JP5789405B2 - 二連式容器 - Google Patents
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Description
上記ヘッド部材は、横長通路を有する横長中空箱と、横長中空箱の左右から垂下され、上記ステムに嵌合される脚筒と、横長中空箱の左右方向中間部から前方突出されたノズルと、を備えている。そのため、ヘッド部材の押し下げ操作によって、両エアゾール缶の内容物を脚筒内及び横長通路をそれぞれ通過させた後、共通のノズルから噴出させることが可能とされている。
なお、両エアゾール缶のステムにそれぞれ嵌合される左右の脚筒と横長中空箱とは、複数の部品が組み合わされて構成されていることが多く、例えば、脚筒が設けられた部品を横長中空箱を構成する部品に対して組み付けることでヘッド部材が構成されている。
(1)本発明に係る二連式容器は、上方付勢状態で押し込み可能に起立したステムを有する一対の吐出容器と、一対の前記吐出容器の各ステムに一体に装着され、押し下げ操作させられることで前記吐出容器内の内容物を同時に吐出させる吐出ヘッド部材と、を備え、前記吐出ヘッド部材が、前記吐出容器が並列に並ぶ方向に沿って延びた接続筒と、該接続筒の長手方向中間部に突設され、且つ該接続筒に一体成形され、その先端に前記内容物を吐出させる吐出口が形成された吐出ノズルと、該吐出ノズルを挟んだ前記接続筒の両端部に接続されると共に、一端部が前記ステムに装着される装着筒と、を備え、前記接続筒の両端部には、前記接続筒の内部に連通する開口が形成された端壁が設けられ、前記装着筒が、前記端壁にヒンジ部を介して回動自在に接続され、他端部が前記端壁の開口を通じて前記接続筒内に離脱自在に嵌合され、前記装着筒には、前記他端部が前記接続部内に嵌合している状態で前記端壁に当接する環状の係合片が形成され、前記端壁には、前記接続筒の長手方向に沿いながら前記接続筒の外方に向けて突設され、且つ前記係合片を挟んで向かい合うように配置された一対の係合壁が設けられ、互いに向かい合う前記係合壁の内面には、前記係合片に係合し、該係合によって前記端壁に対する前記係合片の当接状態を維持すると共に、前記接続筒からの前記他端部の離脱を規制する係合爪が突設され、前記ヒンジ部が、一対の前記係合爪同士が互いに対向する方向に沿って延設していることを特徴とする。
従って、接続筒と吐出ノズルとが別体部品ではなく一体成形品とされていることと相まって、気密性に優れた吐出ヘッド部材とすることができ、内容物をステムから吐出口まで漏出の可能性少なくスムーズに流動させて吐出させることができる。そのため、吐出性能に優れた容器とすることができる。
また、一対の係合爪同士が互いに対向する方向に沿ってヒンジ部が延設しているので、一対の係合爪が装着筒の回動操作に干渉することがなく、吐出ヘッド部材の組み立て作業を確実に行える。また、一対の係合爪から係合片に対して均等に効率良く力が伝わり易く、係合爪に対する係合片の係脱を容易に行い易い。
以下、本発明に係る二連式容器の実施形態について、図面を参照して説明する。
図1及び図2に示すように、二連式容器1は、一対の吐出容器2、3と、吐出ヘッド部材4と、カバー部材5と、を備えている。
これら吐出容器2、3は、並列に並んだ状態で有底筒状の収納ケース6内に収納されている。吐出容器2、3には、上方付勢状態で押し込み可能に起立したステム11がそれぞれ配設されている。そして、ステム11が押し下げられることで内容物が吐出される。
吐出ヘッド部材4は、図2から図5に示すように、吐出容器2、3のステム11の上端部に装着され、押し下げ操作させられることで吐出容器2、3内の内容物を同時に吐出させる部材であって、長軸方向L1に伸びた接続筒20と、この接続筒20の長手方向中間部、即ち長軸方向L1の中間部に形成された吐出ノズル30と、吐出ノズル30を挟んだ接続筒20の両端部に接続された2つの装着筒40と、を備えている。
なお係合爪23は、係合壁22における容器軸O方向の中間部であって、端壁21から上記鍔部44の略厚み分だけ、接続筒20から長軸方向L1の外方に離間した位置に形成されている。
また、上記仕切り壁31は、吐出ノズル30を越えて接続筒20内に延びており、接続筒20内の空間を第1吐出路R1に連通する第1空間C1と、第2吐出路R2に連通する第2空間C2とに区画している。
吐出ノズル30の先端部には、図1から図3に示すように、第1吐出路R1及び第2吐出路R2にそれぞれ連通する第1吐出口32及び第2吐出口33が形成されている。
図示の例では、第1筒体41及び第2筒体42は共に円筒状に形成され、第1筒体41よりも第2筒体42の方が小径とされている。また、第1筒体41は、長軸方向L1に沿って接続筒20から長軸方向L1の外方に向けて突出し、第2筒体42は、第1筒体41における長軸方向L1の外端部41bから下方に向けて突出している。
鍔部44は、外周縁が側面視正方形状に形成されており、接続筒20の両端部に形成された端壁21に当接している。このとき鍔部44は、係合壁22に形成された係合爪23に係合させられており、端壁21に当接した状態が確実に維持されている。これにより、接続筒20からの装着筒40の内端部41aの離脱が規制されている。
これにより、ヒンジ部50を中心として装着筒40を接続筒20に対して上方側に回動させることで、図6から図8に示すように、第1筒体41の内端部41aを接続筒20から離脱させて、装着筒40全体を接続筒20の上方側に移動させることが可能とされている。
なお、図6から図8は、吐出ヘッド部材4の組み立て前の状態又は分解状態を示す図である。
周壁部5aの一部には、吐出ヘッド部材4の吐出ノズル30を突出させる吐出開口51が形成されている。天壁部5bには、吐出ヘッド部材4を押し下げ操作可能に覆う操作レバー52が設けられ、ヒンジ部53を介して天壁部5bに接続されている。
次に、このように構成された二連式容器1を使用する場合について説明する。
まず、図1に示すように、カバー部材5の操作レバー52を押し込んでヒンジ部53回りに回動させると、その押圧力が吐出ヘッド部材4に伝達されて該吐出ヘッド部材4が押し込まれる。これにより、一対の吐出容器2、3のステム11を同時に押し込むことができる。
そして、ステム11が押し下げられると、両吐出容器2、3内に充填されている各内容物は、装着筒40、接続筒20及び吐出ノズル30の順に流動した後、第1吐出口32及び第2吐出口33から吐出される。詳細には、ステム11から吐出された内容物は、装着筒40内を流れた後、接続筒20内の第1空間C1及び第2空間C2をそれぞれ経由して、吐出ノズル30内の第1吐出路R1及び第2吐出路R2を流れ、そのまま混合されることなく第1吐出口32及び第2吐出口33より各別に吐出される。
従って、接続筒20と吐出ノズル30とが一体成形品とされていることと相まって、気密性に優れた吐出ヘッド部材4とすることができ、内容物をステム11から両吐出口32、33まで漏出の可能性少なくスムーズに流動させて吐出させることができる。その結果、吐出性能に優れた容器とすることができる。
但し、操作レバー52を設けることで、吐出ヘッド部材4の全体を覆うことができるので、吐出ヘッド部材4に塵埃等が付着してしまうことを防ぐことができ、内容物以外の汚れ等が吐出ヘッド部材4に着き難い。
2、3…吐出容器
4…吐出ヘッド部材
11…ステム
20…接続筒
23…係合爪
30…吐出ノズル
32、33…吐出口
40…装着筒
44…鍔部(係合片)
50…ヒンジ部
Claims (1)
- 上方付勢状態で押し込み可能に起立したステムを有する一対の吐出容器と、
一対の前記吐出容器の各ステムに一体に装着され、押し下げ操作させられることで前記吐出容器内の内容物を同時に吐出させる吐出ヘッド部材と、を備え、
前記吐出ヘッド部材は、
前記吐出容器が並列に並ぶ方向に沿って延びた接続筒と、
該接続筒の長手方向中間部に突設され、且つ該接続筒に一体成形され、その先端に前記内容物を吐出させる吐出口が形成された吐出ノズルと、
該吐出ノズルを挟んだ前記接続筒の両端部に接続されると共に、一端部が前記ステムに装着される装着筒と、を備え、
前記接続筒の両端部には、前記接続筒の内部に連通する開口が形成された端壁が設けられ、
前記装着筒は、前記端壁にヒンジ部を介して回動自在に接続され、他端部が前記端壁の開口を通じて前記接続筒内に離脱自在に嵌合され、
前記装着筒には、前記他端部が前記接続部内に嵌合している状態で前記端壁に当接する環状の係合片が形成され、
前記端壁には、前記接続筒の長手方向に沿いながら前記接続筒の外方に向けて突設され、且つ前記係合片を挟んで向かい合うように配置された一対の係合壁が設けられ、
互いに向かい合う前記係合壁の内面には、前記係合片に係合し、該係合によって前記端壁に対する前記係合片の当接状態を維持すると共に、前記接続筒からの前記他端部の離脱を規制する係合爪が突設され、
前記ヒンジ部は、一対の前記係合爪同士が互いに対向する方向に沿って延設していることを特徴とする二連式容器。
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JP2011097129A JP5789405B2 (ja) | 2011-04-25 | 2011-04-25 | 二連式容器 |
Applications Claiming Priority (1)
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JP2011097129A JP5789405B2 (ja) | 2011-04-25 | 2011-04-25 | 二連式容器 |
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Family Applications (1)
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JP2011097129A Active JP5789405B2 (ja) | 2011-04-25 | 2011-04-25 | 二連式容器 |
Country Status (1)
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