JP5793213B2 - 同期化手段を備えた位相ロックループデバイス - Google Patents

同期化手段を備えた位相ロックループデバイス Download PDF

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Description

本発明は、同期化手段が備えられた位相ロックループ(PLL)デバイスに関する。また、それはこのようなPLLデバイスを動作させるための方法、およびいつくかのこのようなPLLデバイスを同時に動作させるための方法に関する。
多くの電気回路または集積化電子回路は、周波数合成器としてPLLデバイスを含む。図1は、本発明の前に知られているこのようなPLLデバイスのブロック図である。PLLデバイスは、
− PHASE_COMPで示され、場合によりチャージポンプを備える位相比較器1であって、FREFで示される基準周波数で反復される基準サイクルからなる基準信号を受け取るように意図された第1の比較器入力1a、周波数変換信号を受け取る第2の比較器入力1b、および、基準信号と周波数変換信号との間に存在する位相時間ずれを表すエラー信号を生成するように適合される比較器出力1cを備える、位相比較器1と、
− 比較器出力1cに接続されるフィルタ入力2aを備え、エラー信号の時間フィルタリングに基づいて制御電圧をフィルタ出力2bで生成するのに適したループフィルタ2と、
− 電圧制御発振器(VCO)モジュール3であって、フィルタ出力2bに接続された制御入力3a、およびFVCOで示され制御電圧に応じて変化するVCO周波数を有するVCO信号を生成するためのVCO出力3cを有する、電圧制御発振器(VCO)モジュール3と、
− F_DIVIDERで示され、分周器入力4aでVCO出力3cに接続され、VCO信号に基づいて周波数変換信号を分周器出力4cで生成するように適合された周波数分周器4であって、この分周器出力4cが第2の比較器入力1bに接続されている、周波数分周器4と
を含む。
基準信号は、REF_CLOCKで示される任意の基準クロックモジュール10によって供給することができる。基準クロックモジュール10は、PLLデバイスと同じ集積回路チップの中に含めることができ、あるいはこのようなチップの外部に含めることができる。
位相比較器1およびループフィルタ2は、知られている任意のタイプ、アナログでもディジタルでもよい。具体的には、アナログ実装の場合、位相比較器1は、下流側でチャージポンプと組み合わせられる位相周波数検出器から構成するようにしてもよい。ディジタル実装のループフィルタ2の場合、この後者は、VCOモジュール3の制御入力3aに供給される制御電圧が、アナログ実装のループフィルタ2と同様に、アナログ直流信号に常になるよう、ディジタル/アナログ変換器を含むことができる。
VCOモジュール3はまた、周波数範囲選択が提供される非制限のVCOモジュールを含む、知られている任意のタイプであってもよい。このようなVCOモジュールは通常、VCOモジュール3の追加入力3bに供給されるディジタル語によって選択されるキャパシタンス値を生成するコンデンサバンク(図示せず)を備える。この方法でキャパシタンス値を選択することにより、Vtuneで示される制御電圧が制御入力3aで変化する場合、FVCO周波数を、狭められた周波数範囲内で制限的に変化させる。したがって、周波数範囲は追加入力3bに供給されるディジタル語によって選択され、また、FVCO周波数の値はVtune電圧を調整することによりこの周波数範囲内で制御される。FVCO周波数範囲のこのような選択は一般に、VCOキャブレーションと呼ばれており、ディジタル語を選択するための専用ユニット30を使用して実施することができる。
周波数変換信号はF変換信号で示される。それは、F変換信号が分周比値Nで分周されたFVCO周波数と等しい合成された周波数FDIVを有するよう、分周器入力4aで受け取られるVCO信号から周波数分周器4によって生成される。実際、N値は場合により非整数であるため、周波数分周器4には分周比Nとして瞬時値が適切に供給され、したがって合成された周波数FDIVの時間平均は、Nで分周されたFVCO周波数の結果と整合する。知られている方法では、分周比として使用される瞬時値は、Nの整数部分と、Nの端数部分に対応する変調シーケンスとを結合することによって生成することができる。変調シーケンスは、補間器41、例えばシグマ/デルタ変調器によって生成し、かつ、結合器40を使用して整数部分と結合することができる。結合器40の出力は、分周比の瞬時値を受け取るために専用化される追加分周器入力4bに接続することができる。
