JP6226501B2 - 洗浄剤組成物及びそのエアゾール組成物 - Google Patents
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Description
本発明の手段の洗浄剤組成物およびそのエアゾール組成物の主要成分について説明する。本発明の手段の洗浄剤組成物およびそのエアゾール組成物には、(Z)−1−クロロ−3,3,3−トリフルオロプロペンと、HFE系の不燃性フッ素系溶剤との2成分を含有させるものとする。
上述した本発明の手段の洗浄剤組成物およびそのエアゾール組成物には、必須となる2成分のうちの一方の成分として、(Z)−1−クロロ−3,3,3−トリフルオロプロペンを含有するものとする。(Z)−1−クロロ−3,3,3−トリフルオロプロペンは、ハイドロフルオロオレフィン系の溶剤として、1233Z(セントラル硝子株式会社,日本)などの名称で市販されているものを入手し利用することができる。
上述した本発明の手段の洗浄剤組成物およびそのエアゾール組成物は、必須となる2成分のうちの他方の成分として、HFE系の不燃性フッ素系溶剤を1つ以上含有するものとする。このHFE系のフッ素系溶剤は、引火点がなく、燃焼点(下限)並びに燃焼点(上限)が共に非検出の、不燃性である。消防法上の非危険物に該当し、危険物倉庫が不要で、保管量に法的な制限がない。
本発明の手段の洗浄剤組成物およびそのエアゾール組成物においては、自動車、二輪自動車、自転車、建機、農機、航空機、鉄道車両、船舶などの各種車両・乗物・輸送機関の洗浄や、作業者の使用した手袋、作業着、工具、作業場の洗浄に用いることを考慮すると、溶剤がそもそも不燃性であるという特性に加え、さらに、樹脂やエラストマーに対する侵襲性をより低くし、油脂類などへの相溶性をより高め、かつ、金属、樹脂及びエラストマーなどの様々な素材からなる部材に対するより優れた洗浄性と、適度な乾燥速度をもたらすものとなるよう、含有される二成分である(Z)−1−クロロ−3,3,3−トリフルオロプロペンとHFE系の不燃性フッ素系溶剤との質量比の範囲を調節することが好ましい。そして、樹脂やエラストマーに対するより低い侵襲性、より高い油脂類などへの相溶性、金属、樹脂及びエラストマーなどの様々な素材からなる部材に対する優れた洗浄性と適度な乾燥速度を有するといった優れた特性を複数あわせ持つようにするため、本発明の手段の洗浄剤組成物およびそのエアゾール組成物において含有される二成分である(Z)−1−クロロ−3,3,3−トリフルオロプロペンとHFE系の不燃性フッ素系溶剤との質量比の範囲は、50/50〜99/1とすることが好ましい。
本発明の手段の洗浄剤組成物及びそのエアゾール組成物は、上述した洗浄剤組成物としての主要な2成分に加えて、さらに必要に応じて、追加成分を引火の危険性や火災時のリスクを高めない程度において配合したものとしてもよい。上記追加成分を配合する場合には、洗浄剤組成物としての不燃性または消防法における非危険物としての特性を保持しながらも、主要な2成分により達成される、(Z)−1−クロロ−3,3,3−トリフルオロプロペンそのものが保持する樹脂やエラストマーに対する侵襲性を低減し、かつ、油脂成分に対する洗浄性と適度な乾燥速度を保持するという特性を保持できる範囲内において配合する。