JP5809773B2 - 原子炉蓋耐震支持タイ・ロッド・システム - Google Patents

原子炉蓋耐震支持タイ・ロッド・システム Download PDF

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Description

本発明は、一般的には原子力発電所のための制御棒駆動機構の耐震支持体に関し、具体的には迅速に切り離し可能な耐震支持タイ・ロッド・システムに関する。
従来の原子炉において、蓋構造物は、原子炉容器を封止する圧力容器蓋と、原子炉の炉心内で制御棒を上昇及び下降させるために用いられる制御棒駆動機構と、制御棒駆動機構を横方向に拘束する駆動機構の上端部に隣接した耐震プラットホームと、制御棒駆動機構を作動させるための様々なケーブルと、を含む。蓋構造物の上に、従来はコンクリート板で形成されていたミサイル・シールドを配置して、大規模なパイプ破断の際に格納ハウジング及び関連設備が制御棒駆動機構によって貫通されないように保護する。このような従来の蓋構造物に伴う問題が、1987年7月7日に出願され本発明の譲受人に譲渡された米国特許第4,678,623号に更に詳細に記載されている。このような従来の原子力発電所において、原子炉容器の上に設置されてミサイル・シールドとして機能する大きなコンクリート板は、蓋を取り外し燃料交換を行う前に取り外して保管しなければならず、またその後、燃料交換を行い蓋を再び組み付けた後に再取り付けしなければならない。このような作業は全体的な燃料交換時間及び放射線被曝に影響を及ぼすと共に、ミサイル・シールド板を原子炉容器の上方の位置から取り外した際にこれを格納エリア内に置くためのスペースを必要とする。
燃料交換時間、作業員の被曝、及び必要とされるスペースを軽減するため、一体とされたミサイル・シールド及び蓋吊上げ金具を備える蓋一体化構造物と呼ばれる改良システムが開発されている。ミサイル・シールドは穴あき円形板の形状であり、蓋吊上げ金具に直接取り付けられる。このような蓋一体化構造物システムは、1989年5月16日に出願され本発明の譲受人に譲渡された米国特許第4,830,814号に記載されている。
米国特許第4,678,623号 米国特許第4,830,814号
本明細書に記載し、図1に示すように、蓋一体化構造物10は、吊上げ突部16によりミサイル・シールド組立体18に番号14の点のところでピン連結された三脚蓋吊上げ金具12を含む。ミサイル・シールド18を形成する穴あき円形板20は、蓋吊上げ荷重を分散するスプレッダとして、また、制御棒駆動機構22の上部の耐震支持体として機能するが、制御棒駆動機構の棒移動ハウジング延長部24が円形板20の穴26を通って突出する。ミサイル・シールド18は制御棒移動ハウジング22の上部と相接しており、これによってミサイルがシールドと衝突する前にミサイルの全垂直移動(及び衝撃力)が制限される。穴あき板20の下面にかかるミサイルの衝撃荷重は、蓋吊上げ棒28に伝えられ、容器蓋32に固定された容器蓋吊上げ突部30及び締切スタッド34を経て容器蓋32に、最終的には容器支持体に伝達される。冷却用シュラウド36は制御棒駆動機構22を取り囲み、電気ケーブル38は制御棒駆動機構22の上部からコネクタ・プレート40に配線され、更にケーブル・トレイ42に沿ってケーブル端子に至る。冷却用ファン44はシュラウド36内で空気を循環させて、制御棒駆動機構22からの廃熱を除去する。ホイスト・サポート46及びホイスト組立体50のトロリー48は、燃料交換作業の間にスタッド締付け工具及びスタッド取外し工具の位置決めするために用いられる。
この蓋一体化構造物及びその設計の変形物は、従来設計の蓋構造物体に比べて著しく改良されており、既存の原子炉に後付けするのにも、あるいは新型設計の原子炉に組み込むのにも、適合できるものである。これについては以下で説明する。しかしながら、燃料交換のための稼働停止時のクリティカル・パスにおいて実行しなければならないステップ数を減らすことについてはなお改善の余地がある。例えば、多くの原子力発電所は制御棒駆動機構耐震支持タイ・ロッドを有する。典型的には、5本から6本のタイ・ロッドが原子炉蓋組立体取付部に留められ、更に燃料交換キャビティ壁装着のアンカーに留められている。原子力発電所の燃料交換の間、容器蓋組立体を蓋保管スタンドに移すためにタイ・ロッドを取り外さなければならない。壁装着のアンカーに(及びほとんどの場合は蓋組立体装着の端部にも)取り付けられたタイ・ロッドの端部は、オーバーヘッド・ポラー・クレーンによって支持された人用かごの中の作業員により、切り離され、その後で再接続される。これらの作業は幾回にもわたる燃料交換作業でも必要とされるポラー・クレーンを用いるので、燃料交換のための稼働停止のクリティカル・パスにあると見なされる。クリティカル・パス時間が短縮すれば、燃料交換スケジュール及び電力会社のコストが有意に節減される。
