JPH0417929A - プレス型への素材位置決め方法 - Google Patents

プレス型への素材位置決め方法

Info

Publication number
JPH0417929A
JPH0417929A JP12164290A JP12164290A JPH0417929A JP H0417929 A JPH0417929 A JP H0417929A JP 12164290 A JP12164290 A JP 12164290A JP 12164290 A JP12164290 A JP 12164290A JP H0417929 A JPH0417929 A JP H0417929A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
pilot hole
pilot
die
hole
press
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP12164290A
Other languages
English (en)
Inventor
Kunio Sekido
邦雄 関戸
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Toyota Motor Corp
Original Assignee
Toyota Motor Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Toyota Motor Corp filed Critical Toyota Motor Corp
Priority to JP12164290A priority Critical patent/JPH0417929A/ja
Publication of JPH0417929A publication Critical patent/JPH0417929A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Shaping Metal By Deep-Drawing, Or The Like (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は、プレス型に対して板状素材を位置決めするた
めの方法に関する。
(従来の技術) 従来より、プレス型に対して板状素材を位置決めする方
法として、素材に予めパイロット孔を開け、プレス型に
内蔵するパイロットピンを前記パイロット孔に挿入して
該素材を位置決めする方法が知られている(例えば、「
知りたいプレス金型」■基礎編 ジャパンマシニスト社
昭和45年2月10日発行2166参照〕、この方法を
図面を用いて説明すると、プレス型には、第6図に示す
ように、その上型ベース(図示部)にパイロットピン 
1とポンチ等の切刃(図示部)とが固定されると共に、
そのダイ 2にパイロットピン lを逃がすための逃が
し穴3が設けられている。前記上型ベースにはまた、上
下方向にフローティング可能にストリッパ4が設けられ
ている。一方、板状素材5には予めパイロットピン l
の挿通を許容するパイロット孔6が開けられており、こ
の板状素材5は、ダイ 2に上下方向にフローティング
可能に内装したガイドリフタ 7に支持されるようにな
っている。
素材5のパイロット孔6の内径りはパイロットピンlの
本体部1aの直径dよりもわずか大きくされ、両者の間
には所定のクリアランス[D−d]が確保されている。
プレス加工に際しては、プレス上ラム(図示部)の下降
により、先ず、パイロットピン 1が素材5のパイロッ
ト孔6に挿入され、その先端がダイ2の逃がし穴3に入
り込んで素材5の位置決めがなされる0次に、ストリッ
パ4がガイドリフタ 7をダイ 2内に押し込みつ覧下
降して素材5をダイ 2上に押え、続いて、切刃が素材
5に係合し、これによって素材5の所望位置には孔等が
加工される。
ところで、上記素材の位置決め方法において、その位置
決め精度を高めるには、素材5のパイロット孔6とパイ
ロットピン1とのクリアランス[D−d]をできるだけ
小さくする必要があるが、このクリアランスを小さくす
ると、パイロット孔6に対するパイロットピン 1の挿
入抵抗が増大し、この抵抗により素材5のパイロット孔
6が変形し易くなる。このパイロット孔6の変形は、当
然のこととして素材5の位置決め精度の悪化を招き、そ
こで従来、例えば同図に示すように、パイロットピン1
の先端部に先細の導入部1bを設ける対策、この導入部
1bから本体部1aに至るパイロットピン1の接続部1
cをなめらかする対策、パイロットピン 1のストリッ
パ4からの突出代χ0を小さくする対策、ンスを小さく
する対策等を採ることがあった。
(発明が解決しようとする課題) しかしながら、上記従来のパイロット孔6の変形防止対
策によれば、何れもプレス型に対する工夫であり、素材
5の強度不足からくるパイロット孔6の変形を避けるこ
とができないという問題があった。特に従来、素材5に
対するパイロット孔6の形成は、第7図に示すように、
別途ポンチ8、ダイ 8およびストリッパ10を備えた
汎用のプレス型を用いて孔抜きをするだけであるため、
素材5の強度はその板厚に依存し、素材5の板厚が薄い
場合には、上記諸対策にもかかわらず、パイロットピン
lの挿入抵抗のわずかの増大によってパイロット孔6が
変形してしまうこととなっていた。
本発明は、上記従来の問題を解決することを課題として
なされたもので、その目的とするところは、素材の強度
不足からくるパイロット孔の変形を抑制し、もって板厚
の薄い素材を対象にしても位置決め精度を高めることが
できるプレス型への素材位置決め方法を提供することに
ある。
(課題を解決するための手段) 本発明は、上記目的を達成するため、板状素材に予めパ
イロット孔を開け、プレス型に内蔵するパイロットピン
を前記パイロット孔に挿入して該素材を位置決めする方
法において、前記パイロット孔をパーリング加工により
形成するようにしたことを特徴とする。
(作用) 上記のように構成したプレス型への素材位置決め方法に
おいては、パーリング加工により素材のパイロット孔周
りの強度が大きく向上するので、パイロット孔とパイロ
ットピンとのクリアランスを小さく設定してもパイロッ
ト孔の変形を抑えることができる。
(実施例) 以下、本発明にかへるプレス型への素材位置決め方法を
添付図面に基づいて説明する。
第1図は、本発明の方法が適用される本加工用のプレス
型を示したものである。なお、同図において前出第6図
に示した部分と同一部分には同一符号を付し、こへでは
その説明を省略する。第1図において、11は薄肉板状
の素材で、該素材11には上型ベース(図示略)に固定
したパイロットピン 1の挿入を許容するパイロット孔
12が設けられている。このパイロット孔12は、後述
するパーリング加工により形成された円筒状のつば部1
3内に設けられている。またパイロット孔12の導入部
には比較的大きな曲率を有するR部14が設けられてい
る。パイロ−、ト孔12の内径りはパイロットピンlの
直径dよりもわずか大きな値とされており、両者の間の
クリアランス[D−d]はきわめて小さく設定されてい
る。なお、ダイ 2に設けられた逃がし穴3は、前記つ
ば部13を嵌入させるに足る十分大きな内径を有し、ま
たパイロットピン lのストリッパ4からの突出し長さ
χは、前記8部14を乗り越えてその本体部1aをパイ
ロット孔12内に嵌入させるに足る十分な大きさに設定
されている。
ご覧で、上記素材11に対するパイロット孔12の形成
は、第2図に示すバーリング加工用プレス型によって行
われる。第2図において、21はダイベースで、該ダイ
ベース21上にはバーリング加工用の外ダイ22が載置
固定されると共に、この外ダイ22の通孔22a内には
同じく通孔23aを有する下孔加工用の内ダイ23が摺
動可能に配置されている。内ダイ23は、そのつば部2
3bを圧縮ばね24に係合させてダイベース21に上下
方向にフローティング可能に支持されている。内ダイ2
3は、圧縮ばね24の付勢力により常時はそのつば部2
3bを外ダイ22の下面に当接させ、この状態で、その
上端面が外ダイ22の上面と一致するようになっている
25はポンチで、上型ベース(図示略)に固定されてい
る。ポンチ25の下端部には小径の孔抜き用成形部26
と大径の八−リング用成形部27とが連設されている。
孔抜き用成形部26は内ダイ23の通孔23aに所定の
クリアランスを有して嵌入し得る外径を有し、一方、バ
ーリング用成形部27は上記パイロット孔12の内径と
同一の外径を有している。またポンチ25の周りにはス
トリッパ28が配置されている。ストリッパ28は、前
記上型ベースに上下方向にフローティング可能に支持さ
れ、ポンチ25に先行して下降するようになっている。
本実施例においては、上記バーリング加工用プレス型(
第2図)によりバーリング加工を行って、素材11にパ
イロット孔12を形成した後、この素材11を上記本加
工用プレス型(第1図)に供するものとする。バーリン
グ加工に際しては、先ずプレス上ラムの上昇によりポン
チ25とストリッパ28とを外、内ダイ22.23から
離間させ、外、内ダイ22.23の上面に素材11をセ
ットした後、プレス上ラムを下降させる。プレス上ラム
の下降により、先行するストリッパ28が素材11を外
ダイ22に対して押え、続いてポンチ25の下孔成形部
26が素材11に係合し、該素材11には下孔11aが
孔抜き形成される。ポンチ25の下孔成形部26は、そ
のま覧内ダイ23の通孔23aに嵌入し、この時、素材
11から打抜きされたスクラップ29も内ダイ23の通
孔23a内に入り込む。
その後、プレス上ラムの下降継続により、ポンチ25の
バーリング成形部27が素材11の下孔11aの周りに
係合し、該下孔11aの周りは次第に外ダイ22の通孔
22a内に膨出変形する。そして、遂にはポンチ25の
バーリング成形部27と外タイ22との間の空隙に材料
がフィルアップし、素材11につば部13が成形される
。この間、内ダイ23は、材料に押されて圧縮ばね24
の付勢力に抗して下降を続けるが、前記つば部13の成
形完了後は、圧縮ばね24の付勢力によってその下降を
停止し、これによって内ダイ23の通孔23a内からス
クラップ29が排出される。その後、ポンチ25はわず
かに下降して下死点に到達しく第2図)、続いてプレス
上ラムの上昇により上昇に転じる。このポンチ25の上
昇により、そのバーリング成形部27が素材11のつば
部13から抜け、該つば部12内には前記したパイロッ
ト孔12が残ることとなる。なお、パイロット孔12の
導入部には、バーリング加工により比較的大きな曲率の
8部14が形成されるようになる。
次に、上記のようにパイロット孔12を形成した素材1
1を、第1図に示す本加工用プレス型内のカイドリフタ
 7にセットする。このセット完了後、プレス上ラム(
図示略)を下降させると、先ずパイロットピン 1が素
材11のパイロ−7ト孔12に挿入され、その先端がダ
イ 2の逃がし穴3に入り込んで素材11の位置決めが
なされ、その後は、ストリッパ4がガイドリフタ 7を
ダイ 2内に押し込みつ覧下降して素材11をダイ 2
上に押え、続いて、ポンチ等の切刃(図示略)が素材1
1に係合し、これによって素材11の所望位置に孔等が
加工される。しかして、パイロット孔12の導入部には
、先のパーリング加工により比較的大きな曲率のR部】
4が形成されているため、バイロフトピン1のパイロッ
ト孔12内への挿入は円滑となり、その上、つば部13
の存在によりそのパイロット孔12の周りが強化されて
おり、この結果、パイロ−7トピン1の挿入抵抗による
該パイロット孔12の変形が抑えられる。
しかも、第3図に示すように上記R部14を含むパイロ
ット孔12の周りは、先のバーリング加工によって所定
の範囲yにわたって加工硬化しており、前記パイロット
孔12の変形はより一層抑えられる。換言すれば、パイ
ロット孔12の変形を抑えることができる分、パイロッ
ト孔12とパイロットピン 1とのクリアランスを可及
的に小さく設定でき、位置決め精度は著しく向上するよ
うになる。因みに、単に打抜いてパイロット孔6を形成
した前記従来の素材5(第6図)では、第4図に示すよ
うに、パイロット孔6の周りの加工硬化範囲y°はごく
わずかであり、パイロット孔6の強化はほとんど期待で
きない。
本発明は、上記したように八−リング加工によりつば部
13を成形するようにしたので、このつば部13内に、
第5図に示すように、オイルブツシュまたはリニアベア
リング等の軸受部材30を嵌着し、この軸受部材30内
にパイロット孔12″を形成するようにすることができ
る。この場合は、パイロット孔12’に対するパイロッ
トピン lの挿入がより円滑となり、パイロットピン 
1の挿入抵抗によるパイロット孔の変形をより確実に防
止できるようになる。
なお、上記実施例において、本プレス加工と八−リング
加工とを別途行うようにしたが、これらの加工は、例え
ば順送型を用いて連続に行っても良いものである。
(発明の効果) 以上、詳細に説明したように、本発明にか振るプレス型
への素材位置決め方法によれば、パーリング加工により
素材のバイロフト孔周りの強度が大きく向上するので、
パイロット孔とパイロットピンとのクリアランスを小さ
く設定してもパイロット孔の変形を可及的に抑えること
ができ、薄板の素材でも高精度に位置決めできる効果が
得られる。しかもパイロ−、ト孔の導入部にはパーリン
グ加工により比較的大きな曲率のR部が形成されるため
、パイロットピンのパイロット孔内への挿入は円滑とな
り、高速加工への対応性も向上する効果が得られる。
【図面の簡単な説明】
第1図は、本発明にか〜る素材位置決め方法の実行対象
となるプレス型の断面図、第2図は、本発明にかへるパ
ーリング加工用プレス型の断面図、第3図は、八−リン
グ加工によって形成したパイロット孔の詳細を示す断面
図、第4図は、従来のパイロット孔の詳細を示す断面図
、第5図は、本発明の方法によって形成したパイロット
孔の応用例を示す断面図、第6図は、従来の素材位置決
め方法を適用したプレス型の断面図、第7図は、従来の
パイロット孔の形成に用いられるプレス型の断面図であ
る。 l・・・パイロットピン、 2・・・グイ4・・・スト
リッパ、   11・・・素材12・・・パイロット孔
、  13・・・つば部22.23・・・パーリング加
工用グイ25   ・・・パーリング加工用ポンチ(ほ
か2名) 第 図 牙4 図 z 牙 図

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)板状素材に予めパイロット孔を開け、プレス型に
    内蔵するパイロットピンを前記パイ ロット孔に挿入して該素材を位置決めする方法において
    、前記パイロット孔をバーリング加工により形成するこ
    とを特徴とするプレス型への素材位置決め方法。
JP12164290A 1990-05-12 1990-05-12 プレス型への素材位置決め方法 Pending JPH0417929A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP12164290A JPH0417929A (ja) 1990-05-12 1990-05-12 プレス型への素材位置決め方法

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP12164290A JPH0417929A (ja) 1990-05-12 1990-05-12 プレス型への素材位置決め方法

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH0417929A true JPH0417929A (ja) 1992-01-22

Family

ID=14816311

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP12164290A Pending JPH0417929A (ja) 1990-05-12 1990-05-12 プレス型への素材位置決め方法

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH0417929A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN113263108A (zh) * 2020-02-17 2021-08-17 山田尖端科技株式会社 渐进式压力加工方法

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN113263108A (zh) * 2020-02-17 2021-08-17 山田尖端科技株式会社 渐进式压力加工方法
JP2021126695A (ja) * 2020-02-17 2021-09-02 アピックヤマダ株式会社 順送プレス加工方法

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US4362078A (en) Method of blanking
US3496818A (en) Guide bushing for die sets
US20120073350A1 (en) Bossed disc-like member manufacturing method and bossed disc-like member manufacturing apparatus
EP1166925A2 (en) Self-centering trim punch
JPH0155056B2 (ja)
US9914164B1 (en) Machine press
JP2010260078A (ja) バーリング加工方法及び金型
EP3424611A1 (en) Self-piercing rivet apparatus
JPH0375247B2 (ja)
US8387494B2 (en) Punching method using punch and punch for punching
WO2019163614A1 (ja) フローティングカッターユニットおよびトリミングプレス加工装置
JPH0417929A (ja) プレス型への素材位置決め方法
JP3694597B2 (ja) 冷間鍛造用金型
JP3739936B2 (ja) 先端が拡開した筒体部を有する部品の加工方法およびそれに用いる金型
JPH091251A (ja) バーリング加工型およびバーリング加工方法
JPH05220528A (ja) 穴抜金型の位置決め装置
JPS6310037A (ja) 平歯車の自動生産方法
US3447357A (en) Method of manufacturing a link member with a spherical bearing
JP2534940B2 (ja) 環状溝の塑性加工方法
WO2019163606A1 (ja) フローティングカッターユニットおよびトリミングプレス加工装置
JPH0654423U (ja) バーリング加工用金型
KR102348564B1 (ko) 전단 방법
JPH05317955A (ja) 鍔付筒状部材の成形方法及び成形装置並びに鍔付筒状部材
JP2018069320A (ja) 成形装置及び成形方法
KR101682146B1 (ko) 황지금형다이