JP5790620B2 - 冷蔵庫システム - Google Patents
冷蔵庫システム Download PDFInfo
- Publication number
- JP5790620B2 JP5790620B2 JP2012238686A JP2012238686A JP5790620B2 JP 5790620 B2 JP5790620 B2 JP 5790620B2 JP 2012238686 A JP2012238686 A JP 2012238686A JP 2012238686 A JP2012238686 A JP 2012238686A JP 5790620 B2 JP5790620 B2 JP 5790620B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- power saving
- refrigerator
- user
- state
- user terminal
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Active
Links
- 238000003860 storage Methods 0.000 claims description 190
- 235000013305 food Nutrition 0.000 claims description 51
- 238000004891 communication Methods 0.000 claims description 29
- 238000001816 cooling Methods 0.000 claims description 23
- 230000006866 deterioration Effects 0.000 claims description 19
- 238000012545 processing Methods 0.000 claims description 17
- 238000001514 detection method Methods 0.000 claims description 16
- 238000004904 shortening Methods 0.000 claims description 2
- 208000037309 Hypomyelination of early myelinating structures Diseases 0.000 claims 1
- 238000005516 engineering process Methods 0.000 description 39
- 238000000034 method Methods 0.000 description 30
- 230000008569 process Effects 0.000 description 17
- 239000011232 storage material Substances 0.000 description 15
- 238000004364 calculation method Methods 0.000 description 9
- 239000000463 material Substances 0.000 description 9
- 230000001629 suppression Effects 0.000 description 7
- 230000004048 modification Effects 0.000 description 5
- 238000012986 modification Methods 0.000 description 5
- 230000008859 change Effects 0.000 description 4
- 230000000593 degrading effect Effects 0.000 description 4
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 3
- 238000009920 food preservation Methods 0.000 description 3
- 235000013311 vegetables Nutrition 0.000 description 3
- 238000007664 blowing Methods 0.000 description 2
- 230000005611 electricity Effects 0.000 description 2
- 238000007710 freezing Methods 0.000 description 2
- 230000008014 freezing Effects 0.000 description 2
- 239000004615 ingredient Substances 0.000 description 2
- 230000009467 reduction Effects 0.000 description 2
- 230000004044 response Effects 0.000 description 2
