JP3159897U - 仮囲い緑化パネル - Google Patents

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Abstract

【課題】建築、土木などの工事現場を囲う仮設壁を緑化するのに好適で組立が容易な仮囲い緑化パネルを提供する。【解決手段】仮囲い用壁面部材11の表側から開口部11Aの上方位置に上側ボルトを挿通するとともに、開口部の下方位置に下側ボルトを挿通し、上側ボルトに枠体12の上端部を挿通して第1の上側ナットで締め付け固定し、下側ボルトに枠体の下端部を挿通するとともに、水受け13の上端部を挿通して第1の下側ナットで締め付け固定し、仮囲い用壁面部材11にボルトとナットによって簡単かつ確実に枠体12と水受け13を取り付けることができる。さらに、上側ボルトに緑化マット14の上端部に設けた環状金具と、保水マット15の上端部に設けた環状金具と、押さえ部材の上端部とを順に挿通して第2の上側ナットで締め付け固定し、下側ボルトに保水マットの下端部の切り込みと、押さえ部材16の下端部とを順に挿通して第2の下側ナットで締め付け固定し、保水マットの下端部を水受けの内部位置まで延出させ、仮囲い用壁面部材に枠体と水受けを取り付けるボルトとナットを利用して簡単かつ確実に緑化マット14と保水マット15を取り付けることができる。【選択図】図3

Description

この考案は、建築、土木などの工事現場を囲う仮設壁を緑化するのに好適な仮囲い緑化パネルに関するものである。
従来、工事現場の仮囲いの緑化は、フラットパネルなどにプランタを引っ掛けたり、仮囲い前にプランタを股置する場合が多いが、プランタ型の場合、フラットパネルの板面からとび出るし、仮囲いの表側から水やりを行う必要がある。
また、例えば、フラットパネルの板面に壁面緑化が行われる場合があるが、本設に使われるような高価な壁面緑化システムを採用しているため、潅水設備や取付け機材が大掛かりであり、仮設として使用するには大規模なシステムとなっている。
このような本設の緑化システムの場合、仮囲いの裏面に大掛かりな潅水や士台等の設備が必要であり、仮設に向いていない。
また、例えば、仮囲い用壁面部材に開口部を設け、この開口部に、トレー状又は袋状の植栽物支持体の略全面に網状の骨材と培土とを収容し、かつ植栽物支持体の一面から植栽部材を、植栽物の葉の側を開口部から仮囲い用壁面部材の表側に露出させて仮囲い用壁面部材に担持させたものがある(特許文献1)。
また、板状部分に窓を開設し、窓の裏面側に緑化用ポットを収納するポット収納部を着脱可能に設けることにより、ポット収納部並びにこれに収納した緑化用のポットが仮囲い用パネルの表面から突出しないようにしたものがある(特許文献2)。
特開2009−247300号公報 特開2009−91870号公報
このように、仮囲い用壁面部材に開口部を設け、この開口部によって緑化するものでは、緑化する部材を予め組み付けて取り付けるために、部材ごとに交換する場合などには手数と、コストがかかり、緑化のメンテナンスに問題がある。
また、板状部分に窓を開設し、窓の裏面側に緑化用ポットを収納するポット収納部を着脱可能に設けるものでは、多くの緑化用ポットを収納することができず、緑化面積の確保には一定の限界がある。
この考案は、かかる点に鑑みてなされたもので、簡単な構造で緑化面積を確保でき、現場で容易に組み立てを行うことができ、しかも植物が枯れた場合などには緑化マットの取り替が容易で、建築、土木などの工事現場を囲う仮設壁を緑化するのに好適な仮囲い緑化パネルを提供することを目的としている。
前記課題を解決し、かつ目的を達成するために、この考案は、以下のように構成した。
請求項1に記載の考案は、開口部を形成した仮囲い用壁面部材と、
前記仮囲い用壁面部材の裏側から前記開口部の全面を覆うように配置されるメッシュを有する枠体と、
前記枠体の下端部に配置される水受けと、
植栽物の葉の側を前記開口部から前記仮囲い用壁面部材の表側に露出させて前記枠体の裏側に配置される緑化マットと、
