JP5794081B2 - 液体吐出装置およびそのプログラム - Google Patents
液体吐出装置およびそのプログラム Download PDFInfo
- Publication number
- JP5794081B2 JP5794081B2 JP2011217961A JP2011217961A JP5794081B2 JP 5794081 B2 JP5794081 B2 JP 5794081B2 JP 2011217961 A JP2011217961 A JP 2011217961A JP 2011217961 A JP2011217961 A JP 2011217961A JP 5794081 B2 JP5794081 B2 JP 5794081B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- liquid
- viscosity
- ink
- tank
- sub
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Active
Links
Images
Landscapes
- Ink Jet (AREA)
- Particle Formation And Scattering Control In Inkjet Printers (AREA)
Description
図1は、実施形態に係るインクジェットプリンタ10の全体構成を示す概念図である。図1に示すように、インクジェットプリンタ10は、用紙Pの表面の印刷領域にインクRを用いて画像を形成するものであり、所定の画像形成領域QにおいてインクRを吐出するインク吐出ヘッド12と、用紙Pを水平方向に搬送して画像形成領域Qに通過させる用紙搬送機構14と、インク吐出ヘッド12にインクRを供給するインク供給機構16と、各種の演算処理や制御動作を実行する制御部18とを備えている。本実施形態のインクジェットプリンタ10は、ライン式のプリンタであり、インク吐出ヘッド12は、用紙Pの搬送方向に対して直交する方向に延びて設けられている。インク吐出ヘッド12の延びる方向が「主走査方向」であり、画像形成領域Qにおける用紙Pの搬送方向が「副走査方向」である。
図2は、インクジェットプリンタ10に用いられるインク吐出ヘッド12のヘッド部22の構成を示す平面図であり、図3は、ヘッド部22の構成を示す部分拡大断面図である。図4は、インクジェットプリンタ10に用いられる制御部18の構成を示すブロック図である。図1に示すように、インク吐出ヘッド12は、主走査方向に延びて設けられた略直方体状のヘッドホルダ20と、ヘッドホルダ20の下面に主走査方向に延びて設けられたヘッド部22と、ヘッドホルダ20の内部におけるヘッド部22の上方に設けられたリザーバー24とを有している。
図1に示すように、用紙搬送機構14は、一対のプーリー50a,50bと、プーリー50a,50b間に掛け渡された環状の無端ベルト52と、一方のプーリー50aを回転させるモータ54とを備えている。モータ54は、その回転数を制御可能なサーボモータまたはステッピングモータ等であり、モータ54には、導電線56を介して制御部18が電気的に接続されている。したがって、用紙搬送機構14で用紙Pを所定の搬送速度で搬送しながら、インク吐出ヘッド12のノズル30(図3)からインクRを所定のタイミングで吐出させることによって、用紙Pの印刷領域に所定の画像を形成することができる。
図1に示すように、インク供給機構16は、インク吐出ヘッド12に供給するインクRを貯留するメインタンク60と、メインタンク60から流入したインクRを一時的に貯留するとともに、貯留したインクRをインク吐出ヘッド12に供給するサブタンク62と、メインタンク60からサブタンク62へインクRを送るための第3流路68と、サブタンク62からインク吐出ヘッド12へインクRを送るための第1流路64と、インク吐出ヘッド12からサブタンク62へインクRを送るための第2流路66とを有している。つまり、インク供給機構16は、メインタンク60から第3流路68、サブタンク62および第1流路64を経てインク吐出ヘッド12に至るメイン流路F1と、サブタンク62から第1流路64、インク吐出ヘッド12および第2流路66を経てサブタンク62に戻る循環流路F2とを有している。換言すると、循環流路F2は、サブタンク62からインク吐出ヘッド12へインクRを送るための第1流路64と、インク吐出ヘッド12からサブタンク62へインクRを送るための第2流路66とを含み、サブタンク62とインク吐出ヘッド12との間でインクRを循環移送できるように構成されている。
図4は、インクジェットプリンタ10に用いられる制御部18の構成を示すブロック図である。図示していないが、制御部18は、CPUと、CPUが実行するプログラムや各種のデータを書き替え可能に記憶する不揮発メモリと、プログラムの実行時にデータを一時的に記憶するRAMとを有するコンピュータである。図4に示すように、制御部18においては、CPUでプログラムが実行されることによって、画像データ記憶部92、第1ヘッド制御部94、吐出情報記憶部96、第1粘度算出部98、第2粘度算出部100、メンテナンス制御部102、第2ヘッド制御部106および搬送制御部108等の機能が実現される。
図5は、制御部18により制御される第1制御動作を示すフロー図である。操作部104から入力された信号に基づいて、第1制御動作が選択されると、制御部18によって図5に示す第1制御動作が実行される。この第1制御動作は、印刷ジョブが登録されるより前にメンテナンス処理を実行し、印刷ジョブが登録された後に印刷処理を実行するものである。
図6は、制御部18により制御される第2制御動作を示すフロー図である。操作部104から入力された信号に基づいて、第2制御動作が選択されると、制御部18によって図6に示す第2制御動作が実行される。この第2制御動作は、印刷ジョブが登録された後にメンテナンス処理を実行し、その後、印刷処理を実行するものである。
上述の実施形態では、図5および図6に記載した印刷待機の状態(S1,S21)において、大気連通路78を開閉する第3弁86を開くようにしているが、他の実施形態では、印刷待機の状態において、大気連通路78を開閉する第3弁86を閉じておき、サブタンク62の内部の圧力が上昇した場合にだけ、第3弁86を開くようにしてもよい。
ηT,ηH… 粘度
α1… 第1所定値
10… インクジェットプリンタ(液体吐出装置)
12… インク吐出ヘッド(液体吐出ヘッド)
18… 制御部(メンテナンス制御手段)
30… ノズル
60… メインタンク
62… サブタンク
72… 第2ポンプ(液体供給手段)
78… 大気連通路(大気連通手段)
98… 第1粘度算出部(第1粘度算出手段)
100… 第2粘度算出部(第2粘度算出手段)
Claims (10)
- 液体を吐出するためのノズルを有する液体吐出ヘッドと、
前記液体吐出ヘッドに供給する液体を貯留するメインタンクと、
前記メインタンクから流入した液体を一時的に貯留するとともに、貯留した液体を前記液体吐出ヘッドに供給するサブタンクと、
前記メインタンクから前記サブタンクに液体を供給する液体供給手段と、
前記サブタンクの内部と大気とを連通させる大気連通手段と、
前記サブタンクに貯留された液体の粘度を算出する第1粘度算出手段と、
前記液体吐出ヘッドに存在する液体の粘度を算出する第2粘度算出手段と、
前記第1粘度算出手段で算出した粘度と前記第2粘度算出手段で算出した粘度との粘度差に基づいて、前記粘度差を小さくするように、少なくとも前記サブタンクに貯留された液体に関するメンテナンス処理を実行するメンテナンス制御手段とを備える、液体吐出装置。 - 前記サブタンクから前記液体吐出ヘッドへ液体を送るための第1流路と、前記液体吐出ヘッドから前記サブタンクへ液体を送るための第2流路とを含み、前記サブタンクと前記液体吐出ヘッドとの間で液体を循環移送できる循環流路と、
前記循環流路中の液体を循環させる液体循環手段とを備え、
前記メンテナンス制御手段は、
前記粘度差が画像品質に影響を与える第1所定値以上である場合に、前記液体循環手段を動作させて液体を循環させる、請求項1に記載の液体吐出装置。 - 前記液体吐出ヘッドに設けられ、駆動電圧に応じた吐出圧を液体に供給することによって前記ノズルから液体を吐出させる駆動部と、前記駆動部を制御する駆動部制御手段とを有し、
前記駆動部制御手段は、
少なくとも前記第2粘度算出手段が算出する前記液体吐出ヘッドに存在する液体の粘度に基づいて、当該液体の粘度が大きくなるほど前記駆動電圧を大きくするように調整する、請求項1または2に記載の液体吐出装置。 - 前記サブタンクに貯留された液体を排出する第1排液手段を備え、
前記メンテナンス制御手段は、
前記第1粘度算出手段が算出する液体の粘度と前記第2粘度算出手段が算出する液体の粘度より算出される前記サブタンクおよび前記液体吐出ヘッドのそれぞれに貯留された液体の平均粘度が第2所定値以上である場合に、前記第1排液手段を動作させて前記サブタンクに貯留された液体を排出し、且つ、前記液体供給手段を動作させて前記メインタンクから前記サブタンクに新たな液体を供給する、請求項1ないし3のいずれかに記載の液体吐出装置。 - 前記第2所定値は、前記駆動電圧を増大させることによって画像品質に影響を与えないようにすることができる平均粘度の最大許容値である、請求項4に記載の液体吐出装置。
- 前記液体吐出ヘッドに存在する液体を排出する第2排液手段を備え、
前記メンテナンス制御手段は、
前記第2粘度算出手段が算出する液体の粘度が前記第2所定値より小さい第3所定値以上である場合に、前記第2排液手段を動作させて前記液体吐出ヘッドに存在する粘度が増大した液体を排出する、請求項4または5に記載の液体吐出装置。 - 前記液体吐出ヘッドに存在する液体を排出する第3排液手段を備え、
前記メンテナンス制御手段は、
前記ノズルの先端に存在する液体を所定時間の経過ごとに排出するように前記第3排液手段を動作させる、請求項1ないし6のいずれかに記載の液体吐出装置。 - 前記第1粘度算出手段は、前記メインタンクから前記サブタンクに液体が供給された時点からの経過時間に基づいて前記サブタンクに貯留された液体の粘度を算出する、請求項1ないし7のいずれかに記載の液体吐出装置。
- 前記第2粘度算出手段は、前記第1粘度算出手段により算出される前記サブタンクに貯留された液体の粘度、前記サブタンクから前記液体吐出ヘッドに液体が供給された時点からの経過時間および前記液体吐出ヘッドから吐出される液体の吐出情報に基づいて前記液体吐出ヘッドに存在する液体の粘度を算出する、請求項1ないし8のいずれかに記載の液体吐出装置。
- 請求項1ないし9のいずれかに記載の液体吐出装置における前記メンテナンス制御手段としてコンピュータを機能させる、液体吐出装置のプログラム。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2011217961A JP5794081B2 (ja) | 2011-09-30 | 2011-09-30 | 液体吐出装置およびそのプログラム |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2011217961A JP5794081B2 (ja) | 2011-09-30 | 2011-09-30 | 液体吐出装置およびそのプログラム |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2013075482A JP2013075482A (ja) | 2013-04-25 |
JP5794081B2 true JP5794081B2 (ja) | 2015-10-14 |
Family
ID=48479331
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2011217961A Active JP5794081B2 (ja) | 2011-09-30 | 2011-09-30 | 液体吐出装置およびそのプログラム |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP5794081B2 (ja) |
