JP5781042B2 - 空気調和機の室外機 - Google Patents
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Description
このような複数の入口部または出口部を形成するパイプ体において、熱交換器周辺配管の取り回しを容易にし、省スペース化によるユニット小型化を目的とし、またはメインの減圧装置と協働して減圧を担うために、主配管の他に細管が利用されている。
図7は、従来のパイプ体の全体図である。
これらは、主配管18端部を縮管加工することで主配管18と細管17とを直接接続することが可能である。
しかし、複数の主配管18と細管17とを個々に接続すると、熱交換器に取り付けるまでの間のパイプ体搬送中に、または熱交換器への取り付け作業中に、個々の配管が強度の弱い細管17部分で変形してしまう。その結果、位置が決まっている熱交換器側の入口または出口に、このパイプ体をはめ込む作業が非常に難しくなる。
そこで、上記の変形を抑制するため、隣り合う配管同士を側面からロウ付け固定するという方法がある(図7及び特許文献2参照)。
また、上記の変形を抑制するため、隣り合う配管同士をめがね状に形成するという方法がある(特許文献3及び4参照)。
そのため、元から配管同士がくっついていない形状が望ましい。
実施の形態.
図1は、本発明の実施の形態に係る空気調和機の室外機内部を示す斜視図である。
空気調和機の室外機は、送風機室5と機械室9とから構成されており、両室はセパレータ10によって隔てられている。また、底面のベース12に取り付けられた脚部11によって、支持されている。
図2に示すような冷媒回路において、熱交換器に冷媒の複数の入口または出口があり、この複数の入口部または出口部を形成するパイプ体が熱交換器に接続されている。
本実施の形態で示すパイプ体13は熱交換器1の一端に接続されており、冷房運転時には熱交換器1の冷媒の出口部として、暖房運転時には入口部として機能する。
パイプ体13は主に、主配管18と、細管17と、減圧装置側配管23と、ジョイント19と、ディストリビュータ15とから構成されている。
主配管18は一端に熱交換器1と接続される熱交換器接続口14を有し、他端がジョイント19を介して細管17の一端と接続されている。なお、ジョイント19には隣り合う二本の主配管18と隣り合う二本の細管17とが接続されている。また、ジョイント19と主配管18、及びジョイント19と細管17とはロウ付けにて固定されている。
細管17の他端はディストリビュータ15を介して減圧装置側配管23の一端と接続されている。減圧装置側配管23は他端に減圧装置と接続される減圧装置接続口16を有している。なお、本実施の形態では、ディストリビュータ15には四本の細管17と一本の減圧装置側配管23とが接続されている。
ディストリビュータ15を用いる目的は、冷媒を複数(本実施の形態では四本)に均等に分流し、バランスよく熱交換器1に流すことである。また、細管17を用いる目的は、熱交換器1周辺配管の取り回しを容易にし、省スペース化によるユニット小型化に寄与するため、さらには、メインの減圧装置と協働してサブの減圧装置としての役割を持たせるためである。
ジョイント19の一端には、主配管18を接続する二つの主配管接続口20を有しており、他端には、細管17を接続する二つの細管接続口21を有している。そして、それら接続口同士を互いにつなぐ二本の略平行な流路を有している。ジョイント19の中央部には、流路と略平行方向に沿って潰れており、平坦な形状となっている、中央潰し平坦部22が形成されているため、その二本の流路は互いに交わることなく独立している。これにより、ディストリビュータ15で均等に分流した冷媒を、そのまま熱交換器1に流入させることができる。
なお、本実施の形態において、ジョイント19は一本の銅管を潰して加工し、形成されている。
また、本実施の形態では、ディストリビュータ15には四本の細管17が接続されているが、他の本数でもよい。
また、ジョイント19と主配管18、及びジョイント19と細管17とはロウ付けにて固定されているため、主配管18同士、及び細管17同士の動き、変形を抑制することができ、さらに、上述のようなジョイント19の形状により、主配管18同士の位置が決まり精度良く固定される。そのため、パイプ体13の搬送中または熱交換器1への取り付け作業中に、個々の配管が動いたり変形したりすることがなく、形状の精度を高くすることができ、組立性(生産性)を向上させた空気調和機の室外機を得ることができる。空気調和機の室外機の運転中においても、個々の配管が振動することによって、配管同士が互いに接触して音が発生することも防止できる。さらに、冷媒時の分配性が悪くなることもない。
また、元から主配管18同士及び細管17同士がくっついている形状でないため、経済性及び取扱性も悪くならずに済む。
Claims (2)
- 熱交換器と、
前記熱交換器の一端に接続され、冷媒の複数の入口部または複数の出口部を形成するパイプ体と、を有し、
前記パイプ体は、
一端が前記熱交換器と接続される主配管と、
前記主配管よりも径が小さい細管と、
一端には前記主配管を接続するための二つの主配管接続口を有し、他端には前記細管を接続するための二つの細管接続口を有し、前記主配管接続口と前記細管接続口とをつなぐ二本の流路を有するジョイントと、を備え、
前記ジョイントは、
その中央部分に前記流路と略平行方向に平坦な平坦部が形成され、前記平坦部により二本の前記流路が互いに交わることなく独立している
ことを特徴とする空気調和機の室外機。 - 前記ジョイントは、
一本の銅管を潰して、前記平坦部が形成されている
ことを特徴とする請求項1に記載の空気調和機の室外機。
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