JP5769875B2 - ワイヤロープ検査装置 - Google Patents

ワイヤロープ検査装置 Download PDF

Info

Publication number
JP5769875B2
JP5769875B2 JP2014507466A JP2014507466A JP5769875B2 JP 5769875 B2 JP5769875 B2 JP 5769875B2 JP 2014507466 A JP2014507466 A JP 2014507466A JP 2014507466 A JP2014507466 A JP 2014507466A JP 5769875 B2 JP5769875 B2 JP 5769875B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
wire rope
camera
light source
inspection apparatus
video
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Active
Application number
JP2014507466A
Other languages
English (en)
Other versions
JPWO2013145823A1 (ja
Inventor
清高 渡邊
清高 渡邊
敬太 望月
敬太 望月
敬秀 平井
敬秀 平井
関 真規人
真規人 関
鹿井 正博
正博 鹿井
隆史 平位
隆史 平位
研二 芹澤
研二 芹澤
哲明 福世
哲明 福世
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Mitsubishi Electric Corp
Mitsubishi Electric Building Techno-Service Co Ltd
Original Assignee
Mitsubishi Electric Corp
Mitsubishi Electric Building Techno-Service Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Mitsubishi Electric Corp, Mitsubishi Electric Building Techno-Service Co Ltd filed Critical Mitsubishi Electric Corp
Priority to JP2014507466A priority Critical patent/JP5769875B2/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP5769875B2 publication Critical patent/JP5769875B2/ja
Publication of JPWO2013145823A1 publication Critical patent/JPWO2013145823A1/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Classifications

    • GPHYSICS
    • G01MEASURING; TESTING
    • G01BMEASURING LENGTH, THICKNESS OR SIMILAR LINEAR DIMENSIONS; MEASURING ANGLES; MEASURING AREAS; MEASURING IRREGULARITIES OF SURFACES OR CONTOURS
    • G01B11/00Measuring arrangements characterised by the use of optical techniques
    • G01B11/08Measuring arrangements characterised by the use of optical techniques for measuring diameters
    • G01B11/10Measuring arrangements characterised by the use of optical techniques for measuring diameters of objects while moving
    • G01B11/105Measuring arrangements characterised by the use of optical techniques for measuring diameters of objects while moving using photoelectric detection means
    • GPHYSICS
    • G01MEASURING; TESTING
    • G01BMEASURING LENGTH, THICKNESS OR SIMILAR LINEAR DIMENSIONS; MEASURING ANGLES; MEASURING AREAS; MEASURING IRREGULARITIES OF SURFACES OR CONTOURS
    • G01B11/00Measuring arrangements characterised by the use of optical techniques
    • G01B11/24Measuring arrangements characterised by the use of optical techniques for measuring contours or curvatures
    • G01B11/2433Measuring arrangements characterised by the use of optical techniques for measuring contours or curvatures for measuring outlines by shadow casting
    • GPHYSICS
    • G01MEASURING; TESTING
    • G01NINVESTIGATING OR ANALYSING MATERIALS BY DETERMINING THEIR CHEMICAL OR PHYSICAL PROPERTIES
    • G01N21/00Investigating or analysing materials by the use of optical means, i.e. using sub-millimetre waves, infrared, visible or ultraviolet light
    • G01N21/84Systems specially adapted for particular applications
    • G01N21/88Investigating the presence of flaws or contamination
    • G01N21/95Investigating the presence of flaws or contamination characterised by the material or shape of the object to be examined
    • G01N21/952Inspecting the exterior surface of cylindrical bodies or wires

Landscapes

  • Physics & Mathematics (AREA)
  • General Physics & Mathematics (AREA)
  • Health & Medical Sciences (AREA)
  • Life Sciences & Earth Sciences (AREA)
  • Chemical & Material Sciences (AREA)
  • Analytical Chemistry (AREA)
  • Biochemistry (AREA)
  • General Health & Medical Sciences (AREA)
  • Immunology (AREA)
  • Pathology (AREA)
  • Length Measuring Devices By Optical Means (AREA)
  • Investigating Materials By The Use Of Optical Means Adapted For Particular Applications (AREA)

