JP7507672B2 - 吐出器 - Google Patents
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Description
押下ヘッドに、複数のステム内と複数の吐出孔とを各別に連通し、左右方向に延びる複数の横通路が設けられているので、左右方向で互いに隣り合う吐出孔同士の間隔を、左右方向で互いに隣り合うステム同士の間隔に対して容易に異ならせることができる。
押下ヘッドが、複数のステムが連結されたヘッド部材と、ヘッド部材に取付けられ、複数の吐出孔が形成されたノズル部材と、を備えているので、左右方向に延びる横通路を、押下ヘッドに、成形金型の構造の複雑化を抑えつつ容易に設けることができる。
ヘッド部材とノズル部材との間に、ヘッド部材およびノズル部材により密に挟まれ、ヘッド部材およびノズル部材のうちのいずれか一方との間に、複数の横通路を画成するパッキンが設けられ、パッキンに、複数のステム内と複数の吐出孔とを各横通路を通して各別に連通する複数の連通孔が形成されている。したがって、ヘッド部材とノズル部材との間に設けられた横通路が、左右方向に延びて横長に形成されていても、パッキンによって横通路を確実にシールすることができる。
本実施形態に係る吐出容器は、図1~図4に示されるように、吐出器1、複数の容器本体W1、W2、および外装体20を備えている。
図2は、図4のII-II線矢視断面図を含み、図3は、図4のIII-III線矢視断面図を含んでいる。
ステム11、12を下降端位置まで下方に移動させるときの上下方向のストローク量が、複数のポンプ13、14それぞれにおいて、互いに同じになっている。なお、前記ストローク量を、複数のポンプ13、14それぞれにおいて、互いに異ならせてもよい。
複数のポンプ13、14はそれぞれ、装着キャップ27、28を備えており、装着キャップ27、28が容器本体W1、W2の口部に各別に装着されることで、ポンプ13、14が容器本体W1、W2に取付けられている。各装着キャップ27、28における頂壁部の上面、および外周面には、それぞれの全周にわたって、外装体20に設けられた肩カバー20aが当接、若しくは近接している。これにより、ポンプ13、14および容器本体W1、W2が、外装体20に固定されている。
以下、上下方向から見て、吐出筒31、32が、押下ヘッド15の周壁部の外周面から突出する向きを前方といい、この逆向きを後方という。
なお、複数の吐出孔16、17の各内径を、互いに異ならせてもよく、また、吐出孔16、17は、前方から見て矩形状等を呈してもよい。
ヘッド部材33は、有頂筒状に形成され、その周壁部に、前方に向けて開口した窪み部33aが形成されている。ノズル部材34は、前端が閉塞され後端が開口した横向きの筒状に形成され、その周壁部が、ヘッド部材33の窪み部33a内に嵌合されている。
パッキン35は、ヘッド部材33およびノズル部材34により密に挟まれ、ヘッド部材33およびノズル部材34のうちのいずれか一方との間に、複数の横通路15a、15bを画成している。パッキン35には、各ステム11、12内と各吐出孔16、17とを各横通路15a、15bを通して各別に連通する複数の連通孔35a、35bが形成されている。パッキン35は、前後方向から見て左右方向に長い長方形状を呈する板状に形成されている。パッキン35は、例えばエラストマ、ニトリルゴム、ブチルゴム、若しくはシリコンゴム等の軟材質で形成されている。
なお、2つの吐出孔16、17は、前後方向から見て、左右方向で隣り合うステム11、12同士の間から、左右方向の外側に離れて設けられてもよい。左右方向で互いに隣り合う吐出孔16、17の中心軸線同士の間隔を、左右方向で互いに隣り合う容器本体W1、W2の中心軸線O1、O2同士の間隔より広くしてもよい。
ノズル部材34は、表裏面が前後方向を向き、吐出孔16、17が形成された主板部34aを備えている。主板部34aは、ノズル部材34の前記周壁部における前端開口を閉塞している。
主板部34aには、後方に向けて突出してパッキン35の前面に密に当接し、左右方向で隣り合う吐出孔16、17同士の連通を遮断し、複数の横通路15a、15bを画成する仕切突部34bが形成されている。
横通路15a、15bは、画成筒34c、34dの内周面、仕切突部34b、およびパッキン35の前面により画成されている。
押下ヘッド15が、複数のステム11、12が連結されたヘッド部材33と、ヘッド部材33に取付けられ、複数の吐出孔16、17が形成されたノズル部材34と、を備えているので、左右方向に延びる横通路15a、15bを、押下ヘッド15に、成形金型の構造の複雑化を抑えつつ容易に設けることができる。
したがって、ヘッド部材33とノズル部材34との間に設けられた横通路15a、15bが、左右方向に延びて横長に形成されていても、パッキン35によって横通路15a、15bを確実にシールすることができる。
押下ヘッド15の周壁部に、吐出筒31、32を形成せず、吐出孔16、17のみを形成してもよい。
吐出孔16、17は、例えば上方に向けて開口してもよい。
11、12 ステム
13、14 ポンプ
15 押下ヘッド
15a、15b 横通路
16、17 吐出孔
18、19 装着筒
33 ヘッド部材
34 ノズル部材
34a 主板部
34b 仕切突部
35 パッキン
35a、35b 連通孔
36、37 突出筒
W1、W2 容器本体
Claims (4)
- 上方付勢状態で下方移動可能に設けられたステムを有する複数のポンプと、
複数の前記ポンプそれぞれの前記ステムの上端部に取付けられた押下ヘッドと、を備え、
複数のポンプは左右方向に並べられて設けられ、
前記押下ヘッドに、複数の前記ステム内に各別に連通する複数の吐出孔が左右方向に間隔をあけて形成され、
前記押下ヘッドを押下して複数の前記ステムを下方に移動させ各前記ポンプを作動させることにより、内容液が各前記ステム内を通して複数の前記吐出孔から各別に吐出され、
左右方向で互いに隣り合う前記吐出孔同士の間隔と、左右方向で互いに隣り合う前記ステム同士の間隔と、が異なり、
前記押下ヘッドは、
複数の前記ステムが連結されたヘッド部材と、
前記ヘッド部材に取付けられ、複数の前記吐出孔が形成されたノズル部材と、を備え、
前記ヘッド部材と前記ノズル部材との間には、
複数の前記ステム内と複数の前記吐出孔とを各別に連通し、左右方向に延びる複数の横通路と、
前記ヘッド部材および前記ノズル部材により密に挟まれ、前記ヘッド部材および前記ノズル部材のうちのいずれか一方との間に、複数の前記横通路を画成するパッキンと、が設けられ、
前記パッキンには、各前記ステム内と各前記吐出孔とを各前記横通路を通して各別に連通する複数の連通孔が形成されている、吐出器。 - 左右方向で互いに隣り合う前記吐出孔の中心軸線同士の間隔は、左右方向で互いに隣り合う前記ステムの中心軸線同士の間隔より狭くなっている、請求項1に記載の吐出器。
- 前記ポンプ、前記吐出孔、前記横通路、および前記連通孔は2つずつ設けられ、
2つの前記吐出孔は、前方に向けて開口し、かつ前後方向から見て、左右方向で隣り合う前記ステム同士の間に設けられている、請求項2に記載の吐出器。 - 前記ヘッド部材は、
前記ステムに連結されて上下方向に延びる装着筒と、
前記装着筒の上端部から前方に向けて突出した突出筒と、を備え、
前記ノズル部材は、表裏面が前後方向を向き、前記吐出孔が形成された主板部を備え、
前記パッキンは、前記突出筒の前端開口縁に当接し、前記主板部の後面との間に複数の前記横通路を画成し、
前記主板部には、後方に向けて突出して前記パッキンに密に当接し、左右方向で隣り合う前記吐出孔同士の連通を遮断し、複数の前記横通路を画成する仕切突部が形成され、
前記連通孔は、前記突出筒内と前記横通路とを連通している、請求項1から3のいずれか1項に記載の吐出器。
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