JP5778514B2 - 難燃性の硬化性樹脂組成物 - Google Patents
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Description
Yは、
−(R1O)o−(C(O)(CH2)pO)q− 又は
−OR2−(OC(O)−R3)r−(OC(O)O−R4)s−O−を表す。但し、R1、R2、R3およびR4は、それぞれ独立して、炭素数2〜8個のアルキレン基を示し、oは1〜15の整数、pは3〜10の整数、qは0〜10の整数、rは0〜10の整数、sは1〜10の整数を表す。)で表される2価のリン元素含有有機基を側鎖に有することを特徴とする硬化性樹脂組成物である。
カルボキシル基含有(メタ)アクリル系樹脂(A)は、芳香環を少なくとも1つ含み且つリン元素を含有する2価の有機基(X)を側鎖に有するカルボキシル基含有(メタ)アクリル系樹脂(A)である。
Yは、
−(R1O)o−(C(O)(CH2)pO)q− 又は
−OR2−(OC(O)−R3)r−(OC(O)O−R4)s−O−を表す。但し、R1、R2、R3およびR4は、それぞれ独立して、炭素数2〜8個のアルキレン基を示し、oは1〜15の整数、pは3〜10の整数、qは0〜10の整数、rは0〜10の整数、sは1〜10の整数を表す。)で表される2価の有機基を有することが好ましい。一般式(iii)で表される2価の有機基を有することで、硬化性樹脂組成物の硬化物の耐屈曲性がより向上する。
分子内に2個以上のエポキシ基を有する多官能性エポキシ化合物(B)を使用することにより、硬化塗膜の架橋密度を上げて十分な硬化塗膜を得ることができる。このような化合物として、例えば、エポキシ樹脂が挙げられる。エポキシ樹脂としては、例えば、ビスフェノールA型エポキシ樹脂、ノボラック型エポキシ樹脂(フェノールノボラック型エポキシ樹脂、o−クレゾールノボラック型エポキシ樹脂、p−tert−ブチルフェノールノボラック型など)、ビスフェノールFやビスフェノールSにエピクロルヒドリンを反応させて得られたビスフェノールF型やビスフェノールS型エポキシ樹脂、さらにシクロヘキセンオキシド基、トリシクロデカンオキシド基、シクロペンテンオキシド基などを有する脂環式エポキシ樹脂、トリス(2,3−エポキシプロピル)イソシアヌレート、トリグリシジルトリス(2−ヒドロキシエチル)イソシアヌレート等のトリアジン環を有するトリグリシジルイソシアヌレート、ジシクロペンタジエン型エポキシ樹脂、アダマンタン型エポキシ樹脂を挙げることができる。これらの化合物は単独で使用してもよく、2種以上混合して使用してもよい。分子内に2個以上のエポキシ基を有する多官能性エポキシ化合物の使用量は、硬化後に十分な塗膜を得る点から、カルボキシル基含有(メタ)アクリル系樹脂100質量部に対して、10〜50質量部であり、20〜30質量部が好ましい。
塩基性触媒(C)を使用することにより、硬化性樹脂組成物の硬化を促進させることができる。塩基性触媒としては、例えば、三フッ化ホウ素−アミンコンプレックス、ジシアンジアミド(DICY)及びその誘導体、ジアミノマレオニトリル(DAMN)及びその誘導体、メラミン及びその誘導体、グアナミン及びその誘導体、アミンイミド(AI)並びにポリアミン等が挙げられる。これらのうち、反応性の点からメラミン、ジシアンジアミドが好ましく、メラミンが特に好ましい。これらは単独で使用してもよく、2種以上を混合して使用してもよい。塩基性触媒の使用量は、カルボキシル基含有(メタ)アクリル系樹脂(A)100質量部に対して0.1〜5.0質量部が好ましく、1.0〜5.0質量部が特に好ましい。
