JP5763577B2 - 絶縁性シート - Google Patents
絶縁性シート Download PDFInfo
- Publication number
- JP5763577B2 JP5763577B2 JP2012076791A JP2012076791A JP5763577B2 JP 5763577 B2 JP5763577 B2 JP 5763577B2 JP 2012076791 A JP2012076791 A JP 2012076791A JP 2012076791 A JP2012076791 A JP 2012076791A JP 5763577 B2 JP5763577 B2 JP 5763577B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- sheet
- fold line
- folding
- mountain fold
- insulating sheet
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Fee Related
Links
- 238000003780 insertion Methods 0.000 claims description 10
- 230000037431 insertion Effects 0.000 claims description 10
- 238000005452 bending Methods 0.000 claims description 6
- 238000010276 construction Methods 0.000 description 3
- 238000000034 method Methods 0.000 description 3
- 238000009434 installation Methods 0.000 description 2
- 238000009413 insulation Methods 0.000 description 2
- 230000001681 protective effect Effects 0.000 description 2
- 230000015572 biosynthetic process Effects 0.000 description 1
Images
Landscapes
- Electric Cable Installation (AREA)
Description
また、従来は作業者が絶縁のためのゴム手袋を装着し、高圧絶縁シートを電線に被覆する、いわゆる直接活線作業が行われていたが、近年は作業者の安全性をより高めるため、絶縁ヤットコ等の器具を用いて絶縁シートを電線に被覆する間接活線作業が主流になりつつあり、器具で絶縁シートを電線に被覆しやすくするためのシートやクリップが開発されている。
このような間接活線作業で用いられるシートやクリップとしては、特許文献1に記載されているように、二つ折りにしたシートの折り目に平行な辺寄りの位置に円筒状の被嵌入部材が設けられ、該シートを挟み込むクリップの先端部には前記円筒状の被嵌入部材に挿入される嵌入部材が設けられ、クリップとシートとを一体的に構成した間接工法用シートはさみ及び間接シートがある。
また、特許文献2には予めクリップを絶縁シートに取付け、被防護物に挟持せしめつつ巻き回して取り付ける防護用絶縁シート及びクリップが開示されている。
本発明にかかる請求項2記載の絶縁性シートは、前記請求項1記載の絶縁性シートにおいて、前記折り込みシート部は、前記山折り線の両側に夫々配置された第1の折り込み部、及び第2の折り込み部を備え、前記第1及び第2の折り込み部は、前記第1の山折り線上に共通の頂点を備え、且つ共通する一つの斜辺により折り曲げ自在に隣接する三角形状の三角シート片を備え、該共通する斜辺を谷折り線とし、且つ各三角シート片の他の斜辺と前記第1のシート部、又は前記第2のシート部とを接続する直線を山折り線としたことを特徴とする。
請求項1乃至3の発明では、折り込みシート部を適宜折り込むことにより、第1の山折り線の形状を直線状又は非直線状に変形し、被防護物に沿わせて被覆することができる。
本発明にかかる請求項4記載の絶縁性シートは、前記請求項1乃至3の何れかに記載の絶縁性シートにおいて、前記第1のシート部と、前記第2のシート部には、前記山折り線と対向する辺寄りの位置でかつ前記辺とほぼ並行に被嵌入部材とを備えたことを特徴とする。
請求項4の発明では、被嵌入部材を設けたことにより、シートクリップ等、間接活線作業用の工具を装着することができるので、作業性が向上する。
これにより、絶縁性シートの第1の山折り線13の両側に位置する第1シート部3のシート側片15a、15b及び絶縁性シートの第1の山折り線13の両側に位置する第2シート部5のシート側片17a、17bの間に電線等の被防護物の少なくとも一部を覆うことができる。
このように折り込みシート部7を構成することで、第1シート部3と第2シート部5の端縁間(斜辺26、27間)を折り曲げ自在に連結し、第1の山折り線の一部13aと他部13bとが直線状に配置される直線姿勢と、非直線状に交差する屈曲姿勢との間で姿勢変更できるように構成している。
これにより、折り込みシート部7を斜辺27及び斜辺25にしたがって折り込むことで三角形状シート19の他の斜辺26が三角形状シート21の他の斜辺27と重なり、第1の山折り線の一部13aと他部13bとを直線状に配置することができる(図3参照)。また、図2に示したように折り込みシート部7をすべて展開することで第1の山折り線の一部13aと他部13bとが非直線状(V字状)となる。さらに、折り込みシート部7を山折り線26、27及び斜辺25、斜辺29にしたがって全て折り込むことでも第1の山折り線の一部13aと他部13bとが非直線状(逆V字状)となる(図4参照)。
また、折り込みシート部7の形状は、少なくとも第一の山折り線13にて絶縁性シート1を2つ折りした時に、第一の山折り線13側から、第一の山折り線13に沿った辺(辺9、11と交わる辺)に向かって裾広がり状となるように形成すればよく、必ずしも複数の三角形を組み合わせた形状とする必要はない。例えば、折り込みシート部7の形状を扇形状や台形状としてもよい。
このように折り込みシート部7を裾広がり形状とすることで、折り込みシート部7を折り込まない状態で絶縁性シート1を第一の山折り線13に沿って2つ折りした時に、第一の山折り線13の一部13aと他部13bをV字状にすることができる。また、折り込みシート部7を折り込んだ状態で絶縁性シート1を第一の山折り線13に沿って2つ折りすれば、第一の山折り線13の一部13aと他部13bを直線状又は逆V字状にすることができる。従って、山折り線の一部13aと他部13bを電線に沿った形状とすることができ、直線状の電線であっても凹状又は凸状に湾曲した電線であっても、容易に被覆することができる。
シートクリップ35aは絶縁性シート1に挟み込んだ電線を挟持するための挟持部37aと、絶縁ヤットコ等の器具でシートクリップ35aを操作する操作部39aとからなり、軸41aを中心に挟持部37aのそれぞれが回動可能に軸支されており、操作部39aを操作することでシートクリップ35aの先端部の動きを制御することができる。また、各挟持部37aの先端部には着脱自在な円柱状の嵌入部材43aが挟持部37aの長手方向と直交する方向に設けられている。該嵌入部材43aは例えば挟持部37aの先端付近に設けた穴に円柱状の棒を挿入することで着脱自在な構造となっている。
また、絶縁性シート1の第2のシート部5にもシートクリップ35bの構造もシートクリップ35aと同様であり、操作部39bを絶縁ヤットコ等の器具で操作することでシートクリップ35bの先端部が開閉し、それにより第2のシート部5の山折り線13bと対向する辺18a、18b(18bは図示せず)との間の距離を接近又は離間可能な構成となっている。このように絶縁性シート1にシートクリップ35a、35bを予め装着しておくことで、作業性をより高めることが可能であると共に、作業を行わない時は円柱状の嵌入部材43a、43bを挟持部37a、37bから抜き取ることで、絶縁性シート1からシートクリップ35a、35bを取り外すことができるので、収納等にシートクリップが邪魔になることがない。
なお、上記実施例では折り込みシート部7の構成において、斜辺25、29を谷折り線、斜辺26、27を山折り線として説明したが、谷折り線と山折り線とを入れ替えて、斜辺25、29を山折り線、斜辺26、27を谷折り線として折り込みシート部7を構成しても、同様の機能を有し、第1の山折り線の一部13aと他部13bとを直線状に配置し、あるいは非直線状に交差するよう配置することができる。
Claims (4)
- 対向する2つの辺の中間部間を結ぶ第1の山折り線に沿って山折りすることにより、該第1の折り線の両側に位置する2つのシート側片の間で被防護物の少なくとも一部を覆う絶縁性シートであって、
前記第1の山折り線の一部により山折りされる第1のシート部と、前記第1の山折り線の他の一部により山折りされる第2のシート部と、該第1のシート部と該第2のシート部の端縁間を折り曲げ自在に連結する折り込みシート部と、を備え、
前記折り込みシート部は、前記第1の山折り線の一部と前記第1の山折り線の他部とが直線状に配置される直線姿勢と、前記第1の山折り線の一部と他部とが非直線状に交差する屈曲姿勢との間で姿勢変更できるように構成されていることを特徴とする絶縁性シート。 - 前記折り込みシート部は、前記山折り線の両側に夫々配置された第1の折り込み部、及び第2の折り込み部を備え、
前記第1及び第2の折り込み部は、前記第1の山折り線上に共通の頂点を備え、且つ共通する一つの斜辺により折り曲げ自在に隣接する三角形状の三角シート片を備え、該共通する斜辺を谷折り線とし、且つ各三角シート片の他の斜辺と前記第1のシート部、又は前記第2のシート部とを接続する直線を山折り線としたことを特徴とする請求項1に記載の絶縁性シート。 - 前記折り込みシート部は、前記山折り線の両側に夫々配置された第1の折り込み部、及び第2の折り込み部を備え、
前記第1及び第2の折り込み部は、前記第1の山折り線上に共通の頂点を備え、且つ共通する一つの斜辺により折り曲げ自在に隣接する三角形状の三角シート片を備え、該共通する斜辺を山折り線とし、且つ各三角シート片の他の斜辺と前記第1のシート部、又は前記第2のシート部とを接続する直線を谷折り線としたことを特徴とする請求項1に記載の絶縁性シート。 - 前記第1のシート部と、前記第2のシート部には、前記山折り線と対向する辺寄りの位置でかつ前記辺とほぼ並行に被嵌入部材とを備えたことを特徴とする請求項1乃至3の何れか一項に記載の絶縁性シート。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2012076791A JP5763577B2 (ja) | 2012-03-29 | 2012-03-29 | 絶縁性シート |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2012076791A JP5763577B2 (ja) | 2012-03-29 | 2012-03-29 | 絶縁性シート |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2013207989A JP2013207989A (ja) | 2013-10-07 |
JP5763577B2 true JP5763577B2 (ja) | 2015-08-12 |
Family
ID=49526578
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2012076791A Expired - Fee Related JP5763577B2 (ja) | 2012-03-29 | 2012-03-29 | 絶縁性シート |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP5763577B2 (ja) |
Family Cites Families (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP4281522B2 (ja) * | 2003-11-17 | 2009-06-17 | 住友電装株式会社 | 電線保護材 |
US8692417B2 (en) * | 2008-09-24 | 2014-04-08 | The Southern Company | Support system and apparatus for suspension of electrical power conductors |
JP2010176878A (ja) * | 2009-01-27 | 2010-08-12 | Tokyo Electric Power Co Inc:The | 防護用シート及びその取付方法、並びに防護用シートの取付クリップ |
JP5484840B2 (ja) * | 2009-09-11 | 2014-05-07 | 中国電力株式会社 | 間接工法用シートはさみ及び間接シート |
-
2012
- 2012-03-29 JP JP2012076791A patent/JP5763577B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2013207989A (ja) | 2013-10-07 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP2012115021A (ja) | ワイヤハーネス配索構造 | |
JP7193497B2 (ja) | ワイヤハーネスの配索構造およびワイヤハーネス | |
JP2012161196A (ja) | 電線防護シート | |
JP2008104304A (ja) | 車載用の電気接続箱 | |
JP2014207836A (ja) | プロテクタおよびワイヤハーネス | |
JP5763577B2 (ja) | 絶縁性シート | |
JP2016025728A (ja) | 鳥害防止具 | |
JP2016134327A (ja) | 電線モジュール | |
JP5848310B2 (ja) | 電線の挟持装置 | |
JP2016165171A (ja) | 保護部材 | |
JP6233195B2 (ja) | 保護部材付電線モジュール | |
JP6935917B2 (ja) | 忌避線架線具の設置具 | |
JP6206119B2 (ja) | 車両のホーン用ワイヤハーネスの保護構造及び車両のフロントグリルモジュール | |
JP2012239314A (ja) | 配線具及びワイヤハーネス | |
JP5465509B2 (ja) | 間接活線工事用クリップ | |
JP2016034182A (ja) | 絶縁防護具 | |
WO2012096011A1 (ja) | 余長規制プロテクタ | |
JP2012239354A (ja) | 配線具及びワイヤハーネス | |
WO2016129377A1 (ja) | ワイヤーハーネス支持体、ワイヤーハーネス及び保護部材 | |
JP5083163B2 (ja) | ワイヤハーネス | |
JP2006254596A (ja) | ワイヤハーネス分岐部の保護構造の形成方法およびワイヤハーネス分岐部の保護構造 | |
JP2009273301A (ja) | プロテクタ | |
JP6301691B2 (ja) | サポート材およびサポート材付きワイヤハーネス | |
JP2013090528A (ja) | ワイヤハーネス及び電線保護具 | |
JP5442838B1 (ja) | 活線作業用挟持工具 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20141029 |
|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20150529 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20150609 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20150611 |
|
R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Ref document number: 5763577 Country of ref document: JP Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |
|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |