JP5798211B1 - 共沸しない洗浄剤組成物を用いた洗浄システム及び洗浄方法 - Google Patents
共沸しない洗浄剤組成物を用いた洗浄システム及び洗浄方法 Download PDFInfo
- Publication number
- JP5798211B1 JP5798211B1 JP2014100725A JP2014100725A JP5798211B1 JP 5798211 B1 JP5798211 B1 JP 5798211B1 JP 2014100725 A JP2014100725 A JP 2014100725A JP 2014100725 A JP2014100725 A JP 2014100725A JP 5798211 B1 JP5798211 B1 JP 5798211B1
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- component
- cleaning
- tank
- boiling
- cleaned
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Active
Links
Classifications
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B08—CLEANING
- B08B—CLEANING IN GENERAL; PREVENTION OF FOULING IN GENERAL
- B08B3/00—Cleaning by methods involving the use or presence of liquid or steam
- B08B3/04—Cleaning involving contact with liquid
- B08B3/08—Cleaning involving contact with liquid the liquid having chemical or dissolving effect
-
- C—CHEMISTRY; METALLURGY
- C11—ANIMAL OR VEGETABLE OILS, FATS, FATTY SUBSTANCES OR WAXES; FATTY ACIDS THEREFROM; DETERGENTS; CANDLES
- C11D—DETERGENT COMPOSITIONS; USE OF SINGLE SUBSTANCES AS DETERGENTS; SOAP OR SOAP-MAKING; RESIN SOAPS; RECOVERY OF GLYCEROL
- C11D7/00—Compositions of detergents based essentially on non-surface-active compounds
- C11D7/22—Organic compounds
- C11D7/24—Hydrocarbons
-
- C—CHEMISTRY; METALLURGY
- C11—ANIMAL OR VEGETABLE OILS, FATS, FATTY SUBSTANCES OR WAXES; FATTY ACIDS THEREFROM; DETERGENTS; CANDLES
- C11D—DETERGENT COMPOSITIONS; USE OF SINGLE SUBSTANCES AS DETERGENTS; SOAP OR SOAP-MAKING; RESIN SOAPS; RECOVERY OF GLYCEROL
- C11D7/00—Compositions of detergents based essentially on non-surface-active compounds
- C11D7/22—Organic compounds
- C11D7/26—Organic compounds containing oxygen
-
- C—CHEMISTRY; METALLURGY
- C11—ANIMAL OR VEGETABLE OILS, FATS, FATTY SUBSTANCES OR WAXES; FATTY ACIDS THEREFROM; DETERGENTS; CANDLES
- C11D—DETERGENT COMPOSITIONS; USE OF SINGLE SUBSTANCES AS DETERGENTS; SOAP OR SOAP-MAKING; RESIN SOAPS; RECOVERY OF GLYCEROL
- C11D7/00—Compositions of detergents based essentially on non-surface-active compounds
- C11D7/22—Organic compounds
- C11D7/28—Organic compounds containing halogen
Landscapes
- Chemical & Material Sciences (AREA)
- Chemical Kinetics & Catalysis (AREA)
- Life Sciences & Earth Sciences (AREA)
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Oil, Petroleum & Natural Gas (AREA)
- Wood Science & Technology (AREA)
- Organic Chemistry (AREA)
