JP5817740B2 - セルロース繊維の製造方法 - Google Patents

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Description

本発明は、セルロース繊維の製造方法に関する。
従来、セルロース繊維としてレーヨン繊維等の再生したセルロース繊維が知られている。しかし、前記レーヨン繊維を生産するには、セルロースを溶解するために二硫化炭素等の毒性の強い溶媒を用いなければならないという問題がある。
前記問題を解決するために、二硫化炭素等の毒性の強い溶媒を用いることなくセルロース繊維を製造する方法が検討されている。
セルロース繊維を製造する方法として、例えば、パルプ等のセルロース原料をイミダゾリウム化合物からなるイオン液体に溶解し、得られた溶液を、該イオン液体と相溶性がありセルロースが不溶の液体中に押し出すことにより凝固させて紡糸する方法が知られている。この方法において、前記イミダゾリウム化合物からなるイオン液体としては、1−アリル−3−メチルイミダゾリウムクロライド、1−エチル−3−メチルイミダゾリウムアセテート等が用いられている(例えば、特許文献1,2参照)。
特開2008−248466号公報 特開2009−203467号公報
しかしながら、前記パルプとイオン液体とを用いる方法では、紡糸性が低いためメルトブロー紡糸を用いているが、この方法では単繊維しか得ることができないという不都合がある。また、紡糸性を改善するために、ジメチルスルホキシド(DMSO)を用いる方法も検討されているが、DMSOは環境に悪影響を及ぼす虞がある。
本発明は、かかる不都合を解消して、優れた紡糸性を備え、環境に悪影響を及ぼす虞のないセルロース繊維の製造方法を提供することを目的とする。
かかる目的を達成するために、本発明のセルロース繊維の製造方法は、セルロース原料をイミダゾリウム化合物からなるイオン液体に溶解して原料溶液を得る工程と、該原料溶液を該イミダゾリウム化合物が可溶であると共にセルロースが不溶である凝固液中に押し出して、該原料溶液に含まれるセルロースを凝固させる工程とを備えるセルロース繊維の製造方法において、該セルロース原料は脱脂綿であって、全量に対してセルロースを95質量%以上含み、結晶化度70%以上かつTAPPI法(粘度法)により測定した重合度が1000以上であり、該イミダゾリウム化合物は1−エチル−3−メチルイミダゾリウムアセテートであることを特徴とする。
本発明のセルロース繊維の製造方法によれば、後述の実施例のとおり、脱脂綿という特定のセルロース原料と、1−エチル−3−メチルイミダゾリウムアセテートという特定のイミダゾリウム化合物からなるイオン液体との組み合わせにより、紡糸性に優れた原料溶液を得ることができる。
ここで、前記脱脂綿は、全量に対してセルロースを95質量%以上含み、結晶化度70%以上かつTAPPI法により測定した重合度が1000以上である。前記脱脂綿は、医療用に用いられるものであり、紡糸性に優れた原料溶液を得るために、セルロースを98質量%以上含むものが最適であるが、セルロースを95質量%以上含むものであれば同様の結果を得ることができる。前記脱脂綿のセルロースの含有量が95質量%未満であると、油脂分が紡糸時の曳糸性を阻害するので好ましくない。
本発明の製造方法に用いる紡糸装置の一構成例を示す説明的断面図。
次に、添付の図面を参照しながら本発明の実施の形態についてさらに詳しく説明する。
本実施形態のセルロース繊維の製造方法は、例えば図1に示す紡糸装置1により実施することができる。
紡糸装置1は、基台2に取着されたアーム2aに支持された原料溶液容器3と、基台2に取着されたアーム2bに支持され原料溶液容器3に収容されている原料溶液Sを加圧するピストン4とを備えている。ピストン4は図示しないシリンダにより進退自在に備えられている。原料溶液Sは、1−エチル−3−メチルイミダゾリウムアセテートからなるイオン液体を例えば120℃の温度に加熱し、該イオン液体に脱脂綿(セルロース含有量99質量%、結晶化度80%、TAPPI法により測定した重合度1100)を溶解することにより調製されている。
また、紡糸装置1は凝固液槽5を備えており、凝固液槽5には1−エチル−3−メチルイミダゾリウムアセテートが可溶であると共に、セルロースが不溶である凝固液6が収容されている。凝固液6としては、例えば、水又は、メタノール、エタノール等の低級アルコールを用いることができる。
紡糸装置1によれば、原料溶液容器3に収容されている原料溶液Sをピストン4により加圧し、導管7を介して、凝固液槽5に収容されている凝固液6中に導入する。導管7の先端部にはノズル8が備えられており、原料溶液Sはノズル8から凝固液6中に押し出される。
このようにすると、前記イオン液体を構成する1−エチル−3−メチルイミダゾリウムアセテートは凝固液6に対して可溶であるが、セルロースは凝固液6に不溶であるため、原料溶液S中のセルロースが凝固して、セルロース繊維Fを得ることができる。セルロース繊維Fは、凝固液槽5内に設けられたロール5a,5b,5cと、凝固液槽5外に設けられたロール9により乾燥工程10に案内され、乾燥される。
そして、乾燥後のセルロース繊維Fが巻き取りロール11に巻き取られることにより製品とされる。
紡糸装置1では、0〜140℃の範囲の温度に保持された原料溶液Sを、0.01〜50MPaの範囲の加圧力で凝固液6中に押し出すことにより紡糸することができる。このとき、ノズル8は0.01〜5mmの範囲の直径を備えており、凝固液6は、水の場合には0〜100℃の範囲の温度に保持されており、低級アルコールの場合には−40〜1000℃の範囲の温度に保持されている。
凝固液6が水の場合に、その温度が0℃未満では凍結し、100℃を超えると気化して、いずれの場合にもセルロースを繊維化することができない。また、凝固液6が低級アルコールの場合に、その温度が−40℃未満では前記イオン液体が凝固してしまい、セルロースを繊維化することができず、100℃を超えると前記イオン液体が凝固液6に速やかに溶解し、セルロースの凝固が過早に進行するので、セルロースを繊維化することが難しい。
また、凝固液6により凝固されたセルロース繊維Fは、1.0〜1000m/分の速度で巻き取りロール11に巻き取られる。
この結果、セルロース繊維Fを得ることができる。次に、本発明の実施例及び比較例を示す。
〔実施例1〕
本実施例では、まず、1−エチル−3−メチルイミダゾリウムアセテートからなるイオン液体10gを120℃の温度に加熱し、該イオン液体に脱脂綿(セルロース含有量99質量%、結晶化度80%、TAPPI法により測定した重合度1100)0.5gを溶解することにより、5質量%の濃度の原料溶液Sを調製した。
前記脱脂綿が前記イオン液体に完全に溶解するまでの時間を目視により測定したところ、1.5時間であった。また、原料溶液Sの60℃における粘度を振動式粘度計を用いて測定したところ、750mPa・秒であった。結果を表1に示す。
次に、本実施例で得られた原料溶液Sを用い、図1に示す紡糸装置1にてセルロース繊維Fを紡糸した。紡糸条件は、原料溶液Sの温度70℃、押出圧力1.5MPa、凝固液6(水)の温度60℃、ノズル8の径0.05mm、巻き取り速度25m/分とした。
この結果、紡糸性良くセルロース繊維Fを得ることができた。尚、前記繊維径は走査型電子顕微鏡により測定した。
本実施例で得られたセルロース繊維Fの紡糸性、繊維径を表1に示す。
〔比較例1〕
本比較例では、1−アリル−3−メチルイミダゾリウムクロライドからなるイオン液体を用いた以外は、実施例1と全く同一にして原料溶液Sを調製した。
前記脱脂綿が前記イオン液体に完全に溶解するまでの時間を目視により測定したところ、4.5時間であった。また、原料溶液Sの60℃における粘度を振動式粘度計を用いて測定したところ、280mPa・秒であった。結果を表1に示す。
次に、本比較例で得られた原料溶液Sを用いた以外は、実施例1と全く同一にして、図1に示す紡糸装置1にてセルロース繊維Fの紡糸を試みたが、繊維の切断が多発して紡糸することができなかった。結果を表1に示す。
〔比較例2〕
本比較例では、1−ブチル−3−メチルイミダゾリウムクロライドからなるイオン液体を用いた以外は、実施例1と全く同一にして原料溶液Sを調製した。
前記脱脂綿が前記イオン液体に完全に溶解するまでの時間を目視により測定したところ、2.0時間であった。また、原料溶液Sは60℃においてゲル状となり、粘度を測定することはできなかった。結果を表1に示す。
次に、本比較例で得られた原料溶液Sを用いた以外は、実施例1と全く同一にして、図1に示す紡糸装置1にてセルロース繊維Fの紡糸を試みたが、高粘度のために繊維の切断が多発し紡糸することができなかった。結果を表1に示す。
〔比較例3〕
本比較例では、未脱脂の綿(セルロース含有量94質量%、結晶化度70%、TAPPI法により測定した重合度5500)を用いた以外は、実施例1と全く同一にして原料溶液Sを調製した。
前記綿が前記イオン液体に完全に溶解するまでの時間を目視により測定したところ、2.0時間であった。また、原料溶液Sの60℃における粘度を振動式粘度計を用いて測定したところ、1000mPa・秒であった。結果を表1に示す。
次に、本比較例で得られた原料溶液Sを用い、ノズル8の径を0.15mmとした以外は、実施例1と全く同一にして、図1に示す紡糸装置1にてセルロース繊維を紡糸し、得られたセルロース繊維の繊維径を実施例1と全く同一にして測定したところ、繊維径88.1μmであった。紡糸は可能であったが、繊維の切断が10分間に24回の頻度で発生し、紡糸性は不良であった。結果を表1に示す。
〔比較例4〕
本比較例では、1−ブチル−3−メチルイミダゾリウムクロライドからなるイオン液体を用いた以外は、比較例3と全く同一にして原料溶液Sを調製した。
前記綿が前記イオン液体に完全に溶解するまでの時間を目視により測定したところ、2.5時間であった。また、原料溶液Sは60℃においてゲル状となり、粘度を測定することはできなかった。結果を表1に示す。
次に、本比較例で得られた原料溶液Sを用いた以外は、実施例1と全く同一にして、図1に示す紡糸装置1にてセルロース繊維Fの紡糸を試みたが、高粘度のために繊維の切断が多発し紡糸することができなかった。結果を表1に示す。
〔比較例5〕
本比較例では、脱脂ラミー(セルロース含有量80質量%、結晶化度68%、TAPPI法により測定した重合度2300)を用いた以外は、実施例1と全く同一にして原料溶液Sを調製した。
前記脱脂ラミーが前記イオン液体に完全に溶解するまでの時間を目視により測定したところ、4.0時間であった。また、原料溶液Sの60℃における粘度を振動式粘度計を用いて測定したところ、510mPa・秒であった。結果を表1に示す。
次に、本比較例で得られた原料溶液Sを用い、ノズル8の径を0.15mmとした以外は、実施例1と全く同一にして、図1に示す紡糸装置1にてセルロース繊維を紡糸し、得られたセルロース繊維の繊維径を実施例1と全く同一にして測定したところ、繊維径80.0μmであった。紡糸は可能であったが、繊維の切断が10分間に19回の頻度で発生し、紡糸性は不良であった。結果を表1に示す。
〔比較例6〕
本比較例では、1−アリル−3−メチルイミダゾリウムクロライドからなるイオン液体を用いた以外は、比較例5と全く同一にして原料溶液Sを調製した。
前記脱脂ラミーが前記イオン液体に完全に溶解するまでの時間を目視により測定したところ、6.0時間であった。また、原料溶液Sの60℃における粘度を振動式粘度計を用いて測定したところ、700mPa・秒であった。結果を表1に示す。
次に、本比較例で得られた原料溶液Sを用い、ノズル8の径を0.15mmとした以外は、実施例1と全く同一にして、図1に示す紡糸装置1にてセルロース繊維を紡糸し、得られたセルロース繊維の繊維径を実施例1と全く同一にして測定したところ、繊維径35.8μmであった。紡糸は可能であったが、繊維の切断が10分間に11回の頻度で発生し、紡糸性は不良であった。結果を表1に示す。
Figure 0005817740
表1から、全量に対してセルロースを95質量%以上含み、結晶化度70%以上かつTAPPI法により測定した重合度が1000以上のセルロース原料である脱脂綿と、1−エチル−3−メチルイミダゾリウムアセテートからなるイオン液体との組み合わせによれば、短時間で原料溶液Sを得ることができ、紡糸性良くセルロース繊維を得ることができることが明らかである。
一方、前記脱脂綿と、1−エチル−3−メチルイミダゾリウムアセテート以外の他のイミダゾリウム化合物からなるイオン液体との組み合わせ(比較例1,2)では、繊維の切断が多発して紡糸自体できないことが明らかである。また、前記脱脂綿以外の他のセルロース原料と、1−エチル−3−メチルイミダゾリウムアセテートからなるイオン液体との組み合わせ(比較例3,5)では、紡糸はできるものの繊維の切断が10分間に19〜24回の頻度で発生し、紡糸性不良であり、繊維径が大になるため、実用性のあるセルロース繊維を得ることができないことが明らかである。
さらに、前記脱脂綿以外の他のセルロース原料と、1−エチル−3−メチルイミダゾリウムアセテート以外の他のイミダゾリウム化合物からなるイオン液体との組み合わせでは、繊維の切断が多発して紡糸自体できない(比較例4)か、紡糸はできるものの繊維の切断が10分間に11回の頻度で発生し、紡糸性不良であり、繊維径が大になるため、実用性のあるセルロース繊維を得ることができない(比較例6)ことが明らかである。
1…紡糸装置、 2…基台、 5…凝固液槽、 6…凝固液、 7…導管、 8…ノズル、 10…乾燥工程、 S…原料溶液。

Claims (5)

  1. セルロース原料をイミダゾリウム化合物からなるイオン液体に溶解して原料溶液を得る工程と、
    該原料溶液を該イミダゾリウム化合物が可溶であると共にセルロースが不溶である凝固液中に押し出して、該原料溶液に含まれるセルロースを凝固させる工程とを備えるセルロース繊維の製造方法において、
    該セルロース原料は脱脂綿であって、全量に対してセルロースを95質量%以上含み、結晶化度70%以上かつTAPPI法により測定した重合度が1000以上であり、
    該イミダゾリウム化合物は1−エチル−3−メチルイミダゾリウムアセテートであることを特徴とするセルロース繊維の製造方法。
  2. 請求項記載のセルロース繊維の製造方法において、前記脱脂綿はセルロースを95質量%以上含むことを特徴とするセルロース繊維の製造方法。
  3. 請求項記載のセルロース繊維の製造方法において、前記脱脂綿はセルロースを98質量%以上含むことを特徴とするセルロース繊維の製造方法。
  4. 請求項1記載のセルロース繊維の製造方法において、前記セルロース原料は脱脂綿であり、前記凝固液は0〜100℃の範囲の温度の水であることを特徴とするセルロース繊維の製造方法。
  5. 請求項1記載のセルロース繊維の製造方法において、前記セルロース原料は脱脂綿であり、前記凝固液は−40〜100℃の範囲の温度の低級アルコールであることを特徴とするセルロース繊維の製造方法。
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