この追加成分としては、アルコール類、飽和炭化水素、不飽和炭化水素、芳香族炭化水素、安定剤、キレート剤などを用いることができ、例えば、3MTM NOVECTM7200、3MTM NOVECTM7300などのHFE系溶剤、メタノール、エタノール、イソプロピルアルコール、ブタノールなどのアルコール類、ノルマルヘキサン、シクロヘキサン、イソヘキサンなどの炭化水素系溶剤、アセトン、MEK、シクロヘキサノンなどのケトン系溶剤、酢酸エチル、酢酸メチル、酢酸ブチル、エチレングリコールモノメチル エーテルアセテートなどのエステルおよびグリコールエステル系溶剤、メチルセロソルブ、ブチルセロソルブ、メトキシメチルブタノール、ヘキシルジグリコールなどのエーテル及びグリコールエーテル系溶剤、エチレングリコールジメチルエーテル、ジエチレングリコールジメチルエーテルなどのグライム系溶剤、HCFC−141b、HCFC−225、1−ブロモプロパン、クロロホルムなどの塩素系溶剤、N−メチル−2−ピロリドン、テトラヒドロフラン、ジメチルホルムアミドなどの特殊溶剤、γ−ブチロラクトン、1,3−ジオキソラン、ジメチルスルホキシドなどのその他の溶剤を配合したものを用いることができる。
エアゾール組成物における噴射ガスとしては、液化ガスや圧縮ガスを使用することができる。例えば、LPG(液化石油ガス)、DME(ジメチルエーテル)、炭酸ガス、フロン系ガス、窒素ガス、圧縮空気などのガスやLPGとDMEの混合物、LPGと炭酸ガスとの混合物などといった上記のガスを二種以上組み合わせたものをあげることが出来る。そして、本発明の手段の洗浄剤組成物と上記の噴射ガスを混合してエアゾール組成物とし、耐圧缶に充填して提供することが出来る。
本発明の手段の洗浄剤組成物の溶液は、洗浄対象となる自動車、二輪自動車、自転車、建機、農機、航空機、鉄道車両、船舶などの各種車両・乗物・輸送機関の金属、樹脂及びエラストマーなどの様々な素材からなる部材や、作業者の使用した手袋、作業着、工具、作業場に塗布して用いたり、それらの洗浄対象を洗浄剤組成物の溶液に浸漬させて用いることができる。また、本発明の手段の洗浄剤組成物を噴射ガスとなる液化ガスと混合したエアゾール組成物を耐圧缶に充填してエアゾール化させ、または、本発明の手段の洗浄剤組成物をペール缶に入れ、使用する作業場に移動式小型充填機を設置し、圧縮空気によりペール缶に入れた洗浄剤組成物をエアゾール化させ、洗浄対象となる金属や樹脂及びエラストマーなどの様々な素材からなる部材に、エアゾールとして吹き付けて用いることができる。
試験用サンプルを調製するため、本発明の洗浄剤組成物に用いる成分と、従来の洗浄剤とを、購入する。
本発明の洗浄剤組成物に用いる成分である(Z)−1−クロロ−3,3,3−トリフルオロプロペンとしては、1233Z(セントラル硝子株式会社,日本)を、HFE系の不燃性フッ素系溶剤の1,1,2,2−テトラフルオロ−1−(2,2,2−トリフルオロエトキシ)エタンとしては、アサヒクリン AE−3000(旭硝子株式会社,日本)を、HFE系の不燃性フッ素系溶剤のC3F7OCH3としては、3MTM NOVECTM7000 高機能性液体(スリーエム ジャパン株式会社,日本)を、HFE系の不燃性フッ素系溶剤のC4F9OCH3としては、3MTM NOVECTM7100 高機能性液体(スリーエム ジャパン株式会社,日本)をそれぞれ購入した。
また、従来の洗浄剤として、速乾原液としては、イソヘキサンを用いる、ブレーキ&パーツクリーナー(速乾タイプ)(神戸合成株式会社,日本)を使用し、さらに、脱脂洗浄剤としては、シクロヘキサンを用いる、脱脂洗浄剤(株式会社ホンダアクセス,日本)を、常乾原液としては、イソパラフィン系溶剤の、ブレーキクリーナーN04(スズキ株式会社,日本)を、また、トリクロロエタンを、それぞれ購入した。
・質量比(1233Z/AE−3000)
実施例1: 30/70
実施例2: 50/50
実施例3: 70/30
実施例4: 80/20
実施例5: 85/15
実施例6: 90/10
