JP5803739B2 - ブレーキディスク - Google Patents

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Description

本発明は、自動二輪車用として好適に利用可能なブレーキディスクに関する。
一般に、自動二輪車のブレーキディスクとして、ホイールへの取付部と、ブレーキパッドとの摺動部とを有し、1枚物の金属板をプレス成形してなるブレーキディスクや、ブレーキパッドが圧接される摺動部を有する環状の摺動ディスクと、摺動ディスクの内側に装着されるハブディスクと、両ディスクをフローティング状態に連結する複数の連結手段とを有する、所謂フローティングブレーキディスクが広く実用化されている。
前記フローティングブレーキディスクとして、摺動ディスクとハブディスクとの突き合わせ部に半円状の切欠部を形成し、摺動ディスクとハブディスクの切欠部を突き合わせて形成される円形の連結孔に連結ピンを装着して、両ディスクを連結するように構成したものが広く実用化されている(例えば、特許文献1参照。)。
一方、フローティングブレーキディスクにおける両ディスクの連結構造として、摺動ディスクの内周部に内側へ突出する嵌合凸部を設け、ハブディスクに、前記嵌合凸部が周方向及び半径方向に相対移動不能に内嵌する嵌合凹部を設け、ハブディスクの外周部に嵌合する断面略U字状の連結プレートを設け、前記嵌合凸部を連結プレートに挿通させるとともに嵌合凹部に嵌合させた状態で、該連結プレートをピン部材でハブディスクに結合することで、両ディスクを連結するように構成した連結構造も提案されている(例えば、特許文献2参照。)。また、前記連結プレートに代えて、周方向に間隔をあけて配置される複数の嵌合凸部の一方の面側と他方の面側とに交互に配置される固定板を設け、これら複数の固定板により両ディスクを軸方向に相対移動不能に保持するようになした連結構造も提案されている(例えば、特許文献3参照。)。
また、制動時におけるノイズの発生を防止するとともに、摺動ディスクに対するブレーキパッドの摺接面をクリーニングするため、摺動ディスクにおけるブレーキパッドとの摺動面に1乃至複数の溝部を形成したブレーキディスクも提案され、実用化されている(例えば、特許文献4参照。)。
特開2002−303342号公報 特表2009−522513号公報 特開2009−287632号公報 特開2002−295549号公報
前記特許文献2、3記載の発明のように凹凸嵌合により摺動ディスクとハブディスクとを連結する場合には、制動荷重を凹凸嵌合部で受け止めることができるので、特許文献1記載のように連結ピンで受け止める場合と比較して、連結構造を軽量に構成できる。
しかし、前記特許文献2記載のブレーキディスクでは、ハブディスクの外周部に連結プレートが配置されるので、連結構造のうちのブレーキディスクの外周側が重たくなって、イナーシャが大きくなるという問題がある。そして、このようにブレーキディスクの外周側が重たくなって、イナーシャが大きくなると、このブレーキディスクを適用した自動二輪車では、カーブを旋回するときに、車体を立ち上げようとする力が作用して、円滑なコーナリングが阻害される。特に、レーシング用の自動二輪車では、高速でコーナリングを行う関係上、イナーシャがどうしても大きくなり、旋回性能が大幅に低下することが懸念される。
また、特許文献3記載のブレーキディスクでは、固定板をハブディスクの両面に周方向に交互に設けることから、固定板を偶数枚に設定する必要があり、その分設計自由度が狭くなるとともに、軸方向への偏荷重に対する強度がどうしても低くなるという問題がある。
更に、特許文献1記載のブレーキディスクでは、摺動ディスクに内側へ突出する突出部を形成して、該突出部に連結ピンが嵌合する半円状の切欠き部を形成している関係上、突出部の周方向の幅が大きくなり、突出部の熱容量が大きくなることから、突出部に対応する位置において摺動ディスクの温度がどうしても低くなり、摺動ディスクの摺動部が一様な温度分布とならず、局部的に温度上昇が発生し易くなることから、レーシングなどにおける過酷な使用条件では、ブレーキパッドとの摺動部の一部が溶融する、所謂溶着が発生するという問題があった。
