JP5793000B2 - フローティングカッターユニットおよびトリミングプレス加工装置 - Google Patents
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Description
板状の素材からスクラップを切断し、さらに当該スクラップを分断するトリミングプレス加工装置に取り付けられて用いられるフローティングカッターユニットであって、
シャンク部と、前記シャンク部の一方の端部に形成された刃部と、を有し、軸心方向に移動して、前記刃部で前記素材から前記スクラップを切断するフローティングカッターと、
前記フローティングカッターの軸心上において、前記フローティングカッターに対して前記素材の反対側に配置されて、前記フローティングカッターのシャンク部の他方の端部の、前記素材とは反対側に向けられる尾端面に接触し、前記ホルダセットに対する前記フローティングカッターの、前記軸心方向への移動を制限するダンパと、
前記フローティングカッターを当該フローティングカッターの軸心方向に移動可能に保持するとともに、前記フローティングカッターと前記ダンパとを前記フローティングカッターの軸心に沿って並んだ状態で連結した状態で、前記トリミングプレス加工装置に着脱可能に固定されるホルダセットと、を備え、
前記ホルダセットは、
一方の端面と前記素材側に向けられる他方の端面とを前記フローティングカッターの軸心方向に貫通した第一の貫通孔が形成され、当該第一の貫通孔の内部に前記フローティングカッターの尾端面が位置付けられる位置まで、前記一方の端面側から前記他方の端面側へ前記フローティングカッターが当該第一の貫通孔へ挿入されるホルダと、
前記フローティングカッターのシャンク部を前記フローティングカッターの軸心方向に摺動させる摺動部を内周に有し、前記ホルダの前記第一の貫通孔に嵌め込まれるブッシュと、
前記ダンパが挿入される第二の貫通孔が形成されており、当該第二の貫通孔に前記ダンパが前記フローティングカッターの軸心方向に挿入された状態で前記ホルダの前記一方の端面に重ねられて前記ホルダの前記第一の貫通孔と前記第二の貫通孔とが対向する位置に配置され、前記フローティングカッターと、前記フローティングカッターの軸心上において前記フローティングカッターに対して前記素材の反対側に配置される前記ダンパとを、前記第一の貫通孔内において前記フローティングカッターの尾端面に前記ダンパが前記フローティングカッターの軸心上で接触する位置に位置付けるホルダプレートと、を有し、
前記ダンパは、前記ホルダプレートよりも前記ホルダ側の位置に、
前記フローティングカッターの尾端面から離れる方向への、前記第二の貫通孔からの当該ダンパの抜け出しを阻止するフランジ部を有する。
トリミングプレス用下型と、
前記トリミングプレス用下型に向かって移動し、前記トリミングプレス用下型との間で、板状素材から製品部以外のスクラップを切り落とすトリミングプレス用上型と、
前記トリミングプレス用上型とともに前記トリミングプレス用下型に向かって移動し、前記トリミングプレス用上型とともに前記トリミングプレス用下型との間で前記板状素材から前記スクラップを切り落とす上記のフローティングカッターユニットと、
前記トリミングプレス用下型の刃先から、前記トリミングプレス用上型の移動方向に、前記板状素材の板厚に応じた間隔をあけて配置されたスクラップ切断用プレス下型と、
前記トリミングプレス用上型とともに移動し、前記スクラップ切断用プレス下型との間で前記スクラップを分断するスクラップ切断用プレス上型と、を設けて、
前記フローティングカッターユニットのダンパは、
前記スクラップを切り落としたフローティングカッターが前記スクラップ切断用プレス下型に押し当てられると、前記フローティングカッターを、前記ホルダセットに対して前記トリミングプレス用上型の移動方向と逆方向へ移動させ、
前記スクラップ切断用プレス上型は、
前記ホルダセットに対する前記フローティングカッターの移動により、前記スクラップ切断用プレス下型との間で前記スクラップを分断する。
Claims (5)
- 板状の素材からスクラップを切断し、さらに当該スクラップを分断するトリミングプレス加工装置に取り付けられて用いられるフローティングカッターユニットであって、
シャンク部と、前記シャンク部の一方の端部に形成された刃部と、を有し、軸心方向に移動して、前記刃部で前記素材から前記スクラップを切断するフローティングカッターと、
前記フローティングカッターの軸心上において、前記フローティングカッターに対して前記素材の反対側に配置されて、前記フローティングカッターのシャンク部の他方の端部の、前記素材とは反対側に向けられる尾端面に接触し、前記ホルダセットに対する前記フローティングカッターの、前記軸心方向への移動を制限するダンパと、