保水性のある不織布からなり前記緑化マットの裏側に配置される保水マットと、
複数の孔を有する板状部材からなり前記保水マットの裏側に配置される押さえ部材と、を有し、
前記仮囲い用壁面部材の表側から前記開口部の上方位置に上側ボルトを挿通するとともに、前記開口部の下方位置に下側ボルトを挿通し、
前記上側ボルトに前記枠体の上端部を挿通して第1の上側ナットで締め付け固定し、
前記下側ボルトに前記枠体の下端部を挿通するとともに、前記水受けの上端部を挿通して第1の下側ナットで締め付け固定し、
さらに、前記上側ボルトに前記緑化マットの上端部に設けた環状金具と、前記保水マットの上端部に設けた環状金具と、前記押さえ部材の上端部とを順に挿通して第2の上側ナットで締め付け固定し、
前記下側ボルトに前記保水マットの下端部の切り込みと、前記押さえ部材の下端部とを順に挿通して第2の下側ナットで締め付け固定し、
前記保水マットの下端部を前記水受けの内部位置まで延出させたことを特徴とする仮囲い緑化パネルである。
請求項2に記載の考案は、前記保水マットの上端部から水を供給する水供給装置を備えることを特徴とする請求項1に記載の仮囲い緑化パネルである。
前記構成により、この考案は、以下のような効果を有する。
請求項1に記載した考案では、仮囲い用壁面部材の表側から開口部の上方位置に上側ボルトを挿通するとともに、開口部の下方位置に下側ボルトを挿通し、上側ボルトに枠体の上端部を挿通して第1の上側ナットで締め付け固定し、下側ボルトに枠体の下端部を挿通するとともに、水受けの上端部を挿通して第1の下側ナットで締め付け固定し、仮囲い用壁面部材にボルトとナットによって簡単かつ確実に枠体と水受けを取り付けることができる。
さらに、上側ボルトに緑化マットの上端部に設けた環状金具と、保水マットの上端部に設けた環状金具と、押さえ部材の上端部とを順に挿通して第2の上側ナットで締め付け固定し、下側ボルトに保水マットの下端部の切り込みと、押さえ部材の下端部とを順に挿通して第2の下側ナットで締め付け固定し、保水マットの下端部を水受けの内部位置まで延出させ、仮囲い用壁面部材に枠体と水受けを取り付けるボルトとナットを利用して簡単かつ確実に緑化マットと保水マットを取り付けることができる。
また、上側ボルトに緑化マットの上端部に設けた環状金具と、保水マットの上端部に設けた環状金具と、押さえ部材の上端部とを順に挿通して第2の上側ナットで締め付け固定したから、上側ボルトと第2の上側ナットの締め付け力で緑化マットが必要以上に押圧されて植栽物の成長を害することを防止し、また保水マットの上端部が必要以上に押圧されて保水マットから緑化マットへの給水が妨げられることを防止する。
さらに、給水は保水マットの裏側に配置される押さえ部材側から行うことができると共に、保水マットの下端部を水受けの内部位置まで延出させたことで、水受けに溜まる水を保水マットが毛細管現象によって吸い上げて緑化マットへ給水することができる。
請求項2に記載した考案では、保水マットの上端部から水を供給する水供給装置を備えることで、保水マットの上部から水を自動的に供給することができ、潅水の回数を低減することができ、水の管理の手間を大幅に低減することができる。
仮囲い緑化パネルの斜視図である。 仮囲い緑化パネルの分解斜視図である。 仮囲い緑化パネルの断面図である。 仮囲い用壁面部材に枠体を組み付けた状態を示す図である。 枠体の平面図である。 水受けを示す図である。 緑化マットの平面図である。 保水マットの平面図である。 押さえ部材の平面図である。 第2の実施の形態の仮囲い緑化パネルの断面図である。
以下、この考案の仮囲い緑化パネルの実施の形態について説明する。この考案の実施の形態は、考案の最も好ましい形態を示すものであり、この考案はこれに限定されない。
[第1の実施の形態]
まず、第1の実施の形態を、図1乃至図9に基づいて説明する。図1は仮囲い緑化パネルの斜視図、図2は仮囲い緑化パネルの分解斜視図、図3は仮囲い緑化パネルの断面図、図4は仮囲い用壁面部材に枠体を組み付けた状態を示す図、図5は枠体の平面図、図6は水受けを示す図、図7は緑化マットの平面図、図8は保水マットの平面図、図9は押さえ部材の平面図である。
この実施の形態の仮囲い緑化パネル10は、仮囲い用壁面部材11と、枠体12と、水受け13と、緑化マット14と、保水マット15と、押さえ部材16とを有し、これらをボルトとナットによって組み立てて構成される。
仮囲い用壁面部材11は、鋼板、樹脂パネルなど一般に使用されるフラットパネルを用いることができ、所定の位置に開口部11Aが形成される。この開口部11Aの周囲には、ボルト挿通孔11Bが上端部に3箇所、下端部に3箇所、両側部に1箇所に形成されている。開口部11Aは、例えば、横300mm×縦750mmで繰り抜いて形成され、この部分が緑化面となる。繰り抜く位置は、どこでも問題ないが、例えば仮囲い用壁面部材11の上部から300mm下がった位置が仮囲い用壁面部材11を組み付ける下地の単管に干渉することがないため望ましい。
枠体12は、前面にメッシュ12Aを有し、このメッシュ12Aは縦、横に線材12Bを設けることによって形成される。線材12Bは、金属、樹脂などで形成される。枠体12の周囲には、ボルト挿通孔12Cが上端部に3箇所、下端部に3箇所、両側部に1箇所形成され、このボルト挿通孔12Cは仮囲い用壁面部材11のボルト挿通孔11Bに対応した位置である。この枠体12は、仮囲い用壁面部材11の裏側から開口部11Aの全面を覆うように配置される。この実施の形態では、枠体12が300mm角の丸鋼の線材12Bを溶接した鋼製枠で構成され、開口部11Aの部分に格子状の網日を付ける。線材12Bの径は3mm程度が強度と美観上からみて良く、また、緑化の保護色となるよう深緑色が良い。
水受け13は、鋼板または樹脂で形成され、枠体12の下端部に配置される。この水受け13の側部には排出口部13Aが形成され、上部にはボルト挿通孔13Bが3箇所に形成され、このボルト挿通孔13Bは枠体12の下端部に形成されたボルト挿通孔12Cに対応した位置である。
緑化マット14は、植栽物の葉の側を開口部11Aから仮囲い用壁面部材11の表側に露出させて枠体12の裏側に配置される。この緑化マット14は、上端部の3箇所に環状金具14Aが設けられ、この環状金具14Aは、枠体12の上端部に形成されたボルト挿通孔12Cに対応した位置である。環状金具14Aは、鳩目を設けて金属リングで補強した構成でもよい。また、緑化マット14は、両側部にボルト挿通切り込み14Bが形成され、このボルト挿通切り込み14Bは、枠体12の両側部に形成されたボルト挿通孔12Cに対応した位置である。
緑化マット14は、不織布に植物が定着させてあり、これを枠体12の裏側に押しつけることで、枠体12のメッシュ12Aから葉が飛び出して緑化面となる。植栽物には、キリンソウやメキシコマンエングサ等のセダム類を用い、セダム類を用いることで水やりや剪定等のメンテナンスを大幅に軽減することができる。
保水マット15は、保水性のある不織布からなり緑化マット14の裏側に配置され、保水マット15は、水を蓄える他に緑化マット14の裏の乾燥を防ぐ効果がある。この保水マット15は、上端部の3箇所に環状金具15Aが設けられ、この環状金具15Aは、緑化マット14の上端部に形成された環状金具14Aに対応した位置である。環状金具15Aは、鳩目を設けて金属リングで補強した構成でもよい。また、保水マット15は、両側部にボルト挿通切り込み15Bが形成され、このボルト挿通切り込み15Bは、緑化マット14の両側部に形成されたボルト挿通切り込み14Bに対応した位置である。さらに、保水マット15は、下端部を水受け13の内部位置まで延出させた構成であり、この下端部には切り込み15Cが形成されている。この切り込み15Cには、ボルトが挿通されると共に、下端部の表面積を大きくして毛細管現象によって水受け13から水を吸い上げやすくしている。
押さえ部材16は、複数の孔16Aを有する板状部材からなり保水マット15の裏側に配置され、この実施の形態ではパンチングプレートを用いている。押さえ部材16の上端部の3箇所、下端部の3箇所、両側部の1箇所には、ボルト挿通孔16Bが形成され、このボルト挿通孔16Bは、保水マット15の上端部に設けられた3箇所の環状金具15A、保水マット15の両側部に形成されたボルト挿通切り込み15B及び保水マット15の下端部に形成された切り込み15Cに対応した位置である。
次に、この実施の形態の仮囲い緑化パネル10の組み立てについて説明する。
工事現場において、例えば鳶工が仮囲い用壁面部材11を組み立てるが、この仮囲い用壁面部材11を組み立てるときに、仮囲い用壁面部材11の表側から開口部11Aの上方位置に上側ボルト20Aを挿通するとともに、開口部11Aの下方位置に下側ボルト21Aを挿通し、開口部11Aの両側位置に側部ボルト22Aを挿通する。
上側ボルト20Aに枠体12の上端部のボルト挿通孔12Cを挿通して第1の上側ナット20Bで締め付け固定し、下側ボルト21Aに枠体12の下端部のボルト挿通孔12Cを挿通するとともに、水受け13の上端部のボルト挿通孔13Bを挿通して第1の下側ナット21Bで締め付け固定し、側部ボルト22Aに枠体12の両側部のボルト挿通孔12Cを挿通して第1の側部ナット22Bで締め付け固定し、仮囲い用壁面部材11にボルトとナットによって簡単かつ確実に枠体12と水受け13を取り付けることができる。
この枠体12と水受け13の取付が終了すると、さらに、上側ボルト20Aに緑化マット14の上端部の環状金具14Aと、保水マット15の上端部の環状金具15Aと、押さえ部材16の上端部のボルト挿通孔16Bとを順に挿通して第2の上側ナット20Cで締め付け固定する。
同時に、側部ボルト22Aに緑化マット14の両側部のボルト挿通切り込み14Bと、保水マット15の両側部のボルト挿通切り込み15Bと、押さえ部材16の両側部のボルト挿通孔16Bとを順に挿通して第2の上側ナット22Cで締め付け固定する。
さらに、同時に、下側ボルト21Aに保水マット15の下端部の切り込み15Cと、押さえ部材16の下端部のボルト挿通孔16Bとを順に挿通して第2の下側ナットで締め付け固定し、保水マット15の下端部を水受け13の内部位置まで延出させ、仮囲い用壁面部材11に枠体12と水受け13を取り付けるボルトとナットを利用して簡単かつ確実に緑化マット14と保水マット15を取り付けることができる。
このように、緑化マット14や保水マット15の取付を、特殊な技術を有する緑化業者が行う必要がないので、例えば、宅急便などで緑化マット14や保水マット15などで送付して現場で取り付けてもよい。また、緑化マット14の植栽物が枯れた場合、第2の上側ナット20C、第2の下側ナット21C、第2の側部ナット22Cを取り外すことで、保水マット15と緑化マット14を取り外し、緑化マット14を容易に取り替え、簡単に緑化面の交換ができる。
また、上側ボルト20Aに緑化マット14の上端部に設けた環状金具14Aと、保水マット15の上端部に設けた環状金具15Aと、押さえ部材16の上端部のボルト挿通孔16Bとを順に挿通して第2の上側ナット20Cで締め付け固定したから、上側ボルト20Aと第2の上側ナット20Cの締め付け力で緑化マット14が必要以上に押圧されて植栽物の成長を害することを防止し、また保水マット15の上端部が必要以上に押圧されて保水マット15から緑化マット14への給水が妨げられることを防止する。
さらに、緑化面への水やりは、現場の外に廻って表面から水を掛けても良いが、現場の中で、仮囲い用壁面部材11の裏から水やりすることができ、保水マット15の裏側に配置される押さえ部材16側からホースなどを用いて行うと、押さえ部材16の複数の孔16Aから水が浸透し、保水マット15、緑化マット14に水が漫透する。このように、押さえ部材16によって裏面から水やりを可能としつつ、マットの押え込みが可能である。
また、給水された余分な水は、水受け13に溜まり、保水マット15が乾燥すると、水受け13に溜まる水を保水マット15が毛細管現象によって吸い上げて緑化マット14へ給水することができる。したがって、潅水設備を設置せず、現場の人手によって水やりを行うことができる。
また、水受け13を付け、排出口部13Aに排水ホースを接続し、所定の場所に排水するようにすることで、水が下に垂れ落ちることを防ぐことができる。
また、枠体12の線材12Bにプランタを引掛けることで花を飾ることも可能であり、現場の工事が終わると、仮囲い用壁面部材11が解体され、必要なくなった緑化マット14は例えば農場に持ち帰り、再度養生して使用できる。
さらに、仮囲い用壁面部材11、枠体12、水受け13、押さえ部材16は、仮囲いメーカーで運用し、通常の仮囲い用壁面部材と同じくリース品とすることができる。
[第2の実施の形態]
次に、第2の実施の形態を、図10に基づいて説明する。図10は仮囲い緑化パネルの断面図である。この第2の実施の形態は、図1乃至図9に示す第1の実施の形態の同じ構成は同じ符合を付して説明を省略する。この第2の実施の形態は、保水マット15の上端部から水を供給する水供給装置30を備え、この水供給装置30は、給水カップ31と、給水パイプ32を有する。給水カップ31は、保水マット15の上端部の幅と同じ幅から供給するように形成され、また中央部から供給するように形成される。給水パイプ32は、水道管に接続され、水道管から水道水を給水カップ31に供給される。水道水の供給は、自動的に毎日の朝、あるいは夜に所定時間供給して停止するようにしてもよいし、常時少量づつ供給するようにしてもよい。
保水マット15の上端部から水を供給する水供給装置30を備えることで、保水マット15の上部から水を自動的に供給し、潅水の回数を低減することができ、水の管理の手間を大幅に低減することができる。
この考案は、建築、土木などの工事現場を囲う仮設壁を緑化するのに好適な仮囲い緑化パネルに適用でき、簡単な構造で緑化面積を確保でき、現場で容易に組み立てを行うことができ、しかも植物が枯れた場合などには緑化マットを取り替が容易で、建築、土木などの工事現場を囲う仮設壁を緑化するのに好適である。
10 仮囲い緑化パネル
11 仮囲い用壁面部材
11A 開口部
12 枠体
12A メッシュ
13 水受け
14 緑化マット
14A 環状金具
15 保水マット
15A 環状金具
15C 下端部の切り込み
16A 複数の孔
16 押さえ部材
20A 上側ボルト
20B 第1の上側ナット
20C 第2の上側ナット
21A 下側ボルト
21B 第1の下側ナット
21C 第2の下側ナット

Claims (2)

  1. 開口部を形成した仮囲い用壁面部材と、
    前記仮囲い用壁面部材の裏側から前記開口部の全面を覆うように配置されるメッシュを有する枠体と、
    前記枠体の下端部に配置される水受けと、
    植栽物の葉の側を前記開口部から前記仮囲い用壁面部材の表側に露出させて前記枠体の裏側に配置される緑化マットと、
    保水性のある不織布からなり前記緑化マットの裏側に配置される保水マットと、
    複数の孔を有する板状部材からなり前記保水マットの裏側に配置される押さえ部材と、を有し、
    前記仮囲い用壁面部材の表側から前記開口部の上方位置に上側ボルトを挿通するとともに、前記開口部の下方位置に下側ボルトを挿通し、
    前記上側ボルトに前記枠体の上端部を挿通して第1の上側ナットで締め付け固定し、
    前記下側ボルトに前記枠体の下端部を挿通するとともに、前記水受けの上端部を挿通して第1の下側ナットで締め付け固定し、
    さらに、前記上側ボルトに前記緑化マットの上端部に設けた環状金具と、前記保水マットの上端部に設けた環状金具と、前記押さえ部材の上端部とを順に挿通して第2の上側ナットで締め付け固定し、
    前記下側ボルトに前記保水マットの下端部の切り込みと、前記押さえ部材の下端部とを順に挿通して第2の下側ナットで締め付け固定し、
    前記保水マットの下端部を前記水受けの内部位置まで延出させたことを特徴とする仮囲い緑化パネル。
  2. 前記保水マットの上端部から水を供給する水供給装置を備えることを特徴とする請求項1に記載の仮囲い緑化パネル。
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