本発明の目的は、イナーシャを小さくして、自動二輪車の旋回性能を向上でき、しかも制動部における温度バラツキを少くして、制動部における溶着の発生を防止可能なブレーキディスクを提供することである。
本発明に係るブレーキディスクは、ブレーキパッドが圧接される摺動部を有する環状の摺動ディスクと、その内側に配置されるハブディスクと、両ディスクを周方向の複数個所で連結する連結ピンとを備えたブレーキディスクであって、前記摺動ディスクにおける連結ピンに対応する周方向位置に、該摺動ディスクの内側へ突出する嵌合凸部を設け、前記ハブディスクの外周部に前記嵌合凸部が内嵌する嵌合凹部を設け、前記嵌合凸部に連結ピンの挿通孔を形成し、前記連結ピンの両端部に、前記摺動ディスクとハブディスクとの軸方向への相対移動を規制する規制部を形成したものである。
このブレーキディスクでは、摺動ディスクの嵌合凸部とハブディスクの嵌合凹部との凹凸嵌合により、両ディスクの周方向及び半径方向への相対移動が規制され、また挿通孔に組み付けた連結ピンにより、両ディスクの軸方向への相対移動が規制されて、一体的なブレーキディスクとして機能することになる。ただし、両ディスクの半径方向への相対移動は、微小移動のみ許容されるように規制され、制動時における発熱による摺動ディスクの熱膨張を吸収できるように構成されている。
このため、このブレーキディスクでは、制動荷重の大部分が凹凸嵌合部で受け止められて、連結ピンには殆ど作用しないので、連結ピンとして小型軽量なものを使用でき、しかも重量物としての連結ピンを、特許文献1記載の連結ピンと比較して、ブレーキディスクの回転中心側に配置できるので、ブレーキディスクのイナーシャを小さく設定できる。そして、このようにイナーシャを小さく設定できるので、このブレーキディスクを適用した自動二輪車では、高速でのコーナリング性能を格段に向上できる。また、特許文献1記載のブレーキディスクと比較して、摺動ディスクから内側へ突出する突出部の周方向の幅を狭くできるので、突出部の周方向位置に対応する摺動部の部分的な温度低下を抑制して、摺動部における温度バラツキを少なくでき、摺動面の局部的な温度上昇による摺動部の溶融を防止して、溶着の発生を効果的に防止できる。
ここで、前記嵌合凸部を細長い板状に形成し、該嵌合凸部の先端側に前記挿通孔を1つ形成することが好ましい実施の形態である。
また、前記嵌合凸部の基部側に細長い板状の首部を形成し、前記嵌合突部の先端側に首部よりも幅広の頭部を形成し、前記嵌合凹部の開口側に首部に嵌合するストレート部を形成し、前記嵌合凹部の奥部側に前記頭部に嵌合する係止凹部を形成することが好ましい実施の形態である。このように構成すると、係止凹部と頭部との凹凸嵌合により、嵌合凸部の半径方向への移動が規制され、また制動荷重は、首部がストレート部の内側の周方向の両側面に圧接することで面的に受け止められることになる。
前記連結ピンの一端部にハブディスクの面上に延びる鍔部を形成し、連結ピンの他端部にハブディスクの面上に延びる座金を脱落不能に外嵌することが好ましい実施の形態である。このように構成すると、簡単な構成の連結ピンを用いて、摺動ディスクとハブディスクとを軸方向に相対移動不能に保持できる。
前記嵌合凸部の長さを、前記摺動部の内径の10〜75%に設定することが好ましい実施の形態である。このように構成すると、ハブディスクに配置される速度センサとの干渉を防止しつつ、嵌合凸部をブレーキディスクの回転中心側に配置して、ブレーキディスクのイナーシャを小さく設定できる。
前記連結ピンの一方の規制部と前記ハブディスク間に、前記摺動ディスクとハブディスクとが同一平面内に配置されるように付勢するバネ部材を設けることが好ましい実施の形態である。このように構成することで、摺動ディスクとハブディスクとをフローティング状態に連結できる。
