JP5818158B2 - 車両用制御装置 - Google Patents

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本発明は車両用制御装置に関する。
車両走行中に運転者が危険を感じた時間や場所などのデータを集計して、車両の運転者に道路交通に関する情報を提供し、事故の発生を抑制する装置が知られる(特許文献1)。
特開2003−123185号公報
しかし、かかる装置は個々の車両から得られた情報を集計して全体の統計に基づき各車両に配信されるため、配信される情報は運転者毎の運転履歴を十分に反映した形で運転者に配信されない。
本発明の課題は、運転者の運転履歴を反映した情報を運転者に提供できる車両用制御装置を提供する。
課題を解決するための手段および発明の効果
上記課題を解決するために本発明の車両用制御装置は、
車両を運転している運転者を認識する運転者認識手段と、
現在時刻と車両の現在位置とを有する現在状況データを取得する現在状況取得手段と、
運転者が運転する車両における通過領域の事故の危険度を判定する危険度判定手段と、
運転者と対応付けて、危険度が高いと判定した危険時刻と危険時刻に車両が位置した危険地点とを有する危険状況データを記憶する危険状況記憶手段と、
現在運転している現運転者に対応する危険状況データを読出し、現在状況データに応じて事故の抑制を図る事故抑制情報を現運転者又は車両に接近する第三者に報知する報知手段と、
を備え
危険度判定手段は、車両のエアバックの作動を検出すると危険度が高いと判定するエアバック検出手段を有し、
危険状況記憶手段は、エアバック検出手段により危険度が高いと判定された危険時刻と危険地点を有する危険状況データを運転者と対応付けない共有データとして記憶し、
報知手段は、現在状況データに応じて現運転者に関係なく共有データを読出し、事故抑制情報を報知することを特徴とする。
本発明の車両用制御装置によれば、運転者毎に対応付けて危険な状況(時と場所)を記憶して対応する運転者に事故抑制情報を報知するため、運転者の運転の癖や運転環境に適した事故抑制情報を提供できる。
本発明の車両用制御装置を用いた車両を示すブロック図。 図1に示す運転者認識プログラム、現在状況取得プログラム、危険度判定プログラム、危険状況取得プログラムを示すフローチャート。 図1に示す報知プログラム、カウントプログラム、可変プログラムを示すフローチャート。 危険領域の重複を示す模式図。 サーバーを利用した本発明の車両用制御装置を用いた車両及びサーバーを示すブロック図。 図5に示す運転者認識プログラム、現在状況取得プログラム、危険度判定プログラム、危険状況取得プログラムを示すフローチャート。 図5に示す報知プログラム、カウントプログラム、可変プログラムを示すフローチャート。 図5に示す格納修正プログラム、通信プログラムを示すフローチャート。
図1は本発明の車両用制御装置1の一例を示す。車両用制御装置1は、車両2の事故の危険度を判定するための車両制御機器3(通知ボタン4、ブレーキペダル5、エアバック6)と、車両制御機器3の操作又は作動に応じてデータ(時刻、車両2の現在位置)を記憶するメモリ7(例えばハードディスクドライブ(HDD))を備える。車両用制御装置1はメモリ7に記憶したデータ(時刻、車両2の現在位置)に基づき車両2の運転者に事故の注意喚起、又は、車両2近傍の第三者(歩行者など)に車両2の接近を報知する制御を行う。車両2においてデータを蓄積して活用するため、車両2毎の運転履歴を反映した情報を提供することができる。
図1の車両2には、バス8にCPU9、ROM10、RAM11、HDD12(メモリ7)、I/Oポート13(入出力インターフェース)が接続される。I/Oポート13には通知ボタン4、ブレーキペダル5、エアバック6、車両2の運転者を認識(運転者毎に識別)するためのカメラ14、時計15、GPS(global positioning system)16、車内スピーカー17、車外スピーカー18などが接続される。なお、カメラ14の代わりに車両2を運転する運転者を入力する操作パネルを用いてもよい。
車両2のROM10には、図1に示すように運転者認識プログラム(運転者認識手段)、現在状況取得プログラム(現在状況取得手段)、危険度判定プログラム(危険度判定手段)、危険状況取得プログラム(危険状況取得手段)、報知プログラム(報知手段)、カウントプログラム(カウント手段)、可変プログラム(可変手段)が格納される。
運転者認識プログラムは、カメラ14又は操作パネルから入力された情報に基づいて車両2を運転している運転者を認識し、認識した運転者の運転者データをメモリ7やRAM11に書込む。例えば、認識した運転者が始めて認識した運転者ならば運転者データをメモリ7とRAM11に書込み、既にメモリ7に記憶されている運転者ならばRAM11のみにデータを書込む。
現在状況取得プログラムは、現在時刻と車両2の現在位置とを有する現在状況データを取得する。時計15から現在時刻を取得するとともに、GPS16により車両2の現在位置を取得して、例えばRAM11に書込む。
危険度判定プログラムは、運転者が運転する車両2における通過領域の事故の危険度を判定する。危険度判定プログラムは車両制御機器3の操作又は作動に応じて走行中の車両2における事故の危険度を判定するプログラムであり、車両制御機器3により危険度の判定が異なる。
車両制御機器3が通知ボタン4ならば、運転中に危険な場面に遭遇した運転者又は同乗者が通知ボタン4を操作する(押す)と、通知ボタン4を操作した時刻における車両2位置で事故の危険度が高いと判断する(通知検出プログラム(通知検出手段))。通知ボタン4の操作がないならば、事故の危険度は低いと判断する。
車両制御機器3がブレーキペダル5ならば、ブレーキペダル5は歩行者や自転車等の飛び出し等により車両2急停止の必要性が高いほど踏み込み量が大きくなる(踏み込み量が大きいほど事故の危険度が高い)ため、ブレーキペダル5の踏み込み量に応じて事故の危険度を判断する(ブレーキペダル判定プログラム(ブレーキペダル判定手段))。ブレーキペダル5の踏み込み量が所定量を超える場合には、踏み込み量が所定量を超えた時刻における車両2位置で事故の危険度が高いと判断する。踏み込み量が所定量を超えない場合には、事故の危険度が低いと判断する。ブレーキ操作により運転者毎の危険性を判断するため、運転者毎の運転の癖を反映した判断が可能となる。
車両制御機器3がエアバック6ならば、エアバック6は車両2の衝突時に作動するため、エアバック6が作動した時刻における車両2位置で事故の危険度が高いと判断する(エアバック検出プログラム(エアバック検出手段))。エアバック6の作動がない場合には、事故の危険度が低いと判断する。
危険度判定プログラムは、車両制御機器3により危険度の判定が異なるが、ある車両制御機器3で危険度が高いと判定された所定の時刻における車両2位置は、他の車両制御機器3で危険度が低いと判断される場合でも危険度が高いと判断する。
危険状況取得プログラムは、危険度判定プログラムにより危険度が高いと判定した時刻(危険時刻)と該危険時刻に車両2が位置した危険地点を有する危険状況データ(時刻と位置のデータ)を取得して、危険状況データをHDD12に書込む。危険状況取得プログラムは、当該データ取得時の車両2の運転者と対応付けて危険状況データをHDD12に書込む個別取得プログラム(個別取得手段)と、危険状況データ取得時の車両2の運転者と対応付けることなく危険状況データをHDD12に書込む共有取得プログラム(共有取得手段)とを有する。車両2の運転者毎に個別取得プログラムが、運転者と対応付けて、通知ボタン4及びブレーキペダル5の操作、エアバック6の作動により取得した各危険状況データをHDD12に書込む。また、エアバック6の作動により取得した危険状況データは、共有取得プログラムが運転者と対応付けることなく、車両2の運転者間で共有する危険状況データとしてHDD12に書込まれる。
報知プログラムは、現在運転している現運転者に対応する危険状況データ(危険時刻と危険地点のデータ)を読出し、現在状況データ(時刻及び車両2の位置)に応じて事故の抑制を図る事故抑制情報を現運転者又は車両2に接近する第三者に報知する。報知プログラムは、RAM11に記憶される現運転者(運転者データ)に対応する危険状況データを読出し、RAM11に記憶される現在状況データに基づき事故抑制情報を報知する。
具体的には、現在時刻が危険時刻を含む危険時間帯に含まれ、かつ、車両2の現在位置が当該危険時刻に対応する危険地点を含む危険領域に含まれることを条件に報知を行う。ここでいう「危険時間帯」とは現在時刻の前後数分(例えば前後5分〜前後30分、前後5分ならば10分間、前後30分ならば60分間)の時間帯を意味し、「危険領域」とは危険地点を中心として半径数mの範囲(例えば半径10mの範囲〜半径30mの範囲)を意味する。つまり、現在時刻が危険時間帯に含まれ、その危険時間帯に対応する危険領域に車両2の現在位置が含まれることを条件に報知を行う。報知するための2つの条件(時刻・場所)が一定の範囲を有するため(時間帯及び領域に応じて報知するため)、事故が起こる可能性のある場面を運転者の運転スタイルに合わせて的確に報知できる。また、事故抑制情報とは、現運転者に運転の注意を喚起する注意喚起情報、又は、第三者に車両の接近を報知するための警報音情報の少なくとも一方である。注意喚起情報としては、例えば、車内スピーカー17により車両2が危険場面(危険時間帯及び危険領域)に入ったことを報知するメッセージや警報音であり、又は操作パネル等により車両2が危険場面に入ったことを表示するものである。警報音情報としては、車外スピーカー18により車両2の接近を第三者に報知する警報音である。
カウントプログラムは、現在時刻が含まれる危険時間帯と現在位置が含まれる当該危険時間帯に対応する危険領域のペアをカウントして、可変プログラムは当該ペアの数に応じて事故抑制情報を可変する。具体的には、ペア数が増加するに従い事故の危険度が大きくなることを報知する、警報音を大きくする、又は警報音の頻度を多くすること等により、事故の危険度が高いと判断された頻度に応じて報知内容を可変する。頻度に応じて報知内容が可変されるため、運転者に適した報知が可能となる。
HDD12には、危険度が高いと判定した危険時刻と該危険時刻に車両2が位置した危険地点とを有する危険状況データ(時刻と位置のデータ)が運転者と対応付けて記憶される(危険状況記憶手段)。具体的には、車両2を運転する運転者データ(他の運転者と識別するためのデータ)と、当該運転者データと対応付けた危険状況データ(時刻と位置のデータ)と、当該運転者データと対応付けられない危険状況データである共有データ(エアバック6の作動により危険度が高いと判定した危険時刻と危険時刻に車両2が位置した危険地点とを有する危険状況データ)等が記憶される。
次に図2のフローチャートに基づいて前述した各種プログラムの内容を説明する。図2のフローは運転者毎に危険状況データを取得する処理であり、図1の車両2におけるROM10の運転者認識プログラム、運転状況取得プログラム、危険度判定プログラム、危険状況取得プログラムに該当し、CPU9が適宜各種プログラムを読出し、制御を行う。図2に示すようにS1では通知ボタン4の操作が行われたかどうか、S3ではブレーキペダル5の操作が行われたかどうか、S7ではエアバック6が作動したかどうかが判断され、いずれの操作又は作動がない場合には、危険度が低いとして危険状況(危険時刻及び危険地点)を記憶することなく処理が終る。
S1における通知ボタン4の操作が検出された場合には、S2で車両2の運転者を認識して当該運転者と対応付けて危険状況データ(危険時刻及び危険地点のデータ)をHDD12に記憶する。よって、運転者は運転の最中に自ら危険を感じた場合には、自主的に危険な場面(時刻及び地点)を記憶させることができる。
S3におけるブレーキペダル5の操作が検出された場合には、S4でブレーキペダル5の踏み込み量を検出して、S5でブレーキペダル5の踏み込み量が所定量以上であるかが判断される。踏み込み量が所定量よりも小さいならば、車両2を急停止する必要性がなく事故の危険性が低いと判断して危険状況(危険時刻及び危険地点)を記憶することなく終る。一方、踏み込み量が所定量よりも大きいならば事故の危険性が高いものと判断し、S6で車両2の運転者を認識して当該運転者と対応付けて危険状況データをHDD12に記憶する。よって、運転者の運転により差が生じるブレーキペダル5の操作に応じて危険状況データが記憶されるため、運転者の運転の癖に応じた危険状況を記憶できる。
S7におけるエアバック6の作動が検出された場合には、S8で車両2の運転者と対応付け、かつ、対応付けずに危険状況データをHDD12に記憶する。衝突事故等により車両2のエアバック6が作動するため(エアバック6の作動は車両2の事故を意味するため)、かかる場合は運転者と対応付けて危険状況を記憶するとともに、車両2の他の運転者とも危険状況を共有するため共有データとして運転者と対応付けることなく危険状況データを記憶する。
図3は車両2の現在状況(時刻及び車両2の位置)に応じて報知を行う処理である。この処理は、図1の車両2のROM10に格納された報知プログラム、カウントプログラム、可変プログラムに対応する。HDD12に危険状況データ(共有データを含む)が記憶されていると(S10)、現在時刻と現在位置(車両2が現在いる地点)を取得し、かつ、現運転者を認識して(S11)、S12で現運転者に対応する危険状況データに基づいて、危険時間帯に現在時刻が含まれるか判断する。S12で現在時刻が危険時間帯に含まれるならば、当該危険時間帯に対応する危険領域に現在位置が含まれるか判断する(S13)。
当該危険領域に現在位置が含まれるならば(S13)、S14で現在時刻及び現在位置が含まれる危険状況データの危険時間帯及び危険領域(該危険時間帯に対応する危険領域)のペアの数をカウントする。S15でペアが1つか否かを判定して、S17でペアが1つの場合の報知1を行い、S16でペア数が所定数未満ならば報知2を行い(S18)、所定数以上ならば報知3を行う(S19)。なお、図4は危険領域の重複を模式的に示したものである。
S17の報知1、S18の報知2及びS19の報知3は、報知1<報知2<報知3の順に警告が次第に強調されるものである。そのため、危険度が高い頻度に応じた報知ができる。
なお、S12で現在時刻が危険時間帯に含まれない場合、又はS13で現在位置が危険領域に含まれない場合は、S20において現在時刻及び現在位置が含まれる共有データの危険時間帯及び危険領域(該危険時間帯に対応する危険領域)が存在するか判定する。該当する共有データが存在しない場合には、報知することなく処理を終え、該当する共有データが存在する場合には、S19に進み報知3を行う。共有データはエアバック6の作動(車両2の衝突)により取得されるデータであるため、車両2が事故を起こした状況(時間と位置)は、運転者に関係なく共有することで、車両2の事故履歴を共有して事故の抑制を図ることが可能となる。
以上、車両2において危険状況データを記憶して、かかるデータに基づき事故の危険性を報知する処理を説明した。以下、サーバー20を利用して車両2の制御を行う変形例を説明する。実施例と同様の構成は実施例と同一の符号を付して説明を省略する。図5に示すように車両用制御装置101は、実施例の構成に加えて、I/Oポート13(入出力インターフェース)にアンテナ21が接続され、アンテナ21と無線基地局22とが無線通信で結ばれることでインターネット23に接続される。また、車両2のROM10にはインターネット23に接続して通信を行う通信プログラムが公知のものと同様に格納されている。後述するように、HDD12に格納されたサーバー側データはサーバー20の指令又は配信により変更可能であり、HDD12に格納したデータをサーバー20へ送ることもできる。また、初期設定状態のHDD12へ全て新規のデータをサーバー20から格納することも可能である。なお、HDD12に車両2の車種(乗用車、トラック、バスなど、車両2を利用する用途毎に車両2)を識別する車種識別データを保存して、サーバー20へ送信することも可能である。
サーバー20はインターネット23に対し例えば固定(有線)ネット回線を介して接続される。サーバー20にはバス24を介してCPU25、ROM26、RAM27、I/Oポート28(入出力インターフェース)が相互に接続されている。また、大容量メモリとして例えばハードディスク29(HDD)等がI/Oポート28に接続される。
HDD29が主にデータベースメモリとして機能とする。HDD29には、例えば、サーバー20とデータの通信を行う車両2データ(車両2を識別するためのデータ)、各車両2の運転者データ、危険状況データ、共有データ(サーバー側データ)等が格納される。また、上述の車種識別データを格納してもよい。なお、サーバー20において、各車両2から収集した共有データは車両2のHDD12に格納されるサーバー側データの元データとなるものであり、サーバー20からインターネット23を介して車両2のHDD12に新規のデータを通信し格納することもできるし、サーバー20からそれらの修正データをHDD12へ送ってこれを書換える(更新する)こともできる。
また、サーバー20のROM26には、図5に図示するように車両2へサーバー側データを格納・修正する格納修正プログラム(データ格納修正手段)、各車両2の運転者データ、危険状況データ、共有データを収集する収集プログラム(車両データ収集手段)などが格納される。
次に図6〜図8のフローチャートに基づいて前述した各種プログラムの内容を説明する。図6は運転者毎に危険状況を取得するフローであり、図2のフローにおけるS2、S6、S8の各記憶処理のあとに、記憶したデータをサーバー20に送信する処理を追加したものである。よって、各車両2の危険状況データ及び共有データをサーバー20で一元管理できる。
図7は危険状況に応じて報知を行うフローであり、図3のフローのS20において現在時刻及び現在位置が含まれる共有データの危険時間帯及び危険領域が存在しない場合に、S201を追加して、現在時刻及び現在位置が含まれるサーバー側データの危険時間帯及び危険領域(該危険時間帯に対応する危険領域)が存在するか判定する。該当するサーバー側データが存在しない場合には報知することなく処理を終え、該当するサーバー側データが存在する場合にはS19に進み報知3を行う。よって、実際に事故が生じた必要最低限の情報のみをサーバー20から供給することができ、運転者の運転履歴を反映しつつ、特に危険な情報のみを各車両2に配信できる。
図8はサーバー20から車両2にデータを送信するフローであり、図5のサーバー20におけるROM25の格納修正プログラム、図5の車両2におけるROM10の通信プログラムに該当する。図8でサーバー20から車両2への送信に際し、車両2全てに送信するものとS110が判断すれば、S111でサーバー20のHDD22から供給先となる全車両2の読出しが行われ、車両2の全てに送信するのでなければ、S112で車両2の指定が行われる。
S113では新規データの送信かどうか、S114ではデータ修正かどうかが判断され、新規データでもデータ修正でもない場合は、サーバー20のHDD29と車両2のHDD12とのデータ同期の処理が実行される。よって、車両2事故でHDD12が破損しても、車両2の各運転者の運転履歴を再度取得できる。
更に送信されるデータが共有データであれば(S116)、S117にて共有データをサーバー20から車両2に送信して車両2のHDD12に書込まれる。例えば、共有データは全車両2のHDD12へサーバー20から一斉に同様のデータを一括して格納することができる。
S116で共有データでない場合は、S118でその他のデータを車両2へ送信する処理が実行され、S119で車両2のHDD12にそのデータが書込まれる。
以上、本発明の実施の態様を説明したが、本発明はその具体的な記載に限定されることなく、例示した構成、処理等を技術的に矛盾の範囲で適宜組み合わせて実施することも可能であるし、またある要素、処理を周知の形態に置き換えて実施することもできる。
例えば、車両2のI/Oポート13に、車両2の現在位置と進行経路を画面上の地図に表示する表示装置(カーナビゲーションなど)を接続して、該画面上において、図4に示すように、危険領域が重複する領域については、画面の表示を変えることで、視覚的に運転者に危険領域を認識させることができる。
なお、サーバー20のROM26に車両識別データに基づきサーバー側データを可変する可変プログラム(送信データ可変手段)を格納してもよい。可変プログラムはサーバー20のHDD29から車両識別データを読出し、該車両識別データに基づき車両2に送信するサーバー側データを可変して送信する。具体的には、可変プログラムはデータを配信する車両2の車種と同じ車種から得た共有データのみを車両2に配信する。そのため、車両2の車種(用途)に合わせてデータを送信するため、各車両2で有効に活用できるデータのみをサーバー20から配信することが可能となる。
1 車両用制御装置 2 車両
3 車両制御機器 4 通知ボタン
5 ブレーキペダル 6 エアバック
7 メモリ 12 HDD

Claims (5)

  1. 車両を運転している運転者を認識する運転者認識手段と、
    現在時刻と前記車両の現在位置とを有する現在状況データを取得する現在状況取得手段と、
    前記運転者が運転する前記車両における通過領域の事故の危険度を判定する危険度判定手段と、
    前記運転者と対応付けて、前記危険度が高いと判定した危険時刻と前記危険時刻に前記車両が位置した危険地点とを有する危険状況データを記憶する危険状況記憶手段と、
    現在運転している現運転者に対応する前記危険状況データを読出し、前記現在状況データに応じて事故の抑制を図る事故抑制情報を前記現運転者又は前記車両に接近する第三者に報知する報知手段と、
    を備え
    前記危険度判定手段は、前記車両のエアバックの作動を検出すると前記危険度が高いと判定するエアバック検出手段を有し、
    前記危険状況記憶手段は、前記エアバック検出手段により前記危険度が高いと判定された前記危険時刻と前記危険地点を有する前記危険状況データを前記運転者と対応付けない共有データとして記憶し、
    前記報知手段は、前記現在状況データに応じて前記現運転者に関係なく前記共有データを読出し、前記事故抑制情報を報知することを特徴とする車両用制御装置。
  2. 前記報知手段は、前記現在時刻が前記危険時刻を含む危険時間帯に含まれ、かつ、前記現在位置が当該危険時刻に対応する前記危険地点を含む危険領域に含まれることを条件に、前記事故抑制情報を報知する請求項1に記載の車両用制御装置。
  3. 前記現在時刻が含まれる前記危険時間帯と前記現在位置が含まれる当該危険時間帯に対応する前記危険領域のペアをカウントするカウント手段と、
    前記ペアの数に応じて前記事故抑制情報を可変する可変手段と、
    を備える請求項2に記載の車両用制御装置。
  4. 前記事故抑制情報は、前記現運転者に運転の注意を喚起する注意喚起情報又は、前記第三者に前記車両の接近を報知するための車両接近情報の少なくとも一方である請求項1ないし3のいずれか1項に記載の車両用制御装置。
  5. 前記危険度判定手段は、前記危険度が高いことを通知する通知操作を検出する通知検出手段、又は前記車両のブレーキペダル操作を判定するブレーキペダル判定手段の少なくとも一方を更に有し、
    前記ブレーキペダル判定手段は、前記ブレーキペダル操作の踏み込み量に応じて、前記危険度を判定する請求項1ないし4のいずれか1項に記載の車両用制御装置。
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