JP5805012B2 - 太陽電池モジュール固定装置 - Google Patents

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Description

本発明は、太陽電池モジュールを屋根上に固定する太陽電池モジュール固定装置に関するものである。
一般的に、工場、倉庫、体育館などの大型建物の屋根には鋼板を用いた折板屋根が用いられることが多い。従来、太陽電池モジュールを折板屋根に設置する方法として、傾斜した折板屋根の上に、屋根の傾斜方向に沿って支持架台を固定し、この支持架台の上に太陽電池モジュールを設置する方法がある。
ここで、折板屋根には、波形に折り曲げられた折板と、折板の頂部と略直角方向に波形に沿って延びるタイトフレームを備える「重ね式」の折板屋根がある。重ね式の折板屋根は、隣接した折板の頂部同士を重ね合わせ、タイトフレームの頂部に突設された固定ボルトと共締めされて構成される。
重ね式の折板屋根では、タイトフレームに突設された固定ボルト以外で、支持架台と折板屋根を強固に固定しようとすると、屋根材である折板に穴を開け、固定ボルトを追加するなどの措置が必要である。また、タイトフレームから突設した固定ボルトを使用して、支持架台を固定する場合でも、タイトフレームの屋根傾斜方向の設置間隔が建物により異なるため、支持架台にタイトフレームの設置間隔に合わせたねじ穴などの加工を加える必要がある。
そこで、折板への穴開け作業の省略や、タイトフレーム設置間隔に合わせたねじ穴の加工の省略を図ることができる固定装置として、例えば、断面がU字状の複数個の縦材(支持架台)取付金具を、その下面部を既設のタイトフレームの固定ボルトに共締め固定し、縦材を屋根面内方向に位置調整可能なように縦材取付金具のU字断面の内側側面に嵌合固定する構成が開示されている(例えば、特許文献1を参照)。
特開2002−30774号公報
しかしながら、上記従来の技術では、複数本のタイトフレームの固定ボルトが屋根傾斜に直角な方向に芯ずれを起こしている場合、固定ボルトに取付けた縦材取付金具の屋根傾斜に直角な方向の位置もずれてくるため、縦材の設置が難しくなる。また、折板屋根と縦材取付金具の固定に使用されるタイトフレームの固定ボルトと、縦材取付金具の側面に設置され、縦材の位置調整に使用されるボルトが別部品のため、ボルト締付け作業が多く、施工性が良好でないという問題点があった。また、縦材取付金具を設置するのに、タイトフレームと折板の固定に使用している既設のナットを外さなければならず、余分な作業が増えるという問題があった。
本発明は、上記に鑑みてなされたものであって、タイトフレームやタイトフレーム側の固定ボルトの設置間隔の違いに容易に対応可能であり、折板屋根への太陽電池モジュールの固定作業の容易化を図ることのできる太陽電池モジュール固定装置を得ることを目的とする。
上述した課題を解決し、目的を達成するために、本発明は、フレームに突設された屋根側ボルトに屋根側ナットで折板が固定された折板屋根上に、太陽電池モジュールを固定するための太陽電池モジュール固定装置であって、折板屋根の頂部から突出する屋根側ボルトおよび屋根側ナットが貫通可能な板側貫通穴が形成され、板側貫通穴に屋根側ボルトおよび屋根側ナットを貫通させた状態で頂部上に設置される取付台板と、屋根側ボルトを貫通可能な金具側貫通穴が形成され、金具側貫通穴に屋根側ボルトを貫通させた状態で取付台板上に設置される架台取付金具と、取付台板と架台取付金具とに挟持される被挟持部と太陽電池モジュールが固定される固定部とが形成された支持架台と、を備え、被挟持部が取付台板と架台取付金具とに挟持された状態で、屋根側ボルトに固定ナットを螺合させることで、支持架台が折板屋根上に固定されることを特徴とする。
本発明によれば、既設のナットや座金、パッキンを外さずに既設のタイトフレームの固定ボルトを用いて支持架台を設置できるので、簡単な施工が可能である。また、支持架台は被挟持部を挟持されて固定されるので、設置位置を屋根平面内での調整が可能となり、タイトフレームやタイトフレーム側の固定ボルトの設置間隔の違いに容易に対応可能となる。
