JP5805359B2 - 半導体装置の製造方法 - Google Patents

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本発明は、半導体ウエハのダイシング方法に関する。
従来、回路面に導通用突起物が形成された半導体ウエハをダイシングするダイシング方法が知られている(例えば、特許文献1参照)。このダイシング方法では、半導体ウエハの回路面に接着性薄膜層を貼付ける工程と、半導体ウエハの裏面にダイシングテープを貼付ける工程と、半導体ウエハの回路面(接着性薄膜層)を上向き(フェイスアップ)としてダイシングする工程とを有している。なお、半導体ウエハの回路面を上向きとしてダイシングすることを、「フェイスアップダイシング」ともいう。
特開2001−144140号公報
ところで、ダイシングブレード等によって半導体ウエハを切断すると、切屑が周囲に飛散する。そのため、フェイスアップダイシングによる従来のダイシング方法では、接着性薄膜層が上方を向いているので、接着性薄膜層の表面が切屑によって汚染され、接着性薄膜層の接着力が低下してしまう虞があった。また、接着性薄膜層の表面に多量の切屑が堆積した場合には、半導体ウエハをダイシングすることによって得られる半導体装置を回路基板に実装したときに、回路が短絡してしまう虞もあった。
そこで、本発明は、フェイスアップダイシングにより半導体ウエハをダイシングする場合であっても、半導体ウエハの回路面に設けられた接着剤層の汚染を防止することが可能な半導体ウエハのダイシング方法を提供することを目的とする。
本発明に係る半導体ウエハのダイシング方法は、一方の主面に複数の突出電極が設けられた半導体ウエハをダイシングする半導体ウエハのダイシング方法であって、半導体ウエハの一方の主面にバックグラインドテープを貼付け、半導体ウエハの他方の主面側から半導体ウエハを研削する第1工程と、半導体ウエハの研削された他方の主面にダイシングテープを貼付ける第2工程と、バックグラインドテープを半導体ウエハの一方の主面から剥がす第3工程と、半導体ウエハに、一方の主面を覆う接着剤層と、接着剤層を覆う被覆層とを設ける第4工程と、半導体ウエハに接着剤層及び被覆層が設けられている状態で、被覆層側から半導体ウエハ、接着剤層及び被覆層をダイシングする第5工程とを備えることを特徴とする。
本発明に係る半導体ウエハのダイシング方法では、半導体ウエハをダイシングする前に、半導体ウエハに、一方の主面を覆う接着剤層と、接着剤層を覆う被覆層とを設けている。そのため、半導体ウエハのダイシングによって切屑が周囲に飛散しても、被覆層に切屑が堆積するだけであり、接着剤層に切屑が堆積することがない。その結果、フェイスアップダイシングにより半導体ウエハをダイシングする場合であっても、切屑による接着剤層の汚染を防止することが可能となる。
好ましくは、被覆層は、基材フィルムと、基材フィルムに設けられた紫外線硬化樹脂層とを有する。紫外線硬化樹脂は、硬化前は粘着力を有しているが、硬化後は粘着力が弱くなる性質を有する。そのため、ダイシング後に紫外線硬化樹脂層に紫外線を照射することにより、ダイシングの際には基材フィルム及び紫外線硬化樹脂層が接着剤層から剥がれたりずれたりすることなく半導体ウエハのダイシングをすることが可能となると共に、切屑による接着剤層の汚染を防止しつつ、被覆層を簡単に除去することが可能となる。
より好ましくは、第4工程では、基材フィルムと、基材フィルムに設けられた紫外線硬化樹脂層と、紫外線硬化樹脂層に設けられた接着剤層とを有する接着フィルムを半導体ウエハの一方の主面に貼付けることで、半導体ウエハに接着剤層と被覆層とを設ける。
より好ましくは、第4工程では、半導体ウエハの前記一方の主面に設けられた接着剤層に、基材フィルムと、基材フィルムに設けられた紫外線硬化樹脂層とを有する紫外線硬化樹脂フィルムを貼付けることで、半導体ウエハに接着剤層と被覆層とを設ける。
