JP6763030B2 - 洗浄方法及び洗浄装置 - Google Patents

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Description

本開示は、洗浄方法及び洗浄装置に関する。
本願は、2016年12月7日に日本に出願された特願2016−237653号に基づき優先権を主張し、その内容をここに援用する。
例えば、特許文献1には、ワーク(被洗浄物)を蒸気洗浄する蒸気洗浄室と、ワークを浸漬洗浄する浸漬室とを備える真空洗浄機が開示されている。蒸気洗浄室でワークに蒸気洗浄を施した後に浸漬室でワークに浸漬洗浄を施す。さらに減圧状態の凝縮室を蒸気洗浄室に連通させることにより蒸気洗浄室のワークに乾燥処理を施す。
日本国特開平6−220672号公報
ところで、このような真空洗浄機を用いる真空脱脂洗浄方法は、様々な形状の被処理物に対して適用される。鉛直方向上面に凹部が形成された被処理物の場合、蒸気洗浄によっては凹部の汚れを洗浄することが難しい。さらに、浸漬洗浄においても、凹部の汚れを十分に落とすことができない場合がある。このため、特許文献1の真空洗浄機に、鉛直方向上面に凹部が形成された被処理物を搬入する際には、凹部が側方または下方を向くように被処理物の姿勢を変えて配置する必要がある。
しかしながら、真空洗浄機が対象とする被処理物は、形状が一定ではなく、各面に凹部または溝等が形成されている複雑な形状である場合が考えられる。さらに、様々な形状の被処理物を混載させた状態で真空洗浄機に搬入される場合も考えられる。これらの場合、洗浄しやすいように被処理物の姿勢を変更することが難しく、被処理物の汚れが十分に洗浄されない可能性がある。
本開示は、上述する問題点に鑑みてなされたもので、複雑な形状の被処理物についても、被処理物の姿勢を変更することなく洗浄することが可能な洗浄方法及び洗浄装置を提供することを目的とする。
本開示に係る一態様の洗浄方法は、被処理物を蒸気洗浄する蒸気洗浄工程と、上記被処理物に付着した液体汚れ成分を揮発させる揮発洗浄工程と、洗浄液に上記被処理物を浸漬させる浸漬洗浄工程と、上記被処理物を乾燥させる乾燥工程とを有し、上記揮発洗浄工程と上記浸漬洗浄工程とを交互に複数回繰り返す。
本開示に係る一態様の洗浄装置は、被処理物を蒸気洗浄する蒸気洗浄装置と、上記被処理物に付着した液体汚れ成分を揮発させる揮発洗浄装置と、洗浄液に上記被処理物を浸漬させる浸漬洗浄装置と、上記被処理物を乾燥させる乾燥装置とを備える。
本開示によれば、浸漬洗浄工程により、凹部や溝に洗浄液を流し込んで汚れを希釈し、さらに、揮発洗浄工程により希釈された汚れを揮発させる。揮発洗浄工程が行われた後に、再び浸漬洗浄工程を行うことで、一度目の洗浄では洗浄しきれなかった部位の汚れも浮かせることができる。このような工程を複数回繰り返すことにより、複雑な形状を有する被処理物であっても、汚れを十分に洗い落とすことが可能である。したがって、複雑な形状の被処理物についても、被処理物の姿勢を変更することなく洗浄できる。
本開示の一実施形態に係る真空洗浄装置の左右方向に沿った断面図である。 本開示の一実施形態に係る真空洗浄装置の前後方向に沿った断面図である。 本開示の一実施形態に係る真空洗浄装置の特徴的構成を拡大した縦断面図である。 本開示の一実施形態に係る真空洗浄装置の、後方から見た側面図である。 本開示の一実施形態に係る凝縮器の上面図である。 本開示の一実施形態に係る凝縮器の縦断面図である。 本開示の一実施形態に係る真空洗浄装置の動作を示すフローチャートである。
以下、図面を参照して、本開示の一実施形態について説明する。