- Health & Medical Sciences (AREA)
- Emergency Medicine (AREA)
- General Chemical & Material Sciences (AREA)
- Cleaning By Liquid Or Steam (AREA)
- Detergent Compositions (AREA)
Abstract
Description
[1]第1の成分と第2の成分とを含む第1の洗浄剤組成物を収容し、被洗浄物が浸漬され、かつ第1の成分の蒸気を発生させる煮沸槽と、煮沸槽により発生した第1の成分の蒸気を液化して回収する回収部と、回収部により回収された回収液から水を分離して第1の成分を抽出する水分離器と、を備える洗浄システムであって、
第1の成分は、沸点が30〜100℃でありかつ蒸気比重が空気よりも大きく、第2の成分は、第1の成分の沸点に対して、50℃以上高い沸点を有し、第1の成分と第2の成分とは、相溶するが共沸せず、
水分離器により抽出された第1の成分は煮沸槽に供給されることを特徴とする、洗浄システム。
[2]第1の成分と第2の成分とを含む第1の洗浄剤組成物を収容し、被洗浄物が浸漬され、かつ第1の成分の蒸気を発生させる煮沸槽と、第1の成分を含み、かつ第2の成分は含まないリンス液を収容し、被洗浄物が浸漬されてリンスされるリンス槽と、煮沸槽により発生した第1の成分の蒸気を液化して回収する回収部と、回収部により回収された回収液から水を分離して第1の成分を抽出する水分離器と、を備える洗浄システムであって、
第1の成分は、沸点が30〜100℃でありかつ蒸気比重が空気よりも大きく、第2の成分は、第1の成分の沸点に対して、50℃以上高い沸点を有し、第1の成分と第2の成分とは、相溶するが共沸せず、
水分離器により抽出された第1の成分はリンス槽に供給されることを特徴とする、洗浄システム。
[3]第1の成分と第2の成分とを含む第1の洗浄剤組成物を収容し、被洗浄物が浸漬され、かつ第1の成分の蒸気を発生させる煮沸槽と、第1の成分を含み、かつ第2の成分は含まないリンス液を収容し、被洗浄物が浸漬されてリンスされるリンス槽と、第1の成分を含む第2の洗浄剤組成物を収容し、被洗浄物に接触させる第1の成分の蒸気を発生させる仕上槽と、煮沸槽または仕上槽により発生した第1の成分の蒸気を液化して回収する回収部と、回収部により回収された回収液から水を分離して第1の成分を抽出する水分離器と、を備える洗浄システムであって、
第1の成分は、沸点が30〜100℃でありかつ蒸気比重が空気よりも大きく、第2の成分は、第1の成分の沸点に対して、50℃以上高い沸点を有し、第1の成分と第2の成分とは、相溶するが共沸せず、
水分離器により抽出された第1の成分はリンス槽に供給されることを特徴とする、洗浄システム。
[4]さらに、煮沸槽から回収した汚れた洗浄剤組成物を加熱して第1の成分の蒸気を発生させる蒸留再生装置を備え、蒸留再生装置には、発生した第1の成分の蒸気を液化して回収する回収部が設けられ、回収部により回収された回収液が水分離器に供給されることを特徴とする、[3]の洗浄システム。
[5]さらに、仕上槽には、仕上げ槽中の第2の洗浄剤組成物の量を検出するセンサが設けられ、センサにより第2の洗浄剤組成物の量が所定量以下になったときに、水分離器から仕上槽へと第1の成分が供給される、[4]の洗浄システム。
[6]水分離器は、比重分離により第1の成分を抽出することを特徴とする、[1]〜[5]のいずれかの洗浄システム。
[7][1]の洗浄システムを用いた洗浄方法であって、
(1A)被洗浄物を煮沸槽に浸漬して、煮沸洗浄する工程と、
(1B)被洗浄物を第1の成分の蒸気に接触させて、蒸気洗浄する工程と
を含む、洗浄方法。
[8]工程(1A)の後で、(1A’)第1の成分でシャワー洗浄する工程
を含む、[7]の洗浄方法。
[9][2]の洗浄システムを用いた洗浄方法であって、
(2A)被洗浄物を煮沸槽に浸漬して、煮沸洗浄する工程と、
(2B)被洗浄物をリンス槽に浸漬して、リンスする工程と、
(2C)被洗浄物を第1の成分の蒸気に接触させて、蒸気洗浄する工程と
を含む、洗浄方法。
[10][3]〜[5]のいずれかの洗浄システムを用いた洗浄方法であって、
(3A)被洗浄物を煮沸槽に浸漬して、煮沸洗浄する工程と、
(3B)被洗浄物をリンス槽に浸漬して、リンスする工程と、
(3C)被洗浄物を仕上槽の上部に置いて、第1の成分の蒸気に接触させて、蒸気洗浄する工程と
を含む、洗浄方法。
[11]第1の成分が、ハイドロフルオロカーボン及びハイドロフルオロエーテルからなる群より選択される1種以上のフッ素系溶剤であり、
第2の成分が、C12〜C20不飽和脂肪酸アルキルエステル、パラフィン系炭化水素、又は単環式モノテルペンである、[1]〜[6]のいずれかの洗浄システム。
[12]第1の成分が、ハイドロフルオロカーボン及びハイドロフルオロエーテルからなる群より選択される1種以上のフッ素系溶剤であり、
第2の成分が、C12〜C20不飽和脂肪酸アルキルエステル、パラフィン系炭化水素、又は単環式モノテルペンである、[7]〜[10]のいずれかの洗浄方法。
本発明における洗浄システムである、洗浄システム1、洗浄システム2及び洗浄システム3(以下、これらをまとめて「洗浄システム」という場合がある。)で用いられる、第1の洗浄剤組成物、第2の洗浄剤組成物及びリンス液について説明する。
第1の成分は、沸点が30〜100℃でありかつ蒸気比重が空気よりも大きい。
第2の成分は、第1の成分の沸点に対して、50℃以上高い沸点を有する成分である。
第2の成分は、洗浄システムにおいて、煮沸洗浄における洗浄成分である。
なお、前記した第2の成分について、ある第1の成分の沸点よりも50℃高い沸点を有する成分ではない場合、当該第1の成分の沸点よりも50℃高い沸点を有する成分ではない成分と、当該第1の成分の沸点よりも50℃以上高い成分との混合物とすることで、第2の成分としてもよい。
(1)第1の成分が、HFC及びHFEからなる群より選択される1種以上のフッ素系溶剤であり、第2の成分が、C12〜C20不飽和脂肪酸アルキルエステル、パラフィン系炭化水素、又は単環式モノテルペンである。
(2)第1の成分が、HFC及びHFEからなる群より選択される1種以上のフッ素系溶剤であり、第2の成分が、C12〜C20不飽和脂肪酸アルキルエステルである。
(3)第1の成分が、1,1,1,3,3−ペンタフルオロブタン、又は、メチルノナフルオロn−ブチルエーテルとメチルノナフルオロイソブチルエーテルとの混合物であり、第2の成分が、C14〜C18不飽和脂肪酸メチルエステルとC16〜C18不飽和脂肪酸メチルエステルの混合物である。
第1の洗浄剤組成物、第2の洗浄剤組成物及びリンス液は、本発明の効果を損なわない限り、更なる成分を含んでいてもよい。このような成分として、安定剤、酸化防止剤、防錆剤が挙げられる。更なる成分は、第1の成分とは共沸しないが、第2の成分とは共沸してもよい。第1の洗浄剤組成物、第2の洗浄剤組成物及びリンス液が更なる成分を含む場合、更なる成分の含有量は、第1の成分及び第2の成分の合計100重量部に対して、0.1〜50重量部が好ましく、0.5〜10重量部がより好ましく、1〜5重量部が特に好ましい。これらの成分は、洗浄剤分野で通常用いられている成分が挙げられる。なお、リンス液が更なる成分を含む場合、前記の更なる成分含有量は、第1の成分の100重量に対する量である。
洗浄システムについて説明する。
(1)洗浄システム1
洗浄システム1は、第1の成分と第2の成分とを含む第1の洗浄剤組成物を収容し、被洗浄物が浸漬され、かつ第1の成分の蒸気を発生させる煮沸槽と、煮沸槽により発生した第1の成分の蒸気を液化して回収する回収部と、回収部により回収された回収液から水を分離して第1の成分を抽出する水分離器と、を備える洗浄システムであって、第1の成分は、沸点が30〜100℃でありかつ蒸気比重が空気よりも大きく、第2の成分は、第1の成分の沸点に対して、50℃以上高い沸点を有し、第1の成分と第2の成分とは、相溶するが共沸せず、水分離器により抽出された第1の成分は煮沸槽に供給されることを特徴とする、洗浄システムである。
水分離器に液化した第1の成分を供給する手段は、特に限定されないが、樋(図1中、24)が好ましい。樋は、冷却パイプ等に露滴する水が洗浄システムの各槽に混入することを目的として、冷却パイプ等により液化された第1の成分を、水分離器に供給するために設けられる。ここで、第1の成分の蒸気を液化する手段により液化され、水分離器に供給される第1の成分の液体を回収液という。
そして、第1の成分は、後述する水分離器により抽出されて、再生液として再利用される。
洗浄システム1を用いた洗浄方法は、以下の工程:(1A)被洗浄物を煮沸槽に浸漬して、煮沸洗浄する工程と、(1B)被洗浄物を蒸気相に置いて、蒸気洗浄する工程とを含む。
洗浄システム2は、第1の成分と第2の成分とを含む第1の洗浄剤組成物を収容し、被洗浄物が浸漬され、かつ第1の成分の蒸気を発生させる煮沸槽と、第1の成分を含み、かつ第2の成分は含まないリンス液を収容し、被洗浄物が浸漬されてリンスされるリンス槽と、煮沸槽により発生した第1の成分の蒸気を液化して回収する回収部と、回収部により回収された回収液から水を分離して第1の成分を抽出する水分離器と、を備える洗浄システムであって、第1の成分は、沸点が30〜100℃でありかつ蒸気比重が空気よりも大きく、第2の成分は、第1の成分の沸点に対して、50℃以上高い沸点を有し、第1の成分と第2の成分とは、相溶するが共沸せず、水分離器により抽出された第1の成分はリンス槽に供給されることを特徴とする、洗浄システムである。
リンス槽に収容される液体は、リンス液である。リンス液は、第1の成分を含み、かつ第2の成分を含まない。リンス槽は、リンス液に超音波振動を与える超音波発振機(図3中、25)を備えていてもよい。また、図示していないが、リンス槽は、リンス液の温度を調節するためのヒーターを備えていてもよい。なお、第1の成分の蒸気の発生によるリンス液の減少を防ぐ観点から、リンス槽中のリンス液の温度は、リンス液の沸点未満であるのが好ましい。具体的には、リンス槽中のリンス液の温度は、100℃未満であるのがより好ましく、61℃未満であるのがさらに好ましく、40℃未満であるのが特に好ましい。洗浄システム2において、被洗浄物から除去される汚れが固形物である場合、汚れの蓄積を回避する目的で、リンス槽にポンプ及びフィルター回路を敷設してもよい。
洗浄システム2を用いた洗浄方法は、以下の工程:(2A)被洗浄物を煮沸槽に浸漬して、煮沸洗浄する工程と、(2B)被洗浄物をリンス槽に浸漬して、リンスする工程と、(2C)被洗浄物を蒸気相に置いて、蒸気洗浄する工程とを含む。
