JP5822940B2 - チゼルホルダ、並びに当該チゼルホルダ及びベース部を具備するチゼルホルダシステム - Google Patents

チゼルホルダ、並びに当該チゼルホルダ及びベース部を具備するチゼルホルダシステム Download PDF

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Description

本発明は、少なくとも本体領域のチゼル挿入側に向かって開いているチゼル受容開口部を有する本体領域と、本体領域の支持側から延在し、締結シャンクの長手方向軸線を有する締結シャンクとを備え、締結シャンク上に、第1の側に締結要素装填領域と、締結シャンクの長手方向軸線に関して反対側に位置する第2の側に、互いに対して傾けられるとともに、締結シャンクの長手方向軸線の方向に延在する第1の移行領域において互いに近接する支持面領域を有する支持領域とが提供される、チゼルホルダに関する。
上述のタイプのチゼルホルダは、特許文献1によって知られている。前記既知のチゼルホルダの締結シャンクは、平らな断面のプロファイルで形成される。幅の狭い側として形成される第1の側には、表面が締結シャンクの長手方向軸線に対して傾けられて、締結要素装填領域の締結要素装填面を提供する、窪みが形成される。反対側の第2の側、つまりここでは同様に幅の狭い側には、締結シャンクの長手方向軸線の方向に細長く、くさび状に互いに収束しており、同様にほぼ平面的に互いに近接している、つまり湾曲していない移行面である、2つのほぼ平面の支持面領域が提供される。前記2つの支持面領域は、締結要素によって締結要素装填面に掛けられる荷重によって、チゼルホルダの補完的な対応する心出し面又は対応する支持面領域に押し付けられる、個々の心出し面を提供する。
独国特許出願公開第102004057302号明細書
本発明の目的は、締結シャンクに生じる荷重を低減するか、又はベース部に対して最適に伝達することができる、チゼルホルダ、ならびにチゼルホルダ及びベース部を有するチゼルホルダシステムを提供することである。
本発明によれば、前記目的は、少なくとも本体領域のチゼル挿入側に向かって開いているチゼル受容開口部を有する本体領域と、本体領域の支持側から延在し、締結シャンクの長手方向軸線を有する締結シャンクとを備え、締結シャンク上に、第1の側に締結要素装填領域と、締結シャンクの長手方向軸線に関して反対側に位置する第2の側に、互いに対して傾けられるとともに、締結シャンクの長手方向軸線の方向に延在する移行領域において互いに近接する支持面領域を有する支持領域とが提供される、チゼルホルダによって達成される。
また、ここでは移行領域が窪みの形で形成され、且つ/又は、少なくとも領域において締結シャンクの長手方向軸線に対して締結シャンクの主外周面を越えて径方向外側に突出するようにして、少なくとも1つの支持面領域が形成される。
従来技術によって知られているものなど、2つの支持面領域間における第1の移行領域のほぼ平面の実施形態からの発展形態では、窪み状であり、つまり内側に窪んだ移行領域が提供される、本発明によるチゼルホルダの第1の態様が当てはまる。このことは、締結要素によって別の側から締結要素装填領域に荷重が掛けられたとき、且つ切削作業中に、締結シャンクに近接した本体領域から同様に荷重が導入され、それが締結シャンクに導入され、その支持面領域を介してベース部に伝達されたときの、締結シャンクにおける荷重又は応力の分布の改善に結び付くことが見出されている。
別の方法として、又はそれに加えて提供される、本発明によるチゼルホルダの態様によれば、少なくとも1つの支持面領域は、少なくとも領域において外側に突出するので、ここで、締結シャンク自体の幾何学構成とはほぼ独立した前記支持面領域の構成を実現することができる。このようにして、また、発生する荷重に対する最適な適合を実現することができるのと同時に、支持面領域の所望の精密さを提供するための、前記領域におけるチゼルホルダの機械加工が大幅に簡単になる。
移行領域は、例えば、凹状の窪みによってつまり、湾曲した形態であり、したがって同様に応力条件に対して最適化された窪みによって、少なくとも領域に設けられる。
特に有利な設計の変形例では、少なくとも1つの支持面領域が、移行領域から離れたその周方向端部領域から移行領域に近いその周方向端部領域に向かう方向で、主外周面の径方向高さに近付くようになされてもよい。前記設計によって、互いに対して基本的に傾けられた支持面領域の過度に強い割込み作用(wedging action)が回避される。
少なくとも1つの支持面領域の締結シャンクから離れたその周方向端部領域における、締結シャンクの主外周面への移行は、段階的な且つ/又は湾曲した形態のものであってもよい。
この目的のために規定された形で提供される領域上への締結荷重の集中は、チゼルホルダの単純化された機械加工性を維持しながら、本体領域に近いその軸端領域及び/又は本体領域から離れたその軸端領域において、段階的な且つ/又は湾曲した形で主外周面に融合する、少なくとも1つの支持面領域によって得られてもよい。
締結要素による荷重の場合、また切削作業中に生じる力が導入される場合の両方における、チゼルホルダ及び締結シャンクの均一な荷重は、支持面領域及び/又は移行領域が、ホルダ中心面に対してほぼ対称的であるように形成されることによって支援されてもよい。ここで、ホルダ中心面は、ホルダのほぼ幾何学中心に位置し、例えば、締結シャンクの長手方向軸線及びチゼル受容開口部の長手方向中心軸線にまたがる面であってもよいことが指摘される。
均一な力の分布は、締結シャンクの長手方向軸線の周りで湾曲するように形成された少なくとも1つの支持面領域によって支援されてもよい。ここで、均一な、つまりほぼ円の曲率が提供されてもよく、製造上の理由から、2つの支持面領域は同じ曲率半径及び/又は曲率中心点を有する。あるいは、自明として、曲率半径が変動する曲率、例えば第1の移行領域から離れる方向で増加又は減少する曲率半径を提供することも可能である。
チゼルホルダの単純な製造プロセスを支援するため、さらに、その主外周面の領域に、丸い、好ましくは円形、卵形、又は楕円形の外周輪郭を有する締結シャンクが形成されることが指摘される。
締結シャンクの長手方向軸線に対して横断方向で締結シャンクに作用し、且つ前記締結シャンクに本体領域に近接した領域の剪断及びねじれ荷重を掛ける力を可能な限り低く保つため、チゼル受容開口部の長手方向中心軸線及び締結シャンクの長手方向軸線を、6°〜24°、好ましくは約12°の角度で互いに対して傾けることが提案される。切削作業中、チゼルに作用する力は一般的に、その長手方向軸線に平行に向いておらず、したがってチゼル受容開口部の長手方向軸線の方向にも向いておらず、むしろそれに対してわずかに傾けられることが見出されているので、前記角度は特に有利であることが実証されている。前記傾きは、チゼル受容開口部の長手方向軸線に対する締結シャンクの長手方向軸線の角度を付けた構成によって可能にすることができる。
さらに有利な態様によれば、締結シャンクが締結要素装填面を備えた締結要素装填領域を備え、締結シャンクの長手方向軸線、及び締結要素装填面の表面法線を、50°〜65°、好ましくは約52.5°の角度で互いに対して傾けることが可能である。締結シャンクの長手方向軸線に対する締結要素装填面の表面法線の前記比較的浅い角度を付けられた構成の結果として、締結要素を介して締結要素装填面に対してほぼ前記表面法線の方向でも掛けられる力が、締結シャンクの長手方向軸線に対して可能な限りわずかだけ傾けられ、つまり、その長手方向軸線の方向で最大限まで前記シャンクに荷重を掛けることが達成される。また、シャンクの横荷重が低減され、それでもなお、チゼルホルダがベース部に挿入されたときに締結要素との係合が発生することによって、例えばスタッドボルトとして形成される締結要素のかかる向きを担保することが可能である。
さらなる態様によれば、上記で言及した目的は、好ましくは本発明にしたがって構築されたチゼルホルダと、少なくとも対応する支持側に向かって開いている締結シャンク受容開口部、及び締結シャンク受容開口部に向かって開いている締結要素受容開口部を有するベース部とを備えたチゼルホルダシステムによって達成され、締結要素装填領域に荷重を掛けるために移動させることができる締結要素は、締結要素受容開口部に受け入れられ、締結シャンク受容開口部には、締結シャンク受容開口部の長手方向軸線の方向に延在するさらなる移行領域で互いに近接する、対応する支持面領域を備えた対応する支持領域が設けられる。
ここで、チゼルホルダとの力伝達の相互作用の最適化は、例えば凸状の突出部によって、突出部の形でさらなる移行領域が形成され、それによって、前記移行領域が窪み状に、例えば凹状の輪郭で形成された場合に、移行領域に対してほぼ補完的な設計を得ることができることによって得られてもよい。
また、締結シャンク受容開口部の領域において、締結シャンクの幾何学形状に対して補完的な表面設計を得ることを可能にするため、少なくとも領域において締結シャンク受容開口部の長手方向軸線に対して締結シャンク受容開口部の主内周面を越えて径方向内側に突出するようにして、少なくとも1つの対応する支持面領域が形成されることが提案される。チゼルホルダ自体の場合のように、したがって、ベース部も、支持面領域と対応する支持面領域との間の非常に正確な空間的適合を担保できるようにするため、限定された表面領域のみ、具体的には対応する支持面領域を精密に機械加工すればよい。
ここでさらに、少なくとも1つの対応する支持面領域は、少なくとも第2の移行領域に近いその周方向端部領域において主内周面を越えて突出し、また、さらなる移行領域から離れたその周方向端部領域の方向で、主内周面の径方向高さに近付いてもよく、ならびに/あるいは少なくとも1つの対応する支持面領域は、少なくとも対応する支持側に近いその軸線方向端部領域及び/又は対応する支持側から離れたその軸線方向端部領域において、段階的な且つ/又は湾曲した形で主内周面に融合するようになされてもよい。
締結シャンクの成形に対応して、また、ベース部には、その主内周面の領域及び/又はその対応する支持面領域の領域に円形の内周輪郭を有する、締結シャンク受容開口部が形成されてもよい。基本的に円形の内周輪郭を提供することによって、締結シャンク受容開口部は、穿孔又は切削プロセスを用いて比較的単純なやり方で、一般的に鍛造部品として生産されるベース部に形成することができる。平面の、つまり湾曲していない表面領域を、締結要素受容開口部の内部に提供することは、必須ではない。
締結シャンクの長手方向軸線に対して横断方向で締結シャンクに作用する力のより包括的な低減は、締結シャンク受容開口部の長手方向軸線及び締結要素受容開口部の長手方向軸線を、50°〜65°、好ましくは約62.5°の角度で互いに対して傾けることによって得られてもよい。
本発明について、添付図面を参照して以下に詳細に記載する。