実施例20: 99/1
・質量比(1233Z/NOVEC7000)
実施例7: 30/70
実施例8: 50/50
実施例9: 70/30
実施例10: 80/20
実施例11: 90/10
実施例12: 95/5
・質量比(1233Z/NOVEC7100)
実施例13: 30/70
実施例14: 50/50
実施例15: 70/30
実施例16: 80/20
実施例17: 85/15
実施例18: 90/10
実施例19: 99/1
比較例1: 速乾原液
比較例2: 脱脂洗浄剤
比較例3: 常乾原液
比較例4: トリクロロエタン
比較例5: 1233Zのみ
比較例6: AE−3000のみ
比較例7: NOVEC7000のみ
比較例8: NOVEC7100のみ
・材料および方法
試験溶液として、実施例1〜18ならびに比較例1〜8の溶液を用意する。
グリス:GREASE(オレンジ)(神戸合成株式会社,日本)
:ラバー兼用ブレーキグリス(神戸合成株式会社,日本)
:ディスクブレーキ用グリス(神戸合成株式会社,日本)
:ブレーキグリス(神戸合成株式会社,日本)
:シリコングリス(神戸合成株式会社,日本)
:キャリパーピングリス(株式会社ホンダアクセス,日本)
:パッド&シューグリス(株式会社ホンダアクセス,日本)
:ラバーグリス(株式会社ホンダアクセス,日本)
:ブレーキグリス(株式会社ホンダアクセス,日本)
オイル:エンジンオイル Mobil1 0W−20(エクソンモービル,米国)
:ブレーキフルード(DOT3)(株式会社ホンダアクセス,日本)
:ブレーキフルード(DOT4)(スズキ株式会社,日本)
1時間の超音波処理後に、超音波洗浄機から各バイアル瓶を取り出す。バイアル瓶の内部を確認し、グリスまたはエンジンオイルと、実施例1〜18または比較例1〜8の溶液とが、完全に混ざっていれば○、一部分離していれば△、完全に分離していれば×として、相溶性を評価する。
上記試験を実施した結果を表1−1〜表1−4に示す。
・材料および方法
試験例1と同様に、上述した実施例1〜18ならびに比較例1〜8の溶液をそれぞれ用意する。
上記試験を実施した結果を表2−1〜表2−4に示す。
・材料および方法
試験例1と同様に、上述した実施例1〜18ならびに比較例1〜8の溶液をそれぞれ用意する。また、侵襲性を評価するため、次に示すテストピースを用意する。
ゴム:NR(天然ゴム)
:CR(クロロプレンゴム)
:SBR(スチレン・ブタジエンゴム)
:EPDM(エチレンプロピレンゴム)
(いずれも、株式会社スタンダードテストピース,日本より入手。)
樹脂:ABS(アクリロニトリルブタジエンスチレン)
:LDPE(低密度ポリエチレン)
:PC(ポリカーボネート)
(いずれも、日本テストパネル株式会社)
次に、バイアル瓶に、実施例1〜18ならびに比較例1〜8の溶液を20mLを入れ、その中に、上記のゴムまたは樹脂の各テストピース(サイズ10mmx10mmx2mm)を浸漬させ、そのバイアル瓶を、45℃に設定した恒温恒湿機(HPAV−120−40,株式会社いすゞ製作所,日本)に入れ、1ヶ月間静置する。
1ヶ月後、バイアル瓶から各テストピースを取り出し、表面状態を観察した後、テストピースの重量および厚みを測定し、膨潤度を算出し、±5.0%の範囲内に収まるか否か確認するとともに、PCの透明度が失われないかについても確認する。
上記試験を実施した結果を表3−1〜表3−4に示す。
・材料および方法
試験例1と同様に、上述した実施例1〜18ならびに比較例1〜8の溶液をそれぞれ用意する。また、短期間の侵襲性を評価するため、次に示すテストピースを用意する。
樹脂:ABS(アクリロニトリルブタジエンスチレン)
