JP2745322B2 - 鉄塔用鋼管の吊り金具 - Google Patents

鉄塔用鋼管の吊り金具

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Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は、送電線鉄塔、通信鉄塔、気象観測鉄塔等の
建設工事において、鉄塔を組み立てる鋼管材をクレーン
にて吊り上げるときに、吊りワイヤを鋼管のフランジに
係止するための吊り金具に関するものである。
(従来の技術) 送電線等の鉄塔では、4本の支柱を、鋼管を接続して
組み立てることがある。この鋼管は、多数のボルト挿通
孔を有する接続用フランジを両端に備えている。そし
て、鉄塔の建設に当たっては、このフランジを突き合わ
せてボルトにて接続し、順次上方へ組み上げていく。鋼
管は順次クレーンにて吊り上げて組み上げていくが、従
来、クレーンの吊りワイヤを鋼管に係止するには、フラ
ンジのボルト挿通孔にアイボルトを取り付けて、これに
吊りワイヤのフックを掛けたり、吊りワイヤの先端のシ
ャックルを直接フランジのボルト挿通孔に掛けたり、あ
るいは吊りワイヤを直接鋼管に巻きつけるなどの方法が
とられている。
このような方法によるときは、吊り上げた鋼管をボル
トにて固定した後、作業者が鋼管をよじ登って吊りワイ
ヤを鋼管から外す必要があり、かつこの間クレーンは停
止して待機しなければならない。
(発明が解決しようとする課題) 上記従来の吊りワイヤの掛け止め方法は、極めて作業
効率の悪いものである。
従って本発明は、吊り上げた鋼管を下部鋼管上に仮止
めしたら、即座に下方からの操作で吊りワイヤを鋼管か
ら外すことができるので、作業者が鋼管をよじ登る必要
がなく、クレーンの待機時間も可及的に短縮することが
できる鋼管の吊り金具を提供することを課題としてい
る。
(課題を解決するための手段) 本発明においては、上記課題を解決するため、本体2
に、クレーンの吊りワイヤWに係止するための引き手3
を取り付け、また本体2に挿入ピン4を軸線方向に移動
自在に貫通させ、本体2から突出した先端側を鋼管Pの
ボルト挿通孔hに挿入できるようにし、さらに本体2に
は、ピン受け部材5を取り付け、これに挿入ピン4の先
端部を抜き差し自在に貫通させ、挿入ピン4の先端部を
貫通させた状態で本体2との間に閉ループを形成するこ
とができるようにし、挿入ピン4は、ばねのような付勢
部材6によって先端側へ付勢し、挿入ピン4の基端側に
は、挿入ピン4引き抜き用の操作ロープ7を係止し、か
つ引き手3とピン受け部材5とは、互いに一体回転する
ように本体2に軸着し、引き手3が荷重を受けたときに
回転モーメントが生じてピン受け部材5がピン4との係
合状態を保つように相互延出角度を設定し、またピン4
がピン受け部材5を貫通した状態において、ピン4がピ
ン受け部材5に当接してその回動を阻止するが、ピン4
がピン受け部材5から抜け出た状態において、ピン受け
部材5が自由に回動して閉ループを開くことできるよう
に、ピン4とピン受け部材5の貫通孔15との相互関係を
設定した。
(作 用) 本発明の吊り金具1は、第3図に示すように、鋼管P
を吊り上げるために、クレーンの吊りワイヤWの先端に
取付けて用いる。吊り金具1は、第4図Aに示すよう
に、地上に横たえられた鋼管Pのフランジfに取付け
る。鋼管Pのフランジfへの取付けは、次のようにして
行う。まず、付勢部材6の付勢力に抗してピン4をピン
受け部材5から引き抜き、ピン受け部材5を引き手3と
一体に第1図において時計方向へ回動させ、ピン4と本
体2との間を開放する(第1図仮想線)。そしてピン4
の先端側をフランジfのボルト挿通孔hへ挿入する。次
いで、ピン4を引き抜いた状態のまま、ピン受け部材5
を引き手3と一体に第1図において時計方向へ回動復元
させた後、ピン4を復元させて、その先端側をピン受け
部材5に貫通させ、ピン4と本体2との間を閉じる。こ
の状態において、ピン受け部材5は、それを貫通するピ
ン4が邪魔して回動することができない。従って、ピン
4と本体2との間は、ピン4を引き抜かなければ開放す
ることができず、このため吊り金具は自然にフランジf
から脱落することがない。このようにして吊り金具を鋼
管Pに取付けたら、第3図のように、クレーンによって