本実施形態に係る真空洗浄装置(洗浄装置)は、図1及び図2に示すように、洗浄器1、凝縮器2、真空ポンプ3、蒸気発生装置4、バブリング装置5、超音波振動装置6(発振装置)及び制御装置7を備えている。本実施形態に係る真空洗浄装置は、洗浄器1、凝縮器2、真空ポンプ3、蒸気発生装置4、バブリング装置5、超音波振動装置6及び制御装置7の他に様々な機器、例えば再生濃縮器等を補機として備えている。
洗浄器1は、汚れ成分が付着したワークW(被処理物)を洗浄液の蒸気(洗浄蒸気)により蒸気洗浄した後に、洗浄液にワークWを浸漬することによりワークWを洗浄する。すなわち、洗浄器1は、蒸気発生装置4で発生させた洗浄蒸気を所定期間に亘って連続的に受け入れ、洗浄室R1に収容されたワークWの表面で洗浄蒸気の付着と凝縮とを連続的に行わせることにより、ワークWの表面に付着した汚れ成分を洗浄液の凝縮液と一緒にワークWの表面から洗い落す。さらに、洗浄器1は、浸漬漕R2に貯留された洗浄液の中にワークWを浸漬することで、ワークWの細部に付着した汚れを除去し、再び洗浄室R1においてシャワー洗浄を行って、汚れを洗い落とす。
ワークWは、例えば加工によって表面に切削油等が汚れ成分として付着した金属部品である。また、洗浄液は、炭化水素系の洗浄液、例えばノルマルパラフィン系、イソパラフィン系、ナフテン系、芳香族系の炭化水素系洗浄液である。さらに具体的には、洗浄液は、クリーニングソルベントと呼ばれるテクリーン(登録商標)N20、クリーンソルG、NSクリーン(登録商標)200、ダフニーソルベント等、第3石油類の洗浄液である。
洗浄器1は、図示するように洗浄室R1及び浸漬漕R2(浸漬洗浄装置)が内部に形成される洗浄器筐体1aを備えている。洗浄器筐体1aは、全体として中空の直方体形状に形成されている。洗浄器筐体1aの内部の空間は、後述する中間ドア1gにより洗浄室R1と浸漬漕R2とに上下に分割されている。洗浄器筐体1aの正面には、ワーク挿通口1bが設けられている。ワーク挿通口1bは、洗浄器筐体1a(つまり洗浄器1)と外部との間でワークWを出し入れするための鉛直方向に沿った開口であり、上下動自在なフロントドア1cによって閉鎖あるいは解放される。なお、洗浄器筐体1aには、制御装置7によって制御される制御弁を介して真空ポンプ3が接続されており、洗浄室R1の雰囲気を所定圧の真空雰囲気(減圧雰囲気)とすることが可能である。
洗浄器筐体1aにおいて凝縮器2が装着される側面(背面。図2における右側面)には、図2に示すように、洗浄器1の内部空間である洗浄室R1と凝縮器2の内部空間である凝縮室Gとを連通させるための連通口1dが形成されている。連通口1dは、図3に示すように、洗浄器筐体1aの一部に形成された円形開口である。洗浄器筐体1aの連通口1dの周囲のうち、後述する弁体2iと当接する面は、弁座1fを構成している。なお、弁座1fについては詳細を後述する。
さらに、洗浄器1は、中間ドア1g、昇降機構1h、蒸気導入ダンパ1i、シャワーノズル1j及び浸漬漕ヒータ1kを備えている。中間ドア1gは、洗浄器筐体1aを洗浄室R1と浸漬漕R2とに上下方向において分割する平板状部材である。中間ドア1gを閉めることで、洗浄室R1は、浸漬漕と隔離された密閉空間となる。昇降機構1hは、洗浄器筐体1a内において、洗浄室R1及び浸漬漕R2へとワークWを昇降させる機構である。
蒸気導入ダンパ1iは、蒸気発生装置4の後述する洗浄液貯留タンク4aに接続されると共に洗浄室R1に接続されている。蒸気導入ダンパ1iは、蒸気発生装置4から洗浄室R1に向かう洗浄蒸気の流路の開度を調節可能な機構であり、洗浄室R1に導入される洗浄蒸気の流量を調整する。シャワーノズル1jは、洗浄室R1の上方に設けられ、洗浄液貯留タンク4aから供給される洗浄液を洗浄室R1内に吐出する。
