14に記載のアクチュエータ。
  16. 前記第2室(24)は、トリガーの前に、先ず、前記本体(12)の内面に接触するブロック手段(22)によって、外部から隔離され、
    前記ブロック手段(22)は、前記ロッド(16)に支持されていることにより、前記アクチュエータ(10)の駆動中に、前記第2室(24)が外部に開放される位置に移動する、請求項14に記載のアクチュエータ。
  17. 前記ガス発生器(18)は、点火式のガス発生器である、請求項1〜16のいずれか一項に記載のアクチュエータ。
JP2013514763A 2010-06-15 2011-06-14 トリガー式ストロークアクチュエータ Expired - Fee Related JP5831915B2 (ja)

Applications Claiming Priority (5)

Application Number Priority Date Filing Date Title
FR1054712 2010-06-15
FR1054712A FR2961273A1 (fr) 2010-06-15 2010-06-15 Verin a course declenchee muni d'un dispositif d'evacuation des gaz
FR1151321A FR2961274B1 (fr) 2010-06-15 2011-02-17 Verin a course declenchee muni d'un dispositif d'evacuation des gaz
FR1151321 2011-02-17
PCT/FR2011/051344 WO2011157940A1 (fr) 2010-06-15 2011-06-14 Verin a course declenchee muni d'un dispositif d'evacuation des gaz

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2013528761A JP2013528761A (ja) 2013-07-11
JP5831915B2 true JP5831915B2 (ja) 2015-12-09

Family

ID=43432356

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2013514763A Expired - Fee Related JP5831915B2 (ja) 2010-06-15 2011-06-14 トリガー式ストロークアクチュエータ

Country Status (13)

Country Link
US (1) US9470250B2 (ja)
EP (1) EP2582553B1 (ja)
JP (1) JP5831915B2 (ja)
KR (1) KR20130129164A (ja)
CN (1) CN103124659B (ja)
BR (1) BR112012032163A2 (ja)
CA (1) CA2802818C (ja)
FR (2) FR2961273A1 (ja)
MX (1) MX2012014569A (ja)
MY (1) MY180968A (ja)
PL (1) PL2582553T3 (ja)
RU (1) RU2557326C2 (ja)
WO (1) WO2011157940A1 (ja)

Families Citing this family (10)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
DE102011106514B4 (de) * 2011-06-15 2021-08-12 Zf Airbag Germany Gmbh Pyrotechnischer Aktuator mit Entlüftung, Motorhaubenaufsteller und Gurtstraffer mit einem solchen Aktuator
KR101281462B1 (ko) * 2013-02-28 2013-07-03 아이탑스오토모티브 주식회사 보행자 보호를 위한 화약식 후드 리프팅 모듈 및 이를 이용한 자동차
JP6200785B2 (ja) * 2013-11-18 2017-09-20 タカタ株式会社 ガス圧式アクチュエータ
JP6187248B2 (ja) * 2013-12-26 2017-08-30 豊田合成株式会社 アクチュエータ
US10024344B2 (en) 2014-05-15 2018-07-17 Ognibene Power S.P.A. Hydraulic piston-cylinder group
EP2995822B1 (en) * 2014-09-09 2019-11-13 Arianegroup Sas Pyrotechnic actuator
CN104192091B (zh) * 2014-09-16 2016-10-26 江苏天诚车饰科技有限公司 一种发动机罩抬升装置
JP6407759B2 (ja) * 2015-02-17 2018-10-17 株式会社ダイセル パイロ式アクチュエータ機構、注射器、及び点火器組立体
CN105179019B (zh) * 2015-08-07 2017-07-11 鞍钢建设集团有限公司 一种用于水下自启的气压动力装置及自启方法
JP6637771B2 (ja) * 2016-01-19 2020-01-29 三桜工業株式会社 シリンダハウジング、アクチュエータ及びシリンダハウジングの製造方法

