JP5823343B2 - 画像形成装置 - Google Patents

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Description

本発明は、タイマーの設定に基づきモード、例えば省エネモードや印刷モードなどを変化させる画像形成装置に関する。
画像形成装置としての複合機では、複写機能、FAX機能及びプリンタ機能のそれぞれで印刷部を使用するので、これらの機能の使用について競合が生ずる場合がある。競合が生じた場合、時間帯によって、好ましい機能実行順が異なる。そこで、下記特許文献1では、時間帯に応じて機能実行の優先順位を設定しておき、その競合関係を調整している。
また、下記特許文献2では、タイマーに設定される、画像形成装置の待機モードから省エネモードへの移行時間を、ジョブの待ち行列の統計的な結果を用いて自動的に決定する構成が開示されている。
特開平8−116390号公報 特開2012−019275号公報
ここで例えば、通常は上記移行時間が10分である第1の省エネモードにしておき、将来の特定日については利用頻度が高くなるためこの移行時間が20分である第2の省エネモードに設定したい場合がある。この特定日には第1の省エネモードを手動で解除することなく第2の省エネモードが自動選択されるようにできれば、便利である。また、管理者による一般的な設定が該10分である場合に、ある期間において利用頻度が高くなるためユーザが該設定を20分にしたい場合がある。この期間には第1の省エネモードを手動で解除することなく第2の省エネモードが自動選択されるようにできれば、便利である。
しかしながら、上記特許文献1、2のいずれにも、互いに排他的な複数の設定を予めしておき、所定のルールで自動的に設定の選択対象を切り替える構成については開示されていない。
本発明の目的は、このような問題点に鑑み、互いに排他的な複数の設定が存在しても、所定のルールで自動的に設定の選択対象を切り替えることが可能な画像形成装置を提供することにある。
本発明による画像形成装置の第1態様では、設定者識別子とモードと時間帯と周期とを含むレコードが設定されるタイマーと、(1)スリープ状態への移行時間が異なる複数の省エネモードの優先順位を定めた省エネモード優先順位、(2)印刷部の使用が競合した場合に少なくともファクシミリ、コピー、プリントの実行順を定めた複数の印刷モードの優先順位を定めた印刷モード優先順位、(3)前記設定者識別子に対応した権限の優先順位及び(4)モードに移行する時間帯の周期が長周期であるほど優先順位が高くなるように設定された周期の優先順位が格納される記憶手段と、前記タイマーの設定において、前記省エネモードまたは前記印刷モードであるモードの種別が互いに同一であり且つ前記時間帯とその周期とにより定まる実時間帯が互いに同一であるレコードが複数存在することにより、選択が互いに排他的なレコードである場合、前記省エネモード優先順位または前記印刷モード優先順位に基づいて前記複数のレコードのうちの1つを許可状態にし、前記1つが定まらない場合には、前記権限の優先順位及び前記周期の優先順位のうちの一方に基づいて前記複数のレコードのうちの1つを許可状態にし、さらに前記1つが定まらない場合には前記権限の優先順位及び前記周期の優先順位のうちの他方に基づいて前記複数のレコードのうちの1つを許可状態にする許可処理部と、前記許可状態のレコードについて、前記許可状態のレコードで定義された時間帯において前記許可状態のレコードで定義された前記モードを実行させる制御手段とを有する。
本発明による画像形成装置の第2態様では、第1態様において、前記記憶手段にはさらに、前記権限の優先順位と前記周期の優先順位とのいずれを優先的に適用するかを定める項目優先順位が格納されており、前記許可処理部は、前記項目優先順位に基づいて前記権限の優先順位と前記周期の優先順位とのいずれを先に適用するかを決定する。
本発明による画像形成装置の第3態様では、第1又は2様において、前記印刷モードとしてさらに、印刷禁止モードを含む。
本発明による画像形成装置の第態様では、第1乃至態様のいずれか1つにおいて、前記タイマーは、レコード毎に論理和の設定を受け付け、前記許可処理部による処理の完了に応答して、論理和が設定された同種の前記モードの複数レコード毎に、1つのレコードが許可状態にされていれば、他の残りのレコードも許可状態にして前記許可状態のレコードで定義された時間帯と一部が重複する時間帯が定義されたレコードについては、重複しない部分だけ、そのレコードで定義された前記モードを実行し、さらに、前記複数のレコードの時間帯が重なり合っている場合には、前記許可処理部により優先順位が低い方と判定された方のレコードの時間帯を短縮して両時間帯が重ならないよう連続させる論理処理部、をさらに有する。
上記第1態様の構成によれば、タイマーの設定においてモードの種別が互いに同一であり且つ時間帯とその周期とにより定まる実時間帯が互いに同一であるレコードが複数存在することにより、選択が互いに排他的なレコードである場合、前記モードの種別で定まる優先順位に基づいて前記複数のレコードのうちの1つを許可状態にし、前記1つが定まらない場合には権限の優先順位及び周期の優先順位のうちの一方に基づいて前記複数のレコードのうちの1つを許可状態にし、さらに前記1つが定まらない場合には他方に基づいて前記複数のレコードのうちの1つを許可状態にするので、互いに排他的な複数の設定が存在しても、ユーが望むこれらの優先順位に基づいて自動的に、複数の設定の1つを選択可能となるという効果を奏する。
また、種別が互いに同一の複数の省エネルギーモードのそれぞれを含むので、将来の使用予定の変化に応じて省エネルギーモードを自動的に切り替えることが可能となるという効果を奏する。
また、将来の使用予定の変化に応じて印刷モードを自動的に切り替えることが可能となるという効果を奏する。
上記第2態様の構成によれば、複数の優先順位の優先順位をユーが望むように設定できるので、より適切に、複数の設定の1つを選択可能となるという効果を奏する。
上記第態様の構成によれば、将来の使用予定の変化に応じて、印刷禁止モードも含めた印刷モードを自動的に切り替えることが可能となるという効果を奏する。
上記第態様の構成によれば、選択が互いに排他的で本来選択されないなレコードの内容の一部が有効利用されるので、ユーザのより詳細な希望に応える事ができるという効果を奏する。
本発明の他の目的、特徴的な構成及び効果は、以下の説明を特許請求の範囲及び図面の記載と関係づけて読むことにより明らかになる。
本発明の実施例1に係る画像形成装置のハードウェア構成を示す概略ブロック図である。 この画像形成装置内のソフトウェアとハードウエアの協働による、タイマーを用いた状態制御の構成を示す概略ブロック図である。 (A)及び(B)はそれぞれ省エネモード優先順位テーブル及び印刷モード優先順位テーブルの構成図である。 (A)〜(D)はそれぞれ項目優先順位テーブル、設定者権限テーブル、権限優先順位テーブル及び周期優先順位テーブルの構成図である。 図2中の許可処理部による処理を示す概略フローチャートである。 (A)〜(D)はいずれも、図5による処理の説明図である。 本発明の実施例2に係る、タイマーを用いた状態制御の構成の一部を示す概略ブロック図である。
図1は、本発明の実施例1に係る画像形成装置10のハードウェア構成を示す概略ブロック図である。
画像形成装置10では、CPU11がインターフェイス12を介してPROM13、DRAM14、補助記憶装置15、ネットワークインターフェイス16、操作パネル17、スキャナ18、プリンタ19、ICカードリーダ20、ファックスモデム21及びRTC(リアルタイムクロック)22に結合されている。図1では、簡単化の為に、複数種のインターフェイスを1つのブロック12で表している。
PROM13は、例えばフラッシュメモリであり、BIOS(Basic Input/Output System)、OS(Operating System)、各種ドライバ、及び、画像形成装置として機能させるための各種アプリケーションが格納されている。DRAM14は、主記憶装置として用いられる。補助記憶装置15には、印刷用データ、スキャナ18で読み取った画像データ及びファクシミリ受信データが保存される。操作パネル17は、入力部及び表示部を供えている。スキャナ18は、画像ファイル生成のために用いられ、このファイルは印刷、ファクシミリ送信又はファイル送信のために用いられる。プリンタ19は、プリントエンジン並びに用紙の給紙部、搬送部及び排紙部を備え、DRAM14に生成されたビットマップデータが供給され、このデータに基づいて感光ドラムに静電潜像を形成し、この像をトナーで現像し、トナー像を用紙に転写し定着させ、排紙する。ICカードリーダ20は、電波を介してICカードと通信することにより、管理者又はユーザを認証するためのものである。RTC22は、タイマーの構成要素であり、現在の時刻を年月日及び曜日も含めて出力する。
図2は、上記画像形成装置10内のソフトウェアとハードウエアの協働による、タイマーを用いた状態制御の構成を示す概略ブロック図である。
タイマー設定テーブルT0のレコードには、設定順を示すNo、設定者ID、モード、このモードにされる時間帯を定める開始日及びその開始時並びに終了日及びその終了時、この時間帯の周期、すなわち毎日、毎週、毎年又は特定年(周期無し)の区別が設定される。
以下、複数のレコードについて選択が互いに排他的とは、モードの種別が互いに同一で、時間帯と周期により定まる実時間帯(年月日まで含めた時間帯)が互いに同日のものに関する部分のみであり、互いに異なる日の設定の部分については、排他的ではない。
タイマー設定テーブルT0には、選択が互いに排他的なモードのレコードを複数含ませることができる。
例えば図3(A)の省エネモード優先順位テーブルT1に示すように、省エネ1は、待機状態からスリープ状態への移行時間が10分に設定されたモードであり、省エネ2は、この移行時間が20分に設定されたモードであり、これらについて選択が互いに排他的である(競合する)が、これらを同時にタイマー設定テーブルT0に含ませることができる。ユーザはテーブルT1内のモードについて優先順位を設定することができる。
また、図3(B)の印刷モード優先順位テーブルT2に示すように、印刷禁止は、ファクシミリ、コピー及びプリントのそれぞれについて印刷を禁止するモードであり、印刷1は、印刷部の使用が競合した場合に優先順がファクシミリ、コピー及びプリントの順であるモードであり、印刷2は該優先順がコピー、ファクシミリ及びプリントの順であるモードであり、これらについて選択が互いに排他的であるが、これらを同時にタイマー設定テーブルT0に含ませることができる。ユーザはテーブルT2内のモードについて優先順位を設定することができる。
省エネモード優先順位テーブルT1内のモードは互いに同種モードであり、印刷モード優先順位テーブルT2内のモードは互いに同種モードであり、上記のようにそれぞれの同種モード内のモードについて選択が排他的であるが、両テーブル間のモードは、選択が互いに排他的ではなく、それぞれのテーブルから1つのモードを選択することができる。
また、同日に複数の同一モードが設定されている場合、そのうちの1つのみ選択するので、この場合も選択が互いに排他的となるが、これらを同時にタイマー設定テーブルT0に含ませることができる。
モード群30には、上記モードが含まれており、モード群30内のモードを選択状態にすることにより、画像形成装置10がそのモードになる。
本日判定部31は、RTC22の出力が丁度午前0時になったことに応答して、又は、タイマー設定テーブルT0の行が編集され若しくは新たなレコードが追加されたことに応答して、タイマー設定テーブルT0の各レコードにつき、開始時刻又は終了時刻が本日のものであれば本日該当列に2値の"YES"を設定し、そうでなければ本日該当列に2値の"NO"を設定する。
許可処理部32は、前記"YES"が設定された複数のレコードについて後述のように、選択が互いに排他的であるモードがあれば、優先順位情報Tを参照してそれらのレコードのうち1つのみ許可列に"YES"を設定し、その他のものの許可列に"NO"を設定し、競合しないものについては許可列に"YES"を設定する。
一致検出部33は、許可列が"YES"の各レコードについて、開示時刻又は終了時刻がRTC22の出力と一致していればそのモード名及び開示時/終了時の区別を示す信号を出力し、モード選択部34のキューに入れる。同時に複数の出力が有る場合、一致検出部33はそれらをシリアルに出力して該キューに入れる。モード選択部34は、このキュー内のモード名及び開示時/終了時の区別を順次取り出し、モード群30内のそのモードを、開始時には選択状態にし、終了時には初期状態のモードにする。
図2において、タイマーは、タイマー設定テーブルT0、RTC22及び一致検出部33で構成されている。ブロック30〜34はCPU11がPROM内のプログラムにしたがって動作することにより機能する。テーブルT0〜T6はPROM13に書き込まれる。モード群30は例えば、それぞれのモードをその状態にさせるそれぞれのAPIで構成される。
図4(A)〜(D)は、タイマー設定テーブルT0内に互いに排他的なレコードが複数存在する場合にそれらのうちの1つのみ選択するためのテーブルであって、それぞれ項目優先順位テーブルT3、設定者権限テーブルT4、権限優先順位テーブルT5及び周期優先順位テーブルT6を示す。
設定者権限テーブルT4には、設定者ID毎に権限が設定されている。ユーザは、権限優先順位テーブルT5内の権限について優先順位を設定することができる。この例では、管理者がモードを一般的に設定しユーザが特殊事情に応じてモードを設定することを考慮して、ユーザ権限の順位を管理者権限のそれよりも高くすることにより、業務がより円滑に行われるようにしている。しかし、場合によっては、ユーザよりも管理者の順位を高くする(小さい値にする)ことにより、統制を強化することができる。
ユーザは、周期優先順位テーブルT6内の周期について優先順位を設定することができる。この例では、周期無し、年、週及び日の周期の順に優先順位を定めることにより、より長周期(より特殊)であるほど、優先順位が高くなるように設定して、業務がより円滑に行われるようにしている。
項目優先順位テーブルT3は、権限優先順位テーブルT5と周期優先順位テーブルT6のいずれを先に適用するかの優先順位を定めている。この例では、まず、権限優先順位テーブルT5に基づいて、競合するレコードのいずれを選択するかを決定し、優先順位が同一であるため1つのレコードのみ選択することができなかった場合には次に、周期優先順位テーブルT6に基づいて、競合するレコードのいずれを選択するかを決定することを示している。すなわち、周期よりも権限を重視している。しかし、場合によっては、逆の方がより好ましいこともある。
図5は、図2中の許可処理部32による処理を示す概略フローチャートである。処理対象は、タイマー設定テーブルT0上の本日該当の列が"YES"であるレコードの全てであり、そのうち、No、設定者ID、モード及び周期の列を用いて、各種別のモード群から単一レコードを選択し、その許可列に"YES"を設定し、他のレコードの許可列に"NO"を設定する。以下、括弧内は図5中のステップ識別符号である。
(S0)処理対象レコードを、モードの種別で分類する。図6(A)〜(D)はそれぞれ、左側と右側にレコードが分類されていることを示す。図6(A)〜(D)中の○印又は●印はそれぞれ1つのレコードを表している。例えば図6(A)は、3つの処理対象レコードについて、モードが省エネ1と省エネ2のレコード種別と、モードが印刷2のレコード種別とに分類されていることを示す。それぞれの種別について、以下の処理により、1つのレコードが選択される。
(S1)同種モード内に属するレコードが単一であれば、ステップS2へ進み、そうでなければS3へ進む。
(S2)この単一レコードは、選択が他のものと排他的でないので、その許可列に"YES"を設定する。以下、このレコードを除いたものを処理対象レコードとする。
以下、モードの種別毎に(処理対象レコードをその種別にして)、ステップS3〜S10の処理を行う。
(S3)モードの種別を選択する。
(S4)異なるモードのレコードが複数含まれていれば(例えば図6(B)の左側の場合)、ステップS5へ進み、そうでなければ(例えば図6(B)の右側の場合)ステップS12へ進む。
(S5)同一モードのレコードが複数含まれていれば(例えば図6(C)又は(D)の左側の場合)、ステップS6へ進み、そうでなければステップS8へ進む。
(S6、S7)以下の処理を簡単化するため、同一モードの複数レコードを、そのうちの任意の1つのみにし、それにマークを付ける。
(S8)この種別に対応したテーブルT1又はT2を参照し、優先順位が一番高いモードのレコードを選択する。ステップS6、S7の処理により、このレコードは1つである。
(S9)このレコードにステップS7でのマークが付けられていれば(例えばステップS5において図6(D)の左側であった場合)、ステップS11へ進み、そうでなければ(例えばステップS5において図6(C)の左側であった場合)、ステップS10へ進む。
(S10)各種別について処理が終わっていれば図5の処理を終了し、そうでなければS3へ戻る。
(S11)マークが付けられているレコードを、これと同一モードの、ステップS6での複数レコードにする。例えばステップS5において図6(D)の左側であった場合、省エネ2のモードの2つのレコードにする。以下、処理対象は1つのモードの複数レコードである。
(S12)iに初期値0を代入する。i=0は権限優先順位テーブルT5に対応し、i=1は周期優先順位テーブルT6に対応する。
(S13)i<2であればステップS14へ進み、そうでなければステップS22へ進む。
(S14)項目優先順位テーブルT3の項目(i)が権限であればステップS15へ進み、周期であればステップS19へ進む。
(S15)該複数レコードの各設定者IDjの権限を、設定者権限テーブルT4を参照して決定し、これをXjとする。
(S16)該複数レコードについて、各Xjの値が互いに同一であればステップS18へ進み、そうでなければステップS17へ進む。
(S17)権限優先順位テーブルT5を参照し、優先順位が最も高い権限を持つ設定者IDのレコードの許可列に"YES"を設定し、モードがこのレコードの種別の他の各レコードに"NO"を設定し、ステップS10へ進む。
(S18)iの値を1だけインクリメントし、ステップS13へ戻る。
(S19)該複数レコードの各周期をXjとする。
(S20)該複数レコードについて、各Xjの値が互いに同一であればステップS18へ進み、そうでなければステップS21へ進む。
(S21)周期優先順位テーブルT6を参照し、周期の優先順位が最も高いもののレコードを選択し、その許可列に"YES"を設定し、モードがこのレコードの種別の他の各レコードに"NO"を設定し、ステップS10へ進む。
(S22)該複数レコードについて、ナンバーNoの最も小さいレコードの許可列に"YES"を設定し、モードがこのレコードの種別の他の各レコードに"NO"を設定し、ステップS10へ進む。
図6(A)〜(D)中の○印及び●印はそれぞれ、以上の処理により許可列に"NO"及び"YES"が設定されたレコードを表している。
本実施例1によれば、タイマー設定テーブルT0上に、互いに同種の異なるモードについて同日動作予定のレコードが複数設定されている場合、モードで定まる省エネモード優先順位テーブルT1又は印刷モード優先順位テーブルT2に基づいて優先順位が最も高い1つのレコードを選択し、選択できなかった場合、項目優先順位テーブルT3に基づいて権限優先順位テーブルT5と周期優先順位テーブルT6の何れを先に用いるかを決定し、その結果である一方のテーブルに基づいて1つの許可レコードを選択し、選択できなかった場合には他方のテーブルを用いて1つの許可レコードを選択するので、互いに排他的な複数の設定が存在しても、ユーが望むこれらの優先順位テーブルに基づいて複数の設定の1つが選択され、より適切なモードを自動選択することが可能となるという効果を奏する。
上記実施例1では、例えば省エネモード1と省エネモード2が同日について設定されている場合、優先順位の最も高い1つのレコードのみが選択され、他は選択されない。しかし、場合によっては、同種モードのうち2つ以上を時間帯が互いに重ならないように選択してそれぞれによる効果を得たい場合がある。
そこで、本実施例2では、図6(A)に示すように、タイマー設定テーブルT0Aに論理列を新たに設け、論理処理部40でこれを処理している。
図7(A)のタイマー設定テーブルT0Aは、論理処理部40による処理前且つ図2の許可処理部32による処理完了後の状態を示す。図7(B)のタイマー設定テーブルT0Aは、論理処理部32による処理完了後の状態を示す。
図7(B)に示すようにORが設定されている場合、論理処理部40は、同種モード毎に、所定時点でOR処理を行う。すなわち、論理処理部40は、図2の許可処理部32による処理完了に応答して、ORが設定された同種モードの複数レコード毎に、1つの許可列が"YES"に設定されていれば、他のレコードも"YES"に設定する。さらに、これらのレコードの時間帯が重なり合っている場合には、許可処理部32により優先順位が低い方と判定された方(同一の場合はNoの大きい方)のレコードの時間帯を短縮して両時間帯が重ならないよう連続させる。
他の点は、実施例1と同一である。
本実施例2によれば、選択が互いに排他的で本来選択されないなレコードの内容の一部が有効利用されるので、ユーザのより詳細な要望に応える事ができるという効果を奏する。
以上において、本発明の好適な実施例を説明したが、本発明には他にも種々の変形例が含まれ、上記実施例で述べた各構成要素の機能を実現する他の構成を用いたもの、当業者であればこれらの構成又は機能から想到するであろう他の構成も、本発明に含まれる。
例えば、論理列にNOTを設定できるようにし、この場合、1日のうち設定されている時間帯の残りの時間帯(補集合)をそのモードにする構成であってもよい。
また、モードとして、上記印刷禁止モードと同様に送信禁止モードを設定できるようにしてもよい。
さらに、図2中のテーブル内の本日該当欄及び許可欄は、メモリ上でデータであってもよく、また、本日判定部31は、一致検出部33が開始時又は終了時の各一致を検出した後に処理を行う構成であってもよい。
10 画像形成装置
11 CPU
12 インターフェイス
13 PROM
14 DRAM
15 補助記憶装置
16 ネットワークインターフェイス
17 操作パネル
18 スキャナ
19 プリンタ
20 ICカードリーダ
21 ファックスモデム
22 RTC
30 モード群
31 本日判定部
32 許可処理部
33 一致検出部
34 モード選択部
40 論理処理部
T 優先順位情報
T0、T0A タイマー設定テーブル
T1 省エネモード優先順位テーブル
T2 印刷モード優先順位テーブル
T3 項目優先順位テーブル
T4 設定者権限テーブル
T5 権限優先順位テーブル
T6 周期優先順位テーブル

Claims (4)

  1. 設定者識別子とモードと時間帯と周期とを含むレコードが設定されるタイマーと、
    (1)スリープ状態への移行時間が異なる複数の省エネモードの優先順位を定めた省エネモード優先順位、(2)印刷部の使用が競合した場合に少なくともファクシミリ、コピー、プリントの実行順を定めた複数の印刷モードの優先順位を定めた印刷モード優先順位、(3)前記設定者識別子に対応した権限の優先順位及び(4)モードに移行する時間帯の周期が長周期であるほど優先順位が高くなるように設定された周期の優先順位が格納される記憶手段と、
    前記タイマーの設定において、前記省エネモードまたは前記印刷モードであるモードの種別が互いに同一であり且つ前記時間帯とその周期とにより定まる実時間帯が互いに同一であるレコードが複数存在することにより、選択が互いに排他的なレコードである場合、前記省エネモード優先順位または前記印刷モード優先順位に基づいて前記複数のレコードのうちの1つを許可状態にし、前記1つが定まらない場合には、前記権限の優先順位及び前記周期の優先順位のうちの一方に基づいて前記複数のレコードのうちの1つを許可状態にし、さらに前記1つが定まらない場合には前記権限の優先順位及び前記周期の優先順位のうちの他方に基づいて前記複数のレコードのうちの1つを許可状態にする許可処理部と、
    前記許可状態のレコードについて、前記許可状態のレコードで定義された時間帯において前記許可状態のレコードで定義された前記モードを実行させる制御手段と、
    を有することを特徴とする画像形成装置。
  2. 前記記憶手段にはさらに、前記権限の優先順位と前記周期の優先順位とのいずれを優先的に適用するかを定める項目優先順位が格納されており、
    前記許可処理部は、前記項目優先順位に基づいて前記権限の優先順位と前記周期の優先順位とのいずれを先に適用するかを決定する、
    ことを特徴とする請求項1に記載の画像形成装置。
  3. 前記印刷モードとしてさらに、印刷禁止モードを含むことを特徴とする請求項1又は2に記載の画像形成装置。
  4. 前記タイマーは、レコード毎に論理和の設定を受け付け、
    前記許可処理部による処理の完了に応答して、論理和が設定された同種の前記モードの複数レコード毎に、1つのレコードが許可状態にされていれば、他の残りのレコードも許可状態にして前記許可状態のレコードで定義された時間帯と一部が重複する時間帯が定義されたレコードについては、重複しない部分だけ、そのレコードで定義された前記モードを実行し、さらに、前記複数のレコードの時間帯が重なり合っている場合には、前記許可処理部により優先順位が低い方と判定された方のレコードの時間帯を短縮して両時間帯が重ならないよう連続させる論理処理部、
    をさらに有することを特徴とする請求項1乃至3のいずれか1つに記載の画像形成装置。
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