また、シャワーノズル1jと、蒸気発生装置4の洗浄液貯留タンク4aとの間は不図示の配管路によって接続され、この管路はバルブにより開閉される。浸漬漕ヒータ1kは、洗浄器筐体1aの下方の側壁に埋設され、浸漬漕R2の洗浄液を加熱する。
凝縮器2は、図示するように略円柱状の形状であり、洗浄室R1内の蒸気を連通口1dから取り込んで凝縮(液化)させる。洗浄器1においてワークWの洗浄が終了した状態では、ワークWの表面や洗浄器筐体1aの内面には洗浄液が付着している。
詳細については後述するが、凝縮器2は、ワークWの洗浄後に洗浄室R1内に残留する洗浄液(特にワークWの表面に付着した洗浄液)を気化させて蒸気(残留蒸気)とすると共に、この残留蒸気を洗浄室R1から凝縮室Gに移動させて凝縮(液化)させる。
凝縮器2は、真空ポンプと共に乾燥装置及び揮発洗浄装置として機能し、凝縮器筐体2a、2つの冷却コイル2b、2c、保持部材2d及び開閉機構2eを備えている。また、凝縮器2の上記構成要素のうち、保持部材2dは、蓋部材2f、複数(本実施形態では4つ)の棒状部材2g及び複数の係止部材2hを備えている。開閉機構2eは、弁体2i、連結ロッド2j、軸受部材2k、エアーシリンダー2m及び案内部材2nを備えている。
凝縮器筐体2aは、略円筒形状かつ鉛直方向に沿った姿勢で洗浄器筐体1aに固定された、中空の柱状部材である。すなわち、凝縮器筐体2aは、軸線が鉛直方向となるように洗浄器筐体1aに取り付けられている。凝縮器筐体2aの上端部は円形の解放端2pである。凝縮器筐体2aの下端部は、凝縮器筐体2aの側方に位置する洗浄器筐体1aの連通口1dと対向すると共に直径が連通口1dよりも若干大きな円形の蒸気取入口2qを備えている。なお、凝縮器筐体2aの下部には排液口が設けられており、後述する使用済み洗浄液を凝縮器筐体2aの下方に設けられた貯留容器に排出する。
2つの冷却コイル2b、2cは、凝縮器筐体2aの軸線方向(つまり鉛直方向)を巻回軸方向とするコイル状の冷却管であり、内部に冷却液が流通する。これら2つの冷却コイル2b、2cは、凝縮器筐体2aの軸線に直交する方向に所定間隔を空けた状態、つまり水平方向に隣り合うように2列に設けられている。すなわち、2つの冷却コイル2b、2cのうち、冷却コイル2bは、凝縮器筐体2aの軸心に近い位置に設けられ、冷却コイル2cは、凝縮器筐体2aの軸心に対して冷却コイル2bよりも遠い位置に設けられている。なお、冷却液は、凝縮室G内を洗浄液の減圧下における沸点以下の温度に保持できるものであれば、如何なる液体でもよい。
保持部材2dは、2つの冷却コイル2b、2cを保持し、2つの冷却コイル2b、2cを凝縮器筐体2a内に着脱自在に収容させる。保持部材2dは、凝縮器筐体2aに形成された解放端2pを塞ぐ蓋部材2fと、一端(上端)が蓋部材2fに固定された複数(本実施形態では4つ)の棒状部材2gと、棒状部材2gの所定箇所に設けられ、2つの冷却コイル2b、2cを係止する複数の係止部材2hとを備えている。
蓋部材2fは、凝縮器筐体2aの一部を構成する円板状の部材であり、ボルト及びナット等からなる複数の締結具によって凝縮器筐体2aの解放端2pに着脱自在に固定される。個々の棒状部材2gは、鉛直方向に沿って配置された長尺状のスタッドボルトである。棒状部材2gの上端は蓋部材2fに互いに離れて形成されたボルト穴にそれぞれ螺合し、棒状部材2gの下端には係止部材2hがそれぞれ螺合している。複数の係止部材2hは、棒状部材2gの下端と螺合するボルト穴が形成された板材であり、鉛直方向に沿った棒状部材2gの側方つまり水平方向に突出することにより冷却コイル2b、2cの下端部に係合する。
