JP2016025728A - 鳥害防止具 - Google Patents

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哲 岩谷
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Abstract

【課題】単純な構成で、長さの長いケーブルに対して、簡単に取り付けることが可能な鳥害防止具を提供する。
【解決手段】本発明の鳥害防止具は、架空ケーブルを内部に収容可能な円筒形状の本体部と、本体部から半径方向に伸びる針状部と、本体部の軸方向に対して垂直な断面において、円筒形状の内部から外部にかけて連通する切込部とを有し、架空ケーブルを本体部に挿入する場合に、切込部を架空ケーブルが通過して本体部の内部に収容される。
【選択図】図1

Description

本発明は、空中に架け渡した通信ケーブルや絶縁電線を鳥害から防止する鳥害防止具に関するものである。
電柱間などに架け渡された架空ケーブルには、鳥獣類が止まることがある。鳥獣類が止まると、周辺に対する糞害や鳴き声による騒音などの鳥害が生じる。このため、従来から架空ケーブルに鳥獣類が止まらないようにする鳥害防止が行われている。
例えば特許文献1には、架空ケーブルに取り付ける鳥害防止装置であって、ワイヤーを把持する把持部と防鳥用の細線を架空ケーブル上方に架設する細線架設部と把持部を締結する締結部とを有し、架空ケーブルに平行して、防鳥用の細線を架設することで、鳥害を防止する技術が開示されている。
また、特許文献2には、湾曲した状態の電線に対して、放射状に突出する複数の鳥障害用突起を備えたクリップが開示されている。
特開2005−178号公報 特開2013−158332号公報
上記のような鳥害防止装置を架空ケーブルに取り付ける場合、それぞれ以下のような問題がある。特許文献1で示される技術の場合、長いケーブルや径の異なるケーブルに対しても、ボルトとナットで取り付けることができるが、ボルトやナットを用いているため、取付けが複雑であり、取付にテクニックを要するという問題がある。
また、特許文献2で示される技術の場合、一つ一つがケーブルの長さ方向に対して短いものであり、たくさんの数が必要となるため、取付けに時間がかかるという問題がある。さらに、長手方向に対して短い治具のため、設置には沢山の数が必要になる。このため、高所作業車の移動や、ハシゴの掛け替え作業を複数回行う必要があり、設置に時間がかかるという問題がある。
そこで、本発明は、上述した事情に鑑みてなされたものであり、単純な構成で、ケーブルの長さ方向にも長く簡単にケーブルに対して取り付けることが可能な鳥害防止具を提供することを目的とする。
上記課題を解決するために、本発明の鳥害防止具は、架空ケーブルを内部に収容可能な円筒形状の本体部と、本体部から半径方向に伸びる針状部と、本体部の軸方向に対して垂直な断面において、円筒形状の内部から外部にかけて連通する切込部とを有し、架空ケーブルを本体部に挿入する場合に、切込部を架空ケーブルが通過して本体部の内部に収容される。
好適には、上記構成において、切込部が本体部の軸方向に蛇腹状に蛇行して形成されている。
好適には、上記構成において、本体部には、周方向に伸びる貫通穴が複数形成されている。
好適には、上記構成において、針状部が切込部から離間した位置に形成される。
好適には、上記構成において、針状部が所定の半径方向に伸びる第1針状部と、第1針状部とは別の半径方向に形成される第2針状部と、第1針状部及び第2針状部とは別の半径方向に形成される第3針状部とを有し、第1針状部と第2針状部との間に、切込部が形成されており、第3針状部は、第1針状部と第2針状部との間であって、切込部を含まない側の間に形成されており、第1針状部と第2針状部とが切込部を含んでなす角度は、第2針状部と第3針状部とがなす角度よりも大きく形成される。
好適には、上記構成において、本体部の軸方向端部には、同一形状の他の鳥害防止具と連結する為の連結部が形成されている。
本発明によれば、単純な構成で、長さの長いケーブルに対して、簡単に取り付けることが可能な鳥害防止具を提供することができる。
本発明の第1実施形態に係る鳥害防止具の全体斜視図である。 本発明の第1実施形態に係る鳥害防止具を上面から見た上面図である。 本発明の第1実施形態に係る鳥害防止具を側面から見た側面図である。 本発明の第1実施形態に係る鳥害防止具を底面から見た底面図である。 本発明の第1実施形態に係る鳥害防止具を正面から見た正面図である。 本発明の第1実施形態に係る鳥害防止具の連結部における一部拡大斜視図である。 本発明の第1実施形態に係る鳥害防止具の連結部における一部拡大側面図である。 本発明の第1実施形態に係る鳥害防止具に用いる挿入用治具の全体斜視図である。 本発明の第2実施形態に係る鳥害防止具の全体斜視図である。 本発明の第2実施形態に係る鳥害防止具を上面から見た上面図である。 本発明の第2実施形態に係る鳥害防止具を側面から見た側面図である。 本発明の第2実施形態に係る鳥害防止具を底面から見た底面図である。 本発明の第2実施形態に係る鳥害防止具を正面から見た正面図である。 本発明の第2実施形態に係る鳥害防止具の連結部における一部拡大斜視図である。 本発明の第2実施形態に係る鳥害防止具の連結部における一部拡大側面図である。
<本発明の第1実施形態>
図1は、本発明の第1実施形態に係る鳥害防止具1の全体斜視図である。図2は、本発明の第1実施形態に係る鳥害防止具1を上面から見た上面図である。図3は、本発明の第1実施形態に係る鳥害防止具1を側面から見た側面図である。図4は、本発明の第1実施形態に係る鳥害防止具1を底面から見た底面図である。図5は、本発明の第1実施形態に係る鳥害防止具1を正面から見た正面図である。図6は、本発明の第1実施形態に係る鳥害防止具1の連結部における一部拡大斜視図である。図7は、本発明の第1実施形態に係る鳥害防止具1の連結部における一部拡大側面図である。
本実施形態の鳥害防止具1は、架空ケーブルを内部に収容可能なように円筒形状に形成された本体部2と、長手方向に延びる本体部2に対して垂直に半径方向に伸びる針状部11a、12a、13aと、本体部2の軸方向に対して垂直な断面において、円筒形状の内部から外部にかけて連通する切込部100とを有し、架空ケーブルを本体部2に挿入する場合に、切込部100を架空ケーブルが通過して本体部2の内部に収容される。針状部11a、12a、13aは、切込部100から離間した位置に形成される。
鳥害防止具1は、長手方向に延びる円筒形状の本体部2に対して垂直に半径方向へ3方向に突き出る第1針状部11a、第2針状部12a、第3針状部13aを備える。針状部が所定の半径方向に伸びる第1針状部11aと、第1針状部11aとは別の半径方向に形成される第2針状部12aと、第1針状部11a及び第2針状部12aとは別の半径方向に形成される第3針状部13aとなっている。第1針状部11aと第2針状部12aと第3針状部13aは、本体部2の長軸方向垂直断面において、同一断面に形成される。
1つの鳥害防止具1に、16個の第1針状部11a,11b,11c,11d,11e,11f,11g,11h,11i,11j,11k,11l,11m,11n,11o,11pが、等間隔で本体部2の長手方向に対して設けられている。また、1つの鳥害防止具1に、16個の第2針状部12a,12b,12c,12d,12e,12f,12g,12h,12i,12j,12k,12l,12m,12n,12o,12pが、等間隔で本体部2の長手方向に対して設けられている。さらに、1つの鳥害防止具1に、16個の第3針状部13a,13b,13c,13d,13e,13f,13g,13h,13i,13j,13k,13l,13m,13n,13o,13pが、等間隔で本体部2の長手方向に対して設けられている。1つの鳥害防止具1は、合計48個の針状部を有している。
第3針状部13a(以下、適宜、第3針状部13a,13b,13c,13d,13e,13f,13g,13h,13i,13j,13k,13l,13m,13n,13o,13pの代表として13aを用いる)の突き出る方向を上側とする。図2は、第3針状部13aの頂点側から見た、鳥害防止具1の上面図となっている。第3針状部13aに対して、図2の本体部2の下側に第1針状部11a(以下、適宜、第1針状部11a,11b,11c,11d,11e,11f,11g,11h,11i,11j,11k,11l,11m,11n,11o,11pの代表として11aを用いる)が突き出て形成される。第3針状部13aに対して、図2の本体部2の上側に第2針状部12a(以下、適宜、第2針状部12a,12b,12c,12d,12e,12f,12g,12h,12i,12j,12k,12l,12m,12n,12o,12pの代表として12aを用いる)が突き出て形成される。
針状部は、その断面において円や楕円、三角形、長方形または板状などどのような形状であってもよい。また、棘などがついていてもよく、鳥獣が避けたがるような形状になっていればよい。
図3は、第1針状部11aが本体部2に接続される部位が横になる位置から見た、鳥害防止具1の側面図となっている。図4は、架空ケーブルが本体部2に収納されるときに通過する切込部100がまっすぐに見られる位置から見た、鳥害防止具1の底面図となっている。図5は、3方向に突き出る第1針状部11a、第2針状部12a、第3針状部13aが伸びる方向の関係がわかる、鳥害防止具1の正面図となっている。
長手方向に延びる円筒形状の本体部2は、可撓性を備える素材から構成されている。第1針状部11a、第2針状部12a、第3針状部13aが筒状部に接続されている部分から次の第1針状部11b、第2針状部12b、第3針状部13bが接続されている部分までの距離Aは、第1針状部11b、第2針状部12b、第3針状部13bが接続されている部分から次の第1針状部11c、第2針状部12c、第3針状部13cが接続されている部分の距離Aとほぼ同じとなっており、長手方向に同様にほぼ同距離で針状部が形成されている。第1針状部11a〜11p、第2針状部12a〜12p、第3針状部13a〜13pが、本体部2の長軸方向に渡って、ほぼ同間隔で設けられている。
本体部2には、周方向に伸びるスリット状の貫通穴20〜28が、本体部2の直径の半分くらいの位置まで複数形成されている。例えば、貫通穴は、円筒の本体部2の1/4から1/2程度まで切れ込んでいる。この貫通穴20〜28によって、本体部2は曲げやすくなっている。例えば、3つの貫通穴20〜22が、第1針状部11a、第2針状部12a、第3針状部13aが筒状部に接続されている部分から次の第1針状部11b、第2針状部12b、第3針状部13bが接続されている部分までの間に、ほぼ等間隔で設けられている。
より具体的には、貫通穴20と貫通穴21の距離Bは、貫通穴21と貫通穴22の距離Bとほぼ同じとなっており、距離Aの半分以下であって、1/3程度の距離となっている。このような貫通穴23〜25が、第1針状部11b、第2針状部12b、第3針状部13bが接続されている部分から次の第1針状部11c、第2針状部12c、第3針状部13cが接続されている部分にもと、同じように設けられている。貫通穴は、本体部2の長軸方向に渡って、ほぼ同間隔で設けられている。これにより、より曲げやすい構造となり、本実施形態の鳥害防止具1を取り付ける架空ケーブルがどのような曲り方をしていても対応することができる。また、曲がりやすいため、取付けの際にも有効である。
図4に示すように、第1針状部11aと第2針状部12aとの間に、切込部100が形成されている。切込部100は本体部2の長軸方向に対して直線で形成されている。第3針状部13aは、第1針状部11aと第2針状部12aとの間であって、切込部100を含まない側の間に形成されている。
上記のように切込部100があるので、架空ケーブルが本体部2の内部に収容された際、架空ケーブルの外径が鳥害防止具1の内径よりも大きい場合、ケーブルを締め付けるように鳥害防止具1が保持し、鳥害防止具1が回転しにくくなる。なお、切込部100は直線としたが、鳥害防止具1に対して螺旋になるように形成してもよい。
また、図5で示すように、第1針状部11aと第2針状部12aとが切込部100を含んでなす角度は、第2針状部12aと第3針状部13aとがなす角度よりも大きく形成されている。さらに、本実施形態では、第3針状部13aと第1針状部11aとがなす角度θと、第3針状部13aと第2針状部12aとがなす角度θがほぼ同一になるように形成されている。2θは180度を越えないようにする。
上記のように針状部が形成されることで、切込部100の切り込みから架空ケーブルを通過させて、本体部2の内部に収容する際に、切込部100付近に針状部が密に形成されいないため、作業者が手を入れやすく、後述する挿入用治具を用いて、取付をしやすい。
次に本実施形態の鳥害防止具1を複数繋げる場合について説明する。図6は、本発明の第1実施形態に係る鳥害防止具1の連結部における一部拡大斜視図である。図7は、本発明の第1実施形態に係る鳥害防止具1の連結部における一部拡大側面図である。本実施形態の鳥害防止具1は、本体部2の軸方向端部に、同一形状の他の鳥害防止具1’と連結する為の連結部110が形成されている。連結部110には連結穴111が形成されている。
図6および図7で示すように、連結穴111は、同一形状の他の鳥害防止具1’の連結部とは反対側の端部の第3針状部13’aが貫通する大きさになっている。図6および図7では、連結部110が第3針状部13’aに対してのみとなっているが、第1針状部11’aと第2針状部12’aに対して、それぞれ連結部を設けるように形成してもよい。この場合、1つの鳥害防止具1と他の鳥害防止具1’との連結が3つの部分で行われ、連結部を強固に連結することができる。
次に、本実施形態の鳥害防止具1に用いる挿入用治具200について説明する。図8は、本発明の第1実施形態に係る鳥害防止具1に用いる挿入用治具200の全体斜視図である。挿入用治具200は挿入用治具本体部201に対して、使用者が手で握るグリップ部202が形成されている。挿入用治具本体部201は、円筒状に形成されており、円筒状の内部に架空ケーブルを挿入するために、円筒状の一部が欠けて形成されている。使用時には、架空ケーブルが、この欠け部201Kを通過することで、挿入用治具本体部201の円筒状内部を挿通する。挿入用治具本体部201の上側には、鳥害防止具1の切込部100を広げ、架空ケーブルが入りやすい状態を作るための挿入部203が形成されている。挿入部203は、挿入用治具本体部201の短手方向に広がる羽部203Wと、長手方向であって上方に向かって形成される挿入凸部203Aで構成される。
鳥害防止具1の使用時には、使用者は、グリップ部202を握り、方向Xに挿入用治具200を移動させながら、鳥害防止具1を方向Yへと挿入していく。この際、架空ケーブルは、挿入用治具本体部201の円筒状内部を挿通している。このように使用することで、簡単に架空ケーブルに対して、架空ケーブルどんな場所からも鳥害防止具1を装着することができる。
<本発明の第2実施形態>
次に本発明の第2実施形態について説明する。
図9は、本発明の第2実施形態に係る鳥害防止具300の全体斜視図である。図10は、本発明の第2実施形態に係る鳥害防止具300を上面から見た上面図である。図11は、本発明の第2実施形態に係る鳥害防止具300を側面から見た側面図である。図12は、本発明の第2実施形態に係る鳥害防止具300を底面から見た底面図である。図13は、本発明の第2実施形態に係る鳥害防止具300を正面から見た正面図である。図14は、本発明の第2実施形態に係る鳥害防止具300の連結部における一部拡大斜視図である。図15は、本発明の第2実施形態に係る鳥害防止具300の連結部における一部拡大側面図である。なお、第1実施形態と同じ部位には同じ符号を用いる。
本実施形態の鳥害防止具300は、架空ケーブルを内部に収容可能なように円筒形状に形成された本体部301と、長手方向に延びる本体部301に対して垂直に半径方向に伸びる針状部11a、12a、13a、14a、15aと、本体部301の軸方向に対して垂直な断面において、円筒形状の内部から外部にかけて、本体部301の軸方向に蛇腹状に蛇行して形成され、連通する蛇腹状切込部101とを有し、架空ケーブルを本体部301に挿入する場合に、蛇腹状切込部101を架空ケーブルが通過して本体部301の内部に収容される。針状部11a、12a、13a、14a、15aは、蛇腹状切込部101から離間した位置に形成される。
鳥害防止具300は、長手方向に延びる円筒形状の本体部301に対して垂直に半径方向へ5方向に突き出る第1針状部11a、第2針状部12a、第3針状部13a、第4針状部14a、第5針状部15aを備える。針状部が所定の半径方向に伸びる第1針状部11aと、第1針状部11aとは別の半径方向に形成される第2針状部12aと、第1針状部11a及び第2針状部12aとは別の半径方向に形成される第3針状部13aとなっている。第1針状部11aと第2針状部12aと第3針状部13aは、本体部301の長軸方向垂直断面において、同一断面に形成される。さらに、第1針状部11a、第2針状部12a、第3針状部13aが形成される垂直断面とは、長軸方向に所定の距離をおいた垂直断面において、第1針状部11aと第2針状部12aと第3針状部13aとは、別の半径方向に第4針状部14aおよび第5針状部15aが形成される。第4針状部14aと第5針状部15aは、本体部301の長軸方向垂直断面において、同一断面に形成され、別の半径方向に形成される。
1つの鳥害防止具300には、16個の第1針状部11a,11b,11c,11d,11e,11f,11g,11h,11i,11j,11k,11l,11m,11n,11o,11pと16個の第2針状部12a,12b,12c,12d,12e,12f,12g,12h,12i,12j,12k,12l,12m,12n,12o,12pと16個の第3針状部13a,13b,13c,13d,13e,13f,13g,13h,13i,13j,13k,13l,13m,13n,13o,13p以外に、16個の第4針状部14a,14b,14c,14d,14e,14f,14g,14h,14i,14j,14k,14l,14m,14n,14o,14pと、16個の第5針状部15a,15b,15c,15d,15e,15f,15g,15h,15i,15j,15k,15l,15m,15n,15o,15pが、本体部301の長手方向に対して設けられている。
第3針状部13a(以下、適宜、第3針状部13a,13b,13c,13d,13e,13f,13g,13h,13i,13j,13k,13l,13m,13n,13o,13pの代表として13aを用いる)の突き出る方向を上側とする。図10は、第3針状部13aの頂点側から見た、鳥害防止具1の上面図となっている。第3針状部13aに対して、図10の本体部301の紙面上で下側に第1針状部11a(以下、適宜、第1針状部11a,11b,11c,11d,11e,11f,11g,11h,11i,11j,11k,11l,11m,11n,11o,11pの代表として11aを用いる)が突き出て形成される。第3針状部13aに対して、図10の本体部301の紙面上で上側に第2針状部12a(以下、適宜、第2針状部12a,12b,12c,12d,12e,12f,12g,12h,12i,12j,12k,12l,12m,12n,12o,12pの代表として12aを用いる)が突き出て形成される。
さらに、第3針状部13aに対して、図10の本体部301の紙面上で下側であって、第1針状部11aと第2針状部12aと第3針状部13aを含む平面から、本体部301の長軸上で所定の距離離れた位置に第4針状部14a(以下、適宜、第4針状部14a,14b,14c,14d,14e,14f,14g,14h,14i,14j,14k,14l,14m,14n,14o,14pの代表として14aを用いる)が突き出て形成される。第3針状部13aに対して、図10の本体部301の紙面上で上側であって、第4針状部14aを含む平面に第5針状部15a(以下、適宜、第5針状部15a,15b,15c,15d,15e,15f,15g,15h,15i,15j,15k,15l,15m,15n,15o,15pの代表として15aを用いる)が突き出て形成される。なお、第1針状部11aと第2針状部12aと第3針状部13aを含む平面と、第4針状部14aと第5針状部15aを含む平面とは平行であって、本体部301の長軸に対して垂直であることが好ましい。これにより複数設けられた針状部同士が絡まずに配置することができる。
図11は、第1針状部11aが本体部301に接続される部位が横になる位置から見た、鳥害防止具300の側面図となっている。図12は、架空ケーブルが本体部301に収納されるときに通過する蛇腹状切込部101が見られる位置から見た、鳥害防止具300の底面図となっている。図13は、5方向に突き出る第1針状部11a、第2針状部12a、第3針状部13a、第4針状部14a、第5針状部15aが延びる方向の関係がわかる、鳥害防止具300の正面図となっている。このように5方向に針状部が延びているため、万が一、鳥害防止具300が回動しても駐鳥防止効果を損なわない。
長手方向に延びる円筒形状の本体部301は、可撓性を備える素材から構成されている。第1針状部11a、第2針状部12a、第3針状部13aが筒状部に接続されている部分から次の第1針状部11b、第2針状部12b、第3針状部13bが接続されている部分までの距離Aは、第1針状部11b、第2針状部12b、第3針状部13bが接続されている部分から次の第1針状部11c、第2針状部12c、第3針状部13cが接続されている部分の距離Aとほぼ同じとなっており、長手方向に同様にほぼ同距離で針状部が形成されている。第1針状部11a〜11p、第2針状部12a〜12p、第3針状部13a〜13pが、本体部301の長軸方向に渡って、ほぼ同間隔で設けられている。
第4針状部14a、第5針状部15aが筒状部に接続されている部分から次の第4針状部14b、第5針状部15bが接続されている部分までの距離Cは、第4針状部14b、第5針状部15bが接続されている部分から次の第4針状部14c、第4針状部14cが接続されている部分の距離Cとほぼ同じとなっており、長手方向に同様にほぼ同距離で針状部が形成されている。第4針状部14a〜14p、第5針状部15a〜15pが、本体部301の長軸方向に渡って、ほぼ同間隔で設けられている。なお、距離Cは距離Aとほぼ同じである。
本体部301には、周方向に伸びるスリット状の貫通穴20〜28が、本体部2の直径の半分くらいの位置まで複数形成されている。この貫通穴20〜28によって、本体部301は曲げやすくなっている。例えば、3つの貫通穴20〜22が、第1針状部11a、第2針状部12a、第3針状部13aが筒状部に接続されている部分から次の第1針状部11b、第2針状部12b、第3針状部13bが接続されている部分までの間に、ほぼ等間隔で設けられている。
より具体的には、貫通穴20と貫通穴21の距離Bは、貫通穴21と貫通穴22の距離Bとほぼ同じとなっており、距離Aの半分以下であって、1/3程度の距離となっている。このような貫通穴23〜25が、第1針状部11b、第2針状部12b、第3針状部13bが接続されている部分から次の第1針状部11c、第2針状部12c、第3針状部13cが接続されている部分にもと、同じように設けられている。貫通穴は、本体部2の長軸方向に渡って、ほぼ同間隔で設けられている。これにより、より曲げやすい構造となり、本実施形態の鳥害防止具1を取り付ける架空ケーブルがどのような曲り方をしていても対応することができる。
図12で示すように、蛇腹状切込部101は、本体部301の軸方向に蛇腹状に蛇行して形成される。蛇腹状切込部101は、第4針状部14aと第5針状部15aとの間に形成されている。第1針状部11aと第2針状部12aと第3針状部13aは、第4針状部14aと第5針状部15aとの間であって、蛇腹状切込部101を含まない側の間に形成されている。
蛇腹状切込部101は、本体部301の長軸方向に蛇腹状に蛇行して形成されているので、本体部301の内部に収容される架空ケーブルに対して、保持力がある。また、内部に収容された架空ケーブルは、蛇腹である切込のため、内部から外部には出にくい。さらに、蛇腹構造であるため、本体部301の周方向への柔軟性が高く、より曲げやすい。
図13で示すように、第1針状部11aと第2針状部12aとが蛇腹状切込部101を含んでなす角度は、第2針状部12aと第3針状部13aとがなす角度よりも大きく形成されている。さらに、本実施形態では、第3針状部13aと第1針状部11aとがなす角度θと、第3針状部13aと第2針状部12aとがなす角度θがほぼ同一になるように形成されている。2θは180度を越えないようにする。また蛇腹状切込部101と第5針状部15aとがなす角度αは角度θよりも小さい。蛇腹状切込部101から架空ケーブルを収納する際に、蛇腹状切込部101側に手が入るスペースができるように各角度を決めることが好ましい。
次に本実施形態の鳥害防止具300を複数繋げる場合について説明する。図14は、本発明の第2実施形態に係る鳥害防止具300の連結部における一部拡大斜視図である。図15は、本発明の第2実施形態に係る鳥害防止具300の連結部における一部拡大側面図である。本実施形態の鳥害防止具300は、本体部301の軸方向端部に、同一形状の他の鳥害防止具300’と連結する為の連結部110が形成されている。連結部110には連結穴111が形成されている。
図14および図15で示すように、連結穴111は、同一形状の他の鳥害防止具300’の連結部とは反対側の端部の第3針状部13’aが貫通する大きさになっている。図14および図15では、連結部110が第3針状部13’aに対してのみとなっているが、第1針状部11’aと第2針状部12’aに対して、それぞれ連結部を設けるように形成してもよい。この場合、1つの鳥害防止具300と他の鳥害防止具300’との連結が3つの部分で行われ、連結部を強固に連結することができる。
<実施形態の構成及び効果>
以上の実施形態によれば、本発明の鳥害防止具は、架空ケーブルを内部に収容可能な円筒形状の本体部と、本体部から半径方向に伸びる針状部と、本体部の軸方向に対して垂直な断面において、円筒形状の内部から外部にかけて連通する切込部とを有し、架空ケーブルを本体部に挿入する場合に、切込部を架空ケーブルが通過して本体部の内部に収容される。
このような構成によって、単純な構成で、長さの長いケーブルに対して、簡単に取り付けることが可能となる。
上記構成において、切込部が本体部の軸方向に蛇腹状に蛇行して形成されている。
このような構成によって、本体部の内部に収納された架空ケーブルが外部に出にくくなることが可能となる。
上記構成において、本体部には、周方向に伸びる貫通穴が複数形成されている。
このような構成によって、柔軟性を高めることができ、曲げやすくなることが可能となる。
上記構成において、針状部が切込部から離間した位置に形成される。
このような構成によって、切込部付近に空間ができ、鳥害防止具を取り付けの際に、手や挿入用治具が入る空間ができる。
上記構成において、針状部が所定の半径方向に伸びる第1針状部と、第1針状部とは別の半径方向に形成される第2針状部と、第1針状部及び第2針状部とは別の半径方向に形成される第3針状部とを有し、第1針状部と第2針状部との間に、切込部が形成されており、第3針状部は、第1針状部と第2針状部との間であって、切込部を含まない側の間に形成されており、第1針状部と第2針状部とが切込部を含んでなす角度は、第2針状部と第3針状部とがなす角度よりも大きく形成される。
このような構成によって、針状が互いに絡まりにくくすることが可能となる。
上記構成において、本体部の軸方向端部には、同一形状の他の鳥害防止具と連結する為の連結部が形成されている。
このような構成によって、長い長さの架空ケーブルに対して、取付け時に簡単に対応が可能となる。
本発明の鳥害防止具は、長さの長いケーブルに対して、簡単に取り付けることで、鳥害からケーブルを守ることができる。
1 鳥害防止具
1’ 鳥害防止具
2 本体部
11a,11b,11c,11d,11e,11f,11g,11h,11i,11j,11k,11l,11m,11n,11o,11p 第1針状部
12a,12b,12c,12d,12e,12f,12g,12h,12i,12j,12k,12l,12m,12n,12o,12p 第2針状部
13a,13b,13c,13d,13e,13f,13g,13h,13i,13j,13k,13l,13m,13n,13o,13p 第3針状部
14a,14b,14c,14d,14e,14f,14g,14h,14i,14j,14k,14l,14m,14n,14o,14p 第4針状部
15a,15b,15c,15d,15e,15f,15g,15h,15i,15j,15k,15l,15m,15n,15o,15p 第5針状部
20〜28 貫通穴
100 切込部
101 蛇腹状切込部
110 連結部
111 連結穴
200 挿入用治具
201 挿入用治具本体部
202 グリップ部
203 挿入部
203A 挿入凸部
203W 羽部
300 鳥害防止具
300’ 鳥害防止具
301 本体部

Claims (6)

  1. 架空ケーブルを内部に収容可能な円筒形状の本体部と、
    前記本体部から、半径方向に伸びる針状部と、
    前記本体部の軸方向に対して垂直な断面において、円筒形状の内部から外部にかけて連通する切込部と、を有し、
    架空ケーブルを前記本体部に挿入する場合に、前記切込部を架空ケーブルが通過して前記本体部の内部に収容される
    鳥害防止具。
  2. 前記切込部は、前記本体部の軸方向に蛇腹状に蛇行して形成されている
    請求項1に記載の鳥害防止具。
  3. 前記本体部には、周方向に伸びる貫通穴が複数形成されている
    請求項1又は2に記載の鳥害防止具。
  4. 前記針状部は、前記切込部から離間した位置に形成される
    請求項1〜3のいずれか1項に記載の鳥害防止具。
  5. 前記針状部は、
    所定の半径方向に伸びる第1針状部と、
    前記第1針状部とは別の半径方向に形成される第2針状部と、
    前記第1針状部及び前記第2針状部とは別の半径方向に形成される第3針状部と、
    を有し、
    前記第1針状部と前記第2針状部との間に、前記切込部が形成されており、
    前記第3針状部は、前記第1針状部と前記第2針状部との間であって、前記切込部を含まない側の間に形成されており、
    前記第1針状部と前記第2針状部とが前記切込部を含んでなす角度は、前記第2針状部と前記第3針状部とがなす角度よりも大きく形成される
    請求項4に記載の鳥害防止具。
  6. 前記本体部の軸方向端部には、同一形状の他の鳥害防止具と連結する為の連結部が形成されている
    請求項1〜5のいずれか1項に記載の鳥害防止具。
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