より好ましくは、第5工程の後、紫外線硬化樹脂層に紫外線を照射する第6工程と、被覆層に粘着テープを貼付け、粘着テープと共に被覆層を接着剤層から剥がす第7工程とを更に備える。このようにすると、ダイシングによって半導体ウエハと共に切断された被覆層を、粘着テープによって一度に除去することが可能となる。
本発明によれば、フェイスアップダイシングにより半導体ウエハをダイシングする場合であっても、半導体ウエハの回路面に設けられた接着剤層の汚染を防止することが可能な半導体ウエハのダイシング方法を提供することができる。
本発明の好適な実施形態について、図面を参照して説明する。なお、説明において、同一要素又は同一機能を有する要素には同一符号を用いることとし、重複する説明は省略する。
図1〜図8を参照して、本実施形態に係る半導体ウエハのダイシング方法について説明する。
まず、図1に示されるような半導体ウエハ10を用意する。半導体ウエハ10は、回路面(一方の主面)S1と、回路面S1の反対側の面である裏面(他方の主面)S2とを有している。回路面S1には、当該回路面S1から突出する突出電極10aが複数形成されている。なお、このときの半導体ウエハ10の厚さは、例えば600μm〜1000μm程度である。
半導体ウエハ10の回路面S1には、バックグラインドテープBTが貼付けられている。このバックグラインドテープBTは、基材フィルムBTaと、基材フィルムBTaの表面に形成された粘着層BTbとを有しており、粘着層BTbと半導体ウエハ10の回路面S1とが接着されている。
続いて、図2に示されるように、半導体ウエハ10を裏面S2側から研削装置(グラインダ)12によって研削し、半導体ウエハ10の厚みを薄くする。具体的には、バックグラインドテープBTが貼付けられた半導体ウエハ10及び研削装置12を共に同方向に回転させながら、半導体ウエハ10の厚みが50μm〜550μm程度となるように、半導体ウエハ10の研削を行う。なお、半導体ウエハ10の回路面S1側は複数の突出電極10aの存在によって凹凸状となっているが、バックグラインドテープBTが半導体ウエハ10の回路面S1に貼付けられているので、半導体ウエハ10のチャックテーブルに対して平坦となるように設置することができ、その結果、研削により半導体ウエハ10の裏面S2を平坦化できるようになっている。
続いて、図3に示されるように、半導体ウエハ10の回路面S1にバックグラインドテープBTが貼付けられた状態で、半導体ウエハ10の裏面S2及びダイシングフレーム14の下縁14aにダイシングテープ16を貼付ける。ここで、ダイシングフレーム14は、円環状(リング状)の金属製部材であり、半導体ウエハ10のダイシング時に半導体ウエハ10の固定治具として用いられる。ダイシングフレーム14は、その内径が半導体ウエハ10の外形よりも大きくなっており、半導体ウエハ10を囲むようにダイシングテープ16上に配置される。
また、ダイシングテープ16は、基材フィルム16aと、基材フィルム16aの表面に形成された粘着層16bとを有している。ダイシングテープ16としては、加熱及び放射線照射の少なくともいずれか一方により粘着層16bが基材フィルム16aから剥離可能であるものであれば、特に制限されることなく従来公知のものを使用することができる。
続いて、バックグラインドテープBTを半導体ウエハ10の回路面S1から剥がす。なお、本実施形態では、半導体ウエハ10がダイシングフレーム14と共にダイシングテープ16に貼付けられているので、バックグラインドテープBTを剥がす際に半導体ウエハ10が割れる虞がなくなっている。
続いて、図4に示されるように、基材フィルム(被覆層)18と、基材フィルム18に設けられた紫外線硬化樹脂層(被覆層)20と、紫外線硬化樹脂層20に設けられた接着剤層22とを有する接着フィルムF1を用意し、接着フィルムF1の接着剤層22を半導体ウエハ10の回路面S1に貼付ける。この接着フィルムF1の半導体ウエハ10への貼付けは、例えばラミネートロールを用いて行うことができる。
紫外線硬化樹脂層20は、例えば、基材フィルム18に紫外線硬化性樹脂を塗布した後に乾燥することによって基材フィルム18の表面に形成される。紫外線硬化樹脂層20は、紫外線硬化性を有する樹脂であれば特に限定されないが、ダイシングテープ16の粘着層16bと同様の構成とすることができる。
接着剤層22は、例えば、シリコーン等によって表面が離型処理されたPET基材等の支持体(図示せず)上に接着剤組成物を塗布して乾燥したものを、基材フィルム18に形成された紫外線硬化樹脂層20に貼付け、その後当該支持体を剥がすことによって、紫外線硬化樹脂層20の表面に形成される。接着剤層22は、例えば常温において固体である。接着剤層22は、熱硬化性樹脂を含む。熱硬化性樹脂は、熱により三次元的に架橋することによって硬化する。
上記熱硬化性樹脂としては、エポキシ樹脂、ビスマレイミド樹脂、トリアジン樹脂、ポリイミド樹脂、ポリアミド樹脂、シアノアクリレート樹脂、フェノール樹脂、不飽和ポリエステル樹脂、メラミン樹脂、尿素樹脂、ポリウレタン樹脂、ポリイソシアネート樹脂、フラン樹脂、レゾルシノール樹脂、キシレン樹脂、ベンゾグアナミン樹脂、ジアリルフタレート樹脂、シリコーン樹脂、ポリビニルブチラール樹脂、シロキサン変性エポキシ樹脂、シロキサン変性ポリアミドイミド樹脂、アクリレート樹脂等が挙げられる。これらは単独又は二種以上の混合物として使用することができる。
接着剤層22は、硬化反応を促進させるための硬化剤を含んでもよい。接着剤層22は、高反応性及び保存安定性を両立させるために、潜在性の硬化剤を含むことが好ましい。
接着剤層22は、熱可塑性樹脂を含んでもよい。熱可塑性樹脂としては、ポリエステル樹脂、ポリエーテル樹脂、ポリアミド樹脂、ポリアミドイミド樹脂、ポリイミド樹脂、ポリアリレート樹脂、ポリビニルブチラール樹脂、ポリウレタン樹脂、フェノキシ樹脂、ポリアクリレート樹脂、ポリブタジエン、アクリロニトリルブタジエン共重合体(NBR)、アクリロニトリルブタジエンゴムスチレン樹脂(ABS)、スチレンブタジエン共重合体(SBR)、アクリル酸共重合体等が挙げられる。これらは単独又は二種以上を併用して使用することができる。これらの中でも、半導体ウエハ10への貼付性を確保するために室温付近に軟化点を有する熱可塑性樹脂が好ましく、グリシジルメタクリレートなどを原料に含むアクリル酸共重合体が好ましい。
接着剤層22には、低線膨張係数化のためのフィラー(無機微粒子)を添加してもよい。このようなフィラーとしては、結晶性を有するものであっても、非結晶性を有するものであってもよい。接着剤層22の硬化後の線膨張係数が小さいと、熱変形が抑制される。よって、半導体ウエハ10から製造された半導体チップが配線基板に搭載された後も、突出電極10aと配線基板の配線との電気的な接続を維持することができるので、半導体チップと配線基板とを接続することによって製造される半導体デバイスの信頼性を向上させることができる。
接着剤層22は、カップリング剤等の添加剤を含んでもよい。これにより、半導体チップと配線基板との接着性を向上させることができる。
接着剤層22内には、導電粒子を分散させてもよい。この場合、突出電極10aの高さのバラツキによる悪影響を低減することができる。また、配線基板がガラス基板等のように圧縮に対して変形し難い場合においても接続を維持することができる。さらに、接着剤層22を異方導電性の接着剤層とすることができる。
接着剤層22の厚みは、接着剤層22が半導体チップと配線基板との間を十分に充填できる厚みであることが好ましい。通常、接着剤層22の厚みが、突出電極10aの高さと配線基板の配線の高さとの和に相当する厚みであれば、半導体チップと配線基板との間を十分に充填できる。
なお、図示はしていないが、半導体ウエハ10の回路面S1にはダイシングブレードDB(後述する)によるダイシング位置を位置決めするための位置決めパターンが形成されているので、基材フィルム18、紫外線硬化樹脂層20及び接着剤層22は、可視光で基材フィルム18、紫外線硬化樹脂層20及び接着剤層22を透過して位置決めパターンが視認できる程度の透過率(例えば、フィルムF1全体としての透過率が20%以上)を有するものであると好ましい。
続いて、図5に示されるように、半導体ウエハ10の回路面S1が上方を向いた状態で、ダイシングブレードDBによって、半導体ウエハ10を接着フィルムF1(基材フィルム18、紫外線硬化樹脂層20及び接着剤層22)と共にダイシングし(いわゆる、フェイスアップダイシング)、複数の半導体チップ24とする。このとき、半導体チップ24の大きさが0.5mm×0.5mm程度となるようにする。
続いて、図6に示されるように、半導体ウエハ10の回路面S1側及び裏面S2側から紫外線を照射(UV照射)して、接着フィルムF1の紫外線硬化樹脂層20及びダイシングテープ16の粘着層16bを硬化させる。紫外線の照射によって接着フィルムF1の紫外線硬化樹脂層20及びダイシングテープ16の粘着層16bが硬化すると、接着フィルムF1の紫外線硬化樹脂層20及びダイシングテープ16の粘着層16bの粘着力が弱くなる。
続いて、図7に示されるように、接着フィルムF1の基材フィルム18の表面全体に、粘着テープ26を貼付ける。この粘着テープ26としては、例えば粘着タイプのダイシングテープを用いることができる。そして、図8に示されるように、粘着テープ26と共に基材フィルム18及び紫外線硬化樹脂層20を接着剤層22から剥離する。
その後、詳細は省略するが、半導体チップ24を一つ一つピックアップすることで、回路面S1に接着剤層22が設けられた半導体チップ24(半導体装置)を得ることができる。
以上のような本実施形態においては、半導体ウエハ10をダイシングする前に、半導体ウエハ10に、回路面S1を覆う接着フィルムF1(基材フィルム18、紫外線硬化樹脂層20及び接着剤層22)を設けている。そのため、半導体ウエハのダイシングによって切屑が周囲に飛散しても、基材フィルム18に切屑が堆積するだけであり、接着剤層22に切屑が堆積することがない。その結果、フェイスアップダイシングにより半導体ウエハ10をダイシングする場合であっても、切屑による接着剤層22の汚染を防止することが可能となる。
また、本実施形態においては、基材フィルム18、紫外線硬化樹脂層20及び接着剤層22を有する接着フィルムF1を半導体ウエハ10の回路面S1に貼付け、半導体ウエハ10をダイシングし、紫外線硬化樹脂層20に紫外線を照射した後に、粘着テープ26によって基材フィルム18及び紫外線硬化樹脂層20を接着剤層22から剥がしている。ここで、紫外線硬化樹脂層20は、硬化前は粘着力を有しているが、硬化後は粘着力が弱くなる。そのため、ダイシング後に紫外線硬化樹脂層20に紫外線を照射することにより、ダイシングの際には基材フィルム18及び紫外線硬化樹脂層20が接着剤層22から剥がれたりずれたりすることなく半導体ウエハ10のダイシングをすることが可能となる。また、切屑による接着剤層22の汚染を防止しつつ、切断された基材フィルム18及び紫外線硬化樹脂層20を接着剤層22から簡単に且つ一度に除去することが可能となる。
以上、本発明の好適な実施形態について詳細に説明したが、本発明は上記した実施形態に限定されるものではない。例えば、本実施形態では、バックグラインドテープBTを半導体ウエハ10の回路面S1から剥がした後、基材フィルム18、紫外線硬化樹脂層20及び接着剤層22を有する接着フィルムF1を半導体ウエハ10の回路面S1に貼付けたが、これに限られない。具体的には、まず、図9に示されるように、基材フィルム28と、基材フィルム18に設けられた接着剤層22とを有する接着フィルムF2を用意し、接着フィルムF2の接着剤層22を半導体ウエハ10の回路面S1に貼付けて、基材フィルム28を接着剤層22から剥がす。ここで、基材フィルム28は、例えば、シリコーン等によって表面が離型処理されたPET基材が挙げられる。また、接着剤層22は、例えば、基材フィルム28に接着剤組成物を塗布した後に乾燥することによって形成される。
続いて、図10に示されるように、基材フィルム18と、基材フィルム18に設けられた紫外線硬化樹脂層20とを有する接着フィルムF3を用意し、接着フィルムF3の紫外線硬化樹脂層20を半導体ウエハ10の回路面S1に設けられた接着剤層22に貼付ける。こうして、半導体ウエハ10の回路面S1に、接着剤層22、紫外線硬化樹脂層20及び基材フィルム18がこの順に設けられることとなる。
また、本実施形態では紫外線硬化樹脂層20を用いたが、その他の放射線硬化性樹脂や熱硬化性樹脂等を用いることもできる。
また、本実施形態では、半導体ウエハ10と共に基材フィルム18、紫外線硬化樹脂層20及び接着剤層22をダイシングしたが、基材フィルム18を紫外線硬化樹脂層20から剥がした後に、半導体ウエハ10と共に紫外線硬化樹脂層20及び接着剤層22をダイシングするようにしてもよい。
図1は、半導体ウエハをダイシングする本実施形態の一工程を示す図である。 図2は、図1の後続の工程を示す図である。 図3は、図2の後続の工程を示す図である。 図4は、図3の後続の工程を示す図である。 図5は、図4の後続の工程を示す図である。 図6は、図5の後続の工程を示す図である。 図7は、図6の後続の工程を示す図である。 図8は、図7の後続の工程を示す図である。 図9は、半導体ウエハをダイシングする本実施形態の他の例の一工程を示す図である。 図10は、図9の後続の工程を示す図である。
符号の説明
10…半導体ウエハ、16…ダイシングテープ、18…基材フィルム(被覆層)、20…紫外線硬化樹脂層(被覆層)、22…接着剤層、26…粘着テープ、F1…接着フィルム、F3…紫外線硬化樹脂フィルム、S1…回路面(一方の主面)。

Claims (3)

  1. 一方の主面に複数の突出電極が設けられた半導体ウエハをダイシングする半導体装置の製造方法であって、
    前記半導体ウエハの前記一方の主面にバックグラインドテープを貼付け、前記半導体ウエハの他方の主面側から前記半導体ウエハを研削する第1工程と、
    前記半導体ウエハの前記一方の主面に前記バックグラインドテープが貼り付けられた状態で、前記半導体ウエハの研削された前記他方の主面に、ダイシングテープが有する紫外線硬化性の粘着層を貼付ける第2工程と、
    前記バックグラインドテープを前記半導体ウエハの前記一方の主面から剥がす第3工程と、
    前記半導体ウエハに、前記一方の主面に貼付いて前記一方の主面を覆う接着剤層と、前記接着剤層との間で相互に貼付いて前記接着剤層を覆う紫外線硬化樹脂層と、前記紫外線硬化樹脂層を覆う基材フィルムとを設ける第4工程と、
    前記半導体ウエハに前記接着剤層、前記紫外線硬化樹脂層及び前記基材フィルムが設けられている状態で、前記紫外線硬化樹脂層側から前記半導体ウエハ、前記接着剤層、前記紫外線硬化樹脂層及び前記基材フィルムをダイシングする第5工程と、
    前記半導体ウエハの前記一方の主面側と前記他方の主面側とからそれぞれ紫外線を照射して、前記粘着層と前記紫外線硬化樹脂層とを同時に硬化させる第6工程と、
    前記基材フィルムに粘着テープを貼付け、前記粘着テープと共に前記基材フィルム及び紫外線によって硬化された前記紫外線硬化樹脂層を前記接着剤層から剥がす第7工程とを備え、
    紫外線によって硬化された前記粘着層と前記半導体ウエハとの粘着力は、前記第7工程において前記基材フィルム及び前記紫外線硬化樹脂層を前記接着剤層から剥がす際に生ずる引っ張り力に抗して前記半導体ウエハが前記粘着層上に留まる大きさであることを特徴とする半導体装置の製造方法。
  2. 前記第4工程では、前記基材フィルムと、前記基材フィルムに設けられた前記紫外線硬化樹脂層と、前記紫外線硬化樹脂層に設けられた前記接着剤層とを有する接着フィルムを前記半導体ウエハの前記一方の主面に貼付けることを特徴とする請求項1に記載された半導体装置の製造方法。
  3. 前記第4工程では、前記半導体ウエハの前記一方の主面に設けられた前記接着剤層に、前記基材フィルムと、前記基材フィルムに設けられた前記紫外線硬化樹脂層とを有する紫外線硬化樹脂フィルムを貼付けることを特徴とする請求項1に記載された半導体装置の製造方法。
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