- 238000010521 absorption reaction Methods 0.000 description 1
- 230000009471 action Effects 0.000 description 1
- 230000008901 benefit Effects 0.000 description 1
- 230000020169 heat generation Effects 0.000 description 1
- 238000004519 manufacturing process Methods 0.000 description 1
- 238000002844 melting Methods 0.000 description 1
- 230000008018 melting Effects 0.000 description 1
- 230000003287 optical effect Effects 0.000 description 1
- 230000000737 periodic effect Effects 0.000 description 1
- 238000010248 power generation Methods 0.000 description 1
- 239000003507 refrigerant Substances 0.000 description 1
- 238000011160 research Methods 0.000 description 1
- 230000000630 rising effect Effects 0.000 description 1
- 238000009423 ventilation Methods 0.000 description 1
Images
Landscapes
- Devices That Are Associated With Refrigeration Equipment (AREA)
- Cold Air Circulating Systems And Constructional Details In Refrigerators (AREA)
Description
貯蔵室と、
前記貯蔵室内の状態を検知する検知手段と、
前記貯蔵室を冷却する冷却器と、
ユーザ端末との通信を行う通信手段と、
前記冷却器を制御し、前記冷却器の電力消費量を抑制した運転である節電運転を実施可能である冷却制御手段と、
品質優先運転と節電優先運転のうちいずれをユーザが選択しているかを判別する判別手段と、
冷蔵庫外の機器から前記節電運転を指示する通信があったとき、前記検知手段で検知した前記貯蔵室内の状態に基づいて、前記品質優先運転をユーザが選択している場合は節電レベルが互いに異なる複数の節電運転モードのうち保存品質範囲を満たす節電運転モードを前記ユーザ端末で報知し、前記節電優先運転をユーザが選択している場合は前記貯蔵室の温度アップ推定値、食材劣化レベル推定値および保存期間短縮推定値の少なくとも1つを前記ユーザ端末で報知する報知手段と、
を備え、
前記冷却制御手段は、前記報知手段で前記報知を行った後に前記通信手段を介して前記ユーザ端末から受信した信号に従って、前記節電運転を実施することを特徴とする。
[基本技術の装置、システムの構成]
(冷蔵庫10の構成)
図1は、本発明が適用される基本技術にかかる冷蔵庫システムAが有する冷蔵庫10およびユーザ端末76の構成を示す斜視図である。冷蔵庫システムAは、冷蔵庫10およびユーザ端末76を備えている。冷蔵庫10は、第1扉11a、第2扉21aおよび第3扉31aを備え、それぞれの扉で開閉される3つの貯蔵室(第1貯蔵室11、第2貯蔵室21、第3貯蔵室31)を備えている。冷蔵庫10の上部には、蓄冷ユニットケース54が装着されている。
冷蔵庫10は、各貯蔵室に第1センサ13,第2センサ23,第3センサ33を備え、各貯蔵室の内部状態を検知できるように構成されている。図2では、模式的にこれらのセンサを単一の構成として示しているが、実際上の構成はそのような形態に何ら限定されるものではない。
冷蔵庫10は、蓄冷材を用いて節電運転制御をすることができる。図2では、この製品のハードウェア構成についても図示している。ここでは蓄冷ユニット56が、冷蔵庫本体上部に設けられた蓄冷ユニットケース54に内蔵されている。蓄冷ユニットケース54は、蓄冷ユニット56を装着し且つ離脱させるための取付部を担う。冷蔵庫10の、蓄冷ユニット接続部51と相対する部分には、蓄冷ユニットダンパ52が設けられる。蓄冷ユニットケース54には、蓄冷ユニット接続部51と、蓄冷材検知部53が設けられる。
冷蔵庫10は、制御回路4および通信機能部5を内蔵している。制御回路4は、演算処理部、記憶部(RAM、ROM等)を含むマイクロコントローラである。制御回路4は、圧縮機1、冷却器2、ファン3、第1ダンパ12、第2ダンパ22、第3ダンパ32、および蓄冷ユニットダンパ52と接続しており、それらに制御信号を与えることができる。また、制御回路4は、第1センサ13、第2センサ23、第3センサ33、および蓄冷材検知部53と接続しており、これらの検知手段から検知信号を受信することができる。通信機能部5は、ユーザ端末76との通信を行うことができる。ユーザ端末76は、リモートコントローラ、携帯電話、PDA、モバイルコンピュータ、タブレットPCなどの各種の端末があり、その種類は限定されるものではない。