従って、容器蓋を取り外すことができるように容器蓋からタイ・ロッド壁アンカーを切り離すために必要なステップ数を減らすことができる新しいタイ・ロッド支持システムが望まれている。
更に、燃料交換のための稼働停止時のクリティカル・パスにタイ・ロッドの切り離しが含まれないようにすることができる新しいタイ・ロッド支持システムが望まれている。
更に、タイ・ロッドが蓋組立体に取り付けられたまま容器蓋組立体を容器から取り外すことができるようなシステムが望まれている。
これら及び他の目的は、本発明による制御棒駆動機構の耐震支持タイ・ロッド・システムによって達成される。このシステムのタイ・ロッドは、容器キャビティ壁のアンカーと係合し、ロック機構によってアンカーに接続される端部を有する。ロック機構は、タイ・ロッドのアンカーとの係合関係をロック又はアンロックするためにアンカーから遠隔の作業デッキ上の場所から直接操作可能である。ロック機構は、タイ・ロッドの端部をアンカーにロックする第1の位置に移動可能であり、さらに当該端部をアンカーからアンロックする第2の位置にも移動可能である枢動可能フックを含む。一実施形態において、アンカーと係合するタイ・ロッドの端部は横方向延長部を含み、これは、タイ・ロッド端部から第1の方向に延び、第1の位置にある枢動可能フックによって係合される。前述の実施形態において、枢動可能フックはロック機構の枢動結合部から離間した末端を有する。末端は垂直方向に延びる作動アームに枢動可能に接続されている。作動アームは、タイ・ロッドの端部をロック又はアンロックするためにアンカーから遠隔の作業デッキ上の場所から操作可能である。好ましくは、前述の実施形態において、作動アームが載っている、垂直方向に延びる静止アームは、垂直方向の長さに沿って複数の穴を有し、その少なくとも1つが、作動アームがロック機構をロック位置及びアンロック位置に移動させた場合に作動アームの対応する穴と協働する。更に他の実施形態において、壁アンカーと係合するタイ・ロッドの端部は第2の横方向延長部を含む。この延長部は、タイ・ロッド端部から第1の方向とは反対の第2の方向に延び、ロック機構上のUリンクによって係合される。
好ましくは、本発明を利用する原子格納施設は、容器キャビティの近傍に作業デッキを含む。概ね垂直に向いた壁が作業デッキからキャビティへと下方に、原子炉容器の少なくとも一部と対向して延び、当該壁の上にタイ・ロッドアンカーを装着する。好ましくは、アンカーは作業デッキの1フィートから2フィート(30.5〜61cm)下に固定される。
好ましくは、タイ・ロッドの一端は原子炉容器に枢動可能に接続されているので、タイ・ロッドがアンカーから解放されるとそれらは概ね垂直位置まで上方向に枢動することができる。原子炉容器蓋組立体に、タイ・ロッドを上昇及び下降させるためのウインチ・システムが配置されていることが望ましい。
アンカーが接続対象である対応するタイ・ロッドに実質的に一直線に、概ね原子炉容器へ向かって延びる板を含む更に別の実施形態では、アンカーは、板の一方の側部から横方向に延びる第1のだぼ部と、板の反対側の側部から延びる第2のだぼ部と、を有する。タイ・ロッドが原子炉容器蓋組立体において下方向に枢動したとき、ロッドの隣接端部は第1及び第2のだぼ部の上をスリップして当該だぼ部に上から係合するように形成されている。板は格納部の作業デッキの遠隔位置から操作可能なロックバーを有するが、このロックバーは、タイ・ロッドの端部が第1及び第2のだぼ部と完全に係合するとタイ・ロッドの端部上を移動させその端部をアンカーにロックすることができる。好ましくは、タイ・ロッドの端部は、間に板を受容するように離間した二又のフォークとして構成されている。二又はそれぞれ下に向いたUリンク開口部を有し、当該開口部は、タイ・ロッドが板の上で下方向に枢動すると対応するだぼ部を受容する。