洗浄システム3は、第1の成分と第2の成分とを含む第1の洗浄剤組成物を収容し、被洗浄物が浸漬され、かつ第1の成分の蒸気を発生させる煮沸槽と、第1の成分を含み、かつ第2の成分は含まないリンス液を収容し、被洗浄物が浸漬されてリンスされるリンス槽と、第1の成分を含む第2の洗浄剤組成物を収容し、被洗浄物に接触させる第1の成分の蒸気を発生させる仕上槽と、煮沸槽または仕上槽により発生した第1の成分の蒸気を液化して回収する回収部と、回収部により回収された回収液から水を分離して第1の成分を抽出して煮沸槽に戻す水分離器と、を備える洗浄システムであって、第1の成分は、沸点が30〜100℃でありかつ蒸気比重が空気よりも大きく、第2の成分は、第1の成分の沸点に対して、50℃以上高い沸点を有し、第1の成分と第2の成分とは、相溶するが共沸せず、水分離器により抽出された第1の成分はリンス槽に供給されることを特徴とする、洗浄システムである。
洗浄システム3において、煮沸槽に含まれる第1の成分の清浄を目的して、蒸留再生装置を備えることが好ましい。よって、洗浄システム3が、さらに、煮沸槽から回収した汚れた洗浄剤組成物を加熱して第1の成分の蒸気を発生させる蒸留再生装置を備え、蒸留再生装置には、発生した第1の成分の蒸気を液化して回収する回収部が設けられ、回収部により回収された回収液が水分離器に供給される、洗浄システムであるのが好ましい。
本発明の洗浄システム3を用いた洗浄方法は、以下の工程:(3A)被洗浄物を煮沸槽に浸漬して、煮沸洗浄する工程と、(3B)被洗浄物をリンス槽に浸漬して、リンスする工程と、(3C)被洗浄物を仕上槽の上部において、蒸気洗浄する工程とを含む。
工程(3B)は、被洗浄物をリンス槽に浸漬して、リンスする工程である。工程(3B)における条件は、好ましいものも含め、洗浄システム2で記載したとおりである。
工程(3C)は、被洗浄物を仕上槽の上部に置いて、蒸気洗浄する工程である。図4では、被洗浄物をS3の位置から、仕上槽の上部であるS4の位置に移動して、蒸気相に置く。そして、被洗浄物を、仕上槽及び煮沸槽から発生する蒸気と接触させることにより、蒸気洗浄を行う。仕上槽に備えられているヒーターは、仕上槽から第1の成分の蒸気が発生する温度、例えば、第1の成分の沸点以上第2の成分の沸点未満の温度に調整される。ここで、蒸気相は、仕上槽から発生する蒸気及び煮沸槽から発生する蒸気からなるが、いずれも第1の成分の蒸気である。蒸気洗浄の条件は、工程(1B)で記載したとおりである。
本発明の洗浄システム及び洗浄方法は、油が付着した被洗浄物を洗浄するために用いることができる。本発明において、洗浄とは、油が付着した被洗浄物から、油を除去することをいう。本発明において、油としては、常温、例えば20℃において液体であり、水に溶解せず、粘性を感じるものであれば特に限定されないが、例えば鉱物油、フッ素オイル、及びシリコーンオイルが挙げられる。よって、第1の洗浄剤組成物の用途として、例えば、油により汚染された被洗浄物用の洗浄剤、例えば切削油、プレス油、引抜き油、熱処理油、防錆油、潤滑油、金属加工油、グリース、フラックス、樹脂、及びワックスにより汚染された被洗浄物用の洗浄剤(具体的には、フラックス洗浄剤や脱脂洗浄剤等)が挙げられる。
CF3CF2CF2O−(CF(CF3)CF2O)x−CF2CF3 (1)
(式中、xは、1以上の整数である)、
一般式(2):
HOCH2CF2O−(CF2CF2O)p−(CF2O)q−CF2CH2OH (2)
(式中、p及びqは、互いに独立して、1以上の整数である)、
又は、一般式(3):
F−(CF2CF2CF2O)y−CF2CF2O−CH2OH (3)
(式中、yは、1以上の整数である)
で示される構造を有する。
(1)第1の成分
(1−1)HFC:1,1,1,3,3−ペンタフルオロブタン(沸点40℃、蒸気密度比5.11)
(1−2)HFE:メチルノナフルオロイソブチルエーテル及びメチルノナフルオロn−ブチルエーテルの混合物(ノベックHFE7100、住友スリーエム社製、沸点61℃、蒸気密度比5〜6)
(2)第2の成分
(2−1)植物系脂肪酸エステル:C14〜C18不飽和脂肪酸メチルエステル及びC16〜C18不飽和脂肪酸メチルエステルの混合物(カネダ化学社製植物油ベースソルベント ベジソル(登録商標)CM、沸点186℃、蒸気密度比1.0以下)
試験片1:金属加工油として、ユシロンオイルCX(ユシロ化学製)に浸漬させたSUS板(50mm×50mm×2mmt)
試験片2:金属加工油として、東レ・ダウコーニング社のDOW CORNING TORAY SH33M GREASE(シリコーングリース)を塗布したSUS板(35mm×40mm×2mmt)
(1−1)実施例1
図1の洗浄システムと同等の煮沸槽及び水分離器を備えた洗浄システムにおいて、第1の洗浄剤組成物として洗浄剤1を用い、被洗浄物として試験片1を用いて、洗浄試験を行った。煮沸槽に第1の洗浄剤組成物を収容した。煮沸槽の第1の洗浄剤組成物を、加熱ヒーターで蒸気相が形成されるまで加熱した。ここで、蒸気相の成分は、冷却パイプによって液化し、液化した成分は、樋を通って回収され、回収液は水分離器に流入した。次いで、水分離器よって、蒸気相の成分が抽出され、抽出された蒸気相の成分は、煮沸槽に流入した。被洗浄物を煮沸槽に3分間浸漬させた。次いで、被洗浄物を引き上げて、蒸気相に置いて3分間蒸気洗浄を行った。試験後の被洗浄物の表面について、残留物の有無を目視により判定した。試験後の被洗浄物において、金属加工油及び洗浄剤組成物の残留物は見られなかった。
図1の洗浄システムと同等の煮沸槽及び水分離器を備えた洗浄システムにおいて、第1の洗浄剤組成物として洗浄剤3を用い、被洗浄物として試験片1を用いて、洗浄試験を行った。なお、洗浄剤3は、蒸気比重が空気よりも小さいので、加熱ヒーターで加熱しても、蒸気相が形成されなかった。よって、比較例1では、煮沸槽の第1の洗浄剤組成物の温度を100℃に加熱して試験を行った。煮沸槽に第1の洗浄剤組成物を収容した。加熱ヒーターで煮沸槽の第1の洗浄剤組成物の温度を100℃に加熱した。被洗浄物を煮沸槽に3分間浸漬させた。次いで、被洗浄物を引き上げて、3分間放置した。試験後の被洗浄物の表面について、残留物の有無を目視により判定した。試験後の被洗浄物の表面には、金属加工油の残留物が見られた。