:PC(ポリカーボネート)
(いずれも、日本テストパネル株式会社)
上記試験を実施した結果を表4−1〜表4−4に示す。
・材料および方法
スズキ株式会社で販売される自動車(型式MH23S)または本田技研工業株式会社で販売される自動車(型式GE6)のリアブレーキホースセットを入手し、ブレーキホースを試験サンプルとする。試験前にブレーキホースの厚みを測定する。
瓶に上記ブレーキホースを入れ、さらに実施例3、比較例1、比較例2または比較例3の溶液をブレーキホースが浸かるように入れる。その後、瓶を、40℃に設定した恒温恒湿機(HPAV−120−40,株式会社いすゞ製作所,日本)に入れ、72時間静置する。
72時間後、瓶から各ブレーキホースを取り出し、溶液を布で拭き取り表面状態を観察した後、ブレーキホースの重量および厚みを測定し、膨潤率(%)を算出する。
自動車(型式MH23S)のブレーキホースにおけるの72時間後の膨潤率は、実施例3,比較例1,比較例2,比較例3でそれぞれ、−4.8%,−4.0%、−3.7%、−3.5%であった。また、自動車(型式GE6)のブレーキホースにおけるの72時間後の膨潤率は、実施例3,比較例1,比較例2,比較例3でそれぞれ、−3.1%,−2.3%,−4.0%,−1.8%であった。ゴムの劣化によるひび割れや裂けなどの外観の異常は観察されなかった。
さらに、フロントホイールブレーキ、リアホイールブレーキ、キャリパー、シリンダーなどのブレーキ装置には、ゴムの他、各種の樹脂が使用されるが、試験例3で確認したように、本願発明の手段の洗浄剤組成物はそれら樹脂に低侵襲性であることから、洗浄による異常を生じさせる危険性が従来の洗浄剤より低い。
このように、本願発明の手段の洗浄剤組成物は、従来の洗浄剤に比して、ブレーキ装置やその周辺の洗浄により適した特性を有するものであることが理解される。
・材料および方法
試験例1と同様に、上述した実施例3および実施例15の溶液を用意する。エアゾール組成物における噴射ガスとしてLPG(液化石油ガス)を用い、実施例3または実施例15の溶液とLPGとを混合してエアゾール組成物とし、それぞれ耐圧缶に充填する。
上記試験を実施した結果を表5−1に示す。
・材料および方法
試験例6と同様にして、実施例3、実施例15、比較例1、比較例3ならびに比較例4の洗浄剤組成物を用いて調製されたエアゾール組成物をそれぞれ用意する。試験板を立て掛け、シリコーングリス1gを35mmx50mm幅に塗り広げる。グリスを塗り広げて汚染した部位の一部に、エアゾール組成物を噴霧し、エアゾールの圧力だけで洗浄する。
シリコーングリスの付着していないブランクとなる部位と、シリコーングリスが付着した部位、シリコーングリスがエアゾールの圧力だけで洗浄された部位、シリコーングリスがエアゾール組成物とともに流れ落ちた部位における接触角をそれぞれ測定する。グリスが残存していると、グリスが有する疎水性の性質により、接触角が上がる。
実施例3または実施例15の洗浄剤組成物を用いて調製されたエアゾール組成物を吹き付けた場合には、シリコーングリスを、実施例3または実施例15の洗浄剤組成物が有する油脂類への相溶性とエアゾールの吹きつけ圧力だけで、ほぼ完全に除去していた。吹き付けた箇所ならび液が垂れた箇所は、数十秒以内で乾燥した状態となった。本発明の手段の(Z)−1−クロロ−3,3,3−トリフルオロプロペンとHFE系の不燃性フッ素系溶剤とを含有させてなる不燃性の洗浄剤組成物をエアゾール組成物として提供することで、安全に、かつ、極めて速やかに付着した油脂類を洗浄できることが理解できる。
・材料および方法