ここで、2つの冷却コイル2b、2cの端部(合計で4個)は、蓋部材2fに形成された貫通孔を介して蓋部材2fの上側、つまり凝縮器筐体2aの外部に引き出された外部接続口T1〜T4を構成する。4つの外部接続口T1〜T4のうち、外部接続口T1は一方の冷却コイル2bの一端であり、外部接続口T2は一方の冷却コイル2bの他端である。また外部接続口T3は他方の冷却コイル2cの一端であり、外部接続口T4は他方の冷却コイル2cの他端である。
すなわち、本実施形態に係る凝縮器2は、2つの冷却コイル2b、2cの接続関係を凝縮器2の外部で設定することができるように構成されている。例えば、図5Aに示すように外部接続口T2と外部接続口T3とを相互に接続し、外部接続口T1に冷却液を供給し、外部接続口T4から冷却液を排出した場合、一方の冷却コイル2bと他方の冷却コイル2cとは直列接続され、冷却液は、一方の冷却コイル2bを通過した後に他方の冷却コイル2cを通過する経路で流れる。この場合には、一方の冷却コイル2bと他方の冷却コイル2cとが直列接続されるので、冷却液の通過経路が単純である。
一方、分岐供給管を用いることにより外部接続口T1と外部接続口T3とに並行して冷却液を供給し、外部接続口T2と外部接続口T4から冷却液を排出した場合、一方の冷却コイル2bと他方の冷却コイル2cとは並列接続され、冷却液は、一方の冷却コイル2bと他方の冷却コイル2cとに並行して流れる。この場合には、一方の冷却コイル2bと他方の冷却コイル2cとが並列接続されるので、図5Aに示す場合よりも圧力損失が少なく、よって比較的低い供給圧で冷却液を流すことができる。
開閉機構2eは、洗浄器筐体1aの連通口1dを直接的に閉鎖あるいは解放することにより、凝縮器筐体2aの蒸気取入口2qを間接的に開閉する。すなわち、開閉機構2eは、図3に示すように洗浄器筐体1a内に位置すると共に直径が連通口1dよりも大径な弁体2iを備えており、弁体2iが弁座1fに密着あるいは弁座1fから離間することによって、洗浄室R1と凝縮室Gとを非連通状態あるいは連通状態に切り替える。
連結ロッド2jは、一端(先端)が弁体2iの中心に垂直姿勢で連結され、他端(後端)がエアーシリンダー2mの可動片に連結された棒状部材である。軸受部材2kは、連結ロッド2jを、その長手方向に沿って摺動自在に支持する部材であり、凝縮器筐体2aに固定されている。エアーシリンダー2mは、弁体2iの動作つまり弁座1fへの密着及び弁座1fからの離間の駆動源であり、連結ロッド2jを介して弁座1fを支持することにより弁体2iを駆動する。
ここで、弁体2iによって連通口1d(つまり蒸気取入口2q)を確実に閉鎖するためには、弁体2iの外周部が全周に亘って弁座1fに当接する必要がある。また、このためには円板状の部材である弁体2iの中心と円形開口である弁座1fの中心とを位置合わせする必要がある。弁体2iの中心と弁座1fの中心との位置が極端にズレた場合には、弁体2iの外周部の一部が弁座1fと当接せず、連通口1d(つまり蒸気取入口2q)を完全に閉鎖することができない。
案内部材2nは、弁体2iと弁座1fとの位置を合わるために設けられている。案内部材2nは、連結ロッド2jの長手方向の途中部位に圧入固定された略円板状の部材であり、弁体2iに所定距離を隔てて平行に対峙している。案内部材2nは、外周部を凝縮器筐体2aにおける蒸気取入口2qの近傍部位の内周面に対して摺動自在に接触させることにより、蒸気取入口2qの中心に対して連結ロッド2jの中心を位置合わせし、弁体2iの外周部の全周を弁座1fに当接させている。
真空ポンプ3は、図2に示すように、洗浄器1の洗浄室R1及び凝縮器2と接続され、洗浄室R1及び凝縮器2の内部の気体を排気することにより、洗浄器1及び凝縮器2の圧力を負圧とする。真空ポンプ3と洗浄器1との接続配管p1には第1真空バルブv1が設けられ、また、真空ポンプ3と凝縮器2との接続配管p2には第2真空バルブv2が設けられている。
蒸気発生装置4は、図1に示すように、洗浄器1と共に洗浄装置として機能し、洗浄液貯留タンク4a及び蒸気発生用ヒータ4bを備えている。洗浄液貯留タンク4aは、洗浄器筐体1aの外側に設けられ、蒸気導入ダンパ1i及びシャワーノズル1jから洗浄室R1へと吐出される洗浄液が貯留される。また、洗浄液貯留タンク4aは、凝縮器2により回収されると共に再生濃縮器により再生された洗浄液が流入する。蒸気発生用ヒータ4bは、洗浄液貯留タンク4aに貯留された洗浄液を加熱するヒータであり、洗浄液貯留タンク4aに内設されている。蒸気発生装置4は、洗浄液貯留タンク4aに貯留された洗浄液を加熱することにより、蒸気洗浄工程に用いられる洗浄蒸気を発生させる。蒸気発生装置4と、洗浄器筐体1aとにより、本開示における蒸気洗浄装置が構成される。
バブリング装置5は、図1に示すように、浸漬漕R2の下方に設けられている。バブリング装置5は、空気を送り出すブロワ等と、吐出配管とを備えている。バブリング装置5は、空気(外気)を浸漬漕R2に設けられた吐出口より浸漬漕R2内へ吐出させることにより、浸漬漕R2内の洗浄液に気泡を発生させる。また、バブリング装置5の吐出口には、制御装置7によって制御されるバブリング弁が設けられている。
超音波振動装置6は、図2に示すように、浸漬漕R2に設けられ、浸漬漕R2に貯留された洗浄液を超音波振動させることによりワークWを超音波洗浄する。超音波振動装置6は、浸漬漕R2に投入される振動子と、振動子を振動させる不図示の駆動回路とにより構成されている。また、超音波振動装置6の駆動回路は、制御装置7と接続されている。
このような洗浄器1及び凝縮器2等を備える真空洗浄装置は、図1に示す制御装置7によって動作が自動制御される。制御装置7は、所定のプログラムに基づいて洗浄器1、凝縮器2、真空ポンプ3、蒸気発生装置4及び超音波振動装置6を制御し、蒸気洗浄工程、揮発洗浄工程、シャワー洗浄工程、浸漬洗浄工程及び乾燥工程を行う。また、揮発洗浄工程及び浸漬洗浄工程は、作業員がワークWの形状及び個数等の要因に基づいて、実施回数を任意に設定することができる。蒸気洗浄工程は、洗浄液の蒸気を洗浄室R1に充満させ、洗浄室R1に収容されたワークWに蒸気を接触させることで、ワークWの表面の汚れを取り除く工程である。また、揮発洗浄工程は、洗浄液に希釈されることで液体状となったワークWの汚れを突沸させ、揮発させる工程である。浸漬洗浄工程は、ワークWを洗浄液が貯留された浸漬漕R2に浸漬させ、汚れを浮かせる工程である。シャワー洗浄工程は、洗浄室R1においてワークWに洗浄液を噴射することで、ワークWの表面の汚れを洗い流す工程である。
なお、真空洗浄装置は、不図示の外装材によって周囲が覆われた状態で使用される。
続いて、図6を参照して、本実施形態における真空洗浄装置の洗浄方法を説明する。
この真空洗浄装置を用いてワークWを洗浄する場合、ワークWは洗浄器筐体1aに設けられたワーク挿通口1bから洗浄室R1に収容される。ワークWの表面には、切削油等の汚れ成分が付着している。そして、洗浄器筐体1aに設けられたフロントドア1cが駆動されることにより、洗浄室R1が密閉空間となる。
この状態において、まず、事前処理工程が実施される(ステップS1)。開閉機構2eは、洗浄室R1と凝縮室Gとを連通状態に設定する。この状態において真空ポンプ3が作動することによって、洗浄室R1及び凝縮室Gが徐々に減圧され、例えば10kPa以下の圧力(初期圧力)に設定される。
