JP5773163B2 - リーク検査装置 - Google Patents

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Description

本発明は、マスキングホルダとマスキングゴムとを備えるマスキング部材を、曲面をなす油溝の被マスキング部に押し付けてシールをし、その油溝のリーク検査を行うリーク検査装置に関するものである。
例えば、エンジン部品等のワークにおける油溝の良否の検査方法として、次のような方法が知られている。それは、上記の油溝を含む被マスキング部をマスキング部材で塞いで、そこに加圧気体を充満させ又は内部気体を減圧させて気体の漏れを観察する漏れ試験(リークテスト)を行う方法である。
この漏れ試験は、油溝や油孔の良否の検査方法として有効であるが、軸受部材に形成される油溝のように曲面をなす部分の漏れ試験については、その曲面をなす部分のマスキング(シール)は平面部におけるマスキングほど簡単ではなく、工夫を要する。
特許文献1には、従来のこの種のマスキング技術が開示されている。
これは、マスキングホルダ(第一マスキング部材)とマスキングゴム(第二マスキング部材)とを備えるマスキング部材を有してなる。この場合、マスキングゴムは、油溝と接する面が同油溝と係合する形状(円弧形状)となっており、マスキングホルダに支持される面が平面となっている。シールは、マスキングゴムを油溝に押し付けることで行っている。
特開平11−160189号公報
しかしながら上記従来技術では、マスキング部材を油溝に押し付ける方向は一方向であるため、曲面をなすマスキング(シール)面の端部側は中央部と比べて面圧が低くなり、端部の面圧は中央部と比べて最も低くなる。
このため、曲面の端部を含むマスキング面全体の気密性を確保するためには、マスキング部材(マスキングゴム)全体の押付け力を上げる必要がある。
すなわち図11において、蒲鉾形のマスキングゴム111を一方向から推力Fで油溝112に押し付けると、円弧上の点Qにおいて接線と垂直な方向に作用する面圧P’は下式(1)のように表される。
P’=Pcosθ ……(1)
この式(1)によれば、推力Fの中心からの角度θが大きくなるほど、接線と垂直な方向に作用する力は小さくなることが分かる。
このため、角度θが最大となる点において接線と垂直な方向に作用する力が、気密性を確保する面圧以上になるように全体の推力Fを発生させなければならない。
また、蒲鉾形のマスキングゴム111を使用した場合、リーク検査時に付与される空気圧による反力によってマスキングゴム111が押し返され、隙間が発生してリークの原因となる虞がある。そこで、この反力に打ち勝つような大きな面圧を加えることになった。
本発明は、上記のような実情に鑑みなされたもので、マスキングホルダ及びマスキングゴムを備えるマスキング部材を用いて、曲面をなす油溝のリーク検査を行うに際し、マスキングゴム(全体)の押付け力を上げることなく、曲面の端部を含むマスキング面全体の気密性を確保できるリーク検査装置を提供することを課題とする。
上記課題は、リーク検査装置を下記各態様の構成とすることによって解決される。
各態様は、請求項と同様に、項に区分し、各項に番号を付し、必要に応じて他の項の番号を引用する形式で記載する。これは、あくまでも本発明の理解を容易にするためであり、本明細書に記載の技術的特徴及びそれらの組合わせが以下の各項に記載のものに限定されると解釈されるべきではない。また、1つの項に複数の事項が記載されている場合、それら複数の事項を常に一緒に採用しなければならないわけではなく、一部の事項のみを取り出して採用することも可能である。
以下の各項のうち、(1)項が請求項1に、(2)項が請求項2に、(3)項が請求項3に、各々対応する
(1)マスキングホルダとマスキングゴムとを備えるマスキング部材の前記マスキングゴムを、円弧状の曲面をなす被マスキング部に押し付けてシールをし、リーク検査を行う装置であって、前記マスキングゴムの前記被マスキング部への押付け面は円弧曲面形状を有しており、そのマスキングゴムの曲面の半径は前記被マスキング部の曲面の半径よりも大きく、前記マスキングゴムは、前記被マスキング部を囲繞可能な閉じた形状を有する紐状ゴムからなり、前記マスキングホルダの先端面に形成されたアリ溝内に嵌着され、該アリ溝の開口端縁が、弧状に面取りされていることを特徴とするリーク検査装置。
(2)前記マスキングゴムは前記マスキングホルダの曲面をなす先端面に接触して取り付けられ、そのマスキングホルダの前記マスキングゴムとの接触曲面の半径が、前記被マスキング部の曲面の半径と略同一であって、かつ、前記マスキングゴムの厚さが略均一であることを特徴とする(1)項に記載のリーク検査装置。
(3)前記紐状のマスキングゴムに、間隔をあけて太い部分が設けられていることを特徴とする(1)又は(2)項に記載のリーク検査装置。
(1)項に記載の発明では、マスキングゴムの曲面の半径は被マスキング部の曲面の半径よりも大きいので、従来技術において推力がかかりにくかったマスキングゴムの両端部分においても、効率よく推力を与えることが可能となる。
これによれば、マスキングゴムの中央部分が被マスキング部に対してシール(気密性確保)に必要な面圧に達したとき、マスキングゴムの両端部分も上記の必要な面圧に達している。したがって、マスキングゴムの被マスキング部への押付け力を上げることなく、曲面の端部を含むマスキング面全体の気密性を確保でき、被マスキング部、つまり油溝のリーク検査を適正に行える。
更に、マスキングゴムを紐状ゴムで構成したのでマスキング推力は小さくなる。また、このようなマスキングゴムをマスキングホルダのアリ溝内に嵌着によりマスキングホルダに取り付けるようにしたので、マスキングゴムの容易な取付けと抜け防止が可能になる。更に、アリ溝の開口端縁を弧状に面取りしたので、同開口端縁部分にマスキングゴムが接触を繰り返すことによる同マスキングゴムの亀裂発生を防止できる。
(2)項に記載の発明では、マスキングホルダのマスキングゴムとの接触曲面の半径を、被マスキング部の曲面の半径と略同一に形成し、かつ、マスキングゴムの厚さを略均一に形成した。したがって、リーク検査時に付与される空気圧によるマスキングゴムへの反力等による隙間の発生を抑制できる。
(3)項に記載の発明によれば、マスキングホルダのアリ溝内に嵌着される紐状のマスキングゴムの、アリ溝からの抜けを防止できる。
本発明装置の一実施形態に用いられるマスキング部材及びリーク検査対象の一例を示す図である。 同上マスキング部材によるリーク検査対象の被マスキング部のマスキング手順中間時の状態を示す図である。 同じくマスキング手順完了時の状態を示す図である。 図1中のマスキング部材を構成するマスキングホルダの一例を示す正面図及び右側面図である。 同じく平面図である。 同じく底面図である。 図4(b)中のアリ溝部分の拡大断面図である。 図1中のマスキング部材を構成するマスキングゴムの一例を示す平面図である。 図1に示すマスキング部材を用いた本発明によるリーク検査装置の一実施形態の概要を示す図である。 同上実施形態によるリーク検査の手順を示すフローチャートである。 従来技術の説明図である。
以下、本発明の実施の形態を図面に基づき説明する。なお、各図間において、同一符号は同一又は相当部分を示す。
図1は、本発明によるリーク検査装置の一実施形態に用いられるマスキング部材及び油溝が形成されたエンジン部品等のリーク検査対象、具体的には軸受部材(以下、ワークと記す。)の一例を示す図である。この図1は、マスキング部材によりワークの被マスキング部をマスキングする手順における開始時の状態を示している。
この図1に示すようにマスキング部材1は、マスキングホルダ2とマスキングゴム3とを備えてなり、リーク検査は、そのマスキング部材1のマスキングゴム3を被マスキング部4に押し付け、シールをして行う。
ここで、マスキングゴム3の被マスキング部4への押付け面(マスキングゴム先端面5)は円弧曲面形状を有する。また被マスキング部4は、ワーク6に形成された油溝6aのリークを検査するためにシールをされる、油溝6aを含むマスキング面を形成するものであって、円弧曲面形状を有する。
すなわちリーク検査は、曲面をなす被マスキング部4に曲面をなすマスキングゴム3を押し付け、シールをして行う。
この場合、マスキングゴム3の曲面の半径R2は被マスキング部4の曲面の半径R3よりも大きく(R2>R3に)形成されている。
上記のように構成されたマスキング部材1によるワーク6の被マスキング部4のシールは次のように行われる。
いま、図1に示すマスキング開始時の状態から、マスキング部材1のマスキングゴム3をワーク6の被マスキング部4に押し付けるために、マスキング部材1及びワーク6のうちの少なくとも一方を、マスキング部材1及びワーク6相互が近付く方向に移動させる。図示例ではマスキング部材1を下降させる。
すると、図2のA部に示すように、マスキングゴム先端面5はその両端部分7側からワーク6の被マスキング部4に接触し始める。
上記のようにマスキング部材1のマスキングゴム3の被マスキング部4への押付け面、つまりマスキングゴム先端面5が、被マスキング部4の曲面の半径R3よりも大きな半径R2を有する曲面形状(R2>R3)に形成されているからである。
マスキング部材1を更に下降させ、その先端面(マスキングゴム先端面5)を被マスキング部4に押し付けていく。すると、図3のB部に示すように、マスキングゴム3は、両端部分7のみならず中央部分8もワーク6の被マスキング部4に圧接し、同被マスキング部4(油溝6a)をシールし、気密性を確保する。
上記のように、マスキング部材1のマスキングゴム3の被マスキング部4への押付け面(曲面)の半径R2は、被マスキング部4の曲面の半径R3よりも大きく(R2>R3に)形成されている。したがって、従来技術において推力F(図11参照)がかかりにくかったマスキングゴム3の両端部分7においても、効率よく推力Fを与えることが可能となる。
これによれば、マスキングゴム3の中央部分8が被マスキング部4に対してシール(気密性確保)に必要な面圧に達したとき、マスキングゴム3の両端部分7も上記の必要な面圧に達している。したがって、マスキングゴム3の被マスキング部4への押付け力を上げることなく、曲面の端部を含むマスキング面(被マスキング部4)全体の気密性を確保でき、被マスキング部4、つまり油溝6aのリーク検査を適正に行える。
上記マスキング部材1の具体的な構成例を以下に説明する。
図4は、図1〜図3に示すマスキング部材1を構成するマスキングホルダ2の一例を取り出して示す図で、(a)は正面図、(b)は右側面図である。図5は同じく平面図、図6は底面図である。図7は、図4(b)中の一点鎖線で囲むα部分の拡大断面図である。
図4及び図5から分かるように、マスキングホルダ2の被マスキング部4への押付け面をなす曲面形状の先端面10には、その曲面に沿ってマスキングゴム3(図1〜図3参照)の嵌着用の溝11が形成されている。
マスキングゴム3は、シール機能を得るためには板状又は紐状のどちらでもよいが、ゴム材の接触面積が小さい方がマスキング推力は小さくなるので、紐状とする。本実施形態では、図8に示すように紐状のマスキングゴム(以下、紐状マスキングゴムと記す。)3を使用している。この紐状マスキングゴム3は、被マスキング部4(図1〜図3参照)を囲繞可能な閉じた形状を有し、被マスキング部4内の油溝6aの全てを囲む大きさに形成されている。
紐状マスキングゴム3を使用するため、マスキングホルダ2のマスキングゴム3の嵌着用の溝11は、アリ溝とする。このアリ溝11からの抜けを防止するため、紐状マスキングゴム3は、図8に示すように適宜間隔で太い部分を設けてなる。この紐状マスキングゴム3の太い部分は、被マスキング部4に対する気密性確保を阻害しない範囲において、紐状マスキングゴム3のアリ溝11への取付けやすさと同アリ溝11からの抜け防止とを両立可能に最適化された寸法に設定されている。
更に、図7に拡大して示すように、アリ溝11の開口端縁11aは、同開口端縁11a部分に紐状マスキングゴム3が接触を繰り返すことによる同紐状マスキングゴム3の亀裂発生を防ぐため、面取り等により弧状に形成されている。
上記のようにマスキングゴム3はマスキングホルダ2の曲面をなす先端面10に接触して取り付けられる。この場合、マスキングホルダ2のマスキングゴム3との接触曲面の半径R1は、被マスキング部4の曲面の半径R3と略同一(R1≒R3)であって、かつ、マスキングゴム3の厚さ(圧縮代)が略均一に形成されている。このように形成すれば、リーク検査時に付与される空気圧によるマスキングゴム3への反力等による隙間の発生を抑制できるからである。
図9は、上記のマスキング部材1を用いた本発明によるリーク検査装置の一実施形態の概要を示す図で、以下、同実施形態によるワーク6の被マスキング部4、つまり油溝6aのリーク検査について説明する。
図9に例示するようにリーク検査装置は、マスキング部材1及びワーク6の被マスキング部4(油溝6a)内の気圧を加減圧制御可能な圧力制御判定手段91を備えてなる。
図9において6cは、一端がワーク6の注油口6dに連通し、他端が同ワーク6の油溝6aに連通する直線状の油孔である。
油溝6aのリーク検査(漏れ試験)は、図示例では一対の注油口6d,6dのうち、栓92で塞がれていない図中、左側の注油口6dを用いて気体を加減圧導入し、油孔6cから弧状の油溝6aに亘って行われる。したがって、油溝6aに加えて油孔6cも同時にリーク検査される。
シール部材93は、リーク検査時にはその中央に穿設された貫通孔94をワーク6の図中、左側の注油口6dに連通させた状態でワーク6に密着して固定される。圧力制御判定手段91とシール部材93の貫通孔94、ひいては油孔6cとは外気と気密状態にて連通される。
油溝6aのリーク検査は図10に示す手順によって行われる。
まず、図9(図1)に示すマスキング開始時の状態から、マスキング部材1のマスキングゴム3をワーク6の被マスキング部4に押し付けるために、マスキング部材1を下降させる。そして、マスキング部材1の先端面、つまりマスキングゴム先端面5を被マスキング部4に押し付け、図3に示すように、マスキングゴム3により被マスキング部4(油溝6a)をシールする(ステップ101)。
シールが完了すると、ワーク6のシール部材93の貫通孔94を通し、油溝6aに対して気体を加減圧導入、すなわち加圧気体を充満させ又は内部気体を減圧させ、リーク検査を実施する(ステップ102)。この油溝6aに対する気体の加減圧は、圧力制御判定手段91によって行う。
ここで、マスキングゴム3の被マスキング部4への押付け面の半径R2が被マスキング部4の曲面の半径R3よりも大きいので(図1参照)、従来技術において推力F(図11参照)がかかりにくかったマスキングゴム3の両端部分7においても、効率よく推力Fを付与できる。
これによれば、マスキングゴム3の中央部分8が被マスキング部4に対してシールに必要な面圧に達したとき、マスキングゴム3の両端部分7もシールに必要な面圧に達していて、被マスキング部4、つまり油溝6aのリーク検査を適正に行える。
ステップ103では、圧力制御判定手段91において漏れの有無を判定する。漏れがなければ「OK」、漏れがあれば「NG」なるメッセージを、圧力制御判定手段91に付設された出力手段に出力する。図示例では、表示装置91aに上記のメッセージを表示し(ステップ104、105)、リーク検査を終了する。
以上述べた実施形態によれば、図1に示すように、マスキング部材1のマスキングゴム3の被マスキング部4への押付け面の半径R2を被マスキング部4の曲面の半径R3よりも大きく(R2>R3に)形成した。したがって、マスキングゴム3の両端部分7においても効率よく推力F(図11参照)を与えることが可能となる。
これによれば、マスキングゴム3の中央部分8が被マスキング部4に対してシール(気密性確保)に必要な面圧に達したとき、マスキングゴム3の両端部分7も上記の必要な面圧に達している。したがって、マスキングゴム3の被マスキング部4への押付け力を上げることなく、曲面の端部を含むマスキング面(被マスキング部4)全体の気密性を確保でき、被マスキング部4、つまり油溝6aのリーク検査を適正に行える。
また、マスキングホルダ2のマスキングゴム3との接触曲面の半径R1を、被マスキング部4の曲面の半径R3と略同一(R1≒R3)に形成し、かつ、マスキングゴム3の厚さを略均一に形成した。したがって、リーク検査時に付与される空気圧によるマスキングゴム3への反力等による隙間の発生を抑制できる。
更に、図7に示すように、アリ溝11の開口端縁11aを弧状に形成したので、同開口端縁11a部分にマスキングゴム3が接触を繰り返すことによる同マスキングゴム3の亀裂発生を防止できる。
また、図8に示すように、マスキングゴム3を紐状ゴムで構成したのでマスキング推力は小さくなる。また、この紐状ゴムからなるマスキングゴム3をマスキングホルダ2のアリ溝11内に嵌着してマスキングホルダ2に取り付けるようにしたので、マスキングゴム3の容易な取付けと抜け防止が可能になる。
なお、図1〜図3及び図9に示す実施形態においては、マスキング部材1を上側に、ワーク6を下側に位置させたが、マスキング部材1を下側に、ワーク6を上側に位置させてもよいことは勿論である。
1:マスキング部材、2:マスキングホルダ、3:マスキングゴム、4:被マスキング部、5:マスキングゴム先端面、6:ワーク、6a:油溝、7:マスキングゴムの両端部分、11:アリ溝、91:圧力制御判定手段、R1:マスキングホルダのマスキングゴムとの接触曲面の半径、R2:マスキングゴムの曲面(マスキングゴム先端面)の半径、R3:被マスキング部の曲面の半径。

Claims (3)

  1. マスキングホルダとマスキングゴムとを備えるマスキング部材の前記マスキングゴムを、円弧状の曲面をなす被マスキング部に押し付けてシールをし、リーク検査を行う装置であって、
    前記マスキングゴムの前記被マスキング部への押付け面は円弧曲面形状を有しており、そのマスキングゴムの曲面の半径は前記被マスキング部の曲面の半径よりも大きく、
    前記マスキングゴムは、前記被マスキング部を囲繞可能な閉じた形状を有する紐状ゴムからなり、前記マスキングホルダの先端面に形成されたアリ溝内に嵌着され、
    該アリ溝の開口端縁が、弧状に面取りされていることを特徴とするリーク検査装置。
  2. 前記マスキングゴムは前記マスキングホルダの曲面をなす先端面に接触して取り付けられ、
    そのマスキングホルダの前記マスキングゴムとの接触曲面の半径が、前記被マスキング部の曲面の半径と略同一であって、かつ、前記マスキングゴムの厚さが略均一であることを特徴とする請求項1に記載のリーク検査装置。
  3. 前記紐状のマスキングゴムに、間隔をあけて太い部分が設けられていることを特徴とする請求項1又は2に記載のリーク検査装置。
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