JP3495836B2 - 複合機器及び制御方法 - Google Patents

複合機器及び制御方法

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JP3495836B2 JP01806696A JP1806696A JP3495836B2 JP 3495836 B2 JP3495836 B2 JP 3495836B2 JP 01806696 A JP01806696 A JP 01806696A JP 1806696 A JP1806696 A JP 1806696A JP 3495836 B2 JP3495836 B2 JP 3495836B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、複写機能・印刷機
能・スキャナ等を有すると共に使用者の諸動作を要する
複数の機能部品を備えた複合機器、或いは複写機能・印
刷機能・スキャナ等の単一の機能を有すると共に使用者
の諸動作を要する複数の機器に対する外部機器からの処
理要求の予約に基づき要求処理を実行する場合に適用さ
れる複合機器及び制御方法に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、複合機の一例としては、プリン
ト,コピー,スキャン,ファクシミリ機能を備えたデジ
タルコピアを挙げることができる。この種の複合機で
は、本体操作部またはコンピュータインターフェースよ
り処理要求を受付けると共に、それぞれの機能について
受付けた処理要求の状態を保持し、外部からの問い合わ
せに対して応答することができるようになっている。ま
た、この種の複合機は、処理要求実行時に使用者の諸動
作を要する機器として原稿読み取り部がある。従来は、
使用者が原稿読み取り部に原稿を載置してから処理要求
を出すという手順をとっているが、当該手順による方法
では、原稿読み取り部が使用されていない時のみ処理要
求を受付けるということが前提となっている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上述し
た従来技術においては、複合機の原稿読み取り部の場
合、処理要求実行時に使用者の諸動作を要するため、使
用可能な時間が判然としないということに加えて、処理
要求に必要な機器を使用する他の競合する処理要求の状
態を知ることはできない、即ち、機器に対する全要求の
処理状態を取ることができないという問題があった。
【0004】例えば、使用者が複合機の原稿読み取り部
を使用する際には、複数の使用者を有するネットワーク
ほど、その使用状況を認識しにくく、原稿読み取り部に
原稿を置きに行くという動作を必要とするために、実際
に処理要求を行うまでに時間差を生ずる。このため、使
用者が原稿読み取り部に原稿を置きに行った時点で、原
稿読み取り部が他の使用者により先取りされている場合
があるという問題があった。
【0005】更に、複合機でコピー処理を行う場合を考
えると、原稿読み取り部と印刷部とを必要とするが、処
理要求を行っても、他の使用者のプリント要求により印
刷部が使用されている場合は、コピー処理を実行できな
い。ここで、同じ機能部品を使うにも関わらず、機能が
相異するために、プリント要求がいつ終了するかは、コ
ピー機能から参照することはできない。即ち、原稿読み
取り部が使用可能な時間については、他機能への処理要
求の実行状況を反映できないために、正確に判断できな
いという問題があった。
【0006】 本発明は、上述した点に鑑みなされたも
のであり、使用者は機能部品或いは機器が使用されてい
るか否かを気にせずに処理要求を出せると共に、使用可
能な状態に効率的に対処可能とし、更に、使用者へ確実
に使用権を与えると共に、機能部品或いは機器を不当に
占有させないようにした複合機器及び制御方法を提供す
ることを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、請求項1の発明は、数の機能部品を備えた複合機
あって、部機器から受付けた処理要求に必要な機
能部品を判定する機能部品判定手段と、前記処理要求で
要求された処理を実行するのが可能になる処理開始可能
時間を概算する時間概算手段と、前記処理要求に必要な
機能部品の処理状態を判定する処理状態判定手段と、前
記処理要求に必要な複数の機能部品のうちの1つが使用
可能である場合、前記時間概算手段により概算された処
理開始可能時間を前記外部機器に通知する予告通知手段
と、前記予告通知手段により前記処理開始可能時間が通
知された後、前記処理要求に必要な複数の機能部品が使
用可能である場合、処理受付可能である旨を前記外部機
器へ通知する通知手段とを具備することを特徴とする。
【0008】 上記目的を達成するため、請求項2の発
明は、前記通知手段による処理受付可能の通知から一定
時間内に、使用者本人を特定するデータが入力されたか
否かを判定する判定手段を有することを特徴とする。
【0009】 上記目的を達成するため、請求項3の発
明は、前記処理要求を予約キューに登録する登録手段を
有し、前記一定時間内に使用者を特定するデータが入力
されず、再試行が可能な場合、前記処理要求は前記予約
キューの最後にまわされ、前記一定時間内に使用者を特
定するデータが入力されず、再試行が可能でない場合、
前記処理要求は前記予約キューから削除されることを特
徴とする。
【0010】 上記目的を達成するため、請求項4の発
