JP5713049B2 - 冷蔵庫 - Google Patents

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本発明は、冷蔵庫に関するものである。
下記特許文献1には、通信装置と、温度切り替え室とを備えた冷蔵庫が記載されている。下記特許文献2には、入力手段と、食品保存期限を表示するディスプレイとを備えた冷蔵庫が記載されている。下記特許文献3には、電力量演算手段と、表示手段とを備えた収納庫が記載されている。
特開2002−267308号公報 特開平11−30472号公報 特開2002−147932号公報
特許文献1に記載の冷蔵庫は、節電レベル及び食品保存期間を報知するものではない。特許文献2に記載の冷蔵庫では、食品保存期限と節電との関連性が不明確である。特許文献3に記載の収納庫は、動作設定及び食品保存期間を報知するものではない。このため、冷蔵庫の節電に係わる設定項目として消費電力量、ピーク電力値及び食品保存期間のいずれかを設定した場合に、他の項目がどのように変化するのかがユーザーにとって不明確であるという課題があった。
本発明は、上記のような課題を解決するためになされたものである。その目的は、消費電力量、ピーク電力値及び食品保存期間の相互の関係を、ユーザーに明確に認識させる冷蔵庫を提供することである。
本発明に係る冷蔵庫は、食品を保存するための貯蔵室と、貯蔵室を冷却する冷却装置と、入力手段を用いて入力された情報に基づいて冷却装置を制御する制御装置と、を備え、制御装置は、消費電力量の目標値に関する情報、ピーク電力値の目標値に関する情報及び食品保存期間の目標値に関する情報の少なくとも1つが入力手段を用いて入力された際に、入力手段を用いて入力された情報が示す目標値を達成するように冷却装置が制御された場合の消費電力量に関する情報、ピーク電力値に関する情報及び食品保存期間に関する情報のうち、入力手段を用いて目標値に関する情報が入力されていないものに関する情報の少なくとも1つを導出し、報知手段を用いて報知する。
本発明によれば、冷蔵庫において、消費電力量、ピーク電力値又は食品保存期間の相互の関係を、ユーザーに明確に認識させることができる。
本発明の実施の形態1における冷蔵庫の構成を示す断面模式図である。 本発明の実施の形態1における制御動作の設定フローの一例を示すフローチャートである。 本発明の実施の形態2における制御動作の設定フローの一例を示すフローチャートである。 本発明の実施の形態3における制御動作に関する情報の流れを示すブロック図である。
添付の図面を参照して、本発明を詳細に説明する。各図では、同一又は相当する部分に同一の符号を付している。重複する説明は、適宜簡略化あるいは省略する。
実施の形態1.
図1は、本実施の形態における冷蔵庫の構成を示す断面模式図である。なお、図1においては、左側を冷蔵庫の前方として方向を指定する。
図1に示すように、冷蔵庫は、食品を保存するための第1貯蔵室11、第2貯蔵室12及び第3貯蔵室13を備えている。第1貯蔵室11、第2貯蔵室21及び第3貯蔵室31の後方には、風路が形成されている。風路内には、冷気を生成する冷却器2が設けられている。なお、冷気とは、冷却器2により冷却された空気である。冷却器2の下方には、風路外に、圧縮機1が設けられている。圧縮機1は、冷却器2に用いられる冷媒を圧縮する。冷却器2の上方には、風路内に、ファン3が設けられている。冷却器2により生成された冷気は、ファン3により、風路を経て第1貯蔵室11、第2貯蔵室21及び第3貯蔵室31に送られる。風路から第1貯蔵室11への入口には、開閉する第1ダンパ12が設けられている。第1ダンパ12は、風路から第1貯蔵室11に流入する冷気の風量を調節する。風路から第2貯蔵室21への入口には、開閉する第2ダンパ22が設けられている。第2ダンパ22は、風路から第2貯蔵室21に流入する冷気の風量を調節する。風路から第3貯蔵室31への入口には、開閉する第3ダンパ32が設けられている。第3ダンパ32は、風路から第3貯蔵室31に流入する冷気の風量を調節する。第1貯蔵室11、第2貯蔵室21及び第3貯蔵室31から風路に戻された空気は、冷却器2により冷却され、再び冷気となる。
