JP5815163B1 - 電動機の固定子 - Google Patents

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Abstract

珪素鋼板を複数積層して形成されティース部1aとティース先端部1bとヨーク部1cとで構成された固定子鉄心1と、固定子鉄心1の軸方向の両端に設けられるインシュレータ4と、固定子鉄心1に装着される絶縁シート3と、インシュレータ4と絶縁シート3が設けられた固定子鉄心1に巻かれる巻線と、を備え、インシュレータ4の巻線が巻かれる面には、固定子鉄心1の巻線が巻かれる面に装着された絶縁シート3の端部が差し込まれる溝が形成される。

Description

本発明は、絶縁シートにより固定子鉄心と巻線との間を絶縁する電動機の固定子に関する。
従来の固定子は、固定子鉄心と、インシュレータと、絶縁シートと、絶縁シートおよびインシュレータが装着された固定子鉄心のティース部に巻装された巻線とを有する。下記特許文献1に示される従来の固定子は、ティース部の形状に合わせて配置した絶縁シートの両端をインシュレータで挟み込む形状である。これにより固定子鉄心と巻線の絶縁距離を保つことができ、絶縁シートの寸法精度が高い電動機の固定子が得られる。
特開2008−167518号公報
しかしながら、上記特許文献1に示される従来の固定子は、絶縁シートをインシュレータでティース部に固定しているので、インシュレータの厚さにより、インシュレータと絶縁シートとの間に段差が生じる。これにより絶縁シートと巻線との間にはインシュレータの厚さ分の隙間ができ、インシュレータの厚さ分、巻線を巻くスペースが減ることになる。従って、上記特許文献1に示される従来の固定子は、電動機のより一層の高効率化を図るというニーズに対応することが困難という課題があった。
本発明は、上記に鑑みてなされたものであって、より一層の高効率化を図ることができる電動機の固定子を得ることを目的とする。
上述した課題を解決し、目的を達成するために、本発明は、固定子鉄心と、前記固定子鉄心の軸方向の両端に設けられるインシュレータと、前記軸方向と直交する方向における前記固定子鉄心の両側面に装着される絶縁シートと、前記インシュレータと前記絶縁シートが設けられた前記固定子鉄心に巻かれる巻線と、を備え、前記インシュレータの前記巻線が巻かれる面には、前記固定子鉄心の軸方向の端と対向して前記固定子鉄心の端面から離間した位置に配置される鍔部と、前記固定子鉄心の前記巻線が巻かれる面に装着された前記絶縁シートの端部が前記鍔部の端部と前記固定子鉄心との間の隙間を介して差し込まれる溝と、が形成されていることを特徴とする。
この発明によれば、より一層の高効率化を図ることができる、という効果を奏する。
本発明の実施の形態1に係る電動機の固定子の斜視図 絶縁シートを除いた状態の固定子鉄心とインシュレータの斜視図 インシュレータの斜視図 インシュレータに絶縁シートを差し込んだ状態の斜視図 図4に示すA−A’矢視断面図 インシュレータ、絶縁シート、および巻線の断面図 2つのインシュレータを並べた状態断面図 巻線を施した状態の第1のA−A’矢視断面図 巻線を施した状態の第2のA−A’矢視断面図 巻線を施した状態の第3のA−A’矢視断面図 実施の形態1に係る固定子のティース部の断面図 従来の固定子のティース部における断面図 本発明の実施の形態2に係る電動機の固定子の斜視図 絶縁シートを除いた状態の固定子鉄心とインシュレータの斜視図 インシュレータに絶縁シートを差し込んだ状態の斜視図 図15に示すA−A’矢視断面図 巻線を施した状態のA−A’矢視断面図 図15に示すB−B’矢視断面図 巻線を施した状態のB−B’矢視断面図 本発明の実施の形態3に係る電動機の固定子の斜視図 絶縁シートを除いた状態の固定子鉄心とインシュレータの斜視図 端部の鍔部の内側面をテーパ状にした断面図 端部のヨーク当接部の内側面をテーパ状にした断面図 鍔部の先端部とヨーク当接部の先端部を曲面状にした断面図 胴部の鍔部の内側面をテーパ状にした断面図 胴部のヨーク当接部の内側面をテーパ状にした断面図 鍔部の先端部を曲面状にした断面図
以下に、本発明に係る電動機の固定子の実施の形態を図面に基づいて詳細に説明する。なお、この実施の形態によりこの発明が限定されるものではない。
実施の形態1.