前記フローティングカッターを当該フローティングカッターの軸心方向に移動可能に保持するとともに、前記フローティングカッターと前記ダンパとを前記フローティングカッターの軸心に沿って並んだ状態で連結した状態で、前記トリミングプレス加工装置に着脱可能に固定されるホルダセットと、を備え、
前記ホルダセットは、
一方の端面と前記素材側に向けられる他方の端面とを前記フローティングカッターの軸心方向に貫通した第一の貫通孔が形成され、当該第一の貫通孔の内部に前記フローティングカッターの尾端面が位置付けられる位置まで、前記一方の端面側から前記他方の端面側へ前記フローティングカッターが当該第一の貫通孔へ挿入されるホルダと、
前記フローティングカッターのシャンク部を前記フローティングカッターの軸心方向に摺動させる摺動部を内周に有し、前記ホルダの前記第一の貫通孔に嵌め込まれるブッシュと、
前記ダンパが挿入される第二の貫通孔が形成されており、当該第二の貫通孔に前記ダンパが前記フローティングカッターの軸心方向に挿入された状態で前記ホルダの前記一方の端面に重ねられて前記ホルダの前記第一の貫通孔と前記第二の貫通孔とが対向する位置に配置され、前記フローティングカッターと、前記フローティングカッターの軸心上において前記フローティングカッターに対して前記素材の反対側に配置される前記ダンパとを、前記第一の貫通孔内において前記フローティングカッターの尾端面に前記ダンパが前記フローティングカッターの軸心上で接触する位置に位置付けるホルダプレートと、を有し、
前記ダンパは、前記ホルダプレートよりも前記ホルダ側の位置に、
前記フローティングカッターの尾端面から離れる方向への、前記第二の貫通孔からの当該ダンパの抜け出しを阻止するフランジ部を有する
ことを特徴とするフローティングカッターユニット。 - 請求項1に記載のフローティングカッターユニットであって、
前記フローティングカッターのシャンク部がゼロまたはマイナスクリアランスで前記ブッシュの内周側に挿入される
ことを特徴とするフローティングカッターユニット。 - 請求項1または2に記載のフローティングカッターユニットであって、
前記摺動部には固体潤滑剤が分散され、当該固体潤滑剤は、前記フローティングカッターのシャンク部が摺動する当該摺動部の摺動面に露出する
ことを特徴とするフローティングカッターユニット。 - 請求項3に記載のフローティングカッターユニットであって、
前記摺動部は、
金属製の前記ブッシュの内周に形成された多孔質の焼結合金層であり、
当該焼結合金層は、
重量比で、錫を4〜10%、ニッケルを10〜40%、燐を0.5〜4%、前記固体潤滑剤として黒鉛を3〜10%含み、残部として銅を含む
ことを特徴とするフローティングカッターユニット。 - トリミングプレス用下型と、
前記トリミングプレス用下型に向かって移動し、前記トリミングプレス用下型との間で、板状素材から製品部以外のスクラップを切り落とすトリミングプレス用上型と、
前記トリミングプレス用上型とともに前記トリミングプレス用下型に向かって移動し、前記トリミングプレス用上型とともに前記トリミングプレス用下型との間で前記板状素材から前記スクラップを切り落とす請求項1乃至4のいずれか1項に記載のフローティングカッターユニットと、
前記トリミングプレス用下型の刃先から、前記トリミングプレス用上型の移動方向に、前記板状素材の板厚に応じた間隔をあけて配置されたスクラップ切断用プレス下型と、
前記トリミングプレス用上型とともに移動し、前記スクラップ切断用プレス下型との間で前記スクラップを分断するスクラップ切断用プレス上型と、を備え、
前記フローティングカッターユニットのダンパは、
前記スクラップを切り落としたフローティングカッターが前記スクラップ切断用プレス下型に押し当てられると、前記フローティングカッターを、前記ホルダセットに対して前記トリミングプレス用上型の移動方向と逆方向へ移動させ、
前記スクラップ切断用プレス上型は、
前記ホルダセットに対する前記フローティングカッターの移動により、前記スクラップ切断用プレス下型との間で前記スクラップを分断する
ことを特徴とするトリミングプレス加工装置。
Priority Applications (1)
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Applications Claiming Priority (1)
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JP2011115179A JP5793000B2 (ja) | 2011-05-23 | 2011-05-23 | フローティングカッターユニットおよびトリミングプレス加工装置 |
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Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
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