JP2006330811A - 商品販売データ処理装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】携帯型情報端末に保持されているクーポン情報の中に値引サービス対象のクーポン情報がある場合には自動的にクーポン値引による販売を実現できるようにする。
【解決手段】POS端末3は、特定の商品の値引に関するクーポン情報を保持する携帯型電話機2とデータを通信可能とする。POS端末3は、販売入力された商品のクーポン情報がデータ通信状態にある携帯型電話機2にて保持されているか検索する。販売入力された商品のクーポン情報が検出されると、当該商品の販売価格を当該クーポン情報に基づいて値引処理する。
【選択図】 図1

Description

本発明は、POS(Point Of Sales)端末等の商品販売データ処理装置に関し、特に、商品製造業者側や店舗側から消費者に提供されるクーポンにより特定される商品の値引販売データ処理技術に関する。
商品製造業者側や店舗側が新聞や折込広告等の媒体を利用して不特定の消費者にクーポン券を提供することにより、特定の商品の値引販売を実現するサービスは広く行なわれている。
しかしながら、従来のクーポン券を用いたサービスシステムでは、消費者は媒体から必要なクーポン券を切り離して店に持参し、会計の際に提示する必要があった。このため、消費者は媒体からクーポン券を切り離さなければならない上、会計の際に必要なクーポン券を提示しなければならないという手間があった。また、購入しようとする商品に関してクーポン券があったことを店で思い出しても、持参していなければ値引サービスを受けられないという不都合もあった。
その一方で、携帯型情報端末にクーポン情報を電子化して取込み、会計の際に、必要なクーポン情報のコードパターンを携帯型情報端末の表示部に表示させ、この表示されたコードパターンをPOS端末で読取り復号することによって、特定の商品の値引販売を実現するようにしたシステムが既に知られていた(例えば、特許文献1参照)。
特開2004−280842号公報
しかしながら、従来の携帯型情報端末を用いたクーポン処理システムにおいても、消費者は、会計の際に必要なクーポン情報のコードパターンを携帯型情報端末の表示部に表示させなければならないという点で手間がかかる。また、たとえ携帯情報端末に値引サービスを受けられるクーポン情報が保持されていたとしても、会計の際にそのクーポン情報のコードパターンを表示部に表示させなければ値引サービスを受けられないという点でも不都合があった。
本発明はこのような事情に基づいてなされたもので、その目的とするところは、携帯型の情報端末に保持されているクーポン情報の中に値引サービスを受けられるクーポン情報が存在する場合には自動的にそのクーポン情報により商品販売データを値引して処理することができ、クーポンの利用率を高め得て顧客の購買意欲をより一層増進させることができる商品販売データ処理装置を提供しようとするものである。
本発明は、特定の商品の値引に関するクーポン情報を保持する携帯型の情報端末、例えば携帯型電話機とデータを通信する情報端末通信手段を有した例えばPOS端末等の商品販売データ処理装置において、販売入力された商品のクーポン情報が情報端末通信手段によりデータ通信状態にある情報端末にて保持されているか検索するクーポン情報検索手段と、このクーポン情報検索手段により販売入力された商品のクーポン情報が検出されると、当該商品の販売価格を当該クーポン情報に基づいて値引処理するクーポン値引処理手段とを備えたものである。
かかる手段を講じた本発明によれば、携帯型の情報端末に保持されているクーポン情報の中に値引サービスを受けられるクーポン情報が存在する場合には自動的にそのクーポン情報により商品販売データを値引して処理することができ、クーポンの利用率を高め得て顧客の購買意欲をより一層増進させることができる商品販売データ処理装置を提供できる。
以下、本発明を実施するための最良の形態について図面を用いて説明する。
[第1の実施の形態]
はじめに、第1の実施の形態について図1〜図7を用いて説明する。図1は本実施の形態のシステム構成を示す模式図である。図示するように本実施の形態では、複数枚のクーポン(図ではクーポンA〜Jの10枚)が付された新聞,折込広告(チラシ)などの媒体1と、消費者(客)が携帯して使用する携帯型情報端末としての携帯型電話機2と、店のレジに置かれている商品販売データ処理装置としてのPOS端末3とが用いられる。
媒体1の各クーポンA〜Jには、それぞれRFID(Radio Frequency Identification)4が取り付けられている。RFID4は、非接触通信により情報の書込み及び読出しが可能な情報記憶媒体であり、無線タグ,トランスポンダ等とも称され、既に様々な分野で広範囲に使用されているものである。
このRFIDの要部構成を図2のブロック図にて示す。すなわちRFID4は、ICチップ41と、このICチップ41に接続されたアンテナ42とから構成されている。ICチップ41には、アンテナ42で受信した変調波の整流と安定化を行うことによりICチップ41の各部に電源を供給する電源生成部43と、上記変調波を復調して制御部46へ送出する復調部44と、制御部46から送出されたデータを変調してアンテナ42に送出する変調部45と、復調部44で復調されたデータをメモリ47に書込んだり、メモリ47からデータを読み出して変調部45へ送出したりする制御部46と、EEPROM等の不揮発性の書換え可能なメモリ47とが設けられている。メモリ47には、当該RFIDの製造段階で製造業者により割当て設定された固有のIDが予め記憶されている。また、ユーザが任意のデータを書込むことができるユーザエリアが確保されている。
そしてこのユーザエリアに、当該RFID4が取り付けられたクーポンA〜Jに関する情報として、クーポンコード,商品情報,値引情報,有効期限及び有効回数の各データが記憶されている。クーポンコードは、クーポンの種類を特定するためにクーポン発行元によって付される固有のコードである。商品情報は、当該クーポンによって値引される商品を特定する商品コード等である。値引情報は、当該クーポンによる値引額または割引率あるいは値引後価格である。有効期限は、当該クーポンによる値引の有効期限である。有効回数は、当該クーポンによる値引の有効回数である。
携帯型電話機2は、通常の移動電話機能の他に、近距離無線通信のインターフェイス機能と、RFID4のリーダ機能を有したものである。この携帯型電話機2の要部構成を図3のブロック図にて示す。すなわち携帯型電話機2は、入出力部21と、電話制御部22と、無線通信部23とから構成されている。入出力部21は、液晶ディスプレイ211と、キー入力部212と、マイクロホン213と、スピーカ214とから構成されている。
電話制御部22は、CPU(Central Processing Unit)等を主体とした主制御部221、各種データを記憶するためのメモリ部222、前記液晶ディスプレイ211の画面表示を制御する表示制御部223及び信号変換部224等で構成されている。信号変換部224は、マイクロホン213を介して入力された音声信号を電気信号に変換して主制御部221に供給する。また、主制御部221から与えられた電気信号を音声信号に変換してスピーカから音声出力させる。
無線通信部23は、アンテナ241を介して電話基地局との間で無線による送受信を行う移動通信用無線部231と、アンテナ242を介して他機器の近距離通信用無線部との間で近距離無線による送受信を行う近距離通信用無線部232と、アンテナ243を介して交信範囲内にある複数のRFID4と無線通信を行うことで各RFID4のメモリデータを一括して読取るRFIDリーダ部233とから構成されている。
そして主制御部221に、メモリ部222,表示制御部223,キー入力部212,信号変換部224,移動通信用無線部231,近距離通信用無線部232及びRFIDリーダ部233の各部が接続されている。
また、携帯型電話機2のメモリ部222には、図4に示すように、クーポンに付されたRFID4のメモリ47から読込んだクーポンに関する情報(クーポンコード,商品情報,値引情報,有効期限,有効回数)を蓄積保存するためのクーポンデータテーブル25が形成されている。
POS端末3は、通常の商品販売データ処理機能の他に、近距離無線通信のインターフェイス機能を有したものである。このPOS端末3の外観構成を図1にて示す。すなわちPOS端末3は、筐体30の前面にキーボード31が設けられており、上面にオペレータ用のディスプレイ32が設けられている。また、客用のディスプレイ33が筐体30から立設されている。さらに、レシート印字等を行うためのプリンタ34が筐体30に内蔵されており、このプリンタ34によって印字されたレシートがレシート発行口35から排出されるようになっている。また、筐体30の下面には、現金等を収容するためのドロワ36が設けられている。
上記POS端末3の要部構成を図5のブロック図にて示す。すなわちPOS端末3は、前述したキーボード31,オペレータ用ディスプレイ32,客用ディスプレイ33,プリンタ34及びドロワ36の他、CPU等を主体とした主制御部301、各種データを記憶するためのメモリ部302、現在の日時を計時する時計部303、LAN(Local Area Network)を介して接続されたコンピュータとのデータ通信を制御するLAN通信部304、前記オペレータ用ディスプレイ32及び客用ディスプレイ33の画面表示を制御する表示制御部305、前記プリンタ34の印字動作を制御するプリンタ制御部306、バーコード等を読取るためのスキャナが接続されるスキャナインターフェイス307、アンテナ308を介して他機器の近距離通信用無線部との間で近距離無線による送受信を行う近距離通信用無線部309等で構成されている。
そして主制御部301に、メモリ部302,時計部303,LAN通信部304,近距離通信用無線部309,キーボード31,表示制御部305,プリンタ制御部306,スキャナインターフェイス307及びドロワ36が接続されている。
また、POS端末3のメモリ部302には、図6に示すように、1商取引として処理される客買上商品の商品コード,商品名,単価,点数,金額及び値引額が記憶される取引明細テーブル37が形成されている。
かかる構成の本実施の形態では、消費者は、例えば自宅にて新聞や折込広告などの媒体1に付されたクーポンA〜Jに、RFIDリーダのアプリケーションを実行させた携帯型電話機2を近付ける。そうすると、この携帯型電話機2のRFIDリーダ部233によって、各クーポンA〜Jにそれぞれ設けられたRFID4のメモリデータ、すなわちクーポンコード,商品情報,値引情報,有効期限及び有効回数のクーポンに関する情報が読み取れられ、メモリ部222のクーポンデータテーブル25に蓄積保存される。
なお、他の媒体にも同様なクーポンが付されている場合には、携帯型電話機2を用いて同様な作業を行うことにより、この他の媒体のクーポンに関する情報もクーポンデータテーブル25に蓄積保存される。ただし、クーポンデータテーブル25に同一のクーポンコードが既に格納されている場合には、後から読取られたクーポンデータは破棄される。これにより、複数の媒体に同一のクーポンが付されていても、携帯型電話機2のクーポンデータテーブル25に重複して記憶されることはない。また、同一のクーポンを時間をずらして読取り操作しても、最初に読取られたときのクーポンデータがクーポンデータテーブル25に残っている限り重複して記憶されたり後から読取られたデータに書き換えられたりすることはない。
次に消費者は、携帯型電話機2を持って店に買物に行く。今や携帯型電話機2は、多くの消費者にとって必須のアイテムであり、クーポンを意識しなくとも買物の際に持っていくものである。さて消費者は、店での買物を終えると、レジに買上商品の精算に行く。この際、近距離無線通信のアプリケーションを実行させた携帯型電話機2をPOS端末3に近付ける。
一方、POS端末3を操作する店員,いわゆるキャッシャは、客が買上商品の精算に来ると、この商品をPOS端末3に登録して商品販売データを処理させ合計金額を得る。そして、この合計金額に対する支払いを受けたならば、その支払データをPOS端末3に入力して、当該客との商取引を決済するものとなっている。
この場合におけるPOS端末3の主制御部301の情報処理手順を図7の流れ図にて示す。すなわち主制御部301は、ST(ステップ)1として客買上商品の登録を待機する。そして、キーボード31のキー入力あるいはスキャナインターフェイス307に接続されたスキャナのスキャニング入力により、客買上商品の商品コード,販売点数等の商品データが登録されると、主制御部301は、ST2として商品コードに対応してプリセットされている商品単価を取得し、この単価に販売点数を乗算して販売金額を算出する。そして、メモリ部302の取引明細テーブル37に、この商品の商品コード,商品名,単価,販売点数及び販売金額を記憶する。なお、取引明細テーブル37のデータは、1商取引として処理する客買上商品の1点目の登録に先立ちクリアされるものとなっている。
次に主制御部301は、ST3として携帯型電話機2が接続されているか否かを判断する。近距離通信用無線部309を介して携帯型電話機2にアクセスを行い、応答があれば接続有りと判断し、応答がなければ接続無しと判断する。接続無しと判断した場合には、ST10の締め宣言有無判断処理に進む。
ST3にて携帯型電話機2との接続有りを判断した場合には、主制御部301は、ST4として登録商品の商品コードで上記携帯型電話機2のクーポンデータテーブル25を検索する。そして、ST5としてこの登録商品がクーポン対象商品か否かを判断する(クーポン情報検索手段)。ここで、当該商品の商品コードを商品情報に含むクーポンデータがクーポンデータテーブル25に存在する場合にはクーポン対象商品と判断し、存在しない場合にはクーポン対象商品でないと判断する。クーポン対象商品でないと判断した場合には、ST10の締め宣言有無判断処理に進む。
ST5にてクーポン対象商品であると判断した場合には、主制御部301は、ST6として当該商品に関するクーポンデータが有効期限内か否かを判断する。ここで、時計部303にて計時されている現在日付が当該商品に関するクーポンデータの有効期限の範囲内であれば有効期限内であると判断し、範囲外であれば有効期限内でないと判断する。期限外と判断した場合には、ST10の締め宣言有無判断処理に進む。
ST6にて当該商品に関するクーポンデータが有効期限内であると判断した場合には、主制御部301は、ST7として当該クーポンデータの有効回数が0か1以上か否かを判断する。有効回数が0の場合には、ST10の締め宣言有無判断処理に進む。
ST7にて当該クーポンデータの有効回数が1以上の場合には、主制御部301は、ST8として当該クーポンデータの値引情報に基づいて値引額を取得し、この値引額を取引明細テーブル37の当該商品に関する販売データに対応させて記憶する。例えば、値引情報が値引額を示す場合には、この値引額をそのまま記憶する。値引情報が割引率を示す場合には、当該商品の単価に割引率を乗算して値引額を算出し、この値引額を記憶する。値引情報が変更後価格を示す場合には、単価から変更後価格を減算して値引額を求め、この値引額を記憶する(クーポン値引処理手段)。
次に、主制御部301は、ST9として当該クーポンデータの有効回数を1だけ減少するように書き換える(有効回数書換え手段)。しかる後、ST10の締め宣言有無判断処理に進む。ST10では、キーボード31に設けられている預/現計キー等の締めキーが操作入力されている場合には締め宣言ありと判断し、操作入力されていない場合には締め宣言無しと判断する。締め宣言無しと判断し、次の商品登録有りと判断した場合には、主制御部301は、前記ST2以降の処理を再度実行する。
ST10にて締め宣言有りと判断した場合には、主制御部301は、ST11として取引明細テーブル37に記憶されているレコードの金額データ合計値から値引額データ合計値を減算して合計金額を算出する。そして、この合計金額をオペレータ用ディスプレイ32及び客用ディスプレイ33に表示させる。
次に、主制御部301は、ST12としてこの合計金額に対する支払データが入力されるのを待機する。そして、支払データが入力されたならば、ST13として登録締め処理を実行する。例えば支払いデータとして合計金額以上の預り金額が入力されたならば、釣銭額を算出してオペレータ用ディスプレイ32及び客用ディスプレイ33に表示させる。また、取引明細テーブル37のデータに基づいて各登録商品の販売データを売上登録処理するとともに、合計金額を現金取引のデータとして売上登録処理する。
その後,主制御部301は、ST14としてプリンタ34を動作させて、当該商取引の明細レシートを印字発行させる。また、ST15としてドロワ36を開放動作させる。以上で、当該客との商取引を決済するものとなっている。
このように本実施の形態においては、客が所持する携帯型電話機2に、当該客の買上商品に関するクーポンデータが記憶されていた場合には、このクーポンデータに基づいて当該商品の販売価格が自動的に値引されて販売されることとなる。このとき、客は、買上商品のクーポンデータが携帯型電話機2に保存されているか否かを意識する必要はない。したがって、買上商品に該当するクーポンのコードデータを携帯型電話機2の液晶ディスプレイ211に表示させるといった煩雑な操作をする必要がないので、客の手間を軽減することができる。また、近距離無線通信のアプリケーションを実行させた携帯型電話機2をPOS端末3に近付けさえすれば、買上商品に該当するクーポンデータでの値引サービスを確実に受けられるで、消費者の購買意欲がさらに増進する利点もある。
ところで通常、クーポンには有効期限が設定されている。本実施の形態では、各クーポンにそれぞれ付されたRFID4に記憶されるクーポンデータに有効期限データを付加し、この有効期限データを含むクーポンデータを携帯型電話機2で保存し、POS端末3にて登録商品に該当するクーポンデータを処理する際に有効期限をチェックするようにしたので、期限切れのクーポンデータが使用されて値引処理されることはない。したがって、本実施の形態でもクーポンに有効期限を設定することができる。
また通常、クーポンは使用時に店に回収されるので、繰り返し使用されることはない。これに対して本実施の形態では、クーポンデータに有効回数を付加し、POS端末3にてクーポンデータが使用される毎にそのクーポンデータの有効回数を減少させて、0になると使用不能とするようにしている。したがって、例えば有効回数の初期値を1に設定することで、本実施の形態でもクーポンデータが繰り返し使用されるのを防ぐことができる。また、有効回数の初期値を2以上に設定することにより、この設定回数の範囲内であれば同一のクーポンデータを繰り返し使用できるようにもなり、クーポンサービスの拡張を容易に図ることもできる。
[第2の実施の形態]
前記第1の実施の形態では、POS端末3にて商品登録が行われる毎に、携帯型電話機2のクーポンデータテーブル25を検索して該当するクーポンデータの有無等を判断するようにしている。このため、買上商品の登録が完了するまで客が携帯型電話機2をPOS端末3に近づけている必要がある。そこで次に、買上商品の登録が完了するまで客が携帯型電話機2をPOS端末3に近づけていなくてもよい第2の実施の形態について、図8〜図10を用いて説明する。なお、第1の実施の形態と共通する部分については説明を省略する。
この第2の実施の形態が前記第1の実施の形態と異なる点は、POS端末3のメモリ部302に、図8に示すエリア構成のクーポン補助テーブル38とクーポンフラグメモリ39とを追加した点にある。クーポン補助テーブル38は、携帯型電話機2のクーポンデータテーブル25に蓄積保存されているクーポンデータをコピーするための領域である。
この第2の実施の形態においても、消費者が媒体1に付された各クーポンA〜JのRFID4に記憶されているクーポンデータを携帯型電話機2に取込み店に持参して、買上商品の精算の際に近距離無線通信のアプリケーションを実行させた携帯型電話機2をPOS端末3に近付けるまでは第1の実施の形態と同様である。
本実施の形態においては、キャッシャは、客が買上商品の精算に来て携帯型電話機2をPOS端末3に近付けるのを見ると、キーボード31の登録開始キーを押下する。そうすると、主制御部301が図9〜図10の流れ図に示す手順の情報処理を実行するものとなっている。
先ず主制御部301は、ST21として携帯型電話機2が接続されているか否かを判断する。近距離通信用無線部309を介して携帯型電話機2にアクセスを行い、応答があれば接続有りと判断し、応答がなければ接続無しと判断する。接続無しと判断した場合には、ST24の商品登録有無処理に進む。
ST21にて携帯型電話機2との接続有りを判断した場合には、主制御部301は、ST22としてその携帯型電話機2のメモリ部222に記憶されたクーポンデータテーブル25のクーポンデータを近距離無線通信によって全て読込み、クーポン補助テーブル38に格納する(クーポン情報取得手段)。また、ST23としてクーポンフラグメモリ39にクーポンフラグをセットする。しかる後、ST24の商品登録有無処理に進む。