位相比較器1、ループフィルタ2、VCOモジュール3および分周器4はPLLループを形成する。周知のPLL動作によれば、電圧Vtuneはエラー信号の時間フィルタリングによって得られ、F変換信号はVCO信号の周波数FVCOのN分周によって得られ、また、F変換信号は基準信号と位相が整合している。知られている方法でも、F変換信号の周波数FDIVが基準周波数FREFのすぐ近くにあるかを示すために、ロック状態を連続的に試験するロック検出器(図示せず)によってPLLデバイスのこのような動作を監視することができる。このような動作は一般に、合致したロック状態をもたらすロック取得ステップと呼ばれる。ロック状態が合致すると、VCO信号は、FVCO≒FREF×Nの式に従って、基準信号に対して周波数が高くなる。これは、PLLデバイスのロックされた動作であり、PLLデバイスの多くの用途に対してロック取得ステップの継続期間を短縮することが重要な問題である。
VCO較正が適切に実施されると、範囲の長さが短縮されたFVCO周波数範囲の適切な選択により、周波数FDIVおよびFREFの両方が互いに接近する。しかしながらF変換信号と基準信号の間に存在する位相時間ずれは、その時点では非制御である。実際、追加分周器入力4bに供給される変調シーケンスは、それぞれF変換信号の位相と基準信号の位相の間に存在する時間ずれに対する目標値を考慮して生成される。この目標値は位相パラメータと呼ばれており、図にはPHASEで示される。次に、ロック取得ステップにより、F変換信号の周波数FDIVがわずかに高くなるか、あるいは低くなり、したがってF変換信号の位相と基準信号の位相の間に実際に存在する時間ずれが位相パラメータ値に向かって次第に収斂する。
しかし、PLLループ動作に影響を及ぼす可能性のある雑音を小さくするために、ロック取得ステップの間有効であるオープンPLLループのゲイン値は、小さくなるように選択され、場合によっては極めて小さくなるように選択される。ゲイン値は、F変換信号のFDIV周波数の変化とVtune電圧の変化の間の比であり、FDIV変化を生成する。それは、位相パラメータ値に整合するために、場合によってはロック取得ステップ中の多くの時間をF変換信号の位相と基準信号の位相の間に実際に存在する時間ずれのために必要とする小さいゲイン値によって生じる。
したがって本発明の第1の目的は、それが失われた後に動作を開始し、またはロック状態を回復するPLLデバイスのための、ロック状態が合致するまでの継続期間、いわゆるロック時間を短縮することにある。ロック時間短縮のこの第1の目的は特に、値が小さいオープンPLLループゲインで動作されるPLLデバイスに適用される。
本発明の第2の目的は、1つの同じ基準信号から複数のPLLデバイスを同時に動作させる一方、所望の時間ずれがPLLデバイスの個々のF変換信号間に実際に存在することを保証することに関している。
これらの目的または他の目的のうちの少なくとも1つに合致するために、本発明の第1の態様は上記で説明したとおりであるが、さらに以下を備えるPLLデバイスを提案する。
− 周波数分周器の動作の停止を制御し、それによりこの停止が周波数変換信号の1サイクルの中で生じる信号遷移によってトリガされるように構成され、また周波数分周器の動作を再び開始することを可能にし、それにより周波数変換信号が、動作再開時に、周波数分周器の動作の停止後、基準サイクルの1つ後の反復で生じる信号遷移によってトリガされるように構成されている、同期化手段。
したがって基準信号に対する周波数変換信号の同期化は、VCO周波数の分周を一時的に停止することによって得られる。それは、周波数分周器内でも両方の信号間の位相時間ずれに対する目標値の保証と両立する。
このような同期化は、周波数変換信号の位相と基準信号の位相との間に実際に存在する時間ずれが周波数分周器の動作再開時における目標値と整合することを保証するため、単に位相パラメータを整合させるためにVCO信号の周波数を高く、または低くする必要は全くない。このような同期化がロック取得ステップ中に実施され、好ましくはこのステップの開始時に実施される場合、PLLデバイスのロック時間が短縮される。これは特に、PLLデバイスが小さい値のオープンPLLループゲインで動作している場合に利点がり、ゲイン値自体が小さいため、PLLループ内における低雑音レベルを維持しつつ時間ロックを著しく短縮することができる。