図4は、本発明が適用される基本技術にかかる冷蔵庫システムAのシステム構成を説明するためのブロック図である。冷蔵庫10内部には、電気部品(圧縮機1、冷却器2、ファン3)、センサ(第1センサ13、第2センサ23、第3センサ33)、制御回路4、通信機能部5が設けられている。
(基本動作)
各貯蔵室を所定温度に保つための冷却運転制御としては、先ず、各貯蔵室のセンサ(第1センサ13、第2センサ23、第3センサ33)によって温度を検知する。それらの貯蔵室の一部または全部が所定の温度以下に到達した場合には、その所定温度以下に到達した貯蔵室に設けられたダンパを閉じて、冷気流入を停止する。逆に、所定の温度以上に到達した場合には、その所定温度以上に到達した貯蔵室に設けられたダンパを開いて、冷風を流入させる冷却動作を行う。
本願発明者は、鋭意研究を進めたところ、できるだけ食材を劣化させることなく消費電力を抑制したいという要求を実現するためには、食材の種類や保管量などを考慮して総合的に節電運転の内容を決定することが好ましく、冷蔵庫がどのような節電運転をするかの判断をユーザに委ねることが好ましいことを見出した。さらに、節電運転にかかる技術、貯蔵室内の状態(例えば食材保管状況)などの情報の取り扱い、およびユーザに節電運転の内容決定を委ねる技術的コンセプトの間の関係について鋭意研究を進めたところ、食材の劣化抑制と消費電力の抑制とを両立するように改善された冷蔵庫システムを見出すに至った。
ユーザ端末76でユーザに報知する「節電運転の内容をユーザに選択させるための情報」は、下記の各種情報(1)〜(5)からなる群から選択した1つ以上の情報である。基本技術では、下記の各種情報のなかでセンサ値に基づく計算が必要なものについては、制御回路4で予め記憶したプログラムを実行してその計算結果をユーザに報知するものとする。この計算は、ユーザへ報知される冷蔵庫の運転状況に関する情報のうち、温度や食材保管量などの「冷蔵庫に設けたセンサが検知した1次情報」をもとに節電可能レベルを判定したり各貯蔵室の温度変化を予測したりする計算である。
(1−1)「冷却器2の運転状態」を含めても良い。冷蔵庫の運転状態に関わる情報とは、温度や冷却制御の運転実施状況である。具体的には、制御回路4によって制御されている圧縮機1、ファン3、ダンパなどの動作情報である。
(1−2)第1センサ13、第2センサ23、第3センサ33によるセンサ検知情報の一部または全部をユーザに報知してもよい。
(1−3)貯蔵室内における物品の保管状況をユーザに報知してもよい。具体的には、冷蔵庫に保管した食材の情報、食材の量をユーザに報知してもよい。
(1−4)冷蔵庫の扉開閉に関する情報をユーザに報知してもよい。例えば、どの程度の時間にわたって冷蔵庫扉開閉が無いかや、所定時間内における扉開閉の回数(頻度)などであり、扉の開閉を検知するセンサを取り付けてこのセンサの出力に基づいて回数や頻度を検出すればよい。
(2−1)「節電運転モードの情報」を含んでも良い。制御回路4は、冷却器2の電力消費量が相違する複数の節電運転モードを有している。複数の節電運転モードは、基本技術では、具体的には、節電レベル1と、この節電レベル1よりも電力消費量が抑制された節電レベル2と、からなる。この複数の節電運転モードを、ユーザ端末76でユーザに報知しても良い。なお、基本技術では、複数の節電運転モードが蓄冷ユニット使用モードを含むものとする。蓄冷ユニット使用モードは、冷却器2を電力消費量が通常運転時よりも低い設定で作動させ、且つ蓄冷ユニット56を用いて貯蔵室を冷却するモードである。
(2−2)「選択可能節電運転モード」をユーザに報知してもよい。選択可能節電運転モードは、現時点で選択可能な節電運転モードをいう。選択可能節電運転モードは、第1センサ13、第2センサ23、第3センサ33で検知した貯蔵室内の状態に基づいて、複数の節電運転モードのうち、ユーザが現時点で実際に選択可能な節電運転モードを制御回路4が算出するものである。
(4−1)貯蔵室内と冷蔵庫外の温度差をユーザに報知してもよい。なお、冷蔵庫外の温度は、冷蔵庫10外部の温度センサ(図示せず)から入手すればよい。
(4−2)扉閉鎖状態での熱進入負荷をユーザに報知してもよい。この値は、貯蔵室内と冷蔵庫外の温度差に基づき算出すればよい。
(4−3)貯蔵室内の詰まり状態を数値化した結果をユーザに報知してもよい。貯蔵室内の詰まり状態は、ダンパを開いてから温度センサが空気温度低下を検知するまでの時間差から数値化することができる。
(4−4)冷蔵庫外空気の進入による冷却負荷増加量をユーザに報知してもよい。冷蔵庫外空気の進入の有無や進入量については、扉開閉の頻度や開いている時間を検知するセンサを用いて算出すればよい。
(4−5)食材保管量増加による冷却負荷増加量、あるいは食材保管量減少による冷却負荷減少量をユーザに報知してもよい。食材保管量の増加や減少については、ドアポケットや棚に配置した重量センサやカメラなどを用いて算出すればよい。