図2の方向Iで見たチゼルホルダの斜視図である。 図1の方向IIで見た図1のチゼルホルダの斜視図である。 図2の方向IIIで見たチゼルホルダの図である。 ホルダ中心面で切断したチゼルホルダの断面図である。 図1の方向Vで見たチゼルホルダの図である。 チゼルホルダの側面図である。 図6の線のVII−VIIに沿って切断した、締結シャンクの領域のチゼルホルダの断面図である。 図6の線VIII−VIIIに沿って切断した、締結シャンクの領域のチゼルホルダの断面図である。 チゼルホルダの斜視図である。 図9の方向Xで見た図9のチゼルホルダの図である。 組み立てられた状態のチゼル及びチゼルホルダの斜視図である。 ホルダ中心面で切断した図11のアセンブリの断面図である。
図1〜図6は、路面切削機の切削ローラのためのチゼルホルダ10を表わす。チゼルホルダ10は、略円筒状の突出部16を具備する本体領域12を備えており、突出部16は、チゼル挿入側14において、本体領域12から延在している。チゼル受容開口部18が、円筒状の突出部16及び本体領域12全体を貫通するように、円筒状の突出部16に設けられている。チゼル受容開口部18は、摩擦力嵌めによってチゼル受容開口部18内に係止可能な交換式チゼルを受容するために、チゼル挿入側14において開口しており、チゼル受容開口部18は、本体領域12のチゼル挿入側14の略反対側に位置する支持側20において開口している。摩耗したチゼルをチゼル受容開口部18から除去するために利用される器具を支持側20から挿入することによって、チゼルをチゼル開口部18から押し出すことができる。
本体領域12の支持側20には、第1の支持面領域22と、第1の支持面領域22に対して傾斜している第2の支持面領域24とが設けられている。図示の如く、チゼル受容開口部18が、第1の支持面領域22の領域において支持側20に向かって開口している。細長い締結シャンク26は、第2の支持面領域24から実質的に続く本体領域12から延在している。締結シャンク26は、例えば円状、長円状や楕円状のような全体的に丸みを帯びた外周輪郭に形成されている。締結シャンク26の構造設計については、より詳細に後述する。
第1の支持面領域22は、第1の支持面28と第2の支持面30とを備えている。第1の支持面領域22の第1の支持面28及び第2の支持面30は、互いに対して傾斜しており、図4の描写面に実質的に対応するホルダ中心面に対して略対称的とされるように、又は同一角度で傾斜しているように形成されている。当該実施例では、ホルダ中心面が、例えばチゼル受容開口部18の長手方向軸線Lと締結シャンク26の締結シャンクの長手方向軸線Lとを包含している場合があることに留意すべきである。
また、第2の支持面領域24は、第1の支持面32と第2の支持面34とを備えている。第1の支持面32及び第2の支持面34が、互いに対して傾斜しているので、ホルダ中心面に対しても傾斜している。当該実施例では、ホルダ中心面に対する構成は、第1の支持面領域22の第1の支持面28及び第2の支持面30の構成に対応するように対称とされる場合がある。
第1の移行領域36、38は、線状とされ、好ましくは直線状に延在しており、第1の支持面領域22の第1の支持面28と第2の支持面領域24の第1の支持面32との間に、及び同様に第1の支持面領域22の第2の支持面30と第2の支持面領域24の第2の支持面34との間に形成されている。同様に、第1の移行領域は、第1の支持面領域22と第2の支持面領域24との間における移行を規定している。特に図1及び2に表わすように、第1の移行領域36、38は、エッジ状の形態とされる、支持面それぞれの隣接領域に形成されている。好ましくは支持面28、30、32、34のすべてが平面すなわち湾曲していない形態とされるので、その結果として、第1の移行領域36、38も、線状とされ、対応して湾曲していない。
第2の移行領域40は、第2の支持面領域24の第1の支持面32と第2の支持面34との間に形成されており、略直線状に延在している移行面42を備えている。移行面42は、ホルダ中心面に対して略垂直に形成されている。2つの支持面32、34が略平面とされるので、すなわち湾曲していないので、第2の移行領域40も略直線状に延在している。
2つの支持面領域22、24、又は当該支持面領域の支持面28、30及び支持面32、34が互いに隣接している場所には、すなわち第1の移行領域36、38には、約137°の角度Wが形成されている。第1の支持面領域22の2つの支持面28、30の間には、約130°の角度Wが形成されているので、支持面28、30それぞれは、ホルダ中心面に対して約65°の傾斜角を有している。第2の支持面領域24の2つの支持面32、34の間には、約110°の角度Wが形成されているので、2つの支持面32、34それぞれは、ホルダ中心面に対して約55°の傾斜角を有している。従って、一般的に、第1の支持面領域22の2つの支持面28、30が、支持面28、30が成す角度が第2の支持面領域24の2つの支持面32、34が成す角度より大きくなるように配置されている。さらに、締結シャンクの長手方向軸線Lは、締結シャンク26が第1の支持面領域22及び第2の支持面領域24それぞれに対して角度W及び角度Wで傾斜しているように、本体領域12に対して方向づけられている。角度W及び角度Wはそれぞれ約65°である。しかしながら、例えば、角度Wが67°であり、角度Wは約64°である場合もある。当該実施例では、角度W及びWの決定については、支持面28、30及び支持面32、34それぞれをその仮想延長線で接続する線を考慮しても良く、すなわち、支持面32、34の場合には、角度Wが第2の移行領域40の移行面42に対して決定され、支持面28、30の場合には、角度Wがチゼルホルダ10のさらなる移行領域41の移行面43に対して決定される場合があることに留意すべきである。従って、2つの角度W及び角度Wを合算した合計角度は約131°である場合があり、2つのプリズム状構成体の傾斜角を規定している。一方の角度が第1の支持面領域22の2つの支持面28、30によって規定されており、他方の角度が第2の支持面領域24の2つの支持面32、34によって規定されている。2つの角度W及びWの合算である合計角度を変化させることによって、その結果として、例えば同一の角度W及び角度Wを維持しつつ、4つの支持面28、30、32、34によって形成されるピラミッド状の配置の幾何学形状を操作すること、及び特に仮想ピラミッドの頂点に向かう力の集中を補助することが可能となる。