図1は、本発明の実施の形態1にかかる太陽電池モジュール固定装置で太陽電池モジュールを重ね式の折板屋根に取付けた状態を示す斜視図である。 図2は、図1に示す重ね式の折板屋根および太陽電池モジュール固定装置の概略構成を示す分解斜視図である。 図3は、太陽電池モジュール固定装置による太陽電池モジュールの固定構造を屋根傾斜方向から見た側面図である。 図4は、太陽電池モジュール固定装置による太陽電池モジュールの固定構造を屋根傾斜方向から見た断面図である。 図5は、支持架台による太陽電池モジュールの固定部分を示す屋根傾斜方向と直角な方向から見た断面図である。 図6は、取付台板の概略構成を示す斜視図である。 図7は、支持架台の概略構成を示す斜視図である。 図8は、変形例にかかる支持架台の概略構成を示す断面図である。 図9は、架台取付金具の概略構成を示す斜視図である。 図10は、固定ナットの概略構成を示す斜視図である。 図11は、モジュール取付金具の概略構成を示す斜視図である。 図12は、本発明の実施の形態2にかかる太陽電池モジュール固定装置で太陽電池モジュールを重ね式の折板屋根に取付けた状態を屋根傾斜方向から見た側面図である。 図13は、図12に示す固定構造を屋根傾斜方向から見た断面図である。 図14は、支持架台の概略構成を示す斜視図である。 図15は、支持架台の変形例を示す斜視図である。 図16は、本発明の実施の形態3にかかる太陽電池モジュール固定装置で太陽電池モジュールを重ね式の折板屋根に取付けた状態を屋根傾斜方向から見た側面図である。 図17は、図16に示す固定構造を屋根傾斜方向から見た断面図である。
以下に、本発明の実施の形態にかかる太陽電池モジュール固定装置を図面に基づいて詳細に説明する。なお、この実施の形態によりこの発明が限定されるものではない。
実施の形態1.
図1は、本発明の実施の形態1にかかる太陽電池モジュール固定装置で太陽電池モジュールを重ね式の折板屋根に取付けた状態を示す斜視図である。図2は、図1に示す重ね式の折板屋根および太陽電池モジュール固定装置の概略構成を示す分解斜視図である。図3は、太陽電池モジュール固定装置による太陽電池モジュールの固定構造を屋根傾斜方向から見た側面図である。図4は、太陽電池モジュール固定装置による太陽電池モジュールの固定構造を屋根傾斜方向から見た断面図である。図5は、支持架台による太陽電池モジュールの固定部分を示す屋根傾斜方向と直角な方向から見た断面図である。図6は、取付台板の概略構成を示す斜視図である。図7は、支持架台の概略構成を示す斜視図である。図8は、変形例にかかる支持架台の概略構成を示す断面図である。図9は、架台取付金具の概略構成を示す斜視図である。図10は、固定ナットの概略構成を示す斜視図である。図11は、モジュール取付金具の概略構成を示す斜視図である。
図1に示すように、太陽電池モジュール8は、重ね式の折板屋根の上に複数本設置された支持架台5の上に複数枚並べられる。太陽電池モジュール8の対向する2辺同士がモジュール取付金具10にて固定される。
重ね式の折板屋根3は、図2に示すように、折板1とタイトフレーム2とを備える。折板1は、断面形状が略台形が連続するような波形に鋼板を折り曲げることで形成され、その頂部1aが屋根の傾斜方向と略平行となるように設けられる。
タイトフレーム2は、屋根の傾斜方向と略直角方向に延びるとともに、折板1の波形に沿った形状に折り曲げられている。タイトフレーム2は、各梁材(図示せず)の上面に取り付けられる。タイトフレーム2の各頂部2aには、折板1を取り付けるための固定ボルト(屋根側ボルト)21が上向きに固着されている。
タイトフレーム2の頂部2aと折板1の頂部1aを重ね合わせ、タイトフレーム2の固定ボルト21が貫通するように折板1の頂部1aをタイトフレーム2に設置し、上側からパッキン22および座金23を介在させて、ナット(屋根側ナット)24を固定ボルト21に螺合させて締め付け固定することで、折板屋根3が構成される。折板屋根3は、上記パッキン22により、折板1に形成された貫通穴の防水処理が行われている。
