JP5775909B2 - アームガード - Google Patents

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本発明は、球技用のアームガードに関する。
従来、野球やソフトボール等の球技に於て、投球されたボールが打者の腕に直接当たらないようにしてケガを防止するプロテクターが知られている(特許文献1参照)。
特表2003−505173号公報
しかし、特許文献1記載のプロテクターは、可撓性の布を前腕部に巻き付けて装着する為、肘部に隙間が空き易く、また、上腕部を保護することができなかった。よって、ボールの直撃によって肘部や上腕部を打撲したり、骨折したりする虞れがあった。
そこで、本発明は、肘部、上腕部及び前腕部を確実に保護し得るアームガードを提供することを目的とする。
本発明に係るアームガードは、肘部に装着される肘当て部と、該肘当て部の上腕側に揺動自在に取着される第1保護部と、上記肘当て部の前腕側に揺動自在に取着される第2保護部とを、備え、上記第1保護部と上記第2保護部に、取付用舌片を縫着し、該舌片の表て面に、面状ファスナーの雄部を形成し、かつ、上記肘当て部の裏面に、面状ファスナーの雌部が略全面にわたって形成されたものである。
また、上記肘当て部は、硬質樹脂から成るカップと、該カップの裏側に縫着した緩衝用パッドとを有し、該パッドは、発泡体が内装され、かつ、裏面側には上記面状ファスナーの雌部が形成され、自由状態でR曲面状の凹窪部を有し、該凹窪部の左右側縁部が盛り上がって突隆部を形成しているものである。
また、上記舌片は、左右に分岐した二股突片形状に形成されているものである。
本発明のアームガードによれば、肘部と上腕部と前腕部を、投球されたボールの直撃から確実に保護できる。肘当て部に、第1保護部と第2保護部を、面状ファスナーによって着脱自在に取り付けることができる。即ち、使用者の好みに応じて、第1保護部と第2保護部の取着位置を自由に変更することができ、あるいは、使用者が第1保護部、又は/及び、第2保護部を必要としない場合には、簡単に取外すこともできる。
本発明の実施の一形態を示した正面図である。 本発明の実施の一形態を示した背面図である。 図2のA−A断面図である。 図2のB−B断面図である。 アームガードの使用状態を示した斜視図である。
以下、実施の形態を示す図面に基づき本発明を詳説する。
図5に示すように、本発明のアームガードは、肘部Eに装着される肘当て部3と、肘当て部3の上腕側に揺動自在に取着される第1保護部1と、肘当て部3の前腕側に揺動自在に取着される第2保護部2とを、備えている。
図1と図2に示すように、第1保護部1と第2保護部2に、取付用舌片4,4を縫着し、舌片4,4の表て面に、面状ファスナーの雄部9,9を形成し、かつ、肘当て部3の裏面に、面状ファスナーの雌部8が略全面にわたって形成されている。
肘当て部3は、硬質樹脂から成るカップ6と、カップ6の裏側に縫着した緩衝用パッド5とを有している。
図3と図4に示すように、パッド5は、発泡体12が内装され、かつ、裏面側には面状ファスナーの雌部8が形成されている。
また、パッド5は、自由状態でR曲面状の凹窪部10を有し、凹窪部10の左右側縁部が盛り上がって突隆部11,11を形成している。
肘当て部3の一側端縁には、肘用ベルト部材30が付設されている。肘用ベルト部材30は、伸縮性を有する帯状紐から成り、図5に示す使用状態で、肘部Eに巻設され、肘当て部3の他側端縁に設けたリング状ベルト係止部材31に挿通されて折り返され、面状ファスナー等によって係止されている。即ち、肘用ベルト部材30を肘部Eに巻き付けて肘当て部3を装着する。
カップ6は、突隆部16を有し、縫着部50が外周縁部に沿って囲むように環状に形成されている。カップ6の硬度は、ショアーD65〜D95に設定するのが好ましい。