本発明では、必要に応じて、さらに、希釈剤(D)を配合してもよい。希釈剤は、例えば、反応性希釈剤である光重合性モノマーであり、一分子当たり少なくとも2つ以上の重合性二重結合を有する化合物である。希釈剤は、カルボキシル基含有(メタ)アクリル系樹脂の光硬化を十分にして、耐酸性、耐熱性、耐アルカリ性などを有する硬化物を得るために使用する。
物性測定条件
1.リン元素含有率は原料である各成分の配合量の理論値から算出した。固形分酸価は、まず、カルボキシル基含有(メタ)アクリル系樹脂(A)の酸価を、アルカリ中和滴定に基づくフェノールフタレイン変色法により測定し、その後、カルボキシル基含有(メタ)アクリル系樹脂(A)を150℃で2時間乾燥させ、乾燥前後の質量比から求めた固形分比率を乗じることによって算出した。二重結合当量は、カルボキシル基含有(メタ)アクリル系樹脂(A)の固形分重量(g)/エポキシ基含有不飽和化合物のモル数(g/mol)により算出した。
2.重量平均分子量は、以下のように測定した。
東ソー社製GPC装置を用いて測定した。測定条件は下記の通り。
カラム:TSK gel(東ソー社製、「SuperH4000」、「SuperHZ2500」)
検出器:示差屈折
展開溶媒:テトラヒドロフラン
溶質濃度:10mg/mL
標準物質:標準ポリスチレン(VARIAN社製、「EASICAL PS-2」(単分散試料))
流速:0.3mL/min
温度:40℃
合成例1
撹拌機、温度計、還流冷却管、滴下ロート、窒素または空気導入管を備えた1リットルセパラブルフラスコに、窒素雰囲気下でジエチレングリコールモノエチルエーテルアセテート(三洋化成品社製、EDGAC)400gを仕込み、100℃に昇温後、表1の配合量(質量)に示すように、9,10−ジヒドロ−9−オキサ−10−フォスファフェナントレン−10−オキシド(三光社製、HCA)と無水マレイン酸との反応物156gを投入し、2−ヒドロキシエチルアクリレートのイプシロンカプロラクトン修飾付加物(ダイセル化学工業社製「プラクセルFA2D」)344g、ジメチル2,2’‐アゾビス(2−メチルプロピオネート)(和光純薬社製「V‐601」)15.0gを混合した溶液を3時間かけて滴下し、滴下後3時間窒素雰囲気下で反応を続けて熟成させた。酸無水物が重合体の末端に付加したことを、FT‐IR(赤外分光光度計)により確認した。これにより、表1に示すように、固形分酸価56.1mgKOH/g、リン元素含有率3.1質量%、重量平均分子量28000のカルボキシル基含有アクリル系樹脂(A‐1)を得た。
撹拌機、温度計、還流冷却管、滴下ロート、窒素または空気導入管を備えた1リットルセパラブルフラスコに、窒素雰囲気下でジエチレングリコールモノエチルエーテルアセテート(三洋化成品社製、EDGAC)400gを仕込み、100℃に昇温後、表1の配合量(質量)に示すように、9,10−ジヒドロ−9−オキサ−10−フォスファフェナントレン−10−オキシド(三光社製、HCA)と無水イタコン酸との反応物101.6gを投入し、2−ヒドロキシエチルアクリレートのイプシロンカプロラクトン修飾付加物(ダイセル化学工業社製「プラクセルFA2D」)177.5g、アクリル酸89.1g及びジメチル2,2’‐アゾビス(2−メチルプロピオネート)(和光純薬社製「V‐601」)15.0gを混合した溶液を3時間かけて滴下し、滴下後3時間窒素雰囲気下で反応を続けて熟成させた。次に、空気雰囲気下でグリシジルメタアクリレート(GMA、ダイセル化学工業社製「ブレンマーGH」)131.9gを加えて110℃で8時間反応させた。酸無水物が共重合体の末端に付加したことを、FT‐IR(赤外分光光度計)により確認した。これにより、表1に示すように、固形分酸価80.2mgKOH/g、リン元素含有率2.2質量%、重量平均分子量30000、二重結合当量470g/molのカルボキシル基含有アクリル系樹脂(A‐2)を得た。