太陽電池モジュール8を折板屋根3に固定する太陽電池モジュール固定装置50は、図3および図4に示すように、取付台板4、支持架台5、架台取付金具6、固定ナット(ナット)7、モジュール取付金具10を備える。
取付台板4は、既設のタイトフレーム2に突設された固定ボルト21およびそれに取付られたパッキン22、座金23、ナット24などの部品と干渉しない板側貫通穴41を有する。取付台板4を、タイトフレーム2の固定ボルト21を貫通するように折板1の頂部1aに設置し、取付台板4の上にタイトフレーム2の固定ボルト21と干渉しないように支持架台5の下面部(被挟持部)5aを設置する。
支持架台5は下面部5aと柱部5bと上面部(固定部)5cからなり、長手方向に沿った側方の片側が開いた断面形状をしており、上面部5cには太陽電池モジュール8が固定される。取付台板4上に設置した支持架台5の下面部5aを上から押さえ込むように架台取付金具6を載置し、架台取付金具6の板部6aに設けられた金具側貫通穴61からタイトフレーム2の固定ボルト21を貫通させ、架台取付金具6の上面から固定ナット7をタイトフレーム2の固定ボルト21の先端に螺合させることで、支持架台5がタイトフレーム2に固定される。
太陽電池モジュール8は、図5に示すように、支持架台5の上面部5cに設置され、支持架台5の上面部5cに開けられたボルト穴51にボルト9を差し込み、モジュール取付金具10に設けられた穴12にボルト9が貫通し、かつモジュール取付金具10の掛かり部10cが太陽電池モジュール8と重なるようにモジュール取付金具10を支持架台5の上面部5cに載置し、モジュール取付金具10を介してナット11をボルト9に締付けることで、支持架台5に太陽電池モジュール8が固定される。
取付台板4は、図6に示すように、既設のタイトフレーム2に突設された固定ボルト21およびそれに取付られたパッキン22、座金23、ナット24などの部品が貫通可能な大きさで板側貫通穴41が形成された板状の部材である。取付台板4は、固定ボルト21およびナット24を貫通させた状態で折板1の頂部1a上に設置される。また、取付台板4は、頂部1aの幅よりも大きな平面形状となる大きさで形成される。また、取付台板4のうち頂部1aと接触する面には、板側貫通穴41から取付台板4の外周部分にかけて溝42が形成されている。板側貫通穴41に侵入した水が溝42を通して外部に排出されやすくなるので、板側貫通穴41に水が溜まりにくくなる。
支持架台5は、図7に示すように、下面部(被挟持部)5aと柱部5bと上面部(固定部)5cとを有し、屋根の傾斜方向に沿って見た断面形状が、側方の片側が開いたコ字形状を呈する。すなわち、支持架台5は、側方の片側が開いた断面コ字形状を、屋根の傾斜方向に押出した形状となっている。このように、支持架台5の形状としては、押出し成形あるいは曲げ加工にて製造できる形状が好ましい。
また、支持架台5の断面の重心を下面部5aの上にもってくることで、支持架台5を安定して設置することが可能となる。支持架台5は折板屋根3の傾斜方向に沿って複数本設置され、相互にほぼ平行となるように配置される。支持架台5の上面部5cには太陽電池モジュール8を固定するモジュール取付金具10をボルト固定するためのボルト穴51が設けられている。
太陽電池モジュール8を支持架台5に固定するために使用されるボルト9は、支持架台5の上面部5cに接着や溶接などで直接固定するか、または、六角ボルトを使用する場合は、支持架台5の上面部5cに、図4に示すようなリブを設けることで、六角ボルトの回転止めが可能である。また、図8に示すように、六角ボルトの頭が抜け落ちないような囲いを有する断面形状としてもよい。
支持架台5は、下面部5aが取付台板4に密着するように配置される。支持架台5の下面部5aには、太陽電池モジュール8側に向けられた溝5dが屋根の傾斜方向(頂部1aの延びる方向)に沿って延びるように形成されている。
架台取付金具6は、図4および図9に示すように、固定ボルト21および後に詳説する固定ナット7の円柱部7aが貫通可能な大きさで金具側貫通穴61が形成された略板状形状の板部6aを有する部材である。
架台取付金具6には、屋根の傾斜方向に沿って見てタイトフレーム2の固定ボルト21を挟んだ両側となる位置に、折板屋根3側に突出する第1突起6cと第2突起6dが形成される。また、第1突起6cのほうが第2突起6dよりも突出量が大きくなっている。
架台取付金具6は、板部6aのうち第2突起6dが形成された側で、取付台板4との間に支持架台5の下面部5aを挟み込んだ状態で、金具側貫通穴61に固定ボルト21を貫通させて取付台板4上に設置される。ここで、金具側貫通穴61は、図9に示すように、屋根の傾斜方向と略直角な方向に延びる長穴とすることが望ましい。
固定ナット7は、図4および図10に示すように、円柱部7aとフランジ部7bとを有する。円柱部7aの底面から円柱軸方向に沿ってタイトフレーム2の固定ボルト21と螺合するねじ穴7cが設けられている。ねじ穴7cをフランジ部7bの上面から貫通させないことで、固定ボルト21の先端に水が溜まるのを防止できる。フランジ部7bは、市販の工具で締付け可能な形状、例えば六角ボルト頭のような形状となっている。
架台取付金具6の板部6aのうち第2突起6dが形成された側で、取付台板4との間に支持架台5の下面部5aを挟み込んだ状態で、フランジ部7bが板部6aに密着するまでタイトフレーム2の固定ボルト21に固定ナット7を螺合させることで、支持架台5をタイトフレーム2(折板屋根3)に固定できる。この際、固定ナット7の円柱部7aが架台取付金具6の金具側貫通穴61を貫通する。すなわち、金具側貫通穴61は、固定ナット7の円柱部7aが貫通可能な大きさで形成されている。なお、フランジ部7bの底面と架台取付金具6の板部6aとの間に座金を挟んでもよい。
固定ナット7が固定ボルト21に螺合されて支持架台5が折板屋根3に固定された状態で、架台取付金具6の第1突起6cの先端は取付台板4に接触する。また、架台取付金具6の第2突起6dは、支持架台5の下面部5aの溝5dに嵌まり、支持架台5が屋根傾斜方向と略直角な方向にずれるのを防ぐ。また、架台取付金具6のうち折板屋根3側となる面の一部は、固定ナット7によって折板屋根3に固定された状態で、支持架台5に接触する接触部6bとして機能する。
モジュール取付金具10は、太陽電池モジュール8を固定できるものであれば特に形状は問わない。例えば、図5および図11に示すように、モジュール取付金具10は下面部10a、柱部10b、掛かり部10cからなり、下面部10aにはボルト9が貫通する穴12が設けてある。支持架台5の上面部5cにモジュール取付金具10の下面部10aを設置し、掛かり部10cを太陽電池モジュール8の外枠に引っ掛けて、ナット11(図2も参照)を締付けることで、太陽電池モジュール8を支持架台5に固定できる。
以上説明したような構成によれば、支持架台5は、その下面部5aが取付台板4と架台取付金具6とに挟持されて固定されているので、固定ナット7を緩めれば、支持架台5を屋根傾斜方向に自在にスライドさせることができる。また、架台取付金具6の第2突起6dが嵌まる溝5dも屋根傾斜方向に延びるように形成されているため、支持架台5の屋根傾斜方向へのスライドを阻害しない。
そのため、屋根傾斜方向に沿った支持架台5の取り付け位置は、タイトフレーム2の屋根傾斜方向の設置間隔にほとんど影響されずに済む。そのため、タイトフレーム2の屋根傾斜方向の設置間隔が建物によって異なっても、支持架台5に対して、設置間隔に合わせたボルト穴などの加工を施すことなく、支持架台5の屋根傾斜方向の位置を調整できる。
また、架台取付金具6の金具側貫通穴61を、屋根傾斜方向と略直角に延びる長穴としたので、タイトフレーム2の固定ボルト21が屋根傾斜に略直角な方向に位置ずれを起こしている場合でも、位置ずれを長穴で吸収することができる。したがって、支持架台5を傾けることなく屋根傾斜方向に平行に設置しやすくなる。
また、タイトフレーム2に突設された固定ボルト21を利用して、固定ナット7を締付けることで支持架台5の固定と位置調整の両方ができるため、ボルトの締付け作業が少なく、簡単に施工することができる。また、支持架台5の固定に、既設のタイトフレーム2の固定ボルト21を使用し、既設のナットを外さないで施工できる。
そのため、折板屋根3の防水性の低下を抑えることができる。なお、タイトフレーム2の屋根傾斜方向の配置間隔が広い場合には、屋根の負担を軽減するために、後加工で折板屋根3にボルトを打ち込み、支持架台5の取付に利用してもよい。この場合であっても、必要なボルトの一部にタイトフレーム2の固定ボルト21を利用すれば、必要なボルトのすべてを打ち込む場合に比べて、折板屋根3の防水性の低下を抑えることができる。
また、固定ボルト21に螺合するナットとして、円柱部7aが形成されていない一般的なナットを用いた場合には、架台取付金具6の金具側貫通穴61から固定ボルト21がある程度の長さで突出していなければ、ナットを螺合させることが困難となる。しかしながら、本実施の形態では、固定ナット7のフランジ部7bから突出した円柱部7aにもネジ穴7cが形成されているので、図4に示すように、金具側貫通穴61から突出していない固定ボルト21に固定ナット7を螺合させることができる。
したがって、架台取付金具6の金具側貫通穴61から固定ボルト21がほとんど突出していない場合であっても、固定ナット7を螺合させやすくなる。これにより、固定ボルト21の突出量を確保するために架台取付金具6の板部6aを薄くする必要がなくなり、板部6aの変形に対して強度を確保しやすくなる。
また、取付台板4の横幅が折板屋根3の頂部1aの幅よりも大きく形成されているので、取付台板4の上に設置する支持架台5が、タイトフレーム2から突設する固定ボルト21やそれに取付られたパッキン22、座金23、ナット24などの部品と干渉しにくくなる。また、取付台板4の横幅が折板屋根3の頂部1aの幅よりも大きく形成されることで、支持架台5の下面部5aとの接触面積をより大きくすることができるため、支持架台5のより安定した固定を図ることができる。
なお、取付台板4、支持架台5、架台取付金具6、モジュール取付金具10および固定ナット7の材料としては、例えば,炭素鋼、高張力鋼、圧延鋼、ステンレス鋼、構造用合金鋼などの鉄系材料およびそれらを母材としためっき鋼、あるいは、アルミニウム、マグネシウム、チタン、黄銅、銅などの材料を用いてもよい。特に、支持架台5はアルミニウムを使用することで、大幅に軽量化できるため、施工性が向上する。また、アルミニウムの表面に酸化皮膜や塗装を施すことで、錆などの腐食に対する耐久性が向上する。図3に示すように、支持架台5を押出し成形にて作製できる形状(長手方向に断面形状がほとんど変化しない形状)にすることで、剛性を上げたい部分の肉厚を増やしたり、容易にリブの追加や中空構造にしたりすることができる。また、長尺の支持架台を精度よく作製できる利点もある。
実施の形態2.
図12は、本発明の実施の形態2にかかる太陽電池モジュール固定装置150で太陽電池モジュールを重ね式の折板屋根に取付けた状態を屋根傾斜方向から見た側面図である。図13は、図12に示す固定構造を屋根傾斜方向から見た断面図である。図14は、支持架台の概略構成を示す斜視図である。図15は、支持架台の変形例を示す斜視図である。なお、上記実施の形態と同様の構成については、同様の符号を付して詳細な説明を省略する。
実施の形態1では、図4および図7に示すように、支持架台5は下面部5aと柱部5bと上面部5cを有し、長手方向に沿った側方の片側が開いた断面形状をしているが、本実施の形態2では、支持架台105では長手方向に沿った側方の両側に柱部105bが設けられ、下面側(折板屋根側)が、長手方向に沿って形成された溝53によって開いた形状をしている。
支持架台105は、下面部(被挟持部)105aと柱部105bと上面部(固定部)105cを有する。下面部(被挟持部)105aは、長手方向に沿った両側の側方に設けられた柱部105bのそれぞれの下面側から内側に向けて延びるように設けられる。すなわち、本実施の形態2では、下面部105aが2つ設けられる。そして、2つの下面部105a同士の間が、支持架台105の下面側に形成される溝53となる。また、下面部105aの先端には、上面側に突出する突起105dが形成される。