鋼管Pを吊り上げる。鋼管Pを吊り上げて、引き手3が
荷重を受けているときには、これと一体のピン受け部材
5に回転モーメントが生じて、ピン受け部材5がピン4
との係合状態を保っており、従って、ピン4と本体2と
の間は、開放することがなく、吊り金具はフランジfか
ら脱落することがない。吊り上げた鋼管Pを固定済みの
他の鋼管P上に持ち来して、フランジfを突合せ、ボル
トにて仮止めしたら、クレーンを操作して吊りワイヤW
を緩め、引き手3を無負荷状態にする。この状態で、第
4図Bのように、地上あるいはフランジfの接続部付近
から操作ロープ7を引いてピン4をピン受け部材5から
引き抜くと、ピン受け部材5は支えを失って回動自由に
なる。そこで、操作ロープ7をさらに引くと、第4図C
のように、ピン4がフランジfのボルト挿通孔hから抜
けて、ピン受け部材5がフランジfの上面に当接する。
同時にピン受け部材5はフランジfの上面によって相対
的に押し上げられて第1図において反時計方向へ回動
し、ピン4と本体2との間が開放し、第4図Dのよう
に、吊り金具1はフランジfから難なく外れる。
(実施例) 図について本発明の実施例を説明する。第1図は吊り
金具の正面図、第2図は吊り金具の側面図、第3図は鋼
管吊り上げ状態の正面図、第4図Aは吊り金具の装着作
業状態を示す説明図、第4図B,C,Dは吊り金具の取外し
過程を順を追って示す説明図である。
第1図乃至第4図において、吊り金具1は、ほぼL字
状の本体2と、クレーンの吊りワイヤWに係止するため
に本体2に取付けられた引き手3と、本体2を軸線方向
に移動自在に貫通する挿入ピン4と、挿入ピン4の先端
部を抜き差し自在に貫通させことができるように本体2
に取付けられたピン受け部材5と、挿入ピン4を先端側
へ付勢するように本体2に取付けられた付勢部材6と、
挿入ピン引き抜くために挿入ピンの基端側に係止された
操作ロープ7とを具備している。
本体2は、鋼管Pのフランジ部fに掛けられるフック
部8と、このフック部8の一端側から直角に延出する吊
支部9とから成り、全体がほぼL字状をなしている。本
体2の鋼管Pに当接する部分には、鋼管Pの損傷を防止
するため、ゴム、ウレタン等の弾性部材16が貼付されて
いる。
挿入ピン4は、軸線方向に移動自在に、また90゜の範
囲で軸周りに正逆回転自在に、本体2のフック部8を貫
通している。フック部8を貫通した挿入ピン4は、吊支
部9と平行に伸びており、先端側をフランジ部fのボル
ト挿通孔hに挿入することができるようになっている。
挿入ピン4の基端側は、ストッパ10によって、フック部
8に対して先端方向へ抜け止めされている。挿入ピン4
の基端側の側面には、軸線方向に伸びるガイド11溝と、
このガイド溝の先端に連続して直角方向に向い、ピン4
の四半周にわたって伸びる係合溝12とが設けられてい
る。一方フック部8内には、ストッパピン13が先端をピ
ン4方向に付勢して設けられており、その先端はピン4
の溝11,12に摺動自在にはまっている。従って、挿入ピ
ン4を軸線方向に基端側へ引き抜くと、ストッパピン13
がガイド溝11に沿って相対摺動し、ガイド溝11の先端に
到って挿入ピン4の引き出しを阻止する。ここで挿入ピ
ン4を軸周りに90゜回転させると、ストッパピン13が係
合溝12内に進入し、この状態で挿入ピン4の復元を阻止
する。
引き手3とピン受け部材5とは、ボス14を介して一体
に構成されており、本体2の吊支部9の一端に回転自在
に軸着されている。ピン受け部材5は、吊支部9に対し
て直角方向に延出した状態で、挿入ピン4の先側を貫通
させるピン受け孔14を備えている。引き手3とピン受け
部材5とは、ボス14から所定角度をなして半径方向に延
出しており、引き手3が荷重を受けたときにピン受け部
材5に回転モーメントが生じてピン受け部材5が挿入ピ
ン4との係合状態を保つように設定されている。引き手
3とピン受け部材5との間の角度は、吊り上げ時の吊り
ワイヤWと本体2との間の角度に依存している。また、
挿入ピン4がピン受け部材5の孔15を貫通した状態にお
いては、ピン4が孔15の内周に当接するので、ピン受け
部材5は回動することができず、ピン4がピン受け部材
5から抜け出た状態において、ピン受け部材5が自由に
回動してピン4と本体1との間を開く(第1図仮想線)
ことできるように寸法設定されている。
付勢部材6はぜんまいばねから成り、本体2内に設け
られている。ぜんまいばねの一端は本体2に、また他端
はストッパ10に夫々係止され、挿入ピン4を先端側へ付
勢している。
挿入ピン4の基端側には、操作ロープ7が係止されて
いる。操作ロープ7は下方へ垂れ下がり、これを下方か
ら引くことによって、挿入ピン4の先端側をピン受け部
材5から引き抜くことができるようになっている。
この実施例の吊り金具1は、第3図に示すように、鋼
管Pを吊り上げるために、クレーンの吊りワイヤWの先
端に取付けて用いる。吊り金具1は、第4図Aに示すよ
うに、地上に横たえられた鋼管Pのフランジfに取付け
る。鋼管Pのフランジfへの取付けは、次のようにして
行う。まず、付勢部材6の付勢力に抗して挿入ピン4を
ピン受け部材5から引き抜き、90゜回転させてピン4の
係合溝12に、本体2のストッパピン12を係合させ、挿入
ピン4を止めておく。そして、ピン受け部材5を引き手
3と一体に第1図において時計方向へ回動させ、ピン4
と本体2との間を開放する(第1図仮想線)。そしてピ
ン4の先端側をフランジfのボルト挿通孔hへ挿入する
(第4図A)。次いで、ピン4をピン受け部材5を引き
手3と一体に第1図において時計方向へ回動復元させた
後、ピン4を先とは反対方向へ90゜回転させてストッパ
ピン12との係合を解き、付勢力によって復元させて、そ
の先端側をピン受け部材5に貫通させ、ピン4と本体2
との間を閉じる(第3図)。この状態において、ピン受
け部材5は、それを貫通するピン4が邪魔して回動する
ことができない。従って、ピン4と本体2との間は、ピ
ン4を引き抜かなければ開放することができず、このた
め吊り金具は自然にフランジfから脱落することがな
い。このようにして吊り金具1を鋼管Pに取付けたら、
第3図のように、クレーンによって鋼管Pを吊り上げ
る。鋼管Pを吊り上げて、引き手3が荷重を受けている
ときには、これと一体のピン受け部材5に回転モーメン
トが生じて、ピン受け部材5がピン4との係合状態を保
っており、従って、ピン4と本体2との間は、開放する
ことがなく、吊り金具はフランジfから脱落することが
ない。吊り上げた鋼管Pを固定済みの他の鋼管P上に持
ち来して、フランジfを突合せ、ボルトにて仮止めした
ら、クレーンを操作して吊りワイヤWを緩め、引き手3
を無負荷状態にする。この状態で、第4図Bのように、
地上あるいはフランジfの接続部付近から操作ロープ7
を引いてピン4をピン受け部材5から引き抜くと、ピン
受け部材5は支えを失って回動自由になる。そこで、操
作ロープ7をさらに引くと、第4図Cのように、ピン4
がフランジfのボルト挿通孔hから抜けて、ピン受け部
材5がフランジfの上面に当接する。同時にピン受け部
材5はフランジfの上面によって相対的に押し上げられ
て第1図において反時計方向へ回動し、ピン4と本体2
との間が開放し、第4図Dのように、吊り金具1はフラ
ンジfから難なく外れる。
第5図には、本発明の他の実施例を示す。なお同図に
おいて、先の実施例のものと同一符号は実質的に同一の
構成部分を指すものとする。この実施例は、第6図の如
く、鋼管Pを先の実施例とは異なる方法で吊り上げる場
合にも適用することができるようにしたものである。即
ち、鉄塔の建設においては、第6図に示すように鋼管P
を予め面組みして吊り上げる場合がある。この場合に
は、吊りワイヤWと吊り金具1の本体2とのなす角度が
第3図の実施例の場合と異なるから、先の実施例の吊り
金具1を用いると、鋼管Pを吊り上げたときに、ピン受
け部材5がピン4から抜ける方向の回転力を受けてしま
う。従って、この実施例では、引き手3とピン受け部材
5との角度を実質的に変更することができるように、引
き手3を扇型に構成し、これにピン受け部材5との角度
の異なる2つのワイヤ係止孔17,18を設けた。係止孔17
に吊りワイヤWを係止すれば、先の実施例と同様に用い
ることができる。そして、吊りワイヤWを係止孔18に係
止すれば、第6図のような吊り上げ方法をとる場合に
も、ピン受け部材5にピン4との係合状態を保つ方向の
回転モーメントが生じるから安全に使用することができ
る。第5図の実施例においては、付勢部材6がコイルス
プリングから成る。なお、第5図において第1図乃至第
4図におけるものと同一の符号は同一の構成部を指すも
のとする。
(発明の効果) 以上のように本発明においては、本体2に、クレーン
の吊りワイヤWに係止するための引き手3を取り付け、
また本体2に挿入ピン4を軸線方向に移動自在に貫通さ
せ、本体2から突出した先端側を鋼管Pのボルト挿通孔
hに挿入できるようにし、さらに本体2には、ピン受け
部材5を取り付け、これに挿入ピン4の先端部を抜き差
し自在に貫通させ、挿入ピン4の先端部を貫通させた状
態で本体2との間に閉ループを形成することができるよ
うにし、挿入ピン4は、ばねのような付勢部材6によっ
て先端側へ付勢し、挿入ピン4の基端側には、挿入ピン
4引き抜き用の操作ロープ7を係止し、かつ引き手3と
ピン受け部材5とは、互いに一体回転するように本体2
に軸着し、引き手3が荷重を受けたときに回転モーメン
トが生じてピン受け部材5がピン4との係合状態を保つ
ように相互延出角度を設定し、またピン4がピン受け部
材5を貫通した状態において、ピン4がピン受け部材5
に当接してその回動を阻止するが、ピン4がピン受け部
材5から抜け出た状態において、ピン受け部材5が自由
に回動して閉ループを開くことができるように、ピン4
とピン受け部材5の貫通孔15との相互関係を設定して鉄
塔用鋼管の吊り金具を構成したため、吊り上げた鋼管P
を下方の鋼管P上に仮止めしたら、作業者が鉄塔をよじ
登ることなく、即座に下方からの操作で吊りワイヤWを
鋼管Pから外すことができ、クレーンの待機時間も可及
的に短縮することができるという効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
図面は本発明の実施例を示すもので、第1図は吊り金具
の正面図、第2図は吊り金具の側面図、第3図は鋼管吊
り上げ状態の正面図、第4図Aは吊り金具の装着作業状
態を示す説明図、第4図B,C,Dは吊り金具の取外し過程
を順を追って示す説明図、第5図は本発明の他の実施例
を示す正面図、第6図は鋼管の他の吊り上げ方法を示す
説明図である。 1……吊り金具 2……本体 3……引き手 4……挿入ピン 5……ピン受け部材 6……付勢部材 7……操作ロープ f……フランジ h……ボルト挿通孔 P……鋼管 W……吊りワイヤ

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】両端の接続用フランジに多数のボルト挿通
    孔を備えた鉄塔用鋼管をクレーンにて吊り上げるための
    吊り金具であって、 前記鋼管の荷重を支持する本体と、 前記クレーンの吊りワイヤに係止するために前記本体に
    取付けられた引き手と、 前記本体を軸線方向に移動自在に貫通し、本体から突出
    した先端側を前記鋼管のボルト挿通孔に挿入可能で、基
    端側において本体に対して抜け止めされた挿入ピンと、 前記挿入ピンの先端部を抜き差し自在に貫通させ、挿入
    ピンの先端部を貫通させた状態で前記本体との間に閉ル
    ープを形成することができるように本体に取付けられた
    ピン受け部材と、 前記挿入ピンを先端側へ付勢するように前記本体に取付
    けられた付勢部材と、 前記挿入ピンの先端側を前記ピン受け部材から引き抜く
    と共に、前記鋼管のボルト挿通孔から引き抜くために、
    挿入ピンの基端側に係止された操作ロープとを具備し、 前記引き手とピン受け部材とは、互いに一体回転自在に
    前記本体に軸着され、引き手が荷重を受けたときに回転
    モーメントが生じてピン受け部材が前記ピンとの係合状
    態を保つように相互延出角度が設定されており、 前記ピンが前記ピン受け部材を貫通した状態において、
    ピンがピン受け部材に当接してその回動を阻止するが、
    ピンがピン受け部材から抜け出た状態において、ピン受
    け部材が自由に回動して前記閉ループを開くことできる
    ように、ピンとピン受け部材の貫通孔との相互関係が設
    定されていることを特徴とする鉄塔用鋼管の吊り金具。
  2. 【請求項2】前記引き手が、前記ピン受け部材との相互
    角度を実質的に変更できるように、ピン受け部材との角
    度の異なる複数の吊りワイヤ係止部を備えていることを
    特徴とする鉄塔用鋼管の吊り金具。
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