ロックバーは、ロックバーが板の頂部の上にあってタイ・ロッド端部の二又から離れた開位置と、ロックバーが二又のそれぞれの上にある、開位置から約90度の閉位置との間で回転させるべく、作業デッキ上の遠隔位置から操作可能であることが望ましい。好ましくは、ロックバーは、二又の下端がロックバー上の上方向に延びる壁を把持する長ハンドル・ツールによって回転される。ロックバーは、開位置又は閉位置のいずれか又は双方でラッチ可能であることが望ましい。好ましくは、タイ・ロッド端部のUリンク開口部はだぼピン部分への整合が容易になるようにUリンク開口部スロットの少なくとも1つの壁の下端にテーパーを有する。
更に他の実施形態において、アンカーは、対応するタイ・ロッドと一直線になるように角度を調節可能である係合インターフェースを含む。好ましくは、角度調節は垂直の向きで行う。
以下の好適な実施形態の説明を添付図面と関連付けて読むこことから、本発明をよりいっそう理解することができる。
従来技術の原子炉容器蓋組立体の斜視図である。 タイ・ロッドによって原子炉容器キャビティ側壁に留めた原子炉容器蓋組立体の部分の斜視図であり、作業デッキの一部を示す。 原子炉容器キャビティの平面図であり、タイ・ロッドによって容器キャビティ側壁に留められた原子炉容器蓋組立体を示す。 原子炉キャビティ壁と原子炉容器蓋組立体の上部との間に延びる本発明のタイ・ロッド・システムの一実施形態の斜視図である。 タイ・ロッド端部と壁アンカーとの間の連結部の従来技術の斜視図である。 図4に示した本発明の実施形態の壁アンカーUリンクの側面図である。 図4及び図6に示した本発明の実施形態のタイ・ロッド端部と壁アンカーとの間の連結部の斜視図である。 図7に示したタイ・ロッド端部と壁アンカーとの間の連結部の枢動可能フック側から見た側面図であり、枢動可能フックがロック位置にあるときを示す。 枢動可能フックが開いた位置にあるときの図8の側面図である。 原子炉キャビティ壁のアンカーに接続する、本発明の他の実施形態を例示するタイ・ロッドの斜視図である。 図10のタイ・ロッド実施形態とアンカーとの間の接続インターフェィスの斜視図である。 アンカーの剛性壁装着の部分とタイ・ロッドの開放端Uリンクとの間に延びる図11の角度調節組立体の斜視図である。 図12に示したロックバー組立体におけるアンカー延長プレートの断面図である。 図11乃至図13に示したロックバー組立体を作動させるために使用可能な長ハンドル・ツールの斜視図である。
図2は、原子炉容器キャビティ54を取り囲む作業デッキ52の一部及び蓋一体化構造物10の一部の斜視図であり、ミサイル・シールド18が制御棒移動ハウジング延長部24の上に位置し、図1に関連して述べた吊上げ金具12に結合された様子を示す。蓋一体化構造物は耐震リング56をも含むが、これは制御棒移動ハウジング延長部24の周りに固定され、耐震リング56と容器キャビティ壁62との間に接続されたタイ・ロッド58及び60によって横方向に動かないように固定されている。この従来技術の構成を示す図3(平面図)からわかるように、6本のタイ・ロッド、すなわち4本の半径方向タイ・ロッド60及び2本の接線方向タイ・ロッド58が、制御棒移動ハウジング延長部24を横方向に動かないように固定する。タイ・ロッドは一端72においてピン留め連結部70を介して蓋一体化構造物10の耐震リング56に接続され、他の端部74において同様の接続部66を介して容器キャビティ壁62に固定されたアンカー64に接続されている。前述のように、原子力発電所の燃料交換時、容器蓋組立体10を蓋保管スタンドに移動させるため、これらのタイ・ロッド58及び60を取り外さなければならない。壁装着のアンカー64に(場合によっては蓋組立体装着の端部72にも)取り付けられたタイ・ロッドの端部74は、オーバーヘッド・ポラー・クレーンによって支持された人用かごの中の作業員により切り離され、その後再接続される。本発明の迅速に切り離し可能な制御棒駆動機構の耐震支持タイ・ロッド・システムによって、この目的のためにオーバーヘッド・ポラー・クレーンを用いる必要がなくなり、このタスクはクリティカル・パスから除かれる。