Description

本発明は、ワイヤロープの検査装置に関する。
従来のワイヤロープ検査装置として、ワイヤロープを間に挟んで対向する位置に、レーザー光を照射する投光部と、ワイヤロープを通過した光を受光する受光部とをそれぞれ配置し、ワイヤロープを走行させてワイヤロープ全長の径を測定する検査装置が提案されている(例えば特許文献1)。
また、カメラを使用したワイヤロープ検査装置として、ワイヤロープに対して照射した光のワイヤロープでの反射光をカメラで撮像することにより、ワイヤロープの検査を行う装置が提案されている(例えば特許文献2)。
特開平11−325844号公報 特開2011−132010号公報
上記特許文献1のように、レーザー光を用いた方式のロープ検査装置では、計測結果として得られるものは、単に、ワイヤロープ全長にわたるワイヤロープ径のデータである。よって、例えばワイヤロープ径が異常に細くなっているという計測データが確認された場合、その状況や原因の詳細を探索するためには、その異常と思われる位置までロープを実際に走行させて、その部分を作業者が目視で確認せざるを得ないという問題がある。
一方、上記特許文献2のように、ワイヤロープに光を照射し、その反射光をカメラで撮像する方式による検査装置では、撮像により記録された映像を作業者が確認できることから、特許文献1における問題は解決される。
しかしながら、特許文献2のような方式でワイヤロープの径を計測した場合、計測精度が低下する場合がある。即ち、例えばワイヤロープの表面が油などで汚れている場合や、ワイヤロープの素線で金属光沢が存在する場合には、ワイヤロープからの反射光に明暗のむらや、ばらつきが発生する。その結果、撮像した映像の中から、ロープが写っている部分のみを精度良く抽出することが困難となるという問題がある。
さらに、ワイヤロープが円柱型の形状をしていることや、ワイヤロープを構成するストランドや素線により影が生じることも、ワイヤロープ輪郭の抽出を難しくする要因となる。さらにまた、ワイヤロープを挟んでカメラと対向する位置に物体が存在する場合や、測定環境に外光が存在する場合には、ワイヤロープの輪郭の抽出精度が低下するという問題がある。
本発明は、このような問題点を解決するためになされたもので、従来に比べて高精度にてワイヤロープの検査を実行可能なワイヤロープ検査装置を提供することを目的とする。
上記目的を達成するため、本発明は以下のように構成する。
即ち、本発明の一態様におけるワイヤロープ検査装置は、走行するワイヤロープを映像として連続撮影するカメラと、前記ワイヤロープを間に挟んで前記カメラに対向して配置され、ワイヤロープ及びカメラに向けて光を照射する面光源と、前記カメラにて撮像されたワイヤロープの映像からワイヤロープの状態の解析を行う状態解析装置と、前記状態解析装置で解析された解析結果を表示する解析結果表示装置と、を備えたことを特徴とする。
本発明の一態様におけるワイヤロープ検査装置によれば、カメラは、面光源から照射された光がワイヤロープによって遮られてできる影を撮影することから、ワイヤロープの表面に例えば油汚れや素線の金属反射等がある場合であっても、ワイヤロープの映像から安定してワイヤロープの領域を抽出することができる。よって、従来に比べて高精度にてワイヤロープの解析を実行することが可能である。
本発明の実施の形態1によるワイヤロープ検査装置の構成図である。 図1に示すワイヤロープ検査装置に備わるワイヤロープ、カメラ、及び面光源の位置関係を示すワイヤロープ検査装置の斜視図である。 図1に示すワイヤロープ検査装置に備わるカメラによって撮影される映像の一例を示した模式図である。 図1に示すワイヤロープ検査装置に備わる状態解析装置が実行する処理動作を示すフローチャートである。 図1に示すワイヤロープ検査装置に備わる状態解析装置が作成するヒストグラムの例を示した模式図である。 図1に示すワイヤロープ検査装置に備わる状態解析装置及び解析結果表示装置を汎用コンピュータで構成し、該コンピュータ上で動作するプログラムにより解析結果を表示させた一例を示す模式図である。 本発明の実施の形態3によるワイヤロープ検査装置の構成図である。 図7に示すワイヤロープ検査装置に備わるカメラによって撮影される映像の一例を示した模式図である。 図7に示すワイヤロープ検査装置に備わる状態解析装置が実行する処理動作を示すフローチャートである。 図7に示すワイヤロープ検査装置に備わる状態解析装置及び解析結果表示装置を汎用コンピュータで構成し、該コンピュータ上で動作するプログラムにより解析結果を表示させた一例を示す模式図である。 本発明の実施の形態4によるワイヤロープ検査装置の構成図である。 図11に示すワイヤロープ検査装置に備わるカメラによって撮影される映像の一例を示した模式図である。 図11に示すワイヤロープ検査装置に備わるカメラにて、素線切れが存在するワイヤロープを撮影した映像の一例を示した模式図である。 図11に示すワイヤロープ検査装置に備わる状態解析装置が実行する処理動作を示すフローチャートである。 図15に示すワイヤロープ検査装置に備わる状態解析装置及び解析結果表示装置を汎用コンピュータで構成し、該コンピュータ上で動作するプログラムにより解析結果を表示させた一例を示す模式図である。 本発明の実施の形態1〜4におけるワイヤロープ検査装置に備わる状態解析装置の機能を説明するためのブロック図である。
本発明の実施形態であるワイヤロープ検査装置について、図を参照しながら以下に説明する。尚、各図において、同一又は同様の構成部分については同じ符号を付している。また、以下の各実施の形態のワイヤロープ検査装置では、ワイヤロープの一例としてエレベータにおけるワイヤロープを例に採るが、勿論、これに限定するものではない。
実施の形態1.
図1は、実施の形態1によるワイヤロープ検査装置101の構成を示している。ワイヤロープ検査装置101は、基本的構成部分として、カメラ120と、面光源130と、状態解析装置150と、解析結果表示装置160と、を備える。図1に示す構成では、これらの構成に加えてさらに、映像記録装置140、拡散板135、及びルーバー170を備えている。これらの構成部分について、以下に説明を行う。尚、図2は、ワイヤロープ検査装置101に備わるワイヤロープ1、カメラ120、及び面光源130の位置関係を示した図である。
まず、ワイヤロープ検査装置101の全体構成について説明する。
検査対象であるワイヤロープ1を間に挟んで、カメラ120と面光源130とがそれぞれ対向する位置に設けられており、面光源130は、ワイヤロープ1及びカメラ120に向かって光を照射する。よって、カメラ120側から見ると面光源130は、ワイヤロープ1の背面側に位置する。このような配置にて、ワイヤロープ1を走行させながら、カメラ120は、その映像を撮影する。カメラ120により撮影されたワイヤロープ1の映像データは、映像記録装置140に保存される。状態解析装置150は、映像記録装置140に記録された映像データを読み出してワイヤロープ1の撮影映像を解析し、その結果であるワイヤロープ1の品質を含むワイヤロープ1の状態を解析結果表示装置160に表示する。ここでワイヤロープ1の状態とは、例えば、ワイヤロープ1の外径、ワイヤロープ1の表面の錆の有無、ワイヤロープ1の素線切れの有無などを指す。状態解析装置150が解析する状態は、これらの物理量や物理現象に限定されるものではなく、ワイヤロープの強度や経年劣化に関係する物理量や物理現象全般を含む。
これらの構成部分について、さらに詳しく以下に説明する。
カメラ120は、撮像素子における水平ラインがワイヤロープ1の長手方向と直角になるような姿勢で、かつワイヤロープ1、及びその背後に設けられた面光源130を視野に含むような画角にて配置される。このように配置することにより、カメラ120は、面光源130から照射される光がワイヤロープ1によって遮られてできる影と、面光源130から直接、カメラ120に入射する光とを同時に撮像することとなる。
尚、ワイヤロープ1と面光源130との間に拡散板135を更に配置し、面光源130から照射される光が拡散板135を通って、ワイヤロープ1及びカメラ120へ照射されるようにしてもよい。
また、ワイヤロープ1と拡散板135との間にルーバー170を更に配置し、面光源130から発せられた光がルーバー170を通って、ワイヤロープ1及びカメラ120へ照射されるようにしてもよい。ここで、ルーバー170は、光の進行方向をコントロールするためのフィルタであり、カメラ120の光軸と直交するように配置される。拡散板135及びルーバー170は、同時に使用することが好ましいが、どちらか一方のみを備えた構成であってもよい。
図3は、カメラ120により撮像された映像の一例を示す模式図である。面光源130からワイヤロープ1及びカメラ120に向かって光が照射されることから、ワイヤロープ1によって遮られて影になる領域1Aは、図3の中央部分に示すように暗く写る。一方、面光源130からの光が直接カメラ120に入射する部分130Aは、図3の左右部分のように明るく写る。
尚、図3は、カメラ120としてエリアカメラを使用した場合の概念図であるが、ワイヤロープ検査装置101は、エリアカメラに限らず、ラインカメラであってもよい。
また、図3は、1台のカメラ120が1本のワイヤロープ1を撮像した場合の図であるが、ワイヤロープ検査装置101において、複数のワイヤロープ1が一つの視野内に入るようにカメラ120を配置し、これら複数のワイヤロープ1について状態解析装置150で同時に解析し、その結果を解析結果表示装置160にて同時に表示するようにしてもよい。
映像記録装置140は、カメラ120により撮影される、走行するワイヤロープ1の映像データを記録する装置である。このような映像記録装置140は、カメラ120又は状態解析装置150のいずれかに内蔵される形態であってもよいし、カメラ120及び状態解析装置150に対して抜き差しが可能な形態であってもよい。また、カメラ120及び状態解析装置150とケーブルで接続される形態であってもよい。映像記録装置140として、具体的には、ハードディスクや不揮発性メモリ、光ディスク、ビデオテープなどの記録媒体を用いることができる。
状態解析装置150は、本実施形態では、映像記録装置140に記録されたワイヤロープ1の撮影映像データをフレーム毎に順次読み出し、ワイヤロープ1の状態の解析処理を行う。解析処理した結果は、解析結果表示装置160に表示される。
状態解析装置150については、実際にはコンピュータを用いて実現され、以下の、ワイヤロープ1の状態解析動作記述部分でも詳しく説明するが、各解析機能に対応するソフトウェア(プログラム)と、これを実行するためのCPU(中央演算処理装置)やメモリ等のハードウェアから構成されている。尚、上記コンピュータは、ワイヤロープ検査装置101に組み込まれたマイクロコンピュータに相当するのが好ましいが、スタンドアロン型のパーソナルコンピュータを用いることもできる。
解析結果表示装置160は、例えば、状態解析装置150と同じコンピュータで構成され、このコンピュータのディスプレイを使用することができる。勿論、別設のディスプレイを用いても良い。
尚、カメラ120からの映像を記録したり、後で記録映像を再生する必要がない場合には、図1に示す構成から映像記録装置140を省略してもよい。この場合、カメラ120は、状態解析装置150に直接接続され、状態解析装置150は、カメラ120から伝送される映像信号を順次リアルタイムに解析する。
次に、状態解析装置150が実行する解析処理の内容について説明する。
ここで状態解析装置150は、後述する各実施の形態における動作も含めてその機能上、図16に示すように、ロープ領域抽出部151、ディスプレイ領域抽出部152、走行距離情報認識部153、走行距離情報出力部154、ロープ径取得部155、錆検出部156、及び素線切れ検出部157の各構成部分を有する。このような状態解析装置150は、上述のように実際にはコンピュータを用いて実現され、これらの151〜157で示される各構成部分は、それぞれの機能に対応するソフトウェア(プログラム)と、これを実行するためのCPUやメモリ等のハードウェアから構成されている。また、上記プログラムは、コンピュータによって直接実行可能なものだけでなく、例えば通信線を介して読み込まれハードディスク等にインストールすることによって実行可能となるものも含む。又、圧縮されたり、暗号化されたりしたものも含まれる。
このような機能部分を含む状態解析装置150における解析処理の流れについて、図4を参照して以下に説明する。
状態解析装置150は、カメラ120で撮像され記録された撮像データを映像記録装置140から読み出し(ステップS11)、撮像データのフレーム毎に、順次、以下の処理を実行する。
まず、状態解析装置150は、ロープ領域抽出部151にて、1フレームの撮像データについて、面光源130の光学的特性に基づいて、面光源130が写っている部分130A(図3)と、ワイヤロープ1の影が写っている領域1A(図3)とに分離し、ワイヤロープ1の領域1Aを抽出する(ステップS12)。ここで、上記光学的特性とは、例えば、面光源130の出射光の色(波長特性)や、その強度(輝度)などの特性値を指す。
ステップS12におけるワイヤロープ1の領域1Aの抽出動作について、より詳しく説明する。ここでは、光の強度(輝度)に基づいて、ワイヤロープ1の領域1Aを抽出する処理の例を示す。
まず、図3のような撮影画像について、状態解析装置150のロープ領域抽出部151は、図5に示すような、輝度のヒストグラムを作成する。作成されたヒストグラムでは、大きく2つのピークが生成される。図5において、輝度が暗い部分に現れるピークは、ワイヤロープ1の影により暗く写っている部分に対応し、明るい部分に現れるピークは、面光源130から照射される光によって明るく写っている部分にそれぞれ対応する。
次に、ロープ領域抽出部151は、このヒストグラムを用いて、ワイヤロープ1の領域1Aと、面光源130の領域130Aとに識別するための閾値を計算する。閾値の計算方法としては、例えば判別分析法やモード法などを用いることができる。そして、求めた閾値よりも輝度が大きい画素は、面光源130の領域130A、小さい画素は、ワイヤロープ1の領域1Aと識別する。
尚、ここでは映像からヒストグラムを生成し、閾値を自動的に決める手順を例示したが、予め定めた固定値を閾値としてもよい。
次に、状態解析装置150は、ロープ径取得部155にて、抽出されたワイヤロープ1の領域1Aの幅を計測する(ステップS13)。画像上で領域1Aの幅を求める場合の単位は画素数である。そこで、画素数と、ロープ1の実寸法との換算係数(1画素あたりの実寸法)をロープ径取得部155に設定しておく。そして、ロープ径取得部155は、抽出したワイヤロープ1の領域1Aの幅の画素数から、上記換算係数を用いてワイヤロープ1の径の実寸法を算出する。これにより、撮影したワイヤロープ1の実寸法を知ることができる。尚、画素数からワイヤロープ1の実寸法を求める方法は、上述の換算係数を用いる方法に限定されるものではなく、例えばテーブルを使用する等、勿論、他の既知の手法を採ることができる。
実寸法取得後、取得したワイヤロープ1の径の実寸法をデータとして出力する(ステップS14)。この出力形態としては、画面への表示や、ファイル形式での保存、プリンタへの印刷などが可能である。
上述の手順を、撮像した映像の各フレームについて実行することにより、ワイヤロープ1の全長にわたり、その径を測定し、その結果を得ることができる。
次に、解析結果表示装置160は、上述したように実際にはコンピュータを用いて実現され、以下の各機能に対応するソフトウェア(プログラム)と、これを実行するためのCPU(中央演算処理装置)やメモリ等のハードウェアから構成されている。ここで解析結果表示装置160の機能としては、記録映像表示部161、映像ファイル指定部162、換算係数入力部163、ワイヤロープ径測定結果表示部164、ワイヤロープ径グラフ表示部165、操作部166、走行距離表示部167(実施の形態4)、及び錆割合表示部168(実施の形態4)が備わる。
図6は、状態解析装置150及び解析結果表示装置160の両方の機能を、一つの汎用コンピュータで構成し、このコンピュータ上のソフトウェアプログラムによってワイヤロープ1の解析を行い、その結果等を表示させた一例を示している。
解析処理を行う前に、ディスプレイ(解析結果表示装置160)における換算係数入力部163に、上述した、画素数と実寸法との上記換算係数を予め入力しておく。
まず、映像記録装置140に記録されている映像ファイルの中から解析処理したいものを、映像ファイル指定部162で指定する。この指定により、映像ファイル指定部162は、実際にはプログラムは、指定された映像ファイルを映像記録装置140から読み出す。読み出された映像ファイルの映像は、記録映像表示部161によって再生表示される。また、読み出された映像ファイルから、前述の手順に従ってワイヤロープ径の測定が実行される。その測定結果は、ワイヤロープ径グラフ表示部165によって折れ線グラフとして表示される。また、作業者が操作部166を操作することにより、記録映像表示部161に表示されている映像を再生したり、一時停止や早送り、巻き戻しを行うことができる。さらにまた、記録映像表示部161の表示に同期して、ワイヤロープ径グラフ表示部165の中の現在位置表示165dが左右に移動する。このようにワイヤロープ径グラフ表示部165は、同期表示部としての機能も併せ持つ。さらに、対応するワイヤロープ径の測定結果が、ワイヤロープ径測定結果表示部164によって同期表示される。
このように、本実施の形態のワイヤロープ検査装置101によれば、カメラ120は、面光源130から照射された光がワイヤロープ1によって遮られてできる影を撮影することから、ワイヤロープ検査装置101は、たとえワイヤロープ1の表面に例えば油汚れや素線の金属反射等がある場合であっても、ワイヤロープ1の領域1Aを映像中から安定して抽出することができる。よって、ワイヤロープ検査装置101によれば、従来に比べて高精度にてワイヤロープの解析を実行することが可能である。
また、面光源130に拡散板135を備えた場合には、面光源130は、明るさの分布にむらのない面光源となる。よって、撮影画像の輝度のヒストグラムにおいて、ワイヤロープ領域1Aと背景領域(面光源が写っている部分)130Aとのそれぞれの輝度分布が明確に分離される。したがって、拡散板135を備えることで、ワイヤロープ領域1Aの抽出処理の安定性を向上させることができる。
さらに、ワイヤロープ1と面光源130との間に、ルーバー170を備えた場合には、面光源130からカメラ120に向かって照射される光は、平行光となる。よって、ワイヤロープ1の影と背景との境界付近で発生する光の回り込みが抑制される。したがって、ワイヤロープ1の影と背景との明暗差が強調された映像を撮影することができるため、拡散板135を備える構成の効果と同様に、ルーバー170を備えることで、ワイヤロープ領域1Aの抽出処理の安定性を向上させることができる。
実施の形態2.
実施の形態1のワイヤロープ検査装置101において、図1に示す面光源130は、単色光源としてもよい。特に、各実施の形態におけるワイヤロープ検査装置を使用する環境に外乱光が存在する場合では、単色光源が有用である。即ち、ワイヤロープ1の表面に外乱光が当たった状態でカメラ120がワイヤロープ1を撮影した場合、ワイヤロープ1の影の部分が明るく写り、影の部分と、背景部分つまり光源からの光部分との明暗差が小さくなる。その結果、状態解析装置150での処理において、ワイヤロープ1の領域1Aを抽出する精度が低下する可能性がある。
そこで、外乱光による反射光とは異なる光学的特性を有する単色光を、面光源130として使用することで、上述の精度低下可能性を抑えることができる。例えば、自然光が外乱光として存在する場合、ワイヤロープ1からの反射光が緑色光や青色光となることは通常ほとんどないことから、面光源130として、緑色光あるいは青色光の単色光を使用するのが有効となる。
面光源130として緑色光を用いる場合、状態解析装置150は、次の手順でワイヤロープ1の領域1Aの抽出動作(図4のステップS12)を実行すればよい。即ち、状態解析装置150は、撮像画像のフレームにおける各画素について、緑色光の強度が十分大きく、かつ赤色光及び青色光の強度が緑色光の強度と比較して十分小さければ、その画素は背景部分と判定し、一方、そうでなければワイヤロープ1の領域1Aと判定する。
この判定のための閾値は、実施の形態1で述べた手順と同様に、ヒストグラムから自動的に算出してもよいし、予め定めた固定値であってもよい。
このような構成によれば、外乱光が存在する環境においても、状態解析装置150は、ワイヤロープ1の領域1Aと、面光源130の領域130Aとを識別しやすくなり、ワイヤロープ領域1Aを抽出する精度が向上する。
尚、カメラ120の撮像素子がBayerパターンの単板型の場合、緑色光の受光画素が赤色光及び青色光の受光画素よりも二倍多く配置されているので、緑色光に対する感度が高い。よってこの場合には、面光源130として緑色の単色光源を使用することが好ましい。その結果、高感度かつ高分解能で面光源130の光とワイヤロープ1の領域1Aとを撮影することができ、状態解析装置150における解析処理の精度を向上させることができる。
実施の形態3.
図7には、実施の形態3におけるワイヤロープ検査装置103の構成図が示されている。このワイヤロープ検査装置103は、実施の形態1のワイヤロープ検査装置101において、ワイヤロープ1と面光源130との間にディスプレイ180を追加配置した構成を採る。ここで、ディスプレイ180は、カメラ120の撮影視野に入る位置に設置され、ワイヤロープ1の走行距離に関する情報を表示する。この情報は、例えば、ワイヤロープ1を駆動する電動機の回転数や、回転開始時からの経過時間などである。
尚、その他の構成は、ワイヤロープ検査装置101と同じであり、ここでの説明を省略する。
図8は、ディスプレイ180を配置した状態において、カメラ120により撮影される映像の一例を示した模式図である。図8では、ディスプレイ180は、ワイヤロープ1の走行距離情報を数字で表示した場合を図示しているが、バーコードなどの空間符号によって走行距離の情報を表示してもよい。
このように構成することで、ディスプレイ180に表示されている情報と、ワイヤロープ1とを、ワイヤロープ検査装置103は、同時に撮影し記録することができることから、ワイヤロープ1の解析結果と、この解析結果に対応する、ワイヤロープ1における位置とを後から対応付けながら確認することができる。
また、ディスプレイ180に表示された情報を状態解析装置150が自動的に認識するようにしてもよい。この場合、状態解析装置150での認識処理を容易にするために、ディスプレイ180には文字を表示するのではなく、バーコードなどの空間符号を用いることが好ましい。
図9は、上述したステップS12〜ステップS14におけるワイヤロープ1の径を測定する処理に並行して、状態解析装置150が映像内のディスプレイ180に表示された走行距離情報の認識を行う場合の、状態解析装置150の処理の流れを示している。
まず、状態解析装置150のディスプレイ領域抽出部152(図16)は、フレーム中からディスプレイ180が表示されている領域を抽出し(ステップS22)、状態解析装置150の走行距離情報認識部153(図16)は、ディスプレイ180に表示されている走行距離情報を認識する(ステップS23)。そして、状態解析装置150の走行距離情報出力部154(図16)は、認識した走行距離情報をデータとして出力する(ステップS24)。
図10は、本実施の形態3におけるワイヤロープ検査装置103において、解析結果表示装置160による一表示例を図示している。記録映像表示部161によって、既に説明したように読み出した映像ファイルの映像が表示され、本実施形態ではディスプレイ180における表示情報も表示されている。このように図10では、本実施形態での解析結果表示装置160において、ワイヤロープ1の走行距離の認識結果をワイヤロープ1の映像に同期して表示する場合の画面の一例を示している。また、図示するように解析結果表示装置160では、ディスプレイ180における表示情報の表示部167が設けられ、表示部167は、本例ではワイヤロープ1の走行距離情報を記録映像表示部161の表示に同期して表示を変化させる。
以上説明した構成を採ることで、本実施の形態3におけるワイヤロープ検査装置103は、ワイヤロープ1の幅の情報と走行距離情報とを、ワイヤロープ1の映像の各フレームと組み付けられた形式で電子データとして出力できる。よって、異常な測定結果が得られた場合の確認作業を容易かつ迅速に行うことができる。
実施の形態4.
図11は、本発明の実施の形態4によるワイヤロープ検査装置104の構成を図示している。実施の形態3におけるワイヤロープ検査装置103との相違点は、カメラ120の近傍に、カメラ120側からワイヤロープ1に対して光を照射するための光源190をさらに備えた点である。光源190の配置は、ワイヤロープ1の側面部分にも光が照射されるようにする。
尚、その他の構成は、ワイヤロープ検査装置103と同じであり、ここでの説明を省略する。
図12は、本発明の実施の形態4の構成において、カメラ120によって撮影される映像の一例を示した模式図である。光源190を設けたことにより、カメラ120から見てワイヤロープ1の正面にも光が照射されるため、ワイヤロープ1の表面の様子がカメラ120で撮影可能となる。
本実施の形態4のワイヤロープ検査装置104では、例えば、光源190は白色光を、面光源130は緑色光をそれぞれ照射する。また、ワイヤロープ検査装置104の状態解析装置150は、実施の形態2で述べた手順と同様の手順で、映像内から背景、すなわち面光源130の緑色光を分離して、ワイヤロープ1の領域1Aを抽出する。
本実施の形態4のワイヤロープ検査装置104は、上述のようにワイヤロープ1の表面状態をも解析可能であることから、ワイヤロープ検査装置104の状態解析装置150は、ワイヤロープ1の表面の錆の領域を検出する錆検出部156を有することができる。
例えば、光源190から白色光をワイヤロープ1に照射し、その反射光をカメラ120で撮影する場合、ワイヤロープ1の錆の部分の反射光は、赤みがかった色となる。そこで、錆と判定する色の特徴量の範囲を錆検出部156に予め設定することで、その範囲と反射光の色とを比較することにより、錆検出部156は、ワイヤロープ領域1Aの中の錆の領域を抽出する。
さらにまた、ワイヤロープ検査装置104の状態解析装置150は、ワイヤロープ1の素線切れを検出する素線切れ検出部157を有することができる。
図13は、素線切れが存在するワイヤロープ1の映像の例を示している。正常なワイヤロープ1では、規則正しい周期的なテクスチャが得られるのに対し、素線切れが生じている場合には、図13において1cで示すように不連続な点が生じる。これを利用して、素線切れ検出部157は、テクスチャの周期性を解析し、不規則な部分が見つかった部分を素線切れと判定する。
図14は、本実施の形態4のワイヤロープ検査装置104における状態解析装置150の処理の流れを示している。
ワイヤロープ領域1Aの抽出処理(ステップS12)を行った後、錆検出部156は、その領域内の錆領域を抽出(ステップS33)し、錆位置の情報を出力する(ステップS34)。また、この錆検出の処理と並行して、素線切れ検出部157は、ワイヤロープ領域1A内の素線切れを検出し(ステップS43)、素線切れ位置の情報を出力する(ステップS44)。
図15は、ワイヤロープ検査装置104に備わる状態解析装置150及び解析結果表示装置160を汎用コンピュータで構成し、該コンピュータ上で動作するプログラムにより解析結果を表示させた一例を示す図であり、既に説明した実施の形態1及び実施の形態3における形態に、さらに錆検知結果及び素線切れ検知結果を表示する例を図示している。
記録映像表示部161では、錆が検知された位置は、11bで示すように丸く塗りつぶされ、素線切れが検出された位置は、11cのように円で囲んで強調表示する。さらに、ワイヤロープ径グラフ表示部165において、ワイヤロープ領域1Aの全体に占める錆検知領域の割合を折れ線グラフ165bで、素線切れ検知位置を165cのように円で表示している。錆検知領域の割合は、映像の再生に同期して錆割合表示部168に数値で表示される。ここで錆の割合とは、フレーム中のワイヤロープ領域1Aの大きさ(画素数)に対する、錆検知領域の大きさ(画素数)の割合である。
このように本実施の形態4のワイヤロープ検査装置104によれば、記録されたワイヤロープ1の映像を後から再生し、ワイヤロープ1の表面の状態を目視で確認することができる。さらに、ワイヤロープ1の錆や素線切れの発生状況を、映像解析によって容易に調べることが可能になる。
以上説明した各実施形態を適宜組み合わせた構成を採ることも可能である。その場合には、組み合わせた実施形態が奏する各効果が組み合わされた効果を得ることができる。
なお、上記様々な実施形態のうちの任意の実施形態を適宜組み合わせることにより、それぞれの有する効果を奏するようにすることができる。
本発明は、添付図面を参照しながら好ましい実施形態に関連して充分に記載されているが、この技術の熟練した人々にとっては種々の変形や修正は明白である。そのような変形や修正は、添付した請求の範囲による本発明の範囲から外れない限りにおいて、その中に含まれると理解されるべきである。
又、2012年3月28日に出願された、日本国特許出願No.特願2012−73532号の明細書、図面、特許請求の範囲、及び要約書の開示内容の全ては、参考として本明細書中に編入されるものである。
1 ワイヤロープ、
101、103、104 ワイヤロープ検査装置、
120 カメラ、130 面光源、135 拡散板、140 映像記録装置、
150 状態解析装置、151 ロープ領域抽出部、
152 ディスプレイ領域抽出部、153 走行距離情報認識部、
154 走行距離情報出力部、155 ロープ径取得部、156 錆検出部、
157 素線切れ検出部、160 解析結果表示装置、
161 記録映像表示部、165 ワイヤロープ径グラフ表示部、
170 ルーバー。

Claims (13)

  1. 走行するワイヤロープを映像として連続撮影するカメラと、
    前記ワイヤロープを間に挟んで前記カメラに対向して配置され、ワイヤロープ及びカメラに向けて光を照射する面光源と、
    前記カメラにて撮像されたワイヤロープの映像からワイヤロープ状態の解析を行う状態解析装置と、
    前記状態解析装置で解析された解析結果を表示する解析結果表示装置と、
    前記カメラの撮影視野内に配置され、ワイヤロープの走行位置に関する情報を表示するディスプレイと、
    を備えたことを特徴とするワイヤロープ検査装置。
  2. 前記ディスプレイは、ワイヤロープの走行位置に関する情報を空間符号化して表示する、請求項1に記載のワイヤロープ検査装置。
  3. 前記カメラで撮像された映像を記録し、記録した映像を前記状態解析装置へ送出する映像記録装置をさらに備えた請求項1又は2に記載のワイヤロープ検査装置。
  4. 前記面光源は、拡散板を有する、請求項1から3のいずれか1項に記載のワイヤロープ検査装置。
  5. 前記ワイヤロープと前記面光源との間に、前記カメラの光軸と直交する姿勢で配置されるルーバーをさらに備える、請求項1からのいずれか1項に記載のワイヤロープ検査装置。
  6. 前記面光源は、単色光源である、請求項1からのいずれか1項に記載のワイヤロープ検査装置。
  7. 前記カメラの近傍に配置され、カメラ側からワイヤロープへの照明を行う光源をさらに備えた、請求項1からのいずれか1項に記載のワイヤロープ検査装置。
  8. 前記光源は、白色光源である、請求項7に記載のワイヤロープ検査装置。
  9. 前記状態解析装置は、前記カメラから得られる映像のフレーム毎にワイヤロープ領域を抽出する抽出部を有する、請求項1からのいずれか1項に記載のワイヤロープ検査装置。
  10. 前記状態解析装置は、抽出されたワイヤロープ領域における画素数からワイヤロープ径を求めるロープ径取得部をさらに有する、請求項に記載のワイヤロープ検査装置。
  11. 前記状態解析装置は、前記カメラから得られる映像のフレーム毎にワイヤロープ領域を抽出する抽出部と、
    抽出された前記ワイヤロープ領域において、前記光源によるワイヤロープでの反射光における色特徴量を元にワイヤロープ表面の錆を検出する錆検出部を有する、請求項7、8、10のいずれか1項に記載のワイヤロープ検査装置。
  12. 前記状態解析装置は、前記カメラから得られる映像のフレーム毎にワイヤロープ領域を抽出する抽出部と、
    抽出された前記ワイヤロープ領域において、前記光源によるワイヤロープでの反射光を撮影した映像からテクスチャの周期性を元にワイヤロープの素線切れを検出する素線切れ検出部を有する、請求項7,8,10,11のいずれか1項に記載のワイヤロープ検査装置。
  13. 前記解析結果表示装置は、前記映像記録装置に記録されたワイヤロープの映像を再生表示する再生表示部と、前記状態解析装置によるワイヤロープの解析結果を再生映像に同期して表示する同期表示部と、を有する、請求項1から12のいずれか1項に記載のワイヤロープ検査装置。
JP2014507466A 2012-03-28 2013-01-23 ワイヤロープ検査装置 Active JP5769875B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2014507466A JP5769875B2 (ja) 2012-03-28 2013-01-23 ワイヤロープ検査装置

Applications Claiming Priority (4)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2012073532 2012-03-28
JP2012073532 2012-03-28
JP2014507466A JP5769875B2 (ja) 2012-03-28 2013-01-23 ワイヤロープ検査装置
PCT/JP2013/051324 WO2013145823A1 (ja) 2012-03-28 2013-01-23 ワイヤロープ検査装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP5769875B2 true JP5769875B2 (ja) 2015-08-26
JPWO2013145823A1 JPWO2013145823A1 (ja) 2015-12-10

Family

ID=49259109

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2014507466A Active JP5769875B2 (ja) 2012-03-28 2013-01-23 ワイヤロープ検査装置

Country Status (5)

Country Link
JP (1) JP5769875B2 (ja)
KR (1) KR20140123593A (ja)
CN (1) CN104185786B (ja)
TW (1) TWI501914B (ja)
WO (1) WO2013145823A1 (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2018101297A1 (en) 2016-11-29 2018-06-07 Meidensha Corporation Wire rope measuring device and wire rope measuring method
JPWO2022176061A1 (ja) * 2021-02-17 2022-08-25

Families Citing this family (17)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
BR112018007015B1 (pt) * 2015-10-21 2022-07-12 Liebherr-Components Biberach Gmbh Dispositivo para a detecção do momento de descarte de um cabo de fibras de alta resistência e dispositivo de elevação
ITUB20160775A1 (it) * 2016-02-16 2017-08-16 Redaelli Tecna Spa Dispositivo per la misura in continuo ed in automatico dei parametri geometrici di una fune
CN105509646A (zh) * 2016-02-25 2016-04-20 天津高盛钢丝绳有限公司 一种基于fpga的红外激光钢丝绳直径测量系统
KR102391604B1 (ko) * 2016-04-01 2022-04-27 쉴로이니게르 아게 복합 센서
US9988242B1 (en) * 2017-01-11 2018-06-05 Otis Elevator Company Elevator rail healthy monitoring method
JP6956616B2 (ja) 2017-12-12 2021-11-02 東京製綱株式会社 ロープテスタ,ワイヤロープ解析装置およびその制御プログラム
JP7134793B2 (ja) * 2018-08-29 2022-09-12 オーチス エレベータ カンパニー エレベータロープ伸び計測装置及びエレベータロープ伸び計測方法
JP7011554B2 (ja) * 2018-08-29 2022-01-26 オーチス エレベータ カンパニー エレベータロープ検査装置及びエレベータロープ検査方法
JP7275965B2 (ja) * 2019-07-30 2023-05-18 株式会社明電舎 エレベータロープ劣化診断装置及びエレベータロープ劣化診断方法
CN114127003B (zh) * 2019-08-16 2024-03-08 通力股份公司 用于生成电梯绳索表示的方法、控制单元和用于执行该方法的计算机程序产品
JP7422213B2 (ja) 2019-08-16 2024-01-25 コネ コーポレイション エレベータロープモニタ装置、それに対する方法およびコンピュータプログラム製品、ならびにエレベータシステム
CN110595378B (zh) * 2019-10-17 2023-04-14 中煤科工集团重庆研究院有限公司 基于激光测距原理的地表或边坡变形实时监测装置及方法
KR102334334B1 (ko) * 2019-11-04 2021-12-06 현대엘리베이터주식회사 상대 밝기 템플릿을 이용한 승강기 로프 진단 영상 처리 장치 및 방법
KR102348335B1 (ko) * 2019-11-04 2022-01-11 현대엘리베이터주식회사 Ir 반사판을 이용한 승강기 로프 진단 장치 및 방법
JP7401390B2 (ja) 2020-05-19 2023-12-19 東京製綱株式会社 非接触型金属製材検査装置および非接触型金属製材健全性診断装置
CN112179287B (zh) * 2020-08-19 2022-01-11 成都飞机工业(集团)有限责任公司 一种基于多视光源的快速测量装置及测量方法
JP7376055B1 (ja) * 2023-03-01 2023-11-08 ミカサ商事株式会社 水中検査プログラム、水中検査システム、及び水中検査方法

Family Cites Families (9)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
DE3641816A1 (de) * 1986-12-06 1988-06-16 Robert Prof Dr Ing Massen Verfahren und anordnung zur messung und/oder ueberwachung von eigenschaften von garnen und seilen
CN1018480B (zh) * 1987-11-17 1992-09-30 罗伯特·马森 用于测量和/或监控线或绳的性能参数的方法和装置
JPH0843047A (ja) * 1994-08-02 1996-02-16 Toshiba Fa Syst Eng Kk 光学検査装置
JPH11325844A (ja) * 1998-05-13 1999-11-26 Nkk Corp ワイヤーロープの診断方法
JP2000331164A (ja) * 1999-05-24 2000-11-30 Sharp Corp 画像処理装置
JP2005127747A (ja) * 2003-10-21 2005-05-19 Daido Steel Co Ltd 板材の表面欠陥検査方法および表面欠陥検査装置
JP2009057126A (ja) * 2007-08-30 2009-03-19 Graphin Co Ltd エレベータ用ロープの変形検出装置
JP5413148B2 (ja) * 2009-11-20 2014-02-12 株式会社明電舎 ワイヤーロープ検査装置
JP5446849B2 (ja) * 2009-12-25 2014-03-19 株式会社明電舎 ワイヤーロープ検査装置

Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2018101297A1 (en) 2016-11-29 2018-06-07 Meidensha Corporation Wire rope measuring device and wire rope measuring method
EP4276407A2 (en) 2016-11-29 2023-11-15 Meidensha Corporation Wire rope measuring device and wire rope measuring method
JPWO2022176061A1 (ja) * 2021-02-17 2022-08-25
WO2022176061A1 (ja) * 2021-02-17 2022-08-25 三菱電機ビルテクノサービス株式会社 測定装置及びエレベーター装置
JP7276635B2 (ja) 2021-02-17 2023-05-18 三菱電機ビルソリューションズ株式会社 測定装置及びエレベーター装置

Also Published As

Publication number Publication date
TWI501914B (zh) 2015-10-01
WO2013145823A1 (ja) 2013-10-03
KR20140123593A (ko) 2014-10-22
CN104185786B (zh) 2016-06-29
CN104185786A (zh) 2014-12-03
TW201343529A (zh) 2013-11-01
JPWO2013145823A1 (ja) 2015-12-10

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP5769875B2 (ja) ワイヤロープ検査装置
KR101180027B1 (ko) 광센서 및 이를 이용한 감지 방법
TWI701018B (zh) 資訊處理裝置、資訊處理方法、及程式
JP2009513984A (ja) 複合構造に欠陥がないか検査するための装置および方法
US20180270465A1 (en) Method and device for inspection of an asset
JP6348289B2 (ja) 検査装置および検査方法
KR101376831B1 (ko) 표면결함 검사방법
JP2011515189A5 (ja)
JP2012098045A (ja) クラック検出装置及びクラック検出プログラム
US20130107059A1 (en) Noise detecting device, noise detecting method, and program
KR101640555B1 (ko) 카메라 검사 장치
JP5243486B2 (ja) ケーブル位置検出装置、ケーブル位置検出方法及びケーブル位置検出プログラム
JP7448062B2 (ja) 評価方法及び評価システム
JP2014224686A (ja) 微粒子検出装置および微粒子検出方法
JP6898150B2 (ja) 毛穴検出方法及び毛穴検出装置
JP2017203622A (ja) 色むら検査方法及び色むら検査装置
KR101766884B1 (ko) 실러 도포 검사 방법
TWI493177B (zh) 一種檢測具週期性結構光學薄膜的瑕疵檢測方法及其檢測裝置
JPWO2021112205A5 (ja)
JP2021067588A (ja) 被検査体の表面検査装置および被検査体の表面検査方法
WO2024024665A1 (ja) 濡れ性評価方法および濡れ性評価装置
JP7164560B2 (ja) 圧着端子の外観検査装置
KR20130002760A (ko) 중간시점 영상 생성기를 갖는 표면 거칠기 측정 장치 및 방법
JP2013024668A (ja) ベルト検査装置
JP4827101B2 (ja) 制御装置、制御方法、撮像システム、撮像方法、及びプログラム

Legal Events

Date Code Title Description
TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20150526

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20150623

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 5769875

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

S111 Request for change of ownership or part of ownership

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313117

R350 Written notification of registration of transfer

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

S533 Written request for registration of change of name

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313533

R350 Written notification of registration of transfer

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250