JP2018030681A - 鳥害防止防護管用運搬器具 - Google Patents

鳥害防止防護管用運搬器具 Download PDF

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Abstract

【課題】鳥害防止防護管を支持した状態で容易に運搬することができる鳥害防止防護管用運搬器具を提供すること。【解決手段】鳥害防止防護管用運搬器具1のセンターポール20は、一端部21が底盤10に固定され、底盤10に対して離間又は接近するように伸縮可能である。サイドポール30は、一端部31が底盤10に固定され、底盤10に対して離間又は接近するようにセンターポール20と一体的に伸縮可能である。サイドポール30の内周面により形成される空間には、サイドポール30の他端部の開口から、鳥害防止防護管9を挿入可能である。【選択図】図1

Description

本発明は、鳥害防止防護管用運搬器具に関する。特に、鳥害防止防護管を支持した状態で容易に運搬することができる鳥害防止防護管用運搬器具に関する。
鳥が多く頻繁に止まる電線においては、鳥から電線を保護するために、電線は、鳥が電線に止まること防ぐための鳥害防止防護管により覆われる。鳥害防止防護管の外周面には、とげ状部材が固定されており、これにより、電線を覆う鳥害防止防護管の外周面に、鳥が止まることを防止する(例えば、特許文献1参照)。このような鳥害防止防護管が運搬される際には、鳥害防止防護管を収容可能な防護管用収容袋に収容され、この状態で運搬される(例えば、特許文献2参照)。
実開平3−83426号公報 特開2012−201469号公報
鳥害防止防護管は、種類によって全長が4mの長さを有する物もある。このため、前述した防護管用収容袋に鳥害防止防護管を入れた場合には、鳥害防止防護管が防護管用収容袋から大きくはみ出してしまい、全体のバランスが悪くなる。この結果、防護管用収容袋から大きくはみ出した鳥害防止防護管が、他の物に接触したり、このように接触した際に防護管用収容袋から落ちたりする恐れがある。
また、複数の鳥害防止防護管を防護管用収容袋に収容すると、鳥害防止防護管のとげ状部材同士が引っ掛かり、防護管用収容袋からの取出しに苦労する。
本発明は、このような課題に鑑みてなされたものであり、鳥害防止防護管を支持した状態で容易に運搬することができる鳥害防止防護管用運搬器具を提供することを目的とする。
本発明者は、サイドポールの内周面により構成される空間に、鳥害防止防護管を挿入した状態で、鳥害防止防護管用運搬器具で鳥害防止防護管を支持することを見出し、これに基づいて、以下のような新たな鳥害防止防護管用運搬器具を発明するに至った。
(1) 本発明による鳥害防止防護管用運搬器具は、底盤と、一端部が前記底盤に固定され、前記底盤に対して離間又は接近するように伸縮可能なセンターポールと、一端部が前記底盤に固定され、前記底盤に対して離間又は接近するように前記センターポールと一体的に伸縮可能なサイドポールと、を備え、前記サイドポールの内周面により形成される空間には、前記サイドポールの他端部の開口から、鳥害防止防護管を挿入可能であり、前記底盤は、前記サイドポールに挿入された前記鳥害防止防護管の一端部に当接可能であり、前記サイドポールの内周面により形成される空間に前記鳥害防止防護管が挿入され、前記鳥害防止防護管の一端部が前記底盤に当接した状態で、前記鳥害防止防護管を前記底盤及び前記サイドポールにより支持して運搬可能である。
(2) 前記センターポールの他端部は、前記センターポールを掛止可能な掛止部を有することが好ましい。
(3) 前記センターポールの一端部は、前記センターポールの一端部を操作棒の先端部に固定可能な端部固定部を有することが好ましい。
本発明によれば、鳥害防止防護管を支持した状態で容易に運搬することができる鳥害防止防護管用運搬器具を提供することができる。
本発明の実施形態による鳥害防止防護管用運搬器具1が最大に引き延ばされた状態を示す斜視図。 本発明の実施形態による鳥害防止防護管用運搬器具1が最小に縮められた状態を示す斜視図。 本発明の実施形態による鳥害防止防護管用運搬器具1の2本のサイドポール30に鳥害防止防護管9がそれぞれ1つずつ収納された様子を示す平面図。 本発明の実施形態による鳥害防止防護管用運搬器具1により支持され運搬される鳥害防止防護管9を示す部分断面斜視図。 本発明の実施形態による鳥害防止防護管用運搬器具1により支持され運搬される鳥害防止防護管9を示す断面図。
本発明の実施形態による鳥害防止防護管用運搬器具について図1〜図5を参照して説明する。
図1は、本発明の実施形態による鳥害防止防護管用運搬器具1が最大に引き延ばされた状態を示す斜視図である。図2は、本発明の実施形態による鳥害防止防護管用運搬器具1が最小に縮められた状態を示す斜視図である。図3は、本発明の実施形態による鳥害防止防護管用運搬器具1の2本のサイドポール30に鳥害防止防護管9がそれぞれ1つずつ収納された様子を示す平面図である。図4は、本発明の実施形態による鳥害防止防護管用運搬器具1により支持され運搬される鳥害防止防護管9を示す部分断面斜視図である。図5は、本発明の実施形態による鳥害防止防護管用運搬器具1により支持され運搬される鳥害防止防護管9を示す断面図である。なお、図2においては、説明の便宜上、一部のサイドポール30の図示を省略し、また、一部のサイドポール30について、一点鎖線で図示する。
鳥害防止防護管用運搬器具1により支持され運搬される鳥害防止防護管9は、図4〜図5に示すように、保護管筒状部91と、とげ部材92と、を有している。保護管筒状部91は、円筒形状を有している。保護管筒状部91の軸方向における長さは、短いものでは2m程度であり、長いものでは4m程度である。なお、説明の便宜上、図4及び図5では、鳥害防止防護管用運搬器具1に対して、鳥害防止防護管9を拡大して図示している。
とげ部材92は、とげ部支持部921と、とげ部922とを有する。とげ部支持部921は、保護管筒状部91の外周面上において周方向に延びる弧状を有しており、保護管筒状部91の外周面上において周方向に略半周分程度延びている。とげ部支持部921は、保護管筒状部91の外周面上に固定されている。
とげ部922は、とげ923を有している。とげ923は、とげ部支持部921から、保護管筒状部91の半径方向外方、保護管筒状部91の軸方向に平行な方向、及び、保護管筒状部91の周面の接線方向、等、様々な方向へ延びる直線状を有している。
図1に示すように、鳥害防止防護管用運搬器具1は、底盤10と、センターポール20と、サイドポール30と、を備えている。
底盤10は、図2に示すように、円盤形状を有する上板11と下板12とを有している。図1に示すように、上板11は、中央部に上板中央貫通孔111が形成されている。上板中央貫通孔111には、センターポール20の一端部である下端部21が貫通した状態で、センターポール20の下端部21が固定されている。また、上板11の周縁部近傍には、貫通孔により構成される固定孔112が形成されている。固定孔112は、上板11の周方向へ等間隔で8つ形成されている。各固定孔112には、サイドポール30の一端部である下端部31が貫通した状態で、サイドポール30の下端部31が1つずつ固定されている。
下板12は、上板11よりも外径が大きな円盤形状を有している。下板12の上面の中央位置には、上板収納凹部121(図2参照)が形成されている。上板収納凹部121は、上板11の外形と略同一形状を有する凹部により構成されており、下板12の上面から下方へ窪んで形成されている。従って、上板収納凹部121には、上板11が収納されている。上板収納凹部121の中央位置には、下板貫通孔(図示せず)が形成されている。下板貫通孔には、センターポール20の下端部21が貫通している。サイドポール30の下端部の開口は、下板12の上面に対向している。これにより、サイドポール30の下端部の開口は、下板12によって塞がれている。下板12の下面よりも下方へ突出するセンターポール20の下端部21の部分には、雄ネジ部211が形成されている。雄ネジ部211には、留め具212が噛合うことにより固定されており、留め具212と上板11とに挟まれて、下板12は、センターポール20の下端部21に固定されている。雄ネジ部211は、センターポール20の一端部21を操作棒(図示せず)の先端部に固定可能な端部固定部を構成する。
下板12の下面には、ゴム製の脚部213が設けられている。脚部213は、下方へ向けて下板12の下面から突出している。図3に示すように、保護管筒状部91が鳥害防止防護管用運搬器具1によって支持されているときに、脚部213により、鳥害防止防護管用運搬器具1及び保護管筒状部91を自立させた状態とすることができる。
センターポール20は、前述のように、一端部としての下端部21が底盤10に固定されている。センターポール20は、底盤10に対して離間又は接近するように伸縮可能に構成されている。具体的には、センターポール20は、第1段センターポール部221と、第2段センターポール部222と、第3段センターポール部223と、第4段センターポール部224と、を有している。
第1段センターポール部221の下端部は、上板中央貫通孔111を貫通した状態で底盤10に固定されている。第2段センターポール部222は、第1段センターポール部221に対して摺動可能に接続されている。第3段センターポール部223は、第2段センターポール部222に対して摺動可能に接続されている。第4段センターポール部224は、第3段センターポール部223に対して摺動可能に接続されている。
第1段センターポール部221と、第2段センターポール部222と、第3段センターポール部223と、第4段センターポール部224とは、この順で内径及び外径が小さくなり、第1段センターポール部221の内周面により形成される空間に、第2段センターポール部222の大部分を収容可能である。また、第2段センターポール部222の内周面により形成される空間に、第3段センターポール部223の大部分を収容可能である。また、第3段センターポール部223の内周面により形成される空間に、第4段センターポール部224の大部分を収容可能である。
この構成により、センターポール20においては、図2に示すように、第1段センターポール部221、第2段センターポール部222、第3段センターポール部223のそれぞれに、第2段センターポール部222、第3段センターポール部223、第4段センターポール部224、の大部分をそれぞれ収容することにより、上下方向に最小に縮められた状態とされる。また、センターポール20は、第1段センターポール部221、第2段センターポール部222、第3段センターポール部223のそれぞれから、第2段センターポール部222、第3段センターポール部223、第4段センターポール部224、をそれぞれ引き出すことにより、図1に示すように、上下方向に最大に引き延ばされた状態とされる。最小に縮められた状態のセンターポール20の長さは、1m程度である。最大に引き延ばされた状態のセンターポール20の長さは、4m程度である。
第1段センターポール部221と、第2段センターポール部222と、第3段センターポール部223と、には、それぞれ位置固定解除ボタン231、232、233が設けられている。位置固定解除ボタン231を押すことにより、第2段センターポール部222の第1段センターポール部221に対する固定が解除され、第2段センターポール部222を第1段センターポール部221から引き延ばしたり収納したりすることが可能となる。また、位置固定解除ボタン232を押すことにより、第3段センターポール部223の第2段センターポール部222に対する固定が解除され、第3段センターポール部223を第2段センターポール部222から引き延ばしたり収納したりすることが可能となる。また、位置固定解除ボタン233を押すことにより、第4段センターポール部224の第3段センターポール部223に対する固定が解除され、第4段センターポール部224を第3段センターポール部223から引き延ばしたり収納したりすることが可能となる。
センターポール20の他端部としての上端部29は、フック部24を有している。フック部24を所定の部材に引っ掛けることにより、鳥害防止防護管9は、このように引っ掛けられた状態の鳥害防止防護管用運搬器具1によって支持される。フック部24は、センターポール20を掛止可能な掛止部を構成する。図1の上下方向における、センターポール20の上端部からフック部24の上端までの長さは、10cm程度である。
サイドポール30は、8本存在しており、前述のように、それぞれ一端部としての下端部31が固定孔112に挿入された状態で底盤10に固定されている。サイドポール30は、底盤10に対して離間又は接近するように伸縮可能に構成されている。具体的には、サイドポール30は、第1段サイドポール部321と、第2段サイドポール部322と、第3段サイドポール部323と、第4段サイドポール部324と、を有している。
第1段サイドポール部321の下端部は、固定孔112に挿入された状態で、底盤10に固定されている。第2段サイドポール部322は、第1段サイドポール部321に対して摺動可能に接続されている。第3段サイドポール部323は、第2段サイドポール部322に対して摺動可能に接続されている。第4段サイドポール部324は、第3段サイドポール部323に対して摺動可能に接続されている。
第1段サイドポール部321と、第2段サイドポール部322と、第3段サイドポール部323と、第4段サイドポール部324とは、この順で内径及び外径が小さくなり、第1段サイドポール部321の内周面により形成される空間に、第2段サイドポール部322の大部分を収容可能である。また、第2段サイドポール部322の内周面により形成される空間に、第3段サイドポール部323の大部分を収容可能である。また、第3段サイドポール部323の内周面により形成される空間に、第4段サイドポール部324の大部分を収容可能である。
この構成により、サイドポール30は、図2に示すように、第1段サイドポール部321、第2段サイドポール部322、第3段サイドポール部323のそれぞれに、第2段サイドポール部322、第3段サイドポール部323、第4段サイドポール部324、の大部分をそれぞれ収容することにより、上下方向に最小に縮められた状態とされる。また、サイドポール30は、第1段サイドポール部321、第2段サイドポール部322、第3段サイドポール部323のそれぞれから、第2段サイドポール部322、第3段サイドポール部323、第4段サイドポール部324、をそれぞれ引き出すことにより、図1に示すように、上下方向に最大に引き延ばされた状態とされる。最小に縮められた状態のサイドポール30の長さは、1m程度である。最大に引き延ばされた状態のサイドポール30の長さは、4m程度である。
センターポール20とサイドポール30との間には、これらを掛け渡すように連結ポール41、42、43、44が存在する。連結ポール41の一端部は、第1段センターポール部221の上部に固定されており、連結ポール41の他端部は、第1段サイドポール部321の上部に固定されている。連結ポール42の一端部は、第2段センターポール部222の上部に固定されており、連結ポール42の他端部は、第2段サイドポール部322の上部に固定されている。連結ポール43の一端部は、第3段センターポール部223の上部に固定されており、連結ポール43の他端部は、第3段サイドポール部323の上部に固定されている。連結ポール44の一端部は、第4段センターポール部224の上部に固定されており、連結ポール44の他端部は、第4段サイドポール部324の上部に固定されている。
従って、第1段センターポール部221と第1段サイドポール部321とは、一体的に伸縮可能である。また、第2段センターポール部222と第2段サイドポール部322とは、一体的に伸縮可能である。また、第3段センターポール部223と第3段サイドポール部323とは、一体的に伸縮可能である。また、第4段センターポール部224と第4段サイドポール部324とは、一体的に伸縮可能である。この結果、センターポール20は、サイドポール30と一体的に伸縮可能である。
最大に引き延ばされた状態のセンターポール20及びサイドポール30における底盤から連結ポール41までの距離は、85cm程度である。最大に引き延ばされた状態のセンターポール20及びサイドポール30における連結ポール41から連結ポール42までの距離は、90cm程度である。最大に引き延ばされた状態のセンターポール20及びサイドポール30における連結ポール42から連結ポール43までの距離は、95cm程度である。最大に引き延ばされた状態のセンターポール20及びサイドポール30における連結ポール43から連結ポール44までの距離は、95cm程度である。最大に引き延ばされた状態のセンターポール20及びサイドポール30における連結ポール44からセンターポール20及びサイドポール30上端部29、39までの距離は、5cm程度である。また、第4段サイドポール部324の内径は、鳥害防止防護管9の最大外径、即ち、とげ923を含めた鳥害防止防護管9の最大外径よりも大きい。
8本のサイドポール30の他端部としての上端部39の開口から、サイドポール30の内周面により形成される空間には、鳥害防止防護管9を挿入可能である。そして、サイドポール30の内周面により形成される空間に、鳥害防止防護管9の全体を収納可能である。また、底盤10の下板12は、サイドポール30に挿入された鳥害防止防護管9の保護管筒状部91の下端部としての一端部911に当接可能である。
上記構成の鳥害防止防護管用運搬器具1によって保護管筒状部91を運搬するための、保護管筒状部91の鳥害防止防護管用運搬器具1への収納は、以下のとおりである。
先ず、サイドポール30の他端部としての上端部39の開口に、鳥害防止防護管9を保護管筒状部91の一端部911から、図1に示す矢印Aの方向に挿入してゆく。そして、更に挿入することにより、図3に示すように、鳥害防止防護管9の全体は、サイドポール30の内周面により形成される空間に挿入され収納される。このとき、底盤10の下板12には、サイドポール30に挿入された状態の鳥害防止防護管9の保護管筒状部91の一端部911が当接する。なお、図3では、説明の便宜上、2つのサイドポール30において、鳥害防止防護管9が収納され、残りの6つのサイドポール30において、鳥害防止防護管9が収納されていない様子を図示している。鳥害防止防護管用運搬器具1には、最大で8つの鳥害防止防護管9を同時に収納可能である。
これにより鳥害防止防護管9は、底盤10及びサイドポール30により支持された状態で鳥害防止防護管用運搬器具1に収納されており、この状態で、鳥害防止防護管9を運搬可能である。
また、サイドポール30の下端部としての一端部21、31の側から鳥害防止防護管9を挿入することによる、鳥害防止防護管9の鳥害防止防護管用運搬器具1への収納は、以下のとおりである。
先ず、留め具212を雄ネジ部211から取り外し、下板12を上板11から取り外す。次に、サイドポール30の一端部31から、サイドポール30の内周面により形成される空間に、鳥害防止防護管9の保護管筒状部91の他端部(図示せず)から挿入してゆく。そして、更に鳥害防止防護管9を挿入することにより、鳥害防止防護管9の全体が、サイドポール30の内周面により形成される空間に挿入される。そして、下板12を上板11に嵌め、留め具212を雄ネジ部211に係合させて固定させて、下板12を上板11に固定させる。これにより、底盤10の下板12は、サイドポール30に挿入された状態の鳥害防止防護管9の保護管筒状部91の一端部911に当接する。
これにより鳥害防止防護管9は、底盤10及びサイドポール30により支持された状態で鳥害防止防護管用運搬器具1に収納されており、この状態で、鳥害防止防護管9を運搬可能である。
上述のような第1実施形態による鳥害防止防護管用運搬器具1から得ることができる効果は,以下のとおりである。
上述のように、鳥害防止防護管用運搬器具1は、底盤10と、センターポール20と、サイドポール30と、を有する。センターポール20は、一端部としての下端部21が底盤10に固定され、底盤10に対して離間又は接近するように伸縮可能である。サイドポール30は、一端部としての下端部31が底盤10に固定され、底盤10に対して離間又は接近するようにセンターポール20と一体的に伸縮可能である。サイドポール30の内周面により形成される空間には、サイドポール30の他端部としての上端部39の開口から、鳥害防止防護管9を挿入可能である。底盤10は、サイドポール30に挿入された鳥害防止防護管9の一端部に当接可能である。サイドポール30の内周面により形成される空間に鳥害防止防護管9が挿入され、鳥害防止防護管9の一端部911が底盤10に当接した状態で、鳥害防止防護管用運搬器具1は、鳥害防止防護管9を底盤10及びサイドポール30により支持して運搬可能である。