明は、前記予告通知手段は、前記処理開始可能時間と、
前記処理要求に必要な複数の機能部品のうちの1つが使
用可能である旨を反映したメッセージとを通知すること
を特徴とする。
【0011】 上記目的を達成するため、請求項5の発
明は、前記予告通知手段は、前記処理開始可能時間が予
告通知時間より小さくない場合、予告通知を行う時間ま
で待機して、前記処理開始可能時間に代えて前記予告通
知時間を通知することを特徴とする。
【0012】 上記目的を達成するため、請求項6の発
明は、前記処理要求に必要な機能部品のうちの1つはス
キャナ部であり、前記通知手段は、コピー要求処理可能
である旨を前記外部機器へ通知することを特徴とする。
上記目的を達成するため、請求項7の発明は、印刷部と
スキャナ部とを備えた複合機器であって、外部機器から
受付けた処理要求がスキャナ部を使用するかを判定する
機能部品判定手段と、前記処理要求に必要な機能部品で
処理を実行するのが可能になる処理開始可能時間を概算
する時間概算手段と、前記スキャナ部が占有された後、
前記時間概算手段により概算された処理開始可能時間と
スキャナ部が使用可能である旨を前記外部機器に通知す
る予告通知手段と、前記予告通知手段により前記処理開
始可能時間が通知された後、前記処理要求に必要な複数
の機能部品が使用可能である場合、処理受付可能である
旨を前記外部機器へ通知する通知手段とを具備すること
を特徴とする。上記目的を達成するため、請求項8の発
明は、前記時間概算手段は、スキャナ部以外の必要な機
能部品のキューを参照して、前記処理開始可能時間を概
算することを特徴とする。上記目的を達成するため、請
求項9の発明は、外部機器から受付けた処理要求がスキ
ャナ部を使用すると前記機能部品判定手段により判定さ
れた場合、前記処理要求をスキャナ部の予約キューに登
録することを特徴とする。上記目的を達成するため、請
求項10の発明は、複数の機能部品を備えた複合機器
と、該複合機器に通信インターフェースを介して接続さ
れた外部機器とを具備したシステムの制御方法であっ
て、外部機器から受付けた処理要求に必要な機能部品を
判定する機能部品判定工程と、前記処理要求で要求され
た処理を実行するのが可能になる処理開始可能時間を概
算する時間概算工程と、前記処理要求に必要な機能部品
の処理状態を判定する処理状態判定工程と、前記処理要
求に必要な複数の機能部品のうちの1つが使用可能であ
る場合、前記時間概算工程により概算された処理開始可
能時間を前記外部機器において表示する予告通知工程
と、前記予告通知工程により前記処理開始可能時間が通
知された後、前記処理要求に必要な複数の機能部品が使
用可能である場合、処理受付可能である旨を前記外部機
器において表示する通知工程とを具備することを特徴と
する。上記目的を達成するため、請求項11の発明は、
前記通知工程による処理受付可能の表示から一定時間内
に、使用者本人を特定するデータが入力されたか否かを
判定する判定工程を有することを特徴とする。上記目的
を達成するため、請求項12の発明は、前記処理要求を
予約キューに登録する登録工程を有し、前記一定時間内
に使用者を特定するデータが入力されず、再試行が可能
な場合、前記処理要求は前記予約キューの最後にまわさ
れ、前記一定時間内に使用者を特定するデータが入力さ
れず、再試行が可能でない場合、前記処理要求は前記予
約キューから削除されることを特徴とする。上記目的を
達成するため、請求項13の発明は、前記予告通知工程
では、前記処理開始可能時間と、前記処理要求に必要な
複数の機能部品のうちの1つが使用可能である旨を反映
したメッセージとを表示することを特徴とする。上記目
的を達成するため、請求項14の発明は、前記予告通知
工程では、前記処理開始可能時間が予告通知時間より小
さくない場合、予告通知を行う時間まで待機して、前記
処理開始可能時間に代えて前記予告通知時間を表示する
ことを特徴とする。
【0013】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図面
を参照して説明する。
【0014】(1)第1の実施の形態 図1及び図2は第1の実施の形態に係る予約・実行シス
テムを適用した複合機器及び外部機器の構成を示すブロ
ック図である。先ず、図1の複合機器は、画像形成部1
と、制御部2と、印刷部3と、スキャナ部4と、操作部
5と、FAXインターフェース6と、コンピュータイン
ターフェース7とを備える構成となっており、制御部2
には各部が各々専用のインターフェースを介して接続さ
れている。制御部2は、中央演算装置(CPU)8と、
記憶装置(メモリ)9とを備えており、これら両装置は
内部インターフェースを介して接続されている。また、
制御部2は、コンピュータインターフェース7を介して
サーバーコンピュータ10と接続されている。また、サ
ーバーコンピュータ10は、必要な機能部品の処理と予
約のキュー11を備えており、ネットワーク13を介し
てクライアントコンピュータ12等の他のクライアント
マシンと接続されている。
【0015】上記各部の構成を説明すると、画像形成部
1はコピー/プリント時の画像形成動作を行い、制御部
2の中央演算装置8は記憶装置9に記憶したプログラム
に基づき各部の制御を行い、印刷部3はコピー/プリン
ト時の印刷動作を行う。また、スキャナ部4は画像情報
を入力するためのものであり、操作部5はデータの入力
やメッセージの表示を行うためのものである。また、F
AXインターフェース6は制御部2とファクシミリ装置