図1は、本発明の実施の形態1に係る電動機の固定子の斜視図である。図2は、絶縁シートを除いた状態の固定子鉄心とインシュレータの斜視図である。図3は、インシュレータの斜視図である。図4は、インシュレータに絶縁シートを差し込んだ状態の斜視図である。図5は、図4に示すA−A’矢視断面図である。図6は、インシュレータ、絶縁シート、および巻線の断面図である。図7は、2つのインシュレータを並べた状態断面図である。図8は、巻線を施した状態の第1のA−A’矢視断面図である。図9は、巻線を施した状態の第2のA−A’矢視断面図である。図10は、巻線を施した状態の第3のA−A’矢視断面図である。図11は、実施の形態1に係る固定子のティース部の断面図である。図12は、従来の固定子のティース部における断面図である。
図1から図7に示すように電動機の固定子100は、珪素鋼板を複数積層して形成された固定子鉄心1と、固定子鉄心1を絶縁被覆する絶縁シート3と、固定子鉄心1の軸方向端部に装着されるインシュレータ4と、絶縁シート3およびインシュレータ4が装着された固定子鉄心1に巻装された巻線2(図6から図11参照)を備える。
固定子鉄心1は、ティース部1aと、ティース先端部1b、ヨーク部1cとを有する。固定子鉄心1は、T字形に形成され、巻線2の巻装後にヨーク部1c同士を接合して環状もしくは板状の固定子とされる。絶縁シート3は、ヨーク部1cの内面1c1と、ティース先端部1bの内面1b1と、ティース部1aの側面1a1とに沿って装着される。
インシュレータ4は、ヨーク部1cの軸方向端部に配置される外フランジ部4cと、ティース先端部1bの軸方向端部に配置される内フランジ部4bと、ティース部1aの軸方向端部に配置され外フランジ部4cと内フランジ部4bとを接続する胴部4aとを有し、T字形に形成されている。インシュレータ4は、金型、プレス、または3Dプリンタで製造される。
外フランジ部4cの内面4c12、胴部4aの側面4a1、および内フランジ部4bの内面4b12の輪郭は、ヨーク部1cの内面1c1、ティース部1aの側面1a1、およびティース先端部1bの内面1b1の輪郭と同一に形成されている。
図4に示すように外フランジ部4cの端部4c1には、溝部4c11が形成されている。溝部4c11は、ヨーク部1cから端部4c1の方向へ凹状に形成され、ヨーク部1cの内面1c1の延長線上よりも、外面1c2側に位置している。溝部4c11を形成することにより、外フランジ部4cの端部4c1の内面4c12には、鍔部4c13が形成される。溝部4c11には絶縁シート3の差込部31が差し込まれる。差込部31は、ヨーク部1cの軸方向端面から端部4c1側に突き出た絶縁シート3の一部であり、固定子鉄心1にインシュレータ4を取り付ける際、溝部4c11へ差し込まれる。
内フランジ部4bの端部4b1には、隙間4b2が形成されている。隙間4b2は、ティース先端部1bから端部4b1の方向へ凹状に形成され、隙間4b2には、ティース先端部1bの軸方向端面から端部4b1側に突き出た絶縁シート3の一部が差し込まれる。
図5に示すように胴部4aの側面4a1には、溝部4a4が形成されている。溝部4a4は、ティース部1aから胴部4aの方向へ凹状に形成され、ティース部1aの側面1a1の延長線上よりも、胴部4aの中心側に位置している。溝部4a4を形成することにより、胴部4aの側面4a1には鍔部4a2が形成される。鍔部4a2の端部4a3は、ティース部1aと対向し、ティース部1aから一定幅隔てた位置に配置される。これにより、鍔部4a2の端部4a3とティース部1aとの間に隙間5が形成される。隙間5には絶縁シート3の差込部3a1が差し込まれる。差込部3a1は、ティース部1aの軸方向端面から胴部4a側に突き出た絶縁シート3の一部であり、固定子鉄心1にインシュレータ4を取り付ける際、溝部4a4へ差し込まれる。
図12に示す従来の固定子では、インシュレータ14の鍔部13がティース部10の端部を覆い、かつ、絶縁シート11を挟み込む形状である。従って、鍔部13の厚さにより、インシュレータ14と絶縁シート11との間に段差が生じる。これにより絶縁シート11と巻線12との間には鍔部13の厚さ分の隙間16ができ、巻線12を巻くスペースが隙間16の分減ることになる。
これに対して図11に示す実施の形態1に係る固定子100では、差込部3a1が溝部4a4に差し込まれる。そのため、巻線2とティース部1aとの間には絶縁シート3のみ介在し、ティース部1aに対して巻線2を隙間なく巻くことができる。従って、同一出力では小型化を図ることができ、同一形状では電動機の出力向上を図ることができる。また絶縁シート3が隙間5に差し込まれることで、絶縁シート3は固定子鉄心1に対して軸方向に位置決めされ、ずれることがない。
図6,7にはインシュレータ4の胴部4aにおける断面が示される。隙間4b2および隙間4c2に差し込まれた絶縁シート3は、固定子鉄心1の鉄心軸に対して直交する方向に伸びる。外フランジ部4cの鍔部4c13側に伸びる絶縁シート3の外フランジ側被覆部3cは、鍔部4c13の先端で内面4c12側に折り曲げられる。内フランジ部4bの端部4b1側に伸びる絶縁シート3の内フランジ側被覆部3bは、端部4b1の先端で内面4b12側に折り曲げられる。これにより巻線2は、絶縁シート3の胴部側被覆部3a、内フランジ側被覆部3b、および外フランジ側被覆部3cで包まれ、固定子鉄心1と並べたとき、隣接する固定子鉄心1に巻かれた巻線2が互いに接触することがなく、相間絶縁を確保することができる。
図8から図10には、巻線2と固定子鉄心1との間の絶縁沿面距離を確保するための構成を示す。図8に示す絶縁シート3は、図5に示す絶縁シート3と同一形状のものであり、差込部3a1が溝部4a4に向かって斜めに傾けて差し込まれる。図9,10に示す絶縁シート3では、差込部3a1がクランク状に折り曲げられてから溝部4a4に差し込まれる。特に図9に示す差込部3a1は重なる形で折り曲げられている。このように差込部3a1の形状を変えることで、隙間5の部分における巻線2と固定子鉄心1との間の絶縁沿面距離を確保することができる。また、図8から図10に示す以外にも隙間5の幅を調整し、あるいは溝部4a4へ差込部3a1を差し込む角度の調整によっても絶縁沿面距離を確保することができる。
実施の形態2.
図13は、本発明の実施の形態2に係る電動機の固定子の斜視図である。図14は、絶縁シートを除いた状態の固定子鉄心とインシュレータの斜視図である。図15は、インシュレータに絶縁シートを差し込んだ状態の斜視図である。図16は、図15に示すA−A’矢視断面図である。図17は、巻線を施した状態のA−A’矢視断面図である。図18は、図15に示すB−B’矢視断面図である。図19は、巻線を施した状態のB−B’矢視断面図である。
実施の形態2の固定子200には、溝部4a4が形成されていないが、固定子200は、外フランジ部4cの端部4c1に形成された溝部4c11と、内フランジ部4bに形成された隙間4b2とに、絶縁シート3を差し込む形状である。以下、実施の形態1と同一部分には同一符号を付してその説明を省略し、ここでは異なる部分についてのみ述べる。
固定子200には溝部4a4が形成されていないため、図16,17に示すように、ティース部1aの軸方向端面から突き出た絶縁シート3が胴部4aの側面4a1に配置される。この場合、図17に示すように胴部4aの側面4a1と巻線2との間に隙間が生じることになるが、巻線2と固定子鉄心1との間の絶縁沿面距離を確保することができる。
図18に示すように端部4c1の内面4c12には、溝部4c11が形成されている。溝部4c11は、ヨーク部1cから端部4c1の方向へ凹状に形成され、ヨーク部1cの内面1c1の延長線上よりも外面1c2側に位置している。図19に示すように端部4c1の内面4c12に巻線2を施したとき、巻線2とヨーク部1cとの間には絶縁シート3のみ介在し、ヨーク部1cに対して巻線2を隙間なく巻くことができる。従って、同一出力では小型化を図ることができ、同一形状では出力向上を図ることができる。また絶縁シート3が隙間6に差し込まれることで、絶縁シート3は固定子鉄心1に対して軸方向に位置決めされ、ずれることがない。
実施の形態3.
図20は、本発明の実施の形態3に係る電動機の固定子の斜視図である。図21は、絶縁シートを除いた状態の固定子鉄心とインシュレータの斜視図である。実施の形態3はインシュレータ4の端部4b1と鍔部4c13を固定子鉄心1側に伸ばした構造である。固定子鉄心1側に伸ばされた端部4b1と鍔部4c13は、ティース先端部1bの内面1b1とヨーク部1cの内面1c1との間に差し込まれる形で配置される。図示例では2つの端部4b1と2つの鍔部4c13が固定子鉄心1側に伸びている。そして端部4b1とティース先端部1bとの間と、鍔部4c13とヨーク部1cとの間には絶縁シート3が配置される。これにより、巻線2を巻く前のインシュレータ4と絶縁シート3が固定され、位置ずれを防止することができる。
なお、実施の形態1から3に示した固定子100,200,300は以下の構成でもよい。図22は、端部4c1の鍔部4c13の内側面をテーパ状にした断面図である。図23は、端部4c1のヨーク当接部4c15の内側面をテーパ状にした断面図である。図24は、鍔部4c13の先端部とヨーク当接部4c15の先端部を曲面状にした断面図である。図示例のように、鍔部4c13の内側面またはヨーク当接部4c15の内側面をテーパ状にすることで隙間6が広がり、溝部3c2へ差込部3c1を容易に差し込むことができる。また鍔部4c13の先端部とヨーク当接部4c15の先端部を曲面状にすることで絶縁シート3を傷つけることなく溝部3c2へ差し込むことができる。
図25は、胴部4aの鍔部4a2の内側面をテーパ状にした断面図である。図26は、胴部4aのヨーク当接部4a5の内側面をテーパ状にした断面図である。図27は、鍔部4a2の先端部を曲面状にした断面図である。図示例のように、鍔部4a2の内側面またはヨーク当接部4a5の内側面をテーパ状にすることで隙間6が広がり、溝部4a4へ差込部3a1を容易に差し込むことができる。また鍔部4a2の先端部を曲面状にすることで絶縁シート3を傷つけることなく溝部4a4へ差し込むことができる。
1 固定子鉄心、1a ティース部、1a1 側面、1b ティース先端部、1b1 内面、1c ヨーク部、1c1 内面、1c2 外面、2 巻線、3 絶縁シート、3a 胴部側被覆部、3a1 差込部、3a2 端部、3b 内フランジ側被覆部、3b1 端部、3c 外フランジ側被覆部、3c1 差込部、3c2 端部、4 インシュレータ、4a 胴部、4a1 側面、4a2 鍔部、4a3 端部、4a4 溝部、4a5 ヨーク当接部、4b 内フランジ部、4b1 端部、4b12 内面、4b2 隙間、4c 外フランジ部、4c1 端部、4c11 溝部、4c12 内面、4c13 鍔部、4c15 ヨーク当接部、ティース側面、4c2,5,6 隙間、100,200,300 固定子。





Claims (8)

  1. 固定子鉄心と、
    前記固定子鉄心の軸方向の両端に設けられるインシュレータと、
    前記軸方向と直交する方向における前記固定子鉄心の両側面に装着される絶縁シートと、
    前記インシュレータと前記絶縁シートが設けられた前記固定子鉄心に巻かれる巻線と、
    を備え、
    前記インシュレータの前記巻線が巻かれる面には、
    前記固定子鉄心の軸方向の端と対向して前記固定子鉄心の端面から離間した位置に配置される鍔部と、
    前記固定子鉄心の前記巻線が巻かれる面に装着された前記絶縁シートの端部が前記鍔部の端部と前記固定子鉄心との間の隙間を介して差し込まれる溝と、
    が形成されていることを特徴とする電動機の固定子。
  2. 前記インシュレータには、前記固定子鉄心を構成するティース部の側面に装着された前記絶縁シートの端部が差し込まれる溝が形成されることを特徴とする請求項1に記載の電動機の固定子。
  3. 前記インシュレータには、前記固定子鉄心を構成するヨーク部の内面に装着された前記絶縁シートの端部が差し込まれる溝が形成されることを特徴とする請求項1または請求項2に記載の電動機の固定子。
  4. 前記インシュレータには、前記固定子鉄心を構成するティース先端部の内面に装着された前記絶縁シートの端部が差し込まれる溝が形成されることを特徴とする請求項1から請求項3の何れか一項に記載の電動機の固定子。
  5. 前記インシュレータは、前記固定子鉄心側に伸ばされ、前記固定子鉄心の前記巻線が巻かれる面に差し込まれることを特徴とする請求項1から請求項4の何れか一項に記載の電動機の固定子。
  6. 前記インシュレータは、前記絶縁シートの端部が差し込まれる溝の内周面がテーパ状に形成されていることを特徴とする請求項1から請求項5の何れか一項に記載の電動機の固定子。
  7. 前記インシュレータは、前記絶縁シートの端部が差し込まれる溝の端部が曲面状に形成されていることを特徴とする請求項1から請求項6の何れか一項に記載の電動機の固定子。
  8. 前記軸方向に直交する方向における前記インシュレータの幅は、前記軸方向に直交する方向における前記固定子鉄心の厚みに前記固定子鉄心の両側面に装着された前記絶縁シートの厚みを合わせた幅以下であることを特徴とする請求項1から請求項7の何れか一項に記載の電動機の固定子。
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