前記摺動部におけるブレーキパッドとの摺動面に、隣接する嵌合凸部の周方向の中央部に対応させて、クリーニング用の溝部を形成することが好ましい実施の形態である。つまり、摺動面のうちの溝部を形成した部分は、表面積が増大することにより温度が低下する傾向を示す。一方、本発明のブレーキディスクでは、嵌合凸部に対応する周方向位置において、摺動部の温度が低くなる傾向にあり、隣接する嵌合凸部の周方向の中央部に対応する周方向位置において、摺動部の温度が高くなる傾向を示す。そこで、温度が高くなる摺動面の周方向位置に、クリーニング用の溝部を形成することで、該部分の温度を低くして、摺動面の温度バラツキを一層少なくし、摺動面の局部的な温度上昇による溶着を防止できる。
前記摺動部に重量軽減用の複数の軽減孔を形成し、隣接する複数の軽減孔を通過するように前記溝部を形成することが好ましい実施の形態である。このブレーキディスクでは、摺動部に複数の軽減孔を形成しているので、ブレーキディスクの重量を軽減できるとともに、摺動部における放熱性を向上でき、しかも軽減孔の開口縁でブレーキパッドの表面をクリーニングできるので、ブレーキパッドとの摺動面に異物が付着することによる制動性能の低下を防止できる。また、摺動部を横断するように溝部を形成しているので、溝部によっても、ブレーキディスクの軽量化と、摺動部における放熱性の向上と、ブレーキパッド表面のクリーニング効果を向上できる。加えて、軽減孔が隣接して接近配置される孔間部分では、他の部分よりもの熱容量が小さくなることから、該孔間部分における温度変動が他の部分よりも大きくなろうとするが、本発明では、該孔間部分に溝部が形成され、該孔間部分がブレーキパッドに直接的に接触することによる、ブレーキパッドとの摩擦熱が発生しないので、孔間部分におけるヒートスポットの発生を抑えて、孔間部分における熱引けを防止して、熱引けにより孔間部分が破損するという問題を効果的に防止することができる。
本発明に係るブレーキディスクによれば、制動荷重の大部分が凹凸嵌合部で受け止められて、連結ピンには殆ど作用しないので、連結ピンとして小型軽量なものを使用でき、しかも重量物としての連結ピンを、特許文献1記載の連結ピンと比較して、ブレーキディスクの回転中心側に配置できるので、ブレーキディスクのイナーシャを小さく設定できる。そして、このようにイナーシャを小さく設定できるので、このブレーキディスクを適用した自動二輪車では、高速でのコーナリング性能を格段に向上できる。また、特許文献1記載のブレーキディスクと比較して、摺動ディスクから内側へ突出する突出部の周方向の幅を狭くできるので、突出部の周方向位置に対応する摺動部の部分的な温度低下を抑制して、摺動部における温度バラツキを少なくでき、摺動面の局部的な温度上昇による摺動部の溶融を防止して、溶着の発生を効果的に防止できる。
ブレーキディスクの(a)は正面図、(b)はI-I線断面図 連結ピンを取り外した状態でのブレーキディスクの正面図 連結手段付近の分解斜視図 摺動ディスクとハブディスクの凹凸嵌合部分の拡大図 図1のV-V線断面図 図1のVI-VI線断面図 図1のVII-VII線断面図 他の構成の連結手段の分解斜視図 他の構成の連結手段の縦断面図 他の構成の連結手段の縦断面図
以下、本発明の実施の形態について図面を参照しながら説明する。
図1〜図7に示すように、フローティングブレーキディスク1は、自動二輪車用のブレーキディスクであり、平板環状の摺動ディスク10と、摺動ディスク10の内側に所定の隙間をあけて内嵌装着したハブディスク20と、摺動ディスク10とハブディスク20とをフローティング状態に連結する複数の連結手段30とを備えている。ただし、本発明は、自動二輪車以外のブレーキディスクに対しても適用できる。
摺動ディスク10は、ブレーキパッド2が摺接される環状の摺動部11を備え、耐熱性に優れたステンレス鋼や炭素鋼からなる平坦な金属板を環状の摺動ディスク10の形状に加工した後、摺動部11を熱処理して製作されている。摺動ディスク10の直径及び厚さは、適用する自動二輪車の出力などに応じて適宜に設定することができ、例えば直径300mm、厚さ5mmに設定したものを採用できる。
ハブディスク20は、例えば軽量化を図るために、アルミニウム合金等の軽金属材料で構成されている。ハブディスク20は、平坦な円板状に形成され、ハブディスク20の中央部にはホイールハブ(図示略)の端部が挿通する取付孔21が形成されるとともに、取付孔21を取り囲むようにホイールハブへの取付用の複数のボルト挿通孔22が形成され、ハブディスク20の半径方向の途中部に周方向に間隔をあけて複数の軽減孔23が形成さている。ハブディスク20の板厚は、摺動ディスク10の板厚と略同じに設定されている。
図1〜図7に示すブレーキディスク1では、摺動ディスク10とハブディスク20とを同一平面内に配置したが、車体側の構成に応じて、摺動ディスク10とハブディスク20とを、ブレーキディスク1の厚さ方向(軸心方向)に一定間隔をあけた平行な平面内に配置することも可能である。また、両ディスク10、20の厚さは、同じに設定することもできるし、異なる厚さに設定することもできる。更に、ブレーキディスク1における連結手段30以外の構成は、適宜に構成することができる。
連結手段30は、摺動ディスク10とハブディスク20間に円周方向に一定間隔おきに設けられている。図1では、8個の連結手段30で摺動ディスク10とハブディスク20とを連結したが、8個以外の個数の連結手段30で両ディスク10、20を連結することも可能である。
連結手段30について説明すると、図1〜図5に示すように、連結手段30が配設させる周方向位置において、摺動ディスク10には摺動部11から摺動ディスク10の回転中心側へ突出する嵌合凸部12が設けられ、ハブディスク20の外周部には嵌合凸部12に凹凸嵌合する嵌合凹部24が設けられている。嵌合凸部12の基部側には摺動ディスク10の半径方向に細長い板状の首部12aが形成され、嵌合凸部12の先端側には首部12aの幅Wよりも大きな直径Dの円環状の頭部12bが形成されている。嵌合凹部24の外周側にはハブディスク20の半径方向に細長いストレート部24aが形成され、嵌合凹部24の内周側(奥部側)にはハブディスク20の半径方向に多少長い小判型の係止凹部24bが形成されている。嵌合凸部12の首部12aは嵌合凹部24のストレート部24aにハブディスク20の半径方向に相対移動可能で且つ周方向に相対移動不能に嵌合され、嵌合凸部12の頭部12bは嵌合凹部24の係止凹部24bに、周方向に相対移動不能で且つハブディスク20の半径方向に相対的に微小移動できるように嵌合されている。つまり、摺動ディスク10とハブディスク20とは、8個の連結手段30により、周方向に相対移動不能に連結されるとともに、半径方向に相対的に微小移動できるように連結されている。そして、このように周方向への相対移動を規制することで、摺動ディスク10に作用する制動力をハブディスク20に遊びなく伝達して、制動時の応答性を向上でき、また半径方向に微小移動できるように連結することで、制動時における発熱で摺動ディスク10が熱膨張しても、これを吸収して、摺動ディスク10の反りを防止できるように構成されている。
なお、本実施の形態では、頭部12bの外形を円形に形成し、係止凹部24bをハブディスク20の半径方向に多少長い小判型に形成したが、頭部12bと係止凹部24bとはブレーキディスク1の周方向への相対移動を規制し、半径方向への相対移動は微小移動のみ可能に規制できるように構成されていれば、図8に示す連結手段30Aのように、嵌合凸部12Aの頭部12Abの外形を四角形状やそれ以外の多角形状に形成し、嵌合凹部24Aの係止凹部24Abをハブディスク20の半径方向に多少長い長方形や、それ以外の多角形状に形成することができる。また、頭部12bの最大幅を首部12aの幅Wと同じ或いは首部12aの幅Wよりも小さい幅に構成することも可能で、この場合には、8つの頭部の先端部を通る円周の直径を、8つの係止凹部の奥端面を通る円周の直径よりも多少大きく設定することで、8組の頭部と係止凹部との協働により、摺動ディスク10とハブディスク20とを半径方向に相対的に微小移動できるように連結できる。