(5−1)節電運転を実施した場合に貯蔵室内温度や食材がどのような状態になるのかについての予測結果をユーザに報知してもよい。
(5−2)運転制御を節電モードに切り替えた際に起こるであろう予測温度変化をユーザに報知してもよい。
(5−3)上記の予測温度変化予測に基づいて予測食品鮮度劣化度合をユーザに報知してもよい。
冷蔵庫システムAは、冷蔵庫10に節電運転を実施させることができる。節電運転は、冷却器2の電力消費量を抑制した運転である。
(A)冷却器2に用いる冷媒を圧縮するための圧縮機1
(B)送風ファン3
(C)冷却器2の着霜を定期的に融解するためのデフロスト用ヒータ
(a)圧縮機1の運転時間を減らす。
(b)冷却する貯蔵室を減らすためにダンパ閉鎖時間を長くする。
(c)ファン3による送風を停止する。
(d)デフロスト回数を減らす。
(e)下記の蓄冷ユニット使用モードを使用する。
ここで、蓄冷ユニット56を用いた動作について説明する。通常の冷却運転中に、冷蔵庫本体の圧縮機1、冷却器2、ファン3によって送風される冷気は、蓄冷ユニットダンパ52を通じて蓄冷ユニット56に送風される。この冷気によりユニット内部の蓄冷材を冷却し、また蓄冷材の冷却状態をダンパ開閉動作によって制御できる。
図3は、本発明が適用される基本技術にかかる冷蔵庫システムAにおいて制御回路4が実行するルーチンのフローチャートである。この図3を用いて、通信と制御のフローを説明する。図3のフローチャートは、冷蔵庫10内の制御回路4において実行される。なお、通信機能部5を利用できる状態になった冷蔵庫10は、自動的に、あるいは、通信機能利用モードをユーザが選択することによって、通信機能利用モードON状態となるものとする。図3のフローチャートは、この通信機能利用モードがONとなっている場合に実行されるものである。
節電レベル2の動作指示が無い場合には、節電レベル1に相当する動作、例えば温度設定アップ等の動作をオンとする(ステップS140)。
一方、蓄冷ユニットが動作できなければ、フローを戻って、実施可能な節電レベル報知のシーケンスを実施する(ステップS104へ)。つまり、蓄冷ユニット使用モードをユーザが選択可能な場合には、選択可能節電運転モードの一つとして、蓄冷ユニット使用モードをユーザ端末76に送信するのである。
具体的な一例として、たとえば、ユーザが外出している際に、家の地域に対して昼間の3時間を10%節電すれば、電気料金のレートが安くなるとの連絡が電力会社から、ユーザあるいはHEMSコントローラに報知されたケースを想定する。このとき、ユーザには節電指示内容と、冷蔵庫の運転状態の情報が報知される。冷蔵庫の運転状態の情報としては、すなわち、野菜室が残り少なく5℃で維持されていること、冷凍室が満杯であり−18℃に維持されていること、最近数時間にわたって冷蔵庫扉開閉がないこと、の3つの事項が報知される。
さらに節電レベル2にすれば、15%節電が可能であること、冷凍室への冷気送風を停止することで冷凍室が5℃アップするが、アイスや劣化しやすい食材がなければ問題ない、との予測情報が報知されることが望ましい。
(演算処理を実行するハードウェア)
基本技術では、「節電運転の内容をユーザに選択させるための情報」について計算が必要なものについては、制御回路4で予め記憶したプログラムを実行してその計算結果をユーザに報知するものとしている。しかしながら、本発明はこれに限られるものではない。冷蔵庫10の制御回路4以外において計算を行うように冷蔵庫システムAを構築しても良い。例えば、HEMSコントローラ62、情報サーバ72およびユーザ端末76からなる群から選択した1つのハードウェアにおいて、「節電運転の内容をユーザに選択させるための情報」について計算をし、この情報を生成するようにしても良い。
基本技術では、蓄冷ユニット56を利用する冷蔵庫10を説明した。しかしながら、本発明はこれに限られるものではない。蓄冷ユニット56を使用しない冷蔵庫であっても、本発明にかかる「節電運転の内容をユーザに選択させるための情報を生成し、ユーザ端末でこの情報をユーザに報知する技術」を適用することができる。
[実施の形態にかかる装置およびシステムの構成]
実施の形態にかかる冷蔵庫システムAは、節電運転を開始する要求があった場合に、品質優先運転と節電優先運転のうちユーザが選択した運転に応じて異なる内容の「節電運転の内容をユーザに選択させるための情報」を生成、報知するものである。この点を除き、実施の形態にかかる冷蔵庫システムAは上記の基本技術にかかるハードウェア構成およびシステム構成と同様の構成を備えるものとし、図1、2、4、5を用いて説明したハードウェア構成およびシステム構成については実施の形態も同様であるものとして説明を省略し、上記の基本技術と実施の形態との間で同一または相当する構成については以下同一の符号を用いて説明する。
図6および図7は、本発明の実施の形態におけるユーザ報知シーケンスを示すものであり、図3のステップS104の処理内容を変形したものに相当している。すなわち、実施の形態にかかる冷蔵庫システムAでも基本技術と同様に制御回路4が図3のフローチャートの処理を実行するのであるが、実施の形態の具体的処理は図3のステップS104の処理内容が図6および図7に置き換えられているものである。