Families Citing this family (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP6611618B2 (ja) * | 2016-01-08 | 2019-11-27 | キヤノン株式会社 | 記録装置、記録装置の制御方法、及びプログラム |
US10265951B2 (en) | 2016-06-29 | 2019-04-23 | Canon Kabushiki Kaisha | Inkjet printing apparatus and control method |
JP6552545B2 (ja) * | 2016-06-29 | 2019-07-31 | キヤノン株式会社 | インクジェット記録装置および制御方法 |
JP6950199B2 (ja) * | 2017-02-28 | 2021-10-13 | ブラザー工業株式会社 | 液体吐出装置 |
EP3424724B1 (en) * | 2017-07-03 | 2020-04-22 | Canon Kabushiki Kaisha | Printing apparatus, control method, and program |
Family Cites Families (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2004174773A (ja) * | 2002-11-26 | 2004-06-24 | Ricoh Co Ltd | インクジェット記録装置 |
JP2004195799A (ja) * | 2002-12-18 | 2004-07-15 | Ricoh Co Ltd | 液循環装置、液滴吐出装置及び該液滴吐出装置を用いたインクジェット記録装置 |
JP2005349647A (ja) * | 2004-06-09 | 2005-12-22 | Fuji Photo Film Co Ltd | インクジェット記録装置及び吐出制御方法 |
-
2011
- 2011-09-30 JP JP2011217961A patent/JP5794081B2/ja active Active
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2013075482A (ja) | 2013-04-25 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP5569222B2 (ja) | 液体吐出装置 | |
JP4337500B2 (ja) | 液体吐出装置 | |
JP4617799B2 (ja) | インクジェット記録ヘッドのメンテナンス方法及びインクジェット記録装置 | |
JP5460757B2 (ja) | インクジェット記録装置 | |
JP5794081B2 (ja) | 液体吐出装置およびそのプログラム | |
JP4720924B2 (ja) | 記録装置 | |
JP2012030496A (ja) | 液体吐出装置 | |
JP5088516B2 (ja) | 液体吐出装置 | |
JP4019199B2 (ja) | 液体吐出ヘッド及び液体吐出装置 | |
JP2008132762A (ja) | 液体吐出装置及び液体吐出装置の制御方法 | |
JP6107572B2 (ja) | 液体吐出装置 | |
US9028040B2 (en) | Liquid ejection apparatus and liquid ejection method | |
JP2012030494A (ja) | 液体吐出装置 | |
JP2018089814A (ja) | 液体吐出装置 | |
JP2009051149A (ja) | 液体吐出装置及び液体吐出装置の制御方法 | |
JP5664001B2 (ja) | 液体吐出装置 | |
US10737501B2 (en) | Liquid discharge apparatus and driving method of liquid discharge apparatus | |
JP4192656B2 (ja) | インクジェット記録装置 | |
JP2010214727A (ja) | 液滴吐出装置 | |
JP2019064061A (ja) | 液体吐出装置 | |
JP6098296B2 (ja) | 液体吐出装置 | |
JP5568920B2 (ja) | 液体吐出装置 | |
JP5365589B2 (ja) | 液体吐出装置及び液体吐出装置の液体排出方法 | |
US9087264B2 (en) | Ink jet recording apparatus and nozzle recovery method | |
JP2004034471A (ja) | 液体吐出装置 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20140918 |
|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20150707 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20150714 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20150727 |
|
R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Ref document number: 5794081 Country of ref document: JP Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |