JP5813220B2 - シャント抵抗を較正するための方法およびシステム - Google Patents

シャント抵抗を較正するための方法およびシステム Download PDF

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Description

本発明は、例えば金属シャント抵抗のようなシャント抵抗を較正するための方法およびシステムに関する。
従来の技術
電流制御方法に対しては、制御すべき電流を測定する必要がある。一般的にこの電流は、測定すべき電流が流れる測定抵抗ないしはシャント抵抗の両端の電圧として間接的に測定される。この場合には測定した電圧と、電流が流れたシャント抵抗の抵抗との比から上記の測定電流を推定することができる。この電流測定の精度は、シャント抵抗の抵抗値についての正確な知識に極めて大きく依存する。
測定すべき電流に対して抵抗許容公差が十分に小さく、かつ、理想的なケースにおいて温度依存性がゼロであるか少なくとも既知のようなばらつきを有するシャント抵抗が使用されることが多い。後者のケースでは、シャント抵抗において測定される電圧は、既知の温度依存性にしたがって補正することができる。例えば、測定したこの電圧は、シャント抵抗と同じ既知の温度依存性を有する基準電圧によって補正することができる。
この基準電圧の決定は、例えば、シャント抵抗の最初の使用時に行うことができ、基準として測定装置に前もって設定することができる。しかしながら、例えば金属シャント抵抗の抵抗値は、例えば材料の経年変化により、動作の経過に伴って変化することがある。この材料の経年変化は、殊に使用の前にはわからないシャント抵抗を流れる電流に依存し得るため、基準曲線によって一度だけ測定装置をあらかじめ設定するのでは、上記の材料の経年変化を表すことはできないのである。
刊行物US2011/0033985A1からは、抵抗値の温度依存性が小さいシャント抵抗を集積回路に配置することが公知であり、ここではこのシャント抵抗の較正は、上記の集積回路のコンポーネントによって行うことができる。
発明の開示
本発明の1つの実施形態によって得られるのは、シャント抵抗であり、このシャント抵抗は、主電流方向に沿ってこのシャント抵抗を流れる測定電流を加えるための2つの測定端子と、スリット構造部と、主電流方向に対して横方向に接続されている2つの較正端子とを有するシャント抵抗であり、上記のスリット構造部は、上記のシャント抵抗を、主電流方向に沿って、それぞれ第1の幅aを有する2つの副電流領域と、第1の幅を有する1つの主電流領域と分割する。このシャント抵抗によって得られる利点は、副電流方向が一層高抵抗な較正抵抗を有することであり、この較正抵抗は、殊に主電流方向に沿ったシャント抵抗よりも高抵抗であり、この較正抵抗を通して、電流強度の小さい較正信号を導出することができるため、主電流領域を流れる本来の電流の測定が損なわれることがない。同時に上記の副電流領域は、温度依存性、材料経年変化および電流に起因する抵抗変化についてほぼ同じ特性を有するため、副電流領域において測定した上記の抵抗の特性から、主電流領域における抵抗値の変化を推定することができる。これらの情報は有利には、温度依存性、材料経年変化および電流に起因する抵抗変化について、主電流領域における電流測定を正確にかつシャント抵抗の動作中に補正するために利用することができる。
別の実施形態によれば本発明により、測定電流を検出するためのシステムが得られ、このシステムは、本発明によるシャント抵抗と、検出回路と、較正装置と、補正装置とを有しており、上記の検出回路は、シャント抵抗の測定端子に接続されており、かつ、シャント抵抗を流れる測定電流を検出して、検出したこの測定電流に依存して測定信号を形成するように設計されている。上記の較正装置は、上記の較正端子に接続されており、かつ、基準電圧または基準電流を2つの較正端子に加え、かつ、2つの較正端子間で降下する電圧に依存して較正電圧を求めるように設計されている。上記の補正回路は、較正装置および検出回路に接続されており、かつ、検出した較正電圧に依存して、検出回路によって形成される測定信号を補正するように設計されている。