各貯蔵室内にはセンサが設けられている。第1貯蔵室11の天井の後側には、第1センサ13が設けられている。第2貯蔵室21の天井の後側には、第2センサ23が設けられている。第3貯蔵室31の後側の壁には、第3センサ33が設けられている。第1センサ13、第2センサ23及び第3センサ33は、温度を検知する。第1センサ13は、第1貯蔵室11内の空気、部品又は食材自体等の温度を検知する。第2センサ23は、第2貯蔵室21内の空気、部品又は食材自体等の温度を検知する。第3センサ33は、第3貯蔵室31内の空気、部品又は食材自体等の温度を検知する。第1センサ13、第2センサ23及び第3センサ33としては、例えば、熱電対又は赤外線センサ等が用いられる。
冷蔵庫の前面には、入出力手段61が設けられている。入出力手段61は、制御装置4との間で信号の送受信を行う。入出力手段61は、制御装置4に対して情報を入力するための入力手段と、制御装置4からの情報を報知するための報知手段とを備えている。入力手段としては、例えば、タッチパネル又はスイッチ等が用いられる。報知手段としては、例えば、発光部品、液晶及びスピーカー等が用いられる。また、入力手段及び報知手段を備える外部機器を外部入出力手段62として利用することができる。外部入出力手段62は、例えば、パソコン又は携帯情報端末等の外部機器と、専用の制御ソフトウェアとを組み合わせることによって構成される。
冷蔵庫の下部の後側には、風路外に通信手段5が設けられている。通信手段5は、外部入出力手段62との間で信号の送受信を行う。また、通信手段5は、制御装置4との間で信号の送受信を行う。つまり、外部入出力手段62は、通信手段5を介して制御装置4との間で信号の送受信を行う。
また、冷蔵庫の下部の後側には、風路外に制御装置4が設けられている。制御装置4は、各貯蔵室の温度を予め設定された温度に保つため、冷却動作を制御する。冷却動作は、冷却器2、圧縮機1、ファン3、第1ダンパ12、第2ダンパ22及び第3ダンパ32等により行われるものである。また、制御装置4は、第1センサ13、第2センサ23及び第3センサ33により検知された温度を受信する。
ここで、冷蔵庫の通常運転時における冷却動作の制御について簡単に説明する。制御装置4は、例えば、第1貯蔵室11に設けられた第1センサ13により検知された温度に基づいて、第1ダンパ12の開閉を制御する。制御装置4は、第1センサ13により検知された温度が予め設定された温度以上に到達すると、第1ダンパ12を開いて、風路から第1貯蔵室11に冷気を流入させる。また、制御装置4は、第1センサ13により検知された温度が予め設定された温度以下に到達すると、第1ダンパ12を閉じて、風路から第1貯蔵室11への冷気の流入を停止させる。ここでは、第1貯蔵室11に対する冷却動作について説明したが、第2貯蔵室21及び第3貯蔵室31に対する冷却動作についても同様である。なお、予め設定された温度は、各貯蔵室について個別に設定されている。
このような制御装置4による制御動作及び各貯蔵室について予め設定された温度等は、入出力手段61又は外部入出力手段62を用いて、ユーザーが設定することが可能である。図2は、入出力手段61を用いた制御動作の設定フローの一例を示すフローチャートである。以下、図2を参照して、入出力手段61を用いた設定フローを説明する。
ユーザーが入出力手段61に対し特定の操作を実行すると、制御動作設定モードがON状態となる。続いて、ユーザーが通常運転時とは異なるカスタム動作を指示したか否かが判定される(ステップS101)。ユーザーがカスタム動作を指示していない場合、通常運転が継続される。なお、カスタム動作とは、例えば、節電又は食品保存性向上等を目的とした制御動作である。
