JP5805824B2 - 伝送装置電力モニタ - Google Patents

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Description

[関連出願に対する相互参照]
本出願は、2008年4月11日に出願された米国仮出願第61/123,830号明細書の優先権を主張している。
[技術分野]
本出願は、順方向(forward)伝送線電力(transmission line power)及び逆方向(reflected)伝送線電力の両方の値を測定及び伝えるための、RF伝送装置(RF transmitters)及び伝送線をモニタする電気計測器に関するものである。
米国内では、ラジオ及びテレビジョン放送伝送システムの出力電力及び結果としての地理的範囲は、連邦通信委員会(FCC)によって規制されている。放送伝送に関してFCC規則Title 47, Part 73.644は一部次のように規定している。“出力電力を測定するために電気機器を用いる場合、該機器は、該機器の電気指示計器のフルスケールによって指示された測定値が、出力電力を±5%の精度で測定できるものでなければならない。”
インライン型(in-line)電力測定器は、出荷時点においては、伝送電力を±5%の範囲内で測定できるように設計及び製造されているが、すべての試験機器は、設計性能レベルを維持し、且つ、FCC規則に準拠するようにするために、定期的な較正(calibration)を必要とする。
放送用の用途に用いられている現在入手可能な電力測定機器を較正する方法では、較正を行う工場に機器を戻すために、伝送線から電力モニタを取り外す必要がある。この較正方法の大きな問題点は、システムからインライン型電力モニタが取り外されている間は、伝送装置を停止して一時的に予備の電力モニタに換えるか、または、一時的に伝送線を切り離さなければならないことである。そのため、伝送装置を停止しなければならないこととと、機器を取り外さなければならないことによる特有の不便さが原因で、多くの電力モニタはほとんどまたはまったく較正されていない。
工場で較正を行う方法に関するもう1つの問題点は、ほとんどの工場は、現場で使用される正確な電力レベル及び周波数を対象にして較正することができないことである。電力モニタのための検波器は、各周波数及び電力レベルにおいて均一で一定なレスポンスをしない。そのため、工場で較正された電力モニタは、工場で較正された電力レベル及び周波数で使用しない場合には、特有の不正確性を有することになる。較正の経年によるドリフトと相まって、これら不正確性によって伝送線電力を±5%の範囲内で測定することができず、FCC規則に準拠できなくしている。
これらの問題点のために、使用される場所における正確な電力レベル及び周波数で、伝送装置を停止せずにインラインで較正が可能な電力モニタのニーズが存在する。
本発明の機器は、上記ニーズを満足し、且つ、従来得ることができなかった他の機能及び長所をも提供する。
本発明は、伝送線に沿って順方向及び逆方向RF電力をモニタし、使用される場所における正確な電力レベル及び周波数で、伝送装置を停止せずにインラインで較正が可能な電気機器を提供する。
一部の実施例においては、伝送線の順方向及び逆方向電圧をサンプリングするために、順方向及び逆方向の方向性結合器(directional coupler)を使用する。結合器からのRF信号は、それぞれ順方向及び逆方向チャネルのための1組の電力分配器(power splitter)に伝送される。各電力分配器は、1組の出力を提供し、それぞれ一方はテストポートに送信され、他方は、二乗ダイオード検波回路(square-law diode detector circuit)に送信される。複数の検波回路は、サンプリングした順方向伝送線RF電圧及び逆方向伝送線RF電圧をそれぞれ小さい複数のDC電圧に変換する。
各小さいDC電圧は、それぞれ精密ゲインステージ(precision gain stage)によって増幅され、アナログ-デジタル変換器によってデジタル信号に変換され、システムのマイクロコントローラに送信される。マイクロコントローラは、信号に対して温度補正及び較正スケーリング(calibration scaling)を適用し、デジタル出力を生成する。デジタル出力は、デジタル・アナログ変換器によってアナログ信号に変換され、精密緩衝増幅ステージに向けられる。その後、これらの信号は、使用者が雄型DE9 9ピン D-subソケットを介して、遠隔モニタすることが可能なように作られる。
一部の実施例においては、伝送線の順方向電力を測定するために基準電力メータを順方向テストポートに接続し、基準電力メータに伝送線と順方向テストポートの間の減衰データを入力し、基準電力メータの示度を順方向電力表示装置と比較し、順方向電力表示装置の示度が、基準電力メータの示度と実質的に等しくなるまで順方向較正調整部(calibration adjustment)を適切に操作することで、順方向電力測定値はインラインで較正される。
一部の実施例においては、伝送線の逆方向電力を測定するために基準電力メータを逆方向テストポートに接続し、基準電力メータに伝送線と逆方向テストポートの間の減衰データを入力し、基準電力メータの示度を逆方向電力表示装置と比較し、逆方向電力表示装置の示度が、基準電力メータの示度と実質的に等しくなるまで逆方向較正調整部を適切に操作することで、逆方向電力測定値はインラインで較正される。
さらに、一部の実施例においては、マイクロコントローラまで及びマイクロコントローラを含む順方向及び逆方向の信号パス内の電気回路によって生じるオフセットを演算し且つ相殺することが可能である。電気回路は、較正ボタンを押して保持することで、伝送線のゼロ電力によって“ゼロに調整されて”(zeroed)おり、その間LEDが点滅している。較正ボタンを解除すると、個別の順方向及び逆方向チャネルに対してゼロ電力オフセットが演算され、ゼロ電力オフセットの補償が各チャネルに適用される。
一部の実施例は、メインの伝送線の伝送電圧のサンプルを提供するが、指向性を提供するように構成されていない第3の無指向性結合器(non-directional coupler)をさらに含む。
本発明の実施例の分解組立図である。 図1の装置を上から見た平面図である。 図1及び図2で用いられた電機部品の配置を図示するブロック図である。 図1,図2及び図3で示された部品の配線図である。 図1,図2,図3及び図4のマイクロコントローラに含まれたファームウェアのフローチャートである。 図1,図2,図3及び図4のマイクロコントローラに含まれたファームウェアのフローチャートである。 図1,図2,図3及び図4のマイクロコントローラに含まれたファームウェアのフローチャートである。 図1,図2,図3及び図4のマイクロコントローラに含まれたファームウェアのフローチャートである。 図1,図2,図3及び図4のマイクロコントローラに含まれたファームウェアのフローチャートである。 図1,図2,図3及び図4のマイクロコントローラに含まれたファームウェアのフローチャートである。 図1,図2,図3及び図4のマイクロコントローラに含まれたファームウェアのフローチャートである。 図1,図2,図3及び図4のマイクロコントローラに含まれたファームウェアのフローチャートである。 図1,図2,図3,図4及び図5の装置の電気回路図である。 図1,図2,図3,図4及び図5の装置の電気回路図である。 図1,図2,図3,図4及び図5の装置の電気回路図である。 図1,図2,図3,図4及び図5の装置の電気回路図である。 図1,図2,図3,図4及び図5の装置の電気回路図である。 図1,図2,図3,図4及び図5の装置の電気回路図である。 図1,図2,図3,図4及び図5の装置の電気回路図である。 図1,図2,図3,図4及び図5の装置の電気回路図である。
特に図面を参照すると、伝送装置を停止しない状態で動作して較正が可能な本発明の伝送装置電力モニタの実施例が示されている。
図1を参照すると、伝送装置電力モニタ100は、伝送装置端166及び負荷端167を有する伝送線部165を備えている。矩形の本体部170は、伝送線部165の頂部に固定されている。本体部170は、カバー175を有している。順方向及び逆方向の方向性結合器(forward and reflected directional coupler)101,102及び無指向性結合器(non-directional coupler)103が本体部170内に配置されている。好ましい実施の形態では、無指向性結合器103は、RF基板(RF board)185上に実装されており、RF基板185は、順方向及び逆方向結合器101,102の上に配置されている。全ての結合器101,102及び103はRF基板によって結合されている。
RF基板185の上には、ロジック基板186が配置され、結合されている。ロジック基板186は、雄型DE9 9ピン D-subソケット157、LED137及び順方向及び逆方向較正調整部130,131を有している。ソケット157は、カバー175を通してアクセス可能であり、LED137は、カバー175を通して視認することができる。順方向・逆方向較正調整部130,131にアクセスするためには、カバー175は、取り外さなければならない。同様に、順方向テストポート110、逆方向テストポート111及び無指向性テストポート112がRF基板185の上に配置され、結合されている。テストポート110,111及び112は、雌型“N”コネクタである。順方向及び逆方向テストポート110,111は、2ワット負荷180,181によって終端されている(terminated)。テストポート110,111及び112は、本体部170に固定されている。テストポート110,111及び112の較正情報を記載したステッカー187が本体部170に配置されている。
図2を参照すると、伝送装置電力モニタ200は、伝送装置端266及びアンテナ端267を有する伝送線部265から構成されている。本体部270は、伝送線265の表面に固定されている。本体部270は、カバー275を有している。雄型DE9 9ピン D-subソケット257はカバー275を通してアクセス可能であり、且つ、LED237はカバー275を通して視認可能である。順方向テストポート210、逆方向テストポート211及び無指向性テストポート212は、本体部170に固定されている。
図3を参照すると、順方向及び逆方向結合器301,302によって、伝送線電力の無線周波数(RF)電圧サンプルが利用可能になっている。好ましい実施例では、結合器301及び302の双方ともに、バードテクノロジーグループの部品番号7006A216である。結合器301,302によって提供されるメインの伝送線電力は、メインの伝送線電力のおよそ−55dBである。伝送線365は、伝送装置端366及びアンテナ端367を有している。順方向結合器は、伝送装置端366に配置されており、逆方向結合器は、アンテナ端367に配置されている。
順方向結合器301からのRF電圧サンプルは、順方向電力分配器305に伝送され、同時に、逆方向結合器302からのRF電圧サンプルは、逆方向電力分配器306に伝送される。電力分配器305及び306は、検波回路315,316のために適切な電圧レベルを定めることと、回路部品を絶縁するという2つの目的で抵抗減衰(resistive attenuation)も含んでいる。好ましい実施例では、電力分配器305及び306は、バードテクノロジーグループの部品番号7006A114であるRF回路アセンブリに含まれており、また、検波器315,316は、それぞれスカイリンク(Skylink)の部品番号SMS7630−005である。ただし、当業者が適切と考える他の電力分配器及び検波器を選択してもよいのはもちろんである。
順方向電力分配器305は、RF電圧を順方向テストポート310と順方向検波器315の双方に出力する。逆方向電力分配器306は、RF電圧を逆方向テストポート311と逆方向検波器316の双方に出力する。検波器315及び316は、二乗ダイオード検波器である。無指向性結合器303は、メインの伝送線の伝送電圧のサンプルを無指向性テストポート312に提供する。無指向性結合器303は、バードテクノロジーグループの部品番号7006A114であるRF回路アセンブリに含まれている。ただし、当業者が適切と考える他の無指向性結合器を選択してもよいのはもちろんである。
工場における較正の間、メインの伝送線365と各テストポート310,311及び312の間の大きさ(magnitude)及び周波数応答(frequency response)に関する減衰関係は、周波数の関数(function)として決定される。このデータがテストポートの較正データとなる。方向性を提供するように構成されていない無指向性テストポート312は、スペクトル・アナライザまたは変調解析ツール(modulation analysis tools)とともに、主としてメインの伝送線365のエネルギ波形解析に用いられる。好ましい実施例では、テストポート310,311及び312は、雌型“N”コネクタであるが、当業者が適切と考える他のタイプのポートを選択してもよいのはもちろんである。
順方向及び逆方向検波器315,316は、RF電圧を小さい複数の直流(DC)電圧に変換するためにダイオードを使用している。検波器315,316それぞれに対する入力は、検波器がそれぞれの動的特性の二乗領域(square law region)において常に動作するように、およそ最大−20dBmのレベルに設定されている。検波器315,316は、それぞれおよそ1mVの直流電圧を出力する。
順方向検波器315の出力は、順方向ゲインステージ320によって増幅され、逆方向検波器316の出力は、逆方向ゲインステージ321によって増幅される。ゲインステージ320,321は、精密オペアンプ(precision operational amplifiers)であるが、当業者が適切と考えるどのようなオペアンプを選択してもよいのはもちろんである。
好ましい実施例では、ゲインステージ320,321の出力は、計器の定格フルスケールにおいておよそ2ボルトDCである。ゲインステージ320,321は、アナログ・デバイシズ(Analog Devices)の部品番号AD8628であるが、当業者が適切と考えるどのようなオペアンプを選択してもよいのはもちろんである。
ゲインステージ320,321は、増幅されたDC電圧をアナログ-デジタル変換器325に出力する。順方向較正調整部(forward calibration adjustment)330、逆方向較正調整部(reflected calibration adjustment)331及び温度センサ340もアナログ-デジタル変換器325に信号を出力する。
好ましい実施例では、順方向較正調整部330及び逆方向較正調整部331は、ゲインステージ320,321の出力と比較可能なレベルのDC電圧を発生することが望ましいが、当業者が適切と考えるどのような電圧源及び電圧範囲を選択してもよいのはもちろんである。順方向較正調整部330及び逆方向較正調整部331は、それぞれ4.9kの抵抗を有する分圧回路内に5kのポテンショメータ(potentiometer)を備えてなる。アナログ-デジタル変換器325は、12ビットの分解能を有していることが望ましいが、当業者が適切と考えるどのようなアナログ-デジタル変換器を選択してもよいのはもちろんである。
アナログ-デジタル変換器325は、順方向ゲインステージ出力320、逆方向ゲインステージ321、順方向較正調整部330、逆方向較正調整部331及び温度センサ340からの信号をデジタル化し、マイクロコントローラ335に対してデジタル信号を送信する。温度センサ340は、検波器315,316に近接して配置されている。検波器315,316の出力は、周囲の空気の温度によって変動する。マイクロコントローラ335は、順方向及び逆方向検波器315,316の熱により誘導されたドリフトの影響を補償するために、温度センサ340のデジタル出力を、マイクロコントローラ335内に格納された(stored)検波器315,316の温度特性カーブ(temperature characterization curve)と組み合わせて用いる。好ましい実施例では、温度センサは、アナログ・デバイシズ(Analog Devices)のTMP36である。
マイクロコントローラ335は、較正ボタン336の出力も受信する。電力モニタ300は、伝送線365からマイクロコントローラ335までの間に配置された順方向及び逆方向チャネル信号パス(channel signal paths)及びマイクロコントローラを含む、電気回路(circuitry)によって生じるどのようなオフセットも、演算及び補償が可能である。このことは、伝送線365をゼロ電力が伝わっているときに、電力モニタ300の順方向及び逆方向チャネルが実質的にゼロに等しい電力レベルを出力することを確実にすることに役立つ。好ましい実施例では、この処理により、順方向及び逆方向結合器301,302、順方向及び逆方向電力分配器305,306、順方向及び逆方向検波器315,316、順方向及び逆方向ゲインステージ320,321、アナログ-デジタル変換器325、マイクロコントローラ335、伝送線365とマイクロコントローラ335の間のその他の回路によって生じるオフセットが補償される。