このことにより、鳥害防止防護管9を鳥害防止防護管用運搬器具1に収納して、鳥害防止防護管用運搬器具1によって鳥害防止防護管9を支持して運搬しているときに、鳥害防止防護管9のとげ部922が他の鳥害防止防護管9のとげ部922に引っ掛かることを防ぐことができる。また、高所作業における鳥害防止防護管9の取り扱いを容易とすることができる。また、センターポール20及びサイドポール30は伸縮可能なので、様々なサイズ(長さ)の鳥害防止防護管に対応できるとともに、高い収納性を実現できる。このため、鳥害防止防護管9の規格を問わず、使用することができる。
また、センターポール20及びサイドポール30が底盤10に固定されるため、鳥害防止防護管用運搬器具1の全体を安定した構成とすることができ、この結果、鳥害防止防護管用運搬器具1によって支持されている鳥害防止防護管9を、安定したバランスの良い状態とさせることができる。このため、鳥害防止防護管用運搬器具1によって支持されている鳥害防止防護管9が他の物と接触することを抑えることができ、また、鳥害防止防護管9が落下することを抑えることができる。また、鳥害防止防護管用運搬器具1によって支持されている鳥害防止防護管9の、収納場所を少なくすることができる。
また、センターポールの他端部は、センターポールを掛止可能な掛止部としてのフック部24を有する。
このことにより、センターポール20を容易に他の部材に引っ掛けて吊すことができ、この結果、鳥害防止防護管用運搬器具1及び鳥害防止防護管用運搬器具1に収納した鳥害防止防護管9を、容易に他の部材に引っ掛けて吊すことができる。この結果、鳥害防止防護管用運搬器具1及び鳥害防止防護管9の吊り下げを安定的に行うことができ、高所作業の取り扱いを容易とすることができる。
また、センターポール20の一端部としての下端部21は、センターポール20の下端部21を操作棒(図示せず)の先端部に固定可能な端部固定部としての雄ネジ部211を有する。
このことにより、センターポール20の下端部21を容易に操作棒の先端部に固定することができ、この結果、鳥害防止防護管用運搬器具1及び鳥害防止防護管9を容易に操作棒(図示せず)の先端部に固定することができる。このため、手の届きにくい高い場所に、鳥害防止防護管用運搬器具1及び鳥害防止防護管9を容易に持上げて作業をすることができる。
本発明の実施形態は、上記実施形態に限定されることはなく、特許請求の範囲に記載された技術的範囲において変形が可能である。例えば、鳥害防止防護管用運搬器具の構成は、本実施形態の鳥害防止防護管用運搬器具1の構成に限定されない。例えば、サイドポール30の本数は、8本に限定されない。また、例えば、底盤の構成は、本実施形態における底盤10の構成に限定されない。
1 鳥害防止防護管用運搬器具
10 底盤
20 センターポール
21 下端部(一端部)
29 上端部(他端部)
24 フック部(掛止部)
30 サイドポール
31 下端部(一端部)
39 上端部(他端部)
211 雄ネジ(端部固定部)

Claims (3)

  1. 底盤と、
    一端部が前記底盤に固定され、前記底盤に対して離間又は接近するように伸縮可能なセンターポールと、
    一端部が前記底盤に固定され、前記底盤に対して離間又は接近するように前記センターポールと一体的に伸縮可能なサイドポールと、を備え、
    前記サイドポールの内周面により形成される空間には、前記サイドポールの他端部の開口から、鳥害防止防護管を挿入可能であり、
    前記底盤は、前記サイドポールに挿入された前記鳥害防止防護管の一端部に当接可能であり、
    前記サイドポールの内周面により形成される空間に前記鳥害防止防護管が挿入され、前記鳥害防止防護管の一端部が前記底盤に当接した状態で、前記鳥害防止防護管を前記底盤及び前記サイドポールにより支持して運搬可能な鳥害防止防護管用運搬器具。
  2. 前記センターポールの他端部は、前記センターポールを掛止可能な掛止部を有する請求項1に記載の鳥害防止防護管用運搬器具。
  3. 前記センターポールの一端部は、前記センターポールの一端部を操作棒の先端部に固定可能な端部固定部を有する請求項1又は請求項2に記載の鳥害防止防護管用運搬器具。
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