本発明の好ましい実施形態では、同期化手段は、基準サイクルの少なくとも2つの反復が、周波数分周器の動作の停止と、動作再開時に周波数変換信号をトリガする後の基準サイクル反復との間で経過するよう、周波数分周器が動作を再び開始するように適合させることができる。これは、周波数変換信号が次に基準信号と同期化されるため、周波数分周器の再開後のPLLの動作にサイクルスリップが生じないことを保証する。好ましいことに、同期化手段は、2つの基準サイクル反復のみが、周波数分周器の動作の停止と、周波数分周器の動作再開時に周波数変換信号をトリガする後の基準サイクル反復との間で経過するように設計することができる。この方法で同期化はより高速である。
可能な発明実施形態では、同期化手段は、下記の1つを有するが、限定的な構成ではない。
− それらは、VCO出力から分周器入力へのVCO信号の伝送をスイッチオフするように構成することができる、
− 周波数分周器がVCO信号中で連続的に生じるサイクルの計数を実施する場合、同期化手段は、周波数分周器の動作の停止と再開との間の計数を保留するように構成することができる、または
− 周波数分周器がVCO信号中で生じる連続サイクルに基づいてダウンカウントを生成する場合、同期化手段は、周波数分周器の動作の停止と再開との間のダウンカウントをリセットするように構成することができる。
本発明のPLLデバイスの特定の実施形態では、同期化手段は少なくとも、
− 周波数変換信号を受け取るために接続された同期化入力、上位レベル電圧端子に接続されたデータ入力、および出力を有する第1のDフリップフロップと、
− 基準信号を受け取るために接続された同期化入力、第1のDフリップフロップの出力に接続されたデータ入力、および出力を有する第2のDフリップフロップと、
− 第1のDフリップフロップの出力に接続された第1の入力、および第2のDフリップフロップの出力から少なくとも部分的に引き出されるバイナリ値を受け取るために接続された第2の入力を有する結合手段であって、結合手段は、停止制御遷移および次に再開制御遷移を含む結合信号を生成するように適合され、停止制御遷移が第1のDフリップフロップの出力に生じるバイナリ値遷移に対応し、再開制御遷移が第2のDフリップフロップの出力から少なくとも部分的に引き出されるバイナリ値の遷移に対応する、結合手段と
を備えることができる。
次に同期化手段は、出力部で、結合信号が周波数分周器の動作の停止および再開を制御するように構成される。
場合により、同期化手段はさらに、第1のDフリップフロップおよび第2のDフリップフロップに加えて、
− 少なくとも1つの追加Dフリップフロップを有するチェーンであって、各々は、基準信号を受け取るために接続された個々の同期化入力、チェーン内の前段の追加のDフリップフロップの出力に接続された個々のデータ入力、第2のDフリップフロップの出力に接続されたチェーン内の第1の追加のDフリップフロップのデータ入力、および、チェーン内の最後の追加Dフリップフロップの出力に接続された結合手段の第2の入力を有し、したがって結合手段のこの第2の入力によって受け取られるバイナリ値は、最後の追加Dフリップフロップの出力から少なくとも部分的に引き出される、チェーン
を備えることができる。
したがって結合信号の再開制御遷移は、チェーン内の最後のDフリップフロップの出力で生じるバイナリ値遷移に対応する。
このようなチェーンは、周波数分周器の動作が停止した後に、基準信号中の第(X+1)番目のサイクル反復の立ち上がりエッジが生じると周波数分周器の動作の再開をもたらし、ここでXはチェーン内のDフリップフロップの数であり、1より大きい。
本発明の第2の態様は、第1の発明態様によるPLLデバイスを動作させるための方法であって、ロックされた動作を短縮されたロック時間で得るための方法に関している。このような方法は、/S1/から/S3/の順に実施される以下のステップを含む。
/S1/VCOキャブレーションステップであって、VCOモジュールのための周波数範囲が選択され、選択される周波数範囲は、周波数分周器内で実施される基準周波数と周波数分周比の積を含む、ステップと、次いで、
/S2/同期化ステップであって、周波数分周器の動作の停止および再開が同期化手段によって制御される、ステップと、次いで、
/S3/ロック取得ステップであって、PLLデバイスが、ロック状態が連続的に合致するまで、VCOモジュールの制御入力に供給される直流電圧を調整することにより、動作する、ステップ。
場合により、PLLデバイスの先行するロック取得動作は、ステップ/S1/と/S2/との間で実行することができるが、ステップ/S2/は、ロック状態が合致する前に制御される。次に、ステップ/S2/の後に実施されるステップ/S3/は、より短いロック時間でロック状態の合致をもたらす。