Family Cites Families (33)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US3224378A (en) * 1964-01-09 1965-12-21 George C Graham Fluid pressure piston seal and valve
US3364675A (en) * 1966-08-25 1968-01-23 Gen Motors Corp Method and means for relating pressures in buffer and working spaces of a hot gas engine
US3484846A (en) * 1967-11-01 1969-12-16 Mc Donnell Douglas Corp Pressure and load control for propellant actuated device
FR2167270A5 (ja) * 1972-01-11 1973-08-24 Ferodo Sa
FR2287584A1 (fr) * 1974-10-09 1976-05-07 Citroen Sa Perfectionnements apportes aux moteurs a combustion interne du type cylindres a plat et aux pistons pour ces moteurs
US4901828A (en) * 1988-03-21 1990-02-20 Monroe Auto Equipment Company Method and apparatus for controlling displacement of a piston in a shock absorber
JPH02119567U (ja) * 1989-03-14 1990-09-26
FR2685741A1 (fr) 1991-12-31 1993-07-02 Thomson Brandt Armements Verin pyrotechnique a course amortie.
JP4072609B2 (ja) * 1998-07-17 2008-04-09 オートリブ株式会社 車両用フード装置
US6340176B1 (en) * 2000-03-31 2002-01-22 Delphi Technologies, Inc. Seat restraint tensioner
US6671966B2 (en) * 2001-10-23 2004-01-06 Calvin R. MacKay Hydraulic and pneumatic actuated cutting apparatus
SE0200425L (sv) * 2002-02-14 2003-04-15 Dafo Brand Ab Släckmedelsbehållare och system med behållare
DE20214904U1 (de) * 2002-09-26 2003-02-13 Trw Repa Gmbh Vorrichtung zum Anheben einer Motorhaube eines Fahrzeugs
DE10305685B4 (de) * 2003-02-12 2005-02-17 Autoliv Development Ab Fußgängerschutzeinrichtung an einem Kraftfahrzeug
JP4459546B2 (ja) * 2003-04-07 2010-04-28 日本発條株式会社 アクチュエータ
JP3977768B2 (ja) * 2003-04-15 2007-09-19 北村バルブ製造株式会社 流体圧シリンダ装置
JP2004322735A (ja) * 2003-04-22 2004-11-18 Nhk Spring Co Ltd アクチュエータ
JP3996556B2 (ja) * 2003-07-02 2007-10-24 日本発条株式会社 アクチュエータ
US6942261B2 (en) * 2003-08-14 2005-09-13 Autoliv Asp, Inc. Linear actuator with an internal dampening mechanism
FR2878212B1 (fr) 2004-11-22 2008-08-29 Pyroalliance Sa Systemes d'absorption mecaniques pour articulation active de capot
DE102005044079A1 (de) * 2005-09-15 2007-03-22 GM Global Technology Operations, Inc., Detroit Karosserie für ein Kraftfahrzeug
DE102005051657A1 (de) * 2005-10-28 2007-05-03 GM Global Technology Operations, Inc., Detroit Pyrotechnischer Aktuator
GB2432399A (en) * 2005-11-18 2007-05-23 Autoliv Dev Piston and cylinder pyrotechnic actuator
GB2432407B (en) * 2005-11-18 2009-07-15 Autoliv Dev A safety device
FR2920840B1 (fr) * 2007-09-07 2012-10-05 Poudres & Explosifs Ste Nale Verin a course declenchee, notamment pour systeme de securite automobile de protection des pietons.
DE102008046897A1 (de) * 2007-09-14 2009-03-26 Ruag Ammotec Gmbh Kraftelement
FR2928980B1 (fr) * 2008-03-18 2013-03-01 Snpe Materiaux Energetiques Verin leve capot avec agencement de freinage en retour desamorcable
FR2931910B1 (fr) * 2008-05-30 2013-02-22 Snpe Materiaux Energetiques Verin a course declenchee, notamment pour systeme de securite equipant un vehicule automobile.
FR2938884B1 (fr) * 2008-11-26 2013-02-08 Snpe Materiaux Energetiques Verin a course declenchee pour dispositif de securite integre a un vehicule automobile, pour la protection d'un pieton en cas de choc frontal
US20100314838A1 (en) * 2009-06-15 2010-12-16 Noetic Technologies Inc. Seal assembly
FR2957999B1 (fr) * 2010-03-25 2012-04-20 Snecma Piston avec un conduit sous joint
JP5604345B2 (ja) * 2011-03-23 2014-10-08 カヤバ工業株式会社 流体圧シリンダのピストン軸受け構造
DE102011106514B4 (de) * 2011-06-15 2021-08-12 Zf Airbag Germany Gmbh Pyrotechnischer Aktuator mit Entlüftung, Motorhaubenaufsteller und Gurtstraffer mit einem solchen Aktuator

Also Published As

Publication number Publication date
RU2557326C2 (ru) 2015-07-20
WO2011157940A1 (fr) 2011-12-22
US20130139508A1 (en) 2013-06-06
RU2012156693A (ru) 2014-07-20
EP2582553B1 (fr) 2014-09-10
FR2961274A1 (fr) 2011-12-16
KR20130129164A (ko) 2013-11-27
CA2802818A1 (fr) 2011-12-22
CA2802818C (fr) 2018-04-03
MY180968A (en) 2020-12-14
FR2961273A1 (fr) 2011-12-16
CN103124659B (zh) 2015-09-09
EP2582553A1 (fr) 2013-04-24
BR112012032163A2 (pt) 2016-11-16
FR2961274B1 (fr) 2012-07-20
PL2582553T3 (pl) 2015-03-31
CN103124659A (zh) 2013-05-29
JP2013528761A (ja) 2013-07-11
MX2012014569A (es) 2013-05-01
US9470250B2 (en) 2016-10-18

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP5831915B2 (ja) トリガー式ストロークアクチュエータ
KR100790640B1 (ko) 가변 가스 유동 스로틀 및 그 조립체
US7963113B2 (en) Cylinder device
US20170043743A1 (en) Gas generator
WO2018003327A1 (ja) ガス発生器
WO2015163123A1 (ja) ガス発生器
US4282896A (en) Pilot operated check valve
KR20150062164A (ko) 유압 차량 브레이크 시스템용 내접 기어 펌프
JP6200785B2 (ja) ガス圧式アクチュエータ
JP6628804B2 (ja) ダンパー
US8042719B2 (en) Powder-actuated fastener-driving device having sound-absorbing function
US20180118154A1 (en) Gas generator
JP2008114718A (ja) 車両の人員拘束装置用ガス発生器
JP4890165B2 (ja) アクチュエータ
JP6392442B2 (ja) ガス圧式アクチュエータ
JP4979401B2 (ja) アクチュエータ
JP2006329363A (ja) リリーフ弁
JP5296473B2 (ja) パイロアクチュエータ
JP2009512824A (ja) 緩衝式開放システムを有するバルブ
KR20170063561A (ko) 가스 발생기
US20070240417A1 (en) Actuator
JP6637771B2 (ja) シリンダハウジング、アクチュエータ及びシリンダハウジングの製造方法
CN105556130A (zh) 加压致动器
JP4757751B2 (ja) シートベルトリトラクタ用ガス発生器
WO2021131107A1 (ja) 防護体、防護体におけるエアバッグ装置、および防護体におけるエアバッグ装置の作動方法

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20140416

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20150109

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20150120

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20150414

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20150929

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20151021

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 5831915

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees