JP3214169U - 折り畳み傘式 防鳥網 - Google Patents

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Abstract

【課題】菜園、果樹の防鳥網を折り畳み傘式の支持装置で、支柱(柄)一本にて形状及び高さの設定が可能な装置を提供する。【解決手段】菜園・果樹の鳥害防止を目的とするものであって、折り畳み傘の押し開き部分の傘骨1に継ぎ足しの傘骨8をさしこむことにより菜園、果樹の形状・高さに合わせて防鳥網を設置するものである。【選択図】図3

Description

本考案は、菜園の地形、果樹の形状と高さに合わせた防鳥網を支柱(柄)一本にて設置する装置である。
菜園の鳥害の防止には、各地形の四隅に支柱を立てて、その支柱に梁を渡した上に防鳥網をかけて覆うことで対応している。この為に、防鳥網内での作業性を損なわない高さで必要な広さを確保するには、多大の手間と費用が必要である。
果樹の鳥害防止には、樹高が高く、傾斜地や不整形ほ場においては設置作業が困難である。
また、自然災害に耐えうる強度を保つためには資材が必要となり設置工事も多額の費用がかかる。
特開2015−211715 特開2010−22349(P2010−22349A) 特開2009−142254(P2009−142254A) 特開2005−116(P2005−116A) 実用新案登録第3208826号(U3208826)
特許文献1については、傘そのものの機能と人の頭に取り付け可能とのことであり本考案の防鳥網の主旨とは全く異なる。
特許文献2については、防鳥網の形状のみであり設置支持装置を含むものではない。
特許文献3については、4本の傘骨だけの防鳥網支持の為囲う範囲は直径を対角線とする四角型の地形の範囲となる。また、高さも伸縮不可の為本考案のフレキシブルな設置支持装置とは異なる。
特許文献4については、防鳥網を単に下から持ち上げるのみであり前後左右に網が垂れ下がり防鳥網内での作業に支障をきたす。
特許文献5については、特許文献3と同様に、防鳥網は丸型及び四角型のみであり長四角型は対応できない。高さ広さに合わせた支持装置が必要であり、特に果樹の垂れ下がり部分の防鳥網を取り付ける際は別の防鳥網が必要となりそれを取り付ける作業は困難である。
この考案は、前記従来の防鳥網、支柱(傘式)特許文献に記載されたような支持装置での設置方法ではなく地形および防鳥網内での作業性を確保できる高さを簡便に設定し、支柱(柄)一本にて設置するものである。
この考案は、中心となる押し開き傘骨に菜園の地形に合わせるために計算された寸法の継ぎ足し骨を差し込んで地形に合わせる。
次に、傘頭部に防鳥網をセットし押し開き部を上に押し上げて傘の骨を広げる。その後、網を地形に合わせた傘骨と継ぎ足し傘骨にそって広げ、継ぎ足し傘骨の先端をクリップ部に引っ掛けて菜園全体を覆うことにより支柱一本で設置できるので多大な手間がかからない。
果樹においては、木の円周と直径及び高さを確認した後前述のように継ぎ足し傘骨を差し込み直径の広さを確保するとともに、高さは支柱の伸縮(釣竿方式)により設定できる。防鳥網のセットの方法は前述と同じである。
この考案は、支柱(柄)一本にて地形、樹形に合った防鳥網が設置可能であるので多大な手間及び費用の削減ができる。
また、農作物収穫後は速やかに取り外すとこも可能であり再利用できる。
菜園での防鳥網設置例 果樹を囲う防鳥網設置例 この考案の、折り畳み傘式の押し開き部分、支柱伸縮部分、継ぎ足し傘骨部分を示した全体構造図である。 押し開き傘骨と継ぎ足し傘骨の差し込みと、その先端の網固定(クリップ)の部分図である。 丸型の形状である。 四角型の形状である。 長四角型の形状である。 押し上げ上下移動輪架と上部固定輪架と防鳥網取付キャップである。 長四角型の形状に対応するための、図8の上下輪架の寸法図である。 丸型に合わせた防鳥網の形状である。 四角型に合わせた防鳥網の形状である。 長四角型に合わせた防鳥網の形状である。
菜園の形状、果樹の円周、直径、高さを実測した上で、以下実施例に沿ってこの考案の実施形態を説明する。
図1・図2は、菜園と果樹に防鳥網を設置した例である。
図3については、通常の折り畳み傘の構造であり、1、2は3を押し上ることにより開くとともに3を固定することにより開いた状態を保つ。
その際、1の傘骨の先端は継ぎ足し傘骨の差し込み穴を持っている。
5、6、7は、高さを確保するための伸縮支柱(釣竿式)である。なお、この支柱の材質は屋外使用のため耐蝕性のあるカーボンロッド、グラスファイバーロッド等での対応とする。
9は防鳥網の中心を固定、セットするための取り付けキャップでネジ込みキャップである。
図3は一例として8本傘骨としているが、押し開き部の傘骨数は使用目的に対応した傘骨数を採択できる為特段に制限されない。
菜園の形状、果樹の円周・直径の実測により、図5の丸型(8−a)、図6の四角型(8−b、8−c)、図7の長四角型(8−d、8−e、8−f)の継ぎ足し傘骨長さの寸法を決め図4の1の差し込み穴に差し込む。
図4は差し込み傘骨であるが、形状は丸棒、パイプ、角材が利用できるが材質は屋外使用のため、耐蝕性のある金属、プラスチック等でも可能である。
また、先端は下向きに網ををクリップするための曲げ加工をしたものである。
図5、図6、図7の10−a、10−b、10−c、10−dはテグスである。
傘骨間をつなぐもので地形に合わせた傘骨をセットする際、傘骨1と8の先端に取り付ける。
防鳥網をセットする際に必要である。
図8は傘骨を押し上げる上下移動輪架3と上部固定輪架4と防鳥網の取付けキャップ9である。
地形の対称形状及び非対称形状に傘骨を対応させる為の8本の傘骨の直角方向、45°方向を示したものである。
図9は長四角型の形状及び非対称型の形状での45°方向の傘骨・梃子骨及び上下輪架の寸法図を示したものである。
この輪架にて1の傘骨と8の継ぎ足し傘骨との組み合わせにより種々の地形に合わせた型にできる。
図10、図11、図12は丸型、四角型、長四角型で設置高さの垂れ下がりを持った防鳥網である。
この網の中心の丸穴を図1の9にセットしネジ込みキャップにて固定する。その際、この防鳥網を長手方向に左右で巻き上げ棒状にした状態で取り付ける。
棒状にする場合の結束はすぐに解ける結び方にする。
また、四隅の開口部は防鳥網内への出入り口となる。
棒状の防鳥網を押し開き部を閉じた状態でセットしたら、押し開き部を押し上げて傘骨を広げる。このとき段落0016のテグスが防鳥網を持ち上げる。
その後、棒状にしている防鳥網の縛りを解き広げる。
広げて網が型通りの形になり高さも設定通りとなったら、継ぎ足し傘骨の先端(8−g)に網を引っ掛け固定する。
網の材質は特に制限されないが、強度や軽量化の面で好ましいのはナイロン・テトロン等の化学繊維で傘骨への荷重の負荷を少なくするとともに、設置後支柱を中心に四隅に杭を打ち、杭に網を縛れば網そのものの強度にて風雨にも耐えうる。
防鳥網の鳥別網目(メッシュ)の目安は、140mm×140mm(烏用)、45mm×45mm(鵯用)、15mm×15mm(雀用)等であるが標準的な網目としては20mm×20mm〜45mm×45mmである。
防鳥網は鳥が警戒することを目的とするもので、白を基調にした着色網を使用するのが最も好ましい。
支柱(柄)は3本の杭にて囲い、結束すれば全方向の風に耐えうる。
1.傘骨
2.押し上げ梃子骨
3.押上げ上下移動輪架
4.上部固定輪架
5.6.7.支柱(柄)
8.継ぎ足し傘骨
9.防鳥網取付キャップ
10.テグス
11.12.13.防鳥網

Claims (3)

  1. 折り畳み傘の上部、押し開き部の構造を活用し、傘の骨の先端部に更に骨を継ぎ足すことにより菜園の地形(丸形、四角形、長四角形)に合わせた、防鳥網を支柱(柄)一本にて設置する装置。
  2. 支柱(柄)一本の高さを伸縮(釣竿方式)により確保し、丸型防鳥網にて全体を覆うことを特徴とする請求項1に記載の装置。
  3. 支柱(柄)一本にて囲い、覆う広さ高さが限定されるが、この装置を連結することにより広範囲に防鳥網を設置できる請求項1乃至請求項2に記載の装置。
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