首部12aの幅Wは、制動時における強度剛性を十分に確保しつつ極力幅狭に構成するため、5〜20mmに設定することが好ましい。また、摺動部11の内周からの嵌合凸部12の突出長さLは、嵌合凸部12の熱容量を出来るだけ小さくするため、摺動部11の内周の半径Rの10〜75%に設定することが好ましい。つまり、摺動ディスク10に摺動部11から内側へ突出する嵌合凸部12を設けると、嵌合凸部12の熱容量分だけ、嵌合凸部12を形成した周方向位置において摺動部11の内周部の温度が低下し、それとは逆に、隣接する嵌合凸部12の周方向の中間部において摺動部11の温度が上昇する傾向を示す。そして、摺動部11が局部的に高温になって、該部分が溶融するという問題が発生することがある。このため、本発明では、前述のように、首部12aの幅Wを極力幅狭に構成するとともに、嵌合凸部12の熱容量を出来るだけ小さくして、摺動部11が略一様な温度分布で温度上昇するように構成して、局部的な摺動部11の溶融を極力防止できる。
嵌合凸部12の頭部12bにはブレーキディスク1の軸心と略平行な挿通孔12cが形成され、挿通孔12cには連結ピン31が装着されている。連結ピン31の途中部には挿通孔12cに嵌合される円筒状の胴部31aが形成され、連結ピン31の一端部には嵌合凸部12の頭部12bよりも大径のフランジ部31bが形成され、連結ピン31の他端部近傍には嵌合凸部12の頭部12bよりも大径の座金32が外嵌され、連結ピン31の他端部には溝部31cが形成されて、該溝部31cには座金32の脱落を防止するEリングからなるストッパリング33が軸方向に移動不能に嵌合固定されている。そして、摺動ディスク10とハブディスク20とは、連結ピン31のフランジ部31bと座金32間に、摺動ディスク10における嵌合凸部12の頭部12bと、ハブディスク20における係止凹部24bを取り囲む部分とが板厚方向に略隙間なく配置されることによって、ブレーキディスク1の軸方向に相対移動しないように同一平面内に配置されている。なお、座金32と溝部31cとが連結ピン31に設けた規制部に相当する。
このように、重量物としての連結ピン31を、特許文献1記載の連結ピン31と比較して、ブレーキディスク1の回転中心側に配置でき、ブレーキディスク1のイナーシャを小さく設定できるので、このブレーキディスク1を適用した自動二輪車では、高速でのコーナリング性能を格段に向上できる。
ただし、連結手段30として、次のような構成の連結手段を設けることも可能である。即ち、図9に示す連結手段30Bのように、座金32とストッパリング33間に皿バネやウェーブワッシャなどからなるバネ部材34を介装して、両ディスク10、20が同一平面内に配置されるように常時付勢することもできる。また、図10に示す連結手段30Cのように、溝部31c及びストッパリング33を省略して、連結ピン31の他端部にかしめ部31dを形成して座金32を脱落不能に係止することもできる。
摺動部11には、ブレーキディスク1の放熱性を向上するとともに重量を軽減し、しかもブレーキパッド2の摺動面11aを清掃することを目的として、複数の軽減孔13が所定の配置で形成されている。軽減孔13の配置は、放熱性及び重量軽減の効果が、ブレーキディスク1の全周にわたって一様に得られるように、摺動部11に対して一様に分散配置することが好ましい。また、制動時に、ブレーキパッド2がブレーキディスク1の摺動面11a上を一定角度回転することで、軽減孔13の口縁でブレーキパッド2の摺動面11aの全面を清掃できるように、周方向及び半径方向に間隔をあけて配置することが好ましい。具体的には、周方向に間隔をあけた半径方向の線分上に、半径方向に間隔をあけて複数の軽減孔13を形成したり、周方向に間隔をあけた、半径方向に対して角度を付けた直線上に、半径方向に間隔をあけて複数の軽減孔13を形成したり、周方向に間隔をあけた、半径方向に対して角度を付けた曲線上に、半径方向に間隔をあけて複数の軽減孔13を形成したりすることができる。