ステップS101で、ユーザーがカスタム動作を指示した場合、入出力手段61は、設定入力可能な状態となる。設定入力可能な状態とは、例えば、設定入力用の画面を表示した状態である。このとき、設定対象となる具体的な項目は、例えば、消費電力量、ピーク電力値及び食品保存期間等である。ユーザーは、特定期間内の消費電力量、特定期間内のピーク電力値及び特定の貯蔵室内での食品保存期間の少なくとも1つについて、目標値に関する情報を入力する(ステップS102)。目標値に関する情報とは、各項目の目標値そのもの又は目標値を示すことが可能な情報である。つまり、ユーザーは、入出力手段61を用いて、目標値の直接入力だけでなく、電力削減率の入力、保存期間延長日数の入力、文字表現の選択又は絵柄の選択等を行うこともできる。例えば、消費電力量の目標値を直接入力することができる。また、消費電力量を標準値に対して10%カットするように入力することもできる。さらに、予め設定された節電レベル1、2又は3等を入力することもできる。ピーク電力を制限するために、「ピークカット」のような文字表現を選択することもできる。食品保存期間を延長するために、新鮮なマグロの絵柄を示すボタンを押すこともできる。どの項目について目標値に関する情報を入力するかは、要望及び状況等に応じてユーザーが選択する。例えば、「昼間の電気代が高い場合に、9時から17時までの消費電力を抑制して、電気代を減らしたい」場合、ユーザーは消費電力量について情報を入力する。「契約しているピーク電流を超えないように、ピーク電力に制限を設けたい」場合、ユーザーはピーク電力値について情報を入力する。「特別に高価な食材を保存したいので、電気代よりも保存性を優先したい」場合、ユーザーは食品保存期間について情報を入力する。
制御装置4は、ステップS102で示された目標値を達成するように制御動作が行われた場合における消費電力量に関する情報、ピーク電力値に関する情報及び食品保存期間に関する情報のうち、ステップS102で入力されていない項目に関する情報の少なくとも1つを導出する(ステップS103)。ここで導出される情報とは、制御動作が行われた場合における各項目の値そのもの又は値を示すことが可能な情報である。このとき、制御装置4は、予め設定された計算式又は論理式等を用いて、図示しないマイコン及びメモリ等により導出を行う。
続いて、制御装置4は、ステップS102で入力された情報と、ステップS103で導出された情報とを、入出力手段61を用いて報知する(ステップS104)。また、入出力手段61は、ステップS103で導出された情報を、具体的な文言を用いて報知することも可能である。例えば、「電力が5%抑制できますが、冷凍室の温度設定が1℃上昇します」のように報知することができる。また、「電力が20%抑制できますが、冷凍室の温度設定が5℃上昇し、アイスクリームが溶けたり、冷凍食品保存期間が1週間程度短くなります」のように報知することもできる。さらに、「切替室の食品劣化を約1/2に抑制できますが、消費電力が10%増加します」のように報知することもできる。これにより、ユーザーは、自らが設定した制御動作の条件において、目標値に関する情報を入力しなかった項目がどのように変化するのか認識する。また、ユーザーは、報知された内容が意図した内容と異なる場合には、入出力手段61を設定入力可能な状態に戻して再度入力を行う。
ステップS104に続いて、ステップS105に進む。ステップS105において、制御装置4は、入力動作終了から一定時間経過したか否かの判定を行う。また、ステップS105において、制御装置4は、カスタム動作を許可する操作が行われたか否かの判定を行う。これらの判定において、いずれの条件も成立しない場合は、ステップS101に戻る。
ステップS105で、いずれかの条件が成立した場合、制御装置4は、新規設定に基づいた制御動作を実行する。なお、ここでは入出力手段61を用いた場合について説明したが、外部入出力手段62を用いた場合も、各ステップにおいて同様の動作が行われる。
このように、制御装置4は、入出力手段61又は外部入出力手段62を用いて入力された情報に基づいて制御動作を行うが、第1センサ13、第2センサ23及び第3センサ33により検知された現在の温度をフィードバックした制御動作を行うことも可能である。この場合、制御装置4は、入力された情報に基づいて、推算又は予め記憶してある各貯蔵室の温度設定を読み出すことで、各貯蔵室の到達すべき目標温度を決定する。これにより、制御装置4は、各貯蔵室の目標温度及び各センサにより検知された現在の温度の一方又は双方を、入出力手段61又は外部入出力手段62を用いて報知することができる。
上述したとおり、本実施の形態における冷蔵庫は、ユーザーにより設定された制御動作の条件において、消費電力量、ピーク電力値及び食品保存期間のうち、目標値に関する情報を入力しなかった項目がどのように変化するのかを報知する。これにより、ユーザーは、各項目の相互の関係を明確に認識することができる。その結果、ユーザーは、メリットとデメリットを理解したうえで、各項目の情報を入力するか否かを判断することができる。特に、節電のために消費電力量の目標値に関する情報が入力された場合に、その目標値が達成された場合の食品保存期間を報知できるため、ユーザーの意図せぬ食品の劣化を防止することができる。このため、節電意識の高いユーザーは、報知される食品保存期間を参考にして制御動作を設定することで、食品の劣化を防止しつつ消費電力量を最大限に抑制することができる。
また、上述したとおり、本実施の形態では、ユーザーが入出力手段61又は外部入出力手段62を用いて目標値に関する情報を入力する際に、目標値の直接入力だけでなく、文字表現の選択又は絵柄の選択等を行うこともできる。このため、ユーザーは、要望に基づいて直感的に情報を入力することができる。その結果、ユーザーの利便性を向上することができる。
また、上述したとおり、本実施の形態では、制御装置4が入出力手段61又は入出力手段62を用いて情報を報知する際に、具体的な文言を用いて報知することが可能である。このため、ユーザーは、目標値に関する情報を入力しなかった項目がどのように変化するのかを直感的に認識することができる。その結果、ユーザーの利便性を向上することができる。
また、上述したとおり、本実施の形態では、制御装置4は、各貯蔵室の目標温度及び各センサにより検知された現在の温度の双方を、入出力手段61又は外部入出力手段62を用いて報知することができる。これにより、ユーザーにとって、どの貯蔵室がどの温度になるのかが明確となる。また、各貯蔵室が目標温度に到達したかどうかが明確となる。その結果、ユーザーはより安心感が得られるとともに、故障又は負荷が高くて冷却しにくい状況といった異常状態が発見しやすくなる。
また、上述したとおり、本実施の形態では、外部機器を外部入出力手段62として利用することができる。これにより、ユーザーは、外出時等の入出力手段61を直接操作できない状況であっても、制御動作を設定することができる。その結果、ユーザーの利便性を向上することができる。
本実施の形態では、冷蔵庫は、図1に示すような構造に形成されている。しかし、本発明における冷蔵庫は図面の形態によって限定されるものではなく、同様の効果が得られるのであれば、図1に示す構造でなくともよい。
また、本実施の形態では、各センサは、各貯蔵室内の後側に配置され、温度を検知する。しかし、各センサの位置、検知対象及び検知手段等は、同様の効果が得られるのであれば、特に限定されない。
また、本実施の形態では、入出力手段61及び外部入出力手段62は、一体の機器が備える入力手段及び報知手段により構成されている。しかし、同様の効果が得られるのであれば、入力手段と報知手段が別個の機器に設けられていてもよい。また、入力手段と出力手段とが分離可能に形成されていてもよい。
また、本実施の形態では、冷蔵庫の前面に入出力手段61が設けられている。しかし、冷蔵庫に入出力手段61を設けず、外部入出力手段62のみを用いて制御動作を設定することとしてもよい。この場合、冷蔵庫の構成がより簡単になるとともに、美観を向上することができる。
また、本実施の形態では、ユーザーが入出力手段61に対し特定の操作を実行すると、制御動作設定モードがON状態となる。しかし、常に制御動作設定モードがON状態であることとしてもよい。この場合、特に、頻繁に設定を変更するユーザーの利便性を向上することができる。
実施の形態2.
図3は、本実施の形態における制御動作の設定フローの一例を示すフローチャートである。本実施の形態は、制御動作の設定フローを除いて実施の形態1と同様である。
本実施の形態において、ユーザーは、特定期間内の消費電力量、特定期間内のピーク電力値及び特定の貯蔵室内での食品保存期間について、制御装置4が予め記憶している動作の組み合わせから選択することで制御動作を設定する。制御装置4が予め記憶している動作の組み合わせとしては、例えば、「品質優先」シーケンス及び「節電優先」シーケンス等がある。すなわち、ユーザーは、特定期間内の消費電力量、特定期間内のピーク電力値及び特定の貯蔵室内での食品保存期間について、独立して情報を入力することはない。なお、各シーケンスの中で、消費電力、目標温度及び食品劣化等についてさらにレベル分けがされていてもよい。
「品質優先」シーケンスが開始されると、食品保存期間が設定されるとともに、各ダンパ、ファン3及び圧縮機1の制御シーケンスが決定される(ステップS201)。続いて、各貯蔵室の目標温度レベル及び消費電力の推定値等が算出される(ステップS202)。その後、ステップS201及びステップS202において得られた情報のうち必要なものが、入出力手段61及び外部入出力手段62の一方又は双方を用いて報知される(ステップS203)。
「節電優先」シーケンスが開始されると、節電レベルが設定されるとともに、各ダンパ、ファン3及び圧縮機1の制御シーケンスが決定される(ステップS301)。続いて、各貯蔵室の温度上昇の推定値、食品劣化レベル及び食品保存期間がどれだけ短縮されるかの推定値等が算出される(ステップS302)。その後、ステップS301及びステップS302において得られた情報のうち必要なものが、入出力手段61及び外部入出力手段62の一方又は双方を用いて報知される(ステップS303)。
このように、本実施の形態では、ユーザーは、個々の入力値を細かく確認する必要がない。また、ユーザーが予め動作の組み合わせを作成し、制御装置4に記憶させることによって、カスタム動作を設定することができる。その結果、入出力手段61及び外部入出力手段62の操作が容易になり、ユーザーの利便性を向上することができる。
実施の形態3.
図4は、本実施の形態における制御動作に関する情報の流れを示すブロック図である。本実施の形態における冷蔵庫の構成は、実施の形態1と同様である。
図4に示すように、冷蔵庫の外部には、家屋又は敷地内にHEMSコントローラー103が設けられている。HEMS(Home Energy Management System)とは、家屋内の家電品の運転を外部から制御したり、家電品に節電指示を与えることを可能とするエネルギー管理システムである。HEMSコントローラー103は、ネットワーク上の情報サーバーとの間で信号の送受信を行う。また、HEMSコントローラー103は、冷蔵庫の通信手段5との間で信号の送受信を行う。さらに、HEMSコントローラー103は、外部入出力手段62との間で信号の送受信を行う。この信号の送受信は、直接又は情報サーバーを介して行われる。
冷蔵庫は、自動的に、又はユーザーが特定の操作を実行することによって、通信機能利用モードON状態となる。ここで、冷蔵庫外のHEMSコントローラー103等の機器から、停電予報、地震情報又は発電所からの電力供給状況等に基づいた節電指示等が送信される場合を想定する。このとき、制御装置4は、外部機器からの入力された指示を優先するモードに予め設定されている。このため、制御装置4は、当初は品質優先の制御動作が設定されていても、非常時には外部機器からの指示に従って節電優先の制御動作を行う。つまり、制御装置4は、ユーザーからの直接の指示がなくとも、状況に応じて制御動作の設定を変更することができる。また、ユーザーが、屋外から携帯端末等の外部入出力手段62を用いて設定を行ってもよい。
また、冷蔵庫の外部には、家屋又は敷地内に蓄電及び発電装置102が設けられている。蓄電及び発電装置102は、HEMSコントローラー103との間で信号の送受信を行う。冷蔵庫は、通常は系統電力により運転されるが、非常時に停電が起こった場合には、蓄電及び発電機器102の電力により運転される。なお、制御装置4は、冷蔵庫が使用している電力が系統電力であるか蓄電及び発電機器102の電力であるかを判定する。
制御装置4は、冷蔵庫が蓄電及び発電機器102の電力を使用して運転されている間は、その旨を入出力手段61及び外部入出力手段62を用いて報知するとともに、消費電力量が上昇するような制御動作を行わないようにすることが望ましい。具体的には、例えば、入出力手段61及び外部入出力手段62を設定入力可能な状態へと遷移させないこととする。また、消費電力量が上昇する設定を入力すると、入出力手段61及び外部入出力手段62が、警告を報知するとともに入力前の状態に戻ることとしてもよい。こうすることによって、蓄電及び発電機器102の電力を可能な限り温存し、蓄電量の低下を抑制することができる。
また、電気代を抑制するために、電気代の安い時間帯に蓄電及び発電機器102を充電し、非常時でなくとも電気代が高い時間帯には、蓄電電力又は太陽電池等の系統電力以外の電力を用いて動作を行うこととしてもよい。
1 圧縮機、2 冷却器、3 ファン、4 制御装置、5 通信手段、11 第1貯蔵室、12 第1ダンパ、13 第1センサ、21 第2貯蔵室、22 第2ダンパ、23 第2センサ、31 第3貯蔵室、32 第3ダンパ、33 第3センサ、61 入出力手段、62 外部入出力手段、102 蓄電及び発電機器、103 HEMSコントローラー

Claims (9)

  1. 食品を保存するための貯蔵室と、
    前記貯蔵室を冷却する冷却装置と、
    入力手段を用いて入力された情報に基づいて前記冷却装置を制御する制御装置と、
    を備え、
    前記制御装置は、消費電力量の目標値に関する情報、ピーク電力値の目標値に関する情報及び食品保存期間の目標値に関する情報の少なくとも1つが前記入力手段を用いて入力された際に、前記入力手段を用いて入力された情報が示す目標値を達成するように前記冷却装置が制御された場合の消費電力量に関する情報、ピーク電力値に関する情報及び食品保存期間に関する情報のうち、前記入力手段を用いて目標値に関する情報が入力されていないものに関する情報の少なくとも1つを導出し、報知手段を用いて報知する冷蔵庫。
  2. 前記制御装置は、消費電力量の目標値に関する情報が前記入力手段を用いて入力された際に、前記入力手段を用いて入力された情報が示す消費電力量の目標値を達成するように前記冷却装置が制御された場合の食品保存期間に関する情報を導出し、前記入力手段を用いて入力された情報が示す消費電力量の目標値に関する情報とともに前記報知手段を用いて報知する請求項1に記載の冷蔵庫。
  3. 前記制御装置は、前記入力手段を用いて入力された情報に基づいて、前記貯蔵室内の空気又は食品の目標温度を推算又は予め記憶している温度情報を読み出すことにより決定し、前記報知手段を用いて報知する請求項1又は2に記載の冷蔵庫。
  4. 前記貯蔵室内の空気又は食品の温度を検知するセンサを備え、
    前記制御装置は、前記センサにより検知された温度及び前記目標温度の一方又は双方を、前記報知手段を用いて報知する請求項3に記載の冷蔵庫。
  5. 前記貯蔵室を備える本体に前記入力手段及び前記報知手段が設けられた請求項1乃至4のいずれか1項に記載の冷蔵庫。
  6. 前記入力手段及び前記報知手段を備えた外部機器との間で信号の送受信を行う通信手段を備えた請求項1乃至4のいずれか1項に記載の冷蔵庫。
  7. 前記貯蔵室を備える本体に第1の入力手段が設けられ、
    第2の入力手段を備えた外部機器との間で信号の送受信を行う通信手段を備え、
    前記制御装置は、前記第1の入力手段を用いて入力された情報と前記第2の入力手段を用いて入力された情報とが異なる場合に、前記第2の入力手段を用いて入力された情報に基づいて前記冷却装置を制御する請求項1乃至4のいずれか1項に記載の冷蔵庫。
  8. 前記制御装置は、蓄電装置からの電力による運転動作中には、前記入力手段を用いて入力された情報に基づいた前記冷却装置の制御であって、消費電力量の増加を伴う制御を行わない請求項1乃至7のいずれか1項に記載の冷蔵庫。
  9. 前記制御装置は、蓄電装置からの電力による運転動作中には、その旨を前記報知手段から出力する請求項1乃至8のいずれか1項に記載の冷蔵庫。
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