また、洗浄室R1及び凝縮室Gの減圧処理に平行して、蒸気発生装置4が作動して洗浄蒸気が生成される。洗浄蒸気の圧力は飽和蒸気圧、洗浄蒸気の温度は洗浄液の減圧下における沸点近傍、例えば80〜140℃となっている。減圧処理が完了すると、開閉機構2eが作動することにより洗浄室R1と凝縮室Gとが連通状態から非連通状態に切り替えられ、洗浄室R1及び凝縮室Gが個別の密閉空間となる。そして、凝縮器2に外部から冷却液が供給されることにより、凝縮室Gの温度が一定温度に保持される。
例えば冷却液として水(水道水)を用いた場合、凝縮室Gの温度は洗浄液の沸点以下に保持される。
そして、事前処理工程の後に、蒸気洗浄工程が実施される(ステップS2)。蒸気発生装置4から蒸気導入ダンパ1iを介して洗浄室R1に洗浄蒸気が所定の洗浄期間に亘って供給されることによって、洗浄室R1内のワークWが洗浄される。すなわち、ワークWの表面では、所定の洗浄期間に亘って洗浄蒸気の付着と凝縮とが連続的に繰り返され、ワークWの表面に付着した汚れ成分が洗浄蒸気の凝縮液と共にワークWの表面から流下して除去(洗浄)される。
ワークWの蒸気洗浄工程が終了すると、洗浄室R1の圧力(洗浄室圧力)は洗浄蒸気の飽和蒸気圧にほぼ等しい圧力、洗浄室R1の温度は洗浄蒸気の温度にほぼ等しい温度(80〜140℃程度)になっている。すなわち、洗浄室圧力及び洗浄室温度は、予め設定・保持された凝縮室Gの圧力(凝縮室圧力)及び温度(凝縮室温度)よりもかなり高い値になっている。
蒸気洗浄工程に引き続いて洗浄室R1内のワークWの揮発洗浄工程が行われる(ステップS3)。揮発洗浄工程では、開閉機構2eを作動させることにより上記圧力関係及び温度関係にある洗浄室R1と凝縮室Gとを連通させる。すなわち、エアーシリンダー2mを作動させて弁体2iを弁座1fから離間させることにより、洗浄室R1と凝縮室Gとが非連通状態から連通状態に変化する。
この結果、洗浄室R1の圧力(洗浄室圧力)が急速に減圧され、この急速減圧に起因してワークWの表面に付着していた洗浄蒸気及び切削油等の液体状の汚れ(液体汚れ)の凝縮液(残留液)が一瞬で沸騰(突沸)する。また、洗浄室R1と凝縮室Gとを短時間かつ比較的大きな面積で接続することによって、ワークWの表面から遊離した残留液の蒸気(残留蒸気)が、洗浄室R1(高圧側)から、弁体2iと弁座1fとの隙間、連通口1d、及び蒸気取入口2qを経由して凝縮室G(低圧側)に高速移動する。
そして、凝縮室G(低圧側)に移動した残留蒸気は、2つの冷却コイル2b、2cの表面に付着することにより再凝縮して使用済み洗浄液となる。この使用済み洗浄液は、2つの冷却コイル2b、2cの表面から下方に滴下し、凝縮器筐体2aの下部に若干溜まるが、この下部に設けられた排液口から貯留容器内に排出される。
揮発洗浄工程が完了すると、浸漬洗浄工程が行われる(ステップS4)。まず、洗浄液が排出されると、凝縮器2の弁体2iが弁座1fに当接し、洗浄室R1と凝縮室Gとが非連通状態となる。洗浄室R1は初期圧力まで戻された後、中間ドア1gが開かれ、洗浄室R1と浸漬漕R2とが連通状態となる。浸漬漕R2には洗浄液が供給されており、洗浄液が除去されたワークWは、昇降機構1hが降下することにより、浸漬漕R2の洗浄液に浸漬される。なお、浸漬漕R2に供給される洗浄液は、浸漬漕ヒータ1kにより加熱されている。また、バブリング装置5によりバブリング弁が開放され、浸漬漕R2の洗浄液中に気体が吐出されることで、洗浄液内に気泡が発生する。浸漬漕R2において、ワークWの細部に洗浄液が流入し、さらに気泡がワークW表面に付着することにより、蒸気洗浄工程において除去できなかった汚れが除去される。また、浸漬洗浄工程と同時に、凝縮器2においては、凝縮室G内が真空ポンプ3により減圧されると共に冷却されることで、揮発洗浄工程前の凝縮室Gの状態に戻される。
さらに、再び昇降機構1hが上昇し、ワークWが洗浄室R1に戻されると、中間ドア1gが閉鎖されることで洗浄室R1が密閉され、再び凝縮器2の弁体2iが弁座1fから離間することにより、洗浄室R1と凝縮室Gとが連通状態となり、揮発洗浄工程が行われる(ステップS5)。そして、揮発洗浄工程が完了すると、凝縮器2の弁体2iが弁座1fに当接し、洗浄室R1と凝縮室Gとが非連通状態となる。さらに、制御装置7は、浸漬洗浄工程及び揮発洗浄工程の実施回数をカウントしており、実施回数が予め決められた所定回数に達しているかを判断する(ステップS6)。実施回数が所定回数を下回る場合、浸漬洗浄工程(ステップS4)及び揮発洗浄工程(ステップS5)が再び実施される。
そして、揮発洗浄工程が行われたワークWに対して、シャワー洗浄工程が行われる(ステップS7)。シャワー洗浄工程においては、洗浄液貯留タンク4aに貯留された洗浄液がシャワーノズル1jから洗浄室R1に吐出されることにより、ワークWの表面の汚れが洗い流される。また、このシャワー洗浄工程と同時に、凝縮器2においては、凝縮室G内が真空ポンプ3により減圧されると共に冷却されることで、揮発洗浄工程前の凝縮室Gの状態に戻される。
そして、シャワー洗浄工程が完了すると、再び凝縮器2の弁体2iが弁座1fから離間することにより、洗浄室R1と凝縮室Gとが連通状態となり、乾燥工程が行われる(ステップS8)。乾燥工程では、揮発洗浄工程と同様に、洗浄室R1が密閉され、再び凝縮器2の弁体2iが弁座1fから離間することにより、洗浄室R1と凝縮室Gとが連通状態となる。
乾燥工程が終了すると、凝縮器2の弁体2iが弁座1fに当接し、洗浄室R1と凝縮室Gとが非連通状態となる。さらに、洗浄室R1に不図示の大気開放弁が開放されることにより外気が流入し、洗浄室R1内が大気圧状態まで復圧される。そして、フロントドア1cが開放され、ワークWが搬出される。
このような本実施形態に係る真空洗浄装置によれば、浸漬洗浄工程により、ワークWの凹部や溝に洗浄液を流し込んで汚れを希釈し、さらに、揮発洗浄工程により、洗浄液で希釈された汚れを揮発させる。揮発洗浄工程が行われた後に、再び浸漬洗浄工程を行うことで、一度目の洗浄では洗浄しきれなかった部位の汚れも浮かせることができる。浸漬洗浄工程と揮発洗浄工程とを交互に複数回繰り返すことにより、複雑な形状を有するワークWであっても、汚れを十分に洗い落とすことが可能である。したがって、複雑な形状のワークWについてもワークWの姿勢を変更することなく洗浄できる。
また、本実施形態に係る真空洗浄装置によれば、浸漬洗浄工程において、バブリング洗浄を実施している。
バブリング洗浄にてワークWに対して気泡を接触させることで、ワークWの表面の汚れを気泡と共に浮上させやすくすることができる。したがって、ワークWの表面の汚れをより落としやすくすることができる。
また、本実施形態に係る真空洗浄装置によれば、洗浄液を超音波振動させる超音波振動装置を備えている。これにより、浸漬漕R2内のワークWに対して、超音波振動による洗浄を施すことができる。したがって、ワークWの上面に形成された凹部の汚れを落としやすくすることができ、複雑な形状のワークWについてもワークWの姿勢を変更することなく洗浄できる。
さらに、本実施形態に係る真空洗浄装置によれば、洗浄室R1において、シャワー洗浄工程を実施している。シャワー洗浄工程にて側方及び上方から洗浄液を噴射するため、ワークWの側方及び上方の汚れを洗い流すことができる。したがって、ワークWの表面の汚れをより落としやすくすることができる。