(図示略)との間の信号や情報の送受を行い、コンピュ
ータインターフェース7は制御部2とサーバーコンピュ
ータ10やクライアントコンピュータ12等との間の信
号や情報の送受を行う。
【0016】更に詳述すると、制御部2は、サーバーコ
ンピュータ10からコンピュータインターフェース7を
介して受付けた処理要求を中央演算装置8で解析すると
共に、当該処理要求に必要な機能部品(画像形成部1、
印刷部3、スキャナ部4、FAXインターフェース6、
コンピュータインターフェース7)を制御する。この場
合、中央演算装置8の機能は設計時に固定されているも
のであるため、本発明の予約・実行システムを新たな機
能として付加するために、サーバーコンピュータ10上
に本発明の予約・実行システムを構築し、更に、上記の
機能に関わる処理を行う際に必要な前記機能部品を処理
別に記述した関係テーブルT(図6参照)を記憶装置9
に保持すると共に、処理毎に入力データの保持能力を参
照できるように登録しておく。関係テーブルTは、同時
に2つ以上の機能部品を使用しなければならないか否か
を判断するためのものである。
【0017】例えばコピー機能については、スキャンし
たデータを記憶装置9に蓄積することが可能な場合は、
印刷部3が使用中でも先に原稿をスキャンしておいて印
刷部3が使用可能となってからデータを出力すればよ
い。しかし、スキャンしたデータを記憶装置9に一時的
にしか蓄積できない場合は、スキャナ部4と印刷部3と
が同時に使用可能とならなければ処理が実行できない。
これは、機器の仕様に依存するものであるため、機器毎
の能力としてサーバーコンピュータ10上に保持してお
く。上記により、複合機器に対する処理要求をサーバー
コンピュータ10で制御する。
【0018】図2の複合機器は、画像形成部21と、制
御部22と、印刷部23と、スキャナ部24と、操作部
25と、FAXインターフェース26と、ネットワーク
インターフェース27とを備える構成となっており、制
御部22には各部が各々専用のインターフェースを介し
て接続されている。制御部22は、中央演算装置(CP
U)28と、記憶装置(メモリ)29とを備えており、
これら両装置は内部インターフェースを介して接続され
ている。また、制御部22は、ネットワークインターフ
ェース27を介して直接ネットワーク31と接続されて
いる。ネットワーク31は、クライアントコンピュータ
30等の他のクライアントマシンと接続されている。
【0019】上記各部の構成を説明すると、画像形成部
21はコピー/プリント時の画像形成動作を行い、制御
部22の中央演算装置28は記憶装置29に記憶したプ
ログラムに基づき各部の制御を行い、印刷部23はコピ
ー/プリント時の印刷動作を行う。また、スキャナ部2
4は画像情報を入力するためのものであり、操作部25
はデータの入力やメッセージの表示を行うためのもので
ある。また、FAXインターフェース26は制御部22
とファクシミリ装置(図示略)との間の信号や情報の送
受を行い、ネットワークインターフェース27は制御部
22とクライアントコンピュータ12等との間の信号や
情報の送受を行う。
【0020】図2に示した例は、本発明の予約・実行シ
ステムを複合機器本体の制御部22に組み込むことが可
能な場合であり、上述した関係テーブルT(図6参照)
と入力データの保持能力を図1の場合と同様に記憶装置
29に保持する。制御部22は、クライアントコンピュ
ータ30等からネットワークインターフェース27を介
して受付けた処理要求を中央演算装置28で直接解析し
て、予約キュー及び処理待ちキューを記憶装置29に保
持し、処理要求を制御する。
【0021】図6はサーバーコンピュータ10または中
央演算装置28に予め登録されている各処理に必要な複
合機器の機能部品を示した関係テーブルTの例である。
図7は予告通知のメッセージの例であり、当該メッセー
ジは要求先のクライアントコンピュータ上に表示され
る。図8は要求した処理が可能であることを示す本通知
のメッセージの例であり、当該メッセージは要求先のク
ライアントコンピュータ上に表示される。図9は処理を
実行するための使用者本人を特定するデータの入力を要
求するメッセージの例であり、当該メッセージはサーバ
ーコンピュータ10、操作部5または操作部25上に表
示される。図9の例では、使用者本人を特定するデータ
としてパスワードを入力するようになっている。
【0022】図10は処理開始指示を要求するメッセー
ジの例であり、当該メッセージはサーバーコンピュータ
10、操作部5または操作部25上に表示される。図1
1はスキャナ部の予約キューの例であり、本例ではスキ
ャナ部は他の機能部品の処理待ちをしているため、待機
していることを示している。図12は印刷部の処理待ち
キューの例であり、本例ではスキャナ部の予約キューか
ら処理待ちをするための要求が登録されている。本例の
処理待ち時間は、84*0.2+158+32≒207
[sec]と算出される。図13は印刷部の処理待ちキ
ューにおいて、図12の状態から変化し、スキャナ部の
予約キューの先頭の要求を印刷部が処理可能となった状
態を示した例であり、スキャナ部はこの状態を検知して
コピー要求を開始する。
【0023】次に、第1の実施の形態に係る予約を行う
機能部品であるスキャナ部への要求の処理を図3に基づ
き説明する。
【0024】 先ず、制御部2または制御部22は、ク
ライアントコンピュータ12からサーバーコンピュータ
