JP5828779B2 - 防音壁パネル - Google Patents

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Description

本発明は、主として、車両等の走行に伴う騒音を吸音するために、高速道路や鉄道の沿線等に沿って設置される防音壁に用いられる防音壁パネルに関するものである
車両などの走行に伴う騒音を遮音、吸音するために、内部に吸音材を内装させた中空箱形状の吸音パネルが一般的に用いられている。そして近年では、主に屋外に設置させて用いられる吸音パネルに太陽電池パネルを取り付け、発電機能を備えさせたものが利用されており、また種々の発明が開示されている。
例えば、特許文献1には、多数の開孔を有する前面板と、背面側に設けられた太陽電池パネルとが相対向されて形成された中空内に吸音材が内装され、前記吸音材と前記太陽電池パネルとの間には空隙部が設けられると共に、該空隙部と前記開孔との間に空気が流通可能な通気部が設けられていることを特徴とする吸音パネル、が本出願人によって開示されている。
特開2011−149185号公報
特許文献1に示される吸音パネルは、内部の空気の流れによって太陽電池パネルの温度上昇を抑制させたものであるが、本発明はこれとは異なる構成により、事故などの際に太陽電池パネルの破損が抑制される防音壁パネルを提供するものである。
上記目的を達成するため、本発明は以下のような構成としている。
すなわち本発明に係る防音壁パネルは、内部に吸音材が内装された中空箱状の吸音パネルと、該吸音パネルに取り付けられた太陽電池パネルを備える防音壁パネルであって、
前記太陽電池パネルは取付金具を介して前記吸音パネルの後面に該後面と間隔をあけて取り付けられており、
前記取付金具は、固定手段と、該固定手段より固定力の小さな弱固定手段の両方によって前記吸音パネルに固定されると共に、前記弱固定手段は前記固定手段より下方に配置されていることを特徴としている。
本発明に係る防音壁パネルによれば、太陽電池パネルを中空箱状の吸音パネルの後面に取付金具を介して間隔をあけて取り付け、この取付金具を、固定手段と、この固定手段より固定力の小さな弱固定手段の両方によって前記吸音パネルに固定させるので、弱固定手段による固定は固定手段より外れやすくなされる。このため、車両が衝突するなどの事故で吸音パネルを上下に折り曲げるような力がかかった場合に、弱固定手段による吸音パネルと取付金具との固定が外れ、吸音パネルが上下方向に折り曲げられるように変形しても、取付金具はこれに追従することが抑制され、吸音パネルから太陽電池パネルへの力の伝達を抑制させて、太陽電池パネルの破損を抑制できる。
また、前記弱固定手段を前記固定手段より下方に配置させるので、吸音パネルが変形するなどして弱固定手段が外れたときに、これより上方に位置する固定手段により吸音パネルに固定された取付金具で太陽電池パネルが支持されるようになされ、太陽電池パネルの重量などによる力が前記固定手段に集中しにくくなされて、この固定手段の固定が外れにくくなされる。
また、前記吸音パネルの左右両側にそれぞれ側面部材を配置させ、前側に配置させた前面板と、後側に配置させた背面板とを、前記各側面部材に固定させて中空箱状に形成されており、前記前面板と背面板の少なくとも一方を、上板と、この上板と別体に形成させて下方に配置させた下板とを備えさせれば、車両が衝突するなどの事故で吸音パネルが変形するときに、上下方向において前記上板と下板との間で折れ曲がるような変形が生じやすくなされる。
そして、前記固定手段を前記上板の対応する位置に配置させ、前記弱固定手段を前記下板の対応する位置に配置させて、前記取付金具を前記吸音パネルに固定させれば、前記吸音パネルが変形して弱固定手段の固定が外れたときに、固定手段により支持される取付金具や太陽電池パネルの重量が、前記背面板の上部の部分に分散されやすくなされて固定手段への負荷が低減され、固定手段の固定が外れにくくなされるので好ましい。
また、前記前面板と背面板の両方が、上板と、この上板と別体に形成させて下方に配置させた下板とをそれぞれ備えると共に、
前記固定手段を前記背面板の上板に配置させ、前記弱固定手段を前記背面板の下板に配置させて前記取付金具を前記吸音パネルに固定させれば、
車両が衝突するなどの事故で吸音パネルが前後方向に折り曲げられるような力がかかった場合に、上下方向においては前記背面板の上板と背面板の下板との間で折れ曲がるような変形が生じやすくなされる。
そして、前記取付金具を、前記固定手段により前記背面板の上板へ固定させ、前記弱固定手段により前記背面板の下板へ固定させれば、前記吸音パネルが変形して弱固定手段が外れたときに、固定手段により支持される取付金具や太陽電池パネルの重量が、前記背面板の上板に分散されやすくなされて固定手段への負荷が低減され、固定手段の固定が外れにくくなされるので好ましい。
本発明に係る防音壁パネルによれば、事故などで車両などが接触した場合でも、取り付けられた太陽電池パネルの破損が抑制される。
本発明に係る防音壁パネルの実施の一形態を示す(イ)は平面図であり、(ロ)は正面図であり、(ハ)は側面図であり、(ニ)は背面図である。 図1のA−A断面の概要を示す図である。 図1のB−B断面の概要を示す図である。 図1のC−C断面の概要を示す図である。 図1の防音壁パネルを支柱間に設置させた状態を示す上方からの図である。 図1の防音壁パネルが変形した状況を示す縦断面図である。 本発明に係る防音壁パネルの実施の他の一形態を示す縦断面図である。 図7の防音壁パネルが変形した状況を示す縦断面図である。
本発明の実施の形態を図面に基づき具体的に説明する。
図面において、1は防音壁パネルである。
防音壁パネル1は、前側に配置された箱形状の吸音パネル2と、後側に配置された太陽電池パネル3とを備え、この太陽電池パネル3は、取付金具51を介して吸音パネル2の後面に取り付けられている。
図2は図1のA−A断面の概要を示す図であり、図3は図1のB−B断面の概要を示す図であり、図4は図1のC−C断面の概要を示す図である。
吸音パネル2は、アルミニウム板からなる多数の開孔21aを有する前面板21と、その背後の背面板22とによって形成された中空内に、グラスウールなどで形成された吸音材24が内装され、前面板21の開孔21aより中空内に入射された前方からの騒音は吸音材24によって吸音するよう設けられている。
本実施形態の背面板22は、図2に示すように縦断面が略コの字形状に形成されており、上部と下部とがそれぞれ前方へ突出して延設されるように曲げ加工されて形成されている。
この背面板22の上部で前方へ延設される上突出部22aが吸音パネル2の上面を形成し、背面板22の下部で前方へ延設される下突出部22bが吸音パネル2の下面を形成するように設けられている。
また背面板22の下突出部22bは、その前縁部分が下方へ向けて突出するように曲げ加工されている。
本実施形態の前面板21は、その上部が後方へ突出するように曲げ加工されており、この突出部分が前記背面板22の上突出部22aの上面に重合されて、リベット止めされている
また、本実施形態の前面板21は、その下部が後方へ折り返されるように曲げ加工されており、この折り返し部分が前記背面板22の下突出部22bの前縁部分を巻き込むように設けられて、係合されている。
前面板21と背面板22は、上記のようにそれぞれの上部と下部とで互いに固定されて、左右に開口する筒形状に設けられ、この開口部分を塞ぐように側面部材23が左右両端にそれぞれ取り付けられて、中空箱形状の吸音パネル2を形成するように設けられている。
本実施形態の吸音材24は横方向へ長い厚板形状に形成され、吸音パネル2内において上下方向に並設されるように2枚内装されている。
また、前記吸音パネル2内において、前記各吸音材24と背面板22との間に、横方向へ長い棒形状の押え部材25が配置されて内装されている。具体的には前記2枚の吸音材24の内、上方に配置された吸音材24の上部後方と、下方に配置された吸音材24の下部後方とに、それぞれ1本づつ、合計2本の押え部材25が配置され、各吸音材24がそれぞれ前面板21付近に配置されるようになされている。
本実施形態の吸音材24は厚板形状に形成させたグラスウールの表面をガラス繊維製のシートで被覆して形成させているが、これに限るものではなく、グラスウールを樹脂フィルムなど他の部材で被覆してもよく、グラスウール以外の材質のものを用いても良い。
また、本実施形態の押え部材25は発砲ウレタン樹脂を用いて形成させているが、これに限るものではなく、他の材質の発泡材を用いて押え部材25を形成させてもよく、また、押え部材25を金属板などから形成させてもよい。
前記前面板21の開孔21aは細長いスリット形状に形成してもよく、パンチング孔を穿設させて形成してもよく、その他の形状に形成してもよいが、本実施形態は前面板21の長手方向に細長い切れ込みを形成し、図2に示すようにその上部を外側にひさし状に張り出すように折り曲げてスリット形状に形成させている。このように形成させることで、開孔21aを容易に形成できるとともに、外側に張り出した開孔21aの上部分が屋根のように機能し、開孔21aを通じて雨水等が吸音パネル2内へ侵入しにくいものとしている。
本実施形態の前面板21は、1枚のアルミニウム合金板を曲げ加工して形成されており、その上下方向中央付近で角部26が形成されるように曲げ加工され、断面「く」形状に形成されている。
前記前面板21により形成される吸音パネル2の前面は、上下の端部から中央付近の角部26に至るほど、吸音パネル2の内側へ向かうように傾斜している。
そして、前記背面板22で形成される吸音パネル2の後面は平面状に設けられており、本実施形態の吸音パネル2は上下の端付近より中央付近の角部26において、前後の厚みの大きさが小さくなるように設けられている。
背面板22には、取付金具51、52がそれぞれ後方へ突出するように固定され、それぞれに太陽電池パネル3と下カバー部61と、背面カバー部62とが取り付けられており、太陽電池パネル3、下カバー部61、背面カバー部62は、それぞれ背面板22との間に間隔をあけて取り付けられている。太陽電池パネル3と背面板22との間に空気が流れるように設ければ、受光する太陽電池パネル3の温度上昇を効率的に抑制できる。
太陽電池パネル3は、太陽電池セルを複数並設させた板状の太陽電池モジュールの四辺を、アルミニウム押出形材からなる枠体31で周囲を囲って形成されている。
本実施形態の太陽電池パネル3は、その受光面を防音壁パネル1の後方へ向け、吸音パネル2の長手方向中央寄りに1枚取り付けられている。
太陽電池パネル3は、吸音パネル2の背面板22の後面に固定されて後方へ突出する取付金具51に取り付けられており、前記背面板22と前記太陽電池パネル3との間に取付金具51の突出大きさ分の隙間が形成されるように設けられている。
前記の取付金具51は、図2及び図4に示すように、亜鉛めっき鋼板を曲げ加工して形成された、上下方向に長い断面コの字形状に形成されており、前記背面板22の後面にコの字の一方の端の板部51aを当接させて固定され、前記太陽電池パネル3の枠材31に他方の端の板部51bを当接させて固定させ、前記背面板22の後方へ太陽電池パネル3を取付金具51の中央の板部51cの幅の大きさ分突出させて取り付けている。前記取付金具51は、背面板22へ左右に1個づつ合計2個取り付けられており、前記太陽電池パネル3は、これらの各取付金具51に架け渡されるように固定されている。
また図2に示すように、前記取付金具51は前記背面板22の後面の上端部から下端部に至るように形成されている。
本実施形態の各取付金具51は、板部51aを背面板22へ当接させ、リベット71と、このリベット71より小径のリベット72とを用いて固定されている。
具体的には、各取付金具51の固定のためにリベット71とリベット72とがそれぞれ3個づつ用いられ、各リベット71は背面板22の上半分部分に配置されて上下方向に沿って3個並設され、各リベット72は背面板22の下半分部分に配置されて上下方向に沿って間隔をあけて3個配置されている。
詳細には、各リベット71は吸音パネル2の角部26より上方に配置され、各リベット72は角部26より下方に配置されて、各取付金具51を背面板22へ固定させている。
また、リベット71よりも小径のリベット72は、リベット71よりも弱い固定力で各取付金具51を背面板22へ固定させている。
前記取付金具51の板部51bの下部には、太陽電池パネル3の下方の隙間を塞ぐように下カバー部61が取り付けられている。下カバー部61を取り付けることで、防音壁パネル1の後方から背面板22が視認されにくく、太陽電池パネル3と下カバー部61とが一体的に視認され、美観を向上させる。
下カバー部61は、亜鉛めっき鋼板を曲げ加工して形成させている。
図1及び図4に示すように、前記太陽電池パネル3の両側の側方には、亜鉛めっき鋼板を曲げ加工して形成された背面カバー部62がそれぞれ吸音パネル2の背面板22に取り付けられている。
各背面カバー部62は、板材の四辺を90度の角度に折り曲げた長方形のパネル形状に形成され、前記吸音パネル2の背面板22の後面に固定されて後方へ突出する取付金具52に取り付けられており、前記背面板22と前記背面カバー部62との間に取付金具52の突出大きさ分の隙間が形成されるように設けられている。
前記の取付金具52は、前記取付金具51と同様に、亜鉛めっき鋼板を曲げ加工して形成された上下方向に長い断面コの字形状に形成されており、前記背面板22の後面にコの字の一方の端の板部52aを当接させて固定され、前記背面カバー部62に他方の端の板部52bを当接させて固定させ、前記背面板22の後方へ背面カバー部62を取付金具52の中央の板部52cの幅の大きさ分突出させて取り付けている。前記取付金具52は、2個1組で前記太陽電池パネル3の両側の側方に1組づつ合計2組が背面板22に取り付けられており、前記各背面カバー部62は、1組2個の各取付金具52に架け渡されるように固定されている。
図1(イ)に示すように、防音壁パネル2の後面側において、前記太陽電池パネル3と前記各背面カバー部62とはその後面が面一となるように、前記各取付金具51と前記各取付金具52とが形成されており、前記防音壁パネル1の後面の美観を高めている。
また、本実施形態の吸音パネル2は、背面板22の後面側が平面に形成されているため、断面コの字形状に形成された取付金具51及び取付金具52を、その板部51a、板部52aを当接させて背面板22に強固に固定させることができると共に、その板部51c、板部52cの幅の大きさも容易に調整して形成可能であるため、太陽電池パネル3や背面カバー部62を容易に面一とすることができる。
図5は図1の防音壁パネルを支柱間に設置させた状態を示す上方からの図である。
本実施形態の防音壁パネル1は、吸音パネル2が間隔をあけて立設された支柱9の間に架け渡されて固定されている。
支柱9は、その両側の側方に上下方向へ向かう溝形状の支柱溝部91を備えるように設けられており、具体的には各支柱9は2本のフランジ95とそれらの間に1本のウェブ96を備えた断面H型となされ、2本のフランジ95が前方側と後方側にそれぞれ配置され、前記各フランジ95とこれらの間に形成されたウェブ96とが前記の各支柱溝部91を形成するようにそれぞれ配置されて立設されている。
また、各支柱9は、各々のウェブ96の間の間隔が、前記吸音パネル2の横方向の大きさより若干大きく形成されるように、配置されて立設されている。
吸音パネル2は、その左右の両端を前記各支柱9の各支柱溝部91内に収納させて、各支柱9間に支持、固定されている。
吸音パネル2の左右の両端において、背面板22と支柱9の後方側に配置されたフランジ95の内側面との間には、固定バネSがそれぞれ取り付けられており、吸音パネル2が支柱9の前方側に配置されたフランジ95の内側面に押し付けるように付勢されるように設けられている。
吸音パネル2は、その左右の両端を支柱溝部91に収納させて係合され、支柱9の前方や後方に転落することなく支持固定されるとともに、固定バネSの付勢によって風や車の通行による振動などを受けても、支柱9と摩擦などを起こさず、その劣化が抑制される。
このとき、各支柱9の後方側のフランジ95の更に後面側が、本実施形態の防音壁パネル1の背面カバー部62に覆われるようになされており、その後方側から目視したときに各支柱9の後面が視認されないように設けられ、その美観が高められる。
図6は図1の防音壁パネル1が変形した状況を示す縦断面図である。
本実施形態の防音壁パネル1は、道路騒音を吸音させる場合には、その前面板21を道路側に向けて設置されるが、この道路で事故などが起こったときに、車両や積み荷などが前面板21へ衝突して防音壁パネル1を変形させることがある。
本実施形態の防音壁パネル1は、前記前面板21が、上下の端部から中央付近の角部26に至るほど、吸音パネル2の内側へ向かうように傾斜しているので、前方側からの力による前面板21の変形が角部26付近で生じやすくなされる。
図6は、前方側からの力によって、背面板22を含む全体が角部26付近で折れ曲がるような変形を起こした状況を示している。前方側からの力による変形が前面板21に留まらず、背面板22をも変形させ、更に背面板22に固定された取付金具51を介して太陽電池パネル3へその力が伝達されると、太陽電池パネル3が破損する恐れがある。
太陽電池パネル3を背面板22へ取り付ける取付金具を上下に複数個並設させて固定させた場合、背面板22の上下方向の折れ曲がり変形に伴う力が個々の取付金具を介して太陽電池パネル3へ伝達されやすくなされるが、本実施形態の取付金具51は、その上端から下端に至るまで断面コの字形状に形成されているため断面強度が大きくなされ、背面板22の上下方向の折れ曲がり変形に伴う変形への耐久性が向上する。
また、図2に示すように、本実施形態の取付金具51は、上方に配置された各リベット71と、下方に配置された各リベット72とによって背面板22へ固定されているが、リベット72がリベット71より小径で固定力が弱くなされていることで、背面板22が変形して取付金具51の固定が外れるような力が働いた場合に、リベット71による固定が外れるより早く、リベット72の固定が外れるようになされている。
リベット72の固定が外れることで、背面板22の変形による力が取付金具51へ伝わりにくくなされて、取付金具51の変形が抑制されるので、取付金具51に取り付けられた太陽電池パネル3の破損が抑制される。
また、太陽電池パネル3と背面板22との間には、取付金具51の板部51cの大きさの間隔があいているので、背面板22に太陽電池パネル3が直接固定された場合と比較して、背面板22が太陽電池パネル3へ接触するまでに、背面板22がより大きくするようになされる。このため、変形した背面板22が太陽電池パネル3へ至る前にリベット72の固定が外れ、背面板22と太陽電池パネル3との接触が抑制されて、太陽電池パネル3が破損し難いものとなされる。
また、本実施形態の防音壁パネル1は、前方側からの力による前面板21の変形が角部26付近で生じやすくなされているため、この変形が背面板22に至ったときには、図6に示すように背面板22の変形も角部26付近で生じやすくなされる。
前記取付金具51は、角部26の上方に配置されたリベット71と、角部26の下方に配置されたリベット72とによって背面板22に固定されているため、背面板22が角部26付近で折れ曲がり変形したときに、リベット72による固定が外れ、角部26付近での取付金具51の折れ曲がり変形が抑制されるようになされる。
また、リベット72の固定が外れることで、取付金具51はリベット71により上方のみが背面板22へ固定されるようになされるが、取付金具51の下方が背面板22に固定されないことで背面板22の折れ曲がり変形による力が取付金具51を介してリベット71へ伝達されにくくなされるので、リベット71への負荷が軽減されてその固定が外れにくくなされ、取付金具51の背面板22からの脱落が抑制される。
また、各リベット71が各リベット72より上方に配置されることで、防音壁パネル1に図6のような変形がおこったときに、リベット71に固定される取付金具51が変形した背面板22の上方に乗るような状態となされる。このため、太陽電池パネル3や取付金具51の重量による、取付金具51を背面板22から引き剥がそうとする力が低減し、各リベット71が各リベット72の下方に配置される場合と比較して、リベット71による固定が外れにくくなされる。
図7は本発明に係る防音壁パネルの実施の他の一形態を示す縦断面図である。
本実施形態の防音壁パネル1は、吸音パネル2の前面板21が前面上板41と前面下板42の2つの部材から形成されると共に、背面板22が背面上板43と背面下板44の2つの部材から形成されている点が、図1〜6に示す実施形態と異なる主な事項である。
即ち、本実施形態の防音壁パネル1は、内部に吸音材24を内装する中空箱形状の吸音パネル2を前側に備え、後側に配置された太陽電池パネル3が取付金具51を介して吸音パネル2の後面に取り付けられている。
また、吸音パネル2の前面板21と背面板22は互いに固定されて左右に開口する筒形状に設けられ、この開口部分を塞ぐように側面部材23が左右両端にそれぞれ取り付けられて、中空箱形状の吸音パネル2を形成するように設けられている。
また、背面板22には、取付金具51、52がそれぞれ後方へ突出するように固定され、取付金具51に太陽電池パネル3と下カバー部61とが取り付けられ、取付金具52に背面カバー部62が取り付けられている。
そして、前記取付金具51は吸音パネル2の後面の上端部から下端部に至るように形成され、その板部51aを吸音パネル2の後面へ当接させ、上方に配置されたリベット71と、このリベット71より小径の下方に配置されたリベット72とを用いて固定されている。
本実施形態の背面上板43は縦断面が略コの字形状に形成されており、その上部と下部とがそれぞれ前方へ突出して上突出部43aと下突出部43bとがそれぞれ延設されるように、曲げ加工されて形成されている。
前記上突出部43aは、その上面が吸音パネル2の上面を形成するように設けられている。
前記背面上板43の下方に配置される本実施形態の背面下板44は、縦断面が略コの字形状に形成されており、その上部と下部とがそれぞれ前方へ突出して上突出部44aと下突出部44bとがそれぞれ延設されるように、曲げ加工されて形成されている。
前記下突出部44bは、その下面が吸音パネル2の下面を形成するように設けられている。
本実施形態の前面上板41は、その上部が後方へ突出するように曲げ加工されており、この突出部分が、前記背面上板43の上突出部43aの前端に重合して、固定されている。
また、前面上板41は、その下部が後方へ突出するように曲げ加工されており、この突出部分が、前記背面上板43の下突出部43bの前端に重合して、固定されている。
前面上板41と背面上板43は、上記のようにそれぞれの上部と下部とで互いに固定されて、左右に開口する筒形状に設けられ、この中空内に吸音材24が内装されている。
前記前面上板41の下方に配置される本実施形態の前面下板42は、その上部が後方へ突出するように曲げ加工されており、この突出部分が、前記背面下板44の上突出部44aの前端に重合して、固定されている。
また、前面下板42は、その下部が後方へ突出するように曲げ加工されており、この突出部分が、前記背面下板44の下突出部44bの前端に重合して、固定されている。具体的には、前面下板42の下部は、後方へ折り返されるように曲げ加工されており、この折り返し部分が前記背面下板44の下突出部44bの前縁部分を巻き込むように設けられて、係合されている。
前面下板42と背面下板44は、上記のようにそれぞれの上部と下部とで互いに固定されて、左右に開口する筒形状に設けられ、この中空内に吸音材24が内装されている。
本実施形態の吸音パネル2は、その左右両端に側面部材23がそれぞれ1個づつ合計2個配置されている。
そして、前記前面上板41と、前面下板42と、背面上板43と、背面下板44は、それぞれの左右両端を各側面部材23に固定させて、相互の位置ずれが防止されている。
前記前記背面上板43と背面下板44は、下突出部43bの下面と上突出部44aの上面とが当接されると共に、各々の後面が面一となるように配置されており、この各後面が吸音パネル2の後面を形成するように設けられている。
また、前記前面上板41は、その上部から下方に至るほど吸音パネル2の内側へ向かって傾斜するように設けられており、前記前面下板42は、その下部から上方に至るほど吸音パネル2の内側へ向かって傾斜するように設けられている。
そして、前記背面上板43と背面下板44とで形成される吸音パネル2の後面は平面状に設けられており、本実施形態の吸音パネル2は、前記前面上板41と前面下板42との境の角部26において、前後の厚みの大きさが小さくなるように設けられている
本実施形態の取付金具51は、図1〜6に示す実施形態と同様に、上下方向に長い断面コの字形状に形成されている。
取付金具51は、吸音パネル2の後面を形成する背面上板43の後面と、背面下板44の後面とにまたがって、板部51aを当接させ、リベット71と、これより小径のリベット72を用いて固定されている。
具体的には、取付金具51は、角部26より上方に位置する背面上板43へリベット71によって固定され、角部26より下方に位置する背面下板44へリベット72によって固定されている。
図8は図7の防音壁パネル1が変形した状況を示す縦断面図である。