先ず、実施の形態にかかる冷蔵庫システムAの具体的処理の前提として、ユーザは、予め、冷蔵庫10本体あるいはHEMSコントローラ62などの外部機器を通じて、節電指示があった際にユーザに報知される情報の種類を選択する。実施の形態では、「品質優先」又は「節電優先」をユーザが選択し、ユーザが選択した内容をユーザ端末76などを通じて冷蔵庫10の制御回路4に対して送信できる。ユーザがどちらを選択しているかは、制御回路4の記憶装置内部に記憶される。
図6は、ユーザが「品質優先」を選択している場合に制御回路4が実行するルーチンのフローチャートである。
・各貯蔵室の温度制御変更レベルの判定処理
・ダンパ(第1ダンパ12、第2ダンパ22、第3ダンパ32)、ファン3、圧縮機1についての制御シーケンスの決定処理
以上説明したように、図6のルーチンによれば、食材保管量や庫外気温などに応じて(ステップS200)、食品保存品質を損なわない範囲での節電レベルを導出し(ステップS204)、実施可能節電レベルを報知することができる(ステップS206)。
図7は、ユーザが「節電優先」を選択している場合に制御回路4が実行するルーチンのフローチャートである。
・ユーザからの節電レベル指定内容に基づいた節電レベルの設定
・ダンパ(第1ダンパ12、第2ダンパ22、第3ダンパ32)、ファン3、圧縮機1についての制御シーケンスの決定処理
・各貯蔵室の温度アップ推定値の算出
・食材劣化レベル推定値および保存期間短縮推定値の算出
以上説明したように、図7のルーチンによれば、ユーザが節電レベルを指定し(ステップS300)、これに応じた運転制御を行った際に貯蔵室内の温度上昇や食材劣化レベルなどを導出し(ステップS304)、これらをユーザに対して報知することができる(ステップS306)。
図8は、本発明に関する応用技術にかかる冷蔵庫システムAが有する冷蔵庫150の構成を示す模式的な断面図である。図8は、蓄冷ユニット搭載位置とその着脱方法について示している。ここでは、蓄冷ユニット156は、冷蔵庫150に設けた第2貯蔵室21の引き出し211に着脱可能としている。
Claims (3)
- 貯蔵室と、
前記貯蔵室内の状態を検知する検知手段と、
前記貯蔵室を冷却する冷却器と、
ユーザ端末との通信を行う通信手段と、
前記冷却器を制御し、前記冷却器の電力消費量を抑制した運転である節電運転を実施可能である冷却制御手段と、
品質優先運転と節電優先運転のうちいずれをユーザが選択しているかを判別する判別手段と、
冷蔵庫外の機器から前記節電運転を指示する通信があったとき、前記検知手段で検知した前記貯蔵室内の状態に基づいて、前記品質優先運転をユーザが選択している場合は節電レベルが互いに異なる複数の節電運転モードのうち保存品質範囲を満たす節電運転モードを前記ユーザ端末で報知し、前記節電優先運転をユーザが選択している場合は前記貯蔵室の温度アップ推定値、食材劣化レベル推定値および保存期間短縮推定値の少なくとも1つを前記ユーザ端末で報知する報知手段と、
を備え、
前記冷却制御手段は、前記報知手段で前記報知を行った後に前記通信手段を介して前記ユーザ端末から受信した信号に従って、前記節電運転を実施することを特徴とする冷蔵庫システム。 - 前記報知手段は、
前記検知手段で検知した前記貯蔵室内の状態に基づいて報知すべき情報を生成し、前記通信手段を介して前記ユーザ端末に送信する、冷蔵庫の内蔵コントローラと、
前記検知手段で検知した前記貯蔵室内の状態を前記通信手段を介して取得し、取得した前記貯蔵室内の状態から報知すべき情報を生成して前記ユーザ端末に送信するHEMSコントローラと、
前記検知手段で検知した前記貯蔵室内の状態を前記通信手段を介して取得し、取得した前記貯蔵室内の状態から報知すべき情報を生成して前記ユーザ端末に送信するサーバと、
前記ユーザ端末に内蔵され、前記検知手段で検知した前記貯蔵室内の状態を前記通信手段を介して取得し、前記ユーザ端末内で報知すべき情報を生成する演算処理部と、
のうち少なくとも1つを含むことを特徴とする請求項1に記載の冷蔵庫システム。 - 前記報知手段は、前記節電運転を指示する通信があったとき、
前記貯蔵室の冷却状態に関する温度情報と、
前記冷却器の運転状態と、
前記貯蔵室内における物品の保管状況と、
前記節電運転における前記貯蔵室内の目標状態と、
前記節電運転を実施した場合における前記貯蔵室内の予測状態と、
前記貯蔵室に収容された物品の量と、
のうち少なくとも1つを前記ユーザ端末でユーザに報知することを特徴とする請求項1または2に記載の冷蔵庫システム。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2012238686A JP5790620B2 (ja) | 2012-10-30 | 2012-10-30 | 冷蔵庫システム |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2012238686A JP5790620B2 (ja) | 2012-10-30 | 2012-10-30 | 冷蔵庫システム |
Related Child Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2015110120A Division JP6041015B2 (ja) | 2015-05-29 | 2015-05-29 | 冷蔵庫システム |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2014088987A JP2014088987A (ja) | 2014-05-15 |
JP5790620B2 true JP5790620B2 (ja) | 2015-10-07 |
Family
ID=50791029
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2012238686A Active JP5790620B2 (ja) | 2012-10-30 | 2012-10-30 | 冷蔵庫システム |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP5790620B2 (ja) |
Families Citing this family (9)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP6080655B2 (ja) * | 2013-04-03 | 2017-02-15 | 三菱電機株式会社 | 冷蔵庫 |
JP6552175B2 (ja) * | 2014-10-02 | 2019-07-31 | 三菱電機株式会社 | 冷蔵庫及びその制御方法 |
JP6894478B2 (ja) * | 2015-02-23 | 2021-06-30 | 東芝ライフスタイル株式会社 | 冷蔵庫制御システム、冷蔵庫、情報処理装置 |
JP6447334B2 (ja) * | 2015-04-14 | 2019-01-09 | 三菱電機株式会社 | 冷蔵庫及びネットワークシステム |
JP6335847B2 (ja) * | 2015-06-30 | 2018-05-30 | 三菱電機株式会社 | 冷蔵庫 |
CN106766647B (zh) * | 2016-11-23 | 2019-12-06 | 青岛海尔股份有限公司 | 用于检测冰箱内是否放入温度异常物品的方法 |
JP7481797B2 (ja) * | 2018-08-24 | 2024-05-13 | 東芝ライフスタイル株式会社 | 冷蔵庫、冷蔵庫設定システム |
JP7336007B2 (ja) * | 2019-08-06 | 2023-08-30 | 東芝ライフスタイル株式会社 | 冷蔵庫、冷蔵庫制御システム、情報処理装置 |
JP7550379B2 (ja) * | 2021-01-22 | 2024-09-13 | パナソニックIpマネジメント株式会社 | 情報処理システム、情報処理システムの制御方法、情報処理装置、及びプログラム |
Family Cites Families (11)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH01244267A (ja) * | 1988-03-25 | 1989-09-28 | Mitsubishi Electric Corp | 冷蔵オープンシヨーケース |
JP2000121225A (ja) * | 1998-10-16 | 2000-04-28 | Sanyo Electric Co Ltd | 冷蔵装置 |
JP4082018B2 (ja) * | 2001-11-20 | 2008-04-30 | 株式会社日立製作所 | 冷蔵庫 |
JP4334268B2 (ja) * | 2003-04-28 | 2009-09-30 | 株式会社東芝 | 店舗管理システム |
JP2007017052A (ja) * | 2005-07-06 | 2007-01-25 | Matsushita Electric Ind Co Ltd | 在庫管理装置を備えた冷蔵庫 |
JP2007046848A (ja) * | 2005-08-10 | 2007-02-22 | Mitsubishi Electric Corp | 冷蔵庫 |
JP2007292421A (ja) * | 2006-04-27 | 2007-11-08 | Matsushita Electric Ind Co Ltd | 貯蔵庫 |
JP2010197036A (ja) * | 2008-12-24 | 2010-09-09 | Panasonic Corp | 冷蔵庫 |
JP2012007760A (ja) * | 2010-06-22 | 2012-01-12 | Hitachi Appliances Inc | 冷蔵庫 |
ITTO20100579A1 (it) * | 2010-07-06 | 2012-01-07 | Indesit Co Spa | Apparecchio refrigerante con display |