撹拌機、温度計、還流冷却管、滴下ロート、窒素または空気導入管を備えた1リットルセパラブルフラスコに、窒素雰囲気下でジエチレングリコールモノエチルエーテルアセテート(三洋化成品社製、EDGAC)400gを仕込み、100℃に昇温後、表1の配合量(質量)に示すように、ジフェニルフォスフィンオキサイド(三光社製、DPPO)と無水イタコン酸との反応物57.8gを投入し、ポリエチレングリコールモノメタクリレート(ダイセル化学工業社製「ブレンマーPE‐200」)104.5g、メタクリル酸150.3g、2‐フェノキシエチルメタクリレート(共栄化学社製「ライトエステルPO」56.8g及びジメチル2,2’‐アゾビス(2−メチルプロピオネート)(和光純薬社製「V-601」)15.0gを混合した溶液を3時間かけて滴下し、滴下後3時間窒素雰囲気下で反応を続けて熟成させた。次に、空気雰囲気下でグリシジルメタアクリレート(GMA、ダイセル化学工業社製「ブレンマーGH」)103.6gを加えて110℃で8時間反応させた。酸無水物が共重合体の末端に付加したことを、FT‐IR(赤外分光光度計)により確認した。これにより、表1に示すように、固形分酸価122.6mgKOH/g、リン元素含有率1.2質量%、重量平均分子量33000、二重結合当量500g/molのカルボキシル基含有アクリル系樹脂(A‐3)を得た。
合成例2と同様の製法にて、表1に示す原料を表1の配合量(質量(g))にて仕込み、表1の物性を有する合成例6〜8のカルボキシル基含有アクリル系樹脂(A‐6、A‐7、A‐8)を得た。また、合成例3と同様の製法にて、表1に示す原料を表1の配合量(質量(g))にて仕込み、表1の物性を有する合成例4、5、9のカルボキシル基含有アクリル系樹脂(A‐4、A‐5、A‐9)を得た。
撹拌機、温度計、還流冷却管、滴下ロート、窒素または空気導入管を備えた1リットルセパラブルフラスコに、窒素雰囲気下でジエチレングリコールモノエチルエーテルアセテート(三洋化成品社製、EDGAC)400gを仕込み、100℃に昇温後、アクリル酸30.7g、2−ヒドロキシエチルアクリレートのイプシロン−カプロラクトン修飾付加物(ダイセル化学工業社製「プラクセルFA2D」)293.5g、2‐フェノキシエチルメタクリレート(共栄化学社製「ライトエステルPO」175.8g及びジメチル2,2’‐アゾビス(2−メチルプロピオネート)(和光純薬社製「V-601」)15.0gを混合した溶液を3時間かけて滴下し、滴下後3時間窒素雰囲気下で反応を続けて熟成させた。これにより、固形分酸価47.9mgKOH/g、重量平均分子量29000のカルボキシル基含有アクリル系樹脂(A ‐10)を得た。
撹拌機、温度計、還流冷却管、滴下ロート、窒素または空気導入管を備えた1リットルセパラブルフラスコに、窒素雰囲気下でジエチレングリコールモノエチルエーテルアセテート(三洋化成品社製、EDGAC)400gを仕込み、100℃に昇温後、アクリル酸89.2g、2−ヒドロキシエチルアクリレートのイプシロン−カプロラクトン修飾付加物(ダイセル化学工業社製「プラクセルFA2D」)213.0g、2‐フェノキシエチルメタクリレート(共栄化学社製「ライトエステルPO」127.5g及びジメチル2,2’‐アゾビス(2−メチルプロピオネート)(和光純薬社製「V-601」)15.0gを混合した溶液を3時間かけて滴下し、滴下後3時間窒素雰囲気下で反応を続けて熟成させた。次に、空気雰囲気下でグリシジルメタアクリレート(GMA、ダイセル化学工業社製「ブレンマーGH」)70.3gを加えて110℃で8時間反応させた。これにより、固形分酸価83.4mgKOH/g、重量平均分子量36000、二重結合当量1000g/molのカルボキシル基含有アクリル系樹脂(A ‐11)を得た。
・「プラクセルFA1DDM」は、ダイセル化学工業社製、2−ヒドロキシエチルアクリレートのイプシロン−カプロラクトン修飾付加物。
・「プラクセルFM3D」は、ダイセル化学工業社製、2−ヒドロキシエチルメタクリレートのイプシロン−カプロラクトン修飾付加物。
・「HEMAC」は、ダイセル化学工業社製、水酸基含有カーボネート変性メタクリレート。
・「ブレンマーPP‐800」は、ダイセル化学工業社製、ポリプロピレングリコールモノメタクリレート。
・「アロニクスM‐140」は、東亞合成社製、N-アクリロイルオキシエチルヘキサヒドロフタルイミド。
・「4HBAGE」は、日本化成社製、4−ヒドロキシブチルアクリレートグリシジルエーテル。
下記表2に示す各成分を下記表2に示す配合割合にて配合し、3本ロールを用いて室温にて混合分散させて、実施例1〜9、比較例1〜3にて使用する硬化性樹脂組成物を調製した。なお、下記表2に示す配合量は質量部を表す。
・「エピクロン860」は、大日本インキ化学工業(株)製、ビスフェノールA型エポキシ樹脂。
・「EXA‐4816」は、DIC社製、ビスフェノールA型エポキシ樹脂。
・「DICY7」は、ジャパンエポキシレジン社製、ジシアンジアミド。
・「HDDA」は、ダイセルサイテック(株)製、1,6‐ヘキサンジアクリレート。
・「EBECRYL3708」は、ダイセルサイテック(株)製、2官能エポキシアクリレート。
・「EBECRYL8405」は、ダイセルサイテック(株)製、4官能のアクリル化ウレタン樹脂。
・「TPP」は、大八工業化学社製、リン酸トリフェニル。
・「FP‐110」は、伏見製薬社製、フォスファゼン系。
・「イルガキュア907」は、チバスペシャルティ ケミカルズ社製。
・「KS‐66」は、信越シリコーン社製シリコーン系消泡剤。
上記のように調製した硬化性樹脂組成物を、以下のように塗工して試験片を作成した。
ポリイミドフィルム(東レ・デュポン(株)製 カプトン100H)に回路パターンを形成したフレキシブル配線板用基板を希硫酸(3%)により表面処理後、スクリーン印刷法にて、各調製した硬化性樹脂組成物を塗布後、BOX炉にて80℃で20分の予備乾燥を行った。予備乾燥後、回路パターンのランド以外を透光性にしたパターンを有するネガフィルムを塗膜上に密着させ、その上から紫外線を露光装置(オーク社製HMW−680GW)にて500mJ/cm2露光した。その後、30℃の1%炭酸ナトリウム現像液にて現像後、BOX炉にて150℃で60分のポストキュアを行うことで、上記基板上に硬化塗膜を形成し、実施例2〜9、比較例2、3の試験片を得た。また、実施例1、比較例1の試験片は、ポリイミドフィルム(東レ・デュポン(株)製 カプトン100H)に回路パターンを形成したフレキシブル配線板用基板を希硫酸(3%)により表面処理後、スクリーン印刷法にて、各調製した硬化性樹脂組成物を塗布後、予備乾燥工程と露光・現像工程ともに行なわず、直接、BOX炉にて150℃で60分のポストキュアを行うことで、上記基板上に硬化塗膜を形成して、得た。硬化塗膜の厚みは、各実施例、比較例ともに、20〜23μmであった。
(1)難燃性
各試験片について、UL94規格に準拠した垂直燃焼試験を行った。評価はUL94規格に基づいて、VTM−0〜燃焼で表した。
(2)耐屈曲性
各試験片の露光後の塗膜について、円筒形マンドレル法により、塗膜の耐屈曲性を目視観察及び×200の光学顕微鏡観察から評価したものであり、○:直径2mmで異常なし、△:直径4mmで異常なしだが、直径2mmでクラック、剥離等の異常あり、×:直径4mmでクラック、剥離等の異常あり、の3段階で評価した。
(3)絶縁特性
各試験片について、IPC−TM−650のIPC−SM840B B−25テストクーポンのくし形電極を用い、85℃、85%R.H.で200時間加湿した後の絶縁抵抗を、DC50V、1分間印加して測定し、○:絶縁抵抗値1010Ω以上、×:絶縁抵抗値1010Ω未満、の2段階で評価した。
(4)耐ブリード性
各試験片を、乾燥炉で200℃にて3分間加熱した後、取り出した。その後、各試験片を室温になるまで放置し、硬化塗膜の表面状態を指触にて評価した。
○:硬化塗膜表面に変化無し、×:硬化塗膜表面に成分の滲み出し有り。
Claims (12)
- 芳香環を少なくとも1つ含み且つリン元素を含有する2価の有機基(X)を側鎖に有するカルボキシル基含有(メタ)アクリル系樹脂(A)と、
分子内に2個以上のエポキシ基を有する多官能性エポキシ化合物(B)と、
塩基性触媒(C)と、を含有する硬化性樹脂組成物であって、
前記カルボキシル基含有(メタ)アクリル系樹脂(A)が、一般式(iii)
−Y−CO−X−C(O)O− (iii)
(式中、Xは上記芳香環を少なくとも1つ含み且つリン元素を含有する有機基を表し、
Yは、
−(R 1 O) o −(C(O)(CH 2 ) p O) q − 又は
−OR 2 −(OC(O)−R 3 ) r −(OC(O)O−R 4 ) s −O−を表す。但し、R 1 は炭素数2〜3個のアルキレン基、R 2 、R 3 およびR 4 は、それぞれ独立して、炭素数2〜8個のアルキレン基を示し、oは1〜13の整数、pは3〜10の整数及びqは0〜3の整数、rは0〜10の整数、sは1〜10の整数を表す。)で表される2価のリン元素含有有機基を側鎖に有し、
前記有機基(X)が、一般式(i)または一般式(ii)
(式中、Zは置換基を表し、lは0〜5の整数、mは0〜4の整数、nは0〜1の整数である。)であることを特徴とする硬化性樹脂組成物。 - 前記qが、1〜3の整数である請求項1に記載の硬化性樹脂組成物。
- 前記カルボキシル基含有(メタ)アクリル系樹脂(A)が、側鎖にカルボキシル基を有する重合体の該カルボキシル基の一部に、エポキシ基含有不飽和化合物を付加させて得られることを特徴とする請求項1または2に記載の硬化性樹脂組成物。
- 前記カルボキシル基含有(メタ)アクリル系樹脂(A)が、固形分中にリン元素を0.5〜10質量%含むことを特徴とする請求項1乃至3のいずれか1項に記載の硬化性樹脂組成物。
- 前記カルボキシル基含有(メタ)アクリル系樹脂(A)の固形分酸価が、30〜140mgKOH/gであることを特徴とする請求項1乃至4のいずれか1項に記載の硬化性樹脂組成物。
- 前記エポキシ基含有不飽和化合物が、一般式(iva)、(ivb)および(ivc)
(式中、R5、R7、R8、R11およびR12は、それぞれ独立して、水素原子又はメチル基を表し、R6、R9、R10およびR13は、それぞれ独立して、炭素数1〜20のアルキレン基を表す。)からなる化合物群から選択される少なくとも一種であることを特徴とする請求項3に記載の硬化性樹脂組成物。 - 前記カルボキシル基含有(メタ)アクリル系樹脂(A)の二重結合当量が、400〜2000g/molであることを特徴とする請求項1乃至6のいずれか1項に記載の硬化性樹脂組成物。
- 塩基性触媒(C)が、メラミンを含有することを特徴とする請求項1に記載の硬化性樹脂組成物。
- さらに、反応性希釈剤(D)を含有する請求項1乃至8のいずれか1項に記載の硬化性樹脂組成物。
- 請求項1乃至9のいずれか1項に記載の硬化性樹脂組成物を硬化して得られたソルダーレジスト膜を有するフレキシブル配線板。
- 請求項1乃至9のいずれか1項に記載の硬化性樹脂組成物を用いた層間絶縁材。
- 請求項1乃至9のいずれか1項に記載の硬化性樹脂組成物を用いたフレキシブル部材。
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