本実施形態の防音壁パネル1は、前記吸音パネル2の前面が、上下の端部から中央付近の角部26に至るほど、吸音パネル2の内側へ向かうように傾斜しているので、前方側からの力によって吸音パネル2に変形が生じるときに角部26付近で生じやすくなされる。
また、吸音パネル2は、上下の端部分より中央付近の角部26において、前後の厚みが小さくなされているため、吸音パネル2の後面に至るほどの変形が生じるときには、上下の端付近よりこの角部26付近で生じやすくなされ、具体的には背面上板43と背面下板44との間付近で生じやすくなされる。
図8は、前方側からの力によって、吸音パネル2の後面が、背面上板43と背面下板44との間で折れ曲がるように変形した状況を示している。このような変形が生じたとき、リベット71の固定が外れるより先に、背面下板44へ取付金具51を固定させているリベット72の固定が外れて、太陽電池パネル3を破損させるほどの取付金具51の変形が抑制されるようになされる。
また、リベット72による固定が外れることで、取付金具51が上下両方ではなく上方のみをリベット71に固定されるようになされて、背面板22の折れ曲がり変形による力が取付金具51を介してリベット71へ伝達されにくくなされて、リベット71の固定が外れにくくなされる。
また、各リベット71が各リベット72より上方に配置されることで、防音壁パネル1に図8のような変形がおこったときに、リベット71に固定される取付金具51が変形した背面上板43の上方に乗るような状態となされる。このため、太陽電池パネル3や取付金具51の重量による、取付金具51を背面上板43から引き剥がそうとする力が低減し、各リベット71が各リベット72の下方に配置される場合と比較して、リベット71による固定が外れにくくなされる。
本実施形態の吸音パネル2は、背面上板43の下部を前方へ延設させて前面上板41へ固定させ、背面下板44の上部を前方へ延設させて前面下板42へ固定させているが、このような構成に限るものではない。
例えば、背面上板43の下部と、背面下板44の上部とを、前方へ延設させずに互いに固定させてもよく、また、前面上板41の下部と前面下板42の上部とを互いに固定させてもよい。
本実施形態の吸音パネル2は、前面側に配置される前面板21を前記前面上板41と前面下板42とで形成させると共に、後面側に配置される背面板22を前記背面上板43と背面下板44とで形成させているが、このような構成に限るものではない。
例えば前面板21を図1〜6の実施形態と同様に一の部材で形成させ、背面板22のみを背面上板とその下方に配置される背面下板とで形成させてもよく、また、背面板22を図1〜6の実施形態と同様に一の部材で形成させ、前面板21のみを前面上板とそ下方に配置される前面下板とで形成させてもよく、他の構成に形成させてもよい。
また、前面板21を図1〜6の実施形態と同様に一の部材で形成させ、背面板22のみを背面上板とその下方に配置される背面下板とで形成させる場合、取付金具51と背面上板とをリベット71で固定させ、取付金具51と背面下板とをリベット71より小径で固定力の小さなリベット72で固定させるのが好ましい。このように固定させることで、図7〜8の実施形態と同様に、吸音パネルが変形して背面上板と背面下板との間で折れ曲がるような変形が生じた場合に、取付金具51と背面上板との固定が外れるより前に取付金具51と背面下板との固定が外れるようになされて、吸音パネルの変形に追従する取付金具51の変形が抑制され、太陽電池パネル3の破損や脱落が抑制される。
また、背面板22を図1〜6の実施形態と同様に一の部材で形成させ、前面板21のみを前面上板とその下方に配置される前面上板とで形成させ、取付金具51の背面板22への固定をリベット71と、これより小径で固定力の弱いリベット72とを用いて行う場合、リベット71を前記前面上板が設けられた位置に対応する背面板22の上部に配置させ、リベット72を前記前面下板が設けられた位置に対応する背面板22の下部に配置させるのが好ましい。このように固定することで、吸音パネルが前面上板と前面下板との間付近で折れ曲がるように変形し、この変形が背面板22へ及んだときに、背面板22の上部に配置されたリベット71の固定が外れるより前に、背面板22の下部に配置されたリベット72の固定が外れるようになされて、吸音パネルの変形に追従する取付金具51の変形が抑制され、太陽電池パネル3の破損や脱落が抑制される。