KR20120116207A (ko) * | 2011-04-12 | 2012-10-22 | 엘지전자 주식회사 | 디스플레이 장치 및 이를 구비하는 냉장고 |
-
2012
- 2012-10-30 JP JP2012238686A patent/JP5790620B2/ja active Active
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2014088987A (ja) | 2014-05-15 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP5790620B2 (ja) | 冷蔵庫システム | |
US10510110B2 (en) | Home electrical appliance and network system | |
WO2015063855A1 (ja) | 冷蔵庫、冷蔵庫管理システムおよび冷蔵庫制御方法 | |
JP6080655B2 (ja) | 冷蔵庫 | |
JP6125009B2 (ja) | 電力管理システム及び冷蔵庫 | |
EP3470758B1 (en) | Temperature-context-aware refrigerator and method for controlling same | |
JP7116588B2 (ja) | 冷蔵庫、冷蔵庫制御方法、冷蔵庫制御プログラム | |
JP6124642B2 (ja) | 電力管理システム及び冷蔵庫 | |
JP6041015B2 (ja) | 冷蔵庫システム | |
CN105737510A (zh) | 冷柜的控制方法、系统及具有其的冷柜 | |
JP6223453B2 (ja) | エネルギーマネジメントシステム、コントローラ、エネルギーマネジメント方法、プログラム、及び、機器 | |
JP2014224622A (ja) | 冷蔵庫 | |
JP6365722B2 (ja) | 冷蔵庫、冷蔵庫管理システムおよび冷蔵庫制御方法 | |
CN109751830B (zh) | 制冷设备及其状态的检测方法与装置 | |
JP2022140721A (ja) | 冷蔵庫、冷蔵庫制御方法、及び、冷蔵庫制御プログラム | |
JP2023008661A (ja) | 冷蔵庫 | |
JP6626926B2 (ja) | 家電機器、サーバ、プログラム、および通信端末 | |
WO2020129242A1 (ja) | 冷蔵庫、冷蔵庫管理システム及び冷蔵庫の製氷皿への給水制御方法 | |
JP5258479B2 (ja) | 冷却システム | |
KR102013452B1 (ko) | 냉장고 제어 방법 | |
JP5713049B2 (ja) | 冷蔵庫 | |
JP7353486B2 (ja) | 冷蔵庫通信システム | |
CN114923303B (zh) | 一种冰箱的控制方法、装置、存储介质及冰箱 | |
JP2020125884A (ja) | システム | |
CN114941927A (zh) | 一种冰箱的控制方法、装置、存储介质及冰箱 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A521 | Request for written amendment filed |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20140212 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20140722 |
|
A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 20150324 |
|
A521 | Request for written amendment filed |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20150529 |
|
A911 | Transfer to examiner for re-examination before appeal (zenchi) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A911 Effective date: 20150608 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20150707 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20150720 |
|
R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Ref document number: 5790620 Country of ref document: JP Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |