JP7179643B2 - 蔓豆の栽培方法 - Google Patents

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Description

本発明は、蔓豆の栽培方法に関する。
従来、蔓豆として、例えば、白花豆が知られている。白花豆の栽培方法は、作業者が手作業で白花豆の種子を圃場に撒いた後、種子を撒いた近傍に支柱を手作業で三角錐状に立てた後、白花豆の茎の根元を切断し、枯れた白花豆を集めて自然乾燥をさせる。
JAきたみらい、2019年2月7日検索、インターネット、(URL:https://www.jakitamirai.or.jp/nousantop/beans/)
従来の白花豆の栽培方法では、様々な作業を手作業で行うことが多く、白花豆の播種作業後には、白花豆の蔓(つる)を誘引するための支柱を三角錐状に立てる作業が非常に大変であった。
そこで、本発明は上記問題点に鑑み、簡単に蔓豆を栽培することができる蔓豆の栽培方法を提供することを目的とする。
この技術的課題を解決するための本発明の技術的手段は、以下に示す点を特徴とする。
本発明の一態様の蔓豆の栽培方法は、圃場に播種機を走行させて蔓豆の種子を播種する播種工程と、前記播種工程後に、前記種子を播種した方向に土堀機を走行させて、前記種子の播種位置の側方に、前記土堀機により支柱を挿入する穴を形成する作業を含んだ支柱立て工程と、前記支柱立て工程後に、所定の間隔で立てられている複数の前記支柱間に張られている誘引ネットに沿って草刈機を走行させて、前記誘引ネットで誘引された前記蔓豆のつるの根元を前記草刈機によって切断するつる切り工程と、前記つる切り工程後に、前記誘引ネットに沿ってネット巻き取り機を走行させて、前記ネット巻き取り機により前記誘引ネットに誘引された蔓豆を前記誘引ネットごと収穫する収穫工程と、を備えている。
本発明の別の一態様の蔓豆の栽培方法は、圃場に播種機を直進走行させて、前記播種機により蔓豆の種子を所定の間隔で複数回播種する播種工程と、前記播種工程後に、前記種子の複数の播種位置を結んだ直線状の播種ラインに沿って土堀機を走行させて、前記播種ラインから所定距離離れた目標ラインに沿って、前記土堀機により支柱を挿入するための溝状の穴を形成する支柱立て工程と、前記穴に所定の間隔で複数の前記支柱が挿入されて、前記穴を埋めることにより複数の前記支柱が立てられ、前記支柱間に誘引ネットが設けられた後に行うつる切り工程と、を備え前記つる切り工程では、前記誘引ネットと地面との隙間に草刈装置を差し込んだ状態で、前記誘引ネットに沿って前記草刈装置を備えた草刈機を走行させて、前記誘引ネットで誘引された前記蔓豆のつるの根元を前記草刈装置によって切断し、前記草刈装置の前方に設けられた障害物検出部が前記支柱を検出すると、前記草刈装置が前記誘引ネットと地面とのすき間から退避し、前記障害物検出部が前記支柱を検出しなくなると、前記草刈装置が前記誘引ネットと地面とのすき間に自動的に復帰する。
また、本発明の一態様では、前記蔓豆の栽培方法は、前記支柱立て工程後で且つ前記つる切り工程前に、前記誘引ネットに沿って薬剤散布機を走行させて、防除を行う防除工程
を備えている。
さらに、本発明の一態様では、前記蔓豆の栽培方法は、前記支柱立て工程後で且つ前記つる切り工程前に、前記誘引ネットに沿って肥料散布機を走行させて、肥料の散布を行う施肥工程を備えている。
本発明によれば、簡単に蔓豆を栽培することができる。
トラクタに耕耘機を連結した側面図である。 トラクタに耕耘機を連結した平面図である。 トラクタに播種機を連結した平面図である。 播種装置の側面図である。 播種部の概略の断面図である。 トラクタに土堀機を連結した平面図である。 掘削装置の側面図である。 トラクタに散布機を連結した平面図である。 トラクタに散布機を連結した側面図である。 トラクタに草刈機を連結した平面図である。 草刈装置の概略の断面図である。 トラクタにネット巻き取り機を連結した平面図である。 巻き取り装置の側面図である。 蔓豆の栽培方法の工程を示す図である。 耕耘工程Q1を説明する説明図である。 播種工程Q2を説明する説明図である。 支柱立て工程Q3を説明する説明図である。 施肥工程Q4、防除工程Q5を説明する説明図である。 つる切り工程Q6を説明する説明図である。 収穫工程Q7を説明する説明図である。 支柱の立て方を説明する説明図である。 誘引ネットを張った状態を示す図である。
以下、本発明の実施の形態を図面に基づいて説明する。
蔓豆の栽培方法は、白花豆、紫花豆、虎豆、大福豆等を栽培する方法である。言い換えれば、蔓豆の栽培方法は、生育時の茎が自立せずに、支柱等によって誘引が必要な豆を栽培する方法である。
蔓豆の栽培では、様々な機械(農業機械)を用いて栽培を行う。
まず、蔓豆の栽培で用いる農業機械について説明する。
<トラクタ>
図1A及び図1Bは、農業機械の1つであるトラクタ1に耕耘機20を装着した図を示している。トラクタは、自立走行が行えない非自立走行型の農業機械を牽引する車両である。
トラクタ1は、車体3と、原動機4と、変速装置5とを備えている。車体3は走行装置7を有していて走行可能である。走行装置7は、前輪7F及び後輪7Rを有する装置である。前輪7Fは、タイヤ型であってもクローラ型であってもよい。また、後輪7Rも、タイヤ型であってもクローラ型であってもよい。
原動機4は、ディーゼルエンジン、電動モータ等であって、この実施形態ではディーゼルエンジンで構成されている。変速装置5は、変速によって走行装置7の推進力を切換可能であると共に、走行装置7の前進、後進の切換が可能である。また、変速装置5は、原動機4の動力をPTO軸6に伝達して、PTO軸6を回転させる。
車体3には運転席10が設けられている。また、車体3の後部には、3点リンク機構等で構成された連結部8が設けられている。連結部8には、非自立走行型の農業機械を着脱可能である。非自立走行型の農業機械を連結部8に連結することによって、車体3によって非自立走行型の農業機械を牽引することができる。
連結部8は、車体3の後部に設けられた一対のロアリンク8aと、ロアリンク8aの上部で車体3の後部に設けられたトップリンク8bと、ロアリンク8a及びトップリンク8bが連結された連結枠8cを有している。ロアリンク8aの前端は、車体3の後部に回動自在に設けられている。ロアリンク8aの後端は、連結枠8cに回動自在に設けられている。また、トップリンク8bの前端は、車体3の後部であってロアリンク8aの上部で回動自在に設けられている。トップリンク8bの後端は、連結枠8cに回動自在に設けられている。なお、この実施形態では、連結部8は3点リンク機構で構成しているが、2点リンク機構であってもその他の機構であってもよく限定されない。
<耕耘機>
図1A、図1Bは、耕耘機20を示している。耕耘機20は、トラクタ1によって牽引される牽引型の耕耘機である。耕耘機20は、自立して走行することができる非自立走行型であってもよい。
耕耘機20は、耕耘を行う耕耘爪21と、耕耘爪21を支持するフレーム22とを備えている。フレーム22は、連結部8を介して車体3に連結される。フレーム22は、PTO軸6の回転動力が伝達される動力入力部22aと、動力入力部22aから幅方向に延びるサポートアーム22b、22cと、サポートアーム22bに設けられた伝動ケース22dと、サポートアーム22cに設けられたサイドフレーム22eとを含んでいる。動力入力部22a、サポートアーム22b、伝動ケース22dには、PTO軸6の動力を耕耘爪21に向けて伝達する動力伝達機構が設けられている。サポートアーム22b、22c(サポートアーム22b、22cから前方に突出したブラケット)がロアリンク8aに連結され、動力入力部22aに設けられたマスト22fが連結枠8cに連結される。フレーム22には、耕耘爪21の上方を覆うカバー23が設けられている。
耕耘爪21は、伝動ケース22dとサイドフレーム22eとに亘って設けられた回転軸24に回転自在に支持されている。回転軸24は、動力伝達機構によって動力が伝達されて回転し、図1Aに示すように、耕耘爪21は、矢印A1方向に回転する。回転軸24がA1方向に回転すると、耕耘爪21が土壌を耕起して後方の後部へと放擲することで耕耘を行う。
<播種機>
図2A~図2Cは、農業機械の1つである播種機30を示している。図2A~図2Cに示された播種機30は、トラクタ1によって牽引される牽引型の播種機である。播種機30は、自立して走行することができる非自立走行型であってもよい。
播種機30は、播種を行う播種装置31と、播種装置31を支持するフレーム32とを備えている。フレーム32は、連結部8を介して車体3に連結される。フレーム32は、複数の角材等を組み合わせることにより構成されていて、前枠32aと、後枠32bとを含んでいる。前枠32aには、PTO軸6の回転動力が伝達される動力入力部32cと、マスト32dが設けられている。マスト32dは、トップリンク8bに連結される。後枠32bには、複数の播種装置31が所定の間隔で幅方向に並んでいる。播種装置31は、後枠32bに対して幅方向の位置を変更可能であって、播種装置31の幅方向の間隔を調整することにより、播種を行う条間の設定が可能である。また、複数の播種装置31において、所定の播種装置31を駆動させることも可能であり、任意の播種装置31の駆動を設定することによっても条間を変更可能である。
図2B及び図2Cに示すように、複数の播種装置31は、真空引きによって種子W10を吸着して所定の位置に播種する装置である。即ち、複数の播種装置31は真空播種装置である。播種装置31は、真空引きを行う真空部(図示省略)と、種子W10を入れる容器33と、播種を行う播種部34と、播種深さを設定する深さ設定部38とを含んでいる。
播種部34は、容器33の種子W10が導入されるハウジングケース34aと、ハウジングケース34a内に回転自在に支持された播種板34bとを備えている。ハウジングケース34aの上部には、容器33の種子W10が導入される導入口34a1が形成され、ハウジングケース34aの下部には、種子W10が排出される播種口(排出口)34a2が形成される。播種板34bには、円板であって周方向に所定の間隔で吸着孔35が形成されている。播種板34bには、隣接した少なくとも2つの吸着孔35が形成されており、隣接した吸着孔35である組孔36が90度(deg)の間隔で配置されている。組孔36は、少なくとも2つの種子W10を真空によって吸着することができる。播種板34bは、播種機30が所定の距離進む毎に、周方向に回転する。播種口(排出口)34a2の近傍には、真空引きが途切れる(吸込みが行われない)部分37が形成されている。したがって、播種板34bは、吸着孔35によって種子W10を吸着しながら回転をして、吸着孔35が部分37に達したときに、吸着が解除されて、播種口(排出口)34a2から少なくとも2つの種子W10を播種することができる。
深さ設定部38は、播種部34の前方に設けられ且つ土を削る土削部38aと、播種部34の後方に設けられ且つ土削部38aとの相対位置を変更可能な車輪38bとを含んでいる。車輪38bは、容器33、播種部34及び土削部38aを支持するメインフレーム39aに対して、垂直方向に移動可能なサブフレーム39bに支持されており、サブフレーム39bをメインフレーム39aに対して移動させることによって、播種の深さを変更することができる。
<土堀機>
図3A、図3Bは、農業機械の1つである土堀機40を示している。図3A、図3Bに
示された土堀機40は、トラクタ1によって牽引される牽引型の土堀機である。土堀機40は、自立して走行することができる非自立走行型であってもよい。
土堀機40は、土を掘り起こす掘削装置41と、掘削装置41を支持するフレーム42とを備えている。フレーム42は、連結部8を介して車体3に連結される。フレーム42は、PTO軸6の回転動力が伝達される動力入力部42aと、メインフレーム42bと、サブフレーム42cとを含んでいる。動力入力部42a、メインフレーム42b及びサブフレーム42cには、PTO軸6の動力を掘削装置41に向けて伝達する動力伝達機構が設けられている。
メインフレーム42bには、動力入力部42aが設けられ、マスト43が設けられている。マスト43は、トップリンク8bに連結される。メインフレーム42bの左部及び右部は、ロアリンク8aに連結される。
サブフレーム42cは、メインフレーム42bの後方に位置していて、複数の掘削装置41を支持している。サブフレーム42cには、複数の掘削装置41が所定の間隔で幅方向に並んでいる。
複数の掘削装置41は、圃場に所定幅の穴(溝)を形成する装置である。掘削装置41は、サブフレーム42cに取付けられたカバー41aと、カバー41aの下方で回転自在に支持された掘削体41bと、伝動ケース41cとを含んでいる。カバー41aは、上部及び幅方向の側部が閉鎖されて下部が開放された断面視逆U字形である。カバー41aの前端はサブフレーム42cに支持されている。伝動ケース41cは、カバー41a等に支持されていて、当該カバー41aの上部側から下部側に延びている。掘削体41bは、円形であって周方向に所定の間隔で掘削する部分(土を削る部分)が形成されている。掘削体41bは、伝動ケース41cの下端に回転自在に支持されている。したがって、PTO軸6の動力は、動力伝達機構を介して伝動ケース41c側に伝達され、伝動ケース41c内のベルト等の機構によって、掘削体41bが回転することにより、掘削、即ち、穴(溝)を形成することができる。
<散布機>
図4A、図4Bは、農業機械の1つである散布機50を示している。図4A、図4Bに示された散布機50は、トラクタ1によって牽引される牽引型の散布機である。散布機50は、自立して走行することができる非自立走行型であってもよい。
散布機50は、散布を行う散布装置51と、散布装置51を支持するフレーム52とを備えている。フレーム52は、連結部8を介して車体3に連結される。フレーム52は、複数の角材等を組み合わせることにより構成されている。フレーム32の前部であって、左側及び左側は、ロアリンク8aに連結される。
散布装置51は、散布物(散布材)を収容する容器51aと、容器51aに連通する散布管51bと、散布管51bによって供給された散布物を外部に散布するノズル51cと、駆動部51dを含んでいる。容器51aは、フレーム52に支持されていて、例えば、肥料、薬剤等を収容する。散布管51bは、容器51aの後方において左側と右側とに設けられている。また、散布管51bは、垂直方向に延びている。ノズル51cは、散布管51bに所定の間隔で取付けられている。駆動部51dは、電動ポンプ、油圧ポンプ等であって、電力又は油圧によって駆動して、容器51aの散布物を散布管51bに流す。
したがって、駆動部51dを駆動することによって、左側に設けられた散布管51bのノズル51cと、右側に設けられた散布管51bのノズル51cとによって、幅方向に同時に散布を行うことができる。また、散布管51bが垂直方向に延びているため、垂直方向の範囲を散布することができる。
<草刈機>
図5A、図5Bは、農業機械の1つである草刈機60を示している。図5A、図5Bに示された草刈機60は、トラクタ1によって牽引される牽引型の草刈機である。草刈機60は、自立して走行することができる非自立走行型であってもよい。
草刈機60は、植物の切断が可能な草刈装置61と、草刈装置61を支持するフレーム62とを備えている。フレーム62は、連結部8を介して車体3に連結される。フレーム62は、第1アーム62aと、第2アーム62bと、第3アーム62cとを有している。第1アーム62aは、連結部8に連結されている。第2アーム62bの基端部は、第1アーム62aに連結されている。第2アーム62bと第1アーム62aとの間には、油圧シリンダ63が設けられ、当該油圧シリンダ63の伸縮によって、第2アーム62bは、第1アーム62aに対して垂直方向に揺動可能である。第2アーム62bの先端部には、第3アーム62cの基端部が連結されている。第3アーム62cと第2アーム62bとの間には、油圧シリンダ64が設けられ、当該油圧シリンダ64の伸縮によって、第3アーム62cは、第2アーム62bに対して幅方向に揺動可能である。
草刈装置61は、カバー61aと、カバー61aに回転自在に支持された回転軸61bと、回転軸61bに装着された草刈体61cと、回転軸61bを駆動する駆動部61dとを含んでいる。また、草刈装置61は、幅方向に突出していて、障害物を検出する障害物検出部61eが設けられている。
カバー61aは、上部及び側部の一部が閉塞され且つ、下部及び側部の他部(一部を除く部分)が開放された形状である。駆動部61dは、電動モータ、油圧モータ等であって、電力又は油圧によって駆動して回転軸61bを回転させる。草刈体61cは、一端が回転軸61bに取付けられ、他端が自由端となったワイヤ型である。
したがって、駆動部61dを駆動すると、回転軸61bの回転によって草刈体61cが回転し、植物に草刈体61cを接触させることにより、植物を切断することができる。なお、障害物検出部61eによって障害物が検出されると、油圧シリンダ64の伸縮によって、草刈装置61(カバー61a、回転軸61b及び草刈体61c、駆動部61d)が車体中央寄りに退避する。障害物検出部61eが障害物を検出しなくなると、草刈装置61は、油圧シリンダ64の伸縮によって元の位置に戻る。
<ネット巻き取り機>
図6A、図6Bは、農業機械の1つであるネット巻き取り機70を示している。図6A、図6Bに示されたネット巻き取り機70は、トラクタ1によって牽引される牽引型のネット巻き取り機である。ネット巻き取り機70は、自立して走行することができる非自立走行型であってもよい。
ネット巻き取り機70は、誘引ネットを巻き取る巻き取り装置71と、巻き取り装置71を支持するフレーム72とを備えている。フレーム72は、メインフレーム72aと、サブフレーム72bとを有敷いている。メインフレーム72aは、複数の角材等を組み合わせることにより構成されている。メインフレーム72aの前部であって、左側及び左側は、ロアリンク8aに連結される。メインフレーム72aは、下方から上方に行くにしたがって後方に移行していて、当該メインフレーム72aの後部に、サブフレーム72bが連結されている。サブフレーム72bは、メインフレーム72aの後部において、左側と右側とのそれぞれから下方に延びていて、下端で巻き取り装置71を支持している。
巻き取り装置71は、巻き取り回転体71aと、駆動部71bとを含んでいる。巻き取り回転体71aは、幅方向の一方側に配置された第1円形体71a1と、幅方向の他方側に配置された第2円形体71a2と、第1円形体71a1と第2円形体71a2とを連結する回転軸71a3と、回転軸71a3に沿って設けられて且つ誘引ネットを引っかける引っかけ部71a4を含んでいる。回転軸71a3は、サブフレーム72bの下部に回転自在に支持されている。駆動部71bは、電動モータ、油圧モータ等であって、電力又は油圧によって駆動して回転軸71a3を回転させる。
したがって、駆動部71bを駆動すると、回転軸71a3の回転によって、第1円形体71a1、第2円形体71a2及び引っかけ部71a4が一体的に回転して、引っかけ部71a4に引っかけた誘引ネットを巻き取ることができる。
<蔓豆の栽培方法>
次に、蔓豆の栽培方法について詳しく説明する。蔓豆の栽培方法の説明では、白花豆の栽培について説明するが、紫花豆、虎豆、大福豆であってもよい。
図7に示すように、蔓豆の栽培方法は、耕耘工程Q1、播種工程Q2、支柱立て工程Q3、施肥工程Q4、防除工程Q5、つる切り工程Q6、収穫工程Q7を含んでいる。なお、蔓豆の栽培方法において、工程Q1~工程Q7のうち、一部の工程を除いてもよい。
図8Aに示すように、耕耘工程Q1では、蔓豆の栽培、例えば、白花豆の栽培を行う圃場K1の耕耘を耕耘機20で行う。図8Aに示すように、圃場K1において、耕耘機20を駆動させた状態でトラクタ1を直進させ、栽培エリアK2の耕耘を行う。栽培エリアK2は、圃場K1の全体に設定してもよいし、幅方向に所定の間隔で離れていてもよい。この実施形態では、圃場K1において、旋回用のエリアK3を除く部分を栽培エリアK2として耕耘する。
耕耘工程Q1が終了すると、播種工程Q2に移行する。播種工程Q2では、まず、播種機30の容器33に白花豆の種子W10を投入する。図8Bに示すように、播種機30において、複数の播種装置31の幅方向の位置を調整することによって、複数の播種装置31における播種の条間L1を同じに設定する。白花豆の条間L1は、85cm~110cmの範囲で所定値に設定することが好ましい。
複数の播種装置31の幅方向の位置の調整、即ち、播種の条間L1の設定が終了すると、栽培エリアK2の一方側から他方向側に向けて、耕耘機20で耕耘した方向と同じ方向に、播種機30を駆動しながらトラクタ1(播種機30)を走行させ、少なくとも2つの白花豆の種子W10を同時に播種機30から落下させることで、播種を行う。
播種装置31の播種板34bは、トラクタ1(播種機30)が進むにしたがって回動するため、図8Bに示すように、播種ピッチL2は同一となる。なお、播種装置31において、播種板34bは、取り換えが可能であり、播種ピッチL2を変更することが可能である。白花豆の播種ピッチL2は、75cm~85cmに設定することが好ましい。
播種工程Q2が終了すると、支柱立て工程Q3に移行する。図8Cに示すように、支柱立て工程Q3は、播種した方向に沿って土堀機40を走行させて播種位置P1の側方に、土堀機40により支柱80を挿入する穴(溝)81を形成する。例えば、播種した方向に播種位置P1を結んだ直線を、播種ラインP2をした場合、播種ラインP2から所定距離L3だけ離れた目標ラインP4に沿って穴(溝)81を形成する。土堀機40において、掘削体41bの幅方向の一端側(播種側)が略目標ラインP4に一致するように、掘削装置41の位置を調整する。掘削装置41における掘削体41bの位置の調整が終了すると、土堀機40を駆動させながら、トラクタ1(土堀機40)を走行させる。これにより、播種位置P1の近傍に直線状の穴(溝)81が形成される。図9Aに示すように、穴(溝)81の深さH1は、1m程度である。
播種位置P1の近傍に穴(溝)81を形成した後は、穴(溝)81内に支柱80の一端を挿入して、穴(溝)81を埋めることによって支柱80を所定の間隔で起立させる。これにより、支柱80を直線状に並べることができる。支柱80の起立ピッチL4は、例えば、3~5mであり、支柱80の有効高さ(地面から上端までの高さ)H2は、1.5m~3mである。なお、支柱80の運搬は、フォークリフト、運搬車等を用いることが好ましい。例えば、支柱80を搭載した運搬車(トレーラ)を牽引するトラクタを、土堀機40の後方から追随して走行させることにより、土堀機40による穴掘りの作業と、支柱立ての作業とを同時に行うことができる。
支柱立て工程Q3において、所定の間隔に支柱80を立てた後は、図9Bに示すように、誘引ネットN1を支柱80に引っかけることにより、支柱80に沿って誘引ネットN1を張る。支柱80に沿って誘引ネットN1を張るにあたって、誘引ネットN1と地面F1との隙間H3を開けることが好ましい。隙間H3の大きさは限定されないが、隙間H3は、草刈装置61の高さH4(図5B参照)よりも大きくすることが好ましい。支柱80に沿って誘引ネットN1を張ることにより支柱立て工程Q3を終了する。
支柱立て工程Q3が終了した後は、白花豆が生育するための補助作業を行う。補助作業では、施肥工程Q4、防除工程Q5等を行う。施肥工程Q4は、支柱立て工程Q3後で且つ、つる切り工程Q6前の作業である。図8Dに示すように、施肥工程Q4では、散布機50の容器51aに肥料を投入した後、散布機(肥料散布機)50を駆動しながら、トラクタ1(肥料散布機50)を誘引ネットN1に沿って走行させて、肥料の散布を行う。
防除工程Q5は、施肥工程Q4と同様に、支柱立て工程Q3後で且つ、つる切り工程Q6前の作業である。防除工程Q5は、散布機50の容器51aに農薬を投入した後、散布機(薬剤散布機)50を駆動しながら、トラクタ1(薬剤散布機50)を誘引ネットN1に沿って走行させて、防除を行う。
