JP5766607B2 - ラベルプリンタ - Google Patents

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Description

本発明は印刷デバイスに関する。特に、ラベル上に画像を印刷するためのスタンドアロンのラベルプリンタに関する。
既知のテープ印刷装置がEP−A−322918及びEP−A−322919(ブラザー工業株式会社)並びにEP−A−267890(バリトロニック)に開示されている。プリンタは、それぞれカセット又はテープ保持ケースを受け取るためのカセット受け取りベイを含む。EP−A−267890では、テープ保持ケースは、インクリボンと基材テープ(substrate tape)を収容し、後者は接着剤により背面層に固着された、上面画像受け取り層を含む。EP−A−322918及びEP−A−322919では、テープ保持ケースは:インクリボン;透明画像受け取りテープ;及び接着剤がコーティングされた面のうちの一方の面において、印刷された後の画像テープに固着し、もう一方の接着剤がコーティングされた面から剥離することができる背面層を有する両面接着テープを収容する。これら両方の装置に関して、画像転写媒体(インクリボン)及び画像受け取りテープ(基材)は、同一のカセット内にある。
また、本願の出願人によって、例えばEP−A−578372では、インクリボン及び基材テープを別々のカセットに収容することが提案されている。
これらの全ての場合において、画像受け取りテープは、(1)固定された印刷ヘッド及び(2)インクリボンから画像受け取りテープへ画像を転写するために前記印刷ヘッドがプレスすることができるプラテンから成る印刷ゾーンに、インクリボンがオーバーラップして通過する。上記のようなことを行う方法は数多く存在し、ドライレタリング(dry lettering)やドライフィルムインプレッション(dry film impression)が含まれる。しかし、現在最も普通に用いられている方法は、サーマルプリンティングによる方法であり、印刷ヘッドを熱して、該熱によってインクがインクリボンから画像受け取りテープへ転写される。
他の既知のテープ印刷装置においては、いわゆるダイレクトサーマルテープが用いられ、該テープにおいて、インクリボンカセットを介することなく、画像が直接ダイレクトサーマルテープ上に作成される。印刷ヘッドの部品が熱せられて、該熱によってダイレクトサーマルテープ内で化学物質が反応してテープ内又はテープ状に画像を生成する。
上述した種類の装置は、テーププリンターによって印刷される画像を形成する文字、記号等をユーザーが入力することを可能にするキーボードを備えている。前記キーボードは、通常文字や番号をそれぞれ入力するためにテキスト文字キー及び数字キーがそれぞれ備えられており、さらに他のキーのうちメニュー操作や印刷属性の設定を可能にする幾つかのファンクションキーを備えている。
欧州特許EP−A−322918号 欧州特許EP−A−322919号 欧州特許EP−A−267890号 欧州特許EP−A−578372号
英語で用いるプリンターに関して、最大26テキスト文字キー、即ち、アルファベット各文字のキーが必要となる。しかし、もしプリンターを他のヨーロッパ言語で用いる場合、アクセント文字を印刷可能にするキーを備えなければならない。例えば、フランス語では、通常の「e」に加えて、「e」の上に「アキュートアクセント」を付加したものと「e」の上に「グレイヴアクセント」を付加したものが必要となる。幾つかのヨーロッパ言語では、かなりの数のアクセント文字が必要となる。このことが少なくとも2つの問題をもたらす。
第一に、多くの機械では、アクセント文字を簡単にユーザーが選択できるように、キーボード内に標準の26文字に加えて追加のテキスト文字キーを備えている。このことにより、キーボード上でより多くのスペースがテキスト文字キーにとられてしまう結果となる。このことは、便利ではないかもしれないが、特にコンパクトなハンドヘルドな機械にとってより大きなキーボードが必要になることを意味し、及び/又はキーボード上でファンクションキーのために利用できるスペースがより少なくなる事を意味する。そして、さらにはより多くのキーストロークが、特定の機能を実行するのに必要になるかもしれないことを意味する。或いは、必要な文字を選択可能にするメニューにアクセスするための多数のキーストロークをユーザーが使用する必要があるかもしれない、複数の文字/記号を表わすキーを、プリンターが備えるかもしれないが、ユーザーにとっては時間を消費するし、複雑となる。
同様の問題が、中国語や日本語等の多数の文字がある他の言語においても存在する。
別の問題として、異なる国で異なるキーボードレイアウトが使用されており、このことにより、備える必要がある異なるプリンターの数が増加する可能性がある。このことは製造コストの上昇になり得る。
既知のデバイスのキーボードは、媒体上に印刷するためのラベルデータの一部分を選択するため操作が可能であり、且つラベルデータの該一部分が印刷される所において媒体に対する印刷位置を変更するための操作が可能であるキーをしばしば含んでいる。前記デバイスにおいて、ユーザーは、ラベルデータの部分を選択するための多数のキーストローク、更には印刷位置を変更するための多数のキーストロークを使用する必要があるかもしれない。
既知のデバイスにおいては、しばしばディスプレイが備えられており、該ディスプレーは1つ以上の選択可能なオプションをユーザーに提示する。該オプションがリスト中に提示されると、所望のオプションを見つけるまで、リストを上下移動させるのに多数のキーストロークが必要となる可能性がある。該ディスプレイ内の様々な位置にオプションが提示されると、ユーザーを混乱させ、従ってユーザーにとって、所望のオプションを選択するために、デバイスのキーボード上のどのキーを彼/彼女が押さなくてはならないのかを決定するのに時間を消費することになる可能性がある。
「スタンドアロン」ラベルプリンタは、「ラベルプリンタシステム」とは区別することができる。該ラベルプリンタシステムは、PCや他のコンピューターデバイスと接続されたプリンタを含む。前記ラベルプリンタシステムにおいて、ユーザーは印刷するためのラベルをPCを用いて作成又は編集を行う。その後印刷データをプリンタに送って、プリンタにラベル媒体上へ印刷データを印刷させる。前記ラベルプリンタシステムにおいて、ユーザーはラベルを作成するために、プリンタのディスプレイよりはむしろ、PCのディスプレイを見るであろう。また、ラベルを作成するために用いられるラベル編集ソフトは、プリンタ上というよりはむしろ、PC上に保存されていて、かつ実行されるであろう。
対照的に、スタンドアロンラベルプリンタは、PCや他のコンピューターとは独立して、ラベルを作成したり印刷したりするために操作可能である。なかには幾つかのデータを受信するためにPC又は他のコンピューターと接続可能なスタンドアロンプリンタもあるが、それらに関わらず、印刷するラベルを作成するために、PCや他のコンピューターから独立して操作可能にはなっている。なぜなら、ラベルを作成するために使用されるラベル編集ソフトは、ラベルプリンタ自体に保存され、そして実行されるからである。従って、スタンドアロンラベルプリンタは、通常、ユーザーがラベル編集ソフトのインターフェースを閲覧できる媒体となる総合ディスプレイを含む。
本発明の第一の態様は、以下を備えるラベルプリンタを提供する:
・ラベルデータを表示及び入力するためのタッチスクリーンであって、少なくとも1つの 入力領域を備える該タッチスクリーン;
・ラベルデータを入力するためのハードウェアキーボードであって、少なくとも1つのハードウェアキーを備える該キーボード;及び
・ラベル情報に従ってラベルを印刷するための印刷手段を制御するために構成された制御手段;
ここで、前記ラベル情報は:前記ハードウェアキーボードの少なくとも1つのハードウェアキーを介して入力されたラベルデータ;及び前記タッチスクリーンの少なくとも1つの入力領域を介して入力されたラベルデータの組合せから生じる。
ラベル情報は文字を定義する情報を含むことができる。該文字にはアクセント文字を含めることができる。ラベル情報は記号を定義する情報を含むことができる。ラベル情報は書式を定義する情報を含むことができる。
前記制御手段は、データを表示することが可能なタッチスクリーンの一部内のポイントにタッチすることによってタッチスクリーンへの入力をユーザーが与えたときに、データ入力モードを開始するように構成されてもよい。ハードウェアキーボードは、データ項目に関連付けられたハードウェアキーを含んでもよい。前記制御手段は、ユーザーが続いて前記ハードウェアキーを押したときに、前記一部内の前記ポイントにある前記データ項目を表示するための前記タッチスクリーンを制御するために構成される。
タッチスクリーンの一部は、印刷されるラベルの少なくとも一部の表現物を表示することができる部分であってよい。ラベルプリンタは、ラベル上に前記データ項目を印刷するための印刷手段を備えることができる。
任意で、制御手段がデータ入力モードを開始したときに、該制御手段は、データを入力するためのプロンプトをユーザーに表示するための前記タッチスクリーンを制御するために構成される。前記プロンプトは、点滅カーソル等の、前記タッチスクリーンの一部内の前記ポイントに表示されるカーソルを備えることができる。
本発明の第二の態様は、以下を備えるラベルプリンタを提供することができる:
・ユーザーからの入力を受け取るためのタッチスクリーン、ここでタッチスクリーンの一部はデータを表示することができる;
・データを入力するためのハードウェアキーボード、ここで前記ハードウェアキーボードは、データの項目に関連付けられたハードウェアキーを備える;及び
・制御手段、ここで前記制御手段は、
・前記一部内のポイントにタッチすることによってタッチスクリーンへの入力をユーザーが与えたときに、データ入力モードを開始するために構成され、
・ユーザーが続いて前記ハードウェアキーを押したときに、前記一部内の前記ポイントにある前記データ項目を表示するための前記タッチスクリーンを制御するために構成される。
前記タッチスクリーンの一部は、印刷されるラベルの少なくとも一部分の表現物を表示することができる一部であってよい。前記ラベルプリンタはさらにラベル上に前記データ項目を印刷するための印刷手段を備えることができる。
任意で、制御手段がデータ入力モードを開始したときに、前記制御手段がデータを入力するためのプロンプトをユーザーに表示するための前記タッチスクリーンを制御するために構成される。前記プロンプトが、前記タッチスクリーンの一部内の前記ポイントに表示されるカーソルを備えるることができる。
本発明の第三の態様は、以下を含むラベルを印刷する方法を提供することができる:
・ラベルプリンタのハードウェアキーボードの少なくとも1つのハードウェアキーを介してラベルデータを入力すること;
・ラベルプリンタのタッチスクリーンの少なくとも1つの入力領域を介してラベルデータを入力すること;及び
・ラベル情報に従ってラベルを印刷すること、
ここで、前記ラベル情報は:前記ハードウェアキーボードの少なくとも1つのハードウェアキーを介して入力されたラベルデータ;及び前記タッチスクリーンの少なくとも1つの入力領域を介して入力されたラベルデータの組合せから生じる。
前記方法は、データを表示することが可能なラベルプリンタのタッチスクリーンの一部内のポイントで、ユーザーからの入力を受け取ることに依存して、データ入力モードを開始することを含むことができる。前記方法は、ラベルプリンタのキーボードのハードウェアキーからの信号を受け取ることを含むことができ、ここで前記ハードウェアキーはデータ項目に関連している。前記方法はタッチスクリーンの一部内の前記ポイントに前記データ項目を表示することを含むことができる。
本発明の第四の態様は、以下を含むラベルプリンタのディスプレイの操作方法を提供することができる:
・ラベルプリンタのタッチスクリーンの一部内のポイントで、ユーザーからの入力を受け取ることに依存して、データ入力モードを開始し;
・ラベルプリンタのキーボードのハードウェアキーからの信号を受け取り、前記ハードウェアキーはデータ項目に関連しており;及び
・タッチスクリーンの一部内の前記ポイントに前記データ項目を表示する。
任意で、データ入力モードを開始することが、タッチスクリーン上にユーザーに対してデータを入力するためのプロンプトを表示することを含む。
本発明の第五の態様は、以下を備えるラベルプリンタを提供することができる:
・複数の異なるグラフィックコントロールパネルレイアウトを定義するデータを保存するために設計されたメモリ、ここで各前記レイアウトはそれぞれグラフィックコントロールパネルの入力領域の配置を含む;
・前記グラフィックコントロールパネルレイアウトのうち1つを選択するための手段;及び
・前記選択されたグラフィックコントロールパネルレイアウトに従って、ディスプレイ上に配置された入力領域を用いてグラフィックコントロールパネルを表示する為に設計されたタッチスクリーン。
前記グラフィックコントロールパネルレイアウトのうちの1つを選択するための手段は、ユーザーがタッチスクリーンの区画にタッチしたときに、制御手段に信号を送るために設計されたタッチスクリーンの区画を含むことができる。
前記タッチスクリーンの区画は複数の領域を含むことができ、各領域は前記グラフィックコントロールパネルレイアウトの1つと関連づけられている。前記タッチスクリーンはユーザーが該領域にタッチしたときに、領域の1つに関連づけられたグラフィックコントロールパネルレイアウトを表示するために設計することができる。
前記レイアウトの少なくとも1つは、アルファベットの各々異なる文字に対応する入力領域の配置を含むことができる。前記レイアウトの少なくとも1つは、アルファベットのアクセント文字、句読点、通貨記号、数字又は図形記号に対応する入力領域の配置を含むことができる。
前記レイアウトの少なくとも1つは、データレイアウト入力領域を含むことができる。ラベルプリンタは、前記データレイアウト入力領域が表示されるディスプレイの一部をユーザーがタッチしたとき、媒体上に印刷されるラベルデータのレイアウトが変化するように設計することができる。前記レイアウトは:ラベルデータにボーターを追加することにより;ラベルデータに含まれるテキストのフォント、スタイル若しくはサイズを変更することにより;ラベルデータに含まれるテキスト若しくは画像の位置を変更することにより;又はテンプレートをラベルデータに適用することにより、変更することができる。
前記レイアウトの少なくとも1つは、データフィールド入力領域を含むことができる。ラベルプリンタは、前記データフィールド入力領域が表示されるディスプレイの一部をユーザーがタッチしたとき、媒体上に印刷するためのラベルデータを作成するためにテキストや画像を追加することのできるデータフィールドをディスプレイに表示する。
タッチスクリーンは、媒体上に印刷されるラベルデータの表現物を表示するために設計されることができる。タッチスクリーンは、第一のラベルとして媒体上に印刷されるラベルデータ及び第二のラベルとして媒体上に印刷されるラベルデータの表現物を表示するために設計されることができる。
タッチスクリーンはラベルプリンタの切断手段によって媒体を切断する位置の表現物を表示するために設計されることができる。
ラベルプリンタは、データ入力領域の1つが表示されるディスプレイの一部をユーザーがタッチしたときに、ラベルデータの表現物が変化するように設計されることができる。タッチスクリーンは、データ入力領域の隣にラベルデータの表現物を表示するように設計されることができる。
本発明の第六の態様は、制御手段とタッチスクリーンを備えるラベルプリンタを提供することができ、前記タッチスクリーンは:
・第一スクリーン区画であって、媒体上に印刷されるラベルデータの表現物を表示するために設計される該スクリーン区画;及び
・第二スクリーン区画であって、ユーザーが該第二スクリーン区画の一部にタッチしたときに、制御手段に信号を送るように設計される入力区画を備える、該スクリーン区画
を含む。
前記タッチスクリーンの第一スクリーン区画は、前記信号を受け取る制御手段に依存して、変更された属性でラベルデータの表現物を表示するために設計されることができる。媒体上に印刷されるラベルデータの属性は、信号を受け取る制御手段に依存して変化することができる。前記属性には、フォントタイプ、フォントスタイル、フォントサイズ、テキスト配置、及びテキスト方向のうち1つを含むことができる。
前記制御手段は、前記信号を受け取る制御手段に依存して、媒体上にラベルデータを印刷するためにラベルプリンタの印刷ヘッドを制御するために設計されることができる。
前記第一スクリーン区画は、前記信号を受け取る制御手段に依存して、ラベルテンプレートを表示するために設計されることができる。
前記第一スクリーン区画は、前記信号を受け取る制御手段に依存して、ラベルプリンタの切断手段によって媒体を切断する位置の表現物を表示するために設計されることができる。
前記第一スクリーン区画は、第一のラベルとして媒体上に印刷されるラベルデータ及び第二のラベルとして媒体上に印刷されるラベルデータの表現物を表示するために設計されることができる。
前記第一スクリーン区画は、前記信号を受け取る制御手段に依存して、媒体上に印刷するためのラベルデータを作成するためにテキストや画像を追加することができるデータフィールドを表示するために設計される。
前記第一スクリーン区画は、ユーザーが前記第一スクリーン区画の一部にタッチしたときに、第二の信号を制御手段に送るために設計されることができる。前記第一スクリーン区画は、前記第二信号を受け取る制御手段に依存して、前記第一スクリーン区画の一部にカーソルを表示するために設計されることができる。
前記信号を、ユーザーが前記入力区画の一部をストロークしたときに、制御手段へ送ることができる。
前記入力区画は、ユーザーが異なる入力区画の一部をタッチしたときに、前記制御手段に異なる信号を送るために設計されることができる。
本発明の第七の態様は、ラベルプリンタであって:
・複数のデータエントリーのリストを保存するために設計されるメモリ;
・制御手段;及び
・タッチスクリーン;
を備え、
前記タッチスクリーンは:
・第一スクリーン区画であって、複数のデータエントリーの第一セットに関連付けられた情報を表示するために設計される該スクリーン区画;及び
・第二スクリーン区画であって、ユーザーが該第二スクリーン区画の一部をタッチしたときに、制御手段に信号を送るように設計される、該スクリーン区画
を備え、
ここで前記制御手段は、信号を受け取る該制御手段に依存して、複数のデータエントリーの第二セットと関連付けられた情報を表示するためのタッチスクリーンの第一スクリーン区画を制御するために設計される、
該ラベルプリンタを提供することができる。
前記タッチクリーンの第二スクリーン区画は、ユーザーが該第二スクリーン区画の一部をストロークしたときに、制御手段に信号を送るように設計されることができる。
制御手段に送られる信号は、ユーザーが第二スクリーン区画の一部をストロークする速さの表現物であってもよい。
前記制御手段は、信号が閾値を「超える」スピードでのストロークの表現物であるときに、リスト中の複数のデータエントリーの第一セットに比較的近い複数のデータエントリーの第二セットと関連付けられた情報を表示するためのタッチスクリーンの第一スクリーン区画を制御するために設計されることができる。前記制御手段は、信号が閾値「以下」のスピードでのストロークの表現物であるに、リスト中の複数のデータエントリーの第一セットから、比較的遠い複数のデータエントリーの第二セットと関連付けられた情報を表示するためのタッチスクリーンの第一スクリーン区画を制御するために設計されることができる。
前記制御手段は、信号が、閾値「未満の」スピードでのストロークの表現物であるときに、リスト中の複数のデータエントリーの第一セットに比較的近い複数のデータエントリーの第二セットと関連付けられた情報を表示するためのタッチスクリーンの第一スクリーン区画を制御するために設計されることができる。前記制御手段は、信号が閾値「以上」のスピードでのストロークの表現物であるときに、リスト中の複数のデータエントリーの第一セットから、比較的遠い複数のデータエントリーの第二セットと関連付けられた情報を表示するためのタッチスクリーンの第一スクリーン区画を制御するために設計されることができる。
前記データエントリーのリストは、ラベルテンプレート;媒体上に印刷するためのラベルデータに含まれるテキストに関するフォントタイプ;媒体上に印刷されるラベルのボーダースタイル;及び媒体上に印刷されるラベルデータのうちの1つのリストを含むことができる。前記データエントリーのリストは、ファイル名のリストを含むことができる。
タッチスクリーンは、ユーザーがタッチスクリーンの第一スクリーン区画の一部をタッチしたときに、複数のデータエントリーの1つに関連付けられた、媒体上に印刷されるラベルデータを表示するために設計される、第三スクリーン区画を含むことができる。前記第一スクリーン区画の一部は、前記複数のデータエントリーの1つに関連付けられた情報が表示される部分であってよい。
前記タッチスクリーンは、媒体上に印刷されるラベルデータを表示するために設計される第四スクリーン区画を含むことができる。複数のデータエントリーの1つが媒体上に印刷される追加のラベルデータであってもよい。前記第四スクリーン区画は、ユーザーが前記複数のデータエントリーの1つに関連付けられた情報を表示する第一スクリーン区画の一部にタッチしたときに、該追加のラベルデータを表示するために設計されることができる。
本発明の第八の態様は、ラベルプリンタであって:
・制御手段;及び
・媒体上に印刷されるラベルデータフィールドの表現物を、スクリーン区画内の第一部位に表示するために設計されるタッチスクリーン
を備え、
前記制御手段は、ユーザーがタッチスクリーンの一部にタッチして、タッチスクリーンの異なる部分でタッチスクリーンとの接触を離すまでタッチスクリーンとの接触を維持したときに、該スクリーン区画内第二部位でラベルデータフィールドを表したものを表示するためのタッチスクリーンを制御するために設計される、
該ラベルプリンタを提供することができる。
前記タッチスクリーンは、印刷されるラベルの幅を表す情報を表示するために設計されることができる。タッチスクリーンがスクリーン区画内の第二部位でラベルデータフィールドの表現物を表示したときに、前記ラベルの幅を表す情報が変化することができる。
前記タッチスクリーンは、媒体上に印刷される第二ラベルデータフィールドを表したものを、スクリーン区画内の第三部位で表示するために設計されることができる。前記タッチスクリーンが、スクリーン区画内の第二部位で、ラベルデータフィールドの表現物を表示するときに、該タッチスクリーンはスクリーン区画内の第四部位において、第二ラベルデータフィールドの表現物を表示するために設計されることができる。
本発明の第九の態様は、以下を備えるラベルプリンタを提供することができる:
・印刷されるラベルデータを入力するための入力手段;
・ラベルデータを表示するためのスクリーン;
・入力手段及びスクリーンに接続され、並びにラベルデータに従ってラベルを印刷するための印刷手段を制御するために構成される、制御手段;並びに
・ユーザーが操作したときに、ホームスクリーンをスクリーン上に表示させる、ホームボタン。
前記制御手段は、ホームボタンが操作されたときにはいつでも、ホームスクリーンを表示させるように配置することが好ましい。
前記ホームスクリーンは、少なくとも以下のうち1つを備えることができる:
・新規ラベル作成を開始するための、ユーザーが選択可能な領域;
・オープンファイルスクリーンを閲覧するための、ユーザーが選択可能な領域、ここで前記オープンファイルスクリーンを介して、メモリから保存されたデータを再度呼び出すために、ユーザーはラベルファイルを選択して開くことができる;
・ホームスクリーン上に表示されたラベルデータを編集するためのユーザーが選択可能な領域;
・ユーザーがラベルデータをメモリに保存したいときのユーザーが選択可能な領域;及び
・デバイス設定の変更を開始するためのユーザーが選択可能な領域。
前記ホームスクリーンは、ラベルプリンタのスイッチをオンにした時、又はその直後に表示されることが好ましい。
本発明の第九の態様のスクリーンは、タッチスクリーン内に備えることが好ましい。しかし、別途タッチスクリーン内に備わっていないスクリーンを含んでもよい。該スクリーンがタッチスクリーン内のどこに備わっていようとも、前記入力手段は、ユーザーがタッチすることによって選択可能なタッチスクリーンのタッチパネルの一部を含むことができる。従って、タッチスクリーンはラベルデータを入力するための入力手段を含むことができる。或いは、又は更には、及び該スクリーンがタッチスクリーン内に備わっているかどうかに関係なく、前記入力手段は一連のハードウェアキーを備えるハードウェアキーボードを含めることができる。
また、別態様において本発明は以下の発明を包含する。
[発明1]
以下を備えるラベルプリンタ:
・ラベルデータを表示及び入力するためのタッチスクリーンであって、少なくとも1つの 入力領域を備える該タッチスクリーン;
・ラベルデータを入力するためのハードウェアキーボードであって、少なくとも1つのハードウェアキーを備える該キーボード;及び
・ラベル情報に従ってラベルを印刷するための印刷手段を制御するために構成された制御手段;
ここで、前記ラベル情報は、前記ハードウェアキーボードの少なくとも1つのハードウェアキーを介して入力されたラベルデータ;及び前記タッチスクリーンの少なくとも1つの入力領域を介して入力されたラベルデータの組合せから生じる。
[発明2]
前記ラベル情報は文字を定義する情報を含む、発明1に記載のラベルプリンタ。
[発明3]
前記文字がアクセント文字を含む、発明2に記載のラベルプリンタ。
[発明4]
前記ラベル情報が記号を定義する情報を含む、発明1に記載のラベルプリンタ。
[発明5]
前記ラベル情報が書式を定義する情報を含む、発明1に記載のラベルプリンタ。
[発明6]
ユーザーが操作したときに、ホームスクリーンをタッチスクリーン上に表示させるホームボタンを備える、発明1〜5の何れか1項に記載のラベルプリンタ。
[発明7]
前記制御手段が、ホームボタンを操作したときにいつでもホームスクリーンを表示させるように構成された、発明6に記載のラベルプリンタ。
[発明8]
発明6又は7に記載のラベルプリンタであって、前記ホームスクリーンが少なくとも以下のうち1つを備える:
・新規ラベル作成を開始するための、ユーザーが選択可能な領域;
・オープンファイルスクリーンを閲覧するための、ユーザーが選択可能な領域(ここで前記オープンファイルスクリーンを介して、保存されたデータをメモリから再度呼び出すために、ユーザーはラベルファイルを選択して開くことができる);
・ホームスクリーン上に表示されたラベルデータを編集するためのユーザーが選択可能な領域;
・ユーザーがラベルデータをメモリに保存したいときのユーザーが選択可能な領域;及び
・デバイス設定の変更を開始するためのユーザーが選択可能な領域。
[発明9]
前記ホームスクリーンが、ラベルプリンタのスイッチをオンにした時に表示される、発明6〜8の何れか1項に記載のラベルプリンタ。
[発明10]
以下を備えるラベルプリンタ:
・ユーザーからの入力を受け取るためのタッチスクリーン、ここで前記タッチスクリーンの一部はデータを表示することができる;
・データを入力するためのハードウェアキーボード、ここで前記ハードウェアキーボードは、データの項目に関連付けられたハードウェアキーを備える;及び
・制御手段、ここで前記制御手段は、
・前記タッチスクリーンの一部内のポイントにタッチすることによってタッチスクリーンへの入力をユーザーが与えたときに、データ入力モードを開始するために構成され、
・ユーザーが続いて前記ハードウェアキーを押したときに、前記タッチスクリーンの一部内の前記ポイントにある前記データ項目を表示するための前記タッチスクリーンを制御するために構成される。
[発明11]
発明10に記載のラベルプリンタであって、
・前記タッチスクリーンの一部は、印刷されるラベルの少なくとも一部分の表現物を表示することができる該一部であり、
・前記ラベルプリンタはさらにラベル上に前記データ項目を印刷するための印刷手段を備える、
該ラベルプリンタ。
[発明12]
前記制御手段がデータ入力モードを開始したときに、前記制御手段が、前記タッチスクリーンを制御して、データを入力するためのプロンプトをユーザーに表示するために構成される、発明10又は11に記載のラベルプリンタ。
[発明13]
前記プロンプトが、前記タッチスクリーンの一部内の前記ポイントに表示されるカーソルを備える、発明12に記載のラベルプリンタ。
[発明14]
前記カーソルが点滅カーソルである、発明13に記載のラベルプリンタ。
[発明15]
ラベルを印刷する方法であって、以下を含む:
・ラベルプリンタのハードウェアキーボードの少なくとも1つのハードウェアキーを介してラベルデータを入力すること;
・ラベルプリンタのタッチスクリーンの少なくとも1つの入力領域を介してラベルデータを入力すること;及び
・ラベル情報に従ってラベルを印刷すること、
ここで、前記ラベル情報は:
・前記ハードウェアキーボードの少なくとも1つのハードウェアキーを介して入力されたラベルデータ;及び
・前記タッチスクリーンの少なくとも1つの入力領域を介して入力されたラベルデータ
の組合せから生じる。
[発明16]
ラベルプリンタのディスプレイを操作する方法であって、以下を含む;
・ラベルプリンタのタッチスクリーンの一部内のポイントで、ユーザーからの入力を受け取ることに依存して、データ入力モードを開始し;
・ラベルプリンタのキーボードのハードウェアキーからの信号を受け取り、ここで前記ハードウェアキーはデータ項目に関連付けられており;及び
・タッチスクリーンの一部内の前記ポイントに前記データ項目を表示する。
[発明17]
データ入力モードを開始することが、タッチスクリーン上にユーザーに対してデータを入力するためのプロンプトを表示することを含む、発明16に記載の方法。
[発明18]
以下を備えるラベルプリンタ:
・複数の異なるグラフィックコントロールパネルレイアウトを定義するデータを保存するために設計されたメモリ、ここで各前記レイアウトは、それぞれのグラフィックコントロールパネルの入力領域の配置を備える;
・前記グラフィックコントロールパネルレイアウトのうち1つを選択するための手段;及び
・前記選択されたグラフィックコントロールパネルレイアウトに従って、ディスプレイ上に配置された入力領域とともにグラフィックコントロールパネルを表示する為に設計されたタッチスクリーン;
ここで、前記レイアウトの1つは、媒体上に印刷されるラベルデータに含まれるテキストに対するそれぞれの書式機能を実行するために操作可能なデータレイアウト入力領域の配置を備える。
[発明19]
発明18に記載のラベルプリンタであって、
・タッチスクリーンが媒体上に印刷されるラベルデータの表現物を表示するために設計され、及び
・ラベルプリンタは、データレイアウト入力領域の1つが表示されるディスプレイの一部をユーザーがタッチしたときに、媒体上に印刷されるラベルデータの表現物の属性を変更するように構成される、
該ラベルプリンタ。
[発明20]
各書式機能が以下のうち少なくとも1つを備える、発明18又は19に記載のラベルプリンタ:
・テキストを太字にする;
・テキストを斜体にする;
・テキストの文字を90°回転させる;
・テキストの文字サイズを変更する;
・テキストにフォントを適用する。
[発明21]
前記グラフィックコントロールパネルレイアウトのうち1つを選択するための手段が、ユーザーがタッチスクリーンの区画にタッチしたときに、制御手段に信号を送るために設計されたタッチスクリーンの該区画を含む、発明18〜20のいずれか1つに記載のラベルプリンタ。
[発明22]
発明21に記載のラベルプリンタであって、前記タッチスクリーンの区画は複数の領域を含み、各領域は前記グラフィックコントロールパネルレイアウトの1つと関連づけられており、及び
前記タッチスクリーンはユーザーが該領域にタッチしたときに、領域の1つに関連づけられたグラフィックコントロールパネルレイアウトを表示するために設計される、該ラベルプリンタ。
[発明23]
前記レイアウトの少なくとも1つが、アルファベットの各々異なる文字に対応する入力領域の配置を備える、発明18〜22の何れか1項に記載のラベルプリンタ。
[発明24]
前記レイアウトの少なくとも1つが、アルファベットのアクセント文字、句読点、通貨記号、数字又は図形記号に対応する入力領域の配置を備える、発明18〜23の何れか1項に記載のラベルプリンタ。
[発明25]
発明18〜24の何れか1項に記載のラベルプリンタであって、
・前記レイアウトの少なくとも1つが、データフィールド入力領域を含み、
・前記ラベルプリンタは、
該データフィールド入力領域が表示されるディスプレイの一部をユーザーがタッチしたときに、
媒体上に印刷されるためのラベルデータを作成するためにテキスト又は画像を追加することができるデータフィールドをディスプレイ上に表示する、
該ラベルプリンタ。
[発明26]
発明18〜25の何れか1項に記載のラベルプリンタであって、
タッチスクリーンが、第一のラベルとして媒体上に印刷されるラベルデータ及び第二のラベルとして媒体上に印刷されるラベルデータの表現物を表示するために設計される、該ラベルプリンタ。
[発明27]
発明18〜26の何れか1項に記載のラベルプリンタであって、
タッチスクリーンが、ラベルプリンタの切断手段によって媒体を切断する位置の表現物を表示するために設計される、該ラベルプリンタ。
[発明28]
発明18〜27の何れか1項に記載のラベルプリンタであって、
タッチスクリーンが、データ入力領域の隣にラベルデータの表現物を表示するために設計される、該ラベルプリンタ。
[発明29]
制御手段とタッチスクリーンを備えるラベルプリンタであって、
該タッチスクリーンは:
・第一スクリーン区画であって、媒体上に印刷されるラベルデータの表現物を表示するために設計される該スクリーン区画;及び
・第二スクリーン区画であって、ユーザーが該第二スクリーン区画の一部にタッチしたときに、制御手段に信号を送るために設計される入力区画を備える、該スクリーン区画;
を含み、
前記第一スクリーン区画は、前記シグナルを受け取る制御手段に依存して、媒体上に印刷するためのラベルデータを作成するためにテキスト又は画像を追加することができるデータフィールドを表示するために設計される、
該ラベルプリンタ。
[発明30]
前記入力区画が、ユーザーが入力区画の異なる部分をタッチしたときに、制御手段に異なるシグナルを送るために設計される、発明29に記載のラベルプリンタ。
[発明31]
前記タッチスクリーンの第一スクリーン区画が、異なるシグナルを受け取る制御手段に依存して、変更された属性でのラベルデータの表現物を表示するために設計される、発明30に記載のラベルプリンタ。
[発明32]
前記媒体上に印刷されるラベルデータの属性が、異なる信号を受け取る制御手段に依存して変更される、発明31に記載のラベルプリンタ。
[発明33]
前記属性が、フォントタイプ、フォントスタイル、フォントサイズ、テキスト配置、テキスト方向のうちの1つを含む、発明31又は32に記載のラベルプリンタ。
[発明34]
異なる信号を受け取る制御手段に依存して、媒体上にラベルデータを印刷するために、前記制御手段がラベルプリンタの印刷ヘッドを制御するために設計される、発明30に記載のラベルプリンタ。
[発明35]
前記第一スクリーン区画が、異なる信号を受け取る制御手段に依存して、ラベルテンプレートを表示するために設計される、発明30に記載のラベルプリンタ。
[発明36]
前記第一スクリーン区画が、異なる信号を受け取る制御手段に依存して、ラベルプリンタの切断手段によって媒体を切断する位置の表現物を表示するために設計される、発明30に記載のラベルプリンタ。
[発明37]
前記第一スクリーン区画が、第一のラベルとして媒体上に印刷されるラベルデータ及び第二のラベルとして媒体上に印刷されるラベルデータの表現物を表示するために設計される、発明29〜36の何れか1項に記載のラベルプリンタ。
[発明38]
前記第一スクリーン区画が、ユーザーが前記第一スクリーン区画の一部にタッチしたときに、第二の信号を制御手段に送るために設計される、発明29〜37の何れか1項に記載のラベルプリンタ。
[発明39]
前記第一スクリーン区画が、前記第二信号を受け取る制御手段に依存して、前記第一スクリーン区画の一部にカーソルを表示するために設計される、発明38に記載のラベルプリンタ。
[発明40]
前記信号が、ユーザーが前記入力区画の一部をストロークしたときに、制御手段へ送られる、発明29〜39の何れか1項に記載のラベルプリンタ。
[発明41]
ラベルプリンタであって:
・複数のデータエントリーのリストを保存するために設計されるメモリ;
・制御手段;及び
・タッチスクリーン;
を備え、
前記タッチスクリーンは:
・第一スクリーン区画であって、複数のデータエントリーの第一セットに関連付けられた情報を表示するために設計される該スクリーン区画;及び
・第二スクリーン区画であって、ユーザーが該第二スクリーン区画の一部をストロークしたときに、制御手段に信号を送るように設計される、該スクリーン区画
を備え、
ここで前記制御手段は、信号を受け取る該制御手段に依存して、複数のデータエントリーの第二セットと関連付けられた情報を表示するためのタッチスクリーンの第一スクリーン区画を制御するために設計される、
該ラベルプリンタ。
[発明42]
制御手段に送られる信号が、ユーザーが第二スクリーン区画の一部をストロークする速さの表現物である、発明41に記載のラベルプリンタ。
[発明43]
制御手段が以下を表示するためのタッチスクリーンの第一スクリーン区画を制御するために設計される、発明41に記載のラベルプリンタ:
・信号が閾値未満のスピードでのストロークを表すときに、リスト中の複数のデータエントリーの第一セットに比較的近い複数のデータエントリーの第二セットと関連付けられた情報;及び
・信号が閾値以上のスピードでのストロークを表すときに、リスト中の複数のデータエントリーの第一セットから、比較的遠い複数のデータエントリーの第二セットと関連付けられた情報。
[発明44]
前記複数のデータエントリーのリストは:
ラベルテンプレート;媒体上に印刷するためのラベルデータに含まれるテキストに関するフォントタイプ;媒体上に印刷されるラベルのボーダースタイル;及び媒体上に印刷されるラベルデータのリストのうちの1つを含む、発明41〜43のいずれか1つに記載のラベルプリンタ。
[発明45]
複数のデータエントリーのリストは、ファイル名のリストを含む、発明41〜43のいずれか1つに記載のラベルプリンタ。
[発明46]
タッチスクリーンが、ユーザーがタッチスクリーンの第一スクリーン区画の一部をタッチしたときに、複数のデータエントリーの1つに関連付けられた、媒体上に印刷されるラベルデータを表示するために設計される、第三スクリーン区画を含む、発明45に記載のラベルプリンタ。
[発明47]
前記第一スクリーン区画の一部が、前記複数のデータエントリーの1つに関連付けられた情報が表示される部分である、発明46に記載のラベルプリンタ。
[発明48]
前記タッチスクリーンが、媒体上に印刷されるラベルデータを表示されるために設計される第四スクリーン区画を含む、発明41〜47のいずれか1つに記載のラベルプリンタ。
[発明49]
複数のデータエントリーの1つが媒体上に印刷される追加のラベルデータであり、及び
前記第四スクリーン区画が、ユーザーが前記複数のデータエントリーの1つに関連付けられた情報を表示する第一スクリーン区画の一部にタッチしたときに、該追加のラベルデータを表示するように設計される、
発明48に記載のラベルプリンタ。
[発明50]
ラベルプリンタであって:
・制御手段;及び
・媒体上に印刷されるラベルデータフィールドの表現物を、スクリーン区画内の第一部位に表示するために設計されるタッチスクリーン
を備え、
前記制御手段は、ユーザーがタッチスクリーンの一部にタッチして、タッチスクリーンの異なる部分でタッチスクリーンとの接触を離すまでタッチスクリーンとの接触を維持したときに、第二区画内の第二部位でラベルデータフィールドの表現物を表示するためのタッチスクリーンを制御するために設計される、
該ラベルプリンタ。
[発明51]
タッチスクリーンが、印刷されるラベルの幅を表す情報を表示するために設計される、発明50に記載のラベルプリンタ。
[発明52]
タッチスクリーンがスクリーン区画内の第二部位でラベルデータフィールドの表現物を表示したときに、前記ラベルの幅を表す情報が変化する、発明51に記載のラベルプリンタ。
[発明53]
前記タッチスクリーンが、媒体上に印刷される第二ラベルデータフィールドの表現物を、スクリーン区画内の第三部位で表示するために設計される、発明50〜52の何れか1項に記載のラベルプリンタ。
[発明54]
前記タッチスクリーンがスクリーン区画内の第二部位で、ラベルデータフィールドの表現物を表示するときに、該タッチスクリーンがスクリーン区画内の第四部位において、第二ラベルデータフィールドの表現物を表示するために設計される、発明53に記載のラベルプリンタ。
[発明55]
以下を備えるラベルプリンタ:
・印刷されるラベルデータを入力するための入力手段;
・ラベルデータを表示するためのスクリーン;
・入力手段及びスクリーンに接続され、並びにラベルデータに従ってラベルを印刷するための印刷手段を制御するために構成される、制御手段;及び
・ユーザーが操作したときに、ホームスクリーンをスクリーン上に表示させる、ホームボタン。
例示的な意味として、以下の添付図について言及する。
2つのカセットセットシステムを用いた第一ラベル印刷デバイスの平面図である。 1つのカセットセットシステムを用いた第二ラベル印刷デバイスの平面図である。 本発明の実施形態中の制御回路構成を示したスケッチ図である。 本発明の実施形態に従った、入力デバイスとして用いられる抵抗膜式タッチスクリーンの図である。 本発明の実施形態に従った抵抗膜式タッチスクリーンの部品の構成を示す図である。 図5Aは、本発明の実施形態の例示的な入力スクリーンを示す。 図5Bは、本発明の実施形態の例示的な入力スクリーンを示す。 図5Cは、本発明の実施形態の例示的な入力スクリーンを示す。 図5Dは、本発明の実施形態の例示的な入力スクリーンを示す。 図5Eは、本発明の実施形態の例示的な入力スクリーンを示す。 図5Fは、本発明の実施形態の例示的な入力スクリーンを示す。 図5Gは、本発明の実施形態の例示的な入力スクリーンを示す。 図5Hは、本発明の実施形態の例示的な入力スクリーンを示す。 図5Iは、本発明の実施形態の例示的な入力スクリーンを示す。 図5Jは、本発明の実施形態の例示的な入力スクリーンを示す。 図5Kは、本発明の実施形態の例示的な入力スクリーンを示す。 図6Aは、更なる本発明の実施形態の例示的な入力スクリーンを示す。 図6Bは、更なる本発明の実施形態の例示的な入力スクリーンを示す。 図6Cは、更なる本発明の実施形態の例示的な入力スクリーンを示す。 図6Dは、更なる本発明の実施形態の例示的な入力スクリーンを示す。 図6Eは、更なる本発明の実施形態の例示的な入力スクリーンを示す。 図6Fは、更なる本発明の実施形態の例示的な入力スクリーンを示す。 図7Aは、更なる本発明の実施形態の例示的な入力スクリーンを示す。 図7Bは、更なる本発明の実施形態の例示的な入力スクリーンを示す。 図7Cは、更なる本発明の実施形態の例示的な入力スクリーンを示す。 図7Dは、更なる本発明の実施形態の例示的な入力スクリーンを示す。 図7Eは、更なる本発明の実施形態の例示的な入力スクリーンを示す。 図7Fは、更なる本発明の実施形態の例示的な入力スクリーンを示す。 図7Gは、更なる本発明の実施形態の例示的な入力スクリーンを示す。 図7Hは、更なる本発明の実施形態の例示的な入力スクリーンを示す。 図7Iは、更なる本発明の実施形態の例示的な入力スクリーンを示す。 図7Jは、更なる本発明の実施形態の例示的な入力スクリーンを示す。 図8Aは、本発明の実施形態の例示的な入力スクリーンを示す。 図8Bは、本発明の実施形態の例示的な入力スクリーンを示す。 図8Cは、本発明の実施形態の例示的な入力スクリーンを示す。 図8Dは、本発明の実施形態の例示的な入力スクリーンを示す。 図8Eは、本発明の実施形態の例示的な入力スクリーンを示す。 図9Aは、本発明の実施形態の例示的な入力スクリーンを示す。 図9Bは、本発明の実施形態の例示的な入力スクリーンを示す。 図9Cは、本発明の実施形態の例示的な入力スクリーンを示す。 図9Dは、本発明の実施形態の例示的な入力スクリーンを示す。 図9Eは、本発明の実施形態の例示的な入力スクリーンを示す。 図9Fは、本発明の実施形態の例示的な入力スクリーンを示す。 本発明の別の実施形態を示す。
幾つかの実施形態では、少数の直接的なステップを用いて、幾つかの言語におけるアクセント文字にユーザーがアクセスすることを可能にするプリンタを提供することができる。
幾つかの実施形態では、プリンタの機能を適切に変更するソフトを用いて、幾つかの異なる国々用に1台のプリンタを提供できるようにすることができる。このことによって、製造コストを減らすことができる。更には/或いは、著しく製造コストを増やすことを必要することなく、比較的規模の小さい特定の言語又は国々のためのプリンタを提供することが可能となるかもしれない。
本発明の幾つかの実施形態によって、より大規模なキャラクターセットを有する、中国語及び日本語等の言語のための、よりシンプルなインターフェースを提供することができる。
幾つかの実施形態によって、シンプルかつ直接的な入力方法を用いて複数の文字、記号及び機能にユーザーがアクセスできるプリンタを提供することができる。
幾つかの実施形態によって、ラベルデータの媒体に対する印刷位置をユーザーが変更することが可能となる、フレキシブルで人間工学的に優れたシンプルなシステムを備えるプリンタを提供することができる。
幾つかの実施形態によって、ユーザーが所望のオプションを素早くナビゲートすることができるシンプルで直接的なシステム備えるプリンタを提供することができる。
本発明を実施するラベルプリンタは、ラベルを作成及び印刷するために、PCや他のコンピューターから独立してユーザーが操作できる、「スタンドアロン」なラベルプリンタである。本発明のスタンドアロンラベルプリンタの幾つかの実施形態では、例えばソフトウェアのアップグレード、ラベルテンプレート、プリンタデータ等を受け取るために、PC又は他のコンピュータ若しくはデバイスに接続可能であるが、これらに関わらず印刷するためのラベルを編集又は作成するために接続しなくともユーザーが操作することが可能である。なぜなら、ラベルを作成するために使用されるラベル編集ソフトはラベルプリンタ自身上に保存され実行されるからである。
スタンドアロンラベルプリンタは、ラベルプリンタと総合的に形成するディスプレイを含むことができる。該プリンタのディスプレイを介して、ラベルを作成又は編集するためのラベル編集ソフトのインターフェースをユーザーが閲覧することができる。また、スタンドアロンラベルプリンタは、一連の入力キーを備えることができ、該入力キーは(1)総合ディスプレイ上に表示されるソフトウェアキーであり、ディスプレイ上にオーバーレイしているタッチスクリーンにユーザーがタッチすることにより操作することができ、及び/又は(2)ラベルプリンタに統合されたハードウェアキーであってよい。前記タッチスクリーンは、無線又は有線でラベルプリンタと接続される分離したデバイスとならないよう、ラベルプリンタ本体に統合して形成されることが好ましい。従って、印刷されるラベルを定義するデータは、ユーザーが前記入力キーを介して行う入力に基づいて、スタンドアロンラベルプリンタ自身で作成できる、及び/又は操作できる。そして、該データを、無線又は有線でラベルプリンタに接続されたPC若しくは他のコンピューター、又は他のデバイズから、ラベルプリンタに送る必要がない。
本発明の幾つかの実施形態は、携帯の又はハンドヘルドなスタンドアロンラベルプリンタを含むことができる。他の実施形態では、操作する前にデスク等の面上に最適に設置されたより大きなスタンドアロンラベルプリンタを含むことができる。
図1は平面図中、第一のラベル印刷デバイスであり、該デバイス内に配置された2つのカセットを有する該デバイスを示す。通常は、このラベル印刷デバイス(1)は、少なくとも一定時間バッテリーで電力供給される、ハンドヘルドな又は小さなデスクトップデバイスである。或いは、ラベル印刷デバイスはコンセントから電力供給されてもよい。上側のカセットは、第一カセット受け部(26)に位置しており、テープ印刷デバイス(1)の印刷ゾーン(3)を経由して、テープ印刷デバイス(1)の出口(5)へ通過する画像受け取りテープ(4)の供給を有する。前記画像受け取りテープ(4)は、該上部表面に印刷画像を受け取るための上層を備えており、また剥離可能な背面層が固着している接着層でコーティングされたもう一方の面を備えている。上側のカセット(2)は、テープ印刷デバイス(1)のプラテン(8)を収容するための凹部を有しており、また印刷ゾーン(3)を経由してテープをガイドするためのガイド部(22及び24)を有する。プラテン(8)は、ケージモールディング(cage moulding)(10)内で回転させるために搭載される。或いはプラテンは、ピン上で回転させるために搭載される。
下側のカセット(11)は、第二カセット受け部(28)に位置しており、該カセット(11)内で供給スプール(30)から巻き取りスプール(32)へ延びている熱転写リボン(12)を含む。該熱転写リボン(12)は、印刷ゾーン(3)を経由して、画像受け取りテープ(4)とオーバーラップする。カセット(11)は、ラベル印刷デバイス(1)の印刷ヘッド(18)を受けるための凹部(14)を有しており、そして印刷ゾーン(3)を経由して熱転写リボン(12)をガイドするためのガイド部(34及び36)を有している。印刷ヘッド(18)は、図1に示す操作部間で動くことができる。該操作部において、印刷ヘッド(18)はプラテン(8)と接触して、熱転写リボン(12)及び画像受け取りテープ(4)を遊離させるためのプラテン(8)から離れる非操作部において、熱転写リボン(12)及び画像受け取りテープ(4)を印刷ヘッド(18)とプラテン(8)の間にオーバーラップして保持する。操作部においては、プラテン(8)は、画像受け取りテープ(12)を印刷ヘッドへ通過させるために回転する。印刷ヘッド(18)は、リボン(12)からのインクの熱転写によって、画像受け取りテープ(4)上に画像を印刷するために制御される。印刷ヘッド(18)上の各印刷要素は、別々に作動させることができ、印刷する所望の画像に従って作動させることができる。ラベル印刷デバイス(1)は、カセット受け部(26及び28)の背面に沿ってちょうつがいで動き、両カセットが特定の場所に移動するとカバーがされるフタ(図示しない)を有している。
直流モーター(7)(図3参照)は、プラテン(8)を継続的に駆動させる。該プラテンは、自身の回転を駆動させることによって、印刷ゾーン(3)を経由して、画像受け取りテープ(4)を駆動させるために配置される。他の実施形態において、プリンタ又はカセットの分離駆動ローラー、又はテープと反対側に位置する協働ローラーのペア、又は他の手段等により、印刷ヘッドを跨ぐ画像受け取りテープの移送を行うことができる。
画像は、印刷ヘッド(18)によって、カラム上の画像受け取りテープ上に、テープ(4)の動く方向に、互いに接するカラムを用いて、印刷される。
図2は、平面図で第2の印刷デバイス(1’)のカセットベイを図示している。該デバイスは、単一のカセットシステムを用いている。同一の参照番号は、図1でも示した各部品と同じ部品を表すために用いている。カセットベイは点線(40)で表している。カセットベイ(40)は、協働して印刷ゾーン(3)を定義するサーマル印刷ヘッド(18)及びプラテン(8)を含む。
印刷ヘッド(18)は、第一の態様のように、印刷するためにプラテン(8)に接触させ、及びプラテンから移動させてカセットを除去及び交換することができるようにするために、旋回ポイントを中心に旋回することができる。カセットベイ(40)に挿入されたカセットは、概して参照番号44で記述している。カセット(44)は、画像受け取りテープ(4)の供給スプール(46)を保持する。画像受け取りテープ(4)は、カセット(44)を経由したガイド機構(図示しない)によって、カセット(44)から、出口(0)を経由して、印刷ゾーン(3)を通過し、切断部(C)へガイドする。また、同カセット(44)は、インクリボン供給スプール(48)及びインクリボン巻取りスプール(50)を有する。インクリボン(12)は、インクリボン供給スプール(48)から、印刷ゾーン(3)を経由してガイドされ、インクリボン巻取りスプール(50)へ巻き取られる。第一の実施形態のように、画像受け取りテープ(4)は、インクリボン(12)に接触した該テープの画像受け取り層と共に、印刷ゾーン(3)を経由し、インクリボン(12)にオーバーラップして通過する。また、本発明の第2の実施形態のプラテンは、モーター(7)によって駆動する。前記モーターは、回転して、印刷中ピントゾーン(3)を経由して画像受け取りテープを継続的に駆動させる。何れかの実施形態においてが、ステッピングモーターによって、段階的にテープを駆動させることが可能である。
画像は、印刷ゾーンから、該印刷ゾーン(3)の近くのカセット(44)壁部の位置に備えられた切断部(C)へ、送り出されるテープ上に印刷される。前記切断部(C)を明示した場所である前記カセット(44)壁部は、参照番号52で記述される。スロット(54)は、前記壁部(52)中で明示される。また、画像受け取りテープ(4)は、印刷ゾーン(3)を通って、スロット(54)の何れかの面上に壁部を向けることによって保持する切断部(C)へ、送られる。
第二のラベル印刷デバイス(1’)は、刃(60)を保持するカッター保持部材(58)を含む切断機構(56)を含む。前記刃(60)は画像受け取りテープ(4)を切断し、その後スロット(54)へ入れる。認識すべきこととして、第一の実施形態も通常切断機構を含む。
図1のテープ印刷装置(1)、又は図2のテープ印刷装置(1’)を制御するための基本回路構成を図3に示す。MCU(micro controller unit)(600)や、例えばROM及びフラッシュタイプメモリなどの不揮発性メモリ(602)がある。フラッシュタイプメモリは、ROMの代わりに又はROMに加えて使用することができる。また、RAM(604)及び/又はディスプレイRAMを含む揮発性メモリも備えている。MCU(600)は、タッチパネルコントローラー(606)を介してタッチスクリーン(612)のタッチパネル(608)等のデータ入力装置から、装置へ入力されたラベルデータを受け取るために、接続されている。別の実施形態において、データ入力装置は、複数のキーを含むハードウェアキーボードであってもよい。MCU(600)は、データを出力してディスプレイ(610)を稼動させ(該ディスプレイは前記タッチパネル(608)とともにタッチスクリーン(612)を構成するが)、印刷するラベル(若しくはその一部)及び/又はユーザーへのメッセージを表示する。さらに、MCU(600)は、画像受け取りテープ上にラベルデータを印刷してラベルを形成するために、データを出力させて印刷ヘッド(18)を駆動させる。最後に、MCU(600)は、プラテンを駆動させるためのモーター(7)も制御している。また、MCU(600)は図2の切断機構(56)又は図1に示した装置の切断機構を制御して、ある長さのテープを切断することを可能にすることもできる。別の実施形態において、前記切断機構の少なくとも一部は手動で操作することができる。
タッチパネル(608)を図4に示す。図4は、抵抗膜式タッチスクリーンシステムを示す。この実施形態において、タッチスクリーンシステムは、印刷装置に統合される。当分野において周知である、人間のタッチを認識するために使用され、前記抵抗膜式システムの代わりに用いることができ、なおも本発明の幾つかの実施形態の範囲内に属する、他のシステムが存在する。前記システムには、静電容量方式タッチスクリーンシステム(該システムにおいて、静電容量の局在的な変化を感知し、スクリーンがタッチされたポイントを決定するために使用される)、及び表面弾性波方式タッチスクリーンシステムが含まれる。しかし、前記抵抗膜式タッチスクリーンシステムへの言及は、あくまで図4に関連する実施形態の例としてなされるものに過ぎない。前記抵抗膜式タッチスクリーンシステムは、LCDディスプレイ又は任意の他種ディスプレイ(41)上にオーバーレイしているガラス(又はプラスチック等の他の適当な材料)パネル(42)から成る。ガラスパネル(42)は、均一な抵抗膜コーティング(43)で覆われている。厚いポリエステルカバーシート(46)が、抵抗膜コーティング(43)上に取り付けられていて、小さい透明性の絶縁ドット(45)によって分離されている。ガラスパネル(42)に面しているカバーシート表面は、導電性のコーティングで覆われている。カバーシート(46)反対側(外側)のは耐傷性コーティング(47)で覆われている。
タッチスクリーンパネル(608)内には4つの配線が配置されている。配線660及び配線760は、図4aに示すように、導電性表面(44)及び抵抗膜層(43)のうちの一方の各側面に配置される。配線860及び配線960は、導電性表面(44)及び抵抗膜層(43)のもう一方の各上面及び底面に配置される。膜抵抗(43)層は、4つのドライブライン(図示しない)を通して、電源電圧(例えば+5V又は3.3V)でバイアスする。そして、カバーシートは高抵抗で接地する。スクリーンにタッチしたときに、カバーシート(46)上の導電性コーティング(44)は、ガラスパネル(42)上の抵抗膜コーティング(43)へ押されて、電気的な接触を、導電性及び抵抗性の金属層を通した電気的な流れにする。前記導電性層(44)及び抵抗層(43)間の接触点で生じた電圧及び配線660、760、860及び960の間で生じた電圧は、コントローラーによって検出される。配線660及び配線760は、X軸に沿ってタッチによって生じた電圧を検出し、ホイスト配線860及び配線960はY軸に沿って生じた電圧を検出する。前記配線660、760、860及び960は、タッチスクリーンコントローラー(606)の一部を形成する、A/Dコンバータ(図示しない)に接続される。A/Dコンバータは、電圧をデジタル信号に変換する。コントローラー(606)は、信号をMCU(600)へ送られるXY座標に変換する。抵抗膜式タッチスクリーンの挙動は当業者に周知である。従って、図4aの配置についてはこれ以上さらに詳細に記述はしない。
本発明の第一の実施形態は、図5a〜図5jに関連して、以下に記述される。
図5aはタッチスクリーン(1000)、電源オン/オフボタン(2000)、ホームボタン(3000)及び印刷ボタン(4000)を含むラベルプリンタの一部を示している。図5a中のタッチスクリーン(1000)は、「ホーム」ディスプレイ又はスクリーンを表示しており、該ディスプレイ又はスクリーンは、ボタン(2000)を押すことによって印刷装置のスイッチが入ったときにユーザーに提示される。留意すべきこととして、ユーザーがホームボタン(3000)を押したときにはいつでも、図5aに示した「ホーム」スクリーンが表示される。
タッチスクリーンは4つの区画を含む。区画Aはヘッダーであり、プリンタが現在作動しているモード又は現在ディスプレイに表示して、編集用に開いているラベルの名称を示す情報(101)を含む。図5aにおいて、ヘッダーは、単語「Label」で綴られたテキスト情報を含む。ことことにより、ラベル作成モードであること、及び作成したラベルがまだ関連付けされたファイル名称で保存されていないことをユーザーに教えている。他の実施形態において、情報(101)は、フレーズ「未保存ラベル」で綴られたテキスト又は類似するものであってもよく、作成されたラベルが関連付けられたファイル名で保存されていないことを示す。ラベルが保存されれば、情報(101)は、フレーズ「ラベル:ファイル名」で綴られたテキストであってよい。他の図に見られるように、ヘッダーは、ディスプレイの他の区画中に表示される情報に依存して、異なる機能、モード又は表示スクリーンを示す別の情報を表示することができる。
区画Bは媒体上に印刷されるラベルデータを表したものを表示するために設計される。この実施形態において、ディスプレイは、WYSIWYGディスプレイ(見たままのものが得られる)である。幾つかの実施形態においては、図5aに示される等、区画Bは媒体の幅を示したもの(202)も表示する。この実施形態において、該幅に関する情報は、数値(202)として、及び区画Bの境界(204)の高さ「Y」に対する長方形(203)の高さ「X」としての両方で提示される。図5aにおいて、印刷データは入力されておらず、従って長方形(203)は空白である。
ユーザーには、以下の記述するように、スクリーンの区画Cのコントロールパネル内の領域にタッチすることによって選択可能な幾つかのオプションが提示される。スクリーンの区画Dは、幾つかのグラフィック「タブ」(401〜403)を含み、これらはそれぞれ、「テキスト」、「挿入」、及び「書式」とそれぞれラベルされている。各タブは、該タブによって区分けされた区画Dの領域にタッチすることによって選択できる。従って、例えば、ユーザーが「テキスト」タブ(401)を選択した場合、コントローラー(606)は、タッチの位置座標を生成し、該座標をマイクロプロセッサー(600)へ送る。幾つかの実施形態において、ROM(602)中には、異なる選択スクリーンにそれぞれ関連する一連のルックアップテーブルが保存されている。プロセッサー(600)が参照する該ルックアップテーブルは、現在表示されているスクリーンに関連するテーブルである。従って、スクリーン5aが表示されると、スクリーン5aに対応するルックアップテーブルが参照される。スクリーン5aの区画Dの領域(401)内に入る座標に対応する座標が、ルックアップテーブル内に保存されており、マイクロプロセッサー(600)に図5bのスクリーンを表示するよう指示する。タッチ座標が、スクリーン5aの区画Dの領域(401)内に入るようなルックアップテーブル中に保存された任意の座標に対応すると、ディスプレイは図5bに示されるような表示に変化する。タブ「テキスト」はスクリーン領域を表す。ルックアップテーブルが存在しない他の実施形態において、タッチ入力座標が該領域に入る場合に、「テキスト」機能に対応するルーチンへコードがジャンプする。従って、スクリーンはオブジェクトに分割され、そのうちのオブジェクト「テキスト」は例示である。ソフトウェアは、入力座標とオブジェクト座標を比較することにより、該オブジェクトが選択されたかどうかを検出する。
図5bにおいて、区画A及び区画Bはなおも、図5aのように、ヘッダー情報(101)及び媒体上に印刷されるラベルデータを表したもの(201)を表示する。しかし、区画Aは以下領域102、103及び104も含む。領域102、103、104は、ぞれぞれ、ラベル保存入力領域、ラベルプレビュー入力領域、及びデバイス設定入力領域である。該領域は、図5a中の領域304、305及び306に対応する。これらについては、後で議論する。また、ディスプレイの区画Cは、図5a中に示されたものとは異なるコントロールパネルを現在含んでいる。現在図5aの区画Dからのタブは図5b中の区画Cのトップに表示されている。最も左のタブの「テキスト」とラベルされたものが強調表示されている。他の2つのタブは選択可能であるが、現時点では選択されていない。
他の実施形態において、「戻る」キー又は「戻る」入力領域が、ユーザーに提示された各スクリーンに備えられている。該「戻る」入力領域内でスクリーンにタッチすることにより、ディスプレイは変化して、ユーザーに、現在のスクリーンの直前に閲覧されたスクリーンを提示する。幾つかの実施形態において、前記戻るキーは、ユーザーに提示されるほとんどの又は全てのスクリーンに備えられている。幾つかの実施形態において、戻るキーは、プリンタ装置上に位置するハードウェアキーである。
図5bの区画C中のコントロールパネルは、キー配置(311)又はデータ「入力領域」を含む、キーボード(300)を視覚的に表現したものでる。データ入力領域は、機能と関連付けられた情報を含むディスプレイの一部である。ユーザーがディスプレイ内の該一部内のスクリーンにタッチすると、信号がタッチスクリーンからMCU(600)へ送られる。その後、MCU(600)は、上述したような同様のやり方でタッチからの情報を処理する。図5b中に示したシナリオにおいて、ユーザーが、文字「A」を含むディスプレイの一部をタッチすると、その後MCU(600)は、スクリーンの区画B内に、印刷されるラベルデータの表現物の一部である文字「a」をタッチスクリーンに表示させる。文字「a」は、区画B内において、カーソル(205)の所に位置している。その後カーソル(205)は新たに追加された文字の右側に移動する。続いてユーザーが「Z」とラベルされた文字入力領域にタッチすると、その後新たなカーソル(205)位置に「z」が配置され、再度カーソルは右などに移動していく。幾つかの実施形態において、カーソル(205)は点滅する。即ち周期的に表示されたり消えたりする。従って、スクリーンを見たときにユーザーは素早くカーソル(205)の位置を決定することができる。
ユーザーは、図5bに示すシフトキー(302)を押すことによって、区画B中に表示されるテキスト文字に追加される文字を大文字にすることを選択できる。シフトキー(312)をタッチした後、ユーザーによってタッチされる文字に関連付けられた任意の継続データ入力領域(311)によって、結果的にそれぞれ関連する文字が大文字書式で区画Bに提示される。従って、文字「a」が「A」として提示される。再度シフトキー(302)を押すことにより、該モードを「非アクティブ化」するが、区画B中のデータに小文字を追加することができる。他の実施形態において、選択したときに、続いて選択された文字を大文字書式で区画B内の表現物に追加する、テキスト「a−>A」とマークされたキーを備えることができる。
更なるキーを区画C内に、即ち図5bに示されたタッチスクリーンのキーボード内に示す。バックスペースキー(313)をユーザーがタッチしたときには、区画B内のカーソル(205)に対して左側の文字が消去される。スペースキー(314)をタッチしたときには、区画B内のデータに対して、カーソル(205)の位置にスペースが追加される。キャッリッジリターンキー(315)をタッチしたときには、カーソル(205)は、区画B内の行を下げて、新しい行を作成する。カーソル(205)が前記のように区画B内で下に移動した後で、文字キー(311)をタッチすることによって、結果的にラベルデータの新しい行に文字が追加される。
図5bにおいて、アルファベット文字を表したキーボードキー(入力領域)は、「QWERTY」配列で配置されている。ユーザーは、前記キーの異なるレイアウトを備える異なるキーボードレイアウトを選択することができる。ROM(602)は、複数の異なるグラフィックキーボードレイアウトを定義したデータ、並びに、図5aに示したような複数の他のグラフィックコントロールパネルレイアウトを定義したデータを保存する。保存された各レイアウトは、それぞれグラフィックコントロールパネル又はキーボードのデータ入力領域の配置を含む。任意のスクリーンの場合に、ユーザーはホームボタン(3000)を押すことができ、図5aに示したようなスクリーンを表示させることができる。デバイス設定領域(306)は、図5a中のスクリーン区画C内にある。デバイス設定領域(306)は、「デバイス設定を変更」する機能をユーザーに提示する画像を含む。図5aのデバイス設定領域(306)内のスクリーンをタッチすることにより、ユーザーは、グラフィックキーボードレイアウトのうちの1つを選択するための手段を含むさらなるスクリーン(図示しない)へ誘導される。この実施形態において、前記選択するための手段は、一連の更なるスクリーンの更なる領域である。更なる各領域は、グラフィックキーボードレイアウトの1つと関連付けられ、そして、幾つかの実施形態において、ある情報と関連付けられたグラフィックキーボードレイアウトを示す該情報を含む。例えば、更なる入力領域の1つが、単語「AZERTY」を含むことができる。ユーザーが更なる領域にタッチしたときに、MCU(600)へ信号が送られる。そして、マイクロプロセッサーは、将来表示されるグラフィックキーボードが、「AZERTY」配列で配置されたデータ入力領域(キー)に関するものであることをROM内に記録している。別の実施形態では、更なる各領域は、言語の表示を含んでおり、グラフィックキーボードレイアウトに関連づけられている。ユーザーが特定言語を表示することを含む更なる領域をタッチしたときには、MCU(600)へ信号が送られる。そして、該MCUはROM中に該言語に関連付けられたグラフィックキーボードを記録している。
別のある実施形態において、ラベルプリンタは、必要なレイアウトで予めプログラムされていてもよい。
図5bに戻り、キーボード(300)は、ラテン文字、ローマ文字、アルファベットの26文字に関連する26の文字入力領域を含む。本発明の様々な実施形態において、ROM(602)又はフラッシュメモリ中に保存された他のキーボードレイアウトは、ギリシャのアルファベット及びロシアのアルファベット等の他のアルファベット文字、並びに中国語及び日本語の記載で使用される文字と関連付けられたキー、即ちこれらの文字セットでテキストをユーザーが入力することを可能にするキーボードレイアウトを含む。前記コントロールパネル又はキーボードは、「AZERTY」キーボードレイアウトを選択するための上記ステップと類似のステップを実行することにより、区画C内に提示できる。
キーボード(300)は句読点データ入力領域(316)を含む。ユーザーがこれをタッチすると、該ユーザーには、スクリーン上に他の情報の一部又は全てがオーバーレイする句読点のコントロールパネルが提示される。前記句読点コントロールパネルは、図中には示していない。前記句読点コントロールパネルは、1つ以上の各句読点記号に対応する1つ以上の入力領域を含む。ユーザーが、句読点コントロールパネル中の該領域の1つをタッチすると、その後句読点コントロールパネル中の該エリア内に表示された句読点マークが、区画Bに示したテキスト文字に追加される。選択された句読点マークが上記の方法で選択された後、句読点コントロールパネルは、ビューから消える。
また、キーボード(300)は、数値データ入力領域(317)を含む。ユーザーが前記領域をタッチすると、その後ユーザーには、10の選択可能な領域を含む数値コントロールパネルが提示される。各選択可能な領域は、数値0〜9までのそれぞれ1つに対応している。これら10の領域の1つにタッチすると、該領域に関連付けられた数表示又は数値が、タッチスクリーンの区画B内のデータに追加される。数値コントロールパネルはその後消える。別の実施形態では、ユーザーは、区画B内に表示されたデータに数値文字を追加するために、連続して数値コントロールパネル中の複数の領域をタッチすることができる。該別の実施形態において、数値コントロールパネルは、ユーザーが数値コントロールパネル中の11番目の選択可能な入力領域を押したときのみ消える。前記11番目の選択可能な領域は、該領域内においてユーザーに「閉じる」を表示するテキストを備えていても良い。
キーボード(300)は、通貨データ入力領域(318)を含む。ユーザーがこれをタッチすると、その後通貨コントロールパネルがユーザーに提示され、該コントロールパネルは、1つ以上の選択可能な領域中に表示される1つ以上の各通貨記号を備える該1つ以上の選択可能な領域を含む。ユーザーは、前記領域から1つを選択して、タッチスクリーンの区画B中のデータに通貨記号を追加することができる。
また、キーボード(300)は、アクセントデータ入力領域(319)を含む。数値入力領域と同様に、アクセント入力領域(319)をユーザーがタッチすると、その後ユーザーには、複数のアクセント文字データ入力領域(図示しない)を含む、アクセントコントロールパネルが提示される。各アクセント文字データ入力領域は、該領域内に表示される「e」の上に「アキュートアクセント」を付加したもの及び「a」の上に「アキュートアクセント」の等のアクセント文字を備える。ユーザーが前記領域にタッチすると、その後、タッチされたアクセント文字データ入力文字領域に関連するアクセント文字が、区画B中のテキスト文字列に追加される。幾つかの実施形態において、ユーザーがアクセントデータ入力領域(319)にタッチすると、選択可能なアクセント文字のリストを表示するスクリーン上に提案ボックスが提示される。前記リストは最も通常的に用いられるアクセント文字のみを含むことができる。
多くの実施形態において、ラベルデータの表現物は、データ入力領域の隣に表示される。本発明の前記実施形態において、留意すべきこととして、該ラベルデータの表現物は、幾つかのデータ入力領域の上、即ち区画C内の311、312の上であり、幾つかのデータ入力領域の下、即ち区画A内の102、103、104の下である。無論、他の実施形態においては、前記表現物及びデータ入力領域の相対的な位置が前記とは異なっても良い。
図5cは、キーボード(300)のデータ入力領域(311)及びスペースキー(314)を用いて、プリンタにラベルデータ「Lore Nuyens」をユーザーが入力したときの結果を示す。スクリーンの区画Bには、テープ上に印刷されるラベルデータの表現物(201)が表示される。各キーストロークにより、データに新たな文字及びスペースが追加されたため、各それぞれのキーストロークは、ラベルデータを表現物が変更された。
ユーザーは、図5cの区画Cにおいて、「書式」とラベルされたタブをタッチすることにより、ラベルデータの書式設定を適用することができる。マイクロプロセッサー(600)は、上述したのと同様な方法でタッチからの情報を処理し、ディスプレイを変更して、スクリーンの区画C内のコントロールパネルの視覚的表現を、ラベル書式設定機能が選択可能なコントロールパネルの視覚的表現に変更する。このことを図5dに示す。
図5dにおいて、コントロールパネル(350)は、キー(321、324)及びポインタ(323a)等の複数のデータレイアウト入力領域を含む。データレイアウト入力領域の1つが表示されるディスプレイの一部をユーザーがタッチすると、区画B中の媒体上に印刷されるラベルデータの表現物(201)の配置又は属性が変更される。さらには、該ラベルデータの配置又は属性は、媒体上に印刷されるときに、前記変更に応じて変化する。前記方法において、区画B内の表現物は、「WYSIWYG」表現であり、即ち、前記表現物は、結果的に印刷されたラベルに関するデータが書式設定されたのと同様の方法で書式設定されたデータを含む。
従って、ユーザーが図5d中の区画Cの領域(321)をタッチすると、その後、異なる利用可能な文字フォントのリストを含むドロップダウンメニューがユーザーに提示される。続いて、ユーザーは該フォントの中から1つを選択し、タッチスクリーンの区画B中の表現物(201)中のテキストは、新たに選択されたフォントで提示されるよう校正される。区画Cの領域(322)は、現在のテキストフォントを表示している。区画B中に表示されたフォントサイズを大きくするためには、ユーザーは、スクロールポインタ(323a)をタッチして、その後スケール(323b)に沿ってポインタ(323a)を右方向へドラッグしなければならない。「ドラッグ」とは、ユーザーがスクリーン上のポインタをタッチして、その後タッチした指又は他の入力デバイス(例えばスタイラス)をスクリーンに沿って動かしている間、タッチスクリーンとの接触を維持することを意味する。一旦所望のフォントサイズが選択されると、ユーザーは、前記指/スタイラスをタッチスクリーンから離す。フォントサイズを小さくするために、ポインタ(323a)は、同様にスケール(323b)に沿って左方向に動かす。別の実施形態においては、前記スケールは、上下方向に配置されてもよい。
幾つかの実施形態において、スケール(323b)は、各スケール上の目盛りに関連付けられたフォントサイズ(例えば12pt、14pt)、即ちポインタ(323a)がそれぞれの目盛り上に位置したときに選択されるサイズの表示を含む。また、幾つかの実施形態においては、ポインタ(323a)を所望のポイントまでドラッグするよりは、スケール(323b)に沿ってポイントをタッチすることによって、フォントサイズを選択することも可能である。
或いは、他の実施形態においては、直前に記載したようなフォントタイプが選択できるのと同様の方法で、文字サイズはドロップダウンメニューによって選択することもできる。
7つの選択可能なデータレイアウト領域、又はキーが図5dのタッチスクリーンの区画Cの領域内(324)にある。これらの7つのキーのうちの1つをタッチすることにより、ユーザーは、ディスプレイの区画B内の表現物中のテキストに対する、それぞれ関連する書式設定機能を実行することができる。従って、テキストは、結果物となるラベル上に印刷されるであろう。図5d中の区画Cの領域(324)の7つの選択可能なキーは、以下のそれぞれの書式機能に関連付けられている:テキストを強調(emboldening);テキストを斜体化;テキストを黒枠白塗化;テキストを太字化;影追加;取り消し線追加;及び垂直ラベルを作成するため等のテキストの各文字を90°回転。
3つの選択可能なキーが図5d中のタッチスクリーン区画Cの領域(325)内にあり、ユーザーがタッチすると、区画B中に表示されたデータの行揃えを変更する。一番左側のキーは、データを左揃えにする(即ちデータを区画B内の左側へ偏らせる)。一番右側のキーはデータを右揃えにし、中央のキーはディスプレイの区画B内でデータを中央寄せする。また、これらの行揃え機能は、結果物ラベル上に印刷されるであろう、データの行揃えも変更する。
ユーザーが区画C内のキー326にタッチすると、その後区画B中の表現物中に含まれるテキスト(及び結果的に印刷されるテキスト)は、水平を軸にして鏡像化される。同様に、ユーザーが区画C内のキー(327)内のポイントをタッチすると、その後区画B内に表示されるテキスト(及び結果的に印刷されるテキスト)は、垂直を軸にして鏡像化される。
最後に、ユーザーが、図5d中に表示した区画Cの領域(328)内のポイントをタッチすると、その後ユーザーには、ラベルデータに貼り付けることができ、従って印刷されたラベルにも貼り付けられるボーダー及び影に関するドロップダウンリストが提示される。前記ドロップダウンリストの例を図5e中に示す。ユーザーは、図5e中に示すドロップダウンリストの関連する領域をタッチすることによって、ラベルデータに貼り付けて、従って結果的に印刷されるラベルに貼り付けるためのボーダーを選択することができる。ユーザーが所望のボーダーを選択したすぐその後で、ドロップダウンリストは消えて、ディスプレイの区画Bには、「WYSIWYG」スタイルでラベルデータ上に貼り付けられた選択ボーダーを表示する。図5fを参照されたい。図5fは、図5e中のドロップダウンリストを提示されたユーザーが一番下のボーダー、即ち丸いボーダーを選択した結果のディスプレイである。選択されたボーダーは、区画Cの領域329並びに区画Bの表現物(201)中に表示される。留意すべきこととして、図5e及び図5f中のラベルデータの表現物(201)は、図5dのものと異なっている。しかし、ドロップダウンリストの操作の原理は同じである。
ドロップダウンメニューによって選択されるこれらのオプションに関して、ドロップダウンメニューが閉じられる前に特定のオプションをユーザーが選択したときに、ラベルを変更することができる。例えば、ユーザーがオプション内で変更したような表示ラベルの変更とともに、ユーザーはポインタ又は指をメニューに動かすことができる。
図5dに戻って、この例において、ユーザーは区画B中のテキストを強調し、かつ大きくすることを決定でき、そして、異なるフォントを適用することを決定できる。これは上述したように実行される。結果的ユーザーに提示されるディスプレイは、図5gに示す。
図5g中のスクリーンの区画Dは、それぞれ「完了」及び「キャンセル」とラベルされた2つの入力領域又はキー(411、412)を含む。ユーザーが、作成したラベルデータに満足しない場合には、キー(412)をタッチして、図5aに示したようなホームスクリーンへ戻る。図5b中のスクリーンの区画B中のラベルデータ表現物(201)は、印刷されるテキスト又は画像を何ら含まない。
ユーザーが作成したラベルデータに満足した場合には、ユーザーはキー(411)をタッチして、その後図5hに示したようなホームスクリーンへ戻る。図5h中のスクリーンの区画Bは、直前に作成されたラベルデータを表現物を含む。また、区画Bは、プリンタの切断手段によってテープが切断される位置の表現物(206)を表示する。他の実施形態では、このような表現物(206)は含まなくとも良い。異なる実施形態において、切断手段は変更できる。切断手段は、テープを通過するために設計された単一刃であってもよいし、鉄床を叩くか、スロットを入れるかのいずれかであっても良い。或いは、切断手段は、より集まってハサミの動作でテープを切断する、刃のペアであってもよい。また、他の切断手段が、本発明の幾つかの実施形態の範囲を離れることなく考えられる。区画B中の表現物は、第一ラベルとしてテープ上に印刷されるラベルデータ(201a)、及び第二ラベルとしてテープ上に印刷されるラベルデータ(201b)を含む。別の実施形態では、前記表現物は直前に作成されるデータ(201a)、及び従って、第一ラベルとしてテープ上に印刷されるデータのみを含む。
ラベルデータ(201b)は現時点ではテキスト又は画像を含んではいない。しかし、ユーザーが第二ラベルを作成したい場合、ユーザーは、第二ラベルとしてテープ上に印刷されるラベルデータ(201b)を囲む長方形(203b)内の区画B内のスクリーンにタッチする。(第一ラベルとしてテープ上に印刷されるデータ(201a)のみが表示される幾つかの実施形態においては、「マルチラベル」又は類似のものでラベルされたキーをユーザーがタッチして、マルチラベルユーザーインタフェース中に更なるラベルを作成する。ここで更なるラベルは第一ラベルの後に続いて印刷される。)ユーザーが区画B内のスクリーンにタッチすると、第二シグナルがMCU(600)に上述したのと同様の仕方で送られる。第二シグナルは、異なるスクリーン領域をタッチしたときにMCU(600)に送られる信号とは異なっており、従ってMCU(600)は、スクリーンのどの位置がタッチされたかを決定することが可能となる。区画B中の長方形(203b)内のスクリーンをタッチした結果として、ユーザーには、図5b中に示したスクリーンが提示され、別のラベルを作成することができる。ユーザーは後に図5b中の「完了」キー(401)をタッチすると、第二のラベルに関するラベルデータが図5hの区画B中の長方形(203b)中の表現物(201b)として表示される理由から異なる場合を除いて、図5hに示したスクリーンへ戻る。もし、ユーザーが図5b中の「キャンセル」キー(402)を代わりに押したときに、長方形(203b)中にはラベルデータなしの状態で図5hに示したスクリーンへ戻る。
従って、ユーザーがどこのスクリーンをタッチしたかによって、異なる動作が開始される。機能に関連した情報は、タッチして機能を開始できるスクリーンの一部において、ユーザーに表示される。
図5hに戻り、ユーザーが将来再利用するためにラベルデータを保存したい場合、ユーザーは、図5hの区画C内の入力領域(304)をタッチしなければならない。この入力領域は、該入力領域に関連付けられた保存機能の表現物を含み、該表現物はフロッピー(登録商標)ディスクである。図5hの領域(304)をタッチした後、MCU(600)は、上述したようにタッチからの情報を処理して、図5iに示したようなスクリーンをユーザーに提示するためにディスプレイを変化させる。
作成されたラベルのプレビューは、図5iのスクリーンの区画E内に表示される。区画Eは、図5hの区画B中に表示された表現物(201a)からの幾つかのラベルデータを含む。図5iのスクリーンの区画Aは、プリンタが現在保存モード、即ち保存コントロールパネルが現在表示されていることを示す情報(101)を含む。図5iの区画Bは、ラベルのデフォルト名称の表示を含み、該名称の参照の下ラベルをメモリ中に保存できる。デフォルト名称は、ラベルデータ内のテキストと同一である。ユーザーは、区画Aの領域(102)中のスクリーンにタッチすることによって、名前を変更することができる。他の実施形態において、領域(102)は、単語「リネーム」を含むアイコン等の異なるアイコンを含むことができる。幾つかの実施形態において、ユーザーは図5iの区画B内に含まれているデフォルトの名称をタッチすることによって、名前を変更することができる。
ラベルをリネームすることを選択した後、ユーザーには図5jに示されるスクリーンが提示される。該スクリーンは区画C中にキーボードを含む。キーボード(300)上のキーを介して新しい名前を入力した後、ユーザーは、区画D中の「完了」ボタン(411)をタッチして、図5h中のスクリーンへ戻る。
以前保存されたラベルのリスト(335)は、区画C内に表示される。このリストには、印刷デバイスのユーザーによって以前作成されたラベルと、印刷デバイスの製造中に作成され保存されたラベルの両方のファイル名が含まれる。ユーザーがリスト(335)が表示されるディスプレイの一部にタッチすると、その後、ユーザーがディスプレイにタッチしたポイントに位置するリスト項目に関連づけられたラベルデータが区画Eに表示される。即ちラベルデータのプレビューがユーザーに示される。ユーザーは、領域(331)をタッチすることによってリストを上へスクロールすることができる。そして、領域(332)をタッチすることによってリストを下へスクロールすることができる。或いは、スクロールバー(334)に沿ってスライダー(333)をドラッグして、リスト(335)を上下へスクロールすることができる。また、スクロールは、スライダー(333)上よりは、リスト(335)自体の上で素早くクリック又はドラッグすることによって行われてもよい。本発明のスクロール動作は今やより詳細に記述されているであろう。
複数のファイル名はメモリ内に保存された複数のデータエントリーである。この実施形態中のメモリはプリンタ自体の中のROM(602)であるが、他の実施形態においては、メモリカード等、プリンタに接続されたデバイス中に備えられていてもよい。例えば図5i中に示したディプレイはリスト(335)の中に、複数のデータエントリー中の第一セットに関連した情報、即ちファイル名の第一セットを表示している。キー(331)又はキー(332)をユーザーがタッチすると、これらはリスト(335)に対してスクリーンの異なる部分に位置しているが、タッチスクリーンは、制御手段に関連する信号を送り、この実施形態においては前記制御手段はMCU(600)である。結果として、2つのキー331及び332が押されること依存して、MCU(600)は、区画C中のリスト(335)が複数のデータエントリーの第二セット、即ち別のファイル名称のセットを表示するようにディスプレイをコントロールする。幾つかの実施形態において、データエントリーの第一セットの幾つかは、データエントリーの第二セットの幾つかと同一であってもよい。他の実施形態において、第二セットは第一セットのデータエントリーのいずれも含まない。スライダー(333)は、上述したように「ドラッグ」することによって、スクロールバー(334)に沿って動く。言い換えれば、ユーザーはタッチスクリーンを「ストローク」する。前記ストロークによって、タッチスクリーンからマイクロプロセッサー(600)へ関連するシグナルが送られる。
従って、幾つかの実施形態において、MCU(600)に送られる信号はユーザーがディスプレイをストロークした速さの表現物である。幾つかの実施形態において、前記信号が閾値を越えるスピードでのストロークを表しているときには、リスト中の複数のデータエントリーの第一セットに比較的近い複数のデータエントリーの第二セットに関連付けられた情報を表示するために、MCUを設計してタッチスクリーンを制御する。そして、前記信号が閾値以下のストロークを表しているときには、リスト中の複数のデータエントリーの第一セットから比較的遠い複数のデータエントリーの第二セットに関連づけられた情報を表示するために、MCUを設計してタッチスクリーンを制御する。幾つかの実施形態において、前記閾値はユーザーが設計できる。
ユーザーが図5iの区画Dの領域(431)内のポイントをタッチすると、その後新たに作成されたラベルがROM(602)に保存される。ラベルがユニークなファイル名即ちメモリ中にまだ割り当てられていない名前を有するときには、該ファイルはROM(602)中に新たなファイルとして保存される。図5i中のスクリーンの区画Fにはプログレスバーが表示され、ROMにラベルを保存するのにあとどれくらいのROM(602)容量が利用可能かを表示する。その後、ユーザーには図5kに示すようなスクリーンが提示される。該スクリーンの区画Aには、直前に保存され、現在スクリーン上に展開されている、ラベルのファイル名称、即ち単語「Lore Nuyens」を表示する情報(101)が含まれていることに留意されたい。
ユーザーが特定のラベルデータのセットを保存することを望まないが、特定のラベル属性の組合せを保存したい場合、ユーザーは区画Cの領域(336)内のスクリーンをタッチしてチェックボックスに「チェック」を入れることができる。続いてユーザーが区画Dの領域(431)をタッチすると、その後作成されたラベルデータに関連する書式データのみがROM(602)中に保存される。この例において、ROM(602)中には以下の属性を含むファイルが保存される:「Frankfurter」フォント;太字テキスト;及び図5dのスケール(323b)上の左から5番目の目盛りと関連付けられたテキストサイズ。
ユーザーがラベルデータ又は属性データの保存を望まない場合、ユーザーは、該ラベルや属性の保存を行わないで図5hに示されるスクリーンへ戻る、図5iの区画Dの領域(432)内のポイントにタッチすることができる。
ラベルデータがメモリ中に保存される前後で、ユーザーは、図5hの区画C中の領域(305)にタッチすることによって、印刷されたときに作成したラベルがどのように見えるかをプレビューすることができる。その後ユーザーには、ラベルデータのフルスクリーン表示したもの(図示しない)が示される。幾つかの実施形態において、ラベルのテキスト又はデータがスクリーンの幅よりも長い場合には、プレビューはスクリーン上をスクロールする。同様のプレビューは、図5b中の入力領域(103)にタッチすることによって、見ることができる。或いは、ラベルのテキスト又はデータがスクリーンの幅及び/又は高さよりも長い場合、ラベルは部分的にプレビューされ、上述した方法と同様の方法でスクリーンをドラッグすることによって、又はスクロールバーを用いることによって、ユーザーはプレビューされたラベルを、スクリーン上で動かすことができる。
前記方法でラベルデータがメモリ中に保存される前後で、ユーザーはラベルプリンタを用いてラベルを印刷することができる。前記印刷を行うために、ユーザーは、ディスプレイの右側にあるボタン(4000)を押す。他の実施形態において、印刷機能は、スクリーンの区画の特定の領域をタッチすることによって動作してもよい。いずれにしろ、その後MCU(600)は、前記ボタンの押下又はスクリーンタッチからの情報を処理して、プリンタの印刷機構を駆動させて、テープ上にラベルデータを印刷する。ラベルデータがテープ上に貼り付けられた後、テープは図5hの区画B中に示されたインジケーター(206)の位置に対応する位置で切断される。
本発明の実施形態中で強調すべきこととして、ディスプレイの区画B内に含まれるラベルデータの書式は、プリンタ稼動が開始した後で、ラベルテープ等の媒体上に印刷されるデータの書式と実質的に同じである。即ち、ラベルの表現物を作成するために用いられるラベルディスプレイ情報は、実際のラベルを作成するときにプリンタの印刷ヘッドに送られるラベル印刷データと実質的に類似の配置である。別の実施形態において、印刷データは表現物中に表示されたものと異なる書式で印刷されたラベルに結果としてなる等でもよい。
本発明の実施形態の別の特徴は、図6a〜6fに関連して以下記述される。
図6aは、ROM(602)からの保存されたデータのセットを呼び出すために図5aの区画C中の領域(303)をユーザーがタッチしたときに、ユーザーに提示されるスクリーンである。図5i中に示された保存スクリーンと同様に、保存されたラベルに関連づけられたファイル名称のリスト(335)が、スクリーンの区画C中にユーザーに提示される。ユーザーが、ファイル名称をオーバーレイしているスクリーンの一部をタッチすることによって、リスト(335)からファイル名の1つを選択すると、その後ファイル名に関連付けられたラベルデータのプレビューが図6a中のスクリーンの区画Eに表示される。例えば図6bを参照されたい。図6bにおいては、保存されたファイルがラベルデータ及び書式の両方を含んでいることの表示(501)が区画Eに示されている。スクリーンの区画Aは、ユーザーが現在「ファイルを開く」スクリーン中であることのユーザーへの表示(101)を含んでいる。ちょうどユーザーが、上述したような、ラベルデータに関連付けられた属性情報のみを保存することを選択できるように、図6a中に示したスクリーンにおいて、ユーザーには、区画C中のチェックボックス(336)にチェックを入れることによって保存されたラベルに関連する属性情報のみを呼び出すオプションが与えられる。該ボックスにチェックを入れることにより、ユーザーは、選択したラベルと同じスタイルで、そして、選択したラベルとは異なるテキストをおそらく有する、新規ラベルを作成することが可能になる。ユーザーは、ラベルファイル名を選択して開くとき、彼又は彼女は区画Dの領域(461)をタッチする。その後、ユーザーは図6cに示したスクリーンが提示される。ファイルを開かずにホームスクリーンに戻るために、代わりにユーザーは図6aの区画Dの領域(462)をタッチする。
幾つかの実施形態において、ユーザーはリスト(335)中のラベルファイル名称を「ダブルタップ」して該ファイルを開いて、図6c中に示すスクリーンに到達することもできる。実際のところ、ユーザーは、本明細書中の幾つかのところで記述したようなオプションを選択してその後に「OK」や「完了」をタップするよりは、別のスクリーンにアクセスするために現スクリーン中の任意の選択可能なオプションをダブルタップする可能性が高い。
図6cに関連して、ホームスクリーンを、選択したラベルファイルオープン、及び編集するために利用可能な、関連するラベルデータととともに示す。ラベルデータの表現物(201)は、再度区画Bに表示される。区画Aは再度、今現在開いているファイルのファイル名称の表示(101)を含む。ユーザーは、「テキスト」とラベルされたタブに関連付けられた領域(401)をタッチすることによってラベルデータを編集することができる。このことによって、図6dに示したように、ユーザーには再度キーボードが提示される。
ユーザーは、区画B中に示されたラベルデータの表現物(201)を介してスクリーン上でドラッグすることにより、ラベルデータを上書きすることができる。ドラッグの処理は、上で述べたとおりであり、記述を簡潔に保つために再度記述することはしない。その後ラベルデータは、図6dに示すように強調表示される。全表現物を選択する代わりに、ユーザーは上書きするために、前記表現物のうち一部を選択することができる。選択範囲は、ドラッグ動作の開始地点、範囲、終了地点に依存する。従って、選択されたラベルデータの表現物(201)に関して、ユーザーは、グラフィックキーボード上のキー(311)をタッチすることによって、印刷するためのラベルデータを上書きすることができる。ドル記号「$」、数値、及び句読点「.」は、通貨データ入力領域(318)、数値データ入力領域(317)、及び句読点データ入力領域(316)をそれぞれタッチして、上述したように所望の文字を選択することによって、追加される。
ユーザーが校正されたラベルを保存することを望む場合、ユーザーは上述したように保存スクリーンに入ることができる。図6eを参照されたい。この例において、区画B中のラベル名称(201)は、区画C中のラベル名称のリスト(335)中に包含されるラベル名称と同一であるため、ユーザーには、図6eのボタン(471)をタッチしたときに図6f中に示されたスクリーンが提示される。ここでユーザーには、ファイル名「Price tag」に関連づけられた以前のラベルデータを上書きするかどうかに関するオプションが与えられる。もし、ユーザーがラベルデータの上書きを望まない場合には、図6f中のスクリーン区画Dの領域(441)をタッチする。もしユーザーが喜んで該データを上書きする場合には代わりに領域(442)をタッチする。
本発明の実施形態の別の特徴を、図7a〜7jに関連して、以下に記述する。
図7aは、上述したホームスクリーンを表示している。以前に作成し、テープ上に印刷されるラベルデータの表現物(201)は、区画Bに示される。区画Aは現在開いているファイルのファイル名称の表示(101)を含み、該ファイル名称とラベルデータが関連付けられている。新規ラベルを作成するために、ユーザーは区画Cの領域(371)をタッチする。上述したものと同様に、領域(371)は、領域(371)に関連付けられた機能を表示する情報を含む。この場合新規ラベル作成を表示するためにブランクページになっている。前記領域をタッチした後、ユーザーには、現在作成されているラベルには、関連するファイル名が無いことの表示(101)を区画Aが含む、図5bに示すスクリーンが提示される。
図5aの区画Dからのタブが、図5b中の区画Cの上部に表示されている。「テキスト」とラベルされているが、最も左のタブが強調表示されている。他の2つのタブが選択可能ではあるが、現時点では選択されていない。ユーザーは、テープ上に印刷されるラベルデータの表現物(201)にグラフィック記号を追加することができる。前記追加を行うために、ユーザーは「挿入」とラベルされた真ん中のタブをタッチする。その後ユーザーには図7bに示すスクリーンが提示される。
図7bにおいて、「挿入」とラベルされているが、真ん中のタブが強調表示されている。他の2つのタブが選択可能ではあるが、現時点では選択されていない。ユーザーは、区画Cの領域(371)をタッチして、図7c中に示すように、ラベルデータの表現物(201)に追加することができるオブジェクトのリスト(374)が提示される。ユーザーは、所望の選択をオーバーレイしている一部においてスクリーンをタッチすることにより、リスト上の項目のうちの1つを選択する。上述した方法で、スライダー(373)をドラッグすることにより、ユーザーはリストを上下にスクロールすることができる。該リスト(374)から「図形」を選択した後、ユーザーには、図7d中に示したように、選択すべき別のリストが提示される。該リストは、選択してラベルデータの表現物(201)、従って結果物ラベルが作成される元となるラベルデータに追加することができる予め決められた一連のグラフィック記号を表示している。ユーザーは、所望の選択をオーバーレイしているスクリーンの一部をタッチすることによって、記号のなかから1つを選択し、その後図7eに示す「挿入」キーをタッチし、選択された記号の表現物が、図7e中に示すように、印刷されるラベルデータの表現物(201)に追加される。別の実施形態において、「図形」オプションは、図7c中のリスト(374)中の「記号」オプションのサブセットであってもよい。
その後ユーザーは、「テキスト」とラベルされたタブを選択し、図7f中に示した状況に到達するために上述した方法で、ラベルデータの表現物(201)にテキストを追加する。従って、テープ等の媒体上に印刷されるラベルデータの表現物(201)はテキスト、記号、及び画像を含めることができることが示されている。
ユーザーは、予め決められた書式のデータを、前記表現物(201)に追加することができる。前記追加を行うために、ユーザーは再度「挿入」とラベルされたタブをタッチして、予め決められた書式の前記データの種類を選択するために提示されたリストを下へスクロールしなければならない。例えばもしユーザーが前記表現物(201)にデータオブジェクトを挿入したい場合、ユーザーは上述したように所望の選択をオーバーレイしているスクリーンの一部をタッチする。その後ユーザーには、図7gに示したようなスクリーンが提示される。データオブジェクトは、図7gに示すように、ユーザーが選択することができる幾つかの予め決められた可能な書式を有している。可能な書式のうち1つを選択するために、ユーザーは所望の選択に関連するスクリーンの一部をタッチする。この実施形態において、前記一部は所望の選択にオーバーレイしている。その後選択されたオブジェクトは、区画B中の印刷されるラベルデータの表現物(201)に挿入される(図7hを参照)。
ユーザーは、表現物(201)に新たに追加されたオブジェクトに関連する区画B中のスクリーンの一部にタッチすることによって、該オブジェクトを選択することができる。この実施形態において、タッチされるスクリーンの該一部はオブジェクトとオーバーレイしている。その後該オブジェクトは、図7hに示されるように、強調表示される。言い換えれば、ラベルデータの表現物の一部と関連付けられたスクリーンの一部をタッチすることによって、ラベルデータに関連付けられた属性を変更する。この場合、前記属性は、ラベルデータ中の強調表示特性の日付である。
従って、選択されたラベルデータの部分ついて、ユーザーは、図7h中のスクリーンの区画C中に領域(381〜386)をタッチすることによって、日付中の桁数値を変更することができる。言い換えれば、ラベルデータの表現物の一部が表示されているスクリーンの一部と異なるスクリーン部分をタッチすることによって、ラベルデータに関連付けられた属性が変更される。この場合、該属性は、ラベルデータ中に含まれる日付の桁数値である。本実施例において日付が強調表示されているが、ユーザーはどの領域(381〜386)もタッチしないと決めている。ユーザーは、上述したように、区画Dの領域(411)をタッチすることによって、図7i中に示したホームスクリーンに戻ることができる。幾つかの実施形態において、タッチして、領域(301〜306)の内の1つとの接触を維持することによって、利用可能な日付値のリストを全体にわたってスクロールすることができる。幾つかの実施形態において、前記方法でより長くユーザーが接触を維持すると、スクロールはより早くなる。幾つかの実施形態において、前記スクロールは、各スクロールに関する特徴的な提示である。
一旦ホームスクリーンになると、ラベルデータの表現物(201)の一部の相対的な位置、従って印刷されるラベルの要素をの相対的な位置をユーザーは変更することができる。図7iにおいて、前記表現物(201)中の日付は、区画B中の最初の位置に位置している。日付はデータフィールドの例である。また、他のテキスト項目、記号又は画像も考慮されたデータフィールドである。ユーザーは日付データフィールドをオーバーレイしているスクリーンの一部をタッチすることによって、該日付データフィールドを選択することができる。続いて、ユーザーがディスプレイの第一の部分をタッチして、ディプレイの第二の部分でディスプレイとの接触を離すまでディスプレイとの接触を維持しているときは、即ち、ユーザーが該ユーザーの指若しくはスタイラス又は他の入力デバイスをスクリーン表面上でドラッグやストロークしているときは、MCU(600)は、区画B内の第二部位において日付データフィールドを表したものを表示するためのディスプレイを制御する。図7j中に示すディスプレイがその結果である。この実施形態において、該ケースのディスプレイの「第一の部分」は、日付データフィールドが前記第一の部位にあるときに、表示された日付データフィールドとオーバーレイしているポイントである。他の実施形態において、データフィールドは、ユーザーが2つの異なる部位の間でディスプレイをストロークしたときに動くものであってもよく、幾つかの実施形態においては、表示されたデータフィールドにオーバーレイしなくともよい。
「Medicine box − Building A」という記載を含むテキストデータフィールドは、更なるデータフィールドと考えることができる。図7iでは、該データフィールドが第三の部位において表示されている。一旦該日付データフィールドが再配置されると、区画B内に表されたテープの幅の範囲内に両データフィールドを収容するため、テキストデータフィールドは第四の部位に位置する。
本発明の実施形態の別の特徴は、図5a、及び図8a〜8eに関連して以下に記述する。
図5aは、上述したようにホームスクリーンを示す。予め決められたテンプレートに従ってラベルを作成するために、ユーザーは、区画C中の領域(302)「テンプレート作成」をタッチすることができる。その後、ユーザーには、上述した方法で図8aに示されるスクリーンが提示される。予め決められたテンプレートは、続いて該テンプレートに適用されるラベルデータに適用可能な属性又は書式データのセットを含む。
別の実施形態において、テンプレート作成タッチ領域は、図5aの区画C中の領域(301)「新規」をユーザーがタッチした後表示されるスクリーン上に含めることができる。幾つかの実施形態において、単語「テンプレート」を含むアイコン等、異なるアイコンをテンプレート作成タッチ領域に用いることができる。
ユーザーは、図8aに示したスクリーンの区画C中の領域(391)をタッチした後で出現するドロップダウンリストから項目を選択することができる。スクリーンの区画Aは、表示されるスクリーンがテンプレートに関するものであることの表示(101)を含む。言い換えれば、プリンタはテンプレートからラベルを作成できるモードになっている。ユーザーが上述したような方法で、リストからアイテムを選択した後、ユーザーには、テンプレートに関するサブテンプレートのスタイルを選択する元であるサブリストを提示することができる。図8bを参照されたい。ユーザーはサブリストからテンプレートを選択した後、該テンプレートに関連付けられたラベル書式属性のプレビューを図8bの区画Eに表示することができる。従って、ユーザーには、書式に忠実なラベルを作成する前にテンプレートに関連付けられた書式が表示される。ユーザーは、図8bの区画Dの領域(481)をタッチすることによってテンプレートを選択する。
ユーザーにはその後、図8cに示すホームスクリーンが提示される。該ホームスクリーンには、区画B中に、表現物(201)に続いて追加されるラベルデータに適用されるラベル書式データの表現物(201)を含む。区画Aは、選択されたテンプレートの種類の表示したもの(101)を含む。ユーザーは、図8cの区画Dの領域(402)をタッチすることによって、ラベルデータ及びその表現物(201)に、オブジェクト又はデータフィールドを追加することができる。ユーザーは、図8cの区画Dの領域(401)にタッチすることによって、ラベルデータ及びその表現物(201)にテキストを追加することができる。後者の場合、ユーザーには、図8dに示したようにキーボードが提示され、該キーボードを介して、上述したように、ユーザーはテキストをタイプすることができる。この例においては、ユーザーは「Photos Summer 2007」とタイプしている。その後、ユーザーは、図8d中の「完了」とラベルされた領域(411)をタッチして、図8e中に示すホームスクリーンへ到達する。
図8eにおいて、区画Bは、テープ上に印刷されるラベルデータの表現物(201)を含む。前記表現物(201)は、キーボードを介してユーザーが入力したラベルデータを含む。そして、該ラベルデータは、ユーザーが前もって選択したテンプレートに従って書式設定される。その後ユーザーは、上述した方法で、ROM(602)又はフラッシュ若しくはユーザーメモリにラベルを保存する。
或いは/更には、ユーザーが既にテキストを入力してある場合には、前記プロセッサーは、選択されたテンプレートに従ってラベルを表示する。ユーザーはオプションを下へスクロールすることができ、表示されるラベルは、現在選択されたテンプレートに依存して変化する。
この実施形態において、プロセッサーは、幾つかの、及び好ましくは全ての書式情報を除去して、書式情報を、テンプレートに関連する書式情報に置き換えるために配置することができる。
本発明の実施形態の別の特徴を、図5a及び図9a〜9fに関連して以下に記述する。
図5aは、上述したようにホームスクリーンを示す。ユーザーは、シリーズラベルを作成することができ、各ラベルは、数値又は文字を含んでいる。そして、1つのラベル中に含まれる該数値又は文字は、シリーズ中の次のラベルに含まれる数値又は文字と続きになっている。また、各ラベルは、シリーズ中の各ラベルに含まれるデータを含む。また、複数の番号又は文字を含む複雑な例もサポートしている。前記シリーズラベル作成の例は、以下に記述する。
ユーザは、新規ラベルの作成を開始するために、図5aの区画C中の領域(301)にタッチすることができる。ユーザーには、上述したようにキーボードが提示され、該キーボードを介して、ユーザーはラベルにラベルデータを追加することができる。この例において、ユーザーは、「Room」という綴りのテキストを入力し、その後、上述したように、キーボード上のスペースキー(314)をタッチすることによって、該テキストの後ろにスペースを入力する。結果となるスクリーンを図9a中に示す。図7a〜7jに関連して上述したラベルに対して、日付オブジェクト又は日付データフィールドを追加することをユーザーが決定すると、ユーザーは、図9aの区画C中の「挿入」とラベルされたタブをタッチする。図9b中に示したスクリーンが表示される。
ユーザーは区画Cの領域(371)をタッチして、図9b中に示したように、ラベルデータの表現物(201)に対して追加可能なオブジェクトのリスト(374)が提示される。ユーザーは、所望の選択をオーバーレイしている部分のスクリーンをタッチすることによって、リスト上の項目から1つを選択する。ユーザーは、上述した方法で、スライダー(373)をドラッグすることによって、リストを上下にスクロールすることができる。前記リスト(374)の中から「自動付番」を選択した後、ユーザーには、図9c中に示したように、選択する元となる別のリスト(396)が提示される。リスト(396)は複数のデータエントリーを含み、各データエントリーは、特定の付番書式、即ち特定のラベルデータ書式に関連している。この例において、リスト(396)から、ユーザーは、「1 2 3」を選択することができ、その後、図9dに示したディスプレイが提示される。図9d中のディスプレイの関連領域にタッチすることによって、ユーザーは、ラベルのシリーズに追加するオブジェクトの書式を設計することができる。ユーザーは、番号「001」で開始し、従って、「002]「003」等と続くシリーズを選択することができる。「完了」とラベルされた区画D中の領域(411)をタッチした後、ユーザーには、図9e中に示したようにホームスクリーンが提示される。
図9eは、ホームスクリーンが、第一ラベル及び続きのラベル上に印刷されるラベルデータの表現物(201)を含むことを示す。前記表現物(201)は、2つのデータフィールドを含む。第一のフィールドは、第一ラベルに関するラベルデータ及びシリーズ中の全続きのラベルに関するラベルデータ中に含まれるテキストデータフィールドである。そして、第二のフィールドは、シリーズの各ラベルに関するラベルデータ中で異なるテキストデータフィールドである。
ラベルのシリーズを印刷するために、ユーザーは上述したように印刷ボタン(4000)を押すことができる。ユーザーが選択したデータフィールドオブジェクト、即ち「自動付番」テンプレートによって、印刷ボタン(4000)を押した後、ユーザーには、図9fに示したスクリーンが提示される。前記例において、ボックス(353)中に示される値を増減させるためにそれぞれタッチすることができる入力領域(351及び352)の方法によって、ユーザーにはシリーズ中に含まれるラベルの番号を特定するための手段が与えられる。前記値は、印刷されるラベルのシリーズ中に含めるためのラベルの番号を表す。この例において、ユーザーはボックス(353)中の値を「10」にセットして、領域(492)をタッチする。
幾つかの実施形態において、領域(351及び352)の1つにタッチして、接触を維持することによって、利用可能な値のリスト全体をスクロールする。幾つかの実施形態において、ユーザーが前記方法において接触を長く維持するほど、スクロールがより早くなる。
領域(492)をタッチした後、信号がタッチスクリーンからMCU(600)へ送られて、MCU(600)は、プリンタの印刷機構を駆動させて、10番まで連続するラベルとしてテープ上にラベルデータを印刷する。第一ラベルは、設定されたテキスト「Room」及びシリーズ中の自動付番の第一番目、即ち「001」を含む。そして、第二ラベルは、設定されたテキスト「Room」及びシリーズ中の自動付番の第二番目、即ち「002」を含み、以下続く。ラベルデータを順番に各ラベルに適用した後、テープは図9e中の区画Bに示したインジケーター(206)の位置に対応する位置で切断される。従って、10個の連続して付番されたラベルが素早く且つ簡単に作成される。
他の実施形態において、連続で含まれるラベルの番号を特定するための手段が図9dに示したスクリーン中に含まれている。従って、図9dのスクリーンは、第一ラベル中に含まれる数値又は文字を選択するための手段及び該シリーズの最後のラベル中に含まれる数値又は文字を選択するための手段を含めることができる。
上述した各スクリーン又はその幾つかにおいて備わっている選択可能な入力領域が、ユーザーが何本かの指のうちの1つを使って入力領域を選択することができるのに充分な大きさであると有利である。
本発明のラベルプリンタの別の実施形態において、プリンタは、タッチスクリーンだけでなく、ハードウェアキーボードも含んでもよい。図10は該実施形態を示す。
ハードウェアキーボード(5000)のキー(5001)をユーザーが押したときに、キーが押されたことを表す信号がMCU(600)に送られる。従って、MCU(600)は、どのキーが押されたかを決定することができ、それに従って動作することができる。
図10において、タッチスクリーン(1000)は、図5aに関連して上述したホームスクリーンを表示する。図10a中のホームスクリーンは区画D中に「テキスト」とラベルされたタブが備わっていないという点で図5a中に示したものとは異なる。この理由は、図10中に示したラベルプリンタのタッチスクリーン(1000)は、ユーザーが入力領域をタッチして文字及び数値を入力するグラフィックキーボードを表示するために設計されていないからである。その代わり、ハードウェアキーボード(5000)が前記目的のために備えられている。実際、図10に示した実施形態において、ユーザーに示した(図5a〜図9f中に示した全てのスクリーンに対応する)スクリーンには、「テキスト」とラベルされたタブが含まれていない。
ハードウェアキーボード(5000)のハードウェアキー(5001)のそれぞれ幾つかをユーザーが押すことによって任意の文字及び数値の入力動作が行われる場合を除いて、タッチスクリーンを用いた図5a〜図9eに関連する上述した操作上の全ての特徴は、図10中に示したデバイスのタッチスクリーンを用いて行うことができる。ハードウェアキーボードを含む他の実施形態においては、1つ以上の(図5b中に示したものと類似する)スペースキー、バックスペースキー、エンターキー、及びキャリッジリターンキーが、タッチスクリーンの代わりに又はタッチスクリーンに加えて、ハードウェアキーボード中に含むことができる。タッチスクリーン上に表したように、上述した他のキーも、又は代わりにハードウェアキーボードの一部として備えることができる。
本発明の他の別の実施形態では、図10中に示したキーボード等のハードウェアキーボード(5000)を含むことができる。また、図5a〜9eに関連する上述した方法で、文字及び数値を入力するためにユーザーが入力領域にタッチすることができるグラフィックキーボードを表示するように設計されたタッチスクリーン(1000)も含む。前記他の別の実施形態には、図5aに関連して上述したように、様々なグラフィックキーボードからユーザーが選択することができる特徴を含むことができる。
ユーザーは、図8a〜8eに関連して記述した実施形態等において、ラベルを作成するためにテンプレートを使用するとき、しかし、タッチスクリーン上のグラフィックキーボードよりは、図10の実施形態のハードウェアキーボード(5000)を用いることによって、ハードウェアキーボード(5000)上でタイプをユーザーが開始したときに自動的に例文テキストが消えることが好ましい。言いかえれば、例えば、図8c中に示した「ここにテキストをタイプしてください」という言葉が、ハードウェアキーボード(5000)を介して入力されたテキストにすぐに置き換わる。
本発明の1つの実施形態において、ユーザーは、ハードウェアキーボード及びタッチスクリーン上の入力領域の使用を組み合わせることによってラベルデータを作成する。幾つかのラベルデータに関して、タッチスクリーンのみ、又はキーボードのみでラベルデータを作成するのに時間がかかる。しかし、同ラベルデータをタッチスクリーン及びハードウェアキーボードを組み合わせて使用する入力方法によって作成すれば、幾つかの簡単なステップでラベルデータを作成することができる。その理由は、テキスト及び文字はハードウェアキーボードを介して入力することができ、一方で、書式設定、テンプレート又は特殊文字オプションを含むタッチスクリーン上のスクリーンをユーザーに提示することができる。
とある例はアクセント文字の作成である。ハードウェアキーボードのみを介してアクセント記号を作成するには、たくさんの数のステップが必要となる。ユーザーは最初にアクセント文字モードを選択するためにハードウェアキーを押さなくてはならず、続いてユーザーが入力したいアクセント文字にたどりつくために幾つかのナビゲーションボタンを押さなくてはならない。エンターボタンを押すことによってアクセント文字が入力される。
もし、ハードウェアキーボード及びタッチスクリーンを組み合わせを用いれば、アクセント文字を入力するために必要なステップ数を大幅に減らすことができる。ユーザーは、アクセント文字(図示しない)に関連するハードウェアキーを押す。MCUは続いて複数の入力領域を含むスクリーンをタッチスクリーン上に表示して、各入力領域は異なるアクセント文字に関連づけられている。そしてユーザーは、所望のアクセント文字のグラフィックに対応するタッチスクリーン上の領域にタッチすることによって、所望のアクセント文字をすぐに選択することができる。また、他の例は記号の入力、書式又はテンプレートの選択、保存されたラベルを開く等である。従って、タッチスクリーン上でグラフィックキーボードレイアウトと、例えば書式オプションを表示するスクリーンとの間でスイッチングを続ける必要がない。なぜなら、ユーザーは、ハードウェアキーボードとスクリーンに同時にアクセスできるからである。
ユーザーが通常指でハードウェアキーボードを操作しているとき、該指でも選択することが可能な入力領域を持つタッチスクリーンを用いる方が有利である。
留意すべき点として、任意の上述したリスト中に含まれる値は、幾つかの実施形態においては、アルファベット順又は数値順にソートして、ユーザーが所望の値を簡単に見つけることを可能にすることができる。さらに、幾つかの実施形態において、ユーザーがスクロールバーの一部又はリスト自体にタッチすることによってリストを選択することが可能である。その後任意のスクリーン上のカーソルは消失する。続いてハードウェアキーボード(或いは可能性としてスクリーン上に表示されたグラフィックキーボード)上の文字(例えばアルファベット又は数値の文字)を入力することによって、リストは、該リスト中の値の最初の文字が入力された文字で始まる位置にシフトする。その後、ユーザーは、アイテムがオーバーレイしているディスプレイの部分をタッチすることによって、リスト中の項目を選択することができる。これは、ラベルデータを入力するのに必要な労力を本発明の実施形態がどのようにして減らすかの更なる例である。
本発明の実施形態において、ユーザーが、ラベルデータの表現物が該ユーザーに提供されるタッチスクリーンの部分内のポイントにタッチすると、MCUはラベルデータ入力モードを開始して、スクリーン上の該ポイントに点滅カーソルを表示する。続いてユーザーがハードウェアキーボードのハードウェアキーを押すと、MCUはタッチスクリーンを制御して、前記部分内のポイントにおいて、押されたハードウェアキーに関連するデータ項目を表示する。従って、カーソルは、ユーザーが、表現物の中に含めるためにラベルデータを入力するインジケーターとして、又はラベルデータを入力するためのユーザーにとってのプロンプトとして作用する。前記機構は、データが、印刷されるラベルデータの表現物に追加されるシナリオにのみ限られるものではない。実際、ユーザーがハードウェアキーボードを介してスクリーン上のあるポイントに表示するためにデータを入力することが許可されている場合にはいつでも、類似の機構が使用できる。
ラベルプリンタは、携帯及び/又は操作する手で保持することができる、即ちハンドヘルドであることが有利である。ラベルプリンタは、1つ以上のバッテリー又はコンセント電源で電力供給されてもよい。
本発明の実施形態は、連続テープ又はダイカットラベルとともに用いていもよい。ダイカットラベルは、連続の背面層上に備えられており、しかし、分離した、予め切断されたラベルである。前記テープ又はダイカットラベルは、カセット又は単純なロール中に備えられてもよい。
幾つかの実施形態において、ユーザーが選択するオプションを表示するスクリーンは、以前選択されたオプションを最初に表示するように配置されてもよいし、より目立たせて配置してもよい。最も頻繁に選択されるオプションについては最初に又はより目立たせて示してもよい。これは、オプション、例えば文字フォント等に関するメニューを有する幾つかの実施形態で行うことができる。
幾つかの実施形態において、ソフトウェアはどのスクリーン(複数可)がユーザーによってより頻繁に使用されるかを決定し、ユーザーにスクリーンが提示される際の順番を変更することができる。言いかえれば、スクリーンの階層は、特定のスクリーンがどれだけ頻繁に使用されたかに依存する。或いは/更には、頻繁に利用されるスクリーンに関する選択領域をより目立たせたり、スクリーンのより高いレベルへ移動させたり、及び/又はスクリーン内の異なる位置に移動させてもよい。
認識すべきこととして、特定の言語又は国のオプションを選択することによって、以下のうちの1以上を変更することができる:
キーボードレイアウト;
テキストの言語;
スクリーンの階層;
スクリーン中に表示されるオプション;
スクリーン上のオプションの位置;及び
ユーザーが利用可能なオプション。
上述したようにホームボタン(3000)は、ハードウェアボタン(例えば、ハードウェアキー)を含むこともできるし、ディスプレイの選択可能な入力領域としてタッチスクリーンディスプレイ上に表示されるボタンを含むこともできることを、当業者は理解するであろう。上述したように、幾つかの実施形態においては、ユーザーはホームボタン(3000)を押して、図5aに示したようなスクリーン等のホームスクリーンを、任意のスクリーンが表示されているときに、表示させることができる。他の実施形態において、ホームボタン(3000)は、任意のスクリーンが表示されているときに操作不可能であるが、幾つかの利用可能且つ表示可能なスクリーンのうちの1つが表示されているときには前記の方法で操作可能なだけである。言いかえれば、幾つかの実施形態において、ホームボタン(3000)は、特定のスクリーンが表示されているときにはホームスクリーンを表示させる操作ができない。
上述した実施形態において、ホームスクリーンはそれぞれ以下を備える:
・新規ラベル作成を開始するための、ユーザーが選択可能な領域;
・オープンファイルスクリーンを閲覧するための、ユーザーが選択可能な領域(ここで前記オープンファイルスクリーンを介して、メモリから保存されたデータを再度呼び出すために、ユーザーはラベルファイルを選択して開くことができる);
・ホームスクリーン上に表示されたラベルデータを編集するためのユーザーが選択可能な領域;
・ユーザーがラベルデータをメモリに保存したいときのユーザーが選択可能な領域;及び
・デバイス設定の変更を開始するためのユーザーが選択可能な領域。
他の実施形態において、ホームスクリーンはこれら選択可能な領域の1つ又は幾つかだけを含む。
上述したように、ホームスクリーンは、ラベルプリンタのスイッチがオンになったときに表示される。従って、幾つかの実施形態において、ホームスクリーンは、ラベルプリンタのスイッチがオンになったときに最初に表示されるスクリーンである。他の実施形態において、ラベルプリンタのスイッチがオンになったときに、ホームスクリーンを表示する前に、フラッシュスクリーン又は他のスクリーンを一時的に表示してもよい。
これまでの記述は、本発明の原理を単に示しているだけである。記述した実施形態に対する様々な改変及び変更が、本明細書で教示した点から当業者にとって明らかであろう。従って、認識すべきこととして、当業者は、本明細書中には明記していないが、本発明の原理を実施する数多くの技術を考案することが可能であり、従ってそれらも、特許請求の範囲に定義されるように、本発明の範囲に属する。

Claims (7)

  1. ベルデータを表示及び入力すると共に、少なくとも1つの入力領域を備えるタッチスクリーンと、
    刷すべき文字を少なくとも1つ含むラベルデータを入力するためのハードウェアキーボードであって、少なくとも1つのハードウェアキーを備える該キーボードと、
    ベル情報に従ってラベルを印刷するための印刷手段を制御するために構成された制御手段と、
    を有し、
    記ラベル情報は、
    前記ハードウェアキーボードの少なくとも1つのハードウェアキーを介して入力されたラベルデータと、
    前記タッチスクリーンの少なくとも1つの入力領域を介して入力されたラベルデータ
    の組合せから生じ
    前記タッチスクリーンの前記少なくとも1つの入力領域は、前記ハードウェアキーボードを介して入力された前記文字に書式設定を適用するために少なくとも操作可能であり、前記ハードウェアキーボードを介して入力された前記文字のアクセントバージョンを選択するために少なくとも操作可能であることを特徴とするラベルプリンタ
  2. 字を定義する情報記号を定義する情報及び書式を定義する情報のうち少なくとも1つを前記ラベル情報が含む請求項1に記載のラベルプリンタ
  3. 前記文字がアクセント文字を含む、請求項2に記載のラベルプリンタ。
  4. ユーザーが操作したときに、ホームスクリーンをタッチスクリーン上に表示させるホームボタンを備える、請求項1〜3の何れか1項に記載のラベルプリンタ。
  5. 前記制御手段が、ホームボタンを操作したときにいつでもホームスクリーンを表示させるように構成された、請求項4に記載のラベルプリンタ。
  6. 記ホームスクリーンが
    規ラベル作成を開始するための、ユーザーが選択可能な領域
    ープンファイルスクリーンを閲覧するための、ユーザーが選択可能な領域であって、前記オープンファイルスクリーンを介して、保存されたデータをメモリから再度呼び出すために、ユーザーはラベルファイルを選択して開くことができる、ユーザーが選択可能な領域、
    ームスクリーン上に表示されたラベルデータを編集するためのユーザーが選択可能な領域
    ーザーがラベルデータをメモリに保存したいときのユーザーが選択可能な領域
    及び
    バイス設定の変更を開始するためのユーザーが選択可能な領域
    のうち少なくとも1つを備える請求項4又は5に記載のラベルプリンタ
  7. ラベルを印刷する方法であって
    ベルプリンタのハードウェアキーボードの少なくとも1つのハードウェアキーを介して、印刷すべき文字を少なくとも1つ含むラベルデータを入力するステップと、
    ベルプリンタのタッチスクリーンの少なくとも1つの入力領域を介して、ラベルデータを入力するステップと、
    前記ハードウェアキーボードの少なくとも1つのハードウェアキーを介して入力されたラベルデータと、前記タッチスクリーンの少なくとも1つの入力領域を介して入力されたラベルデータとを組み合わせて、ラベル情報を生成するステップと、
    前記ラベル情報に従ってラベルを印刷するステップと、
    を含む方法であり、
    前記ラベル情報を生成するステップは、
    前記タッチスクリーンの前記少なくとも1つの入力領域を操作して、前記ハードウェアキーボードを介して入力された前記文字に書式設定を適用すること、及び
    前記タッチスクリーンの前記少なくとも1つの入力領域を操作して、前記ハードウェアキーボードを介して入力された前記文字のアクセントバージョンを選択すること
    を少なくとも含む該方法。
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