上記の較正装置を構成するための1つの選択肢には、シャント抵抗の較正端子に接続される直流電流源と、較正端子間で降下する直流電圧を検出して、この電圧から較正電圧を形成するように設計されたオペアンプとが含まれる。これにより、電流強度の小さい直流電流を用いて、測定電流を損なうことなく、シャント抵抗の副電流領域における抵抗変化が求められるという利点が得られる。
この選択肢は、直流電流源によって実現する代わりに交流電流源によって実現することができる。これは、(加えられる交流電流に対して有利な周波数を前提とすると)、副電流領域に流れる電流の平均値が、加えられる電流の強度には依存せず、較正のために加えられる電流によって変化しないという利点を有する。これにより、主電流領域とは異なり、これらの経路において経年変化特性は変化しないのである。
上記の較正装置を構成するための1つの選択肢には、上記の較正端子に基準交流電圧を加えるように設計された交流電圧源、2つの較正端子のうちの1つにそれぞれ接続された2つのコンデンサ、これらの2つのコンデンサと1つのアース端子との間にそれぞれ接続された2つの抵抗、ならびに、上記の2つのコンデンサと2つの抵抗との間の2つのノード点間の電圧差分を取り出してこの電圧差分から較正電圧を形成するように設計されたオペアンプが含まれる。これらのコンデンサは、シャント抵抗の副電流領域の抵抗と共にハイパスフィルタとして作用することができ、その遮断周波数は、シャント抵抗の副電流領域の抵抗値に依存する。加えられる交流電圧が既知の場合にハイパスフィルタによる電圧伝達を求めることにより、遮断周波数の変化を介して、シャント抵抗の副電流領域の抵抗値の変化を推定することできる。
上記の較正装置を構成するための別の選択肢には、リング発振器が含まれており、このリング発振器は、上記の較正端子に接続されており、かつ、交流電圧を含みその周波数がシャント抵抗の副電流領域における抵抗に依存する較正電圧を形成するように設計されている。このリング発振器の発振周波数は、シャント抵抗の副電流領域の抵抗値に依存する。ここでもリング発振器の発振周波数の変化を介して、シャント抵抗の副電流領域の抵抗値の変化を推定することができる。
1つの実施形態によれば、較正装置に対して構造が同じであるかないしは同じ部材を有する1つずつの基準較正装置を設けることができる。ここでこの基準較正装置は、シャント抵抗と同じあるが測定電流が流れない基準シャント抵抗に接続することができる。これによって有利にも、較正装置および基準較正装置の較正電圧を比較することにより、測定電流による抵抗変化ないしは材料経年変化に起因しない影響を求めることができる。
別の実施形態によれば、本発明により、測定電流求める方法が得られ、ここでこの方法は、検出した測定電流に依存する測定信号を形成するために本発明によるシャント抵抗を流れる測定電流を検出するステップと、基準電圧または基準電流をシャント抵抗の較正端子に加えるステップと、2つの較正端子間で降下する電圧を検出するステップと、この2つの較正端子間で降下する電圧から較正電圧を形成するステップと、この較正電圧に依存して測定信号を補正して、シャント抵抗を流れる補正した測定電流を求めるステップとを有する。
本発明の別の特徴および実施形態の利点は、添付の図面に基づく以下の説明から得られる。
