JP5789393B2 - レーザ加工装置 - Google Patents
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本発明の目的は、ガルバノミラーの駆動系の寿命を容易に認識することができるレーザ加工装置を提供することにある。
同構成によれば、警報手段により、判定手段による判定結果に基づいて警報が行われる。これにより判定手段による判定結果をさらに容易に認識することができる。
以下、本発明にかかるレーザ加工装置をレーザマーキング装置に具体化した第1の実施形態を図面に従って説明する。
図1に示すように、レーザマーキング装置1は、レーザ光Lを出射するコントローラ2を備えている。コントローラ2にはファイバケーブル3を介してヘッド4が接続されている。また、コントローラ2には電気ケーブル5を介してヘッド4が接続されるとともに、コントローラ2には電気ケーブル6を介してコンソール7が接続されている。そして、レーザマーキング装置1は、載置台8に載置された加工対象物Wのマーキング面Wa上に所望の文字、図形、記号等(以下、文字等という)をマーキングする。
図2に示すように、コントローラ2はレーザ光源(レーザ発振器)20を備え、レーザ光源20からレーザ光Lが出射され、ファイバケーブル3に送られる。ファイバケーブル3を通してレーザ光がヘッド4に送られる。図1に示すようにヘッド4においてファイバケーブル3の一端がビームエキスパンダ収納部10に接続されている。ビームエキスパンダ収納部10にはビームエキスパンダ21(図2参照)が収納されており、ファイバケーブル3からのレーザ光がビームエキスパンダ21に送られる。
計数手段としての制御装置26は、ガルバノミラー23a,23bの動作の累計回数を計数する。特に、本実施形態においては、ガルバノミラー23a,23bの反転動作(折り返し動作)の累計回数を計数する。図5,6を用いて詳しく説明する。なお、図5及び図6に示すX方向及びY方向は、先の図3に示すX方向及びY方向を示している。
図6において、X方向用の第1のガルバノミラー23aの反転動作がカウントされていく。これを図中、nx=1,2,3,4,5,6で示す。同様に、Y方向用の第2のガルバノミラー23bの反転動作がカウントされていく。これを図中、ny=1,2,3,4,5で示す。
このようにして、制御装置26は、ガルバノミラー23a,23bを駆動させるガルバノモータ34,35への指令内容からガルバノミラー23a,23bの反転動作の累計回数(カウント値nx,ny)を計数する。
図7では、横軸に時間をとり、縦軸にカウント値をとっている。時刻t10でレーザマーキング装置1の駆動が開始されたとする。レーザマーキング装置1の使用により、カウント値nxは大きくなっていく。そして、制御装置26は、現在の時点(時刻t11のタイミング)における駆動開始から現在までの期間T1と、現在のカウント値nxの値n1と、規定値n10とから、以下の式(1)に基づき第1のガルバノミラー23aの駆動系の寿命予測時期t12を算出する。なお、規定値n10は、ガルバノ駆動装置25における第1のガルバノミラー23aの駆動系の寿命を示す使用回数(より詳細には、反転動作回数)である。
・・・(1)
つまり、このままのペースでレーザマーキング装置1の使用を継続していった場合、第1のガルバノミラー23aの駆動系が寿命に至る時期(寿命回数に達する時期)を推定する。
(1)レーザマーキング装置1は、a1軸及びa2軸を中心として回動可能な第1及び第2のガルバノミラー23a,23bを回動させて、レーザ光源20から出力されたレーザ光Lを走査しつつ加工対象物Wに照射して加工する。計数手段及び記憶手段としての制御装置26は、第1及び第2のガルバノミラー23a,23bの累計の使用回数(本実施形態では反転動作)を計数して、累計の使用回数を記憶する。表示手段としての表示器7aでは、記憶した累計の使用回数に基づいてガルバノ駆動装置25の寿命に関する情報を表示する。その結果、ガルバノ駆動装置25の寿命を容易に認識することができる。
<第2の実施形態>
続いて、本発明にかかるレーザ加工装置をレーザマーキング装置に具体化した第2の実施形態を図面に従って説明する。本実施形態では、ガルバノミラーの累計の動作時間、及び同動作時間に基づいて求められるガルバノ駆動装置25の寿命予測時期を表示器7aにそれぞれ表示するようにしている。以下、第1の実施形態との相違点を中心に説明する。
・・・(2)
なお、第2のガルバノミラー23bの駆動系が寿命に至る予測時期についても同様に算出する。
(5)制御装置26では、タイマ26b,26cを用いて第1及び第2のガルバノミラー23a,23bの累計の動作時間をそれぞれ計数するとともに、計数された累計の動作時間を不揮発性メモリ26aに記憶することとした。そして、第1及び第2のガルバノミラー23a,23bの累計の動作時間に基づいてガルバノ駆動装置25の寿命に関する情報を表示器7aに表示することとした。これにより、ガルバノ駆動装置25の寿命を容易に認識することができる。
上記各実施形態は前記に限定されるものではなく、例えば、次のように具体化してもよい。
・上記第1の実施形態では、表示の切替手段(切替スイッチ)を設けた上で、切替手段(切替スイッチ)を操作することにより、ガルバノミラー反転動作累計回数表示部40に表示される情報を、累計の使用回数、規定値(寿命回数)、及び規定値に達するまでの残り回数のいずれかに選択的に切り替えることができるようにしてもよい。また、上記第2の実施形態でも、これに準じた構成を採用することができる。
Claims (11)
- 軸を中心として回動可能なガルバノミラーを回動させて、光源から出力されたレーザ光を走査しつつ加工対象物に照射して加工するレーザ加工装置であって、
前記ガルバノミラーの反転動作の累計回数を計数する計数手段と、
前記計数手段による前記累計回数を記憶する記憶手段と、
前記記憶手段に記憶した前記累計回数に基づいて前記ガルバノミラーの寿命に関する情報を表示する表示手段と、
を備えたことを特徴とするレーザ加工装置。 - 第1の軸に中心として回動可能な第1のガルバノミラーおよび前記第1の軸に直交する第2の軸を中心として回動可能な第2のガルバノミラーを有し、
前記計数手段は、前記第1のガルバノミラーの反転動作の累計回数および前記第2のガルバノミラーの反転動作の累計回数を計数し、前記表示手段は、前記第1のガルバノミラーの反転動作の累計回数および第2のガルバノミラーの反転動作の累計回数のうちの大きい方の累計回数を表示することを特徴とする請求項1に記載のレーザ加工装置。 - 前記表示手段は、前記第1のガルバノミラーおよび第2のガルバノミラーのうちの前記レーザ光の下流側に配置したガルバノミラーの反転動作の累計回数を表示することを特徴とする請求項2に記載のレーザ加工装置。
- 前記計数手段による前記ガルバノミラーの反転動作の累計回数とその回数に至るに要した期間から前記累計回数が規定値に達する時期を予測して前記表示手段に表示する予測手段を更に備えたことを特徴とする請求項1〜3のいずれか1項に記載のレーザ加工装置。
- 前記予測手段は、使用を開始してから規定の期間が経過したときに、その時点における前記計数手段による前記ガルバノミラーの反転動作の累計回数と前記規定の期間から前記累計回数が規定値に達する時期を予測し、前記表示手段に表示することを特徴とする請求項4に記載のレーザ加工装置。
- 前記予測手段は、操作スイッチが操作されると、その時点における前記計数手段による前記ガルバノミラーの反転動作の累計回数とその回数に至るに要した期間から前記累計回数が規定値に達する時期を予測し、前記表示手段に表示することを特徴とする請求項4に記載のレーザ加工装置。
- 前記計数手段による前記ガルバノミラーの反転動作の累計回数から当該累計回数が規定値に達するまでの残りの前記ガルバノミラーの反転動作の回数を算出して前記表示手段に表示する残り回数算出手段を更に備えたことを特徴とする請求項1〜3のいずれか1項に記載のレーザ加工装置。
- 前記予測手段による前記規定値に達する時期になったら警告する警告手段を更に備えたことを特徴とする請求項4に記載のレーザ加工装置。
- 前記計数手段による前記ガルバノミラーの反転動作の累計回数が規定値に達したか否か判定して判定結果を前記表示手段に表示する判定手段を更に備えたことを特徴とする請求項1〜3のいずれか1項に記載のレーザ加工装置。
- 前記判定手段による判定結果に基づいて警報する警報手段を更に備えたことを特徴とする請求項9に記載のレーザ加工装置。
- 前記判定手段は、前記計数手段による前記ガルバノミラーの反転動作の累計回数が規定値に達する前の予め定めた値に達したか否か判定し、当該判定結果に基づいて警報するようにしたことを特徴とする請求項9に記載のレーザ加工装置。
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