洗浄剤組成物として、洗浄剤4を用いたこと以外は、実施例1と同様に行った。試験後の被洗浄物の表面において、金属加工油の残留物が見られた。
(2−1)実施例2
図3の洗浄システムと同等の煮沸槽、リンス槽及び水分離器を備えた洗浄システムにおいて、第1の洗浄剤組成物として洗浄剤1を用い、被洗浄物として試験片1を用いて、洗浄試験を行った。煮沸槽に第1の洗浄剤組成物を収容した。リンス槽に洗浄剤1の第1の成分のみを収容した。煮沸槽の第1の洗浄剤組成物を、加熱ヒーターで蒸気相が形成されるまで加熱した。蒸気相の成分は、冷却パイプによって液化し、液化した成分は、樋を通って回収され、回収液は水分離器に流入した。次いで、水分離器よって、蒸気相の成分が抽出され、抽出された蒸気相の成分は、リンス槽に流入した。被洗浄物を煮沸槽に3分間浸漬させた。次いで、被洗浄物をリンス槽で3分間すすぎ、続いて、被洗浄物を引き上げて、リンス槽上部の蒸気相に置いて3分間蒸気洗浄を行った。試験後の被洗浄物の表面について、残留物の有無を目視により判定した。試験後の被洗浄物の表面において、金属加工油及び洗浄剤組成物の残留物は見られなかった。
被洗浄物として試験片2を用いたこと以外は、実施例2と同様に行った。試験後の被洗浄物の表面において、金属加工油及び洗浄剤組成物の残留物は見られなかった。
第1の洗浄剤組成物として洗浄剤2を用いたこと以外は、実施例2と同様に行った。試験後の被洗浄物の表面において、金属加工油及び洗浄剤組成物の残留物は見られなかった。
第1の洗浄剤組成物として洗浄剤2を用い、被洗浄物として試験片2を用いたこと以外は、実施例2と同様に行った。試験後の被洗浄物の表面において、金属加工油及び洗浄剤組成物の残留物は見られなかった。
図3の洗浄システムと同等の煮沸槽、リンス槽及び水分離器を備えた洗浄システムにおいて、第1の洗浄組成物として洗浄剤3を用い、被洗浄物として試験片2を用いて、洗浄試験を行った。なお、洗浄剤3は、蒸気比重が空気よりも小さいので、加熱ヒーターで加熱しても、蒸気相が形成されなかった。よって、比較例3では、煮沸槽の第1の洗浄剤組成物の温度を100℃に加熱して試験を行った。煮沸槽に第1の洗浄剤組成物を収容した。リンス槽に洗浄剤3を収容した。加熱ヒーターで煮沸槽の第1の洗浄剤組成物の温度を100℃に加熱した。被洗浄物を煮沸槽に3分間浸漬させた。次いで、被洗浄物をリンス槽で3分間すすぎ、続いて、被洗浄物を引き上げて、リンス槽上部に置いて3分間放置した。試験後の被洗浄物の表面について、金属加工油の残渣、及び洗浄剤組成物の成分の残渣の有無を目視により判定した。試験後の被洗浄物の表面において、金属加工油及び洗浄剤組成物の残留物が見られた。
第1の洗浄剤組成物として洗浄剤4を用い、被洗浄物として試験片2を用いたこと以外は、実施例2と同様に行った。試験後の被洗浄物の表面において、金属加工油の残留物が見られた。
第1の洗浄組成物として洗浄剤5を用い、被洗浄物として試験片2を用いたこと以外は、実施例2と同様に行った。試験後の被洗浄物の表面において、金属加工油の残留物が見られた。
(3−1)実施例6
図4の洗浄システムと同等の煮沸槽、リンス槽、仕上槽及び水分離器を備えた洗浄システムにおいて、第1の洗浄剤組成物及び第2の洗浄剤組成物として洗浄剤1を用い、被洗浄物として試験片1を用いて、洗浄試験を行った。煮沸槽に第1の洗浄剤組成物を収容した。仕上槽に、第2の洗浄剤組成物を収容した。リンス槽に、洗浄剤1の第1の成分のみを収容した。煮沸槽の第1の洗浄剤組成物及び仕上槽の第2の洗浄剤組成物を、加熱ヒーターで蒸気相が形成されるまで加熱した。蒸気相の成分は、冷却パイプによって液化し、液化した成分は、樋を通って回収され、回収液は水分離器に流入した。次いで、水分離器によって蒸気相の成分が抽出され、抽出された蒸気相の成分は、リンス槽に流入した。被洗浄物を煮沸槽に3分間浸漬させた。次いで、被洗浄物をリンス槽で3分間すすぎ、続いて、被洗浄物を仕上槽上部の蒸気相に置いて3分間蒸気洗浄を行った。試験後の被洗浄物の表面について、金属加工油の残渣又は洗浄剤組成物の成分の残留物の有無を目視により判定した。試験後の被洗浄物の表面において、金属加工油及び洗浄剤組成物の残留物は見られなかった。
被洗浄物として試験片2を用いたこと以外は、実施例6と同様に行った。試験後の被洗浄物の表面において、金属加工油及び洗浄剤組成物の残留物は見られなかった。
11 仕上槽、12 リンス槽、13 仕上槽、14 蒸留再生装置;
21 水分離器、22 ヒーター、23 冷却パイプ、24 樋、25 超音波装置、26 ヒーター、27 自動開閉弁、28 液面検出スイッチ;
S 被洗浄物
Claims (10)
- 第1の成分と第2の成分とを含む第1の洗浄剤組成物を収容し、被洗浄物が浸漬され、かつ第1の成分の蒸気を発生させる煮沸槽と、
煮沸槽により発生した第1の成分の蒸気を液化して回収する回収部と、
回収部により回収された回収液から水を分離して第1の成分を抽出して煮沸槽に戻す水分離器と、
を備える洗浄システムであって、
第1の成分は、沸点が30〜100℃でありかつ蒸気比重が空気よりも大きく、
第2の成分は、第1の成分の沸点に対して、50℃以上高い沸点を有し、
第1の成分と第2の成分とは、相溶するが共沸せず、