本発明の第3の態様は、PLLデバイスの個々の周波数変換信号間の位相時間ずれが所望の値に整合するよう、複数のPLLデバイスを同時に動作させるための方法に関している。このようなマルチPLL方法によれば、
− PLLデバイスの各々は第1の発明態様に従う。
− すべてのPLLデバイスは、それらの個々の第1の比較器入力に、PLLデバイスによって共有される1つの基準クロックモジュールによって生成される1つの同じ共通基準信号が供給される。
− PLLデバイスの個々の周波数分周器は、1つの同じ共通周波数分周比を実施する。− PLLデバイスの各々は、このPLLデバイスの周波数分周器に共通周波数分周比の端数部分に対応する変調シーケンスを供給するように構成される個々の補間器を備えており、したがって変調シーケンスに基づいて周波数分周器内で連続的に実施される瞬時分周比値の時間平均は共通周波数分周比と等しい。
さらに、PLLデバイスの各々の補間器は、この周波数分周器によって生成される周波数変換信号の位相と基準信号の位相との間に存在する目標時間ずれとして位相パラメータの値を備える。したがってPLLデバイスの周波数分周器には、補間器によって、共通周波数分周比すべてに対応するが、位相パラメータに対して補間器に個々に提供される値に個別に対応する個々の変調シーケンスが供給される。マルチPLL方法は、すべてのPLLデバイスが個々のVCOモジュールの制御入力に供給される個々の直流電圧を調整することによって現在動作中であるとともに、PLLデバイスの各々のロック状態が合致すると、実施される以下のステップを含む。
− 周波数分周器の動作が共通基準信号に基づいて後の同じ時間に停止され、かつ再び開始されるように、すべてのPLLデバイスの個々の同期化手段を同時に起動するステップ。
この方法により、補間器の各々に提供される位相パラメータ値は、関連するPLLデバイスのロック状態が合致する前に出現する初期不整合のため、いずれの位相ずれなしに適用される。
したがって第3の発明態様によれば、同期化は、それらがロックされた動作ですべて動作すると、すべてのPLLデバイスに対して同時に実施される。明らかに、このロックされた動作は、PLLデバイスに応じて、総合的な同期化が実施される前に、可変継続期間の間、存在させることができる。この第3の発明態様のマルチPLL方法によれば、PLLデバイスが同期化の前に異なる位相軌道を有している場合であっても、PLLデバイスの個々の周波数変換信号の位相間に所望の時間ずれを得ることができる。
好ましいことに、すべての同期化手段に同時に伝送される共通同期化要求を使用して、すべてのPLLデバイスの個々の同期化手段を起動することができる。
さらに、第2の発明態様および第3の発明態様を組み合わせることができ、したがって他のPLLデバイスとは無関係にステップ/S1/から/S3/を実施することにより、PLLデバイスの各々を最初に動作させることができる。PLLデバイスの各々のロック状態が合致すると、すべてのPLLデバイスの個々の同期化手段を同時に起動するステップを実施することができる。
以下、本発明のこれらおよび他の特徴について、本発明の好ましい実施形態に関連する添付の図面を参照して説明するが、これらの実施形態に限定しない。
既に説明した、本発明の前に知られているPLLデバイスのブロック図である。 本発明の実施形態によるPLLデバイスのブロック図である。 本発明に従って実施された同期化手段のための可能な実施形態の回路図である。 図3の同期化手段の動作を説明する時間的線図である。 追加の発明態様によるマルチPLL方法を示す図である。 追加の発明態様によるマルチPLL方法を示す図である。
上記図のうちの異なるものに示されている同じ参照番号は、同一の機能を有する要素の同一の要素を表す。さらに、本発明の特徴には直接関係しない周知の機能および動作を有する構成要素については、詳細に説明していない。
図2を参照すると、本発明によるPLLデバイス101は、図1に関連して既に説明した構造および動作と同様の構造および動作を有し得るが、同期化手段5を有して完成される。同期化手段5は、基準クロックモジュール10からの基準信号、分周器出力4cからのF変換信号、および同期化要求をそれぞれ受け取るためのポートを含む複数の入力を有することができる。追加のポートはまた、これらの同期化手段のリセットを可能にする同期化手段5に備えることも可能である。
