JP5827858B2 - 発光装置 - Google Patents

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Description

本発明は、第1の電極と第2の電極の間に発光性の有機化合物を含む層(EL層とも記す)を有する発光装置に関する。
特許文献1には、凹凸構造上に形成された発光素子が開示されている。詳細には、基板上に凹凸構造を設け、第1の電極と第2の電極の間に発光性の有機化合物を含む層を備える発光素子を、この凹凸構造に沿って形成することにより、その凹凸構造が設けられた基板の面積(即ち発光素子の投影面積)よりも発光素子の面積(即ち発光面積)を拡げることができる。これにより、発光素子の明るさを増すことができる。従って、発光素子の発光部における輝度を低くしても、発光素子の実効的な輝度を実用レベルに保つことができる。
特開2003−257661号公報(段落[0037]〜[0040])
しかし、凹凸構造が備える凸部上に発光性の有機化合物を含む層を成膜する際に、凸部の側面において発光性の有機化合物を含む層が適当な厚みとなるように成膜すると、凸部の相互間では、該有機化合物を含む層が厚くなりすぎることがある(図4(C)参照)。その結果、凸部の相互間の領域が発光しない、または発光強度が弱くなるという不具合が生じる。また、凸部の頂点は電界が集中し易い上、有機化合物を含む層で緻密に被覆することが困難であるため、駆動中に該頂点において、第1の電極と第2の電極が短絡してしまう不具合が生じ易い。
本発明の一態様は、発光素子の投影面積を拡げることなく明るく、且つ歩留まり良く製造できる発光装置を提供することを課題とする。
また、本発明の一態様は、発光素子の投影面積を拡げることなく明るく、且つ均一性良く発光する発光装置を提供することを課題とする。
本発明の一態様は、凹凸構造の凸部の頂点および複数の凸部の配置に着目し、凸部の底面の一辺と、隣接する凸部の底面の一辺とが互いに接するように凸部を設け、且つ凸部が連続する曲面からなる頂点を有する凹凸構造に着目したものである。
本発明の一態様は、複数の凸部と、前記複数の凸部に沿って形成された第1の電極と、前記複数の凸部に沿って形成され、前記第1の電極上に形成された発光性の有機化合物を含む層と、前記複数の凸部に沿って形成され、前記発光性の有機化合物を含む層上に形成された第2の電極と、を具備し、前記複数の凸部それぞれは、隣接する凸部の底面と接する辺を備える底面と、前記底面に対して0°より大きく80°以下の一定の角度を備える複数の側面と、第1の連続する曲面からなる頂点と、を有することを特徴とする発光装置である。
上記の本発明の一態様によれば、複数の凸部それぞれが底面に対して0°より大きく80°以下の一定の角度を備える複数の側面を有することで、底面に鉛直な方向から成膜した発光性の有機化合物を含む層を、第1の電極上に均一性のよい厚みで成膜できる。また、隣接する凸部の底面の一辺が互いに接するように凸部が設けられているため、凸部の相互間の領域の面積が少なくなり、発光しない、または発光強度が弱い領域が少ない、均一性良く発光する発光装置を提供することができる。そして、複数の凸部それぞれが隣接する凸部の底面と接する辺を備える底面を有することで、一定の角度を備える複数の側面を極力多く設けることが可能となり、均一性良く発光する面積が増え、明るく均一性良く発光する発光装置を提供できる。さらに、凸部の頂点を第1の連続する曲面で構成することにより、第1の電極と第2の電極が短絡し難く、信頼性の高い発光装置を歩留り良く製造できる。
また、上記の本発明の一態様によれば、前記凸部が備える前記複数の側面および前記第2の連続する曲面の面積の総和は、前記凸部の底面を囲み且つ前記底面の辺に接する円を底面とする円錐の側面積より大きい。これにより、限られた投影面積に凸部を隙間なく配置することができ、且つ発光面積を増やす効果を凸部が円錐形のものに比べて大きくできる。
ここで、円錐とは、平面上の円(底面)の周上の各点と、その平面上にない一点とを結ぶ線分(母線)を引いたとき、それらの線分および底面で囲まれる立体をいう。
また、本発明の一態様において、前記凸部は角錐であるとよい。
ここで、角錐とは、平面上の多角形(底面)の周上の各点と、その平面上にない一点とを結ぶ線分(母線)を引いたとき、それらの線分および底面で囲まれる多面体をいう。
また、本発明の一態様において、前記底面の形状は六角形であるとよい。これにより、限られた投影面積に凸部を隙間なく配置することができ、より多くの凸部を配置することができる。また、凸部の稜線において二つの側面が鈍角で接する構成となり、第1の電極と第2の電極が稜線において短絡し難い発光装置を提供できる。
また、本発明の一態様において、前記複数の側面は、第2の連続する曲面によって互いに接続されているとよい。これにより、凸部の稜線において二つの側面が第2の連続する曲面で接する構成となり、第1の電極と第2の電極が稜線において短絡し難い発光装置を提供できる。
また、本発明の一態様において、前記複数の凸部の裾部に形成され、前記第1の電極と電気的に接続された補助電極を有するとよい。これにより、凸部上に設けた第1の電極の表面積が大きくなり、第1の電極の電気抵抗が大きくても、補助電極によって第1の電極の実効的な電気抵抗を低減でき、均一性よく発光させることができる。
また、本発明の一態様において、前記補助電極の端部は、前記凸部によって覆われているとよい。これにより、補助電極を凸部と第1の電極との間に配置した場合に補助電極の端部に生じる段差によって発生することがある第1の電極と第2の電極が短絡する不具合を抑制できる。
本発明の一態様を適用することで、発光素子の投影面積を拡げることなく明るく、且つ歩留まり良く製造できる発光装置を提供することができる。
また、本発明の一態様を適用することで、発光素子の投影面積を拡げることなく明るく、且つ発光ムラのない発光装置を提供することができる。
(A)は本発明の一態様に係る発光装置を示す平面図、(B)は(A)に示すA−B,C−D線に沿った断面図、(C)は(A)に示すE−F線に沿った断面図。 (A)は本発明の一態様に係る発光装置を示す平面図、(B)は(A)に示すA−B,C−D線に沿った断面図。 (A)は図1に示す凸部13および第1の基板12の一部を示す斜視図、(B)は図2に示す凸部20および第1の基板12の一部を示す斜視図、(C)は比較例として凸部および第1の基板の一部を示す斜視図。 (A)は凸部の相互間の領域の面積が大きい比較例に係る発光装置を示す平面図、(B)は(A)に示すA−B,C−D線に沿った断面図、(C)は(A)に示すE−F線に沿った断面図。 (A)は、本発明の一態様に係る発光装置であって図1(A)に示すA−B,C−D線に沿った断面図、(B)は、本発明の一態様に係る発光装置であって図1(A)に示すA−B,C−D線に沿った断面図。 本発明の一態様に係る発光装置に用いることができる発光素子を示す図。
以下では、本発明の実施の形態について図面を用いて詳細に説明する。ただし、本発明は以下の説明に限定されず、本発明の趣旨及びその範囲から逸脱することなくその形態及び詳細を様々に変更し得ることは、当業者であれば容易に理解される。従って、本発明は以下に示す実施の形態の記載内容に限定して解釈されるものではない。
(実施の形態1)
本発明の一態様に係る発光装置について図1および図3(A)を参照しつつ説明する。
図1(A)〜(C)に示すように、発光装置11は第1の基板12を有する。
第1の基板12としては、透明あるいは半透明基板を用いることができ、第1の基板12と反対側の面から発光素子の光を取り出す場合には、不透明基板を用いることができる。
基板材料としては、ガラス、プラスチック、セラミックス、半導体材料、表面に絶縁処理を施した金属材料、等から適宜選択して用いることができ、複数の基板材料を積層した積層基板を用いることもできる。また、この基板表面、あるいは、基板内部には、発光素子を駆動するための抵抗・コンデンサ・インダクタ・ダイオード・トランジスタ等からなる回路を形成していても良い。
第1の基板12上には複数の凸部13を有する凹凸構造が形成されている。複数の凸部13それぞれは、隣接する凸部の底面と接する辺を備える底面と、この底面に対して0°より大きく80°以下の一定の角度を備える複数の側面と、連続する曲面からなる頂点13b(図3(A)参照)とを有していればよいが、本発明の一態様では、複数の凸部13それぞれは四角錐のような立体形状からなり、複数の四角錐それぞれの頂点13bが連続する曲面からなり、かつ複数の四角錐それぞれの側面が複数の四角錐それぞれの底面に対して0°より大きく80°以下の角度を有し、かつ底面が第1の基板12の上面に位置し、かつ互いに隣接する底面の四角形の一辺が互いに接することで凸部13が隙間なく緻密に配置されている。凸部13である四角錐の側面と底面で作る角度であって、図1(B)に示すθは例えば60°程度であり、図1(C)に示すθは例えば45°程度である。
なお、凸部の複数の側面が底面に対して一定の角度を備えることにより、凸部上に、均一性の良い厚みで膜(電極や、EL層)を形成することができる。発光面積が大きくなるため、該角度は大きいほど好ましい。ただし、凹凸構造の作製における歩留まりの高さを確保するため、凸部の複数の側面が底面に対して0°より大きく80°以下の一定の角度を備えることが好ましい。
凸部13における底面から頂点13bまでの高さは、底面から頂点13bへ垂線を引いた際の頂点13bと底面の距離を意味し、例えば1〜100μmの範囲内であることが好ましいが、本実施の形態では、30μm程度である。特に10〜100μmの範囲内とすることにより、凸部13を作製しやすくなるという利点がある。また、凸部13の底面積は、0.1μm〜0.3mmの範囲内であることが好ましい。特に、30〜10000μmの範囲内とすることにより、凸部13を作製しやすく、かつ前述の角度を十分大きくすることができるため、好ましい。また、頂点13bは曲率半径が15〜450μmである曲面からなると、作製が容易であるため好ましい。
凸部13は、例えば透明の熱可塑性樹脂、光硬化性樹脂、熱硬化性樹脂などによって形成されており、例えばナノインプリント技術によって形成することができる。
複数の凸部13上には、凸部13の側面および頂点13bに沿って第1の電極14が形成され、第1の基板12上には第1の端子14aおよび第2の端子14bが形成されている。第1の端子14aは複数の凸部13の一方の外側に配置され、第2の端子14bは複数の凸部13の他方の外側に配置されている。第1の端子14aは第1の電極14と繋げられ、第2の端子14bは隔壁15によって第1の電極14と分離されている。第1の端子14aおよび第2の端子14bは同一の層によって形成されている。
第1の電極14の周囲には、複数の凸部13を覆うように隔壁15が形成されている。隔壁15および第1の電極14の上には、複数の凸部13の側面および頂点13bに沿って発光性の有機化合物を含む層16が形成されている。
発光性の有機化合物を含む層16、第2の端子14bおよび隔壁15の上には、複数の凸部13の側面および頂点13bに沿って第2の電極17が形成されている。第2の電極17は、第2の端子14bに電気的に接続され、隔壁15によって第1の端子14aと電気的に分離されている。第1の電極14と第2の電極17との間に発光性の有機化合物を含む層16が位置する。
凸部13である四角錐における互いに隣接する側面は、図3(A)に示すように連続する曲面によって接続されている。この曲面は四角錐の稜線13aに位置する。つまり、稜線(連続する曲面で接続する側面)13aにおいて四角錐の二つの側面が連続する曲面で接する構成となり、第1の電極14と第2の電極17が稜線13aにおいて短絡し難いようにすることができる。
本発明の一態様の発光装置に用いることができる発光素子(第1の電極14、第2の電極17、及び発光性の有機化合物を含む層16)の構成については、実施の形態5で詳述する。
隔壁15の材料は、例えばポリイミド樹脂、アクリル樹脂等を用いることができ、作製方法は、スクリーン印刷法、スリットコート法等を用いることができる。また、酸化珪素(SiO)等の無機絶縁材料を用いることができる。
第1の基板12の上方には第2の基板18が配置され、第1の基板12と第2の基板18との間に位置する凸部13、第1の電極14、隔壁15、発光性の有機化合物を含む層16、第2の電極17はシール材19によってシールされている。シール材19は第1の端子14aおよび第2の端子14bの上に位置し、第1の端子14aおよび第2の端子14bそれぞれの一端はシール材19の外側に位置する。
シール材19は、例えば光硬化性樹脂(例えば、エポキシ樹脂などの紫外線(UV)硬化樹脂)、ガラスフリット材料等を用いることができ、作製方法は、ディスペンス法、スクリーン印刷法、スリットコート法等を用いることができる。
第2の基板18としては、第1の基板12に不透明基板を用いる場合には、透明あるいは半透明基板を用いることができる。
本実施の形態によれば、複数の凸部13である四角錐それぞれが底面に対して0°より大きく80°以下の一定の角度を備える複数の側面を有することで、底面に鉛直な方向から成膜した発光性の有機化合物を含む層16を、第1の電極14上に均一性のよい厚みで成膜できる。そして、複数の四角錐それぞれが隣接する四角錐の底面と接する辺を備える底面を有することで、四角錐を極力多く設けることができ、四角錐の側面を極力多く設けることが可能となり、均一に発光する面積が増える。また、発光しない、または発光強度が弱い領域である凸部の相互間の領域の面積を少なくすることにより、明るく均一に発光する発光装置を実現できる。さらに、四角錐の頂点13bを連続する曲面で構成することにより、第1の電極14と第2の電極17が短絡し難く、信頼性の高い発光装置を歩留り良く製造できる。
また、凸部13である四角錐が備える4つの側面および稜線13aに位置する連続する曲面の面積の総和は、四角錐の底面を囲み且つ前記底面の辺に接する円を底面とする円錐(即ち図3(C)に示す底面が円形の凸部である円錐)の側面積より大きくなる。これにより、限られた投影面積(即ち複数の四角錐が設けられた第1の基板12の面積)に四角錐を隙間なく配置することができ、且つ発光面積を増やす効果を四角錐が円錐形のものに比べて大きくできる。
(実施の形態2)
本発明の一態様に係る発光装置について図2および図3(B)を参照しつつ説明するが、図1と同一部分には同一符号を付し、同一部分の説明は省略する。
図2(A)、(B)に示す発光装置は、図1に示す四角錐の凸部13を六角錐の凸部20に変更した点が異なるが、その他の部分は図1に示す発光装置と同様である。
詳細には、図2に示すように、複数の凸部20それぞれは六角錐のような立体形状からなり、複数の六角錐それぞれの頂点20b(図3(B)参照)が連続する曲面からなり、かつ複数の六角錐それぞれの側面が複数の六角錐それぞれの底面に対して0°より大きく80°以下の角度を有し、かつ底面が第1の基板12の上面に位置し、かつ互いに隣接する底面の六角形の一辺が互いに接することで凸部20が隙間なく緻密に配置されている。凸部20である六角錐の側面と底面で作る角度であって、図2(B)に示すθは例えば60°程度である。
凸部20における底面から頂点20bまでの高さは、例えば1〜100μmの範囲内であることが好ましいが、本実施の形態では30μm程度である。
本実施の形態においても実施の形態1と同様の効果を得ることができる。
また、本実施の形態によれば、凸部20の底面の形状を六角形とするため、限られた投影面積(即ち複数の六角錐が設けられた第1の基板12の面積)に六角錐を隙間なく配置することができ、より多くの六角錐を配置することができる。また、六角錐の稜線(連続する曲面で接続する側面)20aにおいて六角錐の二つの側面が鈍角で接する構成となり、第1の電極14と第2の電極17が稜線20aにおいて短絡し難い発光装置を実現できる。
(実施の形態3)
本発明の一態様に係る発光装置について図5(A)を参照しつつ説明するが、図1と同一部分には同一符号を付し、同一部分の説明は省略する。
図5(A)に示す発光装置は、図1(B)に示す発光装置に補助電極22を加えた点が異なるが、その他の部分は図1(B)に示す発光装置と同様である。
詳細には、第1の基板12上には補助電極22が形成されており、補助電極22および第1の基板12の上には複数の凸部13である四角錐が形成されている。補助電極22は複数の四角錐の裾部に形成されている。言い換えると、補助電極22は四角錐の底面の四角形の外周に沿って配置されている。補助電極22の両端部は四角錐によって覆われている。補助電極22の中央部は四角錐から露出しており、この露出部分において補助電極22は第1の電極14と電気的に接続されている。
本実施の形態においても実施の形態1と同様の効果を得ることができる。
また、本実施の形態によれば、凸部13上に設けた第1の電極14の表面積が大きくなり、第1の電極14の電気抵抗が大きくても、補助電極22によって第1の電極14の実効的な電気抵抗を低減でき、均一性よく発光させることができる。
また、補助電極22の両端部を凸部13によって覆うことにより、補助電極22の端部に生じる段差を低減でき、その段差によって第1の電極14と第2の電極17が短絡する不具合を抑制できる。
なお、本実施の形態では、図1(B)に示す発光装置に補助電極22を加えているが、図2に示す発光装置に補助電極を加えてもよい。
(実施の形態4)
本発明の一態様に係る発光装置について図5(B)を参照しつつ説明するが、図1と同一部分には同一符号を付し、同一部分の説明は省略する。
図5(B)に示す発光装置は、図1(B)に示す発光装置に補助電極22を加えた点が異なるが、その他の部分は図1(B)に示す発光装置と同様である。
詳細には、複数の凸部13である四角錐上には補助電極23が形成されており、補助電極23および凸部13の上には第1の電極14が形成されている。補助電極23は複数の四角錐の裾部に形成されており、補助電極22は第1の電極14と電気的に接続されている。
本実施の形態においても実施の形態1と同様の効果を得ることができる。
また、本実施の形態によれば、凸部13上に設けた第1の電極14の表面積が大きくなり、第1の電極14の電気抵抗が大きくても、補助電極23によって第1の電極14の実効的な電気抵抗を低減でき、均一性よく発光させることができる。
なお、本実施の形態では、図1(B)に示す発光装置に補助電極23を加えているが、図2に示す発光装置に補助電極を加えてもよい。
(実施の形態5)
本実施の形態では、本発明の一態様の発光装置に用いることができる発光素子の一例について、図6を参照して説明する。
本実施の形態で例示する発光素子は、第1の電極と第2の電極の間に発光性の有機化合物を含む層(以下EL層という)を備える。第1の電極及び第2の電極は、一方が陽極、他方が陰極として機能する。
<発光素子の構成例1.>
発光素子の構成の一例を図6(A)に示す。図6(A)に示す発光素子は、陽極1101と陰極1102の間にEL層が挟まれている。
陽極1101と陰極1102の間に、発光素子の閾値電圧より高い電圧を印加すると、EL層に陽極1101の側から正孔が注入され、陰極1102の側から電子が注入される。注入された電子と正孔はEL層において再結合し、EL層に含まれる発光物質が発光する。
本明細書において、両端から注入された電子と正孔が再結合する領域を1つ有する層または積層体を発光ユニットという。つまり、発光素子の構成例1は発光ユニットを1つ備える。
発光ユニット1103は、少なくとも発光物質を含む発光層を備えていればよく、発光層以外の層と積層された構造であっても良い。発光層以外の層としては、例えば正孔注入性の高い物質、正孔輸送性の高い物質、キャリア輸送性に乏しい(ブロッキングする)物質、電子輸送性の高い物質、電子注入性の高い物質、並びにバイポーラ性(電子及び正孔の輸送性の高い)の物質等を含む層が挙げられる。
発光ユニット1103の具体的な構成の一例を図6(B)に示す。図6(B)に示す発光ユニット1103は、正孔注入層1113、正孔輸送層1114、発光層1115、電子輸送層1116、並びに電子注入層1117が陽極1101側からこの順に積層されている。
<発光素子の構成例2.>
発光素子の構成の他の一例を図6(C)に示す。図6(C)に例示する発光素子は、陽極1101と陰極1102の間に発光ユニット1103を含むEL層が挟まれている。さらに、陰極1102と発光ユニット1103との間には中間層1104が設けられている。なお、当該発光素子の構成例2の発光ユニット1103には、上述の発光素子の構成例1が備える発光ユニットと同様の構成が適用可能であり、詳細については、発光素子の構成例1の記載を参酌できる。
中間層1104は少なくとも電荷発生領域を含んで形成されていればよく、電荷発生領域以外の層と積層された構成であってもよい。例えば、第1の電荷発生領域1104c、電子リレー層1104b、及び電子注入バッファー1104aが陰極1102側から順次積層された構造を適用することができる。
当該発光素子の構成例2の陰極に用いることができる材料の選択の幅は、構成例1の陰極に用いることができる材料の選択の幅に比べて、広い。なぜなら、構成例2の陰極は中間層が発生する正孔を受け取ればよく、仕事関数が比較的大きな材料を適用できるからである。
<発光素子の構成例3.>
発光素子の構成の他の一例を図6(D)に示す。図6(D)に例示する発光素子は、陽極1101と陰極1102の間に2つの発光ユニットが設けられたEL層を備えている。さらに、第1の発光ユニット1103aと、第2の発光ユニット1103bとの間には中間層1104が設けられている。
なお、陽極と陰極の間に設ける発光ユニットの数は2つに限定されない。図6(E)に例示する発光素子は、発光ユニット1103が複数積層された構造、所謂、タンデム型の発光素子の構成を備える。但し、例えば陽極と陰極の間にn(nは2以上の自然数)層の発光ユニット1103を設ける場合には、m(mは自然数、1以上(n−1)以下)番目の発光ユニットと、(m+1)番目の発光ユニットとの間に、それぞれ中間層1104を設ける構成とする。一般に、タンデム型の発光素子では、EL層の膜厚が大きくなるため、凸部の相互間の領域が発光しない、または発光強度が弱くなるという不具合が生じやすい。しかし、本発明の一態様を適用することで、タンデム型の発光素子を用いても、発光しない、または発光強度が弱い領域が少ない、均一性良く発光する発光装置を実現することができる。
また、当該発光素子の構成例3の発光ユニット1103には、上述の発光素子の構成例1と同様の構成を適用することが可能であり、また当該発光素子の構成例3の中間層1104には、上述の発光素子の構成例2と同様の構成が適用可能である。よって、詳細については、発光素子の構成例1、または発光素子の構成例2の記載を参酌できる。
発光ユニットの間に設けられた中間層1104における電子と正孔の挙動について説明する。陽極1101と陰極1102の間に、発光素子の閾値電圧より高い電圧を印加すると、中間層1104において正孔と電子が発生し、正孔は陰極1102側に設けられた発光ユニットへ移動し、電子は陽極側に設けられた発光ユニットへ移動する。陰極側に設けられた発光ユニットに注入された正孔は、陰極側から注入された電子と再結合し、陽極側に設けられた発光ユニットに注入された電子は、陽極側から注入された正孔と再結合する。よって、中間層1104において発生した正孔と電子は、それぞれ異なる発光ユニットにおいて発光に至る。
なお、発光ユニット同士を接して設けることで、両者の間に中間層と同じ構成が形成される場合は、発光ユニット同士を接して設けることができる。
発光素子の構成例1乃至構成例3は、互いに組み合わせて用いることができる。例えば、発光素子の構成例3の陰極と発光ユニットの間に中間層を設けることもできる。
<発光素子の作製方法>
発光素子の作製方法の一態様について説明する。第1の電極上に前述の層を適宜組み合わせてEL層を形成する。EL層は、用いる材料に応じて種々の方法(例えば、乾式法や湿式法等)を用いることができ、例えば、真空蒸着法、インクジェット法またはスピンコート法などを選んで用いればよい。また、各層で異なる方法を用いて形成してもよい。EL層上に第2の電極を形成し、発光素子を作製する。
以上のような材料を組み合わせることにより、本実施の形態に示す発光素子を作製することができる。この発光素子からは、上述した発光物質からの発光が得られ、その発光色は発光物質の種類を変えることにより選択できる。
また、発光色の異なる複数の発光物質を用いることにより、発光スペクトルの幅を拡げて、例えば白色発光を得ることもできる。白色発光を得る場合には、例えば、発光層を少なくとも2つ備える構成とし、それぞれの層を互いに補色の関係にある色を呈する光を発するように構成すればよい。具体的な補色の関係としては、例えば青色と黄色、あるいは青緑色と赤色等が挙げられる。
さらに、演色性の良い白色発光を得る場合には、発光スペクトルが可視光全域に拡がるものが好ましく、例えば、一つの発光素子が、青色を呈する光を発する層、緑色を呈する光を発する層及び赤色を呈する光を発する層を備える構成とすればよい。
なお、本実施の形態は、本明細書で示す他の実施の形態と適宜組み合わせることができる。
11 発光装置
12 第1の基板
13 凸部
13a 稜線(連続する曲面で接続する側面)
13b 連続する曲面からなる頂点
14 第1の電極
14a 第1の端子
14b 第2の端子
15 隔壁
16 発光性の有機化合物を含む層
17 第2の電極
18 第2の基板
19 シール材
20 凸部
20a 稜線(連続する曲面で接続する側面)
20b 連続する曲面からなる頂点
21 凸部
22,23 補助電極

Claims (3)

  1. 複数の凸部と、
    前記複数の凸部に沿って形成された第1の電極と、
    前記複数の凸部に沿って形成され、前記第1の電極上に形成された発光性の有機化合物を含む層と、
    前記複数の凸部に沿って形成され、前記発光性の有機化合物を含む層上に形成された第2の電極と、
    を具備し、
    前記複数の凸部それぞれは角錐であり、
    前記複数の凸部それぞれは、
    隣接する凸部の底面と接する辺を備える底面と、
    前記底面に対して0°より大きく80°以下の一定の角度を備える複数の側面と、
    第1の連続する曲面からなる頂点と、を有し、
    前記底面の外周に沿って配置され、前記第1の電極と電気的に接続された補助電極を有し、
    前記補助電極の端部は前記凸部によって覆われており、
    前記補助電極の中央部は前記凸部から露出しており、該露出部分において、前記補助電極が前記第1の電極と接することを特徴とする発光装置。
  2. 請求項1において、
    前記底面の形状は四角形または六角形であることを特徴とする発光装置。
  3. 請求項1または2において、
    前記複数の側面は、第2の連続する曲面によって互いに接続されていることを特徴とする発光装置。
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