JP5774620B2 - 注文受付装置およびそのプログラム - Google Patents

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Description

本開示は、商品の注文を受付ける注文受付装置およびそのプログラムに関する。
商品を販売する店舗たとえば飲食店では、タッチパネル式のオーダ端末を来客用のテーブルに設置し、そのオーダ端末へのタッチ操作に応じて商品の注文を受付けるいわゆるセルフオーダ方式の注文受付システムが普及している。
また、販売の促進を図るため、利用者が得られる特典を例えば割引券・優待券・景品引換券・食券等のいわゆるクーポンとして頒布する店舗が増えている。
特開2009−163545号公報
頒布されるクーポンの内容は、多様化する傾向にある。このため、利用者にとっては、どのクーポンが利用できるのか、あるいはどのような条件でどのような特典が得られるのか、非常に分かり難い。
本発明の実施形態の目的は、注文状況に応じて得られる特典をその注文時に利用者に適切に知らせることができる注文受付装置およびそのプログラムを提供することである。
本発明の実施形態の注文受付装置は、注文を受付ける注文受付手段と、第1、第2および第3制御手段を備える。第1の制御手段は、利用者に与える特典を、注文の受付け時刻について規定した注文時刻条件、注文の受付け品名について規定した注文品名条件、および注文の受付け個数について規定した注文個数条件を含む注文条件と共に定めた複数のクーポン情報のうち、注文時刻条件および注文品名条件が前記注文の受付け時刻および受付け品名に適合するクーポン情報を選定する。第2制御手段は、選定したクーポン情報の注文個数条件に注文の受付け個数が達していない場合、その注文個数条件と注文の受付け個数との差分の追加注文により選定したクーポン情報の特典が得られる旨を報知する。第3制御手段は、選定したクーポン情報の注文個数条件に注文の受付け個数が達している場合、選定したクーポン情報の特典を報知する。
一実施形態の構成を示すブロック図。 一実施形態の土・日・休日用のクーポン情報テーブルを示す図。 一実施形態の平日用のクーポン情報テーブルを示す図。 一実施形態のオーダ端末の制御回路を示すブロック図。 一実施形態の制御を示すフローチャート。 一実施形態のメニュー画面を示す図。 一実施形態の販売促進用のメッセージ画面を示す図。 一実施形態のクーポン発行画面を示す図。 一実施形態の会計金額確認画面を示す図。 一実施形態の販売促進用のメッセージ画面の他の例を示す図。 一実施形態のクーポン発行画面の他の例を示す図。 一実施形態の会計金額確認画面の他の例を示す図。
以下、一実施形態について図面を参照して説明する。
図1において、オーダ端末1a,1b,…1nは、注文受付用の処理画面をタッチパネル式のカラー液晶表示部2で表示し、その処理画面に対する操作に応じて商品の注文を受付ける(注文受付手段)。これらオーダ端末1a,1b,…1nを商店たとえば飲食店の複数のテーブル上に1台ずつ配置する。
そして、同飲食店に、サーバであるオーダステーション10、通信ネットワークたとえばLAN(ローカル・エリア・ネットワーク)20、無線アクセスユニット(アクセスポイントともいう)21、スタッフ端末22、キッチンプリンタ23、およびPOS端末24を設置する。LAN20は、外部の通信ネットワーク25への接続が可能である。
これらオーダ端末1a,1b,…1n、オーダステーション10、LAN20、無線アクセスユニット21、スタッフ端末22、キッチンプリンタ23、およびPOS端末24により、商品の注文を受付ける注文受付装置を構成している。
オーダステーション10は、コンピュータのCPU11、操作部12、表示部13、記憶部14、およびネットワークインタフェース15を含む。記憶部14は、CPU11の制御に必要な各種プログラム、図2の土・日・休日用のクーポン情報テーブル、および図3の平日用のクーポン情報テーブルなどを記憶している。