また、PLLデバイス101内で使用される周波数分周器4の実際の構造に応じて、同期化手段5は、異なる方法で周波数分周器を制御することも可能である。図2は、同期化手段5が分周器入力4aへのVCO信号の供給を制御する実施形態を示している。このような実施形態では、VCO出力3cから分周器入力4aへの接続は、同期化手段5によって制御されるスイッチ50を備える。したがって同期化手段5によって生成される適切なコマンド信号によってターンオフされるスイッチ50は、周波数分周器4によるF変換信号の生成を停止し、またオン状態に戻るスイッチ50は、周波数分周器4の動作を再開させることができる。本発明によれば、同期化手段5は、F変換信号に基づいて決定される時間にスイッチ50をオフ状態に駆動し、次に基準信号に基づいて決定される後の時間にスイッチ50をオン状態に駆動するように設計される。値の遷移は、これらの切り換えイベントをトリガするために、同期化手段5によってF変換信号および基準信号の中で検出される。
周波数分周器4の適切な設計に関し、同期化手段5によって生成されるコマンド信号は、周波数分周器4自体に提供される制御入力に伝送することができる。周波数分周器4がVCO信号の連続的に経過するサイクルを計数することによって動作すると、周波数分周器4内で実施されるアップ計数またはダウン計数を停止し、また、同期化手段5によって生成されるコマンド信号で再び開始することができる。計数のこのような停止および再開により、計数を一時的に保留するか、または計数リセットをもたらすことができる。
図3は、同期化手段5のための可能な実施形態を示している。この図に使用される参照番号は、以下の意味を有する。
51、52および53 DFFで示され、同期化入力51a(それぞれ52aおよび53a)、データ入力51b(それぞれ52bおよび53b)および出力51c(それぞれ52cおよび53c)を備えるDフリップフロップ
54 バイナリインバータ
55 入力55aおよび55bならびに出力55cを備えるXOR演算子
56 入力56aおよび56b、ならびに出力56cを備えるNOR演算子
100 バイナリ信号の上位レベルと等価の電圧値VDDを有する基準電圧端子
ENS0、ENS1およびENS2は、Dフリップフロップ51、Dフリップフロップ52およびインバータ54によってそれぞれ出される中間バイナリ信号である。EN_COUNTは、同期化手段5によって出される信号であり、周波数分周器4またはスイッチ50に伝送される。線図4aから4hは、それぞれ、リセット信号、基準信号、F変換信号、同期化要求、信号ENS0、ENS1、ENS2およびEN_COUNTの時間変化を示す。tはX軸の時間を表し、時間線図4aから4hはすべて、垂直アライメントに沿って相互に対応している。Y軸の単位は任意であり、単に下位バイナリ値と上位バイナリ値との間の信号遷移を示している。
NOR演算子56は、出力56cでイネーブル信号を生成するために、入力56aで既に印加されたリセットコマンドと、入力56bで新たに印加される同期化要求とを結合する。このイネーブル信号は、Dフリップフロップ51、52および53のそれぞれのイネーブル入力51d、52dおよび53dに印加され、最初に信号ENS0、ENS1およびEN_COUNTを下位バイナリ値に設定し、また、信号ENS2を上位バイナリ値に設定する。リセットコマンドはまた、入力55aおよび55bで受け取られる、XOR演算子55もリセットするための有用な信号と結合することも可能である。このような結合は当技術分野では多くの変形形態が知られているため、入力56aから入力55aおよび55bへの接続は破線で示されている。
入力51aはF変換信号を受け取るために接続され、入力51bは基準電圧端子100に接続される。そうして中間信号ENS0は、NOR演算子56によって出力されるイネーブル信号がONになった後に生じるF変換信号の最初の立ち上がりエッジで、初期の下位バイナリ値から上位バイナリ値になる(図4a、4c、4dおよび4eを参照)。
入力52aは、基準信号を受け取るために接続され、入力52bは、中間信号ENS0を受け取るために出力51cに接続される。そうして中間信号ENS1は、中間信号ENS0自体が上位バイナリ値に変化した後に生じる基準信号の最初の立ち上がりエッジで初期の下位バイナリ値から上位バイナリ値になる(図4b、4eおよび4fを参照)。
入力53aはまた、基準信号を受け取るために接続され、入力53bは、信号中間ENS1を受け取るために出力52cに接続される。そうしてインバータ54によって出される中間信号ENS2は、中間信号ENS1自体が上位バイナリ値に変化した後に生じる基準信号の最初の立ち上がりエッジで初期の上位バイナリ値から下位バイナリ値になる(図4b、4fおよび4gを参照)。
XOR演算子55は、それ自体の入力55aおよび55bで中間信号ENS0およびENS2を受け取り、同期化要求の後に生じたF変換信号の最初の立ち上がりエッジと、F変換信号のこの最初の立ち上がりエッジの後に生じた基準信号の2番目の立ち上がりエッジとの間にのみ、信号EN_COUNTが上位バイナリ値と等しくなるようにそれらを結合する。この理由のために、信号EN_COUNTがこの説明の概要部分で結合信号と呼ばれる。それは、EN_COUNT信号が下位バイナリ値と等しくなる場合は周波数分周器4をイネーブルして動作させ、また、EN_COUNTが上位バイナリ値と等しくなる場合は周波数分周器4を保留するための専用である。上記説明した同期化手段5の動作によれば、周波数分周器4は、基準信号の立ち上がりエッジで、F変換信号のその前の立ち上がりエッジ時に存在した周波数分周器状態から再開する。この方法では、周波数分周器の再開から生成されるF変換信号は、基準信号に対して同期化される。
周波数分周器4の停止と再開との間に経過する基準信号サイクルの数は、直列に接続された他のDフリップフロップ(図示せず)をDフリップフロップ53とインバータ54との間に追加することによって多くすることができる。このような追加Dフリップフロップのデータ入力は、すべて、Dフリップフロップ53の出力53cから始まる、直列に接続されたDフリップフロップチェーン内の前段の追加Dフリップフロップの出力に接続される。すべての追加Dフリップフロップのイネーブル入力は出力56cに接続することができ、またそれらの同期化入力は、すべて基準信号を受け取るために接続される。チェーン内の最後の追加Dフリップフロップの出力は、インバータ54の入力に接続される。チェーン内にDフリップフロップを1つ追加することにより、周波数分周器4の動作の再開を基準信号の1サイクル分だけさらに遅延させることになる。
図5aおよび5bは、これらのPLLデバイスのF変換信号を互いに対して同期させる場合の複数のPLLデバイスに対する本発明の特定の用途を示したものである。これは、1つの同じ基準クロックモジュール10から発せられる共通基準信号をこれらのすべてのPLLデバイスに供給することによって得られる。図5aでは、3つのPLLデバイスは、非限定例と見なされる。それらは、PLL1、PLL2およびPLL3で示されており、101、102および103のラベルが振られている。PLLデバイスは、すべて本発明によるものであり、したがってそれらはすべて個々の同期化手段5を備えている。それらは、それぞれ、分周比の端数部分に対応する変調シーケンスを互いに独立して周波数分周器4に供給する個々の補間器41を備える。必ずしも必要ではないが、PLLデバイス101から103は、互いに全く同じにすることができることが好ましい。それらは、同じ分周比Nおよび同じ同期化要求を実施するように接続される。より正確には、PLLデバイスは、同じN値と整合し、かつ、対応する補間器41を使用してPLLデバイスの各々に割り当てられる位相パラメータの値だけしか相違しない変調シーケンスがそれらの個々の周波数分周器に供給されるように設計される。したがってPLL1に割り当てられる位相パラメータ値はPHASE1で示され、PLL2に割り当てられるそれはPHASE2で示され、また、PLL3に対するそれはPHASE3で示される。PLLデバイス101から103の個々の周波数分周器には、N分周比値に対応する変調シーケンスを供給することができ、Nが整数ではない場合、それらはすべて全く同じであるが、当該PLLデバイスに割り当てられる位相パラメータ値に応じてそれぞれ遅延される。
図5bは、PLLデバイス101、102および103の個々のF変換信号の位相軌道を示す時間線図である。X軸はこの場合も時間tである。同期化の前のPLLデバイス101の位相は、すべてのPLLデバイスの位相に対する基準として使用されている。ΔPH1/2は、PLLデバイス101および102に割り当てられる位相パラメータ値PHASE1とPHASE2の差を表しており、また、ΔPH1/3は、位相パラメータ値PHASE1とPHASE3の差を表している。個々の位相は、最初は位相パラメータ差ΔPH1/2およびΔPH1/3に従って、PLLデバイス101〜103のキャブレーション開始時に設定することができるが、PLLデバイス内に個々に含まれているキャブレーションシーケンスが異なっているため、それらを個々にキャブレーションしている間に、3つのPLLデバイス101〜103の位相が時間と共に別様に変化する。また、位相は、とりわけ3つのPLLデバイスの異なる時間応答特性のため、PLLデバイス101〜103のロック取得ステップ中にも別様に変化する。本発明によれば、3つのPLLデバイス101〜103がそれぞれロックされた後に要求され、かつ、3つのPLLデバイス101〜103に対して同時に要求される同期化方法は、位相パラメータ差ΔPH1/2およびΔPH1/3と整合するF変換信号の個々の実際の位相間の差の回復をもたらす。したがって、PLLデバイス101〜103がすべてロックされた状態で動作し、また、3つのPLLデバイスに同時に同期化要求が適用されるため、それらの個々のF変換信号間の位相差は、総合的な同期化が終了すると、常に一定を維持する。

Claims (9)

  1. 位相ロックループデバイスであって、
    基準周波数で反復される基準サイクルからなる基準信号を受け取るように意図された第1の比較器入力、周波数変換信号を受け取るための第2の比較器入力、および前記基準信号と前記周波数変換信号との間に存在する位相時間ずれを表すエラー信号を生成するように適合された比較器出力を備えた位相比較器と、
    前記比較器出力に接続されたフィルタ入力を備え、前記エラー信号の時間フィルタリングに基づいて制御電圧をフィルタ出力で生成するのに適したループフィルタと、
    前記フィルタ出力に接続された制御入力、および前記制御電圧に応じて変化するVCO周波数を有するVCO信号を生成するためのVCO出力を有する電圧制御発振器モジュールと、
    分周器入力で前記VCO出力に接続され、前記VCO信号に基づいて前記周波数変換信号を分周器出力で生成するように適合された周波数分周器であって、前記分周器出力は前記第2の比較器入力に接続された、周波数分周器と
    を備え、前記位相ロックループデバイスはさらに、
    前記周波数分周器の動作の停止を制御し、それにより前記停止が前記周波数変換信号の1サイクルの中で生じる信号遷移によってトリガされるように構成され、前記周波数分周器の前記動作を再び開始することを可能にし、それにより前記周波数変換信号が、動作再開時に、前記周波数分周器の動作の前記停止後に前記基準サイクルの1つ後の反復で生じる信号遷移によりトリガされるように構成されている、同期化手段を備え
    前記同期化手段は、少なくとも、
    前記周波数変換信号を受け取るために接続された同期化入力、上位レベル電圧端子に接続されたデータ入力、および出力を有する第1のDフリップフロップと、
    前記基準信号を受け取るために接続された同期化入力、前記第1のDフリップフロップの前記出力に接続されたデータ入力、および出力を有する第2のDフリップフロップと、
    前記第1のDフリップフロップの前記出力に接続された第1の入力、および前記第2のDフリップフロップの前記出力から少なくとも部分的に引き出されるバイナリ値を受け取るために接続された第2の入力を有する結合手段であって、前記結合手段は停止制御遷移および次に再開制御遷移を含む結合信号を生成するように適合され、前記停止制御遷移は前記第1のDフリップフロップの前記出力で生じるバイナリ値遷移に対応し、前記再開制御遷移は前記第2のDフリップフロップの前記出力から少なくとも部分的に引き出される前記バイナリ値の遷移に対応する、結合手段と
    を備え、
    前記同期化手段は、出力部で、前記結合信号が前記周波数分周器の前記動作の前記停止および前記再開を制御するように構成されていることを特徴とする位相ロックループデバイス。
  2. 前記同期化手段は、前記周波数分周器の動作の前記停止と、前記動作再開時に前記周波数変換信号をトリガする前記基準サイクルの前記後の反復との間に、前記基準サイクルの少なくとも2つの反復が経過するように、前記周波数分周器の前記動作を再び開始するように適合されていることを特徴とする請求項1に記載の位相ロックループデバイス。
  3. 前記同期化手段は、前記VCO出力から前記分周器入力への前記VCO信号の伝送をスイッチオフするように構成されていることを特徴とする請求項1または2に記載の位相ロックループデバイス。
  4. 前記周波数分周器は、前記VCO信号中で連続的に生じるサイクルの計数を実施するように適合され、前記同期化手段は、前記周波数分周器の動作の前記停止と前記再開との間の前記計数を保留するように構成されていることを特徴とする請求項1または2に記載の位相ロックループデバイス。
  5. 前記周波数分周器は、前記VCO信号中で生じる連続サイクルに基づいてダウンカウントを生成するように適合され、前記同期化手段は、前記周波数分周器の動作の前記停止と前記再開との間の前記ダウンカウントをリセットするように構成されていることを特徴とする請求項1または2に記載の位相ロックループデバイス。
  6. 前記同期化手段はさらに、前記第1のDフリップフロップおよび第2のDフリップフロップに加えて、
    少なくとも1つの追加のDフリップフロップを備えたチェーンであって、各々は、前記基準信号を受け取るために接続された個々の同期化入力、前記チェーン内の前段の追加Dフリップフロップの出力に接続された個々のデータ入力、前記第2のDフリップフロップの前記出力に接続される前記チェーン内の1つの第1の追加のDフリップフロップのデータ入力、前記チェーン内の1つの最後の追加Dフリップフロップの出力に接続される前記結合手段の前記第2の入力を有し、したがって前記結合手段の前記第2の入力によって受け取られる前記バイナリ値は、前記最後の追加Dフリップフロップの前記出力から少なくとも部分的に引き出される、チェーンを備え、
    したがって前記結合信号の前記再開制御遷移は、前記チェーン内の前記最後の追加Dフリップフロップの出力で生じるバイナリ値遷移に対応する
    ことを特徴とする請求項からのいずれか1項に記載の位相ロックループデバイス。
  7. 複数の位相ロックループデバイスを同時に動作させるための方法であって、
    前記位相ロックループデバイスの各々は、請求項1からのいずれか1項に記載の位相ロックループデバイスであり
    すべての前記位相ロックループデバイスは、個々の第1の比較器入力で、前記位相ロックループデバイスによって共有される1つの基準クロックモジュールによって生成される1つの同じ共通基準信号が供給され、
    前記位相ロックループデバイスの個々の周波数分周器は、1つの同じ共通周波数分周比を実施し、
    前記位相ロックループデバイスの各々は、前記位相ロックループデバイスの前記周波数分周器に前記共通周波数分周比の端数部分に対応する時変調シーケンスを供給するように構成された個々の補間器を備えており、したがって前記変調シーケンスに基づいて前記周波数分周器内で連続的に実施される瞬時分周比値の時間平均は、前記共通周波数分周比と等しく、
    前記位相ロックループデバイスの各々の前記補間器は、前記周波数分周器によって生成される前記周波数変換信号の位相と前記基準信号の位相との間に存在する目標時間ずれとして位相パラメータの値を備えており、
    前記位相ロックループデバイスの前記周波数分周器には、前記補間器によって、前記共通周波数分周比にすべて対応するが、前記位相パラメータに対しては前記補間器に個々に提供される前記値に別々に対応する個々の変調シーケンスが供給され、
    前記方法は、すべての前記位相ロックループデバイスが個々のVCOモジュールの前記制御入力に供給される個々の直流電圧を調整することにより現在動作中であるとともに、前記位相ロックループデバイスの各々についてロック状態が合致するときに実施される以下のステップ、すなわち、
    前記周波数分周器の前記動作が、前記共通基準信号にしたがって、後の同じ時間に停止され再び開始されるよう、すべての前記位相ロックループデバイスの個々の同期化手段を同時に起動するステップ
    を含むことを特徴とする方法。
  8. すべての前記位相ロックループデバイスの個々の同期化手段は、前記同期化手段に同時に伝送される共通同期化要求を使用して起動されることを特徴とする請求項に記載の方法。
  9. 前記位相ロックループデバイスの各々は、他の前記位相ロックループデバイスとは無関係に、ステップ/S1/から/S3/の順に以下のステップ、
    /S1/VCOキャブレーションステップであって、前記VCOモジュールのための周波数範囲は、選択される周波数範囲は、前記周波数分周器内で実施される前記基準周波数と周波数分周比の積を含むように選択される、ステップと、
    /S2/同期化ステップであって、前記周波数分周器の前記動作の停止および再開は前記同期化手段によって制御される、ステップと、
    /S3/ロック取得ステップであって、前記位相ロックループデバイスは、ロック状態が連続的に合致するまで、前記VCOモジュールの前記制御入力に供給される直流電圧を調整することにより動作する、ステップと
    を実施することにより、前記位相ロックループデバイスの各々の前記ロック状態が合致するまで最初に動作し、
    その後、すべての前記位相ロックループデバイスの個々の同期化手段を同時に起動する前記ステップが実施されることを特徴とする請求項またはに記載の方法。
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