10及びコンピュータインターフェース7を介して、ま
たはクライアントコンピュータ30からネットワークイ
ンターフェース27を介して処理要求を受付け、当該処
理要求を処理すべき機能部品のキューに振り分ける(ス
テップS301)。これにより、予約キューに要求が登
録されれば、要求を検出し(ステップS302)、他が
使用できないようにスキャナ部4またはスキャナ部24
を占有する(ステップS303)。
【0025】次いで、予約キューの先頭の要求の処理を
開始する(ステップS304)。先ず、要求の種類に基
づき、予告通知の有無及び予告通知をいつ行うかを判定
後、実施し、他の機能部品を使用する場合には、その処
理待ちキューに登録する(ステップS305)。要求に
使用する機能部品の全てが使用可能であると判明したな
らば(ステップS306)、要求先のクライアントコン
ピュータ12またはクライアントコンピュータ30(以
下、予約先と称する)へ処理受付可能である旨を例えば
図8に示すように通知する(ステップS307)。
【0026】前記処理受付可能の通知から一定時間内
に、サーバーコンピュータ10、操作部5または操作部
25において例えば図9に示すようなメッセージを表示
すると共に、そこで処理を実行するための使用者本人を
特定するデータが入力されたか否かを判定する(ステッ
プS308)。ステップS308の判定がYESの場合
は、例えば図10に示すようなメッセージの応答に対す
る実行開始指示により、要求を実行する(ステップS3
09)。ステップS308の判定がNOの場合は、設定
されている再試行の条件を満たすか否かを判定する(ス
テップS310)。
【0027】ステップS310の判定がYESの場合
は、予約キューの最後にまわされる(ステップS31
1)。ステップS310の判定がNOの場合は、予約は
無効となり、予約キューから削除されると共に、予約キ
ュー削除の旨を予約先へ通知する(ステップS31
2)。この場合、再試行の条件は、例えば再試行の回数
等で決定される。
【0028】上記ステップS309で要求実行を終了す
ると、実行結果を予約先へ通知すると共に、操作部5ま
たは操作部25にも表示する(ステップS313)。次
いで、上記ステップS309の実行結果が正常に終了し
たか否かを判定し(ステップS314)、ステップS3
14の判定がYESの場合は、処理した要求を予約キュ
ー及び使用した機能部品のキューから削除し(ステップ
S315)、ステップS320の処理へ移行する。ステ
ップS314の判定がNOの場合は、実行結果の異常終
了を引き起こしたエラーが使用者によって復元不可能で
あるか否かを判定する(ステップS316)。
【0029】ステップS316の判定がYESの場合
は、予約キューの中にある全ての予約先へ通知を行い
(ステップS317)、処理を終了する。ステップS3
16の判定がNOの場合は、エラーが回復されるまで待
機した後(ステップS318)、要求処理の再実行を行
い(ステップS319)、処理は再度ステップS313
へ戻る。
【0030】先頭の要求の処理を終了したか、後にまわ
した場合は、残りのキューが空であるか否かを判定し
(ステップS320)、ステップS320の判定がYE
Sの場合は、スキャナ部を解放し、予約なしで複合機器
本体からの操作を可能にする(ステップS321)。ス
テップS320の判定がNOの場合は、処理は再度ステ
ップS304へ移行する。
【0031】次に、上記図3におけるステップS301
の処理要求の振り分けの詳細を図4に基づき説明する。
【0032】処理要求を検出すると(ステップS40
1)、当該処理要求がスキャナ部を使用するか否かを、
例えば図6に示すような予めサーバーコンピュータ10
または制御部22に登録されている各処理に必要な複合
機器の機能部品を示した関係テーブルTを参照して判定
する(ステップS402)。ステップS402でYES
の場合は、処理要求の詳細から用紙サイズ及び用紙の枚
数を得て文書のサイズを計算する(ステップS40
3)。文書サイズに基づき、サーバーコンピュータ10
または中央演算装置28で処理に要する時間を概算する
と共に、概算時間に受付可能時間を加算して推定処理時
間を求める(ステップS404)。次いで、求めた推定
処理時間、処理状態、処理要求の詳細等を参照可能な形
式でスキャナ部の予約キューに登録し(ステップS40
5)、処理の振り分けを完了する(ステップS41
2)。この場合、登録時の処理状態は“処理待ち”であ
る。
【0033】ステップS402でNOの場合は、上記の
処理と機能部品の関係テーブルTに基づき、同様に印刷
部を使用するか否かを判定する(ステップS406)。
ステップS406でYESの場合は、処理要求の詳細か
ら文書サイズを求め(ステップS407)、サーバーコ
ンピュータ10または中央演算装置28で印刷時間を概
算し、これを推定処理時間とする(ステップS40
8)。次いで、求めた推定処理時間、処理の状態、処理
要求の詳細等を参照可能な形式で印刷部の処理待ちキュ
ーに登録し(ステップS409)、処理の振り分けを完
了する(ステップS412)。
【0034】ステップS406でNOの場合は、処理時
間の推定ができないか必要ないので、予め決めておいた
推定不可を表す値を推定処理時間として設定する(ステ
ップS410)。その後、当該処理が必要とする機能部
品の処理待ちキューに登録し(ステップS411)、処
理の振り分けを完了する(ステップS412)。
【0035】次に、上記図3におけるステップS305