図1〜図6に示す実施形態、及び図7〜図8に示す実施形態において、太陽電池パネル3を吸音パネル2に取り付けるための取付金具51はリベット71とリベット72とを用いて背面板22へ固定されているが、取付金具51を吸音パネル2へ固定させる固定手段はリベットに限るものではなく、他の方法を用いることができる。
例えば、取付金具51と吸音パネル2との固定に、ボルト・ナットなどの締結部材を用いてもよく、スポット溶接などの溶着方法を用いてもよい。
また、図1〜図6に示す実施形態、及び図7〜図8に示す実施形態において、固定手段と、これより固定力の弱い弱固定手段の両方で取付金具51を固定させるため、径の大きさの異なる2種類のリベット71、72を用いているが、固定手段と弱固定手段との固定力の大きさを異ならせる方法はこれに限るものではない。
例えば、径の異なるボルト・ナットの利用や、スポット溶接の溶接条件を異ならせるなど、固定手段と弱固定手段に同種類の方法を用いてその条件を変化させて固定力を異ならせてもよく、固定手段にボルト・ナットを用い弱固定手段にリベットを用いるなど、固定手段と弱固定手段に全く異なる種類の方法を組み合わせて用いてもよい。
また、図7〜8に示す実施形態において、吸音パネル2の背面上板43にリベット71のみを配置させ、背面下板44にリベット72のみを配置させているが、このような構成に限るものではなく、取付金具51と背面上板44との固定を、取付金具51と背面上板43との固定より小さな固定力で固定できる他の配置を用いることができる。
例えば、背面上板43にリベット71のみを配置させ、背面下板44にリベット71とリベット72の両方を用いて、背面下板44の上部にリベット71を配置させ、下部にリベット72を配置させて、取付金具51を固定させても良い。また、背面下板44にリベット72のみを配置させ、背面上板43にリベット71とリベット72の両方を用いて、背面上板43の上部にリベット71を配置させ、下部にリベット72を配置させて、取付金具51を固定させても良い。
1 防音壁パネル
2 吸音パネル
21 前面板
21a 開孔
22 背面板
22a 上突出部
22b 下突出部
23 側面部材
24 吸音材
25 押え部材
26 角部
3 太陽電池パネル
31 枠体
41 前面上板
42 前面下板
43 背面上板
43a 上突出部
43b 下突出部
44 背面下板
44a 上突出部
44b 下突出部
51 取付金具
52 取付金具
61 下カバー部
62 背面カバー部
71 リベット
72 リベット
9 支柱
91 支柱溝部
95 フランジ
96 ウェブ
S 固定バネ

Claims (3)

  1. 内部に吸音材が内装された中空箱状の吸音パネルと、該吸音パネルに取り付けられた太陽電池パネルを備える防音壁パネルであって、
    前記太陽電池パネルは取付金具を介して前記吸音パネルの後面に該後面と間隔をあけて取り付けられており、
    前記取付金具は、固定手段と、該固定手段より固定力の小さな弱固定手段の両方によって前記吸音パネルに固定されると共に、前記弱固定手段は前記固定手段より下方に配置されていることを特徴とする防音壁パネル。
  2. 前記吸音パネルは、その左右両側にそれぞれ側面部材が配置され、
    前側に配置された前面板と、後側に配置された背面板とが、前記各側面部材に固定されて中空箱状に形成されており、
    前記前面板と背面板の少なくとも一方が、上板と、該上板と別体に形成されて下方に配置された下板とを備えると共に、
    前記固定手段は前記上板の対応する位置に配置され、前記弱固定手段は前記下板の対応する位置に配置されて、前記取付金具を前記吸音パネルに固定させていることを特徴とする請求項1に記載の防音壁パネル。
  3. 前記前面板と背面板の両方が、上板と、該上板と別体に形成されて下方に配置された下板とをそれぞれ備えると共に、
    前記固定手段は前記背面板の上板に配置され、前記弱固定手段は前記背面板の下板に配置されて前記取付金具を前記吸音パネルに固定させていることを特徴とする請求項2に記載の防音壁パネル。
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