図2の土・日・休日用のクーポン情報テーブルは、土・日・休日に利用者に与える特典を注文条件と共に定めた複数のクーポン情報を格納している。例えば、サラダ用のクーポン情報、ソフトドリンク用のクーポン情報、ソフト&アルコールドリンク用のクーポン情報、揚げ物用のクーポン情報、刺身用の2種類のクーポン情報を格納している。注文条件は、注文の受付け時刻について規定した注文時刻条件、注文の受付け品名について規定した注文品名条件、および注文の受付け個数について規定した注文個数条件を含む。
すなわち、サラダ用のクーポン情報は、注文時刻条件[11:00〜14:00]、注文品名条件[サラダ]、注文個数条件[2品以上]、および特典[ソフトドリンク1杯無料]からなる。ソフトドリンク用のクーポン情報は、注文時刻条件[14:00〜18:00]、注文品名条件[ソフトドリンク]、注文個数条件[3杯以上]、および特典[100円割引]からなる。
ソフト&アルコールドリンク用のクーポン情報は、注文時刻条件[18:00〜21:00]、注文品名条件[ソフトドリンク&アルコールドリンク]、注文個数条件[5杯以上]、および特典[ドリンク類1杯無料]からなる。揚げ物用のクーポン情報は、注文時刻条件[19:00〜21:00]、注文品名条件[揚げ物]、注文個数条件[2品以上]、および特典[100円割引]からなる。
刺身用の1つ目のクーポン情報は、注文時刻条件[21:00〜22:30]、注文品名条件[刺身]、注文個数条件[2品以上]、および特典[100円割引]からなる。刺身用の2つ目のクーポン情報は、日持ちのよくない生鮮食品である刺身を閉店前に売り切りたいとの思惑から用意したもので、注文時刻条件[22:30〜23:00]、注文品名条件[刺身]、注文個数条件[1品以上]、および特典[200円割引]からなる。注文時刻条件が閉店時刻に近い2つ目のクーポン情報のほうが、1つ目のクーポン情報よりも、注文個数条件の数値が少なく、しかも特典の割引額が多い。
図3の平日用のクーポン情報テーブルは、平日に利用者に与える特典を注文条件と共に定めた複数のクーポン情報を格納している。例えば、サラダ用のクーポン情報、ソフトドリンク用のクーポン情報、ソフト&アルコールドリンク用のクーポン情報、揚げ物用のクーポン情報、刺身用の2種類のクーポン情報を格納している。
サラダ用のクーポン情報は、注文時刻条件[11:00〜14:00]、注文品名条件[サラダ]、注文個数条件[2品以上]、および特典[ソフトドリンク1杯無料]からなる。このクーポン情報は、土・日・休日用のものと同じである。ソフトドリンク用のクーポン情報は、注文時刻条件[14:00〜18:00]、注文品名条件[ソフトドリンク]、注文個数条件[3杯以上]、および特典[100円割引]からなる。このクーポン情報は、特典の割引額が土・日・休日用のものより100円多い。
ソフト&アルコールドリンク用のクーポン情報は、注文時刻条件[18:00〜21:00]、注文品名条件[ソフトドリンク&アルコールドリンク]、注文個数条件[5杯以上]、および特典[ドリンク類2杯無料]からなる。このクーポン情報は、特典の無料杯数が土・日・休日用のものより1杯多い。揚げ物用のクーポン情報は、注文時刻条件[19:00〜21:00]、注文品名条件[揚げ物]、注文個数条件[2品以上]、および特典[200円割引]からなる。このクーポン情報は、特典の割引額が土・日・休日用のものより100円多い。
刺身用の1つ目のクーポン情報は、注文時刻条件[21:00〜22:30]、注文品名条件[刺身]、注文個数条件[2品以上]、および特典[200円割引]からなる。このクーポン情報は、特典の割引額が土・日・休日用のものより100円多い。刺身用の2つ目のクーポン情報は、日持ちのよくない生鮮食品である刺身を閉店前に売り切りたいとの思惑から用意したもので、注文時刻条件[22:30〜23:00]、注文品名条件[刺身]、注文個数条件[1品以上]、および特典[250円割引]からなる。このクーポン情報は、特典の割引額が土・日・休日用のものより50円多い。
ネットワークインタフェース15は、CPU11と、無線アクセスユニット21、スタッフ端末22、キッチンプリンタ23、POS端末24との間のデータ通信を、LAN20を介して行う。
無線アクセスユニット21は、オーダステーション10から供給されるデータをオーダ端末1a,1b,…1nに向け無線送信するとともに、オーダ端末1a,1b,…1nから無線送信されるデータを受信してオーダステーション10に伝送する。スタッフ端末22は、カラー液晶表示部を有し、注文内容を係員に知らせるための注文受付画面などを表示する。キッチンプリンタ23は、注文内容を厨房の調理スタッフに知らせるための注文書をプリントする。POS端末24は、オーダステーション10が算出する会計金額に応じた会計処理を実行する。
オーダステーション10のCPU11は、記憶部14内のプログラムに基づく主要な機能として、次の(1)〜(4)の手段を有する。
(1)図2および図3のクーポン情報テーブル内の複数のクーポン情報のうち、注文条件が各オーダ端末における注文の受付け内容に適合するクーポン情報を選定し、選定したクーポン情報の特典を各オーダ端末のカラー液晶表示部2の表示により報知する制御手段。
(2)上記選定したクーポン情報の特典が物品の供与である場合、その供与が必要な旨をスタッフ端末22の表示により係員に報知する制御手段。
(3)各オーダ端末で受付けた注文内容に応じた会計金額をオーダ端末ごとに算出する算出手段。
(4)上記選定したクーポン情報の特典が金額の割引である場合、その割引を上記算出手段による会計金額の算出に組入れる制御手段。
なお、(1)の制御手段は、具体的には、次の第1制御手段、第2制御手段、第3制御手段を含む。
第1制御手段は、図2および図3のクーポン情報テーブル内の複数のクーポン情報のうち、注文時刻条件および注文品名条件が各オーダ端末における注文の受付け時刻および受付け品名に適合するクーポン情報を選定する。
第2制御手段は、上記選定したクーポン情報の注文個数条件に各オーダ端末における注文の受付け個数が達していない場合、その注文個数条件と注文の受付け個数との差分の追加注文により上記選定したクーポン情報の特典が得られる旨を各オーダ端末での表示により報知する。
第3制御手段は、上記選定したクーポン情報の注文個数条件に、各オーダ端末における注文の受付け個数が達している場合、上記選定したクーポン情報の特典を各オーダ端末での表示により報知する。
一方、オーダ端末1aの制御回路を図4に示す。オーダ端末1aは、カラー液晶表示部2、スピーカ3、コンピュータのCPU5、ROM6、RAM7、送受信部8などを含む。ROM6は、CPU5の制御に必要な各種プログラム、注文を受付けるための処理画面の表示に必要な各種画像データ、音声案内に必要な音声データなどを記憶している。RAM7は、各種データの記憶用である。送受信部8は、無線アクセスユニット21との間で無線によるデータ通信を行う。
他のオーダ端末1b,…1nの制御回路も、オーダ端末1aの制御回路と同じである。よって、その説明は省略する。
つぎに、オーダ端末1a,1b,…1nのCPU5およびオーダステーション10のCPU11が実行する制御を図5のフローチャートを参照しながら説明する。なお、オーダ端末1aを使用する場合の制御について説明する。
オーダ端末1aのCPU5は、注文受付用の処理画面として図6に示すメニュー画面をオーダ端末1aのカラー液晶表示部2で表示し、そのメニュー画面に対するタッチ操作に応じた飲食品の注文を受付ける(ステップ101)。
メニュー画面は、オーダ端末1aが載置されているテーブルの識別番号“1”の表示、商品である飲食品の画像とその品名を含む多数の商品選択釦Q1の表示、注文一覧釦Q2の表示、店員呼出釦Q3の表示、その他メニュー釦Q4の表示、取消釦Q5の表示、確定釦Q6の表示、会計釦Q7の表示を含む。
注文情報入力用のメニュー画面としては、図6のメニュー画面のほかに、飲食品を詳細に指定したり、飲食品の個数を指定するための複数のメニュー画面がある。これらメニュー画面のいずれも、商品選択釦Q1、注文一覧釦Q2、店員呼出釦Q3、その他メニュー釦Q4、取消釦Q5、確定釦Q6、会計釦Q7の表示を含む。オーダ端末1aのCPU5は、これらメニュー画面をタッチ操作に応じて適宜に切換えながら飲食品の注文を受付け、その注文の受付け内容を確定釦Q6のタッチ操作に応じて確定する。
オーダステーション10のCPU11は、オーダ端末1aにおいて確定釦Q6のタッチ操作に基づき注文の受付け内容が確定されたとき(ステップ102のYES)、その注文の受付け内容に対応するクーポン情報を選定する(ステップ103)。すなわち、オーダステーション10のCPU11は、図2および図3のクーポン情報テーブル内の複数のクーポン情報のうち、注文時刻条件および注文品名条件がオーダ端末1aにおける注文の受付け時刻および受付け品名に適合するクーポン情報を選定する。
[ソフト&アルコールドリンク用のクーポン情報]
例えば、注文の受付け時刻が土曜日の19:00で、注文の受付け品名がアルコールドリンクであれば、オーダステーション10のCPU11は、図2の土・日・休日用のクーポン情報テーブル内のソフト&アルコールドリンク用のクーポン情報を選定する。注文の受付け時刻が同じ土曜日の19:00であっても、注文の受付け品名がサラダであれば、オーダステーション10のCPU11は、クーポン情報を選定しない。
オーダステーション10のCPU11は、ソフト&アルコールドリンク用のクーポン情報を選定したとき(ステップ104のYES)、アルコールドリンクの注文の受付け個数が、選定したソフト&アルコールドリンク用のクーポン情報の注文個数条件[5杯以上]に達しているか否かを判定する(ステップ105)。
アルコールドリンクの注文の受付け個数が“4杯”の場合、オーダステーション10のCPU11は、注文の受付け個数が注文個数条件[5杯以上]に達していないとの判定の下に(ステップ105のNO)、図7に示す販売促進用のメッセージ画面をオーダ端末1aのカラー液晶表示部2で表示させる(ステップ106)。
このメッセージ画面は、注文の受付け個数“4杯”と注文個数条件[5杯以上]との差分(=1杯)の追加注文によって特典が得られる旨を利用者に知らせる『ドリンク類あと1杯でクーポン発行です』という案内文A1の表示、特典の内容を利用者に知らせるための『ドリンク類1杯無料』という説明文を破線の枠で囲んだクーポンパターンA2の表示、OK釦A3の表示、および呼出釦A4の表示を含む。
なお、注文の受付け個数“3杯”の場合は、案内文A1の表示内容が、注文の受付け個数“3杯”と注文個数条件[5杯以上]との差分(=2杯)の追加注文によって特典が得られる旨を利用者に報知する『ドリンク類あと2杯でクーポン発行です』となる。注文の受付け個数“2杯”の場合は、案内文A1の表示内容が、注文の受付け個数“2杯”と注文個数条件[5杯以上]との差分(=3杯)の追加注文によって特典が得られる旨を利用者に報知する『ドリンク類あと3杯でクーポン発行です』となる。
利用者は、このメッセージ画面を見ることにより、ドリンク類を追加注文することでドリンク類1杯無料という特典が得られること、その特典を得るためにはあと何杯の注文が必要かを的確に知ることができる。飲食店にとっては、販売量の増加が期待できる。
注文の受付け個数が注文個数条件[5杯以上]に達した場合(ステップ105のYES)、オーダステーション10のCPU11は、図8に示すクーポン発行画面をオーダ端末1aのカラー液晶表示部2で表示させる(ステップ107)。
このクーポン発行画面は、クーポン情報を発行する旨を利用者に知らせる『クーポンを発行します』という案内文A5の表示、特典の内容を利用者に知らせるための『ドリンク類1杯無料』という説明文を太い実線の枠で囲んだクーポンパターンA6の表示、OK釦A3の表示、および呼出釦A4の表示を含む。
利用者は、このメッセージ画面を見ることにより、現時点でドリンク類1杯無料の特典が得られたことを知る。
ドリンク類1杯無料という特典は利用者への物品の供与であることから(ステップ108のYES)、オーダステーション10のCPU11は、ドリンク類1杯を利用者へ供与する必要がある旨をスタッフ端末22の表示により係員に知らせる(ステップ112)。この知らせを受けた係員は、オーダ端末1aが設置されているテーブルに赴き、どのようなドリンク類が希望かを利用者に確認し、確認したドリンク類1杯を実際に利用者に与える。
オーダステーション10のCPU11は、メッセージ画面またはクーポン発行画面の表示に伴い、タイムカウントtを開始する(ステップ111)。そして、オーダステーション10のCPU11は、タイムカウントtが設定時間tsに達したとき(ステップ112のYES)、あるいは画面中のOK釦A3がタッチ操作されたとき(ステップ112のNO、ステップ113のYES)、メッセージ画面またはクーポン発行画面の表示を解除する(ステップ114)。この解除に伴い、オーダステーション10のCPU11は、ステップ101に戻ってオーダ端末1aによる注文受付けを再開する(ステップ101)。
[刺身用のクーポン情報]
注文の受付け時刻が土曜日の22:00で、注文の受付け品名が刺身であれば、オーダステーション10のCPU11は、図2の土・日・休日用のクーポン情報テーブル内の下から2段目の刺身用のクーポン情報を選定する。
この選定時(ステップ104のYES)、オーダステーション10のCPU11は、刺身の注文の受付け個数が、選定した刺身用のクーポン情報の注文個数条件[2品以上]に達しているか否かを判定する(ステップ105)。
刺身の注文の受付け個数が“1品”の場合、オーダステーション10のCPU11は、注文の受付け個数が注文個数条件[2品以上]に達していないとの判定の下に(ステップ105のNO)、図9に示す販売促進用のメッセージ画面をオーダ端末1aのカラー液晶表示部2で表示させる(ステップ106)。
このメッセージ画面は、注文の受付け個数“1品”と注文個数条件[2品以上]との差分(=1品)の追加注文によって特典が得られる旨を利用者に知らせる『お刺身あと1品でクーポン発行です』という案内文B1の表示、特典の内容を利用者に知らせるための『お刺身200円割引』という説明文を破線の枠で囲んだクーポンパターンB2の表示、OK釦B3の表示、および呼出釦B4の表示を含む。
利用者は、このメッセージ画面を見ることにより、刺身を追加注文することで200円割引という特典が得られること、その特典を得るためにはあと何品の注文が必要かを的確に知ることができる。飲食店にとっては、販売量の増加が期待できる。
注文の受付け個数が注文個数条件[2品以上]に達した場合(ステップ105のYES)、オーダステーション10のCPU11は、図10に示すクーポン発行画面をオーダ端末1aのカラー液晶表示部2で表示させる(ステップ107)。
このクーポン発行画面は、クーポン情報を発行する旨を利用者に知らせる『クーポンを発行します』という案内文B5の表示、特典の内容を利用者に知らせるための『お刺身200円割引』という説明文を太い実線の枠で囲んだクーポンパターンB6の表示、OK釦B3の表示、および呼出釦B4の表示を含む。
利用者は、このメッセージ画面を見ることにより、現時点で“刺身200円割引”の特典が得られたことを知る。
“刺身200円割引”という特典は金額の割引であることから(ステップ108のNO)、オーダステーション10のCPU11は、“刺身200円割引”という割引金額の情報を記憶部14への記憶により保持する(ステップ110)。
オーダステーション10のCPU11は、メッセージ画面またはクーポン発行画面の表示に伴い、タイムカウントtを開始する(ステップ111)。そして、オーダステーション10のCPU11は、タイムカウントtが設定時間tsに達したとき(ステップ112のYES)、あるいはオーダ端末1aにおけるOK釦A3のタッチ操作に応じて(ステップ112のNO、ステップ113のYES)、メッセージ画面またはクーポン発行画面の表示を解除する(ステップ114)。この解除に伴い、オーダステーション10のCPU11は、ステップ101に戻ってオーダ端末1aによる注文受付けを再開する(ステップ101)。
[会計金額の算出]
オーダステーション10のCPU11は、オーダ端末1aにおける会計釦Q7のタッチ操作に応じて(ステップ115のYES)、それまで受付けた注文の内容に基づき、利用者が支払うべき会計金額を算出する(ステップ116)。この算出に際し、オーダステーション10のCPU11は、割引金額の情報を保持しているかどうか確認し、保持している場合はその割引金額の合計を会計金額の算出に組入れる。
例えば、注文の受付け内容に応じた注文総額が3,000円で、利用者に与える特典が“ドリンク類1杯無料”であった場合、オーダステーション10のCPU11は、割引金額の情報を保持していないので、会計金額3,000円を算出する。そして、オーダステーション10のCPU11は、図11に示す会計金額確認画面をオーダ端末1aのカラー液晶表示部2で表示させる(ステップ117)。
この会計金額確認画面は、会計金額を知らせる『お会計金額3,000円』という案内文C1の表示、クーポンが利用されていることとそのクーポンの内容(特典)を知らせる『〜クーポンご利用〜ドリンク類1杯無料が適用あれています』という案内文C2の表示、OK釦C3の表示、および呼出釦C4の表示を含む。
また、注文の受付け内容に応じた注文総額が3,000円で、利用者に与える特典が“刺身200円割引”であった場合、オーダステーション10のCPU11は、注文総額から200円割引いた2,800円を会計金額として算出する。そして、オーダステーション10のCPU11は、図12に示す会計金額確認画面をオーダ端末1aのカラー液晶表示部2で表示させる(ステップ117)。
この会計金額確認画面は、会計金額を知らせる『お会計金額2,700円』という案内文C5の表示、クーポンが利用されていることとそのクーポンの内容(特典)を知らせる『〜クーポンご利用〜お刺身200円割引が適用あれています』という案内文C6の表示、OK釦C3の表示、および呼出釦C4の表示を含む。なお、案内文C6は、注文総額3,000円から200円割引して会計金額が2,700円となったことを知らせる計算式を含む。
利用者は、案内文C1,C2あるいは案内文C5,C6を見ることにより、会計金額を知るとともに、どのような特典を得たかを具体的に知ることができる。また、注文者は、表示内容を確認し終わった場合に、OK釦C3にタッチ操作する。
オーダステーション10のCPU11は、オーダ端末1aにおけるOK釦C3のタッチ操作に応じて(ステップ118のYES)、会計金額確認画面の表示を解除するとともに、算出した会計金額3,000円の情報をPOS端末24に通知する(ステップ119)。続いて、オーダステーション10のCPU11は、ステップ101に戻ってオーダ端末1aによる新たな利用者からの注文受付けを再開する(ステップ101)。
[まとめ]
以上のように、利用者に与える特典を注文条件と共に定めた複数のクーポン情報を格納しておき、これらクーポン情報のうち、注文条件がオーダ端末1aで受付けた注文内容に適合するクーポン情報を選定し、選定したクーポン情報の特典をオーダ端末1aで表示することにより、注文状況に応じて得られる特典をその注文時に利用者にリアルタイムで適切に知らせることができる。
利用者にとっては、多様化するクーポン情報を覚えることなく、また特別の操作を要することもなく、注文状況に見合う特典を自動的に得ることができる。店舗にとっては、顧客へのサービス向上となり、ひいては販売の促進につながる。
クーポン情報として土・日・休日用と平日用の2種類を用意し、来店客が減りがちな平日は注文個数条件のレベルを下げたり特典を増やしたクーポン情報を選定するので、来店客の増加が期待できる。
日持ちのよくない生鮮食品である刺身については、注文時刻条件が異なる2種類のクーポン情報を用意し、閉店時刻が近い時間帯では注文個数条件のレベルを下げてしかも特典を増やしたクーポン情報を選定するので、刺身の販売を閉店前に促進することができる。ひいては、生鮮食品の在庫管理が容易となる。
なお、上記実施形態は、例として提示したものであり、発明の範囲を限定することは意図していない。上記実施形態は、その他の様々な形態で実施されることが可能であり、発明の要旨を逸脱しない範囲で、種々の省略、書き換え、変更を行うことができる。これら実施形態および変形例は、発明の範囲は要旨に含まれるとともに、特許請求の範囲に記載された発明とその均等の範囲に含まれる。
以下に、本願の当初の特許請求の範囲に記載された発明を付記する。
[1] 注文を受付ける注文受付手段と、
特典を注文条件と共に定めた複数のクーポン情報のうち、注文条件が前記注文の受付け内容に適合するクーポン情報を選定し、選定したクーポン情報の特典を報知する制御手段と、
を備えることを特徴とする注文受付装置。
[2] 前記注文受付手段は、表示部を有し、注文受付用の処理画面を前記表示部で表示し、その処理画面に対する操作に応じて注文を受付けるオーダ端末である、
ことを特徴とする[1]に記載の注文受付装置。
[3] 前記注文条件は、注文の受付け時刻について規定した注文時刻条件、注文の受付け品名について規定した注文品名条件、および注文の受付け個数について規定した注文個数条件を含む、
ことを特徴とする[1]または[2]に記載の注文受付装置。
[4] 前記制御手段は、
利用者に与える特典を注文条件と共に定めた複数のクーポン情報のうち、注文時刻条件および注文品名条件が前記注文の受付け時刻および受付け品名に適合するクーポン情報を選定する第1制御手段と、
前記選定したクーポン情報の注文個数条件に前記注文の受付け個数が達していない場合、その注文個数条件と前記注文の受付け個数との差分の追加注文により前記選定したクーポン情報の特典が得られる旨を報知する第2制御手段と、
前記選定したクーポン情報の注文個数条件に前記注文の受付け個数が達している場合、前記選定したクーポン情報の特典を報知する第3制御手段と、
を含む、
ことを特徴とする[3]に記載の注文受付装置。
[5] 前記選定したクーポン情報の特典が物品の供与である場合、その供与が必要な旨を報知する制御手段と、
前記選定したクーポン情報の特典が金額の割引である場合、その割引を前記注文の受付け内容に応じた会計金額の算出に組入れる制御手段と、
をさらに備えることを特徴とする[1]乃至[4]のいずれかに記載の注文受付装置。
[6] 注文を受付ける注文受付手段、およびコンピュータを備えた注文受付装置において、
前記コンピュータを、
特典を注文条件と共に定めた複数のクーポン情報のうち、注文条件が前記注文の受付け内容に適合するクーポン情報を選定し、選定したクーポン情報の特典を報知する手段、
として機能させることを特徴とする注文受付装置のプログラム。
1a,1b,…1n……オーダ端末、2…カラー液晶表示部、5…CPU、10…オーダステーション、11…CPU、12…操作部、13…表示部、14…記憶部、15…ネットワークインタフェース、20…LAN、21…無線アクセスユニット、22…スタッフ端末、23…キッチンプリンタ、24…POS端末

Claims (4)

  1. 注文を受付ける注文受付手段と、
    利用者に与える特典を、注文の受付け時刻について規定した注文時刻条件、注文の受付け品名について規定した注文品名条件、および注文の受付け個数について規定した注文個数条件を含む注文条件と共に定めた複数のクーポン情報のうち、注文時刻条件および注文品名条件が前記注文の受付け時刻および受付け品名に適合するクーポン情報を選定する第1制御手段と、
    前記選定したクーポン情報の注文個数条件に前記注文の受付け個数が達していない場合、その注文個数条件と前記注文の受付け個数との差分の追加注文により前記選定したクーポン情報の特典が得られる旨を報知する第2制御手段と、
    前記選定したクーポン情報の注文個数条件に前記注文の受付け個数が達している場合、前記選定したクーポン情報の特典を報知する第3制御手段と、
    を備えることを特徴とする注文受付装置。
  2. 前記注文受付手段は、表示部を有し、注文受付用の処理画面を前記表示部で表示し、その処理画面に対する操作に応じて注文を受付けるオーダ端末である、
    ことを特徴とする請求項1に記載の注文受付装置。
  3. 前記選定したクーポン情報の特典が物品の供与である場合、その供与が必要な旨を報知する制御手段と、
    前記選定したクーポン情報の特典が金額の割引である場合、その割引を前記注文の受付け内容に応じた会計金額の算出に組入れる制御手段と、
    をさらに備えることを特徴とする請求項1または2に記載の注文受付装置。
  4. 注文を受付ける注文受付手段、およびコンピュータを備えた注文受付装置において、
    前記コンピュータを、
    利用者に与える特典を、注文の受付け時刻について規定した注文時刻条件、注文の受付け品名について規定した注文品名条件、および注文の受付け個数について規定した注文個数条件を含む注文条件と共に定めた複数のクーポン情報のうち、注文時刻条件および注文品名条件が前記注文の受付け時刻および受付け品名に適合するクーポン情報を選定する手段と、
    前記選定したクーポン情報の注文個数条件に前記注文の受付け個数が達していない場合、その注文個数条件と前記注文の受付け個数との差分の追加注文により前記選定したクーポン情報の特典が得られる旨を報知する手段と、
    前記選定したクーポン情報の注文個数条件に前記注文の受付け個数が達している場合、前記選定したクーポン情報の特典を報知する手段、
    として機能させることを特徴とする注文受付装置のプログラム。
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