なお、本開示は上記実施形態に限定されるものではなく、例えば以下のような変形例が考えられる。
(1)上記実施形態においては、シャワー洗浄工程を含む洗浄処理について説明したが、本開示はこれに限定されない。シャワー洗浄処理を行わず、浸漬洗浄工程と揮発洗浄工程を繰り返し実施し、最後に乾燥工程を実施する構成を採用することも可能である。
(2)また、シャワー洗浄工程と揮発洗浄工程とを2回程度繰り返し実施することも可能である。この場合、上側に凹部が形成されたワークWについて、より高い洗浄効果を得ることができる。
(3)また、上記実施形態においては、真空洗浄装置は、バブリング装置5と超音波振動装置6との双方を備える構成を採用したが、本開示はこれに限定されない。真空洗浄装置は、バブリング装置5または超音波振動装置6のいずれかを備える構成を採用することも可能である。
本開示によれば、複雑な形状の被処理物についても、被処理物の姿勢を変更することなく洗浄できる。
1 洗浄器
1a 洗浄器筐体
1b ワーク挿通口
1c フロントドア
1d 連通口
1f 弁座
1g 中間ドア
1h 昇降機構
1i 蒸気導入ダンパ
1j シャワーノズル
1k 浸漬漕ヒータ
2 凝縮器
2a 凝縮器筐体
2b、2c 冷却コイル
2d 保持部材
2e 開閉機構
2f 蓋部材
2g 棒状部材
2h 係止部材
2i 弁体
2j 連結ロッド
2k 軸受部材
2m エアーシリンダー
2n 案内部材
2q 蒸気取入口
5 バブリング装置
6 超音波振動装置(発振装置)
7 制御装置
R1 洗浄室
R2 浸漬漕
G 凝縮室
W ワーク(被処理物)

Claims (8)

  1. 被処理物を蒸気洗浄する蒸気洗浄工程と、
    前記被処理物に付着した液体汚れ成分を揮発させる揮発洗浄工程と、
    洗浄液に前記被処理物を浸漬させる浸漬洗浄工程と、
    前記被処理物の液体汚れ成分を揮発させる第2揮発洗浄工程と、
    前記被処理物を乾燥させる乾燥工程と、
    を有し、
    前記浸漬洗浄工程と前記第2揮発洗浄工程とを交互に複数回繰り返す洗浄方法。
  2. 前記浸漬洗浄工程では、前記洗浄液に気泡を発生させることにより、バブリング洗浄を行う請求項1記載の洗浄方法。
  3. 前記浸漬洗浄工程では、超音波振動による超音波洗浄を行う請求項1または2記載の洗浄方法。
  4. 前記被処理物に前記洗浄液を噴射することにより洗浄するシャワー洗浄工程をさらに有する請求項1〜3のいずれか一項に記載の洗浄方法。
  5. 被処理物を蒸気洗浄する蒸気洗浄装置と、
    前記被処理物に付着した液体汚れ成分を揮発させる揮発洗浄装置と、
    洗浄液に前記被処理物を浸漬させる浸漬洗浄装置と、
    前記被処理物を乾燥させる乾燥装置とを備え、
    前記蒸気洗浄装置による蒸気洗浄及び前記揮発洗浄装置による揮発洗浄後に、前記浸漬洗浄装置による浸漬洗浄及び前記揮発洗浄装置による2回目の揮発洗浄を交互に複数回繰り返す洗浄装置。
  6. 前記揮発洗浄装置と前記乾燥装置とが同一の装置である請求項5記載の洗浄装置。
  7. 前記浸漬洗浄装置に設けられ、前記洗浄液に気泡を発生させるバブリング装置をさらに備える請求項5または6に記載の洗浄装置。
  8. 前記浸漬洗浄装置に設けられ、前記洗浄液に超音波振動を発生させる発振装置をさらに備える請求項5〜7のいずれか一項に記載の洗浄装置。
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