JP6837849B2 - ホルダー付き噴霧機構 - Google Patents

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本発明は、噴射剤を収容した噴射剤容器のバルブステムに接続でき、噴射剤容器の上端部に取り付けることができる噴霧機構に関し、この噴霧機構には被噴霧容器の開口部を保持できるホルダー部が設けられ、前記噴射剤容器内の噴射剤を前記噴霧機構の流通路を通過させて噴口から外界に噴射させると同時に前記被噴霧容器内の内容液を吸い上げて外界に噴霧できる被噴霧容器のホルダー付きの噴霧機構に関するものである。
従来のこの種の噴霧機構としては、下記特許文献に記載のスプレーガンホルダーを挙げることができる。
このスプレーガンホルダーにおいては、第1容器装着部、第2容器装着部、第1ノズル部及び第2ノズル部を備えており、このスプレーガンホルダーを、上型と下型の2つの型を用いて安価に一体成形できることを課題としている。
その構成は、噴射剤が収容された第1容器が装着される第1容器装着部と、第1容器装着部の前側に位置し、被噴霧内容液を収容する第2容器が装着される第2容器装着部と、第1ノズル部と、第2ノズル部とを備える。
第1及び第2の各容器装着部と第1ノズル部とを合成樹脂の一体成形体によって形成する。第2容器装着部を凹入部によって形成する。第1ノズル部の先端面と、ホルダー本体の前端面とを面一に形成することを特徴としている。
特開2006−26612号公報
先ず、本願発明においては、上記ホルダー付き噴霧機構の全体を1つのものとして形成し、つまり、噴射剤容器内の噴射剤を噴射するための押下ボタン(押下部)をも一体的なものとして製作すること、そして、このように一体的に形成されたものでありながら、その一部に着脱自在構造を設けて、そのホルダー部と吐出口部、又は、その吐出口部を分離及び結合できるようにすることをその課題としている。
このような分離及び結合する着脱自在構造を設けることにより、例えば、被噴霧容器内に或る色の塗料(液体)を収納した際には、この塗料が収容された被噴霧容器にホルダー部を連結したままの状態で前記吐出口部から分離でき、ホルダー部が連結された他の色の塗料が収容された被噴霧容器と簡単に交換することができることとなるからである。
即ち、ホルダー部を連結したままの状態で被噴霧容器を交換することができ、これによってホルダー部の吸引管や流通路内で異なる色の塗料が混合してしまうという問題が解消されることとなるのである。
このように被噴霧容器内の内容液が他の被噴霧容器内の内容液と混ざり合うことに不都合が生じる場合があり、このような場合に、その内容液が他の内容液と混合することを回避することができるようにすることが本願発明の課題となる。
このような内容液の例としては、上記した塗料や、その他、マニキュア、防錆潤滑剤、室内消臭剤、除草剤、しみ抜き剤等々を挙げることができる。
上記課題を解決するために、本発明の第1のものは、内部に噴射剤が収容され、上端部にバルブステムが設けられた噴射剤容器の上端部に取り付けられ、前記バルブステムの上方に設けられた押下部を押下することにより前記バルブステムが押下され、噴射剤容器内の噴射剤が吐出口部の吐出口より噴射され、この噴霧機構の前記吐出口部分には被噴霧内容液が収容された被噴霧容器を保持することができるホルダー部が設けられたホルダー付き噴霧機構において、前記噴霧機構の本体部の基端部が前記噴射剤容器の上端周縁部に取り付けられ、前記噴霧機構の本体部下面略中央部には前記バルブステムと接続できるステム接続部が設けられ、このステム接続部から吐出口部に向って流通路が形成され、この流通路の出口部が噴射剤の吐出口を成し、前記ホルダー部は、その下方部で被噴霧容器の開口部と接続でき、このホルダー部の略中央部には被噴霧容器内に挿入される吸引管が設けられ、この吸引管の上端開口部が被噴霧内容液の噴霧口を形成し、これにより、前記噴霧機構の押下部を押下することにより噴射剤容器内の噴射剤が前記吐出口より吐出され、これによって発生する負圧により被噴霧容器内の内容液が吸い上げられて噴霧口から外部に前記内容液が噴霧されることとなり、前記噴霧機構の吐出口部が分離及び結合可能な着脱自在構造を有し、前記噴霧機構の吐出口部に設けた着脱自在構造が、一方に設けた嵌入部が他方に設けた嵌入受部に嵌入して相互に結合でき、前記着脱自在構造に係合ロック機構を設け、この係合ロック機構が一方の嵌入部側に設けた出没自在のロック部材と、このロック部材が係合する他方の嵌入受部側に設けた孔部とから成り、前記ロック部材が前記孔部と相互に係合することにより2つに分離された吐出口部の結合がロックされ、前記ロック部材を前記嵌入部の内部に没入させることにより前記ロックが解除されて前記吐出口部が分離されることを特徴とするホルダー付き噴霧機構である。
本発明の第のものは、上記第1の発明において、前記押下部と吐出口部とが分離及び結合可能に形成されていることを特徴とするホルダー付き噴霧機構である。
本発明の第のものは、上記ぞれぞれの発明において、前記押下部の上方に、前記押下部を被覆する被覆部を設け、この被覆部を取り除くことにより押下部を押下することができることを特徴とするホルダー付き噴霧機構である。
本発明の第1のものにおいては、ホルダー付き噴霧機構において、噴霧機構の吐出口部が分離及び結合可能な着脱自在構造を有していることをその基本特徴としており、これにより、例えば、被噴霧容器内にある色の液体塗料が収容されていた場合に、ホルダー部の吸引管や噴霧口内に残った当該ある色の塗料と、他の被噴霧容器内に収容されている他の色の液体塗料が混じり合ってしまう恐れが無くなるのである。
即ち、本発明においては、被噴霧容器とホルダー部とを連結したままの状態で、噴霧機構の吐出口部から分離することができ、他の被ホルダー部が連結したままの被噴霧容器を前記吐出口部に結合して、交換することができ、そのため両者の塗料が混合してしまうことを防止することができる。
本発明においては、前記噴霧機構の吐出口部の着脱自在構造をより限定したものであり、当該着脱自在構造が、一方に設けた嵌入部が他方に設けた嵌入受部に嵌入して相互に結合できる構造を採用したものである。
本発明においては、前記着脱自在構造に係合ロック機構を設け、この係合ロック機構が一方の嵌入部側に設けた出没自在のロック部材と、このロック部材が係合する他方の嵌入受部側に設けた孔部とから成り、前記ロック部材が前記孔部と相互に係合することにより2つに分離された吐出口部の結合がロックされ、前記ロック部材を前記嵌入部の内部に没入させることにより前記ロックが解除されて前記吐出口部が分離されることを特定したものである。
この係合ロック機構により分離され得る吐出口部にロック手段を設け、結合した状態において簡単に分離しないようにしたものである。
本発明の第のものにおいては、更に、前記押下部と吐出口部とが分離及び結合可能に形成されていることを限定したものであり、本発明に係る噴霧機構の製造の容易化を図ったものである。
つまり、金型の単純化と組付けの容易化を図ったものである。
本発明の第のものにおいては、上記それぞれの発明において、前記押下部の上方に、前記押下部を被覆する被覆部を設け、この被覆部を取り除くことにより押下部を押下することができるように構成したものである。
これにより、この被覆部がいわばバージンシールの役目をも果たすこととなり、更には製品の輸送中や展示中において、押下部が誤って押下されることを防止することができる誤動作防止手段ともなるのである。
本発明のホルダー付き噴霧機構の一実施形態を示す中央縦断面図であって、噴射剤容器に取り付け、被噴霧容器を取り付けた状態を示しており、その(A)が前記噴霧機構の吐出口部で分離した状態を、その(B)が結合した状態を図示している。 上記実施形態に係る噴霧機構の拡大全体斜視図を示し、その(A)が結合状態を、その(B)が分離状態を図示している。 上記実施形態に係る噴霧機構の中央縦断面図を示し、その(A)が結合状態を、その(B)が分離状態を図示しており、上記図1を拡大したものである。 上記実施形態の分解状態を示し、その(A)が平面図、その(B)が側面図、その(C)が(B)図のH−H線断面図である。 上記実施形態に係る噴霧機構の各パーツの組付手順を示す説明図である。
以下、添付の図面と共に本発明の実施形態について説明する。
図1は、本発明のホルダー付き噴霧機構の一実施形態を示す中央縦断面図であって、噴射剤容器に取り付け、被噴霧容器を取り付けた状態を示しており、その(A)が前記噴霧機構の吐出口部で分離した状態を、その(B)が結合した状態を図示している。
この図1に基づき、本発明の全体の構成を示し、図2以下で個々の部分について具体的に詳説する。
また、以下の説明において、前方及び後方という方向を示す記載については、前方が噴射方向を意味し、後方はその逆の方向を意味する。
本発明に係るホルダー付き噴霧機構10(以下「噴霧機構10」という。)は、噴射剤容器Gの上端のマウンテンカップMの周縁部に取り付けられる本体部11と、この本体部11の略中央部に位置する押しボタンとなる押下部12と、この押下部12の前方方向に延びる吐出口部13f、13gと、この吐出口部13fの先端部分の下部に設けられたホルダー部14とから構成されている。
上記ホルダー部14の下方に塗料等の被噴霧内容液を収容した被噴霧容器Fが連結される。
上記押下部12の下面略中央部にはバルブステムSと接続するステム接続部が設けられ、このステム接続部から吐出口15に向って流通路が形成され、上記噴射剤容器G内に収容された噴射剤は、上記押下部12が押下されると、上記流通路を通って前記吐出口15から外部に噴射される。
上記ホルダー部14は、下方部分が筒体形状を有し、その下端から被噴霧容器Fの口部を連結することができる。
この実施形態では、上記ホルダー部14の下方内周部に雌ネジを刻設し、被噴霧容器Fの口部に設けた雄ネジ部を螺合させて、連結している。
ホルダー部14の略中心部には吸引管16が配設され、この吸引管16の上端の出口部が噴霧口17を形成する。
尚、押下部12の上方に位置する被覆部20は、製品の輸送時や展示時に、押下部12が誤って押下されないようにするための誤動作防止手段又は誤操作防止手段であり、バージンシールの役目を担うものである。
バージンシールというのは、当該製品がいまだ未使用であることを視認できるようにするためのものである。
使用者は、この製品を使用するに際し、この被覆部20を本体部11から引き千切って除去することにより、初めて押下部12を下方に押下し、噴射剤を噴射させることができることとなる。
以上の構成により、本発明に係る噴霧機構10では、図1(B)の結合状態において、被覆部20を本体部11から引き千切り除去して、押下部12を押下することにより、
噴射剤容器GのバルブステムSが下方に押下され、これにより噴射剤容器G内の噴射剤がバルブステムSから流通路を通過して吐出口15から噴射される。
噴射剤が吐出口15から外部に噴射されると、その負圧により、被噴霧容器F内に収容された例えば液体塗料等の内容液が吸引管16を通って吸い上げられ、上端の噴霧口17から外部に噴霧されることとなるのである。
そして、本発明に係る噴霧機構10においては、その吐出口部13f、13gが、図1(A)に示した通り、2つに分離され且つ結合される着脱自在構造を有していることがその特徴となっている。
更に、本発明に係る噴霧機構10においては、その製造法の容易化を考慮して、前記吐出口部13gと押下部12とが相互に分離・結合できる構成をも採用している。
この分離・結合構造は、必ずしも必須のものでなく、製作上の便宜により採用したものであり、両者を一体的に製作するのも自由である。(←これでよろしいでしょうか?)
尚、この図1においては、噴射剤容器G内に収容された噴射剤やディップチューブ、及び、被噴霧容器F内に収容された被噴霧内容液の図示は省略している。
また、噴射剤としては、炭酸ガス、窒素ガス、圧縮空気、亜酸化窒素等の圧縮ガス、或いは、液化石油ガス、ジメチルエーテル、ハイドロフルオロオレフィン等の液化ガスを利用することができ、被噴霧内容液に応じて適宜選択することができる。
図2は、上記実施形態に係る噴霧機構の拡大全体斜視図を示し、その(A)が結合状態を、その(B)が分離状態を図示している。
図3は、同じく上記実施形態に係る噴霧機構の中央縦断面図を示し、その(A)が結合状態を、その(B)が分離状態を図示しており、上記図1を拡大したものである。
上記した通り、本発明に係る噴霧機構10は、本体部11と、この略中央部に位置する押下部12と、押下部12の前方に位置する吐出口部13f、13gと、この吐出口部13fの先端下部に設けられたホルダー部14とから成る。
そして、上記吐出口部13f、13gは、2つに分割されて、前方の吐出口部13fと後方の吐出口部13gとが分離・結合する着脱自在構造を有している。
押下部12の下端略中央部、即ち、本体部11の下端略中央部には、ステム接続部12sが設けられ、このステム接続部12sが流通路25の入口部を形成し、この流通路25は、その出口である吐出口15に向って連続する。
この実施形態では、各パーツを分離結合できる構成を採用しているため、流通路形成用の流路形成チューブ25tを利用している。
また、上記した通り、吐出口部13f、13gは、着脱自在構造を有しており、その前方に位置する吐出口部13fの図中右端に嵌入受部13uを、その後方に位置する吐出口部13gの図中左端に嵌入部13tを設け、後者の嵌入部13tを前者の嵌入受部13u内に嵌入できる構成を採用している。
そして、両吐出口部13fと吐出口部13gとの結合をロックできるロック機構を更に設けている。
このロック機構については、次の図4において更に説明するが、その概略を説明すると、図2に示した押込み部31を内部に押し込むことにより、前方の突起部32も内部に没入する構造を有し、前記突起部32は、吐出口部13fの側面部に設けられた孔部32に係合することにより両吐出口部13f、13gがロック(結合解除不可)される構成を採用している。
両者がロックされた後、再度、前記押込み部31を内側に押し込むことにより、前方の突起部32も内側に押込まれ、没入し、この突起部32が孔部33から抜け出て、両者のロックが解除される構成である。
図4は、上記実施形態の分解状態を示し、その(A)が平面図、その(B)が側面図、その(C)が(B)図のH−H線断面図である。
この図により、本発明に係る噴霧機構のロック手段をよく見て取ることができる。
本発明に係る噴霧機構10では、吐出口部13f、13gの部分に分離・結合可能な着脱自在構造が設けられている。
この吐出口部13f、13gは、その前方の吐出口部13fの図中右側内部に嵌入受部13uを形成し、その後方の吐出口部13gの図中左側に嵌入部13tを設けて、後者が前者の内部に嵌入して結合される。
そして、この嵌入部13tと吐出口部13gの両側の側面部に係合ロック機構の一方が設けられている。
即ち、吐出口部13gの両側の側面部に押込み部31をそれぞれ設け、この押込み部31の前方には突起部32をそれぞれ設け、前者の押込み部31を内側方向に押し込むと、後者の突起部32も内側に没入する構造である。
他方、吐出口部13fの対応位置には、孔部33を、前方の吐出口部13fの両側面部にそれぞれ設けている。
上記の突起部32がロック部材となり、このロック部材と孔部33との係合が本発明における係合ロック手段となる。
以上の構成により、後方側の吐出口部13gの嵌入部13tを前方側の吐出口部13fの嵌入受部13uの内部に嵌入すると、前記突起部32が前記孔部33に係合して、前方側の吐出口部13fと後方側の吐出口部13gが相互にロックされ、その嵌入状態が維持されることとなる。
他方、上記の係合ロック状態において、両側の押込み部31を内側方向に押し込むと、同時に突起部32も内側に没入して、上記係合ロック状態が解除されて、前方側の吐出口部13fと後方側の吐出口部13gとが分離されることとなるのである。
また、この図4から押下部12の上方に位置する被覆部20の構成をも見て取ることができる。
即ち、この被覆部20は、平面状のプレートからなり、本体部11の上方部分の略惰円形状の切欠部の内部に沿うような形状を有し、そのプレートの周縁部の4箇所の連接部20rで本体部11と連接している。
これらの連接部20rを引き千切ることによりこの被覆部20は、本体部11から分離され、それによって、押下部12の操作が可能となるものである。
従って、この被覆部20は、バージンシールの機能と、押下部12の誤操作又は誤動作防止手段となるのである。
図5は、上記実施形態に係る噴霧機構の各パーツの組付手順を示す説明図である。
まず、本発明に係る噴霧機構10は、本体部11と、この本体部の略中央部に位置する押下部12と、後方側吐出口部13gと、ホルダー部14が設けられた前方側吐出口部13fとから形成されている。
そして、本体部11の押下部12から前方に延長する流通路を形成するための延長部12t内に流路形成チューブ25tを挿入し連結する((A)図と(B)図参照)。
(C)図及び(D)図に示した通り、後方側吐出口部13gと前方側吐出口部13fとを結合する。
次に、(E)図及び(F)図に示した通り、後方側の吐出口部13gを本体部11の押下部12から延長する延長部12tに連結する。
当該連結は、前記延長部12t及び流路形成チューブ25tを吐出口部13gの内部通路内に挿入すればよく、本体部11への結合は、爪部13nの下端の爪13mを本体部11の上端縁部に引っ掛けるように掛止すればよい。
この掛止状態を(E1)図、(E2)図、(E3)図が示している。
以上により、(F)図に示した本発明に係るホルダー付き噴霧機構10が完成する。
本発明に係る噴霧機構は、上記のような各パーツを組付けることにより製作することができるが、押下部12と後方側吐出口部13gを一体的に形成することもできるが、少なくとも、前方側と後方側の吐出口部13f、13gを分離・結合できる構造を採用すればよい。
これにより、ホルダー部及び前方側の吐出口部が被噴霧容器の口部に連結されたままの状態で、同じく前記ホルダー部及び前方側の吐出口部が連結された他の被噴霧容器と簡単に交換することが出来ることとなるのである。
以上、本発明の実施形態について説明したが、本発明においては以下の通り種々設計変更することができる。
まず、上記実施形態においては、着脱自在構造を吐出口部に設け、前方側の吐出口部と後方側の吐出口部とを分離・結合できるように構成したが、この着脱自在構造を設ける位置は、吐出口部でなく、ホルダー部と吐出口部との間の位置に設けることも可能である。
ホルダー部の上方部両側から一対の腕部を延長させて、これら腕部を着脱自在に吐出口部に結合し、分離できる構造を採用することもできるからである。
またその着脱自在構造にも係合ロック手段を設けることも可能である。
それぞれの構成部材の大きさや形状等々に関しては、適宜設計変更可能である。
上記した通り、押下部と後方側の吐出口部を一体的に製作することもできる。
上記被噴霧容器内には、上記した通り、液体塗料、マニキュア等の化粧品、防錆潤滑剤、室内消臭剤、除草剤、しみ抜き剤等の各種の薬剤等を、上記噴射剤容器内には、上記した通りの圧縮ガスや液化ガス等を収容するが、これらの内容液や噴射剤は、両者の適合性を考慮して適宜選択することができる。
以上、本発明は、被噴霧容器を保持するホルダー付き噴霧機構を提案したが、当該噴霧機構の吐出口部等に着脱自在構造を採用することにより、被噴霧内容液が他の内容液と混合する不都合を回避するため、例えば異なる色目の塗料等の噴霧を行う際に、当該他の異なる色目の塗料が混合してしまうという問題を解決できる噴霧機構を提供することができた。
10 ホルダー付き噴霧機構
11 本体部
12 押下部
12s ステム接続部
13f、13g 吐出口部
13t 嵌入部
13u 嵌入受部
13n 爪部
13m 爪
14 ホルダー部
15 吐出口
16 吸引管
17 噴霧口
20 被覆部
25 流通路
25t 通路形成チューブ
31 押込み部
32 突起部
33 孔部
F 被噴霧容器
G 噴射剤容器
S バルブステム

Claims (3)

  1. 内部に噴射剤が収容され、上端部にバルブステムが設けられた噴射剤容器の上端部に取り付けられ、前記バルブステムの上方に設けられた押下部を押下することにより前記バルブステムが押下され、噴射剤容器内の噴射剤が吐出口部の吐出口より噴射され、この噴霧機構の前記吐出口部分には被噴霧内容液が収容された被噴霧容器を保持することができるホルダー部が設けられたホルダー付き噴霧機構において、
    前記噴霧機構の本体部の基端部が前記噴射剤容器の上端周縁部に取り付けられ、前記噴霧機構の本体部下面略中央部には前記バルブステムと接続できるステム接続部が設けられ、このステム接続部から吐出口部に向って流通路が形成され、この流通路の出口部が噴射剤の吐出口を成し、
    前記ホルダー部は、その下方部で被噴霧容器の開口部と接続でき、このホルダー部の略中央部には被噴霧容器内に挿入される吸引管が設けられ、この吸引管の上端開口部が被噴霧内容液の噴霧口を形成し、
    これにより、前記噴霧機構の押下部を押下することにより噴射剤容器内の噴射剤が前記吐出口より吐出され、これによって発生する負圧により被噴霧容器内の内容液が吸い上げられて噴霧口から外部に前記内容液が噴霧されることとなり、
    前記噴霧機構の吐出口部が分離及び結合可能な着脱自在構造を有し、
    前記噴霧機構の吐出口部に設けた着脱自在構造が、一方に設けた嵌入部が他方に設けた嵌入受部に嵌入して相互に結合でき、
    前記着脱自在構造に係合ロック機構を設け、この係合ロック機構が一方の嵌入部側に設けた出没自在のロック部材と、このロック部材が係合する他方の嵌入受部側に設けた孔部とから成り、前記ロック部材が前記孔部と相互に係合することにより2つに分離された吐出口部の結合がロックされ、前記ロック部材を前記嵌入部の内部に没入させることにより前記ロックが解除されて前記吐出口部が分離されることを特徴とするホルダー付き噴霧機構。
  2. 前記押下部と吐出口部とが分離及び結合可能に形成されていることを特徴とする請求項1に記載のホルダー付き噴霧機構。
  3. 前記押下部の上方に、前記押下部を被覆する被覆部を設け、この被覆部を取り除くことにより押下部を押下することができることを特徴とする請求項1又は2に記載のホルダー付き噴霧機構。
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