支持架台105のうち、長手方向に沿った両側の側方に設けられた柱部105b同士は、その上面側(太陽電池モジュール8側)に所定の間隔で設けられた上面部(固定部)105cによって連結され、上面部105cによって連結されていない柱部105b同士の間が溝52となる。この溝52の間において、タイトフレーム2の固定ボルト21を下面部の溝53に挿入させた状態で、2つの下面部105aを取付台板4と架台取付金具106とで挟持することで、支持架台105が折板屋根3に固定される。
支持架台105は、その長手方向が折板屋根3の頂部1aが延びる方向と略平行となるように配置されるので、支持架台105が固定されるタイトフレーム2の固定ボルト21に対して、折板屋根3の一方の谷側と他方の谷側との両側に下面部105aが設けられる。支持架台105の溝53の幅は、タイトフレーム2の固定ボルト21やそれに取付られたパッキン22、座金23、ナット24などと干渉しないような幅で形成される。
架台取付金具106は、実施の形態1と同様に板部106a、第1突起106c、第2突起106dを有しており、板部106aには固定ボルト21および固定ナット7の円柱部7aが貫通可能な金具側貫通穴161が形成されている。金具側貫通穴161は、実施の形態1と同様に、屋根傾斜方向に略直角な方向に延びる長穴として形成されるのが望ましい。
上述したように、本実施の形態2では、支持架台105の下面部105aを取付台板4と架台取付金具106とで挟持することで、支持架台105が折板屋根3に固定されるが、下面部105aが固定ボルト21を挟んで両側に設けられ、架台取付金具106の第1突起106cと第2突起106dのどちらも支持架台105の突起105dよりも小さい突出量で形成されている。架台取付金具106の板部106aのうち折板屋根3側となる面が、支持架台105の突起105dに接触する接触部106bとして機能する。支持架台105の突起105dと、架台取付金具106の第1突起106c,第2突起106dとが係合することで、支持架台105が屋根傾斜方向と直角方向にずれるのを防ぐことができる。
支持架台105の下面部105aを取付台板4と架台取付金具106とで挟持した状態で、タイトフレーム2の固定ボルト21に固定ナット7を螺合させることで、支持架台105を固定させることができる。なお、支持架台105の両側の側面が柱部105bに塞がれているが、支持架台105の上面側に形成された溝52を通してフランジ部7bにアクセスして固定ナット7を締め付けることができる。
なお、図14に示すように、支持架台105の上面部105cには太陽電池モジュール8を固定するモジュール取付金具10をボルト固定するためのボルト穴51が形成される。
以上説明したように、実施の形態1では、支持架台5を折板屋根3に固定するのに、固定ナット7を支持架台5の側方から工具を入れて締める必要があるが、本実施の形態2では、溝52を通して支持架台105の上面から工具を入れてナットを締め付けることができるので施工性の向上を図ることができる。
また、図14に示すように、支持架台105の断面は両側に柱部105bを有しているため、断面剛性の向上が見込める。なお、図15に示す支持架台105の変形例のように、上面部105cの他に両側の柱部105bを連結させる連結部105eを設けて溝52の長さを短くしてもよい。連結部105eを設けることで、より一層の断面剛性の向上を図ることができる。
また、タイトフレーム2の固定ボルト21の一方側だけでなく、固定ボルト21を挟んだ両側で下面部105aが取付台板4と架台取付金具106とに挟持されて支持架台105が固定されるため、太陽電池モジュール固定装置150の安定性が向上する。
また、支持架台105の下面部105aの間に形成される溝53の幅を、架台取付金具6の屋根傾斜方向と略直角な方向に延びる長穴として形成された金具側貫通穴161の長手方向の寸法と同等もしくはそれ以上にしておくことで、実施の形態1と同様に屋根傾斜に直角な方向の位置ずれを金具側貫通穴161で吸収できるため、支持架台105を傾けることなく屋根傾斜方向に平行に設置することが可能となる。
実施の形態3.
図16は、本発明の実施の形態3にかかる太陽電池モジュール固定装置250で太陽電池モジュール8を重ね式の折板屋根3に取付けた状態を屋根傾斜方向から見た側面図である。図17は、図16に示す固定構造を屋根傾斜方向から見た断面図である。なお、上記実施の形態と同様の構成については、同様の符号を付して詳細な説明を省略する。
実施の形態1および実施の形態2では、円柱部7aが形成された固定ナット7を使用しており、既設のタイトフレーム2に突設された固定ボルト21の長さが30mm程度で、既設のナット24の上部に突き出ている螺合に使用できる残りのねじ山が少ない場合に有効な取付構造となっていた。
一方、本実施の形態3では、図16および図17に示すように市販のナット13と座金(図示せず)を使用して、支持架台5を折板屋根3に固定している。タイトフレーム2の固定ボルト21が長く、既設のナット24の上部に螺合に使用できるねじ山が十分ある場合には、このような固定が可能となる。
実施の形態1や実施の形態2のように架台取付金具6の金具側貫通穴61に固定ナット7の円柱部7aを貫通させないので、タイトフレーム2の固定ボルト21が貫通可能な程度の大きさで金具側貫通穴61を形成すればよい。また、固定ナット7に代えて市販のナット13を使用できるため、部材コストを抑えることができる。
以上のように、本発明にかかる太陽電池モジュール固定装置は、折板屋根上に太陽電池モジュールを固定する太陽電池モジュール固定装置に有用である。
1 折板
1a 頂部
2 タイトフレーム
2a 頂部
3 折板屋根
4 取付台板
5 支持架台
5a 下面部(被挟持部)
5b 柱部
5c 上面部(固定部)
5d 溝
6 架台取付金具
6a 板部
6b 接触部
6c 第1突起
6d 第2突起
7 固定ナット(ナット)
7a 円柱部
7b フランジ部
7c ネジ穴
8 太陽電池モジュール
9 ボルト
10 モジュール取付金具
10a 下面部
10b 柱部
10c 掛かり部
11 ナット
12 穴
13 ナット
14 座金
21 固定ボルト(屋根側ボルト)
22 パッキン
23 座金
24 ナット(屋根側ナット)
41 板側貫通穴
42 溝
50 太陽電池モジュール固定装置
51 ボルト穴
52,53 溝
61 金具側貫通穴
105 支持架台
105a 下面部
105b 柱部
105c 上面部
105d 突起
105e 連結部
106 架台取付金具
106a 板部
106b 接触部
106c 第1突起
106d 第2突起
150 太陽電池モジュール固定装置
161 金具側貫通穴
250 太陽電池モジュール固定装置

Claims (7)

  1. フレームに突設された屋根側ボルトに屋根側ナットで折板が固定された折板屋根上に、太陽電池モジュールを固定するための太陽電池モジュール固定装置であって、
    前記折板屋根の頂部から突出する屋根側ボルトおよび前記屋根側ナットが貫通可能な板側貫通穴が形成され、前記板側貫通穴に屋根側ボルトおよび前記屋根側ナットを貫通させた状態で前記頂部上に設置される取付台板と、
    前記屋根側ボルトを貫通可能な金具側貫通穴が形成され、前記金具側貫通穴に前記屋根側ボルトを貫通させた状態で前記取付台板上に設置される架台取付金具と、
    前記取付台板と前記架台取付金具とに挟持される被挟持部と前記太陽電池モジュールが固定される固定部とが形成された支持架台と、を備え、
    前記被挟持部が前記取付台板と前記架台取付金具とに挟持された状態で、前記屋根側ボルトにナットを螺合させることで、前記支持架台が前記折板屋根上に固定されることを特徴とする太陽電池モジュール固定装置。
  2. 前記被挟持部は、前記屋根側ボルトに対して前記折板屋根の一方の谷側となる側方に設けられ、
    前記支持架台は、前記被挟持部と前記固定部とを連結する柱部を有し、
    前記屋根側ボルトに対して前記柱部が設けられていない他方の谷側からアクセス可能とされることを特徴とする請求項1に記載の太陽電池モジュール固定装置。
  3. 前記被挟持部は、前記屋根側ボルトに対して前記折板屋根の両方の谷側となる側方にそれぞれ設けられ、
    前記支持架台は、前記被挟持部のそれぞれと前記固定部とを連結する柱部を有することを特徴とする請求項1に記載の太陽電池モジュール固定装置。
  4. 前記固定部は、前記頂部の延びる方向に沿って複数設けられ、
    前記複数の固定部の間に形成される溝を通して前記屋根側ボルトにアクセス可能とされることを特徴とする請求項3に記載の太陽電池モジュール固定装置。
  5. 前記ナットは、フランジ部と円柱部とを有し、前記円柱部には前記屋根側ボルトに螺合可能とされたネジ穴が形成され、
    前記金具側貫通穴は前記円柱部が貫通可能な大きさで形成されていることを特徴とする請求項1〜4のいずれか1つに記載の太陽電池モジュール固定装置。
  6. 前記取付台板は、前記頂部の幅よりも大きい形状に形成されることを特徴とする請求項1〜5のいずれか1つに記載の太陽電池モジュール固定装置。
  7. 前記金具側貫通穴は、前記頂部の延びる方向と略直角な方向に延びる長穴であることを特徴とする請求項1〜6のいずれか1つに記載の太陽電池モジュール固定装置。
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