様々な支持面領域22、24又は様々な支持面領域22、24の支持面28、30、32、34が傾斜して方向づけられていること、及び、締結シャンク26が本体領域12に対して方向づけられていることに起因して、切削作業中に力を本体領域12に集中させることができるので、本体領域12と締結シャンク26との間の移行部に剪断荷重を作用させる横方向の力が著しく低減される。締結シャンクの長手方向軸線Lと、チゼル受容開口部18の長手方向軸線Lひいてはチゼルの長手方向軸線との間に形成される角度Wが12.5°であるということが、このような横方向の力の低減に貢献している。
図9及び図10は、上述のチゼルホルダ10と共に利用可能なベース部44を表わす。図11及び図12は、チゼルホルダ10と共に組み立てられた状態におけるベース部44を表わす。
ベース部44には、ベース部44の対応する支持側48(図9の上部に表わす)及び接続側50(図10に表わす)の両方において開口している締結シャンク受容開口部46が形成されている。ベース部44は、接続側50の領域において、例えば溶接によって切削ローラに固定されている。
対応する支持側48において、第1の対応する支持面領域52は、第1の支持面領域22に対応するように形成されている。第2の対応する支持面領域54は、第2の支持面領域24に対応するように形成されている。第1の対応する支持面領域52は、第1の支持面領域22の第1の支持面28に対応している第1の対応する支持面56を備えており、第1の支持面領域22の第2の支持面30に対応している第2の対応する支持面58を備えている。同様に、第2の対応する支持面領域54は、第2の支持面領域24の第1の支持面32に対応している第1の対応する支持面60を備えており、第2の支持面領域24の第2の支持面34に対応している第2の対応する支持面62を備えている。対応する支持面56、58、60、62それぞれは、チゼルホルダ10の支持面28、30、32、34の互いに対する角度それぞれに対応するように、互いに対して傾斜しており、平面の形態とされるので、互いに対応している支持面と対応する支持面とが互いに面接触することができる。
1つの窪み状の第3の移行領域64、66それぞれが、第1の対応する支持面56と第2の対応する支持面58との間に、及び、第1の対応する支持面60と第2の対応する支持面62との間に形成されている。同様に、窪み状の第4の移行領域68、70は、2つの対応する支持面領域52、54の間に、すなわち第1の対応する支持面56と第1の対応する支持面60との間に、及び、第2の対応する支持面58と第2の対応する支持面62との間に形成されている。窪み状の移行領域64、66、68、70は、例えば少なくとも部分的に丸められた輪郭によって形成されているので、第一に、切削力を作用させた際におけるノッチ応力の発生を防止することができる。第二に、図11及び図12に明確に表わすように、空隙が、チゼルホルダ10の様々な移行領域のための窪み状の移行領域64、66、68、70それぞれに形成されており、当該空隙において、チゼルホルダ10の支持面が互いに結合されている。これによって、相互に隣接している支持面及び対応する支持面の領域において摩耗が発生した場合であっても、確実に、第1の移行領域及び第2の移行領域は、再位置決め可能となるので、第3の移行領域及び第4の移行領域内に一層深く進入可能になる。
図9、図11、及び図12に明確に表わすように、第一にチゼルホルダ10に形成された支持側20と、第二にベース部44に形成された対応する支持側48とが、互いに接触している支持面及び対応する支持面と共に、特に相補的な形態とされる。従って、角柱状の状態で互いに隣接している複数の支持面と複数の対応する支持面とが、煙突状に構成されているので、締結シャンク26に対して直角な方向又は締結シャンクの長手方向軸線Lの方向であっても、チゼルホルダ10及びベース部44を安定且つ確実に支持することができる。これによって、一般的に、締結シャンク26の荷重が特に横断方向において軽減されるので、締結シャンクが破断する危険性が大幅に低減される。
本発明におけるチゼルホルダシステムでは、詳細に上述したように、チゼルホルダ10とベース部44とが支持側20及び対応する支持側48の領域において相互に支持し合っていることに加えて、締結シャンク26がベース部44の締結シャンク受容開口部46の領域においてベース部44と相互に当接している結果として、締結シャンク26はさらに応力緩和される。当該態様と詳細に上述した支持の態様とはそれぞれ、単独であっても、大幅な応力緩和又は荷重分布の一層の均等化を達成することができる。但し、同一のチゼルホルダシステムを組み合わせることによって、これらが達成されることが特に有利である。
チゼルホルダ10の締結シャンク26は、第1の支持面領域22の実質的に下方に位置している第1の側に締結要素装填領域76を有しており、締結シャンクの長手方向軸線Lに関して反対側に位置している第2の側に支持領域78を有している。締結要素装填領域76は、締結要素装填面80を具備する切欠の形態とされ、締結要素装填面80の表面法線Fは、約62.5°の比較的浅い角度Wで締結シャンクの長手方向軸線Lに対して傾斜している。このことは、ベース部44に設けられている締結要素82の長手方向中心軸線が、表面法線Fに対して略平行に、すなわち締結要素装填面80に対して略直角に方向付けられていることによって、荷重が締結シャンク26に作用する場合に、締結シャンクの長手方向軸線Lの方向に向けられる比較的高い力成分を発生させるという効果を有している。当該実施例では、締結要素82は、少なくとも雌ネジを具備する領域に形成されているベース部44の締結要素受容開口部84に受容されるので、回転によって、すなわち締結要素受容開口部84の長手方向軸線Lの方向におけるネジの運動によって、対応して少なくとも雄ネジを具備する領域に形成されている締結要素82を締結要素装填面80に向かって又は締結要素装填面80から離隔するように移動可能とされることに留意すべきである。
上述した幾何学的関係によって、締結要素受容開口部の長手方向軸線Lは、締結シャンク受容開口部の長手方向軸線Lに対して約62.5°の角度Wで方向づけられている。締結シャンク受容開口部の長手方向軸線Lは、組立状態においては、少なくとも向きに関して締結シャンクの長手方向軸線Lに実質的に対応している。
締結要素82が、ネジの運動によって締結要素受容開口部84内部に移動され、締結要素装填面80に押圧された場合には、締結シャンク26は、締結シャンク26の支持領域78において、ベース部44の対応する支持領域86に押圧される。支持領域78は、2つの支持面領域88、90によって形成されている。所定の角度で延在しているか、又は互いに対して傾斜している。特に支持面領域88、90はそれぞれ、締結シャンクの長手方向軸線Lを中心とする周方向において、好ましくは円状に湾曲した外形を有している。支持領域78の中央領域において、2つの支持面領域88、90は第5の移行領域92で互いに隣接する。第5の移行領域92は、窪みの形態に形成されており、好ましくは締結シャンクの長手方向軸線Lの方向において延在している凹状の窪みの形態に形成されている。
明らかではあるが、支持領域78の支持面領域88、90は、少なくとも締結シャンク26の主外周面94を越えた領域において、締結締結シャンクの長手方向軸線Lに関する径方向において突出するように形成されている。これにより、当該径方向に突出する長さが、支持領域78の中央領域において、すなわち第5の移行領域92が形成される場所において最小となるので、例えば、このような径方向の突出は実質的に存在せず、当該径方向に突出する長さが、周方向の第5の移行領域92から離隔する向きにおいて大きくなる。特に、適切には締結シャンク26の主外周面94に至るまで僅かに湾曲した状態で移行されている、段差部が、支持面領域88、90の軸端領域と第5の移行領域92から周方向において離隔している端部領域との両方に設けられることが理解される。
締結シャンク26が上述のように構成されているので、その結果として、締結シャンク26は、締結要素82によって荷重を作用された場合に、ホルダ中心面の側方に位置している2つの表面領域を介して、具体的には支持面領域88、90を介して実質的にベース部44に支持されている。これにより、圧力が分散され、支持領域78の周の中心における線接触による支持を回避することができる。特に、窪み状の第5の移行領域92が、支持領域78の当該中心において、締結シャンク26とベース部44との間における力の伝達を完全に又はほぼ完全に遮断することを確保する。
主外周面94を越えて径方向に突出している支持面領域88、90のさらなる顕著な利点は、局所的に境界が定められた表面領域が、締結シャンク26すなわちチゼルホルダ10とベース部44とを当接させるために利用されることである。チゼルホルダ10及びベース部44の両方が実質的に鍛造部品であるので、相互に支持されている表面は、必要な精度を得るために、材料除去プロセスにおいて機械加工又は再加工される必要がある。従って、当該作業ステップは、この目的を達成するために実際に設けられる表面領域に、具体的には支持面領域88、90が形成される位置に限定可能とされる。
対応する支持領域86は、ベース部44に形成されており、締結シャンク26の支持領域78に対応している。対応する支持領域86は、支持面領域88、90に割り当てられた対応する支持面領域96、98を有している。対応する支持面領域96、98は、第6の移行領域100において互いに隣接している。第6の移行領域100は、好ましくは、細長く且つ締結シャンク受容開口部の長手方向軸線Lの方向において凸状に湾曲した突出部102を具備する、突起状の形態とされる。突出部102は、製造上の理由により、インサート部品104に設けられている場合がある。インサート部品104は、例えば締まり嵌めによってベース部44の対応する開口部106に挿入されており、突出部102を形成するために、インサート部品104の周領域において、2つの対応する支持面領域96、98を越えて径方向内方に突出している。
対応する支持面領域96、98は、少なくとも締結シャンク受容開口部の長手方向軸線Lの径方向内方に且つ締結シャンク受容開口部46の主内周面108を越えて領域に突出しているように、締結シャンク受容開口部46内に形成されている。当該実施例では、このような構成によって、当該径方向の突出部は、第6の移行領域100に最大限近接していると共に、周方向において第6の移行領域100から離隔するに従って小さくなっているので、対応する支持面96、98が、主内周面108に徐々に一体化されるようになっている。締結シャンク100又は支持領域78の実施例の場合と同様に、当該実施例でも、高精度な当接を実現するために機械加工すべき表面領域は、特に対応する支持面領域96、98の2つの軸端領域においてベース部44の主内周面108に階段状に又は湾曲状に一体化されている場合がある、対応する支持面領域96、98に限定される。
2つの支持面領域88、90が、湾曲した面を有していることの結果として、互いに対して傾斜していることに対応して、2つの対応する支持面領域96、98も、互いに対して傾斜しており、すなわち湾曲した面を具備して形成されている。このような湾曲が2つの支持面領域88、90の湾曲に対応している場合があり、この場合には、当接する面積を大きくすることができる。支持面領域88、90と対応する支持面領域96、98とはそれぞれ、一の周領域のみにおいて主外周面94又は主内周面108を越えて突出するので、締結シャンク26は、横方向に移動可能とする遊隙を以って締結シャンク受容開口部46に基本的に挿入可能とされる。従って、締結要素82が締結要素装填面80に向かって移動した場合に限り、その結果として、支持面領域88、90と対応する支持面領域96、98とが密に当接される。当該実施例では、一層大きい接触圧力を発生させる第5の移行領域92と第6の移行領域100との接触が防止される。実質的に、第5の移行領域92及び第6の移行領域100は、支持側20と対応する支持側48との芯出し作用が効果を発揮する前であっても、ベース部44に対するチゼルホルダ10の挿入動作の間であれば、既にチゼルホルダ10をベース部44に対して所定の向きに方向づけられるように機能する。
また、支持領域78と対応する支持領域86との両方が、ベース部44のホルダ中心面に関して又は当該ホルダ中心面に対応する対称面に関して対称、特に点対称とされるように形成されていることが、締結シャンク26を対応する支持領域94で支持する際における極めて均一な力分布に貢献している。
留意すべきは、本発明の原理に従って構築されると共に、非常に単純な構造を有している支持領域78及び対応する支持領域86によって実現可能な解決策は、支持領域78が、基本的に主外周面94を越えて突出することなく、締結シャンク26の外周面に設けられるように構築されており、すなわち、例えば略円状の周輪郭を具備する主外周面94が、窪み状の形態をした移行領域92の両側に支持面領域88、90を備えている。当該実施例では、しかしながら、基本的に主外周面94に対して径方向に突出している支持面領域88、90を具備する実施例でも、窪み状の移行領域92は、例えば、移行領域92の周方向の両側にある支持面領域同士の間において略平面の移行面として、すなわち、締結シャンク26の外周によって規定される周輪郭に関して径方向内向きに窪んでいる表面として形成されている。例えば材料を除去するための機械加工や鋳造プロセスによって得られる略平面の形態は、容易な生産性に起因して特に有利である。しかしながら、基本的には、締結シャンク26の湾曲と比較して僅かに平坦化な、湾曲された移行面を移行領域92に設けることも可能である。この場合には、対応する幾何学形状が、ベース部44の対応する支持領域86に形成されることは自明である。また、対応する支持面領域96、98は、主内周面108に一体化されており、すなわち、主内周面108に対して相対的に径方向内方に突出している必要は必ずしもない。支持領域78の支持面領域88、90の間に形成された移行領域92の実施形態と同様に、2つの対応する支持面領域96、98の間に形成された移行領域100も、例えば略平坦な移行面として形成されている場合がある。但し、当該略平坦な移行面は、移行領域92の対応して形成された移行面の反対側に位置決めされるべきである。このような実施形態の場合には、図1及び図4に表わす状況と同様に、支持領域78が締結シャンク26の軸線方向自由端領域に設けられているので、支持面領域88、90が、主外周面94の略円状の周輪郭から続いて形成されており、基本的には円状の周輪郭に対して径方向内方に窪みの形態で窪んでいる略平坦な移行領域92が、例えば締結シャンク26の軸線方向自由端領域に設けられている。上述の構成が、特に締結シャンク26の軸線方向自由端領域に、すなわち、締結要素82の荷重付与作用(load-exerting action)によって締結シャンク26がベース部44に一層強く押圧される場所に配設されている結果として、締結シャンク26とベース部44と線接触、ひいては荷重が非常に大きい当接が回避されるので、上述のように荷重が緩和される。
チゼルホルダと、支持側及び対応する支持側の、かつ支持領域及び対応する支持領域における様々な支持面領域及び対応する支持面領域でベース部とを形成した結果として、チゼルホルダの規定の位置決めが得られると同時に、特に締結シャンクの領域でチゼルホルダの荷重が軽減される。これには、互いに対して規定の配置であり、チゼルホルダ及びベース部が互いに直接接する、複数の支持面領域及び支持面と対応する支持面領域及び対応する支持面との間に荷重分布を提供することが寄与する。これは、本発明の文脈では、支持面領域又は対応する支持面領域が、直接的な金属同士の接触を生じることができるように、相互支持として役立つそれぞれの表面を有して形成又は機械加工されることを意味する。ベース部及びチゼルホルダの両方は一般的に鍛造部品として生産されるので、従って、本発明の文脈において支持面領域及び対応する支持面領域として役立つ表面は、基本的に、材料除去プロセスにおいて生産及び/又は再加工される。このようにして、表面を鍛造プロセスでのみ機械加工するようなやり方では実現することができない、荷重の実質的な軽減及び精密な位置決めに必要とされる当該表面の高い精度を担保することができる。
上述のシステムの組立てに関して、順にセットすることができる切削ドラムに溶接によって固定されるベース部の場合、チゼルホルダ10は、チゼルホルダ10の2つの支持面領域22、24がベース部のそれぞれ関連付けられた対応する支持面領域52、54に接触するまで、その締結シャンク26がベース部44に設けられた締結シャンク受容開口部46に挿入される。例えばネジ状の形態である締結要素82は、締結要素受容開口部84にさらに入るようにその上に締め付けられ、締結シャンク26上の締結要素装填面80に押し付けられる。これは、第一に、支持面領域22、24と対応する支持面領域52、54との間の安定した当接相互作用を実現するのに役立つ。第二に、対応する支持領域86又は2つの対応する支持面領域96、98に対する、支持領域78又はその2つの支持面領域88、90の安定した当接が達成される。
切削機の動作中、チゼルホルダ10に保持されたチゼルが摩耗するだけではなく、チゼルホルダ10の領域自体にも摩耗が起こり得るので、上述のプロセスを逆転させることによって、すなわち締結要素82を締結シャンク26から除去し、チゼルホルダ10又はその締結シャンク26をベース部44から引き出すことによって、摩耗したチゼルホルダ10を除去し、新しいチゼルホルダ又は摩耗の少ないチゼルホルダと交換することが可能である。当該チゼルホルダは、上述したように、その締結シャンク26がベース部44の関連する締結シャンク受容開口部46に挿入され、締結要素82によって固定される。摩耗が繰り返し生じる場合、自明として、切削ドラムに固定された同じベース部と併せて当該プロセスを複数回行ってもよい。ベース部の領域にも摩耗が生じる場合、ベース部44も、自明として、それを保持している溶接接続を分離することによって切削ドラムから除去し、新しいベース部と交換してもよい。
10 チゼルホルダ
12 本体領域
14 チゼル挿入側
16 円筒状の突出部
18 チゼル受容開口部
20 支持側
22 第1の支持面領域
24 第2の支持面領域
26 締結シャンク
28 第1の支持面
30 第2の支持面
32 第1の支持面
34 第2の支持面
36 第1の移行領域
38 第1の移行領域
40 第2の移行領域
41 移行領域
42 移行面
43 移行面
44 ベース部
46 締結シャンク受容開口部
48 支持側
50 接続側
52 第1の対応する支持面領域
54 第2の対応する支持面領域
56 第1の対応する支持面
58 第2の対応する支持面
60 第1の対応する支持面
62 第2の対応する支持面
64 第3の移行領域
66 第3の移行領域
68 第4の移行領域
70 第4の移行領域
76 締結要素装填領域
78 支持領域
80 締結要素装填面
82 締結要素
84 締結要素受容開口部
86 対応する支持領域
88 支持面領域
90 支持面領域
92 第5の移行領域
94 主外周面
96 対応する支持面領域
98 対応する支持面領域
100 第6の移行領域
102 突出部
104 インサート部品
106 対応する開口部
108 主内周面
表面法線
締結シャンク受容開口部の長手方向軸線
締結シャンクの長手方向軸線
チゼル受容開口部の長手方向軸線
締結要素受容開口部の長手方向軸線

Claims (19)

  1. 少なくとも本体領域(12)のチゼル挿入側(14)に向かって開口しているチゼル受容開口部(18)を有している前記本体領域(12)と、
    前記本体領域(12)の支持側(10)から延在している締結シャンク(26)であって、締結シャンクの長手方向軸線(L )及び主外周面を有している前記締結シャンク(26)と、
    を備えているチゼルホルダであって、
    前記締結シャンク(26)が、第1の側において、締結要素装填領域(76)を有しており、前記締結シャンクの長手方向軸線(L)に関して反対側に位置している第2の側において、互いに対して傾斜していると共に前記締結シャンクの長手方向軸線(L)の方向に延在している、移行領域(92)で互いに隣接している支持面領域(88、90)を具備する支持領域(78)を有している、前記チゼルホルダにおいて
    前記締結シャンク(26)が、前記主外周面(94)の領域において、丸みを帯びた外周輪郭に形成されており、
    少なくとも1つの支持面領域(88、90)が、少なくとも前記締結シャンクの長手方向軸線(L )に関する径方向外方に且つ前記締結シャンク(26)の前記主外周面(94)を越えて領域に突出しているようにして形成されており、
    前記移行領域(92)が窪みの形態で形成されていることを特徴とするチゼルホルダ。
  2. 前記移行領域(92)が、凹状の窪みの形態で少なくとも領域に形成されていることを特徴とする請求項1に記載のチゼルホルダ。
  3. 少なくとも1つの支持面領域(88、90)が、前記移行領域(92)の遠位に位置する周方向端部領域から前記移行領域(92)の近位に位置する周方向端部領域に向かう方向において、前記主外周面(94)の径方向高さに接近していることを特徴とする請求項1又は2に記載のチゼルホルダ。
  4. 少なくとも1つの前記支持面領域(88、90)が、前記移行領域(92)の遠位に位置する周方向端部領域において、前記主外周面(94)と階段状に及び/又は湾曲状に一体化されており、並びに/又は、
    少なくとも1つの前記支持面領域(88、90)が、前記本体領域(12)の近位に位置する軸線方向端部領域及び/又は前記本体領域(12)の遠位に位置する軸線方向端部領域において、前記主外周面(94)と階段状に及び/又は湾曲状に一体化されていることを特徴とする請求項1〜3のいずれか一項に記載のチゼルホルダ。
  5. 前記支持面領域(88、90)及び/又は前記移行領域(92)が、ホルダ中心面に関して略対称となるように形成されていることを特徴とする請求項1〜4のいずれか一項に記載のチゼルホルダ。
  6. 少なくとも1つの前記支持面領域(88、90)が、前記締結シャンクの長手方向軸線(L)を中心として湾曲されるように形成されていることを特徴とする請求項1〜5のいずれか一項に記載のチゼルホルダ。
  7. 支持面領域(88、90)が両方とも、同一の曲率半径及び/又は曲率中心点を有していることを特徴とする請求項6に記載のチゼルホルダ。
  8. 前記締結シャンク(26)が、前記主外周面(94)の領域において、円状、長円状、又は楕円状の外周輪郭に形成されていることを特徴とする請求項1〜7のいずれか一項に記載のチゼルホルダ。
  9. 前記チゼル受容開口部(18)の長手方向中心軸線(L)と前記締結シャンクの長手方向軸線(L)とが、6°〜24°の範囲の、好ましくは約12°の角度で互いに対して傾斜していることを特徴とする請求項1〜8のいずれか一項に記載のチゼルホルダ。
  10. 前記締結要素装填領域(76)が、締結要素装填面(80)を備えており、
    前記締結シャンクの長手方向軸線(L)と前記締結要素装填面(80)の表面法線(F)とが、50°〜65°の範囲の、好ましくは約62.5°の角度で互いに対して傾斜していることを特徴とする請求項1〜9のいずれか一項に記載のチゼルホルダ。
  11. 求項1〜10のいずれか一項に記載のチゼルホルダ(10)と、
    少なくとも対応する支持側(48)に向かって開口している締結シャンク受容開口部(46)と、前記締結シャンク受容開口部(46)に向かって開口している締結要素受容開口部(84)とを有しているベース部(44)であって、前記締結要素装填領域(76)に荷重を作用させるために移動可能とされる締結要素(82)が、前記締結要素受容開口部(84)内に受容される、前記ベース部(44)と、
    を備えているチゼルホルダシステムにおいて、
    前記締結シャンク受容開口部(46)には、対応する支持面領域(96、98)を具備する対応する支持領域(86)が設けられており、前記対応する支持面領域(96、98)が、締結シャンク受容開口部の長手方向軸線(L)の方向において延在しているさらなる移行領域(100)において互いに隣接していることを特徴とするチゼルホルダシステム。
  12. 前記さらなる移行領域(100)が、突起状に形成されていることを特徴とする請求項11に記載のチゼルホルダシステム。
  13. 前記さらなる移行領域(100)が、凸状の突出部の形態で少なくとも領域に形成されていることを特徴とする請求項11又は12に記載のチゼルホルダシステム。
  14. 前記さらなる移行領域(100)が、前記移行領域(92)に対して相補的に構成されていることを特徴とする請求項11〜13のいずれか一項に記載のチゼルホルダシステム。
  15. 少なくとも1つの前記対応する支持面領域(96、98)が、前記締結シャンク受容開口部の長手方向軸線(L)に関して径方向内方に前記締結シャンク受容開口部(46)の主内周面(108)を越えて少なくとも領域において突出しているようにして形成されていることを特徴とする請求項11〜14のいずれか一項に記載のチゼルホルダシステム。
  16. 少なくとも1つの対応する支持面領域(96、98)が、少なくとも前記さらなる移行領域(100)の近位に位置する周方向端部領域において前記主内周面(108)を越えて突出しており、前記さらなる移行領域(100)の遠位に位置する周方向端部領域に向かって前記主内周面(108)の径方向高さに接近していることを特徴とする請求項15に記載のチゼルホルダシステム。
  17. 少なくとも1つの前記対応する支持面領域(96、98)が、少なくとも前記対応する支持側(48)の近位に位置する軸線方向端部領域において、及び/又は、前記対応する支持側(48)の遠位に位置する軸線方向端部領域において、前記主内周面(108)と階段状に及び/又は湾曲状に一体化されていることを特徴とする請求項15又は16に記載のチゼルホルダシステム。
  18. 前記締結シャンク受容開口部(46)が、その主内周面(108)の領域において、及び/又は、その対応する支持面領域(96、98)の領域において、円状の内周輪郭を具備して形成されていることを特徴とする請求項11〜17のいずれか一項に記載のチゼルホルダシステム。
  19. 前記締結シャンク受容開口部の長手方向軸線(L)と締結要素受容開口部の長手方向軸線(L)とが、50°〜65°の範囲の、好ましくは約62.5°の角度で互いに対して傾斜していることを特徴とする請求項11〜18のいずれか一項に記載のチゼルホルダシステム。
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