なお、上述した実施形態では、散布機50の容器51aに、散布する散布物の種類を変更することにより、当該散布機50を施肥装置としたり、薬剤散布装置としているが、施肥散布装置と薬剤散布装置とは別々の散布機50で構成することが好ましい。また、肥料散布機は、ノズル51cによって散布する噴霧型に限定されず、回転ブレードを用いて肥料を散布する散布機であっても、肥料を繰り出す繰り出しローラによって肥料を散布する散布機であってもよく、施肥工程Q4で用いられる施肥散布機は上述したものに限定されない。
白花豆が所定の大きさに成長して、収穫が可能になると、つる切り工程Q6を行う。図8Eに示すように、つる切り工程Q6は、少なくとも支柱立て工程Q3後に、支柱80(誘引ネットN1)に沿って草刈機60を走行させて、支柱80間に設けられた誘引ネットN1で誘引された蔓豆のつるW1の根元W2を草刈機60によって切断する。
詳しくは、誘引ネットN1の間にトラクタ1(草刈機60)を位置させた状態で、草刈機60の草刈装置61をつるW1に近づける。このとき、草刈装置61を、誘引ネットN1と地面F1との隙間H3に差し込む。言い換えれば、草刈装置61のカバー61aを誘引ネットN1の下端よりも下側に位置させる。
草刈装置61をつるW1に近づけた状態で草刈装置61を駆動しながら、トラクタ1(草刈機60)を誘引ネットN1に沿って走行させる。これにより、つるW1の根元W2が切断される。
トラクタ1(草刈機60)が走行中に、障害物検出部61eが支柱80に接触することにより、支柱80を検出すると、草刈装置61は自動的に一但、支柱80(誘引ネットN1)から遠ざかる方向(幅方向)に退避する。また、障害物検出部61eと支柱80との接触が解除されると、草刈装置61は自動的に、誘引ネットN1に近づき、つるW1の根元W2を切断する位置に復帰する。
つる切り工程Q6が終了すると、収穫工程Q7に移行する。収穫工程Q7は、誘引ネットN1に沿ってネット巻き取り機70を走行させて、誘引ネットN1に誘引された蔓豆を誘引ネットN1ごと収穫する。図8Fに示すように、収穫工程Q7においては、支柱80を地面F1から抜き取り、誘引ネットN1を広げた状態で地面F1に沿って寝かす。誘引ネットN1を寝かした後は、誘引ネットN1よりも幅が広いトラクタ1を用意して、誘引ネットN1を前輪7F、後輪7Rで踏まないように、当該誘引ネットN1上にトラクタ1を位置させる。誘引ネットN1の長手方向の一端側を、ネット巻き取り機70の引っかけ部71a4に引っかけた後、巻き取り回転体71aを回転させることにより、誘引ネットN1を巻き取る。巻き取り回転体71aによって誘引ネットN1を巻き取りながら、トラクタ1を前進させる。これにより、誘引ネットN1は筒状(ロール)になりながら、白花豆と共に巻き取られる。白花豆を有する誘引ネットN1を巻き取った後は、ロール状の誘引ネットN1を所定期間、自然乾燥を行う。白花豆を所定期間、自然乾燥を行った後は、汎用コンバインのバーススレッシャー等を用いて脱穀を行う。
蔓豆の栽培方法は、圃場K1に播種機30を走行させて蔓豆の種子W10を播種する播種工程Q2と、播種工程Q2後に、播種した方向に沿って土堀機40を走行させて播種位置P1の側方に、土堀機40により支柱80を挿入する穴81を形成する支柱立て工程Q3と、を備えている。これによれば、播種機30によって種子W10の播種を行った後、土堀機40にて穴81を形成することにより、播種位置P1の側方に簡単に支柱80を立てることができ、支柱立て作業の際の労力の軽減化を行うことができる。特に、播種方向に沿って直線状に支柱80を立てることができるため、従来のように、支柱80を手作業で三角錐状に立てる必要がなくなるため、栽培作業を簡単に行うことができる。
蔓豆の栽培方法は、支柱立て工程Q3後であって、支柱80に沿って草刈機60を走行させて、支柱80間に設けられた誘引ネットN1で誘引された蔓豆のつるW1の根元W2を草刈機60によって切断するつる切り工程Q6を備えている。これによれば、草刈機60によって簡単に、つるW1の根元W2を切断することができるため、つる切り作業の際の労力の軽減化を行うことができる。
特に、草刈機60を支柱80(誘引ネットN1)に沿って並んだ方向に直進するだけで、つる切りが行えるため、従来のように、三角錐状に組み上げられた支柱80の周りを移動にながら手作業でつる切り作業を行う必要がなくなるため、この点からも、栽培作業を簡単に行うことができる。
蔓豆の栽培方法は、つる切り工程Q6後であって、誘引ネットN1に沿ってネット巻き取り機70を走行させて、誘引ネットN1に誘引された蔓豆を誘引ネットN1ごと収穫する収穫工程を備えている。
蔓豆の栽培方法は、支柱立て工程Q3後であってつる切り工程Q6前に、誘引ネットN1に沿って薬剤散布機を走行させて、防除を行う防除工程Q5を備えている。これによれば、薬剤散布機を走行させるたけで簡単に防除を行うことができる。
蔓豆の栽培方法は、支柱立て工程Q3後であってつる切り工程Q6前に、誘引ネットN1に沿って肥料散布機を走行させて、肥料の散布を行う施肥工程Q4を備えている。これによれば、肥料散布機を走行させるだけで簡単に施肥を行うことができる。
今回開示された実施の形態はすべての点で例示であって制限的なものではないと考えられるべきである。本発明の範囲は上記した説明ではなくて特許請求の範囲によって示され、特許請求の範囲と均等の意味及び範囲内でのすべての変更が含まれることが意図される。
1 :トラクタ
20 :耕耘機
30 :播種機
40 :土堀機
50 :散布機(肥料散布機、薬剤散布機)
Q1 :耕耘工程
Q2 :播種工程
Q3 :支柱立て工程
Q4 :施肥工程
Q5 :防除工程
Q6 :つる切り工程
Q7 :収穫工程
W2 :根元

Claims (4)

  1. 圃場に播種機を走行させて蔓豆の種子を播種する播種工程と、
    前記播種工程後に、前記種子を播種した方向に土堀機を走行させて、前記種子の播種位置の側方に、前記土堀機により支柱を挿入する穴を形成する作業を含んだ支柱立て工程と、
    前記支柱立て工程後に、所定の間隔で立てられている複数の前記支柱間に張られている誘引ネットに沿って草刈機を走行させて、前記誘引ネットで誘引された前記蔓豆のつるの根元を前記草刈機によって切断するつる切り工程と、
    前記つる切り工程後に、前記誘引ネットに沿ってネット巻き取り機を走行させて、前記ネット巻き取り機により前記誘引ネットに誘引された蔓豆を前記誘引ネットごと収穫する収穫工程と、
    を備えている蔓豆の栽培方法。
  2. 圃場に播種機を直進走行させて、前記播種機により蔓豆の種子を所定の間隔で複数回播種する播種工程と、
    前記播種工程後に、前記種子の複数の播種位置を結んだ直線状の播種ラインに沿って土堀機を走行させて、前記播種ラインから所定距離離れた目標ラインに沿って、前記土堀機により支柱を挿入するための溝状の穴を形成する支柱立て工程と、
    前記穴に所定の間隔で複数の前記支柱が挿入されて、前記穴を埋めることにより複数の前記支柱が立てられ、前記支柱間に誘引ネットが設けられた後に行うつる切り工程と、を備え
    前記つる切り工程では、前記誘引ネットと地面との隙間に草刈装置を差し込んだ状態で、前記誘引ネットに沿って前記草刈装置を備えた草刈機を走行させて、前記誘引ネットで誘引された前記蔓豆のつるの根元を前記草刈装置によって切断し、前記草刈装置の前方に設けられた障害物検出部が前記支柱を検出すると、前記草刈装置が前記誘引ネットと地面とのすき間から退避し、前記障害物検出部が前記支柱を検出しなくなると、前記草刈装置が前記誘引ネットと地面とのすき間に自動的に復帰する蔓豆の栽培方法。
  3. 前記支柱立て工程後で且つ前記つる切り工程前に、前記誘引ネットに沿って薬剤散布機を走行させて、防除を行う防除工程を備えている請求項1又はに記載の蔓豆の栽培方法
  4. 前記支柱立て工程後で且つ前記つる切り工程前に、前記誘引ネットに沿って肥料散布機を走行させて、肥料の散布を行う施肥工程を備えている請求項1~3のいずれかに記載の蔓豆の栽培方法。
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