測定電流を検出するためのシステムの概略図である。 図1aのシステムに使用されるシャント抵抗の概略図である。 本発明の1つの実施形態にしたがって測定電流を検出するためのシステムの概略図である。 図2aのシステムに使用される本発明のシャント抵抗の概略図である。 本発明の別の実施形態にしたがって測定電流を検出するためのシステムの概略図である。 図3aのシステムに使用される本発明のシャント抵抗の概略図である。 本発明の別の実施形態による補正回路の概略図である。 本発明のさらに別の実施形態による補正回路の概略図である。 本発明の別の実施形態にしたがって測定電流を検出するためのシステムの概略図である。 本発明のさらに別の実施形態にしたがって測定電流を検出するためのシステムの別の概略図である。 本発明のさらに別の実施形態による補正回路の概略図である。 本発明のさらに別の実施形態にしたがって測定電流を検出するためのシステムの概略図である。 本発明のさらに別の実施形態にしたがって測定電流を検出するためのシステムの概略図である。 測定電流を検出するシステムの概略図である。 測定電流を検出する別のシステムの概略図である。
図1aには、測定電流Jmを検出するためのシステム100’の概略図が示されている。シャント抵抗2’は、このシャント抵抗2’の両側に2つの測定端子2aおよび2bを有する。これらの測定端子2aおよび2bにおいて、測定電流Jmおよびシャント抵抗2’の抵抗値に依存する電圧を取り出すことができる。測定回路1’には、シャント抵抗2’の両端で降下する電圧を検出して測定信号を出力するオペアンプ3を配置することができる。この測定信号は、例えばアナログ・デジタル変換器(ADC)4においてデジタルの測定信号に変換することができる。
図1bには、図1aのシステム100’で使用されるシャント抵抗2’の概略図が示されている。シャント抵抗2’には、主電流方向に沿って電流Jmが流れる。この主電流方向に沿ってシャント抵抗2’は、L=L1+L2+L3の長さを有しており、最大の長さL2を有する中央領域は、2つの縁部領域L1とL3との間に配置されている。シャントa抵抗2’は、幅Wを有する。シャント抵抗2’は、例えば、完全に金属から作製することができ、すべての領域において同じ材料を有し得る。
図2aには、測定電流Jmを検出するためのシステム100の概略図が示されている。シャント抵抗2は、シャント抵抗2の両端に測定端子2aおよび2bを有している。測定端子2aおよび2bでは、測定電流Jmおよびシャント抵抗2の抵抗値に依存する電圧を取り出すことできる。オペアンプ3は、シャント抵抗2の両端で降下する電圧を検出して測定信号を出力することができ、この測定信号は、例えば、アナログ・デジタル変換器(ADC)4においてデジタルの測定信号に変換することができる。
図2bには、図2aのシステム100に使用されるシャント抵抗2の概略図が示されている。このシャント抵抗2は実質的には、シャント抵抗2の中央領域において長手方向にスリット構造部7および8が入れられている点が、図1bのシャント抵抗2’と異なる。これにより、この中央領域は、長さL2にわたり、主電流方向に対して横方向に電気的に互いに分離された3つの領域に、すなわち2つの副電流領域5および6と、主電流領域とに分割される。上記の主電流領域は、例えば、幅W0を有することができ、これに対して副電流領域5および6は、それぞれ幅W1ないしはW2をする。殊に幅W1およびW2は同じ大きさにすることができ、またそれぞれ主電流領域の幅W0よりも格段に小さくすることができる。主電流方向に沿ってシャント抵抗2を流れる測定電流Jmは、3つの部分電流Jm1,JmwおよびJm2に分かれ、ここではJm=Jm1+Jmw+Jm2が成り立つ。2つの副電流領域5および6には、主電流方向に対して横方向それぞれ較正端子5cおよび6cが取り付けられている。例えば、較正端子5cおよび6cはそれぞれ副電流領域5および6の高さの半分L2/2の位置に接続して、副電流領域5および6が、図2aに示したように抵抗5aおよび5bないしは6aおよび6bを有する2つの電流路に分割されるようにすることができる。
当然のことながら、上記の副電流領域5および6をシャント抵抗2の1つの中央領域に配置して、主電流領域が、シャント抵抗2の縁部に沿って続いている2つの主電流路を有し、これに対して副電流領域5および6の2つの電流路が、シャント抵抗2の中央領域に沿って続いているようにすることも可能である。したがって図2bにおけるシャント抵抗2の図は単に例示的なものであり、シャント抵抗2が所定数の主電流路と、この主電流路よりも高い抵抗値を有する2つの電流路とに分割されるのであれば、スリット構造部の幾何学的な配置に応じて多くの相異なる形態で構成することができるのである。
図3aには、測定電流Jmを検出するためのシステム100が略示されている。システム100は、直流または交流電流をシャント抵抗2に送り出す直流または交流電流源Jkが較正端子5cおよび6cに接続されている点が図2aに示したシステム100と異なっている。図3bには、図2a,2bおよび3aのシャント抵抗2の概略図が示されている。電流源Jkからの電流Jkは、較正端子5cにおいてシャント抵抗2に入り、抵抗5aおよび5bに分かれて部分電流JkaおよびJkbになる。較正端子5cおよび6cをそれぞれシャント抵抗2の主電流領域の半分の高さの位置に接続して、抵抗5aおよび5bないしは6aおよび6bがそれぞれ同じ大きさになるようにすることができる。この場合には部分電流JkaおよびJkbもそれぞれ同じ大きさになり、それぞれ電流Jkの半分になる。部分電流JkaおよびJkbは、シャント抵抗2の縁部領域においてそれぞれ測定電流Jmに対して横方向に流れる。これらの縁部領域の長さL1ないしはL2をそれぞれ、副電流領域の幅W1およびW2よりも格段に大きく選択した場合には、上記の縁部領域における抵抗は、抵抗5aおよび5bないしは6aおよび6bに対してそれぞれ無視することができる。部分電流JkaおよびJkbは、較正端子6cにおいて1つにまとまって再び電流Jkになる。電流Jkの振幅は、主電流領域の格段に大きな幅W0よりも副電流領域W1およびW2の幅が狭いことに起因して、測定電流Jmよりも格段に小さく選択できるため、上記の測定電流は、まったく影響を受けないかまたはわずかにしか影響を受けない。さらにシャント抵抗2の測定に起因する経年変化は、電流Jkを加えることにより、殊に電流Jkを交流電流として加える場合には、最小化される。
システム100は、電流源Jkおよびオペアンプ9を含む較正回路1を有している。オペアンプ9は、較正端子5cおよび6c間で降下する電圧を検出するように設計されている。検出したこの電圧は、抵抗5a,5b,6aおよび6bの抵抗値に依存し、これらの抵抗それ自体は材料が経年変化し得る。オペアンプ9は、補正回路20の端子20bに転送することの可能な較正電圧を形成する。同様にオペアンプ3の測定電圧も補正回路20の端子20aに転送され、この補正回路は、測定電圧を較正電圧に補正するため、補正回路の出力側20cには、補正した測定電圧ないしは較正した測定電圧が得られる。
上記のシャント抵抗2の主電流領域および副電流領域5,6は、同じ経年変化および/または温度に起因する変化に晒されるため、上記の較正電圧により、シャント抵抗2に対するこれらの影響を補正回路20において消去し、ひいてはシャント抵抗2の動作時間全体にわたって測定電流Jmを正確に検出することができる。測定電流Jmの較正は、例えば、連続して、または適当な間隔で周期的に行うことができる。適当な時間間隔で上記の直流電流源の電流の方向を極性変化させ、すなわち、方形波電流信号を加えて、2つの副電流領域における電流密度が、平均すると、主電流領域における電流密度と等しくなり、電流密度に起因する経年変化が一定になるようにすることも有利になり得る。さらにこのために有利になり得るのは、直流電流元の代わりに交流電流源を使用することである。択一的には電流Jkをシャント抵抗2に、例えばパルス状に短時間だけ加えることも可能である。これにより、シャント抵抗2への付加的な電流の書き込みを低減することができ、測定に起因する抵抗値の変化を最小化することができる。
図4aおよび図4bには、図3aの補正回路20の考えられ得る実施形態が略示されている。図4aの補正回路20は、基準電圧入力側4dを含むADC 4aを有している。ADC 4aは、オペアンプ3の測定電圧をアナログの形態からデジタルの形態に変換する。ここでオペアンプ9の較正電圧は、基準電圧としてADC 4aの基準電圧入力側4dに加えられる。図4aの補正回路20は、2つのADC 4aおよび4bならびにデジタル演算装置を有する。オペアンプ3および9の電圧信号は、ADC 4aないしは4bでデジタル化される。デジタル演算装置21は、基準端子21を有しており、この端子には、オペアンプ9のデジタル化された較正電圧信号が加えられて、オペアンプ3のデジタル化された測定電圧信号が計算によって補正される。
図4aおよび4bに示した2つの補正回路20のうちの1つはそれぞれ、以下に説明する図5,8,9,10aおよび10bの複数の補正回路20のうちの1つにも使用できることは当業者には明らかである。
図3aの較正装置1には基準較正装置を設けることが可能である。このために較正端子を介し、シャント抵抗2と同じ構造の基準シャント抵抗を基準直流電流源に接続することができる。この場合、基準シャント抵抗の較正端子間で降下する基準電圧は、基準オペアンプによって検出することができる。シャント抵抗2とは異なり基準シャント抵抗には測定電流Jmが流れない点において基準較正装置は較正装置とは異なる。これにより、基準較正装置によって形成される基準較正電圧と、較正装置によって形成される較正電圧とを比較すれば、測定電流Jmによって発生する電流密度に起因するシャント抵抗2の経年変化を推定することができる。なぜならば、温度依存性またはその他の影響などの別の外部の影響は、上記の基準較正装置においても、較正装置においても同程度に発生するからである。
図5には、測定電流を検出するためのシステム200の概略図が示されている。システム200は、別の較正装置1が使用される点が、図2aおよび3aのシステム100と実質的に異なる。交流電圧源Ukは、コンデンサC1およびC2を介して、2つの較正端子5cおよび6cの1つずつに1つの交流電圧が加えられるように設計される。これにより、抵抗5aおよび5bないしは6aおよび6bは、各コンデンサC1ないしはC2と共に、端子5cないしは6cにおける交流電圧Ukをハイパスフィルタリングする第1ハイパス要素になる。較正端子5cおよび6cはそれぞれコンデンサC3およびC4に接続されている。例えば、コンデンサC3およびC4はそれぞれ同じキャパシタンスCを有することができ、コンデンサC1およびC2はそれぞれ同じキャパシタンスCkを有することができる。この際にはコンデンサC3およびC4に加わる交流電圧の振幅は、第1ハイパス要素の遮断周波数fgに依存し、この遮断周波数それ自体は、抵抗5aおよび5bないしは6aおよび6bの抵抗値Rkに依存する。すなわち、
g = (2πRkk)-1
である。
コンデンサC3およびC4と、例えばアース電位のような基準電圧との間に結合される2つのインピーダンスZ1およびZ2を用いれば、コンデンサC3ないしはC4と、インピーダンスZ1ないしはZ2との間のノード間で基準電圧を取り出すことができ、この基準電圧は、オペアンプ9によって検出することができ、これによって較正電圧が形成される。
したがってコンデンサC3およびC4は、インピーダンスZ1ないしはZ2と共に1つずつの第2ハイパス要素を構成するのである。ここではこれらの第2ハイパス要素の遮断周波数が同じになるように選択し、またこれらが第1ハイパス要素の遮断周波数fgよりも低くなるようにする。これにより、端子5cおよび6c間に加わる較正電圧の絶対値のまったく減衰されずに、オペアンプ9への入力電位だけが最適化されるようにすることができる。
上記の較正電圧は、遮断周波数fgに依存する。例えば、遮断周波数fgを選択して、交流電圧Ukの周波数が遮断周波数fg以上になるようにした場合、抵抗5a,5b,6aおよび6bの抵抗が増大すれば、上記の較正電圧は一層大きくなる。これにより、オペアンプ3の測定電圧を補正するため、オペアンプ9の較正電圧をミキサ22において混合し、補正回路20に供給することができる。
