JP4192950B2 - ライセンス管理装置、ライセンス管理システム、ライセンス管理方法、ライセンス管理プログラムおよび記録媒体 - Google Patents

ライセンス管理装置、ライセンス管理システム、ライセンス管理方法、ライセンス管理プログラムおよび記録媒体 Download PDF

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Description

本発明は、ライセンス管理装置、ライセンス管理システム、ライセンス管理方法、ライセンス管理プログラムおよび記録媒体に関し、特に、複数の装置の動作機能ごとのライセンス情報を管理するライセンス管理装置、ライセンス管理システム、ライセンス管理方法、ライセンス管理プログラムおよび記録媒体に関する。
複数のMFP(Multi Function Peripherals)、複数の端末(たとえば、PC(Personal Computer)等)およびそれらを管理するサーバが、ネットワークで接続されるシステムにおいて、サーバはワークフローを管理する機能を有する。ワークフローは、複数のジョブから構成される。ジョブとは、たとえば、MFPおよびPCの機能を使用して実行されるものである。ワークフローが発行されると、そのワークフローを構成するジョブが、実行される。ジョブは、MFPおよびPCの各々の有する動作機能を使用する。
たとえば、特開2003−122537号公報(特許文献1)(以下、従来技術Aともいう)には、MFPおよびPCの各々の有する動作機能をライセンスとして供与できるようにし、各動作機能が円滑に使用できるように、ユーザの動作機能使用要求に対して、ライセンス許可/不許可の決定を行なうといった、ライセンス数を管理する技術が開示されている。
また、特開2003−323224号公報(特許文献2)に開示されているように、ライセンス管理の技術には、PC上で動作するソフトウエアのライセンスをネットワークに接続されているPCの間で共有しつつ、流動的に管理するフローティングライセンスの技術がある。
特開2003−122537号公報 特開2003−323224号公報
しかしながら、従来技術A等のライセンス管理技術では、ユーザがある動作機能(以下、機能Aともいう)の使用を望む時に、対応するライセンスの使用順序をジョブまたはワークフローの発行順序に従っていたのでは、必要なライセンスが必要なときに空いているとは限らず、ジョブやワークフローの実行が止まってしまう、あるいは長時間待たされる場合も考えられ、ライセンスを有効に活用した効率的な動作が行なえないという問題があった。
また、ライセンスの予約を行なうにしても、予約時間が固定されてしまうと、ジョブの削除などでライセンスに空きができたとしても、ジョブやワークフローの実行時間が固定のままとなり、ライセンスに空きがあるのにジョブやワークフローが実行されないという状況も発生する。
本発明は、上述の問題点を解決するためになされたものであって、その目的は、効率的にジョブまたはワークフローを実行するために、ライセンス貸与順序を制御するライセンス管理装置を提供することである。
本発明の他の目的は、効率的にジョブまたはワークフローを実行するために、ライセンス貸与順序を制御するライセンス管理システムを提供することである。
本発明のさらに他の目的は、効率的にジョブまたはワークフローを実行するために、ライセンス貸与順序を制御するライセンス管理方法を提供することである。
本発明のさらに他の目的は、効率的にジョブまたはワークフローを実行するために、ライセンス貸与順序を制御するライセンス管理プログラムを提供することである。
本発明のさらに他の目的は、効率的にジョブまたはワークフローを実行するために、ライセンス貸与順序を制御するライセンス管理プログラムを記録した記録媒体を提供することである。
上述の課題を解決するために、この発明のある局面に従うライセンス管理装置は、ネットワークに接続された複数の装置で共有する動作機能ごとのライセンスのうち、使用しようとする動作機能のライセンスの貸与要求を受付けるための受付手段と、貸与要求を受付けたライセンスの使用が可能であるか否かを判定する判定手段と、判定手段による判定結果および貸与要求に含まれる貸与要求情報に基づいて、ライセンスの貸与順序の制御を行なう制御手段とを備えることを特徴とする。
好ましくは、判定手段は、共有する動作機能ごとのライセンスの数と、共有する動作機能ごとのライセンスの予約状態とに基づいて、貸与要求を受付けたライセンスの使用が可能であるか否かを判定することを特徴とする。
好ましくは、制御手段は、判定手段により使用不可であると判定されたライセンスについて、所定の規則に従って、貸与要求を受付けたライセンスの使用許可期間を変更することによって、貸与要求を受付けたライセンスの貸与順序の制御を行なうことを特徴とする。
好ましくは、貸与要求情報は、使用しようとする動作機能の種類と、使用しようとする動作機能を使用する期間とを含むことを特徴とする。
好ましくは、判定手段により使用不可であると判定されたライセンスについて、使用予約を行なう予約手段をさらに備えることを特徴とする。
好ましくは、予約手段は、受付手段が1以上のジョブを含むワークフローを実行するために必要な動作機能のライセンスの貸与要求を受付けた際に、ワークフローの実行指令で指定された時刻に使用するライセンスに競合が発生して予約が行なえなかった場合、予約が行なえなかったライセンスの予約の時刻を、競合を発生させたライセンスの使用が終了した時刻の後の時刻に変更し、かつ、ワークフローに含まれるジョブに対応する競合が発生していないライセンスの予約の時刻を、ワークフローの実行指令で指定されたジョブの実行タイミングの相互関係に合致し、かつ、使用するライセンスの競合が発生しない時刻に変更することを特徴とする。
好ましくは、予約手段は、予約されているライセンスを使用するジョブが削除された場合において、予約されているライセンスの予約時刻を、使用するライセンスの競合が発生しない時刻で、かつ、予約されているライセンスの予約時刻よりも早い時刻に変更することを特徴とする。
好ましくは、ライセンスの貸与要求を行なった装置に対し、貸与要求を受付けたライセンスの使用許可期間を通知する通知手段をさらに備えることを特徴とする。
好ましくは、受付手段が複数のジョブを含むワークフローで使用される各動作機能の複数のライセンスについての貸与要求を受付けたとき、制御手段は、判定手段により複数のライセンスのうち少なくとも1つのライセンスについて使用不可であると判定されると、複数のライセンスのうち、使用不可と判定された少なくとも1つのライセンス以外のライセンスの貸与順序を変更することを特徴とする。
この発明の他の局面に従うと、ネットワークに接続された複数の装置で共有する動作機能ごとのライセンスを共有する環境下において、ライセンスを管理するライセンス管理装置と、クライアント装置とから構成されるライセンス管理システムであって、クライアント装置は、1以上のジョブを含むワークフローを登録するための登録手段と、登録されたワークフローで使用される動作機能を解析するための解析手段と、解析手段により解析されたワークフローを実行するために必要な動作機能のライセンスの貸与要求を送信する送信手段とを備え、ライセンス管理装置は、ライセンスの貸与要求を受付けるための受付手段と、貸与要求に基づいたライセンス使用管理情報を記憶するライセンス使用管理情報記憶手段と、共有する動作機能ごとのライセンス数に基づいたライセンス数管理情報を記憶するライセンス数記憶手段と、ライセンス使用管理情報およびライセンス数管理情報に基づいて、貸与要求を受付けたライセンスの使用が可能であるか否かを判定する判定手段と、判定手段による判定結果および貸与要求に含まれる貸与要求情報に基づいて、ライセンスの貸与順序の制御を行なう制御手段とを備えることを特徴とする。
この発明のさらに他の局面に従うライセンス管理方法は、ネットワークに接続された複数の装置で共有する動作機能ごとのライセンスのうち、使用しようとする動作機能のライセンスの貸与要求を受付ける工程と、貸与要求を受付けたライセンスの使用が可能であるか否かを判定する工程と、判定する工程による判定結果および貸与要求に含まれる貸与要求情報に基づいて、ライセンスの貸与順序の制御を行なう工程とを含むことを特徴とする。
好ましくは、判定する工程は、共有する動作機能ごとのライセンスの数と、共有する動作機能ごとのライセンスの使用状態とに基づいて、貸与要求を受付けたライセンスの使用が可能であるか否かを判定することを特徴とする。
好ましくは、制御を行なう工程は、判定する工程により使用不可であると判定されたライセンスについて、所定の規則に従って、貸与要求を受付けたライセンスの使用許可期間を変更することによって、貸与要求を受付けたライセンスの貸与順序の制御を行なうことを特徴とする。
好ましくは、貸与要求情報は、使用しようとする動作機能の種類と、使用しようとする動作機能を使用する期間とを含むことを特徴とする。
好ましくは、判定する工程により使用不可であると判定されたライセンスについて、使用予約を行なう工程をさらに含むことを特徴とする。
好ましくは、使用予約を行なう工程は、受付ける工程が1以上のジョブを含むワークフローを実行するために必要な動作機能のライセンスの貸与要求を受付けた際に、ワークフローの実行指令で指定された時刻に使用するライセンスに競合が発生して予約が行なえなかった場合、予約が行なえなかったライセンスの予約の時刻を、競合を発生させたライセンスの使用が終了した時刻の後の時刻に変更し、かつ、ワークフローに含まれるジョブに対応する競合が発生していないライセンスの予約の時刻を、ワークフローの実行指令で指定されたジョブの実行タイミングの相互関係に合致し、かつ、使用するライセンスの競合が発生しない時刻に変更する工程を含むことを特徴とする。
好ましくは、使用予約を行なう工程は、予約されているライセンスを使用するジョブが削除された場合において、予約されているライセンスの予約時刻を、使用するライセンスの競合が発生しない時刻で、かつ、予約されているライセンスの予約時刻よりも早い時刻に変更する工程を含むことを特徴とする。
好ましくは、ライセンスの貸与要求を行なった装置に対し、貸与要求を受付けたライセンスの使用許可期間を通知する工程をさらに含むことを特徴とする。
好ましくは、貸与要求を受付ける工程が複数のジョブを含むワークフローで使用される各動作機能の複数のライセンスについての貸与要求を受付けたとき、制御を行なう工程は、判定する工程により複数のライセンスのうち少なくとも1つのライセンスについて使用不可であると判定されると、複数のライセンスのうち、使用不可と判定された少なくとも1つのライセンス以外のライセンスの貸与順序を変更することを特徴とする。
この発明のさらに他の局面に従うライセンス管理プログラムは、ライセンス管理方法を、ネットワークに接続された複数の装置で共有する動作機能ごとのライセンスを管理するライセンス管理装置に実行させることを特徴とする。
この発明のさらに他の局面に従うと、記録媒体は、ライセンス管理プログラムを記録した媒体である。
本発明に係るライセンス管理装置は、ジョブまたはワークフローを実行するために必要な機能のライセンスの貸与要求に応じて、ライセンスの貸与順序の制御を行なう。
したがって、効率的にジョブまたはワークフローの実行を実現することができるという効果を奏する。
本発明に係るライセンス管理システムは、ライセンス管理装置と、クライアント装置とから構成される。クライアント装置は、1以上のジョブを含むワークフローを登録し、解析されたワークフローを実行するために必要な機能のライセンスの貸与要求を送信する。ライセンス管理装置は、貸与要求を受付け、貸与要求に対応するライセンスの貸与順序の制御を行なう。
したがって、効率的にジョブまたはワークフローの実行を実現することができるという効果を奏する。
本発明に係るライセンス管理方法は、ジョブまたはワークフローを実行するために必要な機能のライセンスの貸与要求に応じて、ライセンスの貸与順序の制御を行なう。
したがって、効率的にジョブまたはワークフローの実行を実現することができるという効果を奏する。
本発明に係るライセンス管理プログラムは、ジョブまたはワークフローを実行するために必要な機能のライセンスの貸与要求に応じて、ライセンスの貸与順序の制御を行なう処理を、ライセンス管理装置に実行させる。
したがって、効率的にジョブまたはワークフローの実行を実現することができるという効果を奏する。
本発明に係る記録媒体は、ライセンス管理プログラムを記録する。ライセンス管理プログラムは、ジョブまたはワークフローを実行するために必要な機能のライセンスの貸与要求に応じて、ライセンスの貸与順序の制御を行なう処理を、ライセンス管理装置に実行させる。
したがって、効率的にジョブまたはワークフローの実行を実現することができるという効果を奏する。
以下、図面を参照しつつ、本発明の実施の形態について説明する。以下の説明では、同一の部品には同一の符号を付してある。それらの名称および機能も同じである。したがって、それらについての詳細な説明は繰り返さない。
図1は、本実施の形態におけるライセンス管理システム1000の構成を示すブロック図である。図1を参照して、ライセンス管理システム1000は、MFP100A,100B,100Cと、PC200と、ネットワーク210とを備える。
ネットワーク210は、たとえば、LANである。
MFP100A,100B,100Cの各々は、ネットワーク210に接続されている。以下においては、MFP100A,100B,100Cを総括的に、MFP100とも称する。MFP100は、FAX、コピー、プリンタ、スキャナ等の複数の機能を有する。すなわち、MFP100は、画像形成装置として動作するものである。PC200は、ネットワーク210に接続されている。
図2は、MFP100の内部構成を示すブロック図である。なお、図2には、説明のために、記録媒体155も示している。記録媒体155には、後述するライセンス管理プログラム155Aが記録されている。ライセンス管理プログラム155Aは、媒体等に記録されてプログラム製品として流通されるものである。
図2を参照して、MFP100は、データバス105と、制御部110と、データ一時記憶部120と、ROM(Read Only Memory)130と、記憶部140と、記録媒体アクセス部150とを含む。
制御部110、データ一時記憶部120、ROM130、記憶部140、記録媒体およびアクセス部150は、データバス105に接続されている。
ROM130には、制御部110に後述する処理を行なわせるためのライセンス管理プログラム155A、その他各種プログラムおよびデータ等が記憶されている。
データ一時記憶部120は、制御部110によってデータアクセスされ、一時的にデータを記憶するワークメモリとして使用される。データ一時記憶部120は、データを一時的に記憶可能なRAM(Random Access Memory)、SRAM(Static Random Access Memory)、DRAM(Dynamic Random Access Memory)、SDRAM(Synchronous DRAM)、ダブルデータレートモードという高速なデータ転送機能を持ったSDRAMであるDDR−SDRAM(Double Data Rate SDRAM)、Rambus社が開発した高速インターフェース技術を採用したDRAMであるRDRAM(Rambus Dynamic Random Access Memory)、Direct−RDRAM(Direct Rambus Dynamic Random Access Memory)、その他、データを揮発的に記憶保持可能な構成を有する回路のいずれであってもよい。
記憶部140は、大容量のデータを記憶可能なハードディスクである。なお、記憶部140は、ハードディスクに限定されることなく、たとえば、電源を供給されなくても不揮発的にデータを記憶保持可能な構成を有する回路(たとえば、フラッシュメモリ)であればよい。
制御部110は、ROM130または記憶部140に記憶されたライセンス管理プログラム155Aに従って、MFP100の内部の各機器に対する各種処理や、演算処理等を行なう機能を有する。制御部110は、マイクロプロセッサ(Microprocessor)、プログラミングすることができるLSI(Large Scale Integration)であるFPGA(Field Programmable Gate Array)、特定の用途のために設計、製造される集積回路であるASIC(Application Specific Integrated Circuit)、その他の演算機能を有する回路のいずれであってもよい。
記録媒体アクセス部150は、ライセンス管理プログラム155Aが記録された記録媒体155から、ライセンス管理プログラム155Aを読出す機能を有する。記録媒体155に記憶されているライセンス管理プログラム155Aは、制御部110の動作(インストール処理)により、記録媒体アクセス部150から読み出され、記憶部140に記憶される。
このインストール処理用プログラムは、予め、記憶部140に格納されており、インストール処理は、制御部110が、インストール処理用プログラムに基づいて行なう。
なお、ROM130にライセンス管理プログラム155Aが記憶されてなく、記憶部140に、ライセンス管理プログラム155Aがインストールされていなくてもよい。この場合、制御部110は、記録媒体アクセス部150を介して、記録媒体155に記憶されたライセンス管理プログラム155Aを読み出し、ライセンス管理プログラム155Aに基づいた所定の処理を行なう。
記録媒体155は、DVD−ROM(Digital Versatile Disk Read Only Memory)、CD−ROM(Compact Disk Read Only Memory)、MO(Magneto Optical Disk)、フロッピー(登録商標)ディスク、CF(Compact Flash) カード、SM(Smart Media(登録商標))、MMC(Multi Media Card)、SD(Secure Digital)メモリーカード、メモリースティック(登録商標)、xDピクチャーカードおよびUSBメモリ、磁気テープ、その他不揮発性メモリのいずれであってもよい。
MFP100は、さらに、操作パネル部160を含む。操作パネル部160は、データバス105に接続されている。
操作パネル部160は、表示部162と、入力部164とを有する。
表示部162は、ユーザに各種情報を、文字や画像等で表示する機能を有する。表示部162は、ユーザが、画面に直接触れることで、情報入力可能なタッチパネル機能を有するものである。表示部162は、液晶ディスプレイ(LCD(Liquid Crystal Display))、FED(Field Emission Display)、有機ELディスプレイ(Organic Electro luminescence Display)、ドットマトリクス等その他の画像表示方式の表示機器のいずれであってもよい。
表示部162に、表示される画像には、ボタン画像が配置される場合もある。ボタン画像を、ユーザが押下操作することにより、押下操作されたボタン画像の情報(以下、押下操作ボタン情報ともいう)は、制御部110へ送信される。
入力部164は、ユーザがMFP100を操作するためのインターフェースである。入力部164には、たとえば、複数のボタンが設けられている。複数のボタンの中には、MFP100の電源をオンまたはオフするための電源ボタンが含まれる。MFP100の電源がオンのときに、ユーザが電源ボタンを押下すると、操作パネル部160は、電源をオフするための電源オフ指示を、制御部110へ送信する。
MFP100は、さらに、スキャナ部170と、印刷部180と、通信部190と、NCU部192とを含む。スキャナ部170、印刷部180、通信部190およびNCU部192は、データバス105に接続されている。
スキャナ部170は、紙等の媒体から、画像を読取る機能を有する。
印刷部180は、紙等の媒体に、指示された画像または文字を印字してプリントアウトする機能を有する。
通信部190は、ネットワーク210とデータの授受を行なう。通信部190は、イーサネット(登録商標)を利用した通信用インターフェースである。また、通信部190は、USB(Universal Serial Bus)1.1、USB2.0、その他シリアル転送を行なう通信用インターフェースのいずれであってもよい。また、通信部190は、無線LANの規格であるIEEE802.11a、IEEE802.11b、IEEE802.11g、その他無線技術を利用してデータ通信を行なう通信用インターフェースのいずれであってもよい。
NCU部192は、公衆電話交換網(PSTN)を利用して、FAXの送受信を行なう機能を有する。
再び、図1を参照して、本実施の形態におけるライセンス管理システム1000では、1台のサーバ機能を有する装置と、複数のクライアント装置とから構成されるものとする。
サーバ機能を有する装置は、ネットワーク210に接続されている複数の機器の情報を管理する。サーバ機能を有する装置が、たとえば、ライセンス情報を管理する場合には、サーバ機能を有する装置がライセンス管理装置となる。サーバ機能を有する装置は、たとえば、MFP100Aであるとする。クライアント装置は、たとえば、MFP100B,100CおよびPC200であるとする。
サーバ機能を有する装置の記憶部140には、サーバ機能を有する装置およびクライアント装置が有する、FAX、コピー、プリンタおよびスキャナの機能毎、ファイル送信機能、画像処理機能、ファイルフォーマット変換機能およびOCR機能毎にライセンス数を管理するライセンス数管理テーブルが記憶されている。ファイル送信機能は、データを送信する機能である。画像処理機能は、画像の編集処理、加工処理および変換処理等を行なう機能である。ファイルフォーマット変換機能は、ファイルのフォーマットを変換する機能である。OCR機能は、文字等を認識する機能である。
なお、以下において、ライセンスは、ネットワークに接続されたPCまたはMFPにインストールされたソフトを使用する権利、および、FAX、コピー、プリンタ、スキャナ等の機能、ファイル送信機能、画像処理機能、ファイルフォーマット変換機能およびOCR機能を使用するための権利であるとする。
図3は、一例としての、ライセンス数管理テーブルT200を示す図である。図3において、ライセンス数管理テーブルT200の「機能名」は、機能の名称である。ライセンス数管理テーブルT200の「ライセンス数」とは、対応する行の機能のライセンスの合計数を示す。ここで、ライセンスの合計数は、ネットワーク210に接続されている複数の機器で共有して使用可能なライセンスの数である。なお、スキャン機能、プリント機能は、MFPの基本機能である。
次に、本実施の形態におけるクライアント装置およびライセンス管理装置の処理について説明する。以下においては、本実施の形態におけるクライアント装置の処理をクライアント装置処理Aともいう。また、以下においては、本実施の形態におけるライセンス管理装置の処理を管理装置処理Aともいう。
図4は、クライアント装置処理Aのフローチャートである。ここでは、複数のジョブから構成されるワークフローについて説明を行なう。しかしながら、本実施の形態は、ワークフローに限定されることなく、1つのジョブについても以下に説明するのと同様に処理が行なわれる。図4において、ステップS110では、ワークフロー登録処理が行なわれる。ワークフロー登録処理では、制御部110が、ユーザによる入力部164または表示部162の押下操作に基づくワークフローを、データ一時記憶部120に記憶(登録)させる。その後、ステップS120に進む。
ステップS120では、ワークフロー解析処理が行なわれる。ワークフロー解析処理は、ステップS110で登録されたワークフロー(以下、ワークフローAともいう)に基づいて、ライセンス管理装置に必要なライセンスの貸与を要求するためのライセンス貸与要求情報を作成する処理である。
図5は、ライセンス貸与要求情報D100の一例を示す図である。図5において、ライセンス貸与要求情報D100の「使用開始時刻」とは、対応するワークフローを開始する時刻を示す。「使用期間」とは、対応する機能が使用される期間を示す。数字の単位は、分である。
図6は、図4のステップS120に対応するワークフロー解析処理のフローチャートである。図6において、ステップS121では、定型部設定処理が行なわれる。定型部設定処理では、制御部110が、データ一時記憶部120に記憶させたデータに基づいて、前述の図5のライセンス貸与要求情報D100における、「データ種類」「ユーザ名」、「ワークフロー番号」、「使用開始時刻」を設定する。定型部設定処理では、予め定められた項目について内容を設定する。その後、ステップS123に進む。
ステップS123では、ワークフロー機能登録処理が行なわれる。ワークフロー機能登録処理では、制御部110が、データ一時記憶部120に記憶させたユーザ入力によるワークフローのデータに基づいて、ワークフローの実行順に機能を登録していく。具体的には、制御部110が、ライセンス貸与要求情報に、使用する機能と、その機能の使用期間を登録する。すなわち、ワークフロー機能登録処理では、制御部110が、ワークフローに含まれる全ての処理で用いられる機能を順に登録してゆく。なお、ワークフロー毎に登録される機能の数は異なる。その後、ステップS125に進む。
ステップS125では、制御部110が、ワークフローで実行する全ての機能の登録が終了したか否かを判断する。ステップS125において、YESならば、このワークフロー解析処理は終了して、図4のクライアント装置処理Aに戻り、ステップS120の次のステップS130に進む。すなわち、ワークフローで実行される全ての機能がライセンス貸与要求情報に登録されると、ワークフロー解析処理によるライセンス貸与要求情報の生成が終了する。以下においては、ライセンス貸与要求情報を、貸与要求の属性が含まれる貸与要求情報ともいう。
一方、ステップS125において、NOならば、再度、ステップS123の処理が行なわれる。ステップS125において、NOと判定される場合は、ライセンス貸与要求情報に未登録の機能がある場合である。
再び、図4を参照して、ステップS120の処理が終了すると、ステップS130に進む。
ステップS130では、ライセンス取得処理が行なわれる。
図7は、ライセンス取得処理のフローチャートである。図7において、ステップS131では、制御部110が、ステップS120で生成したライセンス貸与要求情報を、ライセンス管理装置へ送信する。
ライセンス管理装置では、以下の処理(以下,管理装置処理Aともいう)が行なわれる。
図8は、管理装置処理Aのフローチャートである。図8において、ステップS210では、制御部110が、ライセンス貸与要求情報を受信したか否かを判定する。ステップS210において、YESならば、ステップS220に進む。一方、ステップS210において、NOならば、後述するステップS212に進む。ライセンス管理装置は、ライセンス貸与要求情報を受信したとして、ステップS220に進む。
ステップS220では、ライセンス使用管理テーブル更新処理Aが行なわれる。
図9は、一例としてのライセンス使用管理テーブルT300を示す図である。ライセンス使用管理テーブルは、複数のライセンス貸与要求情報に基づいた複数のライセンスの予約データから構成されるテーブルである。ライセンス使用管理テーブルT300は、ライセンス管理装置のデータ一時記憶部120に記憶される。
図9において、「番号」とは、ライセンス予約データの管理番号である。「状態」の列において、「予約」となっているライセンス予約データは、対応するライセンスを使用するための予約が行なわれている状態を示す。「状態」の列において、「貸与」となっているライセンス予約データは、現在の時刻が、「予約」となっていたライセンス予約データに対応するライセンスの使用開始時刻になり、対応するライセンスが貸与中であることを示す。
「優先順位」とは、「予約」となっている複数のライセンス予約データのうち、ライセンスの貸与を行なう優先順位を示す。優先順位の値が小さいライセンス予約データ程、対応するライセンスが、早く使用可能となる。
登録情報のうちの「登録元」の列の数字は、ライセンス予約データを登録した機器のIPアドレスを示す。「ユーザ」、「ワークフロー番号」は、ライセンス貸与要求情報に含まれていたデータである。「登録日時」とは、ライセンス予約データが登録された日時を示す。「開始」とは、対応するライセンスが使用開始される時刻を示す。「期間」とは、対応するライセンスが使用される期間を示す。数字の単位は、分である。ライセンス使用管理テーブルT300内の「開始」に対応する列の情報および「期間」の列に対応する情報は、ライセンス貸与要求情報D100に基づいて、更新される。
たとえば、管理番号“106”のライセンス予約データは、スキャン機能のライセンスを、14時30分から5分間使用することを示すデータである。また、スキャン機能のライセンスは、現在、予約中であることが示される。
図10は、ライセンス使用管理テーブル更新処理Aのフローチャートである。図10において、ステップS221では、制御部110が、受信したデータの種類が、貸与要求であるか否かを判定する。ステップS221において、YESならば、ステップS222に進む。一方、ステップS221において、NOならば、後述するステップS221Aに進む。
ステップS222では、制御部110が、現在の時刻が、受信したデータの「使用開始時刻」以降であるか否かを判定する。ステップS222において、YESならば、ステップS223に進む。一方、ステップS222において、NOならば、ステップS225に進む。たとえば、現在の時刻が14時25分で、「使用開始時刻」が、14時24分または14時25分であるとする。この場合、ステップS223に進む。
ステップS223では、ライセンス使用管理テーブルおよびライセンス数管理テーブルの参照が行なわれる。ライセンス使用管理テーブルは、記憶部140に記憶されている。具体的には、制御部110が、ライセンス使用管理テーブルと、ライセンス数管理テーブルとを参照する。
ステップS223の処理の後、ステップS224に進む。
ステップS224では、制御部110が、ライセンス貸与要求情報で貸与要求する全てのライセンスが使用可能であるか否かを判定する。当該判定は、以下のように行なわれる。
たとえば、ステップS224の処理が行われる時刻が、14時25分であるとする。また、貸与要求する機能のライセンスは、「スキャン」機能のライセンスであるとする。以下においては、貸与要求する機能のライセンスを貸与要求ライセンスともいう。また、貸与要求ライセンスの使用開始時刻は14時25分で、使用期間は7分であるとする。すなわち、14時25分から14時32分まで「スキャン」機能のライセンスの貸与要求を行なうとする。
この場合、ライセンス使用管理テーブルT300の管理番号“103”、“106”および“108”のライセンス予約データに示される情報により、「スキャン」機能のライセンスは、現在、1個が貸与中であり、2個が予約中であり、かつ、ライセンスの使用開始時刻が14時30分である。そのため、上記の貸与要求ライセンスは、使用時間が重複して使用できないと、制御部110により判定される。
使用時間が重複すると判定された場合、制御部110は、ステップS223において参照したライセンス数管理テーブルにより、使用可能な貸与要求ライセンスがあるか否かを判定する。n個の貸与要求ライセンスの使用時間が重複して使用できないと判定されていても、当該重複する使用期間において、貸与要求ライセンスがn個以上あれば、制御部110は、貸与要求ライセンスを使用可能と判定する。なお、制御部110が、貸与要求ライセンスを使用可能でないと判定する場合は、n個の貸与要求ライセンスの使用時間が重複し、当該重複する使用期間において、重複する貸与要求ライセンスの数がn個未満の場合である。
なお、前述の判定において、貸与要求ライセンスの使用時間が重複していない場合、制御部110は、ステップS223において参照したライセンス数管理テーブルにより、貸与要求ライセンスがあるか否かで、貸与要求ライセンスが使用可能か否かを判定する。
以上の処理を、制御部110は、ライセンス貸与要求情報で貸与要求する全てのライセンスに対して行なうことで、全ての貸与要求ライセンスが使用可能であるか否かを判定する。
ステップS224において、YESならば、ステップS224Aに進む。一方、ステップS224において、NOならば、ステップS227に進む。制御部110は、全てのライセンスが使用可能であると判定したとする。この場合、ステップS224Aに進む。
ステップS224Aでは、ライセンス使用管理テーブル更新処理が行なわれる。ライセンス使用管理テーブル更新処理では、制御部110が、ライセンス使用管理テーブルT300に、全ての貸与要求ライセンスの各々に対応するライセンス予約データを追加することで、ライセンス使用管理テーブルT300の更新処理を行なう。なお、この場合、追加されるライセンス予約データの「状態」は、「貸与」となる。その後、このライセンス使用管理テーブル更新処理Aは終了し、図8の管理装置処理Aに戻り、ステップS220の次の、ステップS230に進む。
ステップS230では、ライセンス数管理テーブル更新処理が行なわれる。ライセンス数管理テーブル更新処理では、記憶部140に記憶されているライセンス数管理テーブルのライセンス数を、ライセンス貸与要求情報で貸与要求する全てのライセンスに基づいて変更する。たとえば、ライセンス数管理テーブルが、ライセンス数管理テーブルT200であり、ライセンス貸与要求情報が、ライセンス貸与要求情報D100であるとする。
この場合、ライセンス貸与要求情報D100では、スキャン機能、送信機能、画像処理機能のライセンスを1つづつ使用するように設定されている。そのため、制御部110は、ライセンス数管理テーブルT200の対応するライセンス数を減算することにより、ライセンス数管理テーブルT200を、ライセンス数管理テーブルT200Aに更新する。
再び、図3を参照して、図3(B)は、ライセンス数管理テーブルT200Aを示す図である。
再び、図8を参照して、ステップS230の処理の後、ステップS232に進む。
ステップS232では、制御部110が、ステータスが「成功」を示す貸与通知を、ライセンス貸与要求情報を送信したクライアント装置へ送信する。ここで、貸与通知とは、要求した機能に対応するライセンスを貸与可能であるか否かを示す通知である。その後、再度、ステップS210の処理が行なわれる。
図11は、クライアント装置と、ライセンス管理装置との間で送受信されるデータを示す図である。図11において、図11(A)は、一例としての貸与通知D120を示す図である。貸与通知D120には、ライセンスが貸与される機能(たとえば、スキャン機能、送信機能、画像処理機能)を特定する情報が含まれる。貸与管理番号は、ライセンスが貸与される各機能を管理するための番号である。
ステップS232で送信される貸与通知は、貸与通知D120であるとする。
再び、図7を参照して、クライアント装置では、ステップS131の処理の後、ステップS132に進む。
ステップS132では、制御部110が、ステップS131で送信したライセンス貸与要求情報に対応する貸与通知を受信したか否かを判定する。ステップS132において、YESならば、ステップS133に進む。一方、ステップS132において、NOならば、後述するステップS134に進む。
ステップS133では、制御部110が、受信した貸与通知のステータスが「成功」であるか否かを判定する。ステップS133において、YESならば、このライセンス取得処理は終了し、図4のクライアント装置処理Aに戻り、ステップS130の次のステップS140に進む。一方、ステップS133において、NOならば、後述するステップS134に進む。
再び、図4を参照して、クライアント装置では、ステップS130の処理の後、ステップS140に進む。
ステップS140では、ステップS110で登録されたワークフローが実行される。ワークフローの実行が終了すると、ステップS150に進む。
ステップS150では、ライセンス返却処理が行なわれる。
図12は、ライセンス返却処理のフローチャートである。図12を参照して、ステップS151では、ライセンス返却通知作成処理が行なわれる。ライセンス返却通知作成処理では、ライセンス返却通知の作成が行なわれる。ライセンス返却通知とは、ステップS140で実行されたワークフローにおいて使用したライセンスを返却するための通知である。制御部110は、ステップS140で実行されたワークフローで使用されたライセンスに基づいて、ライセンス返却通知を作成する。
再び、図11を参照して、図11(B)は、一例としてのライセンス返却通知D140Aを示す図である。ライセンス返却通知D140Aの「データ種類」は、返却通知である。また、ライセンス返却通知D140Aには、ライセンスが返却される機能(たとえば、スキャン機能、送信機能、画像処理機能)を特定する情報が含まれる。返却管理番号は、ライセンスが返却される各機能を管理するための番号である。なお、ライセンス返却通知D140Aにおける各返却管理番号は、貸与通知D120における各貸与管理番号と同一の番号である。以下においては、返却するライセンスを、返却ライセンスともいう。
再び、図12を参照して、ステップS151の処理が終了すると、ステップS152に進む。
ステップS152では、制御部110が、生成したライセンス返却通知を、ライセンス管理装置へ送信する。その後、このライセンス返却処理は終了し、図4のクライアント装置処理Aに戻り、クライアント装置処理Aも終了する。
再び、図8を参照して、ライセンス管理装置では、前述のステップS210の処理が実行される。ライセンス管理装置はライセンス返却通知を受信したとして、ステップS212に進む。
ステップS212では、制御部110が、ライセンス返却通知を受信したか否かを判定する。ステップS212において、YESならば、ステップS260に進む。一方、ステップS212において、NOならば、再度、ステップS210の処理が行なわれる。この場合、ライセンス管理装置は、ライセンス返却通知を受信したとして、ステップS260に進む。
ステップS260では、前述の図10のライセンス使用管理テーブル更新処理Aが行なわれる。
再び、図10を参照して、ライセンス管理装置では、前述のステップS221の処理が実行される。この場合、受信したデータの種類が、「貸与要求」でないので、ステップS221Aに進む。ステップS221において、ライセンス管理装置が受信するデータの種類は、「貸与要求」または「返却通知」であるとする。したがって、ステップS221Aに進む場合、受信したデータの種類は、「返却通知」となる。
ステップS221Aでは、ライセンス使用管理テーブル更新処理が行なわれる。ライセンス使用管理テーブル更新処理では、制御部110が、受信したライセンス返却通知が示す、前述の返却ライセンスに基づいて、ライセンス使用管理テーブルT300を更新する。具体的には、制御部110は、返却ライセンスに対応するライセンス予約データまたは貸与データを削除することで、ライセンス使用管理テーブルT300の更新処理を行なう。その後、ステップS221Bに進む。
ステップS221Bでは、規則Bに従って行なわれるライセンス使用管理テーブル最適化処理が行なわれる。ライセンス使用管理テーブル最適化処理によって、ライセンスの貸与順序の制御が行なわれる。なお、規則Bに従って行なわれるライセンス使用管理テーブル最適化処理の詳細な説明は後述する。なお、ステップS221Bでは、後述する規則Aに従ってライセンス使用管理テーブル最適化処理が行なわれてもよい。ライセンス使用管理テーブル最適化処理が終了すると、このライセンス使用管理テーブル更新処理Aは終了し、図8の管理装置処理Aに戻り、ステップS260の次の、ステップS270に進む。
再び、図8を参照して、ステップS270では、ライセンス数管理テーブル更新処理が行なわれる。ライセンス数管理テーブル更新処理では、記憶部140に記憶されているライセンス数管理テーブルのライセンス数を、返却ライセンスに基づいて変更する。たとえば、返却ライセンスが、「スキャン機能」および「プリント機能」のライセンスであるとする。この場合、制御部110は、ライセンス数管理テーブルの対応するライセンス数を加算することにより、ライセンス数管理テーブルを更新する。その後、再度、ステップS210の処理が行なわれる。
再び、図10を参照して、ステップS222の処理において、たとえば、現在の時刻が12時25分で、「使用開始時刻」が、12時30分であるとする。この場合、ステップS225に進む。
ステップS225では、前述のステップS223と同様な処理が行なわれるので詳細な説明は繰り返さない。その後、ステップS226に進む。
ステップS226では、ステップS224と同様な処理が行なわれるので詳細な説明は繰り返さない。ステップS226において、YESならば、ステップS226Aに進む。一方、ステップS226において、NOならば、ステップS227に進む。制御部110は、全てのライセンスが使用可能であると判定したとする。この場合、ステップS226Bに進む。
ステップS226Bでは、前述のステップS222と同様な処理が行なわれるので詳細な説明は繰り返さない。ステップS226Bにおいて、YESならば、ステップS226Cに進む。一方、ステップS226Bにおいて、NOならば、再度、ステップS226Bの処理が繰り返される。
ステップS226Cでは、前述のステップS224Aと同様な処理が行なわれるので詳細な説明は繰り返さない。その後、このライセンス使用管理テーブル更新処理Aは終了し、図8の管理装置処理Aに戻り、ステップS220の次の、ステップS230に進む。
ステップS224またはステップS226の処理において、制御部110が、全てまたは一部の貸与要求ライセンスが使用不可能であると判定したとする。この場合、ステップS227に進む。
ステップS227では、ライセンス使用管理テーブル更新処理が行なわれる。ライセンス使用管理テーブル更新処理では、制御部110が、ライセンス使用管理テーブルT300に、使用不可能であると判定された全ての貸与要求ライセンスの各々に対応するライセンス予約データを追加することで、ライセンス使用管理テーブルT300の更新処理を行なう。なお、この場合、追加されるライセンス予約データの「状態」は、「予約」となる。その後、ステップS227Aに進む。
ステップS227Aでは、後述する規則Aに従って行なわれるライセンス使用管理テーブル最適化処理が行なわれる。なお、ステップS227Aでは、後述する規則Bに従ってライセンス使用管理テーブル最適化処理が行なわれてもよい。また、ステップS227Aでは、後述する規則Cに従ってライセンス使用管理テーブル最適化処理が行なわれてもよい。ライセンス使用管理テーブル最適化処理では、制御部110が、複数のライセンス予約データに基づくジョブの予約状態に応じた処理を行なう。
図13は、複数のライセンス予約データに基づくジョブの予約状態を示す図である。図13(A)は、使用するライセンスの競合が発生していない状態のライセンス予約データに基づくジョブの予約状態を示す図である。この場合、制御部110は、ライセンス使用管理テーブルT300の最適化処理は行なわない。
図13(A)において、機能A,B,C,D,Eは、それぞれ、たとえば、スキャン機能、プリント機能、送信機能、画像処理機能およびファイルフォーマット変換機能であるとする。図13(A)において、横軸は時刻t0からの経過時間を表し、単位は、一例として分である。なお、機能Aおよび機能Bのライセンスの数は、一例として、3つあるとする。また、機能C,D,Eの各々のライセンスの数は、一例として、1つあるとする。
図13(A)を参照して、ジョブJ1A,J1B,J1Cは、ワークフロー1を構成するジョブを示す。ジョブJ2A,J2B,J2Cは、ワークフロー2を構成するジョブを示す。ジョブJ3A,J3Bは、ワークフロー3を構成するジョブを示す。ジョブJ4A,J4B,J4Cは、ワークフロー4を構成するジョブを示す。
ジョブJ1A,J1B,J1Cは、それぞれ、機能A、機能Bおよび機能Cを、時刻t0から3分間使用するジョブである。ジョブJ2A,J2B,J2Cは、それぞれ、機能A、機能Bおよび機能Dを、時刻t0から2分経過した時刻から5分間使用するジョブである。ジョブJ3A,J3Bは、それぞれ、機能Bおよび機能Cを、時刻t0から3分経過した時刻から4分間使用するジョブである。ジョブJ4A,J4B,J4Cは、それぞれ、機能A、機能Bおよび機能Eを、時刻t0から3分間使用するジョブである。使用するライセンスの競合の発生は、1つのワークフローを構成する全てのジョブの開始時刻の少なくとも1つの開始時刻に、既に予約されているジョブが存在する場合に生じる。
図13(B)は、使用するライセンスの競合が発生していない状態のライセンス予約データに基づくジョブの予約状態を示す図である。この場合、制御部110は、ライセンス使用管理テーブルT300の最適化処理は行なわない。図13(B)は、図13(A)と比較して、ジョブJ5A,J5B,J5Cからなるワークフロー5がさらに予約されている点が異なる。それ以外は、図13(A)と同様なので詳細な説明は繰り返さない。ジョブJ5A,J5B,J5Cは、それぞれ、機能A、機能Bおよび機能Dを、時刻t0から1分経過した時刻から1分間使用するジョブである。各ジョブの予約は、ライセンスに空きがある時間のうちの最も早い時刻に設定される。すなわち、各ジョブの予約時刻は、ライセンスの競合が発生しない最も早い時刻に設定される。
図13(B)において、ワークフロー5(ジョブJ5A,J5B,J5C)は、ワークフロー4(ジョブJ4A,J4B,J4C)よりも後に予約されたものである。図13(B)の状態では、ワークフロー5は、ワークフロー4よりも後に予約されているが、使用するライセンスの競合は発生していない。
図14は、複数のライセンス予約データに基づくジョブの予約状態を示す図である。図14(A)は、使用するライセンスの競合が発生している状態のライセンス予約データに基づくジョブの予約状態を示す図である。図14(A)は、図13(B)と比較して、ジョブJ6A,J6B,J6Cからなるワークフロー6がさらに予約されている点が異なる。それ以外は、図13(B)と同様なので詳細な説明は繰り返さない。
ワークフローの実行指令においては、まず、ジョブJ6A,J6B,J6Cは、それぞれ、機能A、機能Bおよび機能Cを、時刻t0から3分経過した時刻から3分間使用するジョブである。各ジョブの予約は、ライセンスに空きがある時間のうちの最も早い時間に設定されるので、ジョブJ6A,J6Bは、それぞれ、図14(A)の位置に予約されることになる。
ジョブJ6A,J6B,J6Cを、ワークフローの実行指令に合致させるためには、ジョブJ6A,J6B,J6Cは、同時刻に開始されなければならない。しかし、図14(A)では、ジョブJ6Cの開始時刻に、既に予約されているジョブJ3Bが存在する。使用するライセンスの競合が発生しているため、ジョブJ6Cの予約時刻は、ジョブJ3Bが終了する時刻に設定される。
複数のライセンス予約データに基づくジョブの予約状態が、図14(A)の場合、以下の規則Aに従って、制御部110により、ライセンス使用管理テーブル最適化処理が行なわれる。規則Aは、1つのワークフローで行なわれる1以上のジョブが予約される時刻を、ワークフローの実行指令で指定されたジョブの実行タイミングの相互関係に合致し、かつ、使用するライセンスの競合が発生しない時刻に変更するという規則である。以下においては、ジョブが予約される時刻をジョブ予約時刻ともいう。また、以下においては、ワークフローを構成する複数のジョブの各々に対応する、ライセンス使用管理テーブル最適化処理前のジョブ予約時刻が、ワークフローの実行指令に合致しないワークフローを、実行指令非合致ワークフローともいう。実行指令非合致ワークフローは、たとえば、ワークフロー6である。
図17は、規則Aに従って行なわれるライセンス使用管理テーブル最適化処理のフローチャートである。図17を参照して、ステップS310では、制御部110が、1つのワークフロー(たとえば、ワークフロー6)を構成する複数のジョブにそれぞれ対応する複数のジョブ予約時刻のうち、ワークフローの実行指令に合致しないものがあるか否かを判定する。すなわち、制御部110は、実行指令非合致ワークフローがあるか否かを判定する。
ステップS310において、YESならば、ステップS312に進む。一方、ステップS310において、NOならば、この処理は終了する。なお、本実施の形態では、実行指令非合致ワークフローであるワークフロー6が存在するとする。この場合、ステップS310において、YESと判定されて、ステップS312に進む。
ステップS312以降の処理において、予約されているジョブの開始時刻の変更が行なわれる。具体的には、ステップS312では、制御部110が、実行指令非合致ワークフローであるワークフロー6を構成する複数のジョブにそれぞれ対応する複数のジョブ予約時刻のうち、ワークフローの実行指令で定められたジョブの実行タイミングの相互関係に合致していないジョブ予約時刻をリストアップする。以下においては、リストアップされたジョブ予約時刻に対応するジョブを、実行タイミング非合致ジョブともいう。
ワークフロー6を例にすると、ワークフローの実行指令におけるジョブの実行タイミングの相互関係は、ジョブJ6A,J6B,J6Cが同時刻に実行開始されるように定められている。したがって、ワークフロー6における実行タイミング非合致ジョブは、ジョブJ6A,J6Bとなる。本実施の形態では、k個の実行タイミング非合致ジョブがリストアップされたとする。その後、ステップS314に進む。
ステップS314では、制御部110が、リストアップされたk個の実行タイミング非合致ジョブのうち、カウンタnに基づくn番目の実行タイミング非合致ジョブのジョブ予約時刻を、前述の規則Aに基づいて、ワークフローの実行指令で定められたジョブの実行タイミングの相互関係に合致する時刻に変更する。具体的には、実行タイミング非合致ジョブであるジョブJ6A,J6Bについては、ジョブJ6Cと同時刻に開始されるように、ジョブJ6A,J6Bの予約時刻を変更する。ジョブJ6Cは、競合するライセンスが存在したため、競合するライセンスの使用が終了した時刻の後の時刻に予約されたものである。なお、カウンタnの初期値は1であるとする。その後、ステップS316に進む。
ステップS316では、ライセンスの競合がないか否かが判定される。具体的には、制御部110が、変更された、n番目の実行タイミング非合致ジョブのジョブ予約時刻がライセンスの競合が発生していない時刻であるか否かの判定を行なう。ステップS316において、YESならば、ステップS318に進む。一方、ステップS316において、NOならば、再度、ステップS314の処理が行なわれる。この場合、ステップS314では、制御部110が、n番目の実行タイミング非合致ジョブのジョブ予約時刻を、前述の規則Aに基づいて、別の時刻に変更する。
ステップS318では、全ての実行タイミング非合致ジョブのジョブ予約時刻の変更が終了したか否かが判定される。具体的には、制御部110が、カウンタnの値がk以上であるか否かを判定する。ステップS318において、YESならば、ステップS320に進む。一方、ステップS318において、NOならば、ステップS319に進む。
ステップS319では、制御部110が、カウンタnを1インクリメントする。その後、再度、ステップS314の処理が行なわれる。
ステップS320では、全ての実行タイミング非合致ジョブのジョブ予約時刻の変更が終了した後に、再度、制御部110が、ワークフローを構成する全てのジョブ予約時刻が、ワークフローの実行指令に合致しており、かつ、ライセンス競合がないか否かを判定する。
ステップS320において、YESならば、この規則Aに従って行なわれるライセンス使用管理テーブル最適化処理は、終了する。一方、ステップS320において、NOならば、ステップS322に進む。
ステップS322では、制御部110が、カウンタnを1に設定する。その後、再度、ステップS314の処理が行なわれる。
1つのジョブ予約時刻を変更したことによって、他のジョブとの関係で、ワークフローの実行指令に合致しなくなる場合もある。しかしながら、前述のステップS320において、最終確認を行なえば、そのような抜けをなくすことができ、確実にライセンス使用管理テーブル最適化処理を行なえる。
以上の処理により、規則Aに従って行なわれるライセンス使用管理テーブル最適化処理が行われる前に予約されたジョブにおいて、ワークフローの実行指令に合致しない予約状態が解消される。その結果、常に、ワークフローの実行指令に合致し、かつ、ライセンスの競合が発生しない状態を保証することができる。また、ライセンス使用管理テーブル最適化処理により、ジョブ予約時刻の変更が行なわれ、ジョブが使用するライセンスに空きが生じると、他のジョブやワークフローが、空きが生じたライセンスに別の使用予約を入れることができる。したがって、ライセンスを効率的に活用でき、MFPを効率的に動作させることができる。
本実施の形態の規則Aに従って行なわれるライセンス使用管理テーブル最適化処理では、制御部110が、ジョブJ6A,J6Bが開始される時刻を、ジョブJ6Cが開始される時刻に変更する。
図14(B)は、規則Aに従って行なわれるライセンス使用管理テーブル最適化処理を視覚的に示す図である。図14(C)は、規則Aに従って行なわれるライセンス使用管理テーブル最適化処理が行なわれた後の、複数のライセンス予約データに基づくジョブの予約状態を示す図である。これにより、使用するライセンスの競合が解消される。
また、前述の規則Aに従って行なわれるライセンス使用管理テーブル最適化処理が行なわれることにより、たとえば、図14(C)のジョブJ1Aが終了する時刻からジョブJ6Aが開始される時刻の期間(以下、期間Aともいう)に、所定条件Aを満たす他のジョブを設定することもできる。ここで、所定条件Aとは、開始時間が期間A内であり、かつ、実行時間が期間Aの時間以下であるという条件である。
ライセンス使用管理テーブル最適化処理において、制御部110は、上記所定条件Aを満たすジョブがあれば、期間Aに当該ジョブの予約を設定する。図14(A)において、仮に、J6Cが、機能Cを、時刻t0から7分経過した時刻から3分間使用するジョブであるならば、上記規則Aに従って行なわれるライセンス使用管理テーブル最適化処理は行なわれない。この場合、複数のライセンス予約データに基づくジョブの予約状態は、図14(A)のままとなる。
図15は、複数のライセンス予約データに基づくジョブの予約状態を示す図である。図15(A)は、使用するライセンスの競合が発生している状態のライセンス予約データに基づくジョブの予約状態を示す図である。図15(A)は、図14(C)と比較して、ジョブJ7A,J7B,J7Cからなるワークフロー7がさらに予約されている点が異なる。それ以外は、図14(C)と同様なので詳細な説明は繰り返さない。
ジョブJ7A,J7B,J7Cは、それぞれ、機能A、機能Cおよび機能Dを、時刻t0から3分経過した時刻から3分間使用するジョブである。すなわち、ジョブJ7A,J7B,J7Cは、同時刻に開始される。なお、図15(A)では、ジョブJ7B,J7Cの開始時刻に、既に予約されているジョブJ3B,J2Cが存在する。すなわち、使用するライセンスの競合が発生している。そのため、ジョブJ7B,J7Cの予約時刻は、それぞれ、ジョブJ6CおよびジョブJ2Cが終了する時刻に設定される。
複数のライセンス予約データに基づくジョブの予約状態が、図15(A)の場合、前述の規則Aに従って、制御部110により、ライセンス使用管理テーブル最適化処理が行なわれる。この場合、規則Aに従って行なわれるライセンス使用管理テーブル最適化処理では、制御部110が、ジョブJ7A,J7Cが開始される時刻を、ジョブJ7Bが開始される時刻に変更する。
図15(B)は、規則Aに従って行なわれるライセンス使用管理テーブル最適化処理を視覚的に示す図である。図15(C)は、規則Aに従って行なわれるライセンス使用管理テーブル最適化処理が行なわれた後の、複数のライセンス予約データに基づくジョブの予約状態を示す図である。これにより、使用するライセンスの競合が解消される。
なお、前述の規則Aに従って行なわれるライセンス使用管理テーブル最適化処理が行なわれることにより、前述したように、前述した期間Aに、所定条件Aを満たす他のジョブを設定することもできる。
図16は、複数のライセンス予約データに基づくジョブの予約状態を示す図である。図16(A)は、予約されていたジョブが削除された状態のライセンス予約データに基づくジョブの予約状態を示す図である。削除されたジョブは、ジョブJ3A,J3Bであるとする。この場合、図16(A)は、使用するライセンスの競合が発生していない状態のライセンス予約データに基づくジョブの予約状態を示す図である。図16(A)は、図15(C)と比較して、ジョブJ3A,J3Bが削除された点が異なる。それ以外は、図15(C)と同様なので詳細な説明は繰り返さない。
複数のライセンス予約データに基づくジョブの予約状態が、図16(A)の場合、以下の規則Bに従って、制御部110により、ライセンス使用管理テーブル最適化処理が行なわれる。規則Bは、予約されていたジョブが削除された場合、削除されなかったジョブの開始される時刻を、使用するライセンスの競合が発生しない時刻で、元の予約時刻よりも早い時刻に予約変更するという規則である。以下においては、予約されていたジョブが削除された場合、開始時刻を変更可能なジョブを含むワークフローを、時刻変更可能ジョブ構成ワークフローともいう。時刻変更可能ジョブ構成ワークフローは、たとえば、ワークフロー6、ワークフロー7である。
ここでは、ワークフローに含まれるジョブについて、予約変更を行なう例を示すが、ワークフローに含まれていない単独のジョブについても、同様に規則Bの適用が行なわれることはいうまでもない。
図18は、規則Bに従って行なわれるライセンス使用管理テーブル最適化処理のフローチャートである。図18を参照して、ステップS410では、制御部110が、削除されたジョブの開始時刻に変更可能なジョブが存在するか否かを判定する。すなわち、制御部110は、時刻変更可能ジョブ構成ワークフローがあるか否かを判定する。
具体的には、制御部110が、削除されたジョブの予約時刻より後の時刻にジョブの予約が存在するか調べる。ジョブの予約が存在するならば、そのジョブの予約に対応するライセンス使用時間が、ジョブが削除されたことで、予約を入れることが可能となった時間以下であれば、削除されたジョブの開始時刻に変更可能なジョブが存在することになる。
ステップS410において、YESならば、ステップS412に進む。一方、ステップS410において、NOならば、この処理は終了する。なお、本実施の形態では、時刻変更可能ジョブ構成ワークフローである、ワークフロー6およびワークフロー7が存在するとする。この場合、ステップS410において、YESと判定されて、ステップS412に進む。
ステップS412以降の処理において、予約されているジョブの開始時刻の変更が行なわれる。具体的には、ステップS412では、制御部110が、時刻変更可能ジョブ構成ワークフローである、ワークフロー6およびワークフロー7の各々に対し、対応するワークフローを構成する複数のジョブのうち、予約されていたジョブが削除されたことによって、開始時刻を変更可能となったジョブをリストアップする。以下においては、開始時刻が変更可能となったジョブを、時刻変更可能ジョブともいう。本実施の形態では、ワークフロー6およびワークフロー7の両方で、r個の時刻変更可能ジョブがリストアップされたとする。その後、ステップS414に進む。
ステップS414では、制御部110が、リストアップされたr個の時刻変更可能ジョブのうち、カウンタsに基づくs番目の時刻変更可能ジョブのジョブ予約時刻を、前述の規則Bに基づいて、使用するライセンスの競合が発生しない最も早い時刻に変更する。なお、カウンタsの初期値は1であるとする。その後、ステップS416に進む。
ステップS416では、全ての時刻変更可能ジョブのジョブ予約時刻の変更が終了したか否かが判定される。具体的には、制御部110が、カウンタsの値がr以上であるか否かを判定する。ステップS416において、YESならば、ステップS420に進む。一方、ステップS416において、NOならば、ステップS419に進む。
ステップS419では、制御部110が、カウンタsを1インクリメントする。その後、再度、ステップS414の処理が行なわれる。
次に、ステップS414からステップS419までの処理を具体的に説明する。時刻変更可能ジョブであるジョブJ6A,J6B,J6Cが開始される時刻が、ジョブJ1Aが終了される時刻に変更される。また、ジョブJ7A,J7B,J7Cが開始される時刻が、ジョブJ2Aが終了される時刻に変更される。すなわち、使用するライセンスの競合が解消される時刻で、元の予約時刻よりも早い時刻に変更することにより、ジョブの開始時刻を繰り上げる。
規則Bに従って行なわれるライセンス使用管理テーブル最適化処理は、実質的には、ステップS420の処理に進むまでの処理を含む。このように、規則Bでは、ジョブが削除されたことによって生じたライセンスの空きを無駄にすることなく、ユーザにとって、最先の時間にワークフローの実行を終了させることができる。その結果、効率的にMFPを動作させることができる。
次のステップS420では、制御部110が、再度、規則Aに従って、ライセンス使用管理テーブル最適化処理を行なう。その後、規則Bおよび規則Aに従ったライセンス使用管理テーブル最適化処理は終了する。
このように、規則Bに従ったライセンス使用管理テーブル最適化処理の後に、規則Aに従ったライセンス使用管理テーブル最適化処理を行なうことにより、ワークフローを構成する全てのジョブ予約時刻が、ワークフローの実行指令に合致しており、かつ、ライセンス競合が発生していないことが保証される。つまり、規則Bに従ったライセンス使用管理テーブル最適化処理により、1つ以上のジョブ予約時刻を変更したことによって、他のジョブとの関係で、ワークフローの実行指令に合致しなくなる状態が発生した場合においても、そのような不整合をなくすることができる。その結果、矛盾がなく、確実に動作させることが可能な、ライセンス使用管理テーブル最適化処理が行なえる。
図16(B)は、規則Bに従って行なわれるライセンス使用管理テーブル最適化処理を視覚的に示す図である。図16(C)は、規則Bに従って行なわれるライセンス使用管理テーブル最適化処理が行なわれた後の、複数のライセンス予約データに基づくジョブの予約状態を示す図である。これにより、使用するライセンスの競合が解消され、かつ、ジョブJ6A,J6B,J6C,J7A,J7B,J7Cの開始時刻が繰り上げられる。
以上の処理により、ジョブの開始時刻が変更される。すなわち、必要に応じて、ライセンス予約データの使用開始時刻が変更される。その結果、ライセンス使用管理テーブルT300が最適化される。
なお、ライセンス使用管理テーブル最適化処理では、使用するライセンスの競合が発生している場合、制御部110が、以下の所定の規則Cに従って、ライセンス使用管理テーブルT300の最適化処理が行なわれてもよい。最適化処理は、「予約」となっている複数のライセンス予約データのうち、使用する機能のライセンスおよび使用時間が重複するライセンスに対応するライセンス予約データ(以下、重複ライセンス予約データともいう)に対して行なわれる。
なお、最適化処理は、「予約」となっている複数のライセンス予約データのうち、使用する機能のライセンスのみが重複するライセンスに対応するライセンス予約データに対して行なわれてもよい。
所定の規則Cは、第1〜第3規則からなる。第1規則は、複数の重複ライセンス予約データのうち、登録元のIPアドレスが同じものがある場合、ワークフロー番号が小さいものの優先順位をあげるという規則である。1つのMFPにおいては、ワークフローの実行予約によって発行されるワークフロー番号は、予約が行なわれた時刻順になっている場合が多い。ライセンス予約データの中には、登録元のIPアドレスが同じであれば、同じMFPから行なわれた予約であると判断できる。
たとえば、管理番号106に対応する重複ライセンス予約データと、管理番号108に対応する重複ライセンス予約データとは、登録元のIPアドレスが同じである。この場合、管理番号108に対応する重複ライセンス予約データの方が、管理番号106に対応する重複ライセンス予約データよりワークフロー番号が小さい。重複ライセンス予約データで登録元のIPアドレスが同じで、ワークフロー番号が小さければ、より早い時刻に予約されたと判断することができる。そのため、その優先順位をあげることは妥当であると思われる。
したがって、管理番号108に対応する重複ライセンス予約データの優先順位が、管理番号106に対応する重複ライセンス予約データの優先順位より高くされる。その結果、管理番号108に対応する重複ライセンス予約データの優先順位は、“2”から“1”になる。管理番号106に対応する重複ライセンス予約データの優先順位は、“1”から“2”になる。
職場にMFPが複数台ある場合などに、同一ユーザが複数のMFPに対して同時刻に開始するワークフローの実行予約を行なうことが可能である。その場合、それらのワークフロー間で、ライセンスの競合が発生する場合があった。
第2規則は、複数の重複ライセンス予約データのうち、登録したユーザが同じものがある場合、登録日時の早いものの優先順位をあげるという規則である。たとえば、管理番号106に対応する重複ライセンス予約データと、管理番号110に対応する重複ライセンス予約データとは、登録したユーザが同じである。この場合、管理番号110に対応する重複ライセンス予約データの方が、管理番号106に対応する重複ライセンス予約データより登録日時が早い。したがって、管理番号110に対応する重複ライセンス予約データの優先順位が、管理番号106に対応する重複ライセンス予約データの優先順位より高くされる。
あるユーザが、同一ライセンスを長時間占有すると、そのライセンスを短時間だけしようしたい別のユーザにとっては、ライセンスが空くまで、長時間またされることになり、後者のユーザにとっては非常に迷惑となる場合があった。
第3規則は、複数の重複ライセンス予約データのうち、使用時間が第1所定時間(たとえば、30分)以上のデータがある場合、使用時間が第2所定時間(たとえば、2分)以下のデータのデータと優先順位を入れ替えるという規則である。たとえば、管理番号112に対応する重複ライセンス予約データは、使用期間が第1所定時間(たとえば、30分)以上のデータである。この場合、管理番号112に対応する重複ライセンス予約データは、使用期間が第2所定時間(たとえば、2分)以下の管理番号114に対応する重複ライセンス予約データと優先順位が入れ替えられる。
以下に、規則Cの第3規則に従って行なわれるライセンス使用管理テーブル最適化処理について図面を用いて説明する。
図19は、複数のライセンス予約データに基づくジョブの予約状態を示す図である。図19(A)は、使用するライセンスの競合が発生している状態のライセンス予約データに基づくジョブの予約状態を示す図である。
図19(A)を参照して、機能Aは、たとえば、スキャン機能である。図19(A)において、横軸は時刻t0からの経過時間を表し、単位は、一例として分である。なお、機能Aのライセンスの数は、一例として、2つであるとする。ジョブJ10,J11,J12は、1つのワークフローを構成するジョブではなく、単体のジョブである。ジョブJ10は、機能Aを、時刻t0から30分間使用するジョブである。ジョブJ11は、機能Aを、時刻t0から15分間使用するジョブである。ジョブJ12は、機能Aを、時刻t0から2分間使用するジョブである。
ジョブJ10は、使用時間が第1所定時間(たとえば、30分)以上のジョブである。ジョブJ12は、使用時間が第2所定時間(たとえば、2分)以下のジョブである。
図19(A)に示すように、ライセンスが競合しており、ジョブJ10,J11,J12を時刻t0に使用するようなライセンス予約は行なうことができない。そこで、前述の規則Cの第3規則に従って、制御部110により、ライセンス使用管理テーブル最適化処理が行なわれる。規則Cの第3規則に従って行なわれるライセンス使用管理テーブル最適化処理では、ジョブJ10は、使用期間が第2所定時間(たとえば、2分)以下のジョブJ12と優先順位が入れ替えられる。
図19(B)は、規則Cの第3規則に従って行なわれるライセンス使用管理テーブル最適化処理が行なわれた後の、複数のライセンス予約データに基づくジョブの予約状態を示す図である。
以上の処理により、複数のユーザ間の利便性に配慮しつつ、ライセンスを効率的に使用できるようになる。
なお、第1〜第3規則には、適用される優先度を決めてもよい。たとえば、第1規則の優先度が最も高く、第3規則の優先度が最も低いとする。この場合、最適化処理では、第1〜第3規則の順で、対応する規則に従って処理が行われる。また、第1〜第3規則のうち、2つ以上の規則が重複した場合は、優先度が高い規則の処理のみが行なわれる。たとえば、登録元のIPアドレスおよび登録したユーザが同じである場合は、第1規則による処理のみが行われる。
このように、規則の優先度も決めておくと、規則が重複した場合に、ユーザに問い合わせる必要などがなくなり、自動で処理順序を決定することができる。
最適化処理により、優先度が変化された複数の重複ライセンス予約データのうち、使用時間が重複するものがあり、重複する使用時間において、対応するライセンスの数が足りない場合、制御部110は、優先度の低い方の重複ライセンス予約データの使用開始時刻を、優先度の高い方の重複ライセンス予約データの使用時間以降の重ならない時刻に変更する。
以上の処理により、ライセンス使用管理テーブルT300が最適化される。なお、所定の規則は、第1〜第3規則の3つの規則に限定されることなく、4つ以上の規則から構成されてもよい。また、前述の第1〜第3規則は、一例であり、他の内容の規則であってもよい。ステップS227Aの処理が終了すると、ステップS227Bに進む。
ステップS227Bでは、制御部110が、現在の時刻が、受信したデータの「使用開始時刻」または変更後の「使用開始時刻」以降であるか否かを判定する。変更後の「使用開始時刻」とは、ステップS227Aの処理により「使用開始時刻」が変更された場合の時刻である。ステップS227Bにおいて、YESならば、ステップS227Cに進む。一方、ステップS227Bにおいて、NOならば、再度、ステップS227Bの処理が繰り返される。
ステップS227Cでは、制御部110が、ライセンス使用管理テーブル更新処理が行なわれる。ライセンス使用管理テーブル更新処理では、ライセンス使用管理テーブル最適化処理により使用開始時刻が変更されたライセンス予約データの設定内容を、当該変更されたライセンス予約データを登録したクライアント装置へ通知する。なお、ライセンス使用管理テーブル最適化処理により使用開始時刻が変更されたライセンス予約データがない場合、制御部110は、通知は行なわない。その後、このライセンス使用管理テーブル更新処理Aは終了し、図8の管理装置処理Aに戻り、ステップS220の次の、ステップS230に進む。
前述のステップS230の処理が行なわれると、ステップS232の処理が行われ、制御部110が、ステータスが「成功」を示す貸与通知を、ライセンス貸与要求情報を送信したクライアント装置へ送信する。
再び、図7を参照して、クライアント装置では、前述のステップS132,S133の処理により、このライセンス取得処理は終了し、図4のクライアント装置処理Aに戻り、ステップS130の次のステップS140に進む。
再び、図4を参照して、クライアント装置では、ステップS140の処理が行なわれる。ステップS140では、ステップS110で登録されたワークフローが実行される。ワークフローの実行が終了すると、前述のステップS150の処理が行われ、クライアント装置処理Aが終了する。
以上の処理により、本実施の形態では、所定の規則に従って、ライセンス使用管理テーブルT300の最適化処理を行なうため、効率的にライセンスの予約管理を行なうことができる。したがって、登録したワークフローを実行するために必要なライセンスが、使用中でも、使用可能となるまでの時間を効率よく短縮できる。その結果、効率的にジョブおよびワークフローの実行を実現することができるという効果を奏する。
再び、図7を参照して、クライアント装置では、前述のステップS132またはステップS133において、NOならば、ステップS134に進む。
ステップS134では、ワークフローのキャンセル操作があったか否かが判定される。キャンセル操作とは、ステップS110において登録したワークフローの実行をキャンセルするためのユーザによる入力部164または表示部162の押下操作である。具体的には、制御部110が、キャンセル操作があったか否かを判定する。ステップS134において、YESならば、ステップS137に進む。一方、ステップS134において、NOならば、ステップS135に進む。
ステップS135では、制御部110が、ステップS131の処理が実行されてから、所定時間(たとえば、30分)経過したか否かを判定する。ステップS135において、YESならば、ステップS137に進む。一方、ステップS135において、NOならば、再度、ステップS132の処理が行なわれる。
ステップS137では、制御部110が、ライセンス貸与要求取消通知を、ライセンス管理装置へ送信する。ライセンス貸与要求取消通知は、前述のステップS110で登録したワークフローの実行を取消すための通知である。その後、このライセンス取得処理は終了し、図4のクライアント装置処理Aに戻り、クライアント装置処理Aも終了する。
ライセンス管理装置は、制御部110が、ライセンス貸与要求取消通知を受信すると、以下の取消通知受信処理を行なう。取消通知受信処理では、図10のライセンス使用管理テーブル更新処理を行なっている最中であっても、ライセンス使用管理テーブル更新処理を即座に中止する。なお、既に、ライセンス使用管理テーブルT300に、前述のライセンス貸与要求情報に対応するライセンス予約データが登録されている場合は、制御部110が、ライセンス使用管理テーブルT300から、対応するライセンス予約データを削除する。その後、図8のステップS220の処理を終了して、ステップS210の処理に進む。なお、ライセンス貸与要求取消通知を受信するか否かの判定の処理は、制御部110が、図8の処理とは独立して行なう。
また、ライセンス管理装置の制御部110は、図8の処理とは独立して、ネットワーク210を常に監視する処理(以下、ネットワーク監視処理ともいう)を行なっている。ネットワーク監視処理では、制御部110が、ライセンス貸与要求情報を作成したクライアント装置が、電源切断等により、ネットワーク210とデータ通信不能な状態を検知すると、前述の取消通知受信処理と同様な処理を行なった後、ステップS210の処理に進む。
なお、一例としてあげた図9のライセンス使用管理テーブルT300は、MFPにおける基本機能ともいえるスキャン機能、プリント機能等を主に管理するテーブルであった。しかしながら、本発明は、MFPの機能を、基本機能と、応用機能とに分類し、基本機能については、ライセンス共有させず、応用機能のみでライセンスの使用管理を行なうこともできる。
基本機能は、前述したように、スキャン機能、プリント機能等である。応用機能は、たとえば、FAX機能、ファイル送信機能、画像処理機能、ファイルフォーマット変換機能およびOCR機能である。前述したように、ファイル送信機能は、データを送信する機能である。画像処理機能は、画像の編集処理、加工処理および変換処理等を行なう機能である。ファイルフォーマット変換機能は、ファイルのフォーマットを変換する機能である。OCR機能は、文字等を認識する機能である。
前述したように本発明は、基本機能を共有させず、応用機能のライセンスを共有させることでも実現可能である。なお、応用機能のライセンス共有の処理は、前述の処理において、基本機能である機能を、前述の応用機能である機能に置き換えた処理と同様なので詳細な説明は繰り返さない。
これにより、応用機能のみでライセンスの使用管理を行なう場合においても、効率的にジョブおよびワークフローの実行を実現することができる。一例として、図20に応用機能を使用したライセンス使用管理テーブルT300Aを示す。
今回開示された実施の形態はすべての点で例示であって制限的なものではないと考えられるべきである。本発明の範囲は上記した説明ではなくて特許請求の範囲によって示され、特許請求の範囲と均等の意味および範囲内でのすべての変更が含まれることが意図される。
本実施の形態におけるライセンス管理システムの構成を示すブロック図である。 MFPの内部構成を示すブロック図である。 一例としての、ライセンス数管理テーブルを示す図である。 クライアント装置処理Aのフローチャートである。 ライセンス貸与要求情報の一例を示す図である。 ワークフロー解析処理のフローチャートである。 ライセンス取得処理のフローチャートである。 管理装置処理Aのフローチャートである。 一例としてのライセンス使用管理テーブルを示す図である。 ライセンス使用管理テーブル更新処理Aのフローチャートである。 クライアント装置と、ライセンス管理装置との間で送受信されるデータを示す図である。 ライセンス返却処理のフローチャートである。 複数のライセンス予約データに基づくジョブの予約状態を示す図である。 複数のライセンス予約データに基づくジョブの予約状態を示す図である。 複数のライセンス予約データに基づくジョブの予約状態を示す図である。 複数のライセンス予約データに基づくジョブの予約状態を示す図である。 規則Aに従って行なわれるライセンス使用管理テーブル最適化処理のフローチャートである。 規則Bに従って行なわれるライセンス使用管理テーブル最適化処理のフローチャートである。 複数のライセンス予約データに基づくジョブの予約状態を示す図である。 一例としてのライセンス使用管理テーブルを示す図である。
符号の説明
100,100A,100B,100C MFP、110 制御部、140 記憶部、1000 ライセンス管理システム。

Claims (21)

  1. 複数のジョブを含み、かつ、それぞれのジョブの実行タイミングの相互関係が規定されているワークフローの実行を受付ける受付手段と、
    各ジョブに含まれる、ネットワークに接続された複数の装置で共有される動作機能ごとのライセンスの予約可能状況を判定する判定手段と、
    前記予約可能状況に基づいて、各ジョブの実行タイミングの相互関係を保持した状態で必要なライセンスの予約を行なう予約手段とを備える、ライセンス管理装置。
  2. 前記判定手段は、前記共有される動作機能ごとのライセンスの数と、前記共有される動作機能ごとの既に予約されているライセンスの状態とに基づいて競合の有無を判断することで、前記受付けられたワークフローに含まれる各ジョブについてのライセンスの使用が可能であるか否かを判定する、請求項1に記載のライセンス管理装置。
  3. 前記予約手段は、前記判定手段により使用が可能でないと判定されたライセンス、および当該使用が可能でないと判定されたライセンスに係るジョブを含むワークフローを実行するために必要な他のライセンス、のそれぞれについての使用許可期間を、所定の規則に従って変更する、請求項に記載のライセンス管理装置。
  4. 前記判定手段は、前記使用しようとする動作機能の種類と、前記使用しようとする動作機能を使用する期間とを含む貸与要求情報に基づいて、ライセンスの使用が可能であるか否かを判定する、請求項2または3に記載のライセンス管理装置。
  5. 前記予約手段は、前記ワークフローに含まれるジョブの実行順に従って、対応するライセンスを予約する、請求項1〜4のいずれか1項に記載のライセンス管理装置。
  6. 前記予約手段は、前記受付手段が前記ワークフロー実行を使用開始時刻の指定とともに受付けた際に、指定された使用開始時刻において、いずれかのジョブについてのライセンスに競合が発生して予約が行なえなかった場合、前記予約が行なえなかったライセンスの予約の時刻を、前記競合を発生させた既に予約されているライセンスの使用が終了する時刻の後の時刻に変更するとともに、前記ワークフローに含まれる他のジョブについてのライセンスの予約の時刻を、各ジョブの実行タイミングの相互関係を保持しつつ、それぞれのライセンスの競合が発生しない時刻に変更する、請求項2〜5のいずれか1項に記載のライセンス管理装置。
  7. 前記予約手段は、前記ワークフローに含まれるジョブ以外の既に予約されているジョブであって、前記ワークフローに含まれるいずれかのジョブと同一のライセンスを使用するジョブが削除された場合において、前記ワークフローに含まれるジョブが使用する当該同一のライセンスの予約時刻を、前記ワークフローを実行するために必要なそれぞれのライセンスに競合が生じない範囲で、元の予約時刻よりも早い時刻に変更する、請求項2〜5のいずれか1項に記載のライセンス管理装置。
  8. 前記受付手段は、外部装置から前記ワークフローの実行を受付け、
    前記ライセンス管理装置は、前記ワークフローの実行のために必要なライセンスの使用許可期間を前記外部装置へ通知する通知手段をさらに備える、請求項1〜7のいずれか1項に記載のライセンス管理装置。
  9. 前記予約手段は、いずれかのジョブについてのライセンスに競合が発生して予約が行なえなかった場合、当該競合を発生させた既に予約されているジョブについてのライセンスと、当該予約が行えなかったライセンスとの間の予約順序を変更する、請求項1〜8のいずれか1項に記載のライセンス管理装置。
  10. ネットワークに接続された複数の装置で動作機能ごとのライセンスを共有する環境下において、前記ライセンスを管理するライセンス管理装置と、クライアント装置とから構成されるライセンス管理システムであって、
    前記クライアント装置は、
    複数のジョブを含み、かつ、それぞれのジョブの実行タイミングの相互関係が規定されているワークフローを登録するための登録手段と、
    登録された前記ワークフローで使用される動作機能を解析するための解析手段と、
    前記解析手段によ解析に基づいて、前記ワークフローを実行するために必要なライセンスの貸与要求を送信する送信手段とを備え、
    前記ライセンス管理装置は、
    前記ライセンスの貸与要求を受付けるための受付手段と、
    前記ワークフローを実行するために必要なライセンスの予約可能状況を判定する判定手段と、
    前記予約可能状況に基づいて、各ジョブの実行タイミングの相互関係を保持した状態で必要なライセンスの予約を行なう予約手段とを備える、ライセンス管理システム。
  11. データ通信可能なライセンス管理装置とクライアント装置との間におけるライセンス管理方法であって、
    前記ライセンス管理装置が、複数のジョブを含み、かつ、それぞれのジョブの実行タイミングの相互関係が規定されているワークフローの実行を前記クライアント装置から受付ける工程と、
    前記ライセンス管理装置が、テーブルを参照して、各ジョブに含まれる、ネットワークに接続された複数の装置で共有される動作機能ごとのライセンスの予約可能状況を判定する工程と、
    前記ライセンス管理装置が、前記予約可能状況に基づいて、各ジョブの実行タイミングの相互関係を保持した状態で必要なライセンスの予約を行なう工程とを含む、ライセンス管理方法。
  12. 前記判定する工程は、前記共有される動作機能ごとのライセンスの数と、前記共有される動作機能ごとの既に予約されているライセンスの状態とに基づいて競合の有無を判断することで、前記受付けられたワークフローに含まれる各ジョブについてのライセンスの使用が可能であるか否かを判定する、請求項11に記載のライセンス管理方法。
  13. 前記予約を行なう工程は、前記判定する工程により使用が可能でないと判定されたライセンス、および当該使用が可能でないと判定されたライセンスに係るジョブを含むワークフローを実行するために必要な他のライセンス、のそれぞれについての使用許可期間を、所定の規則に従って変更する、請求項12に記載のライセンス管理方法。
  14. 前記判定する工程は、前記使用しようとする動作機能の種類と、前記使用しようとする動作機能を使用する期間とを含む貸与要求情報に基づいて、ライセンスの使用が可能であるか否かを判定する、請求項12または13に記載のライセンス管理方法。
  15. 前記予約する工程は、前記ワークフローに含まれるジョブの実行順に従って、対応するライセンスを予約する、請求項11〜14のいずれか1項に記載のライセンス管理方法。
  16. 記予約を行なう工程は、前記受付ける工程が前記ワークフロー実行を使用開始時刻の指定とともに受付けた際に、指定された使用開始時刻において、いずれかのジョブについてのライセンスに競合が発生して予約が行なえなかった場合、前記予約が行なえなかったライセンスの予約の時刻を、前記競合を発生させた既に予約されているライセンスの使用が終了する時刻の後の時刻に変更するとともに、前記ワークフローに含まれる他のジョブについてのライセンスの予約の時刻を、各ジョブの実行タイミングの相互関係を保持しつつ、それぞれのライセンスの競合が発生しない時刻に変更する、請求項12〜15のいずれか1項に記載のライセンス管理方法。
  17. 前記予約を行なう工程は、前記ワークフローに含まれるジョブ以外の既に予約されているジョブであって、前記ワークフローに含まれるいずれかのジョブと同一のライセンスを使用するジョブが削除された場合において、前記ワークフローに含まれるジョブが使用する当該同一のライセンスの予約時刻を、前記ワークフローを実行するために必要なそれぞれのライセンスに競合が生じない範囲で、元の予約時刻よりも早い時刻に変更する、請求項12〜15のいずれか1項に記載のライセンス管理方法。
  18. 前記受付ける工程は、外部装置から前記ワークフローの実行を受付け、
    前記ライセンス管理方法は、前記ワークフローの実行のために必要なライセンスの使用許可期間を前記外部装置へ通知する工程をさらに含む請求項11〜17のいずれか1項に記載のライセンス管理方法。
  19. 前記予約を行なう工程は、いずれかのジョブについてのライセンスに競合が発生して予約が行なえなかった場合、当該競合を発生させた既に予約されているジョブについてのライセンスと、当該予約が行えなかったライセンスとの間の予約順序を変更する、請求項11〜18のいずれか1項に記載のライセンス管理方法。
  20. 請求項11〜請求項19のいずれかに記載のライセンス管理方法を、ネットワークに接続された複数の装置で共有する動作機能ごとのライセンスを管理するライセンス管理装置に実行させる、ライセンス管理プログラム。
  21. 請求項20に記載のライセンス管理プログラムを記録した記録媒体。
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