好ましい実施例では、回路はゼロ電力較正されている。すなわち、回路は、較正ボタン336を押して特定の時間長さ保持することで伝送線365内のゼロ電力によって“ゼロに調整されて”おり、その保持している間、LED337は点滅している。較正ボタン336を解除すると、順方向チャネルゼロ電力オフセット及び逆方向チャネルゼロ電力オフセットがそれぞれ演算され、ゼロ電力オフセットの補償が適用される。通常、この処理は、工場における較正の間、または、電力モニタ300が設置されている間、顧客が較正を行う際に現場で行われる。
マイクロコントローラ335は、LED337にゼロ電力オフセット較正状態の可視化指示を提供する出力を提供する。好ましい実施例では、LED337の状態は、次のようになっている:電力モニタ300が“ゼロに調整している”(being "zeroed")場合、LED337は消灯する;電力モニタ300が“ゼロに調整された”(is "zeroed")場合、LED337は点灯し、点灯した状態にある;電力モニタ300が“ゼロに調整されていない”(is not "zeroed")または“ゼロに調整していない”(is not being "zeroed")場合、LED337は点滅する。
マイクロコントローラ335の主な役割は、アナログ-デジタル変換器325からのデータのいくらかのデジタル平均化(digital averaging)を提供すること、温度補正を行う手段を提供すること、ゼロオフセット電力補正を行う手段を提供すること、及び、順方向及び逆方向較正調整部330,331によって決定された順方向及び逆方向チャネルゲイン比補正を適用することである。マイクロコントローラは、マイクロコントローラのファームウェアによって確立された全体回路ゲイン比補正のセッティングに対して、順方向及び逆方向較正調整部330,331を相互に関係させ、それぞれのチャネルに適切なゲイン比補正を適用する。
マイクロコントローラ335は、温度補正、ゼロ電力オフセット補正及び回路ゲイン比補正をデジタルの順方向及び逆方向チャネル信号に適用し、補正されたデジタルの順方向及び逆方向チャネル信号を、アナログDC電圧に変換するデジタル-アナログ変換器345に出力する。デジタル-アナログ変換器345の出力は調整可能であり、それによって高出力の基準を用いてシステム全体を較正することができる。デジタル-アナログ変換器345は、順方向及び逆方向の補正されたDC電圧のそれぞれを、順方向バッファ(buffer)350及び逆方向バッファ351に送信する。バッファ350,351は、低電源インピーダンスが機器をおいて可能にすることを確かにする、精密ゲインステージであり、その結果電気ノイズの可能性を最小にする。好ましい実施例で用いられているゲインステージは、精密オペアンプであるが、当業者が適切と考えるどのような精密ゲインステージを選択してもよいのはもちろんである。
順方向バッファ350の出力である補正されたDC電圧は、順方向較正電力出力部355に送信され、逆方向バッファ351の出力である補正されたDC電圧は、逆方向較正電力出力部356に送信される。好ましい実施例では、較正電力出力部356,356は、伝送装置電力モニタの本体に設けられた雄型DE9 9ピン D-subソケットであるが、当業者が適切と考えるどのような出力手段を選択してもよいのはもちろんである。好ましい実施例では、伝送装置電力モニタは、較正電力出力部355,356において、0−4VDCを提供する。この電圧は、メインの伝送線電力に線形的に比例し、もし特定の伝送装置電力モニタが4.0Vにおいて10kWフルスケールの出力領域を有していた場合、2.0Vの場合の出力は、5kWに一致する。較正電力出力部355,356は、線形の0−4VDCを提供するが、当業者が適切と考えるどのような出力スケール及び出力範囲を選択してもよいのはもちろんである。
使用者は、順方向電力表示装置360を順方向電力補正済出力部355に、逆方向電力表示装置361を逆方向電力補正済出力部356に接続することで、順方向及び逆方向の電力レベルをモニタすることができる。順方向及び逆方向電力表示装置360,361は、補正されたDC電圧と同等のフルスケールの電力を表示することができる。電力表示装置360,361のタイプは、アナログのメータでもコンピュータシステムであってもよいが、当業者が適切と考えるどのような表示装置を選択してもよいのはもちろんである。
さらに、電力モニタを“ゼロにする”ことに加えて、使用者は、実際の動作条件下において、且つ、電力モニタ300が使用される正確な電力レベル及び周波数において、チャネルにゲイン比補正を適用することで、順方向及び逆方向電力測定器を個別に較正することができ、方向性結合器の周波数応答及び検波器の線形性(linearity)に関連した誤差を最小にすることができる。
ある実施例においては、電力モニタの順方向測定値は、伝送線365の順方向電力を測定するために基準電力メータを順方向テストポート310に接続し、基準電力メータに伝送線365と順方向テストポート310の間の減衰データを入力し、順方向電力チャネルが伝送線365の順方向電力と正しく一致するまで順方向較正調整部330を適正に操作することで、インラインで較正される。好ましい実施例では、順方向電力チャネルの出力は、順方向較正電力出力部355に接続された順方向電力表示装置360を用いて確かめられる。
順方向電力の測定を較正するもう1つの方法として、順方向テストポート310に正確な基準電力メータを接続し、順方向テストポート310と伝送線365の間に正確な減衰関係を確立するために、基準電力メータに順方向テストポート310の減衰データを入力する。減衰データを入力する際、基準電力メータの示度は、伝送線365の順方向電力と等しい。較正処理は、順方向電力表示装置360の示度が基準電力メータの示度と実質的に等しくなるように順方向較正調整部330に従って電力モニタを調整することで完了される。順方向電力表示装置360の示度は、順方向電力表示装置360の示度が基準電力メータの示度の±1%の範囲内のとき、基準電力メータの示度と実質的に等しい。順方向電力表示装置360の示度が基準電力メータの示度と等しくなるまで順方向較正調整部330を調整することが望ましい。
ある実施例においては、電力モニタの逆方向測定値は、伝送線365の逆方向電力を測定するために基準電力メータを逆方向テストポート311に接続し、基準電力メータに伝送線365と逆方向テストポート311の間の減衰データを入力し、逆方向電力チャネルが伝送線365の逆方向電力と正しく一致するまで逆方向較正調整部331を適正に操作することで、インラインで較正される。好ましい実施例では、逆方向電力チャネルの出力は、逆方向較正電力出力部356に接続された逆方向電力表示装置361を用いて確かめられる。
逆方向電力の測定を較正するもう1つの方法として、逆方向テストポート311に正確な基準電力メータを接続し、逆方向テストポート311と伝送線365の間に正確な減衰関係を確立するために、基準電力メータに逆方向テストポート311の減衰データを入力する。減衰データを入力する際、基準電力メータの示度は、伝送線365の逆方向電力と等しい。較正処理は、逆方向電力表示装置361の示度が基準電力メータの示度と実質的に等しくなるように逆方向較正調整部331に従って電力モニタを調整することで完了される。逆方向電力表示装置361の示度は、逆方向電力表示装置361の示度が基準電力メータの示度の±1%の範囲内のとき、基準電力メータの示度と実質的に等しい。逆方向電力表示装置361の示度が基準電力メータの示度と等しくなるまで逆方向較正調整部331を調整することが望ましい。
さらに、他の実施例においては、使用者は、順方向及び逆方向チャネル信号パスを含む、個々の回路部品のゲインと減衰を操作することを通じて、順方向及び逆方向チャネルのゲイン比を補正することで、順方向及び逆方向チャネルの出力を較正することが可能である。回路部品は、ゲインステージ320,321及びバッファ350,351を含む。ゲイン及び減衰を操作する際には、使用者は、検波器315,316の動作を二乗領域の範囲内に収めるように注意をしなければならない。好ましい実施例では、順方向及び逆方向チャネルゲイン比は、10:1である。
さらに、他の実施例においては、使用者は、マイクロコントローラ335を適切なマイクロプロセッサ、専用集積回路(application specific integrated circuit)、フィールド・プログラマブル・ゲート・アレイ(field programmable gate array)またはディスクリート回路(discrete circuit)に取り替えることを検討してもよい。順方向及び逆方向ゲインステージ320,321、アナログ-デジタル変換器325、デジタル-アナログ変換器345及び順方向及び逆方向バッファ350,351の機能は、オンボードマイクロコントローラ335で実現するようにしてもよい。
図4に図示された実施例を参照すると、アナログ-デジタル変換器425、マイクロコントローラ435、デジタル-アナログ変換器445、逆方向バッファ451及び順方向バッファ450のピン接続を示唆する配線図が図示されている。単純化するために、電源接続、接地接続、キャパシタ、抵抗及びその他の部品は図示していない。
アナログ-デジタル変換器425は、1ピンにおいて逆方向較正調整部431からの、2ピンにおいて順方向較正調整部430からの、3ピンにおいて逆方向ゲインステージ421からの、5ピンにおいて順方向ゲインステージ420からの、6ピンにおいて温度センサ440からの、19ピンにおいてクロック426からの入力を受信する。好ましい実施例では、アナログ-デジタル変換器は、テキサス・インスツルメンツ(Texas Instrument)の部品番号ADS7844であるが、当業者が適切と考えるどのようなアナログ-デジタル変換器を選択してもよいのはもちろんである。
マイクロコントローラ435は、33ピンにおいて較正ボタン436からの入力を受信し、3ピンにおいてクロックパルスを出力し、且つ、35ピンからLED437に対して信号を出力する。図4からわかる通り、アナログ-デジタル変換器425の18,16,17,15及び19ピンは、マイクロコントローラ435の41,43,1,2及び3ピンに接続されている。好ましい実施例では、マイクロコントローラは、アムテル(Amtel)のATMEGA16L8AUである。
デジタル-アナログ変換器445に着目すると、図4に示されているように、マイクロコントローラ435の1,3,19及び20ピンは、デジタル-アナログ変換器445の9,16,11及び15ピンに接続されている。好ましい実施例では、デジタル-アナログ変換器445は、Analog Deviceの部品番号AD5555であるが、当業者が適切と考えるどのようなデジタル-アナログ変換器を選択してもよいのはもちろんである。
次に、逆方向及び順方向バッファ451,450に着目すると、逆方向バッファ451の6及び2ピンは、デジタル-アナログ変換器445の1及び3ピンに接続されている。同時に、順方向バッファ450の2及び6ピンは、デジタル-アナログ変換器445の6及び8ピンに接続されている。好ましい実施例では、逆方向バッファ451及び順方向バッファ450の双方ともに、オフセット電圧及びドリフトが低いことからアナログ・デバイシズ(Analog Devices)の部品番号AD8628を選択したが、当業者が適切と考えるどのようなオペアンプを選択してもよいのはもちろんである。
デジタル-アナログ変換器445及びバッファ451,450は、正電圧出力用に構成されている。逆方向較正電力出力部456は、逆方向バッファ451の6ピンから取得され、一方、順方向較正電力出力部455は、順方向バッファ450の6ピンから取得される。好ましい実施例では、バッファ451及び450は単一のゲインのために構成されているが、当業者が適切と考えるどのような構成を選択してもよいのはもちろんである。
図5A乃至H及び図3を参照して、いくつかの構成要素を説明する。図5A乃至Hは、マイクロコントローラ335に含まれたファームウェアのフローチャートである。ステージ500及び502では、マイクロコントローラ335の電源を投入し、変数を初期化し、calMode、newCalBuffer及びnewInputDataフラグをクリアし、0からcalButtonTimerを開始し、UPDATECOUNTからadTimerを開始し、且つ、メモリから順方向及び逆方向ゼロ電力オフセットカウントを検索する。好ましい実施例では、UPDATECOUNT=3である。
ステージ504では、プログラムは順方向及び逆方向ゼロ電力オフセットカウントがプログラムによって指定されている限度内にあるか検証を行う。もしゼロ電力オフセットカウントのうちの1つが指定された限度内にない場合には、ゼロ電力オフセットカウントのために既定のゼロ電力オフセットカウントを読み込み、calDoneのフラグをクリアする。プログラムは、両方のゼロ電力オフセットカウントを検証してから、ステージ506に進む。もしゼロ電力オフセットカウントが指定された限度内にある場合には、calDoneのフラグをセットし、プログラムはステージ506に進む。好ましい実施例では、順方向または逆方向電力オフセットカウントは、ゼロ電力オフセットカウントがMAXZEROOUTよりも小さいか等しく、且つ、0より大きいという両方の要件を満たさない場合に、指定された限度内にない。さらに、好ましい実施例では、既定のゼロ電力オフセットカウントは、0である。
ステージ506では、プログラムは、calModeのフラグの状態を考慮する。もしcalModeのフラグがセットされていれば、プログラムは、LED337を消灯して、ステージ510に進む。もしcalModeのフラグがセットされていなければ、プログラムは、ステージ508に進む。ステージ508では、プログラムは、calDoneのフラグがセットされていなければLED337を点滅させるが、calDoneのフラグがセットされていればLED337を点灯させる。ステージ508に続いて、ステージ510では、adTimerの状態を考慮する。もしadTimerがUPDATECOUNTよりも小さいまたは等しい場合、プログラムは、ステージ520に進む。しかしながら、プログラムは、adTimerがUPDATECOUNTよりも大きい場合には、ステージ512に進む。
ステージ512からステージ518では、アナログ-デジタル変換器325から受信した情報を用いて、入力データを作成する。入力データは、一連のアレイ(series of array)から構成されており、それぞれのタイプのデータはアナログ-デジタル変換器325から送信されている。アナログ-デジタル変換器325は、順方向較正調整部330、順方向ゲインステージ320、温度センサ340、逆方向ゲインステージ321及び逆方向較正調整部331から、変換されたデータをマイクロコントローラ335に送信する。各アレイに含まれる要素(elements)は、フィルタ値(filter value)と等しい。好ましい実施例では、フィルタ値は16であるが、当業者が適切と考える要素の数を用いてもよいのはもちろんである。
ステージ512では、アナログ-デジタルチャネルが7より大きい場合、チャネルnを0にセットし、アナログ-デジタル変換器から受信した情報を、アレイの現在の指標値(index value)で現在のチャネルnのバッファ(buffer)に格納する。アナログ-デジタルチャネルが7より大きくない場合、プログラムは、アナログ-デジタル変換器から受信した情報をアレイの現在の指標値でチャネルnのバッファに格納する。次のステージ514では、アナログ-デジタルチャネルが7と等しくない場合、プログラムは、チャネルを増加し、ステージ520に進む。アナログ-デジタルチャネルが7と等しい場合、チャネルを0にセットし、指標値を増加し、プログラムは、ステージ516に進む。ステージ516では、指標値がフィルタよりも大きい場合、プログラムは、指標値を0と等しくなるようにセットし、newInputDataのフラグをセットし、入力データの更新が準備できたことを知らせて、ステージ518に進む。指標値がフィルタよりも大きくない場合、プログラムは、newInputDataのフラグをセットし、入力データの更新が準備できたことを知らせて、ステージ518に進む。
ステージ518では、calModeのフラグを調べる。calModeのフラグがセットされていなければ、adTimerを0から再スタートし、プログラムはステージ520に進む。しかしながら、calModeのフラグがセットされていれば、newCalBufferのフラグをセットし、adTimerを0から再スタートし、プログラムはステージ520に進む。ステージ520に進み、newInputDataのフラグがクリアされていれば、アナログ-デジタル変換器325からの入力データの更新が利用不可であり、プログラムは、ステージ530に進む。newInputDataのフラグがセットされていれば、入力データの更新が利用可能であり、入力データを平均化し、且つ、温度センサ340の入力に基づいて温度補正を演算する。好ましい実施例の温度補正の演算式は、次の通りである。
(4.106e-07*(温度センサ入力値)2)+(-4.952e-04*温度センサ入力値)+0.9830
温度補正を演算した後、プログラムは、ステージ522に進む。
ステージ522では、calModeのフラグがセットされていれば、順方向電力出力カウント(forward power input count)を順方向電力入力カウントと等しくセットし、デジタル-アナログ変換器345へ出力するために測定を行う。順方向電力入力カウントは、順方向ゲインステージ320からの平均入力値と等しい。好ましい実施例では、デジタル-アナログ変換器345に送信された順方向電力出力カウントは、(順方向電力出力カウント)*(ADSCALE)に等しい(ただし、ADSCALE=4)。
calModeのフラグがセットされていなければ、順方向電力入力カウントは、温度補正演算式に基づいて順方向電力入力カウントを乗算することで温度補正される。順方向電力入力カウントは、順方向ゲインステージ320からの平均化された入力値と等しい。ステージ524に進む前に、順方向電力入力カウントから順方向ゼロ電力オフセットカウントを減ずることで、順方向電力入力カウントを“ゼロに補正する”。
ステージ524では、順方向較正調整部330からの平均入力値が、定義済みの(predefined)最小閾値よりも小さい場合、順方向電力入力カウントに最小順方向ゲイン比補正を適用し、デジタル-アナログ変換器345に出力するために順方向電力入力カウントを測定する。好ましい実施例では、予め決定されている(predetermined)最小閾値は2080であり、デジタル-アナログ変換器345に送信される順方向電力出力カウントは、(順方向電力入力カウント)*(POTMINSCALE)*(ADSCALE)と等しい(ただし、POTMINSCALE=1.0、ADSCALE=4)。ADSCALEの値は、デジタル-アナログ変換器345に出力する順方向電力入力カウントを測定するために使用する。ゲイン比補正は、POTMINSCALEの値を通じて提供される。
しかしながら、順方向較正調整部330からの平均入力値が、定義済みの最大閾値を超える場合、順方向電力入力カウントに最大順方向ゲイン比補正を適用し、デジタル-アナログ変換器345に出力するために順方向電力入力カウントを測定する。好ましい実施例では、予め決定されている最大閾値は3680であり、デジタル-アナログ変換器345に出力される順方向電力出力カウントは、(順方向電力入力カウント)*(POTMAXSCALE)*(ADSCALE)と等しい(ただし、POTMAXSCALE=2.0、ADSCALE=4)。ADSCALEの値は、デジタル-アナログ変換器345に出力する順方向電力入力カウントを測定するために使用する。ゲイン比補正は、POTMINSCALEの値を通じて提供される。
しかしながら、順方向較正調整部330からの平均入力値が、最小閾値と最大閾値の間にある場合、順方向電力入力カウントにゲイン比補正を適用するために、順方向較正調整部330からの平均入力値を使用する。デジタル-アナログ変換器345に出力するために順方向電力入力カウントも測定する。好ましい実施例では、デジタル-アナログ変換器345に出力される順方向電力入力カウントは、((順方向電力入力カウント)*((順方向較正調整部からの平均入力値/(POTSCALE))-POTCONSTANT))*(ADSCALE)と等しい(ただし、POTSCALE=1600、POTCONSTANT=0.3及びADSCALE=4)。ADSCALEの値は、デジタル-アナログ変換器に出力する順方向電力入力カウントを測定するために使用する。ゲイン比補正は、(順方向較正調整部からの平均入力値/(POTSCALE))-(POTCONSTANT)によって提供される。
順方向電力入力カウントにゲイン比補正を適用し、且つ、デジタル-アナログ変換器のための順方向電力入力カウントを測定してから、プログラムはステージ526に進む。
ステージ526では、calModeのフラグがセットされていれば、逆方向電力出力カウントを逆方向電力入力カウントと等しくセットし、デジタル-アナログ変換器345に出力するために測定を行う。逆方向電力入力カウントは、逆方向ゲインステージ321からの平均入力値と等しい。好ましい実施例では、デジタル-アナログ変換器345に送信された逆方向電力出力カウントは、(逆方向電力出力カウント)*(ADSCALE)に等しい(ただし、ADSCALE=4)。
calModeのフラグがセットされていなければ、逆方向電力入力カウントは、温度補正演算式に基づく逆方向電力入力カウントを乗算することで温度補正される。逆方向電力入力カウントは、逆方向ゲインステージ321からの平均化された入力値と等しい。逆方向電力入力カウントは、ステージ528に進む前に、逆方向ゼロ電力オフセットカウントを逆方向電力入力カウントから減ずることで“ゼロに補正される”。
ステージ528では、逆方向較正調整部331からの平均入力値が、定義済みの最小閾値よりも小さい場合、逆方向電力入力カウントに最小逆方向ゲイン比補正を適用し、デジタル-アナログ変換器345に出力するために逆方向電力入力カウントを測定する。好ましい実施例では、予め決定されている最小閾値は2080であり、デジタル-アナログ変換器345に送信される逆方向電力出力カウントは、(逆方向電力入力カウント)*(POTMINSCALE)*(ADSCALE)と等しい(ただし、POTMINSCALE=1.0、ADSCALE=4)。ADSCALEの値は、デジタル-アナログ変換器345に出力する逆方向電力入力カウントを測定するために使用する。ゲイン比補正は、POTMINSCALEの値を通じて提供される。
しかしながら、逆方向較正調整部331からの平均入力値が、定義済みの最大閾値を超える場合、逆方向電力入力カウントに最大逆方向ゲイン比補正を適用し、デジタル-アナログ変換器345に出力するために逆方向電力入力カウントを測定する。好ましい実施例では、予め決定されている最大閾値は3680であり、デジタル-アナログ変換器345に出力される逆方向電力出力カウントは、(逆方向電力入力カウント)*(POTMAXSCALE)*(ADSCALE)と等しい(ただし、POTMAXSCALE=2.0、ADSCALE=4)。ADSCALEの値は、デジタル-アナログ変換器345に出力する逆方向電力入力カウントを測定するために使用する。ゲイン比補正は、POTMINSCALEの値を通じて提供される。
しかしながら、逆方向較正調整部331からの平均入力値が、最小閾値と最大閾値の間にある場合、デジタル-アナログ変換器345に出力するための逆方向電力入力カウントを測定するために、逆方向較正調整部331からの平均入力値を使用する。好ましい実施例では、デジタル-アナログ変換器345に出力される逆方向電力入力カウントは、((逆方向電力入力カウント)*((逆方向較正調整部からの平均入力値/(POTSCALE)-(POTCONSTANT))*(ADSCALE)と等しい(ただし、POTSCALE=1600、POTCONSTANT=0.3及びADSCALE=4)。ADSCALEの値は、デジタル-アナログ変換器に出力する逆方向電力入力カウントを測定するために使用する。ゲイン比補正は、(逆方向較正調整部からの平均入力値/(POTSCALE))-(POTCONSTANT)によって提供される。
出力するために逆方向電力カウントを測定した後、newInputdataのフラグをクリアし、プログラムはステージ530に進む。
ステージ530では、順方向及び逆方向電力出力カウントが、デジタル-アナログ変換器345に送信される。順方向または逆方向電力出力カウントが負(negative)であった場合、カウントをデジタル-アナログ変換器345に出力する前に、負のカウントを0で置き換える。順方向及び逆方向電力出力カウントが、閾値よりも大きい場合、カウントをデジタル-アナログ変換器345に出力する前に、閾値レベルを超えるカウントを既定のカウントと置き換える。好ましい実施例では、16383を超えるカウントを、既定のカウントである16383に置き換える。アナログの順方向及び逆方向電力出力カウントをデジタル-アナログ変換器345から順方向バッファ350及び逆方向バッファ351に送信する。
ステージ530に続くステージ532では、プログラムは、較正ボタン336が押し下げられているかを調べる(investigate)。較正ボタン336が押し下げられておらず、且つ、calModeのフラグがクリアされていた場合、プログラムは、calButtonTimerを0から再スタートし、newCalBufferのフラグをクリアし、ステージ506に進む。しかしながら、較正ボタン336が押し下げられているか、または、calModeのフラグがセットされていると、プログラムは、ステージ534に進む。
ステージ534では、プログラムは、較正ボタン336、タイマ及びcalModeのフラグの状態を調べる(examine)。較正ボタン336が押し下げられており、タイマが10より大きく、且つ、calModeのフラグがクリアされている場合、プログラムは、ステージ506に進む前に、calModeのフラグをセットし、calDone及びnewCalBufferのフラグをクリアする。較正ボタン336が解除されており、タイマが10より小さく、または、calModeのフラグがセットされている場合、プログラムは、ステージ536に進む。好ましい実施例では、マイクロコントローラ335の33ピンがローレベルに落とされるたびに、マイクロコントローラ335は較正ボタンが押し下げられたことを検知する。マイクロコントローラ335の33ピンは、雄型DE9 9ピン D-subソケットの9ピンに接続されている。
ステージ536では、較正ボタン336が押し下げられており、calModeのフラグがクリアされており、またはcalDoneのフラグがセットされている場合、プログラムは、ステージ506に進む。しかしながら、較正ボタン336が解除されており、calModeのフラグがセットされており、且つ、calDoneのフラグがクリアされている場合、プログラムはステージ538に進む。ステージ538に進み、newCalBufferがセットされていないと、プログラムは、ステージ506に進む。しかしながら、newCalBufferのフラグがセットされており、順方向及び逆方向ゼロ電力オフセットカウントのメモリがクリアされている場合、温度補正ファクタを演算し、プログラムは、ステージ540に進む。
ステージ540では、順方向ゼロ電力オフセットカウントが予め定められた閾値内にある場合、温度補正ファクタを順方向ゼロ電力オフセットカウントに適用し、温度補正された順方向ゼロ電力オフセットカウントをメモリに格納し、プログラムは、ステージ542に進む。順方向ゼロ電力オフセットカウントは、順方向ゲインステージ320から受信した平均入力値である。
しかしながら、順方向ゼロ電力オフセットカウントが予め定められた閾値内にない場合、既定の順方向ゼロ電力オフセットカウントをメモリに格納し、プログラムは、ステージ542に進む。好ましい実施例では、ゼロよりも大きく、且つ、MAXZEROOUTよりも小さいまたは等しい場合に、順方向ゼロ電力オフセットカウントは予め定められた範囲にある(ただし、MAXZEROOUT=200)。さらに、好ましい実施例では、既定の順方向ゼロ電力オフセットカウントは0である。
ステージ542では、逆方向ゼロ電力オフセットカウントが予め定められた閾値内にある場合、温度補正ファクタを逆方向ゼロ電力オフセットカウントに適用し、温度補正された逆方向ゼロ電力オフセットカウントをメモリに格納し、プログラムは、ステージ544に進む。逆方向ゼロ電力オフセットカウントは、逆方向ゲインステージ321から受信した平均入力値である。
しかしながら、逆方向ゼロ電力オフセットカウントが予め定められた閾値内にない場合、既定の逆方向ゼロ電力オフセットカウントをメモリに格納し、プログラムは、ステージ544に進む。好ましい実施例では、ゼロよりも大きく、且つ、MAXZEROOUTよりも小さいまたは等しい場合に、逆方向ゼロ電力オフセットカウントは予め定められた範囲にある(ただし、MAXZEROOUT=200)。さらに、好ましい実施例では、既定の逆方向ゼロ電力オフセットカウントは0である。
ステージ544では、ステージ506に進む前に、較正温度をメモリに格納し、calDoneのフラグをセットして、calModeのフラグをクリアする。
図5のフローチャートと関連した上述の既定値、閾値または範囲値、演算式及びプログラム構造は、好ましい実施例における見本である。しかしながら、当業者であれば、その者が適切と考える他の値、演算式、または、プログラム構造を用いることが予想される。
図6A乃至Hを参照すると、図6A及びBは、伝送装置電力モニタの実施例のRF基板の電気回路図である。図6C乃至Fは、伝送装置電力モニタの実施例のロジック基板の電気回路図である。図6Gは、伝送装置電力モニタの実施例の電力基板の電気回路図である。図6Hは、伝送装置電力モニタの第2の実施例の電力基板の電気回路図である。
本発明は、特定の実施例に対応して説明されているが、当業者にとって、本発明について多くの他の態様や変更が可能であることは明らかである。添付の請求の範囲及び本発明の概要は、本発明の精神及び範囲に含まれる、そのような明らかな態様や変更を包含するものであると解釈されるべきである。
利点(benefits)、他の長所(advantages)及び課題の解決方法は、上述のように、特定の実施例に関連して説明した。しかしながら、利点、長所、解決方法を生じさせるまたは明らかにする利点、長所、課題の解決方法及び他の要素は、どの請求の範囲または全ての請求の範囲についても、決定的で(critical)、必須で(required)、不可欠な機能または要素であると解釈されるべきではない。上記で用いている、“含む(comprises)”、“含んでいる(comprising)”や他の変形は、非排他的な包括関係(non-exclusive incusion)を意図しており、要素のリストを含む工程(process)、方法(method)、物品(article)または装置は、その要素だけを含むものではなく、明確にリストされていないまたはそのような工程、方法、物品または装置に固有な他の要素も含むものである。さらに、この中でどの要素も、明示的に“不可欠”または“必須”であると表現されていない限り、本発明を実施するのに必要とされない。

Claims (13)

  1. 無線周波数伝送装置とアンテナとの間の伝送線を一方向に伝播する無線周波数電力をサンプリングするように構成された結合器を備え、前記無線周波数電力はレベルを有しており、前記結合器は、前記無線周波数電力のレベルに比例した無線周波数電圧を生成するように構成されており、
    前記無線周波数電圧を受信し且つテストポート及び検波器に前記無線周波数電圧を出力する電力分配器を備え、前記テストポートは、前記伝送線と既知の数学的関係を有し且つ基準電力メータと接続するように構成されており、
    前記検波器は、前記無線周波数電圧をアナログDC電圧に変換するように構成されており、
    較正調整信号を出力するように構成された較正調整部を備え、
    前記アナログDC電圧及び前記較正調整信号を受信し、デジタルDC電圧及びデジタル較正調整信号に変換するように構成されたアナログ-デジタル変換器を備え、前記アナログ-デジタル変換器は、前記デジタルDC電圧及び前記デジタル較正調整信号を補正回路に送信し、
    前記補正回路は、前記デジタルDC電圧にゲイン比補正を適用し、補正されたデジタルDC電圧を生成するように構成されており、前記補正回路は、さらにデジタル-アナログ変換器に前記補正されたデジタルDC電圧を出力し、前記ゲイン比補正は、前記デジタル較正調整信号によって決定され、
    前記デジタル-アナログ変換器は、前記補正されたデジタルDC電圧を補正されたDC電圧に変換するように構成されており、
    前記補正されたDC電圧を出力するように構成された較正電力出力部とを備えている電力モニタの使用方法であって、
    前記基準電力メータを前記テストポートに接続するステップと、
    前記基準電力メータを、前記無線周波数伝送装置が標準電力レベル及び周波数で放送を行っている間に、前記伝送線から無線周波数電力レベル測定値を得るために使用するステップと、
    前記無線周波数電力レベル測定値を、前記較正電力出力部から受信した前記補正されたDC電圧と比較するステップと、
    前記補正されたDC電圧が、前記無線周波数電力レベル測定値と比べて望ましい範囲外にある場合に、前記補正されたDC電圧が前記無線周波数電力レベル測定値に比べて望ましい範囲内に収まるように前記較正調整部の出力を調整するステップとからなることを特徴とする電力モニタの使用方法。
  2. 前記補正されたDC電圧が前記無線周波数電力レベル測定値と線形比例している場合に、前記補正されたDC電圧が前記無線周波数電力レベル測定値に比べて望ましい範囲内にあることを特徴とする請求項1に記載の電力モニタの使用方法。
  3. 前記基準電力メータを前記テストポートに接続するステップは、前記基準電力メータに前記伝送線及び前記テストポートの間の前記既知の数学的関係を入力することを含むことを特徴とする請求項1に記載の電力モニタの使用方法。
  4. 無線周波数伝送装置とアンテナとの間の伝送線を一方向に伝播する無線周波数電力をサンプリングするように構成された結合器を備え、前記無線周波数電力はレベルを有しており、前記結合器は、前記無線周波数電力のレベルに比例した無線周波数電圧を生成するように構成されており、
    前記無線周波数電圧を受信し且つテストポート及び検波器に前記無線周波数電圧を出力する電力分配器を備え、前記テストポートは、前記伝送線と既知の数学的関係を有し且つ基準電力メータと接続するように構成されており、
    前記検波器は、前記無線周波数電圧をアナログDC電圧に変換するように構成されており、
    較正調整信号を出力するように構成された較正調整部を備え、
    前記アナログDC電圧及び前記較正調整信号を受信し、デジタルDC電圧及びデジタル較正調整信号に変換するように構成されたアナログ-デジタル変換器を備え、前記アナログ-デジタル変換器は、前記デジタルDC電圧及び前記デジタル較正調整信号を補正回路に送信し、
    前記補正回路は、前記デジタルDC電圧にゲイン比補正を適用し、補正されたデジタルDC電圧を生成するように構成されており、前記補正回路は、さらにデジタル-アナログ変換器に前記補正されたデジタルDC電圧を出力し、前記ゲイン比補正は、前記デジタル較正調整信号によって決定され、
    前記デジタル-アナログ変換器は、前記補正されたデジタルDC電圧を補正されたDC電圧に変換するように構成されており、
    前記補正されたDC電圧を出力するように構成された較正電力出力部とを備えている電力モニタの使用方法であって、
    前記電力モニタは、前記補正されたDC電圧を、示度を示す電力表示装置に出力する手段をさらに備えており、
    前記基準電力メータを前記テストポートに接続するステップと、
    前記基準電力メータを、前記無線周波数伝送装置が標準電力レベル及び周波数で放送を行っている間に、前記伝送線から無線周波数電力レベル測定値を得るために使用するステップと、
    前記無線周波数電力レベル測定値を、前記電力表示装置の示度と比較するステップと、
    前記電力表示装置の示度が、前記無線周波数電力レベル測定値に比べて望ましい範囲外にある場合に、前記電力表示装置の示度が前記無線周波数電力レベル測定値に比べて望ましい範囲内に収まるように、前記較正調整部の出力を調整するステップとからなることを特徴とする電力モニタの使用方法。
  5. 前記電力表示装置の示度が実質的に前記無線周波数電力レベル測定値と等しい場合に、前記電力表示装置の示度が前記無線周波数電力レベル測定値に比べて望ましい範囲内に収まっており、前記電力表示装置は、フルスケールの電力示度を表示するように構成されていることを特徴とする請求項4に記載の電力モニタの使用方法。
  6. 基準電力メータを前記テストポートに接続するステップは、前記基準電力メータに前記伝送線及び前記テストポートの間の前記既知の数学的関係を入力することを含むことを特徴とする請求項4に記載の電力モニタの使用方法。
  7. 無線周波数伝送装置とアンテナとの間の伝送線を一方向に伝播する無線周波数電力をサンプリングするように構成された結合器を備え、前記無線周波数電力はレベルを有しており、前記結合器は、前記無線周波数電力のレベルに比例した無線周波数電圧を生成するように構成されており、
    前記無線周波数電圧を受信し且つテストポート及び検波器に前記無線周波数電圧を出力する電力分配器を備え、前記テストポートは、前記伝送線と既知の数学的関係を有し且つ基準電力メータと接続するように構成されており、
    前記検波器は、前記無線周波数電圧をアナログDC電圧に変換するように構成されており、
    較正調整信号を出力するように構成された較正調整部を備え、
    前記アナログDC電圧及び前記較正調整信号を受信し、デジタルDC電圧及びデジタル較正調整信号に変換するように構成されたアナログ-デジタル変換器を備え、前記アナログ-デジタル変換器は、前記デジタルDC電圧及び前記デジタル較正調整信号を補正回路に送信し、
    前記補正回路は、前記デジタルDC電圧にゲイン比補正を適用し、補正されたデジタルDC電圧を生成するように構成されており、前記補正回路は、さらにデジタル-アナログ変換器に前記補正されたデジタルDC電圧を出力し、前記ゲイン比補正は、前記デジタル較正調整信号によって決定され、
    前記デジタル-アナログ変換器は、前記補正されたデジタルDC電圧を補正されたDC電圧に変換するように構成されており、
    前記補正されたDC電圧を出力するように構成された較正電力出力部とを備えている電力モニタの使用方法であって、
    前記電力モニタは、前記補正されたDC電圧を、示度を示す電力表示装置に出力する手段をさらに備えており、
    前記基準電力メータを前記テストポートに接続するステップと、
    前記基準電力メータを、前記無線周波数伝送装置が標準電力レベル及び周波数で放送を行っている間に、前記伝送線から無線周波数電力レベル測定値を得るために使用するステップと、
    前記無線周波数電力レベル測定値を、前記電力表示装置の示度と比較するステップと、
    前記電力表示装置の示度が、前記無線周波数電力レベル測定値の±1%の範囲外にある場合に、前記電力表示装置の示度が前記無線周波数電力レベル測定値の±1%の範囲内に収まるように、前記較正調整部の出力を調整するステップとからなることを特徴とする電力モニタの使用方法。
  8. 無線周波数伝送装置とアンテナとの間の伝送線を一方向に伝播する無線周波数電力をサンプリングする手段を備え、前記無線周波数電力はレベルを有しており、
    前記無線周波数電力のレベルに比例する第1の無線周波数電圧を生成する手段を備え、
    前記第1の無線周波数電圧を第2の無線周波数電圧及び第3の無線周波数電圧に分配する手段を備え、
    基準電力メータによって前記第2の無線周波数電圧を測定する手段を備え、前記第2の無線周波数電圧を測定する手段は、前記伝送線と既知の数学的関係を有し且つ前記基準電力メータと接続するように構成されており、
    前記第3の無線周波数電圧をDC電圧に変換する手段を備え、
    出力を有する較正調整部を備え、
    前記DC電圧にゲイン比補正を適用し、補正されたDC電圧を生成する手段を備え、前記ゲイン比補正は、前記較正調整部の出力によって決定され、
    さらに前記補正されたDC電圧を出力する手段を備えている電力モニタの使用方法であって、
    前記第2の無線周波数電圧を測定する手段に基準電力メータを接続するステップと、
    前記無線周波数伝送装置が放送している間に、無線周波数電力レベル測定値を得るために、前記基準電力メータを使用するステップと、
    前記無線周波数電力レベル測定値を、前記補正されたDC電圧と比較するステップと、
    前記補正されたDC電圧が、前記無線周波数電力レベル測定値に比べて望ましい範囲外にある場合に、前記補正されたDC電圧が前記無線周波数電力レベル測定値に比べて望ましい範囲内に収まるように、前記較正調整部の出力を調整するステップとからなることを特徴とする電力モニタの使用方法。
  9. 無線周波数伝送装置とアンテナとの間の伝送線を一方向に伝播する無線周波数電力をサンプリングする手段を備え、前記無線周波数電力はレベルを有しており、
    前記無線周波数電力のレベルに比例する第1の無線周波数電圧を生成する手段を備え、
    前記第1の無線周波数電圧を第2の無線周波数電圧及び第3の無線周波数電圧に分配する手段を備え、
    基準電力メータによって前記第2の無線周波数電圧を測定する手段を備え、前記第2の無線周波数電圧を測定する手段は、前記伝送線と既知の数学的関係を有し且つ前記基準電力メータと接続するように構成されており、
    前記第3の無線周波数電圧をDC電圧に変換する手段を備え、
    出力を有する較正調整部を備え、
    前記DC電圧にゲイン比補正を適用し、補正されたDC電圧を生成する手段を備え、前記ゲイン比補正は、前記較正調整部の出力によって決定され、
    さらに前記補正されたDC電圧を出力する手段を備えている電力モニタの使用方法であって、
    前記電力モニタは、前記補正されたDC電圧を、示度を示す電力表示装置に出力する手段をさらに備えており、
    前記第2の無線周波数電圧を測定する手段に基準電力メータを接続するステップと、
    前記無線周波数伝送装置が放送している間に、無線周波数電力レベル測定値を得るために、前記基準電力メータを使用するステップと、
    前記無線周波数電力レベル測定値を、前記電力表示装置の示度と比較するステップと、
    前記電力表示装置の示度が、前記無線周波数電力レベル測定値に比べて望ましい範囲外にある場合に、前記電力表示装置の示度が前記無線周波数電力レベル測定値に比べて望ましい範囲内に収まるように、前記較正調整部の出力を調整するステップとからなることを特徴とする電力モニタの使用方法。
  10. 無線周波数伝送装置とアンテナとの間の伝送線を一方向に伝播する無線周波数電力をサンプリングする手段を備え、前記無線周波数電力はレベルを有しており、
    前記無線周波数電力のレベルに比例する第1の無線周波数電圧を生成する手段を備え、
    前記第1の無線周波数電圧を第2の無線周波数電圧及び第3の無線周波数電圧に分配する手段を備え、
    基準電力メータによって前記第2の無線周波数電圧を測定する手段を備え、前記第2の無線周波数電圧を測定する手段は、前記伝送線と既知の数学的関係を有し且つ前記基準電力メータと接続するように構成されており、
    前記第3の無線周波数電圧をDC電圧に変換する手段を備え、
    出力を有する較正調整部を備え、
    前記DC電圧にゲイン比補正を適用し、補正されたDC電圧を生成する手段を備え、前記ゲイン比補正は、前記較正調整部の出力によって決定され、
    さらに前記補正されたDC電圧を出力する手段を備えている電力モニタの使用方法であって、
    前記電力モニタは、前記補正されたDC電圧を、示度を示す電力表示装置に出力する手段をさらに備えており、
    前記基準電力メータを前記第2の無線周波数電圧を測定する手段に接続するステップと、
    前記基準電力メータを、前記無線周波数伝送装置が放送を行っている間に前記伝送線から無線周波数電力レベル測定値を得るために使用するステップと、
    前記無線周波数電力レベル測定値を、前記電力表示装置の示度と比較するステップと、
    前記電力表示装置の示度が、前記無線周波数電力レベル測定値の±1%の範囲外にある場合に、前記電力表示装置の示度が前記無線周波数電力レベル測定値の±1%の範囲内に収まるように、前記較正調整部の出力を調整するステップとからなることを特徴とする電力モニタの使用方法。
  11. 無線周波数伝送装置とアンテナとの間の伝送線を一方向に伝播する無線周波数電力をサンプリングするように構成された結合器を備え、前記無線周波数電力はレベルを有しており、前記結合器は、前記無線周波数電力のレベルに比例した無線周波数電圧を生成するように構成されており、
    前記無線周波数電圧を受信し且つテストポート及び検波器に前記無線周波数電圧を出力する電力分配器を備え、前記テストポートは、前記伝送線と既知の数学的関係を有し且つ基準電力メータと接続するように構成されており、
    前記検波器は、前記無線周波数電圧をDC電圧に変換するように構成されており、
    較正調整信号を出力するように構成された較正調整部を備え、
    前記DC電圧にゲイン比補正を適用し、補正されたDC電圧を生成するように構成された補正回路を備え、前記ゲイン比補正は、前記較正調整信号によって決定され、
    補正されたDC電圧を出力するように構成された較正電力出力部を備えている電力モニタの使用方法であって、
    前記基準電力メータを前記テストポートに接続するステップと、
    前記基準電力メータを、前記無線周波数伝送装置が標準電力レベル及び周波数で放送を行っている間に、前記伝送線から無線周波数電力レベル測定値を得るために使用するステップと、
    前記無線周波数電力レベル測定値を、前記較正電力出力部から受信した前記補正されたDC電圧と比較するステップと、
    前記補正されたDC電圧が、前記無線周波数電力レベル測定値と比べて望ましい範囲外にある場合に、前記補正されたDC電圧が前記無線周波数電力レベル測定値に比べて望ましい範囲内に収まるように前記較正調整部の出力を調整するステップとからなることを特徴とする電力モニタの使用方法。
  12. 無線周波数伝送装置とアンテナとの間の伝送線を一方向に伝播する無線周波数電力をサンプリングするように構成された結合器を備え、前記無線周波数電力はレベルを有しており、前記結合器は、前記無線周波数電力のレベルに比例した無線周波数電圧を生成するように構成されており、
    前記無線周波数電圧を受信し且つテストポート及び検波器に前記無線周波数電圧を出力する電力分配器を備え、前記テストポートは、前記伝送線と既知の数学的関係を有し且つ基準電力メータと接続するように構成されており、
    前記検波器は、前記無線周波数電圧をDC電圧に変換するように構成されており、
    較正調整信号を出力するように構成された較正調整部を備え、
    前記DC電圧にゲイン比補正を適用し、補正されたDC電圧を生成するように構成された補正回路を備え、前記ゲイン比補正は、前記較正調整信号によって決定され、
    補正されたDC電圧を出力するように構成された較正電力出力部を備えている電力モニタの使用方法であって、
    前記電力モニタは、前記補正されたDC電圧を、示度を示す電力表示装置に出力する手段をさらに備えており、
    前記基準電力メータを前記テストポートに接続するステップと、
    前記基準電力メータを、前記無線周波数伝送装置が標準電力レベル及び周波数で放送を行っている間に、前記伝送線から無線周波数電力レベル測定値を得るために使用するステップと、
    前記無線周波数電力レベル測定値を、前記電力表示装置の示度と比較するステップと、
    前記電力表示装置の示度が、前記無線周波数電力レベル測定値に比べて望ましい範囲外にある場合に、前記電力表示装置の示度が前記無線周波数電力レベル測定値に比べて望ましい範囲内に収まるように、前記較正調整部の出力を調整するステップとからなることを特徴とする電力モニタの使用方法。
  13. 無線周波数伝送装置とアンテナとの間の伝送線を一方向に伝播する無線周波数電力をサンプリングするように構成された結合器を備え、前記無線周波数電力はレベルを有しており、前記結合器は、前記無線周波数電力のレベルに比例した無線周波数電圧を生成するように構成されており、
    前記無線周波数電圧を受信し且つテストポート及び検波器に前記無線周波数電圧を出力する電力分配器を備え、前記テストポートは、前記伝送線と既知の数学的関係を有し且つ基準電力メータと接続するように構成されており、
    前記検波器は、前記無線周波数電圧をDC電圧に変換するように構成されており、
    較正調整信号を出力するように構成された較正調整部を備え、
    前記DC電圧にゲイン比補正を適用し、補正されたDC電圧を生成するように構成された補正回路を備え、前記ゲイン比補正は、前記較正調整信号によって決定され、
    補正されたDC電圧を出力するように構成された較正電力出力部を備えている電力モニタの使用方法であって、
    前記電力モニタは、前記補正されたDC電圧を、示度を示す電力表示装置に出力する手段をさらに備えており、
    前記基準電力メータを前記テストポートに接続するステップと、
    前記基準電力メータを、前記無線周波数伝送装置が標準電力レベル及び周波数で放送を行っている間に、前記伝送線から無線周波数電力レベル測定値を得るために使用するステップと、
    前記無線周波数電力レベル測定値を、前記電力表示装置の示度と比較するステップと、
    前記電力表示装置の示度が、前記無線周波数電力レベル測定値の±1%の範囲外にある場合に、前記電力表示装置の示度が前記無線周波数電力レベル測定値の±1%の範囲内に収まるように、前記較正調整部の出力を調整するステップとからなることを特徴とする電力モニタの使用方法。
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