試験例1と同様に、上述した実施例15の溶液を用意する。エアゾール組成物における噴射ガスとして、LPG(液化石油ガス)のほか、1234ZE((E)−1,3,3,3−テトラフルオロプロパ−1−エン/トランス−1,3,3,3−テトラフルオロプロペン、HFO−1234Zze−(E)))、0.2MPa以上としたCO2を用い、上記溶液と混合してエアゾール組成物とし、それぞれ耐圧缶に充填する。1234ZEは、国連勧告、また日本以外の米国、欧州、その他アジア諸国の燃焼性区分では「不燃性ガス」に分類されている。なお、測定方法の違いにより日本の高圧ガス保安法下では可燃性ガスに分類される。
そこで、洗浄性を高めるべく、CO2の内圧をより高めた場合を検討した。さらに、噴射ガスとして地球温暖化に影響を及ぼさないN2を用いた場合についても検討した。
試験例1と同様にして、上述した実施例15の溶液を用意する。エアゾール組成物における噴射ガスとして、0.2MPa以上としたCO2、0.2MPa以下としたCO2、0.2MPa以上としたN2、を用い、上記溶液と混合してエアゾール組成物とし、それぞれ耐圧缶に充填する。
Claims (9)
- (Z)−1−クロロ−3,3,3−トリフルオロプロペンとHFE系の不燃性フッ素系溶剤とを含有してなり、質量比((Z)−1−クロロ−3,3,3−トリフルオロプロペン/HFE系の不燃性フッ素系溶剤)の範囲が30/70〜99/1であることを特徴とする、自動車、二輪自動車、自転車、建機、農機、航空機、鉄道車両、船舶などの各種車両・乗物・輸送機関の洗浄用洗浄剤組成物。
- 上記HFE系の不燃性フッ素系溶剤が、C4F9OCH3、C3F7OCH3、または1,1,2,2−テトラフルオロ−1−(2,2,2−トリフルオロエトキシ)エタンから選択される1つまたはそれ以上であることを特徴とする、請求項1に記載の洗浄剤組成物。
- (Z)−1−クロロ−3,3,3−トリフルオロプロペンとC4F9OCH3とを含有してなり、その質量比((Z)−1−クロロ−3,3,3−トリフルオロプロペン/C4F9OCH3)が50/50〜99/1であることを特徴とする、請求項1に記載の洗浄剤組成物。
- (Z)−1−クロロ−3,3,3−トリフルオロプロペンとC3F7OCH3とを含有してなり、その質量比((Z)−1−クロロ−3,3,3−トリフルオロプロペン/C3F7OCH3)が80/20〜99/1であることを特徴とする、請求項1に記載の洗浄剤組成物。
- (Z)−1−クロロ−3,3,3−トリフルオロプロペンと1,1,2,2−テトラフルオロ−1−(2,2,2−トリフルオロエトキシ)エタンとを含有してなり、その質量比((Z)−1−クロロ−3,3,3−トリフルオロプロペン/1,1,2,2−テトラフルオロ−1−(2,2,2−トリフルオロエトキシ)エタン)が50/50〜99/1であることを特徴とする、請求項1に記載の洗浄剤組成物。
- 上記洗浄剤組成物が、自動車、二輪自動車、自転車、建機、農機、航空機、鉄道車両、船舶などの各種車両・乗物・輸送機関のブレーキクリーナー用であることを特徴とする、請求項1〜請求項5のいずれか1項に記載の洗浄剤組成物。
- 請求項1〜請求項5のいずれか1項に記載の洗浄剤組成物と噴射ガスとを含有する自動車、二輪自動車、自転車、建機、農機、航空機、鉄道車両、船舶などの各種車両・乗物・輸送機関の洗浄用エアゾール組成物。
- 上記噴射ガスが、N2、CO2、(E)−1,3,3,3−テトラフルオロプロパ−1−エン、LPGまたは圧縮空気であることを特徴とする、請求項7に記載のエアゾール組成物。
- 上記噴射ガスが、N2であることを特徴とする、請求項8に記載のエアゾール組成物。
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