ST24では、客買上商品の登録を待機する。そして、キーボード31のキー入力あるいはスキャナのスキャニング入力により、客買上商品の商品コード,販売点数等の商品データが登録されると、主制御部301は、ST25として商品コードに対応してプリセットされている商品単価を取得し、この単価に販売点数を乗算して販売金額を算出する。そして、メモリ部302の取引明細テーブル37に、この商品の商品コード,商品名,単価,販売点数及び販売金額を記憶する。なお、取引明細テーブル37のデータは、1商取引として処理する客買上商品の1点目の登録に先立ちクリアされるものとなっている。
次に、主制御部301は、ST26としてクーポンフラグを調べる。ここで、クーポンフラグがセットされていない場合には、携帯型電話機2からクーポンデータを取得していない商取引なので、ST33の締め宣言有無判断処理に進む。
ST26にてクーポンフラグがセットされていた場合には、携帯型電話機2からクーポンデータを取得しクーポン補助テーブル38で記憶している商取引なので、主制御部301は、ST27として登録商品の商品コードで上記クーポン補助テーブル38を検索する。そして、ST28としてこの登録商品がクーポン対象商品か否かを判断する(クーポン情報検索手段)。ここで、当該商品の商品コードを商品情報に含むクーポンデータがクーポン補助テーブル38に存在する場合にはクーポン対象商品と判断し、存在しない場合にはクーポン対象商品でないと判断する。クーポン対象商品でないと判断した場合には、ST33の締め宣言有無判断処理に進む。
ST28にてクーポン対象商品であると判断した場合には、主制御部301は、ST29として当該商品に関するクーポンデータが有効期限内ないか否かを判断する。ここで、時計部303にて計時されている現在日付が当該商品に関するクーポンデータの有効期限の期限内であれば有効期限内であると判断し、期限外であれば有効期限内でないと判断する。期限外と判断した場合には、ST33の締め宣言有無判断処理に進む。
ST29にて当該商品に関するクーポンデータが有効期限内であると判断した場合には、主制御部301は、ST30として当該クーポンデータの有効回数が0か1以上か否かを判断する。有効回数が0の場合には、ST33の締め宣言有無判断処理に進む。
ST30にて当該クーポンデータの有効回数が1以上の場合には、主制御部301は、ST31として当該クーポンデータの値引情報に基づいて値引額を取得し、この値引額を取引明細テーブル37の当該商品に関する販売データに対応させて記憶する(クーポン値引処理手段)。
次に、主制御部301は、ST32として当該クーポンデータの有効回数を1だけ減少するように書き換える(有効回数書換え手段)。しかる後、ST33の締め宣言有無判断処理に進む。ST33では、キーボード31の締めキーが操作入力されている場合には締め宣言ありと判断し、操作入力されていない場合には締め宣言無しと判断する。締め宣言無しと判断し、次の商品登録有りと判断した場合には、主制御部301は、前記ST25以降の処理を再度実行する。
ST33にて締め宣言有りと判断した場合には、主制御部301は、ST34として取引明細テーブル37に記憶されているレコードの金額データ合計値から値引額データ合計値を減算して合計金額を算出する。そして、この合計金額をオペレータ用ディスプレイ32及び客用ディスプレイ33に表示させたならば、主制御部301は、ST35としてこの合計金額に対する支払データが入力されるのを待機する。そして、支払データが入力されたならば、ST36として登録締め処理を実行する。
その後,主制御部301は、ST37としてクーポンフラグを再度調べる。ここで、クーポンフラグがセットされていない場合には、主制御部301はST45の処理に進み、プリンタ34を動作させて、当該商取引の明細レシートを印字発行させる。また、ST46としてドロワ36を開放動作させて、当該客との商取引を決済する。
一方、ST37にてクーポンフラグがセットされていた場合には、主制御部301は、ST38としてクーポン補助テーブル38から有効期限切れのクーポンデータと有効回数が0のクーポンデータを削除する。
次に、主制御部301は、ST39として携帯型電話機2が接続されているか否かを再度判断する。そして、接続されていない場合には、ST40として携帯型電話機2をPOS端末3に近付けるように客に促すメッセージをオペレータ用ディスプレイ32及び客用ディスプレイ33に表示させる。そしてST39に戻り、携帯型電話機2が接続されるのを待機する。
ST39にて携帯型電話機2が接続されていることを確認した場合には、主制御部301は、ST41として登録開始時に接続された携帯型電話機2と同一か否かを判断する。例えば主制御部301は、携帯型電話機2との接続を確認した際に、この携帯型電話機固有のデータ、例えば電話番号を取得するようにし、登録開始時に取得し電話番号と一致するか否かによって、同一であるか否かを判断する。ここで、登録開始時に接続された携帯型電話機2と締め宣言時に接続された携帯型電話機2とが同一でないと判断された場合には、主制御部301は、ST40に進み、携帯型電話機2をPOS端末3に近付けるように客に促すメッセージをオペレータ用ディスプレイ32及び客用ディスプレイ33に表示させる。そして、ST39に戻り、携帯型電話機2が接続されるのを待機する。
登録開始時に接続された携帯型電話機2と締め宣言時に接続された携帯型電話機2とが同一であると判断された場合には、主制御部301は、ST42として携帯型電話機2のクーポンデータテーブル25を一旦クリアした後、クーポン補助テーブル38に記憶されているクーポンデータを上記クーポンデータテーブル25に書込む。すなわち、携帯型電話機2のクーポンデータテーブル25のデータをクーポン補助テーブル38のデータに更新する。これにより、有効期限切れのクーポンデータと有効回数が0のクーポンデータが削除される。
しかる後、主制御部301は、ST43としてクーポン補助テーブル38をクリアする。また、ST44としてクーポンフラグをリセットする。その後、主制御部301はST45の処理に進み、プリンタ34を動作させて、当該商取引の明細レシートを印字発行させる。また、ST46としてドロワ36を開放動作させたならば、当該客との商取引を決済する。
このように構成された第2の実施の形態においても、客が所持する携帯型電話機2に、当該客の買上商品に関するクーポンデータが記憶されていた場合には、このクーポンデータに基づいて当該商品の販売価格が自動的に値引されて販売されることとなるので、第1の実施の形態と同様の作用効果を奏し得る。
しかもこの第2の実施の形態においては、客は、買上商品の販売データがPOS端末3に登録される直前と、登録が終わって代金を支払った後(レシートが発行される前)の2回だけ携帯型電話機2をPOS端末3に近付ければよいので、買上商品の登録が完了するまで携帯型電話機2をPOS端末3に近づけていなければならない第1の実施の形態と比べて煩雑でない。また、携帯型電話機2とPOS端末3との間の通信回数も低減されるので、処理時間を短縮できる上、信頼性も高めることができる。
[第3の実施の形態]
前記第1及び第2の実施の形態では、携帯型電話機2のクーポンデータテーブル25に保存されたクーポンデータは、有効期限内及び有効回数内であれば、本実施の形態のPOS端末3が設置された全ての店で使用可能であり、クーポン対象商品を購入した客に対しては値引サービスが実施される。このため、店を単位として使用可能なクーポンを制限することができない。そこで次に、店毎に使用できるクーポンを制限することができる第3の実施の形態について、図11〜図13を用いて説明する。なお、第1及び第2の実施の形態と共通する部分については説明を省略する。
この第3の実施の形態が前記第2の実施の形態と異なる点は、POS端末3のメモリ部302に、図11に示すエリア構成の有効クーポン設定テーブル310を追加した点にある。また、図12に示すように、クーポン補助テーブル38に有効フラグのエリアを追加した点にある。
有効クーポン設定テーブル310には、媒体1に付されて各消費者に配布されているクーポンのうち、自店舗で使用可能なクーポンのクーポンコードと、このクーポンコードによって特定されるクーポンの店舗独自の値引情報とが設定される。なお、店舗独自の値引情報を使用せず、クーポンに予め設定された値引情報を使用する場合には、クーポンコードのみ設定し、店舗値引情報は設定しない。ここに、有効クーポン設定テーブル310は、有効クーポン設定手段を構成する。
この第3の実施の形態においても、消費者が媒体1に付された各クーポンA〜JのRFID4に記憶されているクーポンデータを携帯型電話機2に取込み店に持参して、買上商品の精算の際に近距離無線通信のアプリケーションを実行させた携帯型電話機2をPOS端末3に近付けるまでは第1及び第2の実施の形態と同様である。また、キャッシャがキーボード31の登録開始キーを押下したことで主制御部301が実行する情報処理の手順も、後述する一部を除き第2の実施の形態と同様である。
図13は、第3の実施の形態において、登録開始キーが押下されてから締め宣言が行なわれるまでの主制御部301が実行する情報処理の要部手順を示す流れ図であり、図9と同一部分には同一符号を付している。図示するように、第3の実施の形態が第2の実施の形態と異なる情報処理手順は、ST22とST23の処理の間に、ST50として図14の流れ図に具体的に示す読込み後処理を実行する点と、ST28とST29の処理の間にST60としてクーポン補助テーブル38における有効フラグをチェックする処理を実行する点にある。
すなわち主制御部301は、近距離無線通信により接続状態にある携帯型電話機2のメモリ部222に記憶されたクーポンデータテーブル25のクーポンデータを近距離無線通信によって全て読込み、クーポン補助テーブル38に格納した後(ST22)、ST51としてこのクーポン補助テーブル38に格納された各クーポンデータに付される有効フラグを全て“0”とする。
次に主制御部301は、ST52として読出しデータカウンタnを“0”に一旦初期化した後、ST53としてこの読出しデータカウンタnを1だけカウントアップする。そして、ST54としてクーポン補助テーブル38からn番目(nは読出しデータカウンタnの値)のクーポンデータを検索する。
ここで、ST55としてn番目のクーポンデータを取得できたならば、主制御部301は、ST56としてこのn番目のクーポンデータのクーポンコードが有効クーポン設定テーブル310に設定されているか否かを判断する(有効クーポン情報抽出手段)。そして設定されていない場合には、ST53の処理に戻り、読出しデータカウンタnをさらに1だけカウントアップして、クーポン補助テーブル38から次のクーポンデータを検索する。
これに対し、n番目のクーポンデータのクーポンコードが有効クーポン設定テーブル310に設定されている場合には、主制御部301は、ST57としてn番目のクーポンデータのクーポンコードに対応して有効クーポン設定テーブル310に店舗値引情報が設定されているか否かを判断する。そして設定されている場合には、ST58としてクーポン補助テーブル38におけるn番目クーポンデータの値引情報を、有効クーポン設定テーブル310に設定されている店舗値引情報に変更する(値引情報変更手段)。また、ST59としてn番目クーポンデータの有効フラグを“1”に変更する。店舗値引情報が設定されていない場合には、n番目クーポンデータの有効フラグを“1”に変更する処理のみ行う。
しかる後、主制御部301はST53の処理に戻り、読出しデータカウンタnをさらに1だけカウントアップして、クーポン補助テーブル38から次のクーポンデータを検索する。そして、n番目のクーポンデータを取得できなくなるまで、上記処理を繰り返す。ST55にてn番目のクーポンデータを取得できなくなると、主制御部301は、クーポンフラグをセットする(ST23)。
かくして、携帯型電話機2のクーポンデータテーブル25から読取られ、クーポン補助テーブル38に格納されたクーポンデータのうち、有効クーポン設定テーブル310に設定されているクーポンコードと一致するクーポンデータが抽出されて、その有効フラグが“1”にセットされる。
その後、主制御部301は、客買上商品の登録を待機する(ST24)。そして、客買上商品の商品データが登録されると、主制御部301は、取引明細テーブル37に、この商品の商品コード,商品名,単価,販売点数及び販売金額を記憶する(ST25)。次いで、クーポンフラグはセットされているので(ST26)、主制御部301は、登録商品の商品コードで上記クーポン補助テーブル38を検索する(ST27)。その結果、登録商品がクーポン対象商品であると判断されると(ST28)、主制御部301は、ST60として当該商品に関するクーポンデータに付加されている有効フラグを調べる。ここで、有効フラグが“0”であった場合には、当該商品に関するクーポンデータは自店舗では有効でないので、ST33の締め宣言有無判断処理に進む。
これに対し、有効フラグが“1”であった場合には、当該商品に関するクーポンデータは自店舗で有効なデータなので、このクーポンデータの有効期限チェック(ST29)と有効回数チェック(ST30)を行う。そして、これらを満足した場合には、主制御部301は、当該クーポンデータの値引情報に基づいて値引額を取得し、この値引額を取引明細テーブル37の当該商品に関する販売データに対応させて記憶する(ST31:クーポン値引処理手段)。また、当該クーポンデータの有効回数を1だけ減少するように書き換える(ST32:有効回数書換え手段)。しかる後、ST33の締め宣言有無判断処理に進む。
ST33にて締め宣言ありと判断した場合には、主制御部301は、第2の実施の形態と同様に、図10の流れ図に示すST34〜ST46の各処理を実行する。なお、ST42のクーポン補助テーブル38のクーポンデータを携帯型電話機2のクーポンデータテーブル25に書き込む処理において、有効フラグを除くデータをクーポンデータテーブル25に書き込むのはいうまでもないことである。
このように構成された第3の実施の形態によれば、店毎に使用できるクーポンを任意に指定することができる。しかも、値引情報も店独自に設定できるので、例えば店舗側から消費者に提供されるクーポンにおいて、店によって異なる額で値引を行う運用も容易に実施できる利点がある。
なお、この発明は前記各実施形態そのままに限定されるものではなく、実施段階ではその要旨を逸脱しない範囲で構成要素を変形して具体化できる。
例えば、前記第2及び第3の実施の形態では、買上商品の販売データをPOS端末3に登録する前に携帯型電話機2をPOS端末3に近付けるようにしたが、登録開始後でも締め宣言前であれば携帯型電話機2をPOS端末3に近付けることによってクーポン値引を受けられるようにしてもよい。
例えば所定キーの操作により携帯型電話機2がPOS端末3に近付けられたことが宣言されると、主制御部301は、携帯型電話機2のメモリ部222に記憶されたクーポンデータテーブル25のクーポンデータを近距離無線通信によって全て読込み、クーポン補助テーブル38に格納する。しかる後、取引明細テーブル37に記憶されている登録済商品に関する販売データを順次サーチして、有効なクーポン対象商品のデータを検出したならば、その販売データに対応させて値引額をセットする。以後は、ST24以降の処理を実行する。このように構成することによって、登録開始後でも締め宣言前であれば携帯型電話機2をPOS端末3に近付けることでクーポン値引を受けられるようになる。
また、前記第3の実施の形態では、有効クーポン設定テーブル310に有効なクーポンコードとともに必要に応じて店舗値引情報を設定したが、クーポンの値引情報をそのまま使用するのであれば、有効クーポン設定テーブル310は有効なクーポンコードのみを設定する構成とすればよい。
また、前記各実施の形態では、有効回数を制限するための機能としてクーポンデータに有効回数データを付加したが、有効回数を全て1回に制限するのであれば、有効回数データの代わりに使用済か否かを識別するフラグデータを設け、ST9またはST32の処理において該当するクーポンデータのフラグを使用済と変更するようにしてもよい。
また、前記各実施の形態ではクーポンにRFID4を設け、このRFID4に記憶されたクーポンデータを携帯型電話機2のRFIDリーダ機能によって取込む場合を示したが、クーポンにクーポンデータの二次元コードを設け、この二次元コードを携帯型電話機2のカメラ機能によって取込むことにより各種クーポンのクーポンデータを携帯型電話機2に保存するようにしてもよい。
また、携帯型の情報端末は携帯型電話機2に限定されるものではなく、PDA(Personal Digital Assistant),小型パソコン,デジタルカメラ等であってもよい。また、携帯型情報端末とPOS端末3との通信も近距離無線に限定されるものではなく、赤外線通信や有線であってもよい。
この他、前記実施形態に開示されている複数の構成要素の適宜な組合せにより種々の発明を形成できる。例えば、実施形態に示される全構成要素から幾つかの構成要素を削除してもよい。さらに、異なる実施形態に亘る構成要素を組合わせてもよい。
本発明に関わる実施の形態のシステム構成を示す模式図。 同実施の形態においてクーポンに付されるRFIDの要部構成を示すブロック図。 同実施の形態において携帯型情報機器として機能する携帯型電話機の要部構成を示すブロック図。 携帯型電話機のメモリ部に形成されるクーポンデータテーブルのデータ構造を示す模式図。 同実施の形態において商品販売データ処理装置として機能するPOS端末の要部構成を示すブロック図。 POS端末のメモリ部に形成される取引明細テーブルを示す模式図。 第1の実施の形態において、POS端末の主制御部が実行する商取引処理手順の要部を示す流れ図。 第2の実施の形態において、POS端末のメモリ部に形成されるクーポン補助テーブル及びクーポンフラグメモリを示す模式図。 同第2の実施の形態において、POS端末の主制御部が実行する商取引処理手順の締め宣言までの要部を示す流れ図。 同第2の実施の形態において、POS端末の主制御部が実行する商取引処理手順の締め宣言後の要部を示す流れ図。 第3の実施の形態において、POS端末のメモリ部に形成されるクーポン設定テーブルを示す模式図。 同第3の実施の形態において、POS端末のメモリ部に形成されるクーポン補助テーブルを示す模式図。 同第3の実施の形態において、POS端末の主制御部が実行する商取引処理手順の締め宣言までの要部を示す流れ図。 図13における読込み後処理の処理手順を具体的に示す流れ図。
符号の説明
1…媒体、2…携帯型電話機、3…POS端末、4…RFID、25…クーポンデータテーブル、37…取引明細テーブル、38…クーポン補助テーブル、232,309…近距離通信用無線部、233…RFIDリーダ部、310…クーポン設定テーブル。

Claims (7)

  1. 特定の商品の値引に関するクーポン情報を保持する携帯型の情報端末とデータを通信する情報端末通信手段を有した商品販売データ処理装置において、
    販売入力された商品のクーポン情報が前記情報端末通信手段によりデータ通信状態にある情報端末にて保持されているか検索するクーポン情報検索手段と、
    このクーポン情報検索手段により前記販売入力された商品のクーポン情報が検出されると、当該商品の販売価格を当該クーポン情報に基づいて値引処理するクーポン値引処理手段と、
    を具備したことを特徴とする商品販売データ処理装置。
  2. 前記情報端末通信手段によりデータ通信状態にある情報端末から当該情報端末が保持している全てのクーポン情報を取込むクーポン情報取得手段をさらに具備し、
    前記クーポン情報検索手段は、前記クーポン情報取得手段により前記情報端末から取込んだクーポン情報を検索することを特徴とする請求項1記載の商品販売データ処理装置。
  3. 前記クーポン情報は、有効期間に関する情報を有し、
    前記クーポン情報検索手段は、販売入力された商品のクーポン情報で有効期間内のクーポン情報を検索することを特徴とする請求項1または2記載の商品販売データ処理装置。
  4. 前記クーポン情報は、有効回数に関する情報を有し、
    前記クーポン値引処理手段による値引処理に用いられたクーポン情報の有効回数を減少させる有効回数書換え手段をさらに具備したことを特徴する請求項1乃至3のうちいずれか1項に記載の商品販売データ処理装置。
  5. 自店舗で有効なクーポン情報を設定する有効クーポン設定手段と、
    前記クーポン情報取得手段により前記情報端末から取得したクーポン情報の中から前記有効クーポン設定手段により自店舗で有効であると設定されているクーポン情報を抽出する有効クーポン情報抽出手段とをさらに具備し、
    前記クーポン情報検索手段は、前記有効クーポン情報抽出手段により抽出されたクーポン情報を検索することを特徴とする請求項2記載の商品販売データ処理装置。
  6. 前記有効クーポン設定手段は、自店舗で有効なクーポン情報毎に店独自の値引に関する情報を設定可能であり、
    前記有効クーポン情報抽出手段により抽出されたクーポン情報の値引に関する情報を前記有効クーポン設定手段により設定されている前記店独自の値引に関する情報に変更する値引情報変更手段をさらに具備したことを特徴とする請求項5記載の商品販売データ処理装置。
  7. 前記情報端末は、携帯型電話機であることを特徴とする請求項1乃至6のうちいずれか1項に記載の商品販売データ処理装置。
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