での予約キューの先頭の要求に関して予告通知を実施
し、他の機能部品の処理待ちキューへの登録を行うまで
の処理を図5に基づき説明する。
【0036】先ず、算出すべき処理開始可能時間を判定
するために、最大処理待ち時間を0で初期化した後(ス
テップS501)、予めサーバーコンピュータ10また
は記憶装置29に処理毎に同時に2つ以上の機能部品を
使用しなければならないか否かを参照できるように登録
しておく。次いで、前記登録内容を参照し、同時に2つ
以上の機能部品を使用しなければならないか否かを判定
し(ステップS502)、ステップS502の判定がY
ESの場合は、直ちに処理可能であるので予告通知は行
わない(ステップS503)。
【0037】ステップS502の判定がNOの場合は、
上記の処理毎の必要な複合機器の機能部品を示した関係
テーブルT(図6)を参照して、スキャナ部以外の機能
部品で必要な機能部品のキューを参照する(ステップS
504)。当該参照したキューの先頭の要求が何%処理
されたかという処理状態の情報と推定処理時間に基づ
き、残りの処理時間を概算する(ステップS505)。
次いで、当該算出した先頭の要求の残り処理時間を処理
待ち時間として初期化し(ステップS506)、当該処
理待ちキューの中に実行したい要求よりも先に処理すべ
きものがあるか否かを判定する(ステップS507)。
ステップS507の判定がNOの場合は、処理待ち時間
にその先に実行すべき要求の推定処理時間を加算し(ス
テップS509)、再度ステップS507へ戻る。
【0038】ステップS507の判定がYESの場合
は、参照している機能部品の処理待ちキューに、文書サ
イズから概算した処理時間をスキャナ部による入力が未
だである旨を示す処理状態と共に登録し(ステップS5
08)、最大処理待ち時間と処理待ち時間とを比較し
て、大きい方を最大処理待ち時間とする(ステップS5
10)。ステップS510により1つの機能部品のキュ
ーについて処理を終了すると、他に使用すべき機能部品
がないか否かを判定する(ステップS511)。ステッ
プS511の判定がNOの場合は、再度ステップS50
4へ戻る。
【0039】ステップS511の判定がYESの場合
は、最大処理待ち時間が0であるか否かを判定し(ステ
ップS512)、ステップS512の判定がYESの場
合は、予告通知は行わない(ステップS503)。ステ
ップS512の判定がNOの場合は、最大処理待ち時間
が予め設定されている予告通知時間より小さいか否かを
判定する(ステップS513)。この場合、予告通知時
間とは、処理可能の本通知のどれ位前に予告を行うかの
時間である。
【0040】ステップS513の判定がYESの場合
は、処理開始可能時間に最大処理待ち時間を設定し(ス
テップS514)、例えば図7に示すような処理可能時
間及びスキャナ部が使用可能である旨を反映したメッセ
ージで予告通知を行う(ステップS517)。ステップ
S513の判定がNOの場合は、処理開始可能時間に予
告通知時間を設定し(ステップS515)、予告通知を
行う時間まで待機し(ステップS516)、ステップS
517へ移行する。
【0041】上述したように、第1の実施の形態によれ
ば、クライアントコンピュータ12等の外部機器から受
付けた処理要求に必要な機能部品を判定する機能と、画
像形成部1・印刷部3・スキャナ部4等の機能部品で処
理を実行するのに必要な時間を概算する機能と、当該機
能部品が処理待ちか処理中か等の処理状態を判定する機
能と、概算時間及び処理状態に基づき当該機能部品の処
理可能時間及び要求処理可能である旨を外部機器へ通知
する機能とを有するため、使用者は処理要求対象の機能
部品が他の使用者で使用されているか否かを気にせずに
処理要求を出すことができると共に、処理要求対象の機
能部品の処理可能時間を知ることができ、この結果、複
合機器の機能部品の使用可能な状態に効率的に対処する
ことが可能となる。
【0042】また、第1の実施の形態によれば、処理要
求を出す使用者本人を特定する識別情報を入力する機能
と、識別情報に基づき使用者本人からの処理要求である
か否かを認識すると共に当該機能部品の使用権を一定時
間に限定して付与する機能とを有するため、確実に使用
者本人に機能部品の使用権を付与することができると共
に、機能部品が不当に占有されることを防止することが
できる。
【0043】(2)第2の実施の形態 第2の実施の形態は、本発明の予約・実行システムを単
一の機能を持つ複数の機器とコンピュータとがネットワ
ークを介して接続されたシステムに適用したものであ
り、上記第1の実施の形態と同様の効果を上げることが
できる。
【0044】図14は第2の実施の形態に係る単一の機
能を持つ複数の機器とコンピュータとがネットワークを
介して接続されたシステムの構成を示すブロック図であ
る。本システムは、サーバーコンピュータ41と、FA
X(ファクシミリ)43と、プリンタ44と、クライア
ントコンピュータ45と、スキャナ46と、ネットワー
ク47とを備える構成となっている。
【0045】上記各部の構成を説明すると、サーバーコ
ンピュータ41は、42にシステム内の機器の処理キュ
ー及び本発明の予約・実行システムを備えている。FA
X43は、内蔵バッファ43aと、モデム43bと、F
AXスキャナ43cと、FAXプリンタ43dとを備え
ている。プリンタ44は、コピーや印刷に使用される。
クライアントコンピュータ45は、サービスを受ける側
のコンピュータである。スキャナは、画像入力に使用さ
れる。