図3と図4に示すように、パッド5は、3層構造となっており、ナイロン系又はポリエステル系の表生地17と、面状ファスナーの雌部8を有する裏生地18と、表生地17と裏生地18に挟まれたPE又はPU等から成る板状の発泡体12とを、有している。パッド5の外周縁部は、全周にわたって縁巻部19によって縫製され、3層が剥離しないように保持されている。また、パッド5とカップ6は、縫着部50によって一体状に縫着されている。
パッド5は、自由状態で、横断面(図3のA−A断面)に於ける凹窪部10の第1曲率半径Rを、縦断面(図4のB−B断面)に於ける凹窪部10の第2曲率半径Rよりも小さく設定している。また、図2に示す背面図に於て、突隆部11,11は、三日月状に形成され、凹部どうしが対面状となるように配設されている。肘当て部3は、使用状態で、突隆部11,11が肘部Eを左右から包み込むように形成されている。パッド5は、金型プレス加工によって成形され、R曲面状の凹窪部10、及び、背面視三日月状の突隆部11,11が形成されている。
図1と図2に示すように、第1保護部1と第2保護部2は、硬質保護板20と、硬質保護板20の裏側に縫着した緩衝部材21とを有し、硬質保護板20と緩衝部材21の間に舌片4を挟んで縫着している。第1保護部1と第2保護部2の一側端縁には、腕用ベルト部材40が付設されている。腕用ベルト部材40は、伸縮性を有する帯状紐から成り、図5に示す使用状態で、上腕部又は前腕部に巻設され、他側端縁に設けたリング状ベルト係止部材41に挿通されて折り返され、面状ファスナー等によって係止されている。
硬質保護板20は、突隆部22を有し、縫着部50が外周縁部に沿って囲むように環状に形成されている。
緩衝部材21は、3層構造となっており、図示省略するが、ナイロン系又はポリエステル系の表生地と裏生地に挟まれたPE又はPU等から成る板状発泡体とを、有している。緩衝部材21の外周縁部は、全周にわたって縁巻部によって縫製され、3層が剥離しないように保持されている。
舌片4,4は、左右に分岐した二股突片形状に形成されている。
舌片4,4によって、凹窪部10に対応して左右方向中間部に凹部15,15が上下に配設されている。舌片4は、緩衝部材21と同様に3層構造となっており、図3と図4に示す断面図に於て、ナイロン系又はポリエステル系の表生地23と裏生地24に挟まれたPE又はPU等から成る板状発泡体25とを、有している。舌片4の外周縁部は、全周にわたって縁巻部によって縫製されている。舌片4は、硬質保護板20と緩衝部材21と共に縫着部50によって一体状に縫着されている。
上述した本発明のアームガードの使用方法(作用)について説明する。
図5に示すように、肘当て部3に第1保護部1と第2保護部2を取付け、肘当て部3の裏側に形成された凹窪部10を肘部Eに当接させて、肘用ベルト部材30を肘部Eに、腕用ベルト部材40,40を上腕部と前腕部に巻き付ける。肘当て部3は肘部Eを被覆し、かつ、第1保護部1と第2保護部2は、上腕部と前腕部の肘部E近傍を被覆して、投球されたボールの直撃から肘部E、及び、上腕部と前腕部を保護する。
第1保護部1と第2保護部2は、面状ファスナーによって、肘当て部3に着脱自在に取り付けることができ、使用者の好みに応じて、第1保護部1と第2保護部2の取着位置を自由に変更可能である。図示省略するが、使用者が肘当て部3のみをもって肘部Eを保護したい時は、第1保護部1と第2保護部2を取外して装着する。あるいは、使用者が第1保護部1又は第2保護部2のどちらか一方を取り付けて使用することも可能である。
使用状態に於て、凹窪部10が肘部Eに当接し、かつ、突隆部11,11が肘部Eを左右から優しく(柔らかく)包み込んで、肘当て部3の廻り止めとなり、位置ズレを防止する。凹窪部10は、横断面の第1曲率半径Rを縦断面の第2曲率半径Rより小さく設定している為、肘部Eが凹窪部10の所定装着箇所に配置され、肘部Eの曲げ伸ばし動作の邪魔にならない。
また、舌片4,4を二股突片形状に形成したことで、使用状態で、凹部15,15間に肘部Eが嵌まり込んで、突隆部11,11と舌片4,4によって肘部Eが囲まれる(包み込まれる)ようなホールド感が向上し、プレー中に肘部Eが曲げ伸ばしを繰返しても、位置ズレすることが少ない。
なお、本発明は、設計変更可能であって、例えば、肘当て部3、及び、第1保護部1・第2保護部2のデザインは要旨を変更しない範囲で、自由に変更できる。また、図例では、肘当て部3、及び、第1保護部1と第2保護部2は、縫着部50によって一体状に縫着されているものとしたが、リベット等により固着したものであって良い。
以上のように、本発明に係るアームガードは、肘部Eに装着される肘当て部3と、肘当て部3の上腕側に揺動自在に取着される第1保護部1と、肘当て部3の前腕側に揺動自在に取着される第2保護部2とを、備え、第1保護部1と第2保護部2に、取付用舌片4,4を縫着し、舌片4,4の表て面に、面状ファスナーの雄部9,9を形成し、かつ、肘当て部3の裏面に、面状ファスナーの雌部8が略全面にわたって形成されたので、肘部Eと上腕部と前腕部を、投球されたボールの直撃から確実に保護できる。肘当て部3に、第1保護部1と第2保護部2を、面状ファスナーによって着脱自在に取り付けることができる。即ち、使用者の好みに応じて、第1保護部1と第2保護部2の取着位置を自由に変更することができ、あるいは、使用者が第1保護部1、又は/及び、第2保護部2を必要としない場合には、簡単に取外すこともできる。
また、肘当て部3は、硬質樹脂から成るカップ6と、カップ6の裏側に縫着した緩衝用パッド5とを有し、パッド5は、発泡体12が内装され、かつ、裏面側には面状ファスナーの雌部8が形成され、自由状態でR曲面状の凹窪部10を有し、凹窪部10の左右側縁部が盛り上がって突隆部11,11を形成しているので、肘当て部3が左右方向に位置ズレするのを防止できる。肘部Eを屈伸する方向に容易に曲げ伸ばしすることができ、使用者に違和感を感じさせずにプレーさせることができる。
また、舌片4,4は、左右に分岐した二股突片形状に形成されているので、肘部Eが囲まれる(包み込まれる)ようなホールド感を向上でき、プレー中に肘部Eが曲げ伸ばしを繰返しても、屈伸方向の位置ズレを防止できる。
1 第1保護部
2 第2保護部
3 肘当て部
4 舌片
5 パッド
6 カップ
8 雌部
9 雄部
10 凹窪部
11 突隆部
12 発泡体
E 肘部

Claims (3)

  1. 肘部(E)に装着される肘当て部(3)と、該肘当て部(3)の上腕側に揺動自在に取着される第1保護部(1)と、上記肘当て部(3)の前腕側に揺動自在に取着される第2保護部(2)とを、備え、
    上記第1保護部(1)と上記第2保護部(2)に、取付用舌片(4)(4)を縫着し、該舌片(4)(4)の表て面に、面状ファスナーの雄部(9)(9)を形成し、かつ、上記肘当て部(3)の裏面に、面状ファスナーの雌部(8)が略全面にわたって形成されたことを特徴とするアームガード。
  2. 上記肘当て部(3)は、硬質樹脂から成るカップ(6)と、該カップ(6)の裏側に縫着した緩衝用パッド(5)とを有し、
    該パッド(5)は、発泡体(12)が内装され、かつ、裏面側には上記面状ファスナーの雌部(8)が形成され、自由状態でR曲面状の凹窪部(10)を有し、該凹窪部(10)の左右側縁部が盛り上がって突隆部(11)(11)を形成している請求項1記載のアームガード。
  3. 上記舌片(4)(4)は、左右に分岐した二股突片形状に形成されている請求項1又は2記載のアームガード。
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