水分離器により抽出された第1の成分は煮沸槽に供給されることを特徴とし、第1の成分が、ハイドロフルオロカーボン及びハイドロフルオロエーテルからなる群より選択される1種以上のフッ素系溶剤であり、第2の成分が、C 12 〜C 20 不飽和脂肪酸アルキルエステルである、洗浄システム。 - 第1の成分と第2の成分とを含む第1の洗浄剤組成物を収容し、被洗浄物が浸漬され、かつ第1の成分の蒸気を発生させる煮沸槽と、
第1の成分を含み、かつ第2の成分は含まないリンス液を収容し、被洗浄物が浸漬されてリンスされるリンス槽と、
煮沸槽により発生した第1の成分の蒸気を液化して回収する回収部と、
回収部により回収された回収液から水を分離して第1の成分を抽出する水分離器と、
を備える洗浄システムであって、
第1の成分は、沸点が30〜100℃でありかつ蒸気比重が空気よりも大きく、
第2の成分は、第1の成分の沸点に対して、50℃以上高い沸点を有し、
第1の成分と第2の成分とは、相溶するが共沸せず、
水分離器により抽出された第1の成分はリンス槽に供給されることを特徴とし、第1の成分が、ハイドロフルオロカーボン及びハイドロフルオロエーテルからなる群より選択される1種以上のフッ素系溶剤であり、第2の成分が、C 12 〜C 20 不飽和脂肪酸アルキルエステルである、洗浄システム。 - 第1の成分と第2の成分とを含む第1の洗浄剤組成物を収容し、被洗浄物が浸漬され、かつ第1の成分の蒸気を発生させる煮沸槽と、
第1の成分を含み、かつ第2の成分は含まないリンス液を収容し、被洗浄物が浸漬されてリンスされるリンス槽と、
第1の成分を含む第2の洗浄剤組成物を収容し、被洗浄物に接触させる第1の成分の蒸気を発生させる仕上槽と、
煮沸槽または仕上槽により発生した第1の成分の蒸気を液化して回収する回収部と、
回収部により回収された回収液から水を分離して第1の成分を抽出する水分離器と、
を備える洗浄システムであって、
第1の成分は、沸点が30〜100℃でありかつ蒸気比重が空気よりも大きく、
第2の成分は、第1の成分の沸点に対して、50℃以上高い沸点を有し、
第1の成分と第2の成分とは、相溶するが共沸せず、
水分離器により抽出された第1の成分はリンス槽に供給されることを特徴とし、第1の成分が、ハイドロフルオロカーボン及びハイドロフルオロエーテルからなる群より選択される1種以上のフッ素系溶剤であり、第2の成分が、C 12 〜C 20 不飽和脂肪酸アルキルエステルである、洗浄システム。 - さらに、煮沸槽から回収した汚れた洗浄剤組成物を加熱して第1の成分の蒸気を発生させる蒸留再生装置を備え、
蒸留再生装置には、発生した第1の成分の蒸気を液化して回収する回収部が設けられ、回収部により回収された回収液が水分離器に供給されることを特徴とする、請求項3に記載の洗浄システム。 - さらに、仕上槽には、仕上げ槽中の第2の洗浄剤組成物の量を検出するセンサが設けられ、センサにより第2の洗浄剤組成物の量が所定量以下になったときに、水分離器から仕上槽へと第1の成分が供給される、請求項4に記載の洗浄システム。
- 水分離器は、比重分離により第1の成分を抽出することを特徴とする、請求項1〜5のいずれか1項に記載の洗浄システム。
- 請求項1に記載の洗浄システムを用いた洗浄方法であって、
(1A)被洗浄物を煮沸槽に浸漬して、煮沸洗浄する工程と、
(1B)被洗浄物を第1の成分の蒸気に接触させて、蒸気洗浄する工程と
を含み、第1の成分が、ハイドロフルオロカーボン及びハイドロフルオロエーテルからなる群より選択される1種以上のフッ素系溶剤であり、第2の成分が、C 12 〜C 20 不飽和脂肪酸アルキルエステルである、洗浄方法。 - 工程(1A)の後で、(1A’)第1の成分でシャワー洗浄する工程
を含む、請求項7に記載の洗浄方法。 - 請求項2に記載の洗浄システムを用いた洗浄方法であって、
(2A)被洗浄物を煮沸槽に浸漬して、煮沸洗浄する工程と、
(2B)被洗浄物をリンス槽に浸漬して、リンスする工程と、
(2C)被洗浄物を第1の成分の蒸気に接触させて、蒸気洗浄する工程と
を含み、第1の成分が、ハイドロフルオロカーボン及びハイドロフルオロエーテルからなる群より選択される1種以上のフッ素系溶剤であり、第2の成分が、C 12 〜C 20 不飽和脂肪酸アルキルエステルである、洗浄方法。 - 請求項3〜5のいずれか1項に記載の洗浄システムを用いた洗浄方法であって、
(3A)被洗浄物を煮沸槽に浸漬して、煮沸洗浄する工程と、
(3B)被洗浄物をリンス槽に浸漬して、リンスする工程と、
(3C)被洗浄物を仕上槽の上部に置いて、第1の成分の蒸気に接触させて、蒸気洗浄する工程と
を含み、第1の成分が、ハイドロフルオロカーボン及びハイドロフルオロエーテルからなる群より選択される1種以上のフッ素系溶剤であり、第2の成分が、C 12 〜C 20 不飽和脂肪酸アルキルエステルである、洗浄方法。
Priority Applications (2)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2014100725A JP5798211B1 (ja) | 2014-05-14 | 2014-05-14 | 共沸しない洗浄剤組成物を用いた洗浄システム及び洗浄方法 |
PCT/JP2015/063879 WO2015174487A1 (ja) | 2014-05-14 | 2015-05-14 | 共沸しない洗浄剤組成物を用いた洗浄システム及び洗浄方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2014100725A JP5798211B1 (ja) | 2014-05-14 | 2014-05-14 | 共沸しない洗浄剤組成物を用いた洗浄システム及び洗浄方法 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP5798211B1 true JP5798211B1 (ja) | 2015-10-21 |
JP2015217319A JP2015217319A (ja) | 2015-12-07 |
Family
ID=54348627
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2014100725A Active JP5798211B1 (ja) | 2014-05-14 | 2014-05-14 | 共沸しない洗浄剤組成物を用いた洗浄システム及び洗浄方法 |
Country Status (2)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP5798211B1 (ja) |
WO (1) | WO2015174487A1 (ja) |
Families Citing this family (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP6226501B2 (ja) * | 2016-04-27 | 2017-11-08 | 神戸合成株式会社 | 洗浄剤組成物及びそのエアゾール組成物 |
JP6763030B2 (ja) * | 2016-12-07 | 2020-09-30 | 株式会社Ihi | 洗浄方法及び洗浄装置 |
KR101998254B1 (ko) * | 2017-03-27 | 2019-10-01 | 김현태 | 스팟 크리너 시스템 |
WO2019124239A1 (ja) * | 2017-12-20 | 2019-06-27 | 日本ゼオン株式会社 | フッ素系溶剤の回収方法および回収装置、並びに、被洗浄物の洗浄方法および洗浄システム |
Citations (6)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH06510821A (ja) * | 1991-12-02 | 1994-12-01 | アライド−シグナル・インコーポレーテッド | 多成分溶剤クリーニング系 |
WO2001092456A1 (fr) * | 2000-06-01 | 2001-12-06 | Asahi Kasei Kabushiki Kaisha | Agent, procede et appareil de nettoyage |
WO2005079943A1 (ja) * | 2004-02-24 | 2005-09-01 | Asahi Glass Company, Limited | 水切り方法および水切り装置 |
JP2006232866A (ja) * | 2005-02-22 | 2006-09-07 | Asahi Kasei Chemicals Corp | 洗浄剤組成を調整する方法、装置及び洗浄装置 |
JPWO2005033257A1 (ja) * | 2003-10-03 | 2007-11-15 | 旭化成ケミカルズ株式会社 | 部分共沸組成物 |
JP2008163400A (ja) * | 2006-12-28 | 2008-07-17 | Asahi Glass Co Ltd | 洗浄システム及び洗浄方法 |
-
2014
- 2014-05-14 JP JP2014100725A patent/JP5798211B1/ja active Active
-
2015
- 2015-05-14 WO PCT/JP2015/063879 patent/WO2015174487A1/ja active Application Filing
Patent Citations (6)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH06510821A (ja) * | 1991-12-02 | 1994-12-01 | アライド−シグナル・インコーポレーテッド | 多成分溶剤クリーニング系 |
WO2001092456A1 (fr) * | 2000-06-01 | 2001-12-06 | Asahi Kasei Kabushiki Kaisha | Agent, procede et appareil de nettoyage |
JPWO2005033257A1 (ja) * | 2003-10-03 | 2007-11-15 | 旭化成ケミカルズ株式会社 | 部分共沸組成物 |
WO2005079943A1 (ja) * | 2004-02-24 | 2005-09-01 | Asahi Glass Company, Limited | 水切り方法および水切り装置 |
JP2006232866A (ja) * | 2005-02-22 | 2006-09-07 | Asahi Kasei Chemicals Corp | 洗浄剤組成を調整する方法、装置及び洗浄装置 |
JP2008163400A (ja) * | 2006-12-28 | 2008-07-17 | Asahi Glass Co Ltd | 洗浄システム及び洗浄方法 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
WO2015174487A1 (ja) | 2015-11-19 |
