JPH05389A - レーザ加工機の管理システム - Google Patents

レーザ加工機の管理システム

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Publication number
JPH05389A
JPH05389A JP3153279A JP15327991A JPH05389A JP H05389 A JPH05389 A JP H05389A JP 3153279 A JP3153279 A JP 3153279A JP 15327991 A JP15327991 A JP 15327991A JP H05389 A JPH05389 A JP H05389A
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JP
Japan
Prior art keywords
laser processing
processing machine
laser
maintenance
data
Prior art date
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Pending
Application number
JP3153279A
Other languages
English (en)
Inventor
Akio Kondo
章夫 近藤
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Amada Co Ltd
Original Assignee
Amada Co Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Amada Co Ltd filed Critical Amada Co Ltd
Priority to JP3153279A priority Critical patent/JPH05389A/ja
Publication of JPH05389A publication Critical patent/JPH05389A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 レーザ加工機の各保守点検項目につき時期到
来を自動的に報知すると共に所望のときに稼働状況を報
知できる管理システムを操作する。 【構成】 レーザ加工機の作動データを蓄積するデータ
蓄積部3と、各保守点検項目及び稼働状況についての報
知条件を設定する報知条件設定部5と、この設定部5に
設定された報知条件に基いて前記データを加工し所定の
報知情報を生成する比較・演算部4を設けた。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、レーザ加工機の各保守
点検項目につき時期到来を自動的に検出できると共に、
各稼働状況管理項目につき任意の時期にその結果を報知
することができるレーザ加工機の管理システムに関す
る。
【0002】
【従来の技術】現在、レーザ加工機では、各保守点検項
目の時期の管理や各稼働状況の管理は、ユーザまかせと
なっている。
【0003】従ってレーザ加工機を使用する各ユーザ
は、ミラーやレンズなど光学部品のクリーニング時期や
寿命等を自己で管理しなければならない。この管理は、
一般には、作業者の勘に頼っている。
【0004】また、レーザ加工機では、レーザ加工機の
稼働状況を理解するために、手計算によって実切断率や
実加工率等が求められている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記の
如く従来のレーザ加工機では、各管理項目についての管
理がユーザまかせとなっているため、各部材について保
守点検時期が曖昧となり、部品の交換修理の時期を誤
り、各部品に不良を生じたり、機械を破損させてしまう
等の問題点があった。保守点検時期が遅れると部品消耗
を早める結果となる。また、各部品交換、修理の時期が
バラバラとなり、作業効率が悪いという問題点もある。
【0006】さらに、従来のレーザ加工機では、その稼
働状況を手計算により求めていたので、まず手計算の元
となるデータを取るのが大変で、所望のときに所望の計
算をできないという問題点があった。
【0007】そこで、本発明は、レーザ加工機の各保守
点検項目につき時期到来を自動的に検出できると共に、
各稼働状況管理項目につき任意の時期にその結果を報知
することができるレーザ加工機の管理システムを提供す
ることを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
本発明は、特許請求の範囲に記載の通りのレーザ加工機
の管理システムを構成した。
【0009】
【作用】本発明のレーザ加工機の管理システムでは、上
記構成のデータ蓄積部と、報知条件設定部と、比較・演
算部とを備えるので、報知条件設定部に保守点検時期の
報知条件と稼働状況演算条件を予め設定しておくことに
より、保守点検時期の到来を例えば項目別に報知するこ
とができ、稼働状況報知指令を与えることにより任意の
ときに任意の稼働状況を報知させることができる。
【0010】保守点検時期の到来については、各項目毎
に順次出力するもののほか、定期的にリスト表示させる
等の方式がある。
【0011】
【実施例】以下、添付図面を参照して本発明の実施例を
説明する。図1は本発明の一実施例に係るレーザ加工機
の管理システムの構成例を示すブロック図、図2はその
作用を示すフローチャートである。
【0012】図1において、本例のレーザ加工機の管理
システムは、レーザ加工機1を制御する制御装置(NC
装置)2と一体的に構成される。
【0013】一般にNC装置2は、レーザ加工機1の各
種アクチュエータ及びセンサ類と接続され、入力された
NCプログラムに基いて、レーザ発振器や加工機本体の
サーボモータ等を駆動するようになっている。従って、
例えばレーザ加工機がレーザ切断機である場合、レーザ
発振器が作動されてレーザ加工ヘッドからレーザビーム
が出力され、前記レーザ加工ヘッドに対し相対的に平面
移動されるワークが前記レーザビームの焦点位置で切断
される。
【0014】前記NC装置2にはデータ蓄積部3が接続
されている。このデータ蓄積部3は前記レーザ加工機1
を数値制御するNC装置2の電源オン時間と、前記レー
ザ発振器の作動状況と、前記レーザ加工ヘッドと前記ワ
ークの前記相対的移動の時間とを含めて前記レーザ加工
機の作動状況のデータを蓄積するものである。具体的に
は、次記項目について時計時間T上で作動状態の基本デ
ータを記録する。
【0015】 TN :NC電源ON時間 TL :レーザ発振器電源ON時間 TH :レーザ発振器放電時間 TT :テーブル駆動時間 TS :レーザ発振器シャッタ開時間 S :シャッタ開閉回数 N :NC電源ON日 …(1) 前記データ蓄積部3には比較・演算部4が接続され、こ
の比較・蓄積部4は、報知条件設定部5とCRT等で構
成される報知部6とが接続されている。この報知部6と
報知条件設定部5にはキーボード等で構成される操作部
7が接続されている。
【0016】報知条件設定部5は、前記データ蓄積部3
に蓄積される基本データに関連して、前記データ加工機
1の各構成部材についての保守点検項目や前記レーザ加
工機1の稼働状況管理項目につき、各項目毎の報知条件
を記憶するものである。
【0017】具体的には、次記保守点検項目につき、前
記基本データと比較すべき比較基準値を記憶する。
【0018】 TH 1 :発振器内部ミラーのクリーニングと交換 TS 1:発振器外部ミラーのクリーニングと交換 TS 2:コリメータレンズのクリーニングと交換 TT 1:Opticsの外部アライメント TS 3:集光レンズのクリーニングと交換 TT 2:ノズルのアライメント(芯出し) TT 3:ガイド機構のグリースアップ TT 4:駆動機構のグリースアップ TL 1:チラーの水入替 TL 2:レーザ発振器配管系のクリーニング TL 3:レーザ発振器真空ポンプのOil filter交換 TL 4:レーザ発振器真空ポンプのOil 交換 TL 5:レーザ発振器真空ポンプのエグゾーストフィルタ S1 :シャッター駆動・ガイド系の点検 TL 6:レーザガス交換 TS 4:アシストガス交換 …(2) また、前記レーザ加工機1の稼働状況管理項目につき、
次記演算条件が設定される。
【0019】 実切断率:TS /TT 実加工率:TS /N 実稼働率:TN /N ガス残り状況:ΣTL /TL 6 またはΣTS /TS 5 …(3) TS 6、TS 5は一本のガスボンベに対しレーザ発振器
電源のオン可能時間、またはシャッタ開可能時間を示
す。
【0020】前記比較演算部4は、前述の基本データ
(1) を条件(2) ,(3) を参照し、条件(2) に対し各項目
についての保守点検次期の到来を点検し、次期到来した
項目を報知部6へ出力すると共に、条件(3) に従って、
操作部7より指示があったとき、各稼働状態についてそ
の演算結果を出力するものである。保守点検次期の到来
は、基本データ(1)の累計が、条件値を超えることで検
出できる。
【0021】図2において、ステップ201で個々に毎
回の基本データを採取し、ステップ203〜204で光
学部、駆動部、その他点検実項目について保守点検整備
用の積算、比較処理を行い、ステップ205で取り決め
を行った時間に近づくと、報知部(NC画面)6上に個
々にアラームをつける。各項目についての比較の基準と
なる時間TC には幅を持たせ、積算時間Tが下限値に入
ってその場でアラームせず、上限値を超えたらその場で
アラームすることとして、その間で作業者からアラーム
報知指令があったときのみリスト表示することなどもで
きる。ステップ206では保守点検を実施したものにつ
いてはアラーム解除し新たに基準値を設定する。
【0022】一方、ステップ207では、作業者の結果
表示指令に基いて、式(3) で示す実切断率、実加工率、
実稼働率、ガス残り状況等を表示する。
【0023】以上により、本例によれば、従来、作業者
の勘に頼っていた保守点検整備の時期が、NC装置2を
介して操作される各部材の作動データから直接または間
接に検出されることにより、必ずしも熟練者を必要とせ
ず、各部材の保守点検整備の時期を適切として消耗品の
寿命を最大限に伸ばすことができる。
【0024】また、各部品に突然の異常が生ずる恐れが
なくなるので機械を安定して運転でき、効率的な加工を
行うことができる。
【0025】さらに、機械稼働状況は、操作部7からの
指示によって、何時でも正確な結果を出力することがで
きるので、機械、ラインの生産管理が容易、確実とな
る。
【0026】また、データ蓄積部3には種々の作動デー
タが蓄積されるので、これをデータベースとして各種生
産管理等に応用可能である。
【0027】本発明は、上記実施例に限定されるもので
はなく、適宜設計的変更を行うことにより、適宜態様で
実施し得るものである。
【0028】
【発明の効果】以上の通り、本発明は特許請求の範囲に
記載の通りのレーザ加工機の管理システムであるので、
報知条件設定部に保守点検時期の報知条件と稼働状況演
算条件を予め設定しておくことにより、保守点検時期の
到来を項目別に報知することができ、稼働状況報知指令
を与えることにより任意のときに任意の稼働状況を報知
させることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例に係るレーザ加工機の管理シ
ステムのブロック図。
【図2】上記管理ステムの作用を示すフローチャート。
【符号の説明】
3 データ蓄積部 4 比較・演算部 5 報知条件設定部

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 【請求項1】 レーザ発振器を備え、該発振器で発信さ
    れたレーザビームをレーザ加工ヘッドに案内し、前記レ
    ーザ加工ヘッドとワークとの相対的移動により前記ワー
    クにレーザ加工を行うレーザ加工機の管理システムにお
    いて、前記レーザ加工機を数値制御するNC装置の電源
    オン時間と、前記レーザ発振器の作動状況と、前記レー
    ザ加工ヘッドと前記ワークの前記相対的移動の時間とを
    含めて前記レーザ加工機の作動状況のデータを蓄積する
    データ蓄積部と、前記データに関連して、前記レーザ加
    工機の各構成部材についての保守点検項目や前記レーザ
    加工機の稼働状況管理項目につき、各項目毎の報知条件
    を記憶する報知条件設定部と、前記データ蓄積部に蓄積
    されるデータと前記報知条件設定部に設定された各項目
    毎の報知条件とを照合ないし加工し、各保守点検項目に
    つき保守点検時期の到来を報知すると共に、前記稼働状
    況管理項目につき演算結果を報知する比較・演算部と、
    を備えたことを特徴とするレーザ加工機の管理システ
    ム。
JP3153279A 1991-06-25 1991-06-25 レーザ加工機の管理システム Pending JPH05389A (ja)

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Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2012076105A (ja) * 2010-09-30 2012-04-19 Panasonic Electric Works Sunx Co Ltd レーザ加工装置
JP2012091224A (ja) * 2010-09-30 2012-05-17 Panasonic Electric Works Sunx Co Ltd レーザ加工装置
JP2013052394A (ja) * 2011-08-31 2013-03-21 Panasonic Industrial Devices Sunx Co Ltd レーザ加工装置
JP2015106024A (ja) * 2013-11-29 2015-06-08 株式会社リコー 寿命推定装置、レーザー光照射システム、寿命推定方法
US10562145B2 (en) 2015-05-29 2020-02-18 Makino Milling Machine Co., Ltd. Method and device for managing replacement time for consumable part of machine tool

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