【0046】本システムにおいては、コピー機能はスキ
ャナ46とプリンタ44との組み合わせで実現すること
ができ、原稿のFAX送信機能はFAXモデム43bと
FAXスキャナ43cとの組み合わせか、或いはサーバ
ーコンピュータ41の指示によりFAXモデム43bと
スキャナ46との組み合わせで実現することができる。
また、FAXで受信した情報の印刷は内蔵バッファ43
aからFAXプリンタ43dへ出力するか、或いはサー
バーコンピュータ41の指示によりプリンタ43dへ出
力することで実現することができる。
【0047】第2の実施の形態における処理は上記第1
の実施の形態における処理とほぼ同様であるが、本発明
の予約・実行システムの対象となる機器が複数である点
が相異する。そこで、第2の実施の形態では、各機器毎
に予約キューを作成すると共に、各予約キュー毎に上記
図3に示した処理の流れを取るようになっている。第2
の実施の形態では、上記第1の実施の形態と処理の振り
分けが相異するので、図15に基づき処理の振り分けを
説明する。
【0048】先ず、クライアントコンピュータ41が出
した処理要求が検出されると(ステップS601)、当
該処理要求が受信FAX印刷か否かを判定する(ステッ
プS602)。ステップS602の判定がYESの場合
は、予約の詳細またはキューの処理状況等に基づき、F
AXプリンタ43dへ出力するか否かを判定する(ステ
ップS603)。
【0049】ステップS603の判定がYESの場合
は、要求の詳細から文書サイズを求め(ステップS60
4)、サーバーコンピュータ41でFAXプリンタ43
dによる印刷時間を概算し当該時間を推定処理時間とす
る(ステップS605)。前記推定処理時間、処理状
態、要求の詳細等を参照可能な形式でFAXプリンタ4
3dの処理待ちキューに登録し(ステップS606)、
処理の振り分けを完了する(ステップS622)。ステ
ップS603の判定がNOの場合は、第2の実施の形態
ではプリンタ44に出力することになるから、処理はプ
リンタ44の処理であるステップS608へ移行する。
以下、処理待ちキューに登録する際の処理状態は全て
“処理待ち”である。
【0050】ステップS602の判定がNOの場合は、
プリント要求であるか否かを判定する(ステップS60
7)。ステップS607の判定がYESの場合は、要求
の詳細から文書サイズを求め(ステップS608)、プ
リンタ44による印刷時間を概算し当該時間を推定処理
時間とする(ステップS609)。前記推定処理時間、
処理状態、要求の詳細等を参照可能な形式でプリンタ4
4の処理待ちキューに登録し(ステップS610)、処
理の振り分けを完了する(ステップS622)。
【0051】ステップS607の判定がNOの場合は、
スキャナ46を使用するか否かを判定する。本例では、
スキャナ46を使用するスキャン要求/コピー要求の何
れであるかを判定している(ステップS611)。ステ
ップS611の判定がYESの場合は、予約の詳細から
用紙サイズ及び用紙枚数を求めて文書サイズを計算する
(ステップS612)。これにより、サーバーコンピュ
ータ41でスキャナ46を使用した場合の処理に要する
時間を概算し、当該時間に受付可能時間を加算して推定
処理時間とする(ステップS613)。前記推定処理時
間、処理状態、要求の詳細等を参照可能な形式でスキャ
ナ46の処理待ちキューに登録し(ステップS61
4)、処理の振り分けを完了する(ステップS62
2)。
【0052】ステップS611の判定がNOの場合は、
原稿のFAX送信要求か否かを判定する(ステップS6
15)。ステップS615の判定がYESの場合は、予
約の詳細またはキューの処理状況等に基づき、FAXス
キャナ43cの予約キューに登録するか否かを判定する
(ステップS616)。ステップS616の判定がYE
Sの場合は、予約の詳細から用紙サイズ及び用紙枚数を
求めて文書サイズを計算する(ステップS617)。こ
れにより、サーバーコンピュータ41でFAXスキャナ
43cを使用した場合の処理に要する時間を概算し、当
該時間に受付可能時間を加算して推定処理時間とする
(ステップS618)。前記推定処理時間、処理状態、
要求の詳細等を参照可能な形式でFAXスキャナ43c
の処理待ちキューに登録し(ステップS619)、処理
の振り分けを完了する(ステップS622)。
【0053】ステップS615の判定がNOの場合は、
処理時間の推定ができないか或いは必要ないと判断し、
予め決めておいた推定不可を表す値を推定処理時間とし
て登録する(ステップS620)。この後、当該処理が
必要とする機能部品の処理待ちキューに登録し(ステッ
プS621)、処理の振り分けを完了する(ステップS
622)。
【0054】上述したように、第2の実施の形態によれ
ば、クライアントコンピュータ45等の外部機器から受
付けた処理要求に必要な機器を判定する機能と、FAX
43・プリンタ44・スキャナ46等の機器で処理を実
行するのに必要な時間を概算する機能と、当該機器が処
理待ちか処理中か等の処理状態を判定する機能と、概算
時間及び処理状態に基づき当該機器の処理可能時間及び
要求処理可能である旨を外部機器へ通知する機能とを有
するため、使用者は処理要求対象の機器が他の使用者で
使用されているか否かを気にせずに処理要求を出すこと
ができると共に、処理要求対象の機器の処理可能時間を
知ることができ、この結果、機器の使用可能な状態に効
率的に対処することが可能となる。
【0055】また、第2の実施の形態によれば、処理要
求を出す使用者本人を特定する識別情報を入力する機能
と、識別情報に基づき使用者本人からの処理要求である
か否かを認識すると共に当該機能部品の使用権を一定時
間に限定して付与する機能とを有するため、確実に使用
者本人に機器の使用権を付与することができると共に、
機器が不当に占有されることを防止することができる。
【0056】尚、本発明は、複数の機器から構成される
システムに適用しても、1つの機器からなる装置に適用
しても良い。また、本発明は、システム或は装置にプロ
グラムを供給することによって達成される場合にも適用
できることは言うまでもない。この場合、本発明を達成
するためのソフトウエアによって表されるプログラムを
格納した記憶媒体を該システム或は装置に読み出すこと
によって、そのシステム或は装置が、本発明の効果を享
受することが可能となる。
【0057】
【発明の効果】以上説明したように、発明によれば
使用者は処理要求に必要な機能部品が他の使用者で使用
されているか否かを気にせずに処理要求を出すことがで
きると共に、処理要求で要求した処理の処理開始可能時
間を知ることができ、さらに、処理受付可能になったこ
とを知ることができ、この結果、複合機器の機能部品の
使用可能な状態に効率的に対処することが可能となる。
【0058】
【0059】 または、本発明によれば確実に使用者
本人に機能部品または機器の使用権を付与することがで
きると共に、機能部品または機器が不当に占有されるこ
とを防止することができる。
【0060】
【0061】
【0062】
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施の形態に係る予約・実行シ
ステムを適用した複合機器及び外部機器の概略構成を示
すブロック図である。
【図2】第1の実施の形態に係る予約・実行システムを
適用した複合機器及び外部機器の概略構成を示すブロッ
ク図である。
【図3】第1の実施の形態に係る予約・実行処理を示す
フローチャートである。
【図4】第1の実施の形態に係る図3のステップS30
1における要求の振り分け処理の詳細を示すフローチャ
ートである。
【図5】第1の実施の形態に係る図3のステップS30
5における予告通知の実施判定と実施及び他の機能部品
の処理待ちキューへの登録処理の詳細を示すフローチャ
ートである。
【図6】第1の実施の形態に係る関係テーブルの内容例
を示す説明図である。
【図7】第1の実施の形態に係る要求先のクライアント
コンピュータ上に表示される予告通知のメッセージ例を
示す説明図である。
【図8】第1の実施の形態に係る要求先のクライアント
コンピュータ上に表示される要求処理可能であることを
示す本通知のメッセージ例を示す説明図である。
【図9】第1の実施の形態に係る処理実行のための本人
を特定するデータの入力を要求するメッセージ例を示す
説明図である。
【図10】第1の実施の形態に係る処理開始指示を要求
するメッセージ例を示す説明図である。
【図11】第1の実施の形態に係るスキャナ部の予約キ
ューの例を示す説明図である。
【図12】第1の実施の形態に係るスキャナ部の予約キ
ューから処理待ちをするための要求が登録されたプリン
ト部の処理待ちキューの例を示す説明図である。
【図13】第1の実施の形態に係るプリント部の処理待
ちキューにおいて図12の状態から変化してスキャナ部
の予約キューの先頭の要求をプリント部が処理可能にな
った状態を示す説明図である。
【図14】本発明の第2の実施の形態に係る単一の機能
を持つ複数の機器とコンピュータとが接続されたシステ
ムの構成を示すブロック図である。
【図15】第2の実施の形態に係る図3のステップS3
01における要求の振り分け処理の詳細を示すフローチ
ャートである。
【符号の説明】
1、21 画像形成部(機能部品) 2 制御部 22 制御部(機能部品判定手段、時間概算手段、処理
状態判定手段、予告通知手段、通知手段、登録手段) 3、23 印刷部(機能部品) 4、24 スキャナ部(機能部品) 6、26 FAXインターフェース(機能部品) 7 コンピュータインターフェース(機能部品) 10、41 サーバーコンピュー 12、30、45 クライアントコンピュータ(外部機
器) 43 FAX(機能部品) 44 プリンタ(機能部品) 46 スキャナ(機能部品)
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) G06F 3/12 H04N 1/00

Claims (14)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 数の機能部品を備えた複合機器あっ
    て、 部機器から受付けた処理要求に必要な機能部品を判定
    する機能部品判定手段と 前記処理要求で要求された 処理を実行するのが可能にな
    る処理開始可能時間を概算する時間概算手段と 前記処理要求に必要な機能部品 の処理状態を判定する処
    理状態判定手段と 前記処理要求に必要な複数の機能部品のうちの1つが使
    用可能である場合、前記時間概算手段により概算された
    処理開始可能時間を前記外部機器に通知する予告通知手
    段と、 前記予告通知手段により前記処理開始可能時間が通知さ
    れた後、前記処理要求に必要な複数の機能部品が使用可
    能である場合、処理受付 可能である旨を前記外部機器へ
    通知する通知手段とを具備することを特徴とする複合機
  2. 【請求項2】 前記通知手段による処理受付可能の通知
    から一定時間内に、使用者本人を特定するデータが入力
    されたか否かを判定する判定手段を有することを特徴と
    する請求項1に記載の複合機器。
  3. 【請求項3】 前記処理要求を予約キューに登録する登
    録手段を有し、 前記一定時間内に使用者を特定するデータが入力され
    ず、再試行が可能な場合、前記処理要求は前記予約キュ
    ーの最後にまわされ、前記一定時間内に使用者を特定す
    るデータが入力されず、再試行が可能でない場合、前記
    処理要求は前記予約キューから削除されることを特徴と
    する請求項1或いは2に記載の複合機器。
  4. 【請求項4】 前記予告通知手段は、前記処理開始可能
    時間と、前記処理要求に必要な複数の機能部品のうちの
    1つが使用可能である旨を反映したメッセージとを通知
    することを特徴とする請求項1乃至3のいずれかに記載
    の複合機器。
  5. 【請求項5】 前記予告通知手段は、前記処理開始可能
    時間が予告通知時間より小さくない場合、予告通知を行
    う時間まで待機して、前記処理開始可能時間に代えて前
    記予告通知時間を通知することを特徴とする請求項1乃
    至4のいずれかに記載の複合機器。
  6. 【請求項6】 前記処理要求に必要な機能部品のうちの
    1つはスキャナ部であり、 前記通知手段は、コピー要求処理可能である旨を前記外
    部機器へ通知することを特徴とする請求項1乃至5のい
    ずれかに記載の複合機器。
  7. 【請求項7】 印刷部とスキャナ部とを備えた複合機器
    であって、 外部機器から受付けた処理要求がスキャナ部を使用する
    かを判定する機能部品判定手段と、 前記処理要求に必要な機能部品で処理を実行するのが可
    能になる処理開始可能時間を概算する時間概算手段と、 前記スキャナ部が占有された後、前記時間概算手段によ
    り概算された処理開始可能時間とスキャナ部が使用可能
    である旨を前記外部機器に通知する予告通知手段と、 前記予告通知手段により前記処理開始可能時間が通知さ
    れた後、前記処理要求に必要な複数の機能部品が使用可
    能である場合、処理受付可能である旨を前記外部機器へ
    通知する通知手段とを具備することを特徴とする複合機
    器。
  8. 【請求項8】 前記時間概算手段は、スキャナ部以外の
    必要な機能部品のキューを参照して、前記処理開始可能
    時間を概算することを特徴とする請求項7に記載の複合
    機器。
  9. 【請求項9】 外部機器から受付けた処理要求がスキャ
    ナ部を使用すると前記機能部品判定手段により判定され
    た場合、前記処理要求をスキャナ部の予約キューに登録
    することを特徴とする請求項7或いは8に記載の複合機
    器。
  10. 【請求項10】 複数の機能部品を備えた複合機器と、
    該複合機器に通信インターフェースを介して接続された
    外部機器とを具備したシステムの制御方法であって、 外部機器から受付けた処理要求に必要な機能部品を判定
    する機能部品判定工程と、 前記処理要求で要求された処理を実行するのが可能にな
    る処理開始可能時間を概算する時間概算工程と、 前記処理要求に必要な機能部品の処理状態を判定する処
    理状態判定工程と、 前記処理要求に必要な複数の機能部品のうちの1つが使
    用可能である場合、前記時間概 算工程により概算された
    処理開始可能時間を前記外部機器において表示する予告
    通知工程と、 前記予告通知工程により前記処理開始可能時間が通知さ
    れた後、前記処理要求に必要な複数の機能部品が使用可
    能である場合、処理受付可能である旨を前記外部機器に
    おいて表示する通知工程とを具備することを特徴とする
    制御方法。
  11. 【請求項11】 前記通知工程による処理受付可能の表
    示から一定時間内に、使用者本人を特定するデータが入
    力されたか否かを判定する判定工程を有することを特徴
    とする請求項10に記載の制御方法。
  12. 【請求項12】 前記処理要求を予約キューに登録する
    登録工程を有し、 前記一定時間内に使用者を特定するデータが入力され
    ず、再試行が可能な場合、前記処理要求は前記予約キュ
    ーの最後にまわされ、前記一定時間内に使用者を特定す
    るデータが入力されず、再試行が可能でない場合、前記
    処理要求は前記予約キューから削除されることを特徴と
    する請求項10或いは11に記載の制御方法。
  13. 【請求項13】 前記予告通知工程では、前記処理開始
    可能時間と、前記処理要求に必要な複数の機能部品のう
    ちの1つが使用可能である旨を反映したメッセージとを
    表示することを特徴とする請求項10乃至12のいずれ
    かに記載の制御方法。
  14. 【請求項14】 前記予告通知工程では、前記処理開始
    可能時間が予告通知時間より小さくない場合、予告通知
    を行う時間まで待機して、前記処理開始可能時間に代え
    て前記予告通知時間を表示することを特徴とする請求項
    10乃至13のいずれかに記載の制御方法。
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