JP5783382B2 - 多機能用のフェンス、及び多機能用のフェンスの立設方法 - Google Patents

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Description

本発明は、防塵、防砂、目隠し、緑化等に用いる多機能用のフェンス及び多機能用のフェンスの立設方法に関する。
従来、家の外周に目隠し用や、緑化用として使用するフェンスは、塀に外周に沿って立設したフェンスに沿ってつる科の植物を絡ませたフェンスがある。
上記フェンスは、家の外周に所定間隔をおいて埋設した基礎ブロックと、該基礎ブロックに立設した支柱と、該支柱間に取付具を介してさし渡された格子目状の金網と、該金網の下端には横方向にわたって溝状又は環状の保持部とから構成されている。
上記保持部には、つる科の植物として、キンポウゲ科(カザグルマ、センニチソウ、ボタンズル等)、ブドウ科(ツタ、ウドカズラ、ヤブガラシ等)、ウルシ科(ツタウルシ)、バラ科(ナワシロイチゴ、ナニワイバラ等)、マメ科(ノアズキ、ツルマメ、クズ等)、ウリ科(カラスウリ、キカラスウリ等)、アケビ科(アケビ、ミツバアケビ等)等を用いる。
上記金網につる科の植物を絡ませることで目隠し、又は緑化用として使用する。
発明が解決しようとする課題
上記従来のフェンスは、金網全体につる科の植物が絡みつき、金網の格子目の隙間がなく目隠し、又は緑化用としては適するものの、強風の場合にフェンス全面で風を受け止め破損、又は倒壊の危険がある。
また、金網部分が劣化した場合には、その取替えを行うが金網が金属性であるために、錆び等によりその取り外し作業が煩雑である。
そこで、本発明は、フェンスの耐久性が高く、設置が容易で、且つ風に対応することのできる多機能用のフェンス、及び多機能用のフェンスの立設方法を提供することを課題とする。
課題を解決するための手段
本発明は、上記課題を解決するための多機能用のフェンスは、請求項1に記載のように、目隠し用、緑化用等に使用すべく、所望の間隔で埋設された基礎ブロックに立設した支柱と、該隣り合う支柱間に取り付けられた格子状の網体と、該網体に絡ませるつる科の植物から構成された多機能用のフェンスにおいて、前記網体吊り張りされる繊維状のネットで構成され、前記隣り合う支柱間の上下方向にそれぞれ固定された固定枠に取り付けられるとともに、前記隣り合う支柱間にX状に補強体を取り付け、且つ前記隣り合う支柱の下方間で地面に並行な位置には、つる科の植物のつるを所望の位置でつる返しする返し板が高さ調整可能に設けられていることを特徴とする。
また、上記課題を解決するための多機能用のフェンスの立設方法は、目隠し用、緑化用等に使用する設置空間に沿って複数の基礎ブロックを所望の間隔で埋設し、該基礎ブロックに所望の長さの支柱を取り付け、隣り合う支柱間に格子状の網体を取り付けた後、つる科の植物を格子状体に絡めることで立設する多機能用のフェンスの立設方法において、前記網体として繊維状のネットを隣り合う支柱間の上下方向にそれぞれ固定された固定枠に取り外し可能に吊り張りするとともに、前記隣り合う支柱間にX状に補強体を取り付けた後、隣り合う支柱の下方側で地面に並行につる科の植物のつるをつる返しする返板を高さ調整可能に取り付けることを特徴とする。
発明の作用及び効果
本発明の多機能用のフェンス、及び多機能用のフェンスの立設方法の作用効果を説明する。
先ず、請求項1に記載の多機能用のフェンスは、設置空間部の外周に沿って所望の間隔で複数の基礎ブロックを埋設し、該基礎ブロックに穿孔した孔にそれぞれ支柱を立設し、該隣り合う支柱間に格子状の網体を取り付けた後、該網体につる科の植物を絡ませることで多機能用のフェンスを構成する。
この際、前記網体を繊維状のネットで構成し、該ネットを隣り合う支柱間の上下方向にそれぞれ固定された固定枠に吊り張りすることで取り付けるために、支柱への取り付け及び取り外しが可能であり、風の影響を受ける場合は、ネット部分を取り外しフェンスの倒壊、破損を防ぐことができる。
次に、隣り合う支柱の下方間で地面と並行な位置に、返し板を高さ調整可能に取り付ける。
これにより、つる科の植物のつる部分を返し板で上方への成長を阻止し、常に返し板部分までの緑化用として、また、目隠し用等として適切に使用することができる。
このように、本発明の多機能用のフェンスは、設置が容易で風に対応することができる効果がある。
次に、請求項2に記載の多機能用のフェンスの立設方法は、設置空間の外周に沿って複数の基礎ブロックを所望の間隔で地面に埋設する。
そして、前記基礎ブロックに穿孔した孔に支柱を挿入し、コンクリートで固定することで支柱を立設する。
その後、前記隣り合う支柱間の上下方向にそれぞれ固定された固定枠に格子状の網体を取り付ける。この際、網体は繊維状のネットを用いることで、支柱に取り外し可能に吊り張りすることができ、風の強い日に容易にネットを取り外すことができる。
そして、前記隣り合う支柱の下方間で地面に並行に位置した返し板を高さ調整可能に設けることで地面に植えたつる科の植物のつるを返し板部分でつる返しすることができ、目隠し用、緑化用等の目的に応じて、所望の高さの位置までつる科の植物を絡ませることができる。
また、返し板より上部側のみネットを取り外すことで、さらに容易にネットを取り外すことができる。
このように、多機能用のフェンスの立設が容易であり、スムーズな作業を行うことができる。
本発明の多機能用のフェンス、及び多機能用のフェンスの立設方法の一実施例について説明する。
図1は、本発明の多機能用のフェンスの一実施例を示す概略正面図であり、図2は図1の多機能用のフェンスの概略側面図であり、図3は多機能用のフェンスの立設方法を示すフローチャートを示す。
本発明の多機能用のフェンス1は、地中に埋設し、上方側の面に孔3の穿孔された矩形状の基礎ブロック2と、該基礎ブロック2の孔3に下端側を挿入しコンクリートで固定する支柱4と、隣り合う支柱4間に取り付けられた格子状の網体5と、該網体5に絡ませるつる科の植物10と、隣り合う支柱4間の下方側で地面に並行に返し板6を取り付ける。
前記隣り合う支柱4間の上下方向には、それぞれ固定枠7(7A,7B)を金具等で固定するとともに支柱4間にX状に補給体8を取り付ける。
前記網体5は固定枠7(7A,7B)に取り付けられた連結具(図示せず)を介して隣り合う支柱4間に吊り張りする。
前記網体5を繊維状のネットで構成し連結具を介して支柱4間に取り付ける。このため、網体5は連結具を開放するだけで、容易に支柱4より取り外しすることができる。
また、網体5をネットで構成することで該ネットにつる科のつるが絡み易い。
前記返り板6は、側面が略への字状に形成され、つる部分の上方への延びを遮断することができる。このため、返り板6を設置する高さを決定することで、間隠し用、緑化用等の目的に応じて設置することができる。尚、返り板6の形状は略への字の形状に限定されるものでなく、半円弧状でもよい。要は、先端側が下方へ傾斜した形状であれば特に問うものでない。
また、返り板6より上部側の格子状体5のネット部分のみ取り外すことで更に容易に網体5の部分取り外しにより、早く風の影響を軽減することができる。
本発明の多機能用のフェンス1は上記のように構成され、次に該フェンス1を設置空間部の外周に沿って緑地用として設ける場合について説明する。
先ず、設置空間の外周に沿って所望の間隔で地面を掘り起こして基礎ブロック2を埋設し、該基礎ブロック2の孔3に支柱4の下端側を挿入した後、コンクリートで孔3に固定する。
その後、前記支柱4の上下両端側固定枠7(7A,7B)を取り付けるとともに隣り合う支柱4と上下固定枠7(7A,7B)で形成された矩形部分の強度を保つために補強体8をX字状に取り付ける。
そして、隣り合う支柱4間にネットからなる網体5を固定枠7(7A,7B)に取り付けた連結具(図示せず)を介して吊り張りする。
この際、網体5がネットで構成されているために、網体5の吊り張りが金属網より容易であり、また、網体5の取り外しも容易である。
次に、目的に応じて返し板6の高さを調整し地面に並行に支柱4間に金具を介して取り付ける。即ち、目隠し用とする場合は支柱4の高い位置に、緑化用とする場合は、比較的支柱4の下方側に調整する。
その後、つる科の植物を地面に沿って植え、網体5に絡みながら成長するが、返し板6部分でその成長が阻止される。
これにより、フェンス1の目的に応じたフェンス1を立設することができる。
また、地形的に風の影響を受け易い場合は、返し板6を支柱4間の下方側に調整することで、つる科の植物が密生した状態でも網体5の上部側にはつる科の植物が絡まっていないために、風の影響を受けにくい。
さらに、台風等の強風の場合は、網体5の上部部分のネットを上部固定枠7Aより取り外し、さらに風の影響を削減することができる。
このように、本発明の多機能用のフェンス1は使用目的に応じてつる科の植物の網体5への絡む高さを自在に調整することができる。
また、網体5がネットであるために、自在に支柱4より取り外し風の影響を削減することができ、フェンス1の倒壊、又は破損を防ぐことができる。
本発明の多機能用のフェンスの一実施例を示す概略説明正面図 図1の多機能用のフェンスの概略説明側面図 本発明の多機能用のフェンスの立設方法を示すフローチャート
1−フェンス、2−基礎ブロック、4−支柱、5−網体、6−返し板

Claims (2)

  1. 目隠し用、緑化用等に使用すべく、所望の間隔で埋設された基礎ブロックに立設した支柱と、隣り合う支柱間に取り付けられた格子状の網体と、該網体に絡ませるつる科の植物から構成された多機能用のフェンスにおいて、前記網体吊り張りされる繊維状のネットで構成され、前記隣り合う支柱間の上下方向にそれぞれ固定された固定枠に取り付けるとともに、前記隣り合う支柱間にX状に補強体を取り付け、且つ前記隣り合う支柱間の下方間で地面に並行な位置には、つる科の植物のつるを所望の位置でつる返しする返し板が高さ調整可能に設けられていることを特徴とする多機能用のフェンス。
  2. 目隠し用、緑化用等に使用する設置空間に沿って複数の基礎ブロックを所望の間隔で埋設し、該基礎ブロックに所望の長さの支柱を取り付け、該隣り合う支柱間に格子状の網体を取り付けた後、つる科の植物を網体に絡めることで立設する多機能用のフェンスの立設方法において、前記網体として繊維状のネットを隣り合う支柱間の上下方向にそれぞれ固定された固定枠に取り外し可能に吊り張りするとともに、前記隣り合う支柱間にX状に補強体を取り付けた後、隣り合う支柱の下方側に並行につる科の植物のつるをつる返しする返板を高さ調整可能に取り付けることを特徴とする多機能用のフェンスの立設方法。
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