JP5828203B2 - プリント配線板、プリント配線板の製造方法 - Google Patents
プリント配線板、プリント配線板の製造方法 Download PDFInfo
- Publication number
- JP5828203B2 JP5828203B2 JP2009203351A JP2009203351A JP5828203B2 JP 5828203 B2 JP5828203 B2 JP 5828203B2 JP 2009203351 A JP2009203351 A JP 2009203351A JP 2009203351 A JP2009203351 A JP 2009203351A JP 5828203 B2 JP5828203 B2 JP 5828203B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- metal
- melting point
- composition
- wiring board
- printed wiring
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Fee Related
Links
Images
Landscapes
- Printing Elements For Providing Electric Connections Between Printed Circuits (AREA)
Description
Claims (12)
- 第1の面と該第1の面に対向する第2の面とを有する絶縁板と、
前記絶縁板の前記第1の面上に設けられた第1の金属配線パターンと、
前記絶縁板の前記第2の面上に設けられた第2の金属配線パターンと、
前記絶縁板を貫通して、前記第1の金属配線パターンの面と前記第2の金属配線パターンの面との間に挟設された層間接続体と、を具備し、
前記層間接続体が、融点が260℃以上の複数元素系相により表面が覆われた第1の金属の粒子を含有し、該複数元素系相が、融点が240℃以下である所定の低融点金属の一組成である第2の金属と前記第1の金属との組成系相であり;前記第1の金属の粒子の各表面の前記複数元素系相が互いに連接することにより導電性の骨格構造を形成しており;前記骨格構造の間隙を埋める樹脂部を有しており;前記第1の金属配線パターンの前記面との界面においては該第1の金属配線パターンが含む金属と前記第2の金属とによる組成系の、融点が260℃以上の第2の複数元素系相を形成しており;前記第2の金属配線パターンの前記面との界面においては該第2の金属配線パターンが含む金属と前記第2の金属とによる組成系の、融点が260℃以上の第3の複数元素系相を形成していること
を特徴とするプリント配線板。 - 前記層間接続体が、前記絶縁板の前記第1、第2の面に直交する方向に一致する軸を有し該軸の方向に径が変化している形状であることを特徴とする請求項1記載のプリント配線板。
- 前記層間接続体が、前記絶縁板の前記第1、第2の面に直交する方向に一致する軸を有し該軸の方向に径が変化していない形状であることを特徴とする請求項1記載のプリント配線板。
- 融点が240℃以下である前記所定の低融点金属が、Sn−In組成系、Sn−Bi組成系、Sn−Zn−Bi組成系、Sn−Ag−In組成系、Sn−Ag−Cu組成系、Sn−Ag組成系、Sn−Cu組成系、およびSn−Sb組成系、ならびにSnからなる群より選択された1種の組成系または金属であり、
前記層間接続体が含有する前記第1の金属の粒子が、Ag、Au、Cu、Ni、およびFe、ならびにCu−Ni組成系、Cu−Sn組成系、Ag−Sn組成系、Cu−Zn組成系、およびCo−Sb組成系からなる群より選択された1種以上の金属または組成系の粒子であること
を特徴とする請求項1記載のプリント配線板。 - 前記層間接続体の前記複数元素系相が、CuxSny、CoxSny、CuxZny、CuxSby、CoxSby、NixBiy、AgxSny、FexSny、AgxCuySnz、およびAuxSnyからなる群から選択された1種以上を含む相であることを特徴とする請求項1記載のプリント配線板。
- 融点が240℃以下である前記所定の低融点金属が、Snと、Ag、Bi、Cu、In、およびZnからなる群より選択された1種以上とを組成とする第1の合金と、Snと、Agと、Bi、Cu、In、およびZnからなる群より選択された1種以上とを組成とする第2の合金とを有し、
前記層間接続体が含有する前記第1の金属の粒子が、Cuと、Ag、Bi、In、およびSnからなる群より選択された1種以上とを組成とする合金の粒子であること
を特徴とする請求項1記載のプリント配線板。 - 融点が240℃以下である前記所定の低融点金属が、Sn−In組成系、Sn−Bi組成系、Sn−Zn−Bi組成系、Sn−Ag−In組成系、Sn−Ag−Cu組成系、Sn−Ag組成系、Sn−Cu組成系、およびSn−Sb組成系、ならびにSnからなる群より選択された1種の組成系または金属であり、
前記第1の金属配線パターンの材料および前記第2の金属配線パターンの材料がともにCuであること
を特徴とする請求項1記載のプリント配線板。 - 前記層間接続体の前記第2、第3の複数元素系相が、ともに、CuxSny、CuxZny、CuxSby、およびAgxCuySnzからなる群から選択された1種以上を含む相であることを特徴とする請求項1記載のプリント配線板。
- 260℃より低い第1の所定温度を熱硬化温度とするプリプレグの層に貫通孔を形成する工程と、
前記プリプレグの前記貫通孔に、融点が前記第1の所定温度より低くかつ240℃以下である低融点金属の粒子群と、該低融点金属の一組成である第1の金属とともに融点が260℃以上の複数元素系相を形成する第2の金属を組成の粒子群とが混合され、かつ、前記第1の所定温度以下の温度を硬化温度とする熱硬化性樹脂を含有している粒子混合物を充填する工程と、
前記プリプレグの両面上に、それぞれ、前記第1の金属とともに融点が260℃以上の第2の複数元素系相を形成する第3の金属を有する金属箔を配置する工程と、
前記貫通孔に前記粒子混合物が充填された前記プリプレグおよび該プリプレグの両面上に配置された前記両金属箔を前記第1の所定温度より低くかつ前記熱硬化性樹脂が硬化しない第2の所定温度に加熱して前記貫通孔内の前記低融点金属の粒子群を溶融し、前記第1の金属と前記第2の金属とにより融点が260℃以上である前記複数元素系相を発現させかつ前記貫通孔の端部である前記粒子混合物と前記両金属箔との界面においては前記第1の金属と前記第3の金属とにより融点が260℃以上である前記第2の複数元素系相を発現させる工程と、
前記プリプレグおよび前記両金属箔をプレスしつつ該プリプレグおよび該両金属箔を前記第2の所定の温度から前記第1の所定温度に加熱して前記熱硬化性樹脂および前記プリプレグを硬化させ、前記両金属箔を一体として有する絶縁板を形成する工程と、
前記絶縁板上の前記両金属箔をパターニングする工程と
を具備することを特徴とするプリント配線板の製造方法。 - 前記粒子混合物が、前記第2の所定温度より高くかつ前記第1の所定温度以下の温度を硬化温度とする前記熱硬化性樹脂を含有していることを特徴とする請求項9記載のプリント配線板の製造方法。
- 前記粒子混合物が、前記第1の所定温度を硬化温度とする前記熱硬化性樹脂を含有していることを特徴とする請求項9記載のプリント配線板の製造方法。
- 融点が240℃以下の低融点金属の粒子群と、該低融点金属の一組成である第1の金属とともに融点が260℃以上の複数元素系相を形成する第2の金属を組成の粒子群とが、前記低融点金属の融点より高くかつ260℃より低い第1の所定温度を硬化温度とする熱硬化性樹脂中に分散されている組成物を用い、前記第1の金属とともに融点が260℃以上の第2の複数元素系相を形成する第3の金属を有する第1の金属箔上に、円錐状に突起を形成する工程と、
前記第1の金属箔上に、前記第1の所定温度を熱硬化温度とするプリプレグの層を積層して該プリプレグの層に前記突起を貫通させる工程と、
前記プリプレグの前記第1の金属箔が位置する側の面とは反対の面上に、前記第3の金属を有する第2の金属箔を配置する工程と、
前記第1の金属箔、前記プリプレグ、および前記第2の金属箔を前記第1の所定温度より低い第2の所定温度に加熱して、前記突起が有する前記低融点金属の粒子群を溶融し、前記第1の金属と前記第2の金属とにより融点が260℃以上である前記複数元素系相を発現させかつ前記突起と前記第1、第2の金属箔との界面においては前記第1の金属と前記第3の金属とにより融点が260℃以上である前記第2の複数元素系相を発現させる工程と、
前記第1の金属箔、前記プリプレグ、および前記第2の金属箔をプレスしつつ該第1の金属箔、該プリプレグ、および該第2の金属箔を前記第2の所定温度から前記第1の所定温度に加熱して前記突起が有する前記熱硬化性樹脂を硬化し、かつ同時に該第1の所定温度で前記プリプレグを硬化させ、前記第1、第2の金属箔を一体として有する絶縁板を形成する工程と、
前記絶縁板上の前記第1、第2の金属箔をパターニングする工程と
を具備することを特徴とするプリント配線板の製造方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2009203351A JP5828203B2 (ja) | 2009-09-03 | 2009-09-03 | プリント配線板、プリント配線板の製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2009203351A JP5828203B2 (ja) | 2009-09-03 | 2009-09-03 | プリント配線板、プリント配線板の製造方法 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2011054817A JP2011054817A (ja) | 2011-03-17 |
JP5828203B2 true JP5828203B2 (ja) | 2015-12-02 |
Family
ID=43943521
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2009203351A Expired - Fee Related JP5828203B2 (ja) | 2009-09-03 | 2009-09-03 | プリント配線板、プリント配線板の製造方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP5828203B2 (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN115319114B (zh) * | 2022-08-18 | 2023-12-19 | 福州大学 | 一种使用选区激光熔化工艺制备SnBi-xFe低熔点复合材料的方法 |
Family Cites Families (8)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH1079579A (ja) * | 1996-09-05 | 1998-03-24 | Toshiba Corp | 印刷配線板、および印刷配線板の製造方法 |
JP4863543B2 (ja) * | 2000-09-28 | 2012-01-25 | 京セラ株式会社 | 導体ペーストおよびそれを用いた配線基板の製造方法 |
JP4236809B2 (ja) * | 2000-12-05 | 2009-03-11 | パナソニック株式会社 | 電子部品の実装方法ならびに実装構造 |
JP3867523B2 (ja) * | 2000-12-26 | 2007-01-10 | 株式会社デンソー | プリント基板およびその製造方法 |
JP2003211289A (ja) * | 2002-01-21 | 2003-07-29 | Fujitsu Ltd | 導電性接合材料、それを用いた接合方法及び電子機器 |
JP4024188B2 (ja) * | 2003-07-16 | 2007-12-19 | 大日本印刷株式会社 | 半導体チップ内蔵配線板の製造方法 |
JP4945974B2 (ja) * | 2005-09-09 | 2012-06-06 | 大日本印刷株式会社 | 部品内蔵配線板 |
JP5130661B2 (ja) * | 2006-06-07 | 2013-01-30 | 大日本印刷株式会社 | 部品内蔵配線板、部品内蔵配線板の製造方法。 |
-
2009
- 2009-09-03 JP JP2009203351A patent/JP5828203B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2011054817A (ja) | 2011-03-17 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP4945974B2 (ja) | 部品内蔵配線板 | |
JP5130661B2 (ja) | 部品内蔵配線板、部品内蔵配線板の製造方法。 | |
JP3906225B2 (ja) | 回路基板、多層配線板、回路基板の製造方法および多層配線板の製造方法 | |
US20130008698A1 (en) | Multilayer wiring board, production method of the same, and via paste | |
WO2011105053A1 (ja) | 配線基板、配線基板の製造方法、及びビアペースト | |
JP2010010671A (ja) | 部品内蔵配線板、部品内蔵配線板の製造方法 | |
JP5851079B2 (ja) | 部品内蔵配線板 | |
KR100315588B1 (ko) | 다층배선기판의제조방법 | |
JP5828203B2 (ja) | プリント配線板、プリント配線板の製造方法 | |
JP5108253B2 (ja) | 部品実装モジュール | |
JP5943042B2 (ja) | 電子モジュール、電子モジュールの製造方法 | |
JP5130666B2 (ja) | 部品内蔵配線板 | |
JP2012182390A (ja) | リジッドフレキシブル基板およびその製造方法 | |
JP2011249457A (ja) | 部品内蔵配線板、部品内蔵配線板の製造方法 | |
JP5245756B2 (ja) | 回路基板、多層回路基板および多層回路基板の製造方法 | |
JP2011071560A (ja) | 部品内蔵配線板の製造方法 | |
JP2014195124A (ja) | 部品内蔵配線板の製造方法 | |
JP2005039136A (ja) | 回路基板および回路基板の接続方法 | |
JP2007173343A (ja) | 多層基板および電子機器 | |
JP2012256804A (ja) | 部品内蔵配線板 | |
JP5895981B2 (ja) | 電子モジュール | |
JP2014007256A (ja) | 配線基板およびその製造方法 | |
JP5526818B2 (ja) | プリント配線板 | |
JP5818296B2 (ja) | 電子モジュール、電子モジュールの製造方法 | |
JP2010062339A (ja) | 部品内蔵配線板、部品内蔵配線板の製造方法 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20120727 |
|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20130612 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20130618 |
|
A521 | Written amendment |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20130812 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20140318 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20150106 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20150924 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20151007 |
|
R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Ref document number: 5828203 Country of ref document: JP Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |
|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |