JP2015220807A - コルゲートチューブ及びワイヤーハーネス - Google Patents

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知弘 谷口
Tomohiro Taniguchi
知弘 谷口
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Abstract

【課題】異なる外径の電線束に対応可能としながら、外周面にテープの巻き付け作業を必要としないコルゲートチューブを提供する。
【解決手段】対向する開口縁2,3で周方向の一部を開口した円筒状のコルゲートチューブにおいて、コルゲートチューブ1の一方の開口縁2に嵌合凸部4を設け、他方の開口縁3側の外周面上には嵌合凸部4を嵌合可能とした嵌合孔10を周方向に複数備えた。
【選択図】図1

Description

本発明は、自動車の電装部品を電気的に接続するワイヤーハーネスを被覆して保護するコルゲートチューブに関するものである。
自動車の電装部品は、ワイヤーハーネスを介して電気的に接続される。ワイヤーハーネスは、束状の多数本の信号配線あるいは電源配線の両端にコネクタが接続され、そのコネクタをそれぞれ電装部品に接続することにより、各電装部品を電気的に接続可能である。
このようなワイヤーハーネスは、コネクタ間の電線束を車体に対し電気的に絶縁し、かつ保護するために電線束部分を合成樹脂で形成されたコルゲートチューブで被覆し、あるいは絶縁テープを巻きつけて被覆する等の処理が施されている。
ワイヤーハーネスを構成する電線の本数は種々の場合があり、電線束の外径もさまざまである。従って、電線束を被覆するコルゲートチューブは、異なる外径の電線束に対応可能とすると、コルゲートチューブの品種を少なくして、部品コストの低減を図ることが可能となる。
特許文献1には、コルゲートチューブの断面形状で対向する位置に周方向に伸縮可能とした蛇腹状の伸縮部が形成され、その伸縮部を伸縮させることにより、異なる直径の電線束に対応可能としたコルゲートチューブが開示されている。
特開2012−161130号公報
特許文献1に開示されたコルゲートチューブでは、伸縮部が伸びた状態が通常状態である。このため、このコルゲートチューブの通常状態の内径より小さい外径の電線束を被覆する場合には、電線束とコルゲートチューブとの長手方向あるいは周方向のスライドを防止するために、電線束の外周面にコルゲートチューブの内周面が密着するようにテープを巻き付ける必要がある。従って、ワイヤーハーネスの組み立て工数が増大するという問題点がある。
この発明はこのような事情に鑑みてなされたものであり、その目的は異なる外径の電線束に対応可能としながら、外周面にテープの巻き付け作業を必要としないコルゲートチューブを提供することにある。
上記課題を解決するコルゲートチューブは、対向する開口縁で周方向の一部を開口した円筒状のコルゲートチューブにおいて、前記コルゲートチューブの一方の開口縁に嵌合凸部を設け、他方の開口縁側の外周面上には前記嵌合凸部を嵌合可能とした嵌合孔を周方向に複数備えたことを特徴とする。
この構成により、嵌合凸部を嵌合する嵌合孔を選択することにより、コルゲートチューブの内径を調整可能である。
また、上記のコルゲートチューブにおいて、前記嵌合凸部及び嵌合孔を前記コルゲートチューブの少なくとも長手方向両端部に備えることが好ましい。
この構成により、コルゲートチューブの長手方向両端部で嵌合凸部が嵌合孔に嵌合される。
また、上記のコルゲートチューブにおいて、前記嵌合凸部及び嵌合孔を前記コルゲートチューブの長手方向に多数設けることが好ましい。
この構成により、コルゲートチューブは、多数の嵌合凸部がそれぞれ嵌合孔に嵌合されて、コルゲートチューブが筒状に保持される。
また、上記のコルゲートチューブにおいて、前記嵌合凸部及び嵌合孔を等間隔に設けることが好ましい。
この構成により、コルゲートチューブを任意の長さで切断しても、長手方向両端部を嵌合凸部と嵌合孔で筒状に保持可能である。
また、上記のコルゲートチューブにおいて、前記他方の開口縁の外面を曲面とすることが好ましい。
この構成により、他方の開口縁がコルゲートチューブ内で配線の被覆を傷つけることはない。
上記課題を解決するワイヤーハーネスは、対向する開口縁で周方向の一部を開口した円筒状のコルゲートチューブの一方の開口縁に嵌合凸部を設け、他方の開口縁側の外周面上には前記嵌合凸部を嵌合可能とした嵌合孔を周方向に複数備え、前記コルゲートチューブ内に電線束を挿通して前記嵌合凸部を前記嵌合孔のいずれかに嵌合することを特徴とする。
この構成により、嵌合凸部を嵌合する嵌合孔を選択することにより、コルゲートチューブの内径をワイヤーハーネスの電線束の外径に対応するように調整可能である。
本発明のコルゲートチューブによれば、異なる外径の電線束に対応可能としながら、外周面へのテープの巻き付け作業を省略することができる。
一実施形態のコルゲートチューブを示す図である。 コルゲートチューブを示す側面図である。 コルゲートチューブの動作を示す断面図である。 コルゲートチューブの使用状態を示す断面図である。 コルゲートチューブの使用状態を示す断面図である。
以下、コルゲートチューブの一実施形態を図1〜図4に従って説明する。図1に示すコルゲートチューブ1は、曲げられる程度に柔軟で、且つ保護材としての硬質性を備えた材料、例えばポリプロピレン(PP)、ポリエチレン(PE)、ポリ塩化ビニル(PVC)熱可塑性樹脂で周方向の一部を開口した円筒状に形成されている。
前記コルゲートチューブ1の開口部の両側に位置する開口縁2,3のうち一方の開口縁2には、他方の開口縁3側に向かって突出する嵌合凸部4がコルゲートチューブ1の長手方向において等間隔に複数設けられている。
図2に示すように、前記嵌合凸部4はコルゲートチューブ1の内周面を延長した舌片部5と、コルゲートチューブ1の外周面を断面楔状に延長した係止部6と、舌片部5と係止部6との間に形成された溝部7を備えている。係止部6の頂部8は、コルゲートチューブ1の外周面よりコルゲートチューブ1の径方向外側へ突出されている。
そして、係止部6と舌片部5との間には溝部7により空間が確保されているので、係止部6と舌片部5は互いに近づく方向に撓むことが可能である。
前記コルゲートチューブ1の他方の開口縁3側の外周面には、コルゲートチューブ1の長手方向に延びる3条の突条9a,9b,9cが周方向に等間隔に形成されている。
前記各突条9a,9b,9cには、前記嵌合凸部4に対応する位置に複数の嵌合孔10が等間隔に形成されている。前記嵌合孔10は、各突条9a,9b,9cをコルゲートチューブ1の周方向に貫通する透孔であり、その嵌合孔10のコルゲートチューブ1の長手方向の長さは、前記嵌合凸部4の同方向の長さと同一である。嵌合孔10のコルゲートチューブ1の径方向の高さは、嵌合凸部4の舌片部5の下縁から係止部6の先端までの高さを僅かに越える高さに設定されている。
そして、各嵌合凸部4の先端部を例えば突条9aの嵌合孔10にあてがって挿入すると、図3に示すように、係止部6が舌片部5側に向かって撓みながら嵌合孔10内に侵入する。さらに挿入すると、図4に示すように、係止部6の頂部8が嵌合孔10を通過して、係止部6の撓みが解除され、頂部8が突条9aの側面に係合して、この状態が保持されるようになっている。
前記開口縁3の断面形状は、曲面で覆われる形状に形成されるとともに、外周面側に僅かに突出するかえし部11が形成されている。
次に、上記のように構成されたコルゲートチューブ1の作用を説明する。
コルゲートチューブ1を使用してワイヤーハーネスの電線束を被覆するには、図3に示すように、所定の治具を使用して、コルゲートチューブ1の開口部からコルゲートチューブ1内に電線束12を挿入する。
次いで、嵌合凸部4を例えば突条9aの嵌合孔10に挿入し、頂部8が嵌合孔10を潜り抜けると、図4に示すように、嵌合凸部4が嵌合孔10に係止される。すると、コルゲートチューブ1内に電線束12が保持される。
また、嵌合凸部4を突条9bの嵌合孔10に挿入すると、図5に示すように、図4に示す場合に比して、コルゲートチューブ1の内径が小さくなるので、図4に示す場合に比して本数の少ない電線束12を保持可能である。
また、嵌合凸部4を突条9cの嵌合孔10に挿入すれば、コルゲートチューブ1の内径がさらに小さくなり、さらに本数の少ない電線束に対応可能である。
突条9a〜9cの嵌合孔10に嵌合凸部4を嵌合するとき、開口縁3がコルゲートチューブ1の内周面に沿って移動するが、開口縁3はかえし部11によりコルゲートチューブ1の内周面とほぼ線接触状態となるので、円滑に移動可能である。また、開口縁3の外面は曲面であるので、内周面に沿って移動する開口縁3で電線の被覆が傷つけられることはない。
上記のようなコルゲートチューブ1では、次に示す効果を得ることができる。
(1)嵌合凸部4を突条9a〜9cのいずれかの嵌合孔10に嵌合することにより、コルゲートチューブ1の内径を3通りに変更可能である。従って、1つのコルゲートチューブ1で異なる電線本数の電線束12に対応可能である。
(2)1つのコルゲートチューブ1で異なる電線本数の電線束12に対応可能であるので、異なる電線本数の電線束12を備えたワイヤーハーネスの電線束を被覆するコルゲートチューブの品種を削減して、部品コストを低減することができる。
(3)電線束12の電線本数若しくは外径に合わせて、コルゲートチューブ1の内径を調整して、コルゲートチューブ1内を電線束12でほぼ満たすことができる。従って、コルゲートチューブ1の外周にテープを巻き付けることなく、電線束12に対するコルゲートチューブ1のずれを防止することができる。
(4)コルゲートチューブ1の外周にテープを巻き付ける必要がないので、ワイヤーハーネスの組み立て工数を削減して、コストを低減することができる。
(5)コルゲートチューブ1の長手方向に複数の嵌合凸部4及び嵌合孔10が形成されているので、種々の長さの電線束に合わせて切断しても、コルゲートチューブ1の長手方向両端部に嵌合凸部4及び嵌合孔10を位置させることができる。
なお、上記実施形態は以下のように変更してもよい。
・外周長の異なるコルゲートチューブに、上記のような嵌合凸部及びそれぞれ嵌合孔を備えた複数の突条を設けることにより、さらに多種類の外径を備えた電線束に対応するコルゲートチューブを用意することができる。
・嵌合凸部4及び嵌合孔10は、少なくともコルゲートチューブの長手方向両端部に設ければよい。
1…コルゲートチューブ、2,3…開口縁、4…嵌合凸部、10…嵌合孔、12…電線束。

Claims (6)

  1. 対向する開口縁で周方向の一部を開口した円筒状のコルゲートチューブにおいて、
    前記コルゲートチューブの一方の開口縁に嵌合凸部を設け、他方の開口縁側の外周面上には前記嵌合凸部を嵌合可能とした嵌合孔を周方向に複数備えたことを特徴とするコルゲートチューブ。
  2. 請求項1に記載のコルゲートチューブにおいて、
    前記嵌合凸部及び嵌合孔を前記コルゲートチューブの少なくとも長手方向両端部に備えたことを特徴とするコルゲートチューブ。
  3. 請求項2に記載のコルゲートチューブにおいて、
    前記嵌合凸部及び嵌合孔を前記コルゲートチューブの長手方向に多数設けたことを特徴とするコルゲートチューブ。
  4. 請求項3に記載のコルゲートチューブにおいて、
    前記嵌合凸部及び嵌合孔を等間隔に設けたことを特徴とするコルゲートチューブ。
  5. 請求項1乃至4のいずれか1項に記載のコルゲートチューブにおいて、
    前記他方の開口縁の外面を曲面としたことを特徴とするコルゲートチューブ。
  6. 対向する開口縁で周方向の一部を開口した円筒状のコルゲートチューブの一方の開口縁に嵌合凸部を設け、他方の開口縁側の外周面上には前記嵌合凸部を嵌合可能とした嵌合孔を周方向に複数備え、前記コルゲートチューブ内に電線束を挿通して前記嵌合凸部を前記嵌合孔のいずれかに嵌合したことを特徴とするワイヤーハーネス。
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