図4に、本発明の迅速に切り離し可能な制御棒駆動機構の耐震支持タイ・ロッド・システムの一実施形態が示されており、これは、人用のかごを用いることなくタイ・ロッド58及び60を上昇及び下降させるために用いられる、蓋組立体10に取り付けたウインチ・システム76を含む。タイ・ロッド58及び60は、枢動接続部70を介して蓋組立体構造に固定され、蓋組立体10と共に蓋保管スタンドに移動される。この実施形態では、壁アンカー取付部64は、タイ・ロッド58、60の前端74を横方向に延びるだぼ92を受容するように設計されたスロット付きUリンク90を含む。だぼ92がUリンクのスロットに位置する場合、だぼ92は、タイ・ロッド58、60の端部に支持された2つの離間した円形ブラケット94間を延び、円形ブラケット94がUリンク90の両側部にはまる。ロック機構(図7、図8、及び図9で詳細に示す)は作業デッキ52から作動され、地震又はパイプ破断の際にタイ・ロッド58、60がUリンク90から外れるのを防ぐように設計されている。
図4を更に詳細に参照すると、ウインチ・システム76は、耐震リング56に取り付けられた柱86上に支持されていることがわかる。ウインチ・クランク88は柱86に装着され、柱86からプーリー・システム80まで延びるケーブル78を有し、このケーブルは前方連結部82を介してタイ・ロッド58、60の前端70に接続されている。ウインチ・ケーブル78は、柱86からプーリー・システム80まで延び、戻って柱86のガイド・ホイール84に掛かるが、ケーブルの端部はクランク88に接続されている。このため、ロック機構96が開位置にあると想定すると、クランクがケーブル78を引き込む方向に回転するとき、タイ・ロッド58、60は垂直軸に向かって上昇して、だぼを持ち上げてUリンクから外す。これとは反対に、原子力発電所が低温始動状態にあるとき、クランク88がウインチ・ケーブル78を出す方向に回転すると、タイ・ロッド58、60は下降してスロット付きUリンク90に受容される。ウインチ・システム76はタイ・ロッド58、60の各々に設けられている。好ましくは、ウインチ・システム76は、例えば、クランク88上のロックのようなロックを含むが、このロックはタイ・ロッド58、60が完全引き込み位置にあるときにウインチ・ケーブル78を所定の場所にロックするので、タイ・ロッドを原子炉容器蓋とともに取り外して蓋スタンドに移すことができる。
図6乃至図9において、本発明のロック機構96の設計が詳細に図示されている。本発明による改良を理解するためには、まず図5に示すタイ・ロッドの端部74とアンカー64との間の連結部の従来技術を理解することが役立つ。従来技術のアンカー板64は2つの離間した平行な板を有し、これらは原子炉キャビティ壁62に固着させた基板からそれと直交する方向に延びる。離間した平行な板100は、だぼ92が貫通する一直線に並んだ穴を有する。タイ・ロッドの端部74の設計は、図6及び図7に示す本発明のものと極めて類似している。本発明において、端部は、その間に平行な板の少なくとも一方を受容するように設計された分割ヨークから形成されている。図5に示す従来技術の分割ヨーク102は、その二又の終端部の各々に円形で丸い拡大端部94を有する。丸い端部94は中央に開口部を有し、これをだぼ92が貫通することによって、分割ヨーク102を離間した平行な板100に固定する。だぼは拡大端部によって平行板100の一方側に固着され、コッタピン98によって他方側に固着される。
上述した本発明の実施形態のアンカー板64の一方側を図6(側面図)に示す。原子炉キャビティ壁62に取り付けたアンカー板64は、原子炉ウェル内にそれと直交する方向に延びるスロット付きUリンク90を有する。Uリンク90のスロット状開口部104は、タイ・ロッド74の分割ヨーク102の2つの丸い端部94間でタイ・ロッド74上のだぼ92を受容するように設計されている。
図7に、前述の実施形態のアンカー組立体64のロック機構96を更に詳細に示す。前述のように、タイ・ロッド端部74は従来技術のタイ・ロッド端部と実質的に同様であるが、だぼ92が分割ヨーク102の丸い端部94から横方向に、Uリンク90のスロット状開口部104から離れるように延び、閉じた位置でロック機構96によって捕捉されるという点が異なっている。これについては後で更に説明する。この実施形態のだぼ92は、分割ヨーク・タイ・ロッド端部102の双方の丸い端部94に恒久的に固着することができる。あるいは、後で説明するように、だぼ92がUリンクスロット104及びロック機構96内で捕捉される限り、分割ヨークの二又の一方をなくし、だぼ92を丸い端部94の一方又は両方の側部から延ばすことができる。
ロック機構96は、枢動点110においてベース・スペーサ部材108に取り付けられた枢動可能フック106を含む。ベース・スペーサ部材108は、ベース・アンカー板64及びスロット付きUリンク90の双方に接続されていることが望ましく、枢動可能フック106とUリンク90との間でタイ・ロッド端部74の分割ヨーク102の二又のうち少なくとも一方の丸い端部94を捕捉するようなサイズである。枢動可能フック106の末端112は第2の枢動点116を介して作動アーム114の端部に接続されている。作動アーム114は、枢動点116から作業デッキ52よりも高い高さまで垂直に延び、そして作業デッキ52上を延びる水平方向ハンドル118において終端する。作業デッキは典型的に、壁装着のアンカー64よりも1.5フィートから2フィート(45.72〜60.96cm)上方にある。作動アーム114は、スロット付きUリンク90に沿い、アンカー壁板64に沿って延びる静止アーム120に載っている。静止アームはロックピン穴122を有するが、この穴は、開位置又は閉位置のいずれかにある作動アーム114をその位置でロックするためのロックピンを受容するために作動アーム114の対応する穴122と協働する。あるいは、静止アームは、作動アームの単一の穴と協働する2つの穴を有することも可能である。このため、作動アーム114が垂直方向に引き上げられると、枢動可能フック106は枢軸116を中心として回転して図9に示す開位置に来る。同様に、作動アーム114が垂直方向に押し下げられると、枢動フック106は枢軸110及び第2の枢動点116を中心として回転して図8に示す閉位置になり、だぼ92をUリンク90のスロット104にロックする。従って、ロック機構96はタイ・ロッド端部74を壁装着のアンカー64にピン止めし、穴122に挿入したロックピンを用いて作業デッキ52の高さから開位置又は閉位置のいずれかの定位置にロックすることができる。位置ロックピンは、ラニヤードを用いて、それらが原子炉キャビティ54内に落下又は誤って配置されるのを防止する。
図10は、本発明で用いられるタイ・ロッド58、60の他の実施形態124の斜視図である。原子炉蓋への連結部70は、図2で先に示したものと同一である。タイ・ロッドの長さを調節するために用いられる、ねじ締め金具128の両側の短いねじ状パイピング126及び長いねじ状ロッド130が、図2及び図4に示した実施形態とは逆になっている。パイプを調節した長さで係止するために六角止めナット132が設けられている。タイ・ロッドの末端の開放端Uリンク136の止めねじ134は、Uリンクが回転するのを防ぐ。開放端Uリンク136はヨークの二又138及び140を有し、これらは間に嵌合するアンカー板を収容できるような距離を置いている。これについては以下の記載から認められよう。開放端Uリンク136は、嵌合するだぼピンを収容するようなサイズに形成された下向きのスロット142を含む。スロット142の垂直方向の壁の下部144及び146は、だぼピンの上に開放端Uリンク136を案内するような角度に形成されている。
図11は、実施形態124に従った、アンカー64とタイ・ロッド58、60の末端74との連結部の斜視図である。六角止めナット132及び止めねじ134は便宜的に省略してある。いくつかの図面を通して対応する構成要素には同様の参照記号を用いる。アンカー64は、埋め込み板148と、ガセット152により補強された横方向に延びる突部150と、を含む。突部150は、延長板ピン156を介して突部150に枢動可能に接続された延長板154を介して開放端Uリンク136に接続されている。延長板ピン156によって延長板154は垂直面内で回転して、Uリンクピンのだぼ158をUリンクの二又138及び140のUリンクピンの下向きスロット142と整合させることができる。角度調節アーム組立体160のU字形ブラケットが、延長板154の各側に接続され、突部150上にまたがっている。止めねじ162及びロックナット164を使って、突部150上で角度調節アーム組立体160のU字形ブラケットの高さを調節し、延長板154がタイ・ロッド58、60と一直線になるまでその角度を増減させる。延長板154の頂部に、タイ・ロッドロック板組立体168が回転可能に接続されている。タイ・ロッドロック板組立体168は、図11には二又138及び140に載るロック位置で示すロックバー170を有し、開放端Uリンク136がUリンクピン158から外れることを防ぐ。ロックバー170を延長板154の頂部172上において90度回転させることによって二又138及び140を露出させ、Uリンクピン158からタイ・ロッド端部74を外すことができる。
図12は延長板154を更に詳細に示す。Uリンクピン158は延長板154の開口部を貫通し、延長板の双方の側部から延びる。図13によってよく理解されるように、保持板174がUリンクピン158の切り欠き内にあり、ねじによって延長板に固定されてUリンクピン158を所定の場所にしっかりと保持する。ホールド・ダウン・バー170は、肩付きねじ176によって延長板172の頂部に接続されている。ねじ176はゆるく締められているのでホールド・ダウン・バー170はねじ176を中心として回転可能である。図13からわかるように、ホールド・ダウン・バー170の下側でくぼみに嵌合するばねプランジャ178は、閉位置にあるホールド・ダウン・バーに係合して回転に抵抗する。同様のプランジャ・セットを設けて、ホールド・ダウン・バー170が90度回転して開位置になった場合その下側に係合させることにより、タイ・ロッド58、60を上げてUリンク158から二又138及び140を取り外す作業が干渉を受けるのを回避することができる。
閉位置と開位置の間のホールド・ダウン・バー170の回転は、図14に示す長ハンドルのホールド・ダウン・ツール182を用いることで達成される。ホールド・ダウン・ツールは、ロックバー170のくぼみ180と係合するための二又の端部184を有する。二又の端部184は、細長いシャフト188を介してハンドル186に接続されており、ハンドル186は図2に先に示した作業デッキ52から回転させることができる。
従って、燃料交換作業のためにポラー・クレーンを用いる必要がなくなることに加えて、本発明の迅速に切り離し可能な制御棒駆動機構の耐震支持タイ・ロッド・システムでは、危険なはしごとタイ・ロッドのためのスペースとが不要になり、緩んだ部品が落下する可能性がなくなる。
本発明の具体的な実施形態を詳細に説明したが、開示の全体的な教示を考慮すると、これらの詳細に対して様々な変更及び変形を実行可能であることは当業者には認められよう。例えば、本発明の範囲から逸脱することなく、遠隔で係合及び解放することができるアンカー板とタイ・ロッド端部との間の他の取り付け構成を用いることができる。従って、開示した特定の実施形態は、例示のみを意図するものであって本発明の範囲を限定するものではなく、添付の特許請求の範囲及びそのあらゆる均等物の全範囲が与えられるものである。

Claims (13)

  1. 原子力発電所であって、
    格納施設のキャビティ(54)内に支持され、取り外し可能な蓋組立体(32)を有する原子炉容器(10)と、
    前記格納施設内で前記キャビティ(54)に隣接して構築された作業デッキ(52)と、
    前記キャビティの壁(62)に固定されたアンカー(64)と、
    を含み、
    前記作業デッキ(52)はそこに立った作業員を前記アンカー(64)から隔てる位置にあり、前記原子力発電所はさらに、
    前記原子炉容器蓋組立体(32)を支持するための複数のタイ・ロッド(58、60)であって、前記タイ・ロッドの少なくとも一部の一つの端部(72)が前記原子炉容器蓋組立体に接続され、別の端部(74)が前記アンカー(64)と係合するための端部である、複数のタイ・ロッド(58、60)と、
    前記タイ・ロッドの前記別の端部(74)を前記アンカーとの係合関係にロックするか又は前記アンカーとの係合関係から離脱させるために前記アンカー(64)から離れた作業デッキ(52)上の場所から前記作業員によって操作可能な、前記アンカー(64)上のロック機構(96)と、
    を含み、
    前記ロック機構(96)は、前記タイ・ロッドの別の端部(74)を前記アンカー(64)にロックする第1の位置に移動可能であり、さらに前記別の端部(74)を前記アンカー(64)からアンロックする第2の位置にも移動可能である枢動可能フック(106)を含む原子力発電所。
  2. 前記タイ・ロッド(58、60)の少なくとも一部の前記別の端部(74)が横方向延長部(92)を含み、前記延長部(92)が、前記別の端部から第1の方向に延び、前記第1の位置にある前記枢動可能フック(106)によって係合される、請求項1に記載の原子力発電所。
  3. 前記枢動可能フック(106)が前記ロック機構(96)上の枢動連結部(110)から離間した末端(112)を有し、前記末端が垂直方向に延びる作動アーム(114)に枢動可能に接続され、前記作動アーム(114)が前記タイ・ロッド(58、60)の前記別の端部(74)をロック又はアンロックするために前記アンカー(64)から離れた作業デッキ(52)上の前記場所から前記作業員によって操作可能である、請求項に記載の原子力発電所。
  4. 前記作動アーム(114)が載っている、垂直方向に延びる静止アーム(120)を含み、前記静止アームが垂直方向の長さに沿って複数の穴(122)を有し、その少なくとも1つが、前記作動アームが前記枢動フック(106)を前記第1の位置及び第2の位置に移動させたときに、前記作動アームの対応する穴(122)と協働する、請求項に記載の原子力発電所。
  5. 前記タイ・ロッド(58、60)の少なくとも一部の前記別の端部(74)が第2の横方向延長部(92)を含み、前記延長部(92)が、前記別の端部から前記第1の方向とは反対の第2の方向に延び、前記ロック機構(96)上のUリンク(104)によって係合される、請求項に記載の原子力発電所。
  6. 前記Uリンク(104)が前記第2の横方向延長部(92)上の2つの離間したブラケット(90)間で捕捉される、請求項に記載の原子力発電所。
  7. 前記タイ・ロッド(72)の前記一つの端部が前記原子炉容器(32)に枢動可能に接続され、このため、前記タイ・ロッド(58、60)は概ね垂直位置まで上方向に枢動可能であり、前記蓋組立体(10)が前記タイ・ロッド(58、60)を上昇及び下降させるためのウインチ・システム(76)を含む、請求項1に記載の原子力発電所。
  8. 前記アンカー(64)が、前記対応するタイ・ロッド(58、60)に実質的に一直線に、概ね前記原子炉容器(32)へ向かって延びる板(150)を含み、前記板(150)は一方の側部から横方向に延びる第1のだぼ部(158)と前記板の反対の側部から延びる第2のだぼ部(158)とを有し、前記タイ・ロッド(58、60)の少なくとも一部の前記別の端部(74)が前記タイ・ロッドが前記原子炉容器蓋組立体において下方向に枢動したときに前記第1及び第2のだぼ部上をスリップしてだぼ部に上から係合するように形成されており、前記板がロックバー(168)を有し、前記ロックバー(168)は、前記アンカーから離れた作業デッキ(52)上の前記場所から前記作業員によって操作可能であって、前記タイ・ロッドの前記別の端部が前記第1及び第2のだぼ部と完全に係合すると前記タイ・ロッドの前記別の端部上を移動させて前記別の端部を前記アンカーにロックすることができる、請求項に記載の原子力発電所。
  9. 前記タイ・ロッド(58、60)の前記別の端部(74)が、間で前記板(150)を受容するように離間した二又(138、140)を有するように構成され、二又の各々が下に向いたUリンク開口部(142)を有し、前記開口部(142)が、前記タイ・ロッドが下方向に枢動するときに対応するだぼ部(158)を受容する、請求項に記載の原子力発電所。
  10. 前記ロックバー(168)が、長ハンドル・ツール(182)を用いて前記アンカー(64)から離れた作業デッキ(52)上の前記場所から操作可能である、請求項に記載の原子力発電所。
  11. 前記ロックバー(168)が、前記板(150)の頂部に回転可能に取り付けられ、開位置では前記タイ・ロッド(58、60)の前記別の端部(74)の前記二又(138、140)から離れて前記板の前記頂部上にあり、前記二又の各々の上にある閉位置まで約90度回転可能である、請求項に記載の原子力発電所。
  12. 前記ロックバー(168)を前記開位置又は前記閉位置のいずれか又は両方でラッチ可能である、請求項11に記載の原子力発電所。
  13. 前記アンカー(64)が、前記対応するタイ・ロッド(58、60)と一直線になるように角度を調節可能である係合インタフェース(154)を含む、請求項1に記載の原子力発電所。
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