例えば、図1に示すブレーキディスク1では、周方向に7.5°おきの、半径方向に対して25°の角度を付けた摺動部11の幅方向の中心を通る48本の直線LH上に、半径方向に間隔をあけて配置した、3個、2個の計5個を1組とし、周方向に24組、計120個の軽減孔13を形成できる。軽減孔13の直径は、ブレーキディスク1の機械的強度及び制動性能を十分に確保するため、4〜10mmに設定することが好ましく、図1に示すブレーキディスク1では直径5mmに設定している。ただし、軽減孔13としては、図1〜図3に示すような丸孔以外に細長いスリット状の長孔を形成することも可能で、軽減孔13の形状や寸法や個数や配置は、ブレーキディスク1の機械的強度や制動性能、意匠性や放熱性などを考慮して適宜に設定することができる。
摺動部11には、隣接する連結手段30の周方向の中央部に対応させて配置した、隣接する3つの軽減孔13を通過するように、片面に8本、計16本の溝部14が、摺動部11の内周部と外周部とにわたって、摺動部11を横断するように、直線状又は湾曲状に形成されている。このように、隣接する連結手段30の周方向の中央部に溝部14を形成すると、摺動部11の温度上昇が全周にわたって一様になるので好ましい。つまり、溝部14を形成した部分は表面積が増えることから摺動部11の温度が低下する傾向を示すが、前述のように隣接する嵌合凸部12の周方向の中間部においては、摺動部11の温度が上昇する傾向を示すので、該中間部に溝部14を形成することで、摺動部11をより一層一様な温度分布で温度上昇させて、局部的な温度上昇による摺動面11aの溶融を防止できるので好ましい。ただし、隣接する連結手段30の周方向の中央部に対応させて、クリーニング用の溝部14を形成して、局部的な温度上昇による摺動面11aの溶融を防止するという構成は、一般的な構成の連結手段30を備えたブレーキディスクに対しても適用できる。
なお、溝部14は、摺動部11の両面における制動性能を一様に設定するため、摺動部11の両面に形成することが好ましいが、片面にのみ形成することも可能である。摺動部11の両面に形成する場合には、摺動部11の両面の同じ位置に形成することが好ましいが、異なる位置に形成することも可能である。また、溝部14の本数は、摺動部11の両面に同じ本数だけ形成することが好ましいが、異なる本数だけ形成することも可能である。例えば、図1において、隣接配置される8組の2本の溝部14のうちの一方を摺動部11の一方の面に形成し、他方を他方の面に形成し、摺動部11の両面に8本の溝部14をそれぞれ形成することができる。
溝部14の外周端部には外側へ向けて開口する開口部14aが形成され、溝部14内に侵入した異物は、ブレーキディスク1の回転による遠心力で、溝部14の外周部側へ移動して、開口部14aから外部へ排出されるように構成されている。また、溝部14を半径方向に対して角度を付けた直線状や、曲線状に形成する場合には、図1に示すように、溝部14の内周側が外周側よりもブレーキディスク1の回転方向(図1に矢印Aで図示)の前側に位置するように、溝部14を半径方向に対して傾斜状に形成することが好ましい。このように構成すると、制動時におけるブレーキパッド2との接触により、溝部14内に侵入した異物をブレーキディスク1の外周側へ案内して、より一層効率的に異物を外部へ排出できる。
溝部14の長さ方向と直交方向の断面形状は、任意に設定可能であるが、長方形や正方形などの角溝状に形成して、溝部14の内側面を摺動部11の厚さ方向に形成すると、ブレーキディスク1が磨耗しても、溝部14の開口幅が変化しないので、摺動部11の磨耗によりブレーキの操作感が微妙に変動することを防止でき、安定した操作感が得られるので好ましい。
溝部14の深さはブレーキディスク1の必要な機械的強度を確保可能な任意の深さに設定することができ、摺動部11の厚さ方向に占める溝部14の割合は、70%以下、好ましくは5%〜60%に設定することになる。摺動部11の同じ位置に溝部14を形成する場合には、表裏2本の溝部14の深さの和を摺動部11の厚さの70%以下、好ましくは5%〜60%に設定することになり、摺動部11の異なる位置に溝部14を形成する場合には、1本の溝部14の深さを摺動部11の厚さの70%以下、好ましくは5%〜60%に設定することになる。図1に示すブレーキディスク1では、溝部14の深さを摺動部11の厚さの10%(0.5mm)に設定した。
溝部14の幅は、軽減孔13の直径よりも小さい寸法に設定することも可能であるが、このように構成すると、溝部14と軽減孔13の交差部に軽減孔13に臨む角部が形成され、該角部が欠け易くなるので、軽減孔13の直径と同じ寸法或いはそれ以上の寸法に設定し、軽減孔13を含むように溝部14を形成することが好ましい。また、溝部14として、異なる幅や異なる深さの溝部14を混在させることも可能であるし、長さ方向の途中部において幅や深さを変更した溝部14を形成することも可能である。
以上、本発明の実施形態について説明したが、本発明は前述した実施形態に何ら限定されるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲においてその構成を変更し得ることは勿論である。
1 ブレーキディスク 2 ブレーキパッド
10 摺動ディスク 11 摺動部
11a 摺動面 12 嵌合凸部
12a 首部 12b 頭部
12c 挿通孔 13 軽減孔
14 溝部 14a 開口部
20 ハブディスク 21 取付孔
22 ボルト挿通孔 23 軽減孔
24 嵌合凹部 24a ストレート部
24b 係止凹部
30 連結手段 31 連結ピン
31a 胴部 31b フランジ部
31c 溝部 32 座金
33 ストッパリング
30A 連結手段 12A 嵌合凸部
12Ab 頭部 24A 嵌合凹部
24Ab 係止凹部
30B 連結手段 34 バネ部材
30C 連結手段 31d かしめ部

Claims (7)

  1. ブレーキパッドが圧接される摺動部を有する環状の摺動ディスクと、その内側に配置されるハブディスクと、両ディスクを周方向の複数個所で連結する連結ピンとを備えたブレーキディスクであって、
    前記摺動ディスクにおける連結ピンに対応する周方向位置に、該摺動ディスクの内側へ突出する嵌合凸部を設け、
    前記ハブディスクの外周部に前記嵌合凸部が内嵌する嵌合凹部を設け、
    前記嵌合凸部に連結ピンの挿通孔を形成し、
    前記連結ピンの両端部に、前記摺動ディスクとハブディスクとの軸方向への相対移動を規制する規制部を形成し、
    前記嵌合凸部の基部側に細長い板状の首部を形成し、
    前記嵌合凸部の先端側に首部よりも幅広の頭部を形成し、
    前記嵌合凹部の開口側に首部に嵌合するストレート部を形成し、
    前記嵌合凹部の奥部側に前記頭部に嵌合する係止凹部を形成した
    ことを特徴とするブレーキディスク。
  2. 前記嵌合凸部を細長い板状に形成し、該嵌合凸部の先端側に前記挿通孔を1つ形成した請求項1記載のブレーキディスク。
  3. 前記連結ピンの一端部にハブディスクの面上に延びる鍔部を形成し、連結ピンの他端部にハブディスクの面上に延びる座金を脱落不能に外嵌した請求項1又は2記載のブレーキディスク。
  4. 前記嵌合凸部の長さを、前記摺動部の内径の10〜75%に設定した請求項1〜のいずれか1項記載のブレーキディスク。
  5. 前記連結ピンの一方の規制部と前記ハブディスク間に、前記摺動ディスクとハブディスクとが同一平面内に配置されるように付勢するバネ部材を設けた請求項1〜のいずれか1項記載のブレーキディスク。
  6. 前記摺動部におけるブレーキパッドとの摺動面に、隣接する嵌合凸部の周方向の中央部に対応させて、クリーニング用の溝部を形成した請求項1〜のいずれか1項記載のブレーキディスク。
  7. 前記摺動部に重量軽減用の複数の軽減孔を形成し、隣接する複数の軽減孔を通過するように前記溝部を形成した請求項記載のブレーキディスク。
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