図6には、測定電流Jmを検出するためのシステム300の概略図が示されている。システム300は、較正装置1と実質的に同じコンポーネントを有する基準較正装置23が設けられている点が、図5のシステム300と本質的に異なる。しかしながらここでは、基準較正装置23に配置されている基準シャント抵抗には測定電流Jmが流れない。基準オペアンプ24によって形成される基準較正電圧は、基準ミキサ25において混合され、補正回路26の1つの補正端子26dに転送される。補正回路26は、図7において一層詳細に示されている。補正回路26は、基準端子26dの基準較正電圧をデジタル化する第3ADC 4cが設けられている点が、図4bの補正回路20と実質的に異なる。この場合、ADC 4bにおいてデジタル化される較正装置の較正電圧に加えて、上記のデジタル化された基準較正電圧が、デジタル演算装置21に供給されて、ADC 4aのデジタル化された測定信号をさらに正確に補正することができる。
図8には、測定電流Jmを検出するためのシステム400の概略図が示されている。システム400は、別の較正装置1が使用されている点が、図2aのシステム100および図5のシステム200と実質的に異なる。較正装置1は、シャント抵抗2の較正端子5cおよび6cに接続されているリング発振回路30を有している。リング発振回路30は、2つのループから構成することができ、これらのループはそれぞれ、較正端子5cおよび6cの相異なる端子にそれぞれ接続されている。第1のループは、1つの増幅器と、奇数(例えば3個の)インバータとを備えた第1の増幅器チェーン32を有しており、これらのインバータは、コンデンサC5に直列接続されている。複数の較正端子のうちの1つの端子5cと、オペアンプ31の入力側の間には別のコンデンサC6が接続されている。第2のループは、偶数個の(例えば4個の)インバータを備えた第2の増幅器チェーン33を有しており、これらのインバータは、コンデンサC7に直列接続されている。複数の較正端子のうちの1つの端子6cと、オペアンプ31の別の入力側との間には別のコンデンサC8が接続されている。これらの2つのループは、インピーダンスZ3を介してオペアンプ31の2つの入力側にわたって接続されている。リング発振器30の発振周波数は、殊に抵抗5a,5b,6aおよび6bの抵抗値に依存するため、オペアンプ31の出力側に加わる電圧は、抵抗5a,5b,6aおよび6bの抵抗値に伴って変化する交流電圧周波数を有する。したがってリング発振器30の出力電圧は、ミキサ22において混合して、較正電圧として補正回路20の端子20bに転送することができる。
図9には、測定電流Jmを検出するためのシステム500が略示されている。システム500は、基準リング発振器34が設けられている点が図8のシステム400と異なり、ここでこの基準リング発振器は、ミキサ22においてリング発振器30の較正電圧と混合可能な基準較正電圧を形成する。
図10aには、測定電流Jmを検出するためのシステム600が略示されている。システム600には、図1bのシャント抵抗2’の構造を有し得るシャント抵抗2’が含まれている。測定端子2aおよび2bを介して測定電流Jmがシャント抵抗2’に供給され、また測定電流Jmによってシャント抵抗2’の両端で発生する電圧がオペアンプ3を介して検出される。測定電流Jmに加え、較正装置36の交流電流源Jhfにより、周波数の高い交流電流が、測定端子2aおよび2bを介してシャント抵抗2’に加えられる。交流電流Jhfは、測定電流Jmに比べて格段に高い周波数と、格段に小さい振幅とを有し得る。ここでも同様にオペアンプ9を介して、測定端子2aおよび2b間で降下するシャント抵抗2’の電圧が求められる。オペアンプ9によって出力される測定電圧は、交流電流Jhfの周波数に同調させたバンドパス周波数を有するバンドパスフィルタ27に供給される。バンドパスフィルタ27は、有利には極めて狭い帯域幅および/または極めて高いフィルタ良度を有する。バンドパスフィルタ27の帯域幅が狭ければ狭いほど、交流電流Jhfの振幅を小さく選択することができる。これにより、バンドパスフィルタ27によってフィルタリングされるオペアンプ9の出力電圧は、シャント抵抗2’の両端で降下する全体電圧のうちの、交流電流Jhfによって発生する電圧成分を再現する。この場合、オペアンプ3によって求めた測定電圧を補正回路20において較正するためにこの電圧成分におけるこれらの変化そのものを使用可能である。
図10bには、測定電流Jmを検出するためのシステム700が略示されている。システム700は、基準較正電圧を形成する基準較正装置35が設けられている点が図10aのシステム600と異なり、ここで上記の基準較正電圧は、ミキサ22において較正装置36の較正電圧と混合することができる。

Claims (9)

  1. 測定電流(Jm)を検出するためのシステム(100;200;300;400;500)において
    シャント抵抗(2)であって、主電流方向に沿って前記シャント抵抗(2)を流れる測定電流(J m )を加える2つの測定端子(2a,2b)と、前記主電流方向に沿って、それぞれ第1の幅(W1;W2)を有する2つの副電流領域(5;6)と、第2の幅(W0)を有する1つの主電流領域とに前記シャント抵抗(2)を分割するスリット構造部(7;8)と、前記主電流方向に対して横方向に前記副電流領域(5;6)に接続されている2つの較正端子(5c;6c)とを有する、シャント抵抗(2)と、
    前記シャント抵抗(2)の測定端子(2a;2b)に接続されており、前記シャント抵抗(2)を流れる測定電流(Jm)を検出し、検出した当該測定電流(Jm)に依存して測定信号を形成するように設計された検出回路(3)と、
    前記較正端子(5c;6c)に接続されており、基準電圧または基準電流を2つの前記較正端子(5c;6c)に加えて、2つの前記較正端子(5c;6c)間で降下する電圧に依存して較正電圧を求めるように設計されている較正装置(1)と、
    前記較正装置(1)および前記検出回路(3)に接続されており、検出した前記較正電圧に依存して、前記検出回路(3)によって形成した前記測定電圧を補正するように設計された補正回路(20;26)とを有する、
    ことを特徴とするシステム(100;200;300;400;500)。
  2. 請求項に記載のシステム(100)において、
    前記較正装置(1)は、
    前記シャント抵抗(2)の前記較正端子(5c;6c)に接続されている直流または交流電流源(Jk)と、
    前記較正端子(5c;6c)間で降下する前記直流または交流電圧を検出して、当該電圧から前記較正電圧を形成するように設計されたオペアンプ(9)とを含む、
    ことを特徴とするシステム(100)。
  3. 請求項に記載のシステム(100)において、
    さらに
    前記シャント抵抗(2)と同じ構造に構成されており、かつ、測定電流(Jm)が流れない基準シャント抵抗と、
    前記基準シャント抵抗の前記較正端子(5c;6c)に接続されている基準電流源を有する基準較正装置と、
    前記基準シャント抵抗の前記較正端子(5c;6c)間で降下する電圧を検出して、当該電圧から基準較正電圧を形成するように設計された基準オペアンプと
    を有しており、
    前記補正回路(26)は、前記基準較正装置に接続されており、かつ、検出した前記較正電圧を前記基準較正電圧に応じて正規化するように設計されている、
    ことを特徴とするシステム(100)。
  4. 請求項に記載のシステム(200;300)において、
    前記較正装置(1)は、
    前記較正端子(5c;6c)に基準交流電圧を加えるように設計された交流電圧源(Uk)と、
    前記2つの較正端子(5c;6c)のうちの1つにそれぞれ接続されている2つのコンデンサ(C3;C4)と、
    前記2つのコンデンサ(C3;C4)と、アース端子との間にそれぞれ接続されている2つの抵抗(Z1;Z2)と、
    前記2つのコンデンサ(C3;C4)と、前記2つの抵抗(Z1;Z2)との間の2つのノード点間の電圧差分を取り出して、当該電圧差分から前記較正電圧を形成するように設計されたオペアンプ(9)とを有する、
    ことを特徴とするシステム(200;300)。
  5. 請求項に記載のシステム(300)において、
    さらに
    前記シャント抵抗(2)と同じ構造で構成されており、かつ、前記測定電流(Jm)が流れない基準シャント抵抗と、
    前記基準シャント抵抗の前記較正端子(5c;6c)に接続されている基準交流電圧源を備えた基準較正装置(23)と、
    前記基準シャント抵抗の前記2つの較正端子(5c;6c)のうちの1つにそれぞれ接続されている2つの基準コンデンサと、
    前記2つの基準コンデンサとアース端子との間にそれぞれ接続されている2つの基準抵抗と、
    前記2つの基準コンデンサと前記2つの基準抵抗との間の前記2つのノード点間の電圧差分を検出し、当該電圧差分から基準較正電圧を形成するように設計された基準オペアンプ(24)と
    を有しており、
    前記補正回路(26)は、前記基準較正装置(23)に接続されており、かつ、検出した前記較正電圧を前記基準較正電圧に応じて正規化するように設計されている、
    ことを特徴とするシステム(300)。
  6. 請求項に記載のシステム(400;500)において、
    前記較正装置(1)には、
    前記較正端子(5c;6c)に接続されており、かつ、較正電圧を形成するように設計されたリング発振器(30)が含まれており、
    前記較正電圧は、交流電圧を含み、かつ、その周波数は、前記シャント抵抗(2)の副電流領域(5;6)における前記抵抗に依存する、
    ことを特徴とするシステム(400;500)。
  7. 請求項1乃至6のいずれか一項に記載のシステム(100;200;300;400;500)において、
    前記第2の幅(W0)は、前記第1の幅(W1;W2)よりも大きく、
    前記副電流領域(5;6)および前記主電流領域は、同じ材料から作製されている、
    ことを特徴とするシステム(100;200;300;400;500)。
  8. 測定電流(Jm)を検出する方法において
    シャント抵抗(2)であって、主電流方向に沿って前記シャント抵抗(2)を流れる測定電流(J m )を加える2つの測定端子(2a,2b)と、前記主電流方向に沿って、それぞれ第1の幅(W1;W2)を有する2つの副電流領域(5;6)と、第2の幅(W0)を有する1つの主電流領域とに前記シャント抵抗(2)を分割するスリット構造部(7;8)と、前記主電流方向に対して横方向に前記副電流領域(5;6)に接続されている2つの較正端子(5c;6c)とを有する、シャント抵抗(2)を流れる測定電流(Jm)を検出して、当該検出した測定電流(Jm)に依存する測定信号を形成するステップと、
    基準電圧または基準電流を前記シャント抵抗(2)の前記較正端子(5c;6c)に加えるステップと、
    前記2つの較正端子(5c;6c)間で降下する電圧を検出するステップと、
    前記2つの較正端子(5c;6c)間で降下する電圧から較正電圧を形成するステップと、
    前記シャント抵抗(2)を流れる補正した測定電流(Jm)を求めるために前記較正電圧に依存して前記測定信号を補正するステップとを有する、
    ことを特徴とする方法。
  9. 請求項8に記載の方法において、
    前記第2の幅(W0)は、前記第1の幅(W1;W2)よりも大きく、
    前記副電流領域(5;6)および前記主電流領域は、同じ材料から作製されている、
    ことを特徴とする方法。
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