JP2015217319A (ja) | 2015-12-07 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
US5789359A (en) | Detergent, method of cleaning, and apparatus for cleaning | |
JP6969385B2 (ja) | 溶剤組成物、水切り乾燥方法およびフラックスの洗浄方法 | |
JP5798211B1 (ja) | 共沸しない洗浄剤組成物を用いた洗浄システム及び洗浄方法 | |
JP2723359B2 (ja) | 洗浄方法および洗浄装置 | |
JP2018100400A (ja) | 溶剤組成物、洗浄方法、塗膜の形成方法、熱移動媒体および熱サイクルシステム | |
JP4761293B2 (ja) | 洗浄剤組成物及び洗浄方法 | |
TW201323602A (zh) | 用於清潔應用且包含甲基全氟戊烯醚之共沸組成物 | |
JP5914296B2 (ja) | 洗浄用溶剤組成物 | |
JPWO2020022474A1 (ja) | 共沸(様)組成物 | |
KR20100112618A (ko) | 1,1,1,2,3,3-헥사플루오로-3-메톡시-프로판 및 트랜스-1,2-다이클로로에틸렌을 갖는 3성분 공비혼합물-유사 조성물 | |
KR20120062892A (ko) | 1,1,1,2,2,3,4,5,5,5-데카플루오로-3-메톡시-4-(트라이플루오로메틸)-펜탄을 함유하는 3성분 공비혼합물 및 그로부터 제조되는 조성물 | |
JP2008163400A (ja) | 洗浄システム及び洗浄方法 | |
TW201329032A (zh) | 新穎氟烷基全氟烯醚及其用途 | |
KR20100106389A (ko) | 1,1,1,2,3,3-헥사플루오로-3-메톡시-프로판 및 1-브로모프로판을 함유하는 공비혼합물-유사 조성물 | |
JP2017043680A (ja) | 洗浄用溶剤組成物 | |
CN108699495B (zh) | 溶剂组合物、清洗方法、涂膜形成用组合物和涂膜的形成方法 | |
JP4767002B2 (ja) | プレ洗浄方法および洗浄装置 | |
KR20100131431A (ko) | 1,1,1,2,3,3-헥사플루오로-3-메톡시-프로판 및 1-브로모프로판을 갖는 3성분 공비혼합물-유사 조성물 | |
US10662134B2 (en) | Solvent composition, cleaning method, coating film-forming composition, and method of forming a coating film | |
JP5723583B2 (ja) | 洗浄用溶剤組成物 | |
JP5363225B2 (ja) | 洗浄方法 | |
JP2022093150A (ja) | 洗浄用溶剤組成物 | |
JP3799680B2 (ja) | 洗浄方法 | |
JPWO2008081804A1 (ja) | フッ素化環状不飽和炭化水素を含有する洗浄剤および洗浄方法 | |
JPH11128854A (ja) | 洗浄方法および装置 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20150804 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20150820 |
|
R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Ref document number: 5798211 Country of ref document: JP Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
S531 | Written request for registration of change of domicile |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313531 |
|
R360 | Written notification for declining of transfer of rights |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R360 |
|
R360 | Written notification for declining of transfer of rights |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R360 |
|
R371 | Transfer withdrawn |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R371 |
|
S531 | Written request for registration of change of domicile |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313531 |
|
R350 | Written notification of registration of transfer |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |