JP5761118B2 - 防水コネクタ - Google Patents

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本発明は、防水コネクタに関する。
従来の防水コネクタは、ハウジング、シール部材及びリアホルダを備えている。ハウジングは、複数のキャビティを有し、シール部材は、ハウジングの後方に配置され、各キャビティと同軸上に並ぶ複数のシール孔を有し、リアホルダは、シール部材の後方に配置され、各シール孔と同軸上に並ぶ複数の貫通孔を有している。そして、ハウジングの各キャビティには、端子金具が挿入され、シール部材の各シール孔及びリアホルダの各貫通孔には、端子金具の通過後、電線が挿入される。各シール孔には電線が密着して挿入され、これによって電線の周囲が液密に保持されるようになっている。
特開2003−297474号公報
上記の場合、シール部材は各シール孔が互いに同径であり、各シール孔毎にほぼ均一な弾性を有している。このため、例えば、電線径が異なる複数種の電線がシール孔に挿入されると、シール部材のうち、大径の電線が挿入される部分では圧縮力が高くなるが、小径の電線が挿入される部分では圧縮力が低くなるという事情がある。その結果、各シール孔間のピッチがずれて作業性が悪化するとともに、シール性能が損なわれる懸念がある。
この場合、例えば、大径の電線が挿入されるシール孔の開口径を大きく、小径の電線が挿入されるシール孔の開口径を小さくし、電線径に応じたシール孔とすることにより、大径及び小径のいずれの電線にも同じ圧縮力が作用するように、シール部材の形態を変更することも可能である。しかし、例えば、小径の電線であっても大径の電線とほぼ同じ外形サイズの端子金具に接続される場合があり、そのように大きな端子金具が小さい開口径のシール孔に通されると、シール孔の内周面が損傷する懸念がある。
また、電線径が同じであっても、例えば、各シール孔が狭ピッチで幅方向に多数並列に配置されていると、幅方向端部のシール孔に挿入される電線よりも幅方向中央部のシール孔に挿入される電線のほうがシール部材から受ける圧縮力が高くなり、シール性能が電線間で異なるという問題もある。
本発明は上記のような事情に基づいて完成されたものであって、状況に応じたシール性能を実現することが可能な防水コネクタを提供することを目的とする。
本発明は、電線の端末部に接続される端子金具と、前記端子金具が後方から挿入される複数のキャビティを有するハウジングと、前記ハウジングの後方に配置され、前記各キャビティと同軸上に並ぶ複数のシール孔を有し、前記各シール孔に、前記端子金具の通過後、前記電線が挿入され、挿入された前記電線が前記シール孔の内周面に密着されることより前記電線の周囲を液密にするシール部材と、前記シール部材の後方に位置して前記ハウジングに取り付けられ、前記各シール孔と同軸上に並ぶ複数の貫通孔を有し、前記各貫通孔に、前記端子金具の通過後、前記電線が遊嵌状態で挿入されるようになっているリアホルダとを備えた防水コネクタであって、前記各電線のうち、一部の電線の周囲には、前記ハウジングと前記シール部材との間で前記キャビティと前記シール孔とを切り離す、及び/又は、前記シール部材と前記リアホルダとの間で前記シール孔と前記貫通孔とを切り離す、クリアランスが形成され、前記一部の電線が、残りの電線よりも大きい直径を有し、前記一部の電線及び前記残りの電線に対する前記各シール孔の開口径が等しいところに特徴を有する。
これによれば、シール部材のうち、一部の電線が挿入されるシール孔の部分はクリアランスを介することによって前後方向からの圧縮力が減退するため、この一部の電線と残りの電線とをそれぞれの状況に応じた圧縮率でシールすることができる。また、この構成によれば、例えば、電線径を異にする複数種の電線が混在する場合であっても、小径の電線に応じてシール孔の開口径を小さくする必要がないため、端子金具がシール孔を通過する際に、シール孔の内周面が損傷するのが回避され、シール性能を良好に保持することができる。また、直径の大きい一部の電線に対応してクリアランスが形成されているため、シール部材の各シール孔に電線が挿入されたときに、一部の電線がシール部材から受ける圧縮力と残りの電線がシール部材から受ける圧縮力とをほぼ同一に揃えることができる。また、各シール孔間のピッチが位置ずれするのが防止されるため、各シール孔に電線を挿入する際の作業性が改善される。
本発明の実施例1の防水コネクタの断面図である。 シール部材の正面図である。 リアホルダの背面図である。 実施例2の防水コネクタの断面図である。 防水コネクタの分解断面図である。 実施例3の防水コネクタの断面図である。
本発明は、次のように具体化することができる。
前記クリアランスが前記リアホルダの前面に凹み形成されている。こうすると、シール部材及びハウジングを既存の形態のまま使用することができる。
前記クリアランスが前記シール部材の後面に凹み形成されている。こうすると、ハウジング及びリアホルダを既存の形態のまま使用することができる。
<実施例1>
本発明の実施例1を図1〜図3によって説明する。実施例1の防水コネクタは、ハウジング10と、ハウジング10の後方に配置されるシール部材30と、シール部材30の後方に配置されるリアホルダ50とを備えている。
ハウジング10は合成樹脂製であって全体として幅方向に細長い形状をなし、図1に示すように、ブロック状のハウジング本体11と、ハウジング本体11の後端外周から後方に突出する筒状の収容凹部12とを有している。ハウジング本体11には、複数のキャビティ13が前後方向に貫通して形成されている。各キャビティ13は、幅方向に一定ピッチで並列に配置されている。そして、各キャビティ13の内面には撓み可能なランス14が突出して形成されている。
各キャビティ13には後方から端子金具70が挿入され、正規挿入された端子金具70はランス14によって弾性的に抜け止めされるようになっている。端子金具70は導電性の金属板を曲げ加工等して成形され、電線WA、WBの端末部に圧着により接続されている。図1に示すように、電線WA、WBは、直径が大きい太物電線WA(一部の電線)と、太物電線WAよりも直径が小さい細物電線WB(残りの電線)とで構成されている。
ハウジング本体11の外面の幅方向両端には、一対のロック受け部15が形成されている。両ロック受け部15は、ハウジング10の外面に段付き状に凹み形成されている。また、ハウジング本体11の後面には、各キャビティ13を挟んだ幅方向両端外方に、一対の進入孔16が開口して形成されている。両進入孔16は、前後方向に延びて両ロック受け部15に臨む形態とされている。そして、両進入孔16には、後述するリアホルダ50のロック片52が後方から進入可能とされている。
収容凹部12は、ハウジング本体11よりも拡幅された形態をなし、内部に、後方からシール部材30及びリアホルダ50が順次挿入されるようになっている。収容凹部12の奥面には、この奥面の全幅に亘ってシール部材30が当接するようになっている。
シール部材30はシリコンゴム等のゴム製であって、図2に示すように、全体として幅方向に細長く延び且つ扁平な形状をなしている。シール部材30の外周面には、図1に示すように、前後方向に複数条の外周リップ31が周回して形成されている。シール部材30が収容凹部12に挿入されると、各外周リップ31が収容凹部12の内周面に弾性的に密着され、これによって収容凹部12の内部が液密に保持されるようになっている。
また、シール部材30には、複数のシール孔32が前後方向に貫通して形成されている。各シール孔32は、シール部材30が収容凹部12に収容された状態で各キャビティ13と同軸上に並ぶ位置に配置されている。各シール孔32の内周面には、前後方向に複数条の内周リップ33が周回して形成されている。そして、各シール孔32には、端子金具70の通過後、電線WA、WBが挿入され、このとき、各内周リップ33が電線WA、WBの外周面に弾性的に密着され、これによって電線WA、WBの周囲が液密に保持されるようになっている。なお、図2に示すように、各シール孔32は、互いに同一の開口径を有している。
また、シール部材30には、各シール孔32を挟んだ幅方向両端外方に、一対の挿入孔34が前後方向に貫通して形成されている。両挿入孔34は、シール部材30が収容凹部12に挿入された状態で両進入孔16と同軸上に並ぶ位置に配置されている。両挿入孔34の内周面にも複数条の内周リップ35が周回して形成されている。そして、両挿入孔34には、リアホルダ50のロック片52が挿入され、各内周リップ35がロック片52の外周面に弾性的に密着されることにより、ロック片52の周囲が液密に保持されるようになっている。
続いて、リアホルダ50について説明する。リアホルダ50は合成樹脂製であって、幅方向に細長い板状のホルダ本体51と、ホルダ本体51の前面の幅方向両端部から前方に突出する一対のロック片52とを有している。ホルダ本体51は、収容凹部12にシール部材30に続いて挿入され、シール部材30の後面を覆うことが可能な大きさを有している。 両ロック片52は、ホルダ本体51との連結位置を支点として幅方向に撓み変形可能とされ、前端部に、内側に突出する爪状のロック突起53を有している。ホルダ本体51が収容凹部12に挿入されると、両ロック片52が挿入孔34と進入孔16とに挿入され、且つロック突起53がロック受け部15を弾性的に係止して、リアホルダ50がハウジング10に保持されるようになっている。このとき、ホルダ本体51とハウジング10との間にはシール部材30が前後方向に挟まれた状態で配置される。
また、図3に示すように、ホルダ本体51における両ロック片52の間には、複数の貫通孔54が前後方向に貫通して形成されている。各貫通孔54は、収容凹部12にホルダ本体51が挿入された状態で各シール孔32と同軸上に並ぶ位置に配置されている。そして、各貫通孔54には、端子金具70の通過後、電線WA、WBが遊嵌状態で挿入されるようになっている。
さて、図1に示すように、ホルダ本体51の前面には、凹部55が形成されている。凹部55は、ホルダ本体51の前面の幅方向一端側に段付き状に切り欠き形成され、幅方向に一定の深さで、幅方向に並ぶ複数の貫通孔54に跨って配置されている。このため、ホルダ本体51の幅方向一端側の各貫通孔54は、残りの各貫通孔54よりも前後長が短くされ、凹部55の底面に開口している。
ホルダ本体51の前面のうち、凹部55を除く部分は、ホルダ本体51が収容凹部12に挿入された状態でシール部材30の後面に当接して、シール部材30の後面を押圧し、もってシール部材30に対してハウジング10との間に圧縮力を付与する。一方、ホルダ本体51の前面のうち、凹部55に対応する部分は、ホルダ本体51が収容凹部12に挿入された状態でシール部材30の後面から離間し、シール部材30の後面を押圧しない。
そして、図1に示すように、ホルダ本体51の幅方向一端側では、凹部55によってシール部材30の後面との間に前後方向のクリアランス60が形成される。このため、ホルダ本体51の幅方向一端側の各貫通孔54は、対向する各シール孔32から切り離され、各シール孔32との連通状態が実質的に断たれるようになっている。
次に、実施例1の作用効果を説明する。
組み付けに際し、ハウジング10の収容凹部12には後方からシール部材30が挿入され、続いてホルダ本体51が挿入される。ロック片52がロック受け部15を弾性的に係止すると、リアホルダ50がハウジング10に保持されるとともに、シール部材30が後方に抜け出るのが防止される。
続いて、ホルダ本体51の幅方向一端側の各貫通孔54に、太物電線WAに接続された端子金具70が挿入され、残りの各貫通孔54に、細物電線WBに接続された端子金具70が挿入される。端子金具70は、貫通孔54からシール孔32を経て対応するキャビティ13に挿入され、正規挿入位置にてランス14に弾性的に係止される。また、キャビティ13に端子金具70が正規挿入されると、各電線WA、WBは、各シール孔32に液密に挿入され、且つ各貫通孔54に遊嵌状態で挿入される。
ここで、各太物電線WAは、凹部55に臨む部分を有し、この部分の周囲には、貫通孔54とシール孔32とを切り離すクリアランス60が形成されている。一方、各細物電線WBの挿入経路では、貫通孔54とシール孔32とが連続して配置され、各細物電線WBの周囲には、上記クリアランス60に相当するものは形成されていない。
上記によれば、シール部材30のうち、太物電線WAが挿入されるシール孔32の部分には、リアホルダ50側からの圧力が作用しないため、太物電線WAの直径が大きいという事情があっても、シール部材30から太物電線WAに作用する圧縮力が格別大きくなることはない。一方、シール部材30のうち、細物電線WBが挿入されるシール孔32の部分には、リアホルダ50側から圧力が作用するため、細物電線WBの直径が小さいという事情があっても、シール部材30から細物電線WBに作用する圧縮力が格別小さくならず通常通りに維持される。したがって、太物電線WAと細物電線WBとの間におけるシール性能の差が小さくなり、シール部材30によって太物電線WAと細物電線WBがいずれも適正にシールされる。
また、太物電線WAと細物電線WBとの直径差に関わらず各シール孔32の開口径が一定であって、小径のシール孔32が含まれていないため、端子金具70が各シール孔32を通過する際に、各シール孔32の内周面が端子金具70によって傷付けられる事態が回避される。
さらに、実施例1によれば、既存のシール部材30を使用することができるとともに、各シール孔32の前後寸法が同一になることにより、各電線WA、WBに対し一定のシール領域を確保することができる。
<実施例2>
本発明の実施例2を図4及び図5によって説明する。実施例2では、凹部37がシール部材30Aに形成されている。しかし、シール部材30Aの形態は凹部37が形成されている点を除いて実施例1と同様である。また、リアホルダ50Aの形態は凹部55が形成されていない点を除いて実施例1と同様であり、ハウジング10の形態は実施例1と同様である。
凹部37は、シール部材30Aの後面の幅方向一端側に段付き状に切り欠き形成され、幅方向に一定の深さで、幅方向に並ぶ複数のシール孔32に跨って配置されている。このため、シール部材30Aの幅方向一端側の各シール孔32は、残りの各シール孔32よりも前後長が短くされ、凹部37の底面に開口している。
シール部材30Aの幅方向一端側では、図4に示すように、凹部37によってホルダ本体51の前面との間に前後方向のクリアランス60Aが形成される。このため、シール部材30Aの幅方向一端側の各シール孔32は、対向する各貫通孔54から切り離される。
ここで、シール部材30Aの幅方向一端側の各シール孔32には太物電線WAが挿入され、残りの各シール孔32には細物電線WBが挿入される。この場合、各細物電線WBの周囲にはクリアランス60Aが形成されず、各細物電線WBにはシール部材30Aから適正な圧縮力が付与される。一方、各太物電線WAの周囲にはクリアランス60Aが形成され、各細物電線WBとの直径差がクリアランス60Aによって吸収される結果、各太物電線WAにもシール部材30Aから適正な圧縮力が付与される。したがって、実施例2によれば、実施例1と同様、各太物電線WA及び各細物電線WBがいずれも適正にシールされるのに加え、ハウジング10及びリアホルダ50Aを既存のものを使用することができる。
<実施例3>
図6は、本発明の実施例3を示す。実施例3では、凹部18がハウジング10Bに形成されている。しかし、ハウジング10Bの形態は凹部18が形成されている点を除いて実施例1、2と同様である。また、シール部材30の形態は実施例1と同様であり、リアホルダ50Aの形態は実施例2と同様である。
凹部18は、ハウジング本体11Bの後面(収容凹部12の奥面)の幅方向一端側に段付き状に切り欠き形成され、幅方向に一定の深さで、幅方向に並ぶ複数のキャビティ13に跨って配置されている。ハウジング本体11Bの幅方向一端側では、シール部材30の前面との間にクリアランス60Bが形成され、クリアランス60Bに各太物電線WAが臨むように配置される。一方、各細物電線WBが挿入されるキャビティ13側には凹部18は形成されず、各細物電線WBの周囲にクリアランス60Bは形成されない。よって、シール部材30の幅方向一端側にはハウジング10B側からの圧縮力が作用しないが、シール部材30の残りの部分にはハウジング10B側からの圧縮力が作用する。その結果、実施例1、2と同様、シール部材30の幅方向一端側の各シール孔32に太物電線WAが挿入され、残りの各シール孔32に細物電線WBが挿入されると、各太物電線WAと各細物電線WBがいずれもシール部材30によって適正にシールされる。
<他の実施例>
本発明は上記記述及び図面によって説明した実施例に限定されるものではなく、例えば次のような態様も本発明の技術的範囲に含まれる。
(1)電線が互いに同一の直径を有するものであってもよい。
(2)凹部及びクリアランスは、複数のシール孔に跨ることなく一つのシール孔と対向する位置のみに形成されるものであってもよい。
(3)シール部材とリアホルダとの間に、及び/又は、シール部材とハウジングとの間に、別体のスペーサが介設され、スペーサと隣接する位置に、凹部及びクリアランスが形成されるものであってもよい。
(4)シール部材とリアホルダの両方に、凹部及びクリアランスが形成されるものであってもよい。
(5)シール部材とハウジングの両方に、凹部及びクリアランスが形成されるものであってもよい。
(6)シール部材、ハウジング及びリアホルダの全てに、凹部及びクリアランスが形成されるものであってもよい。
(7)シール部材の前面に、凹部及びクリアランスが形成されるものであってもよい。
(8)シール部材、リアホルダ及びハウジングの少なくとも一つにおける幅方向中間部に、凹部及びクリアランスが形成されるものであってもよい。
(9)各シール孔は開口径を異にする複数種で構成されるものであってもよい。
10、10B…ハウジング
11…ハウジング本体
12…収容凹部
13…キャビティ
18、37、55…凹部
30、30A…シール部材
32…シール孔
50、50A…リアホルダ
51…ホルダ本体
54…貫通孔
60、60A、60B…クリアランス
WA…太物電線
WB…細物電線

Claims (3)

  1. 電線の端末部に接続される端子金具と、
    前記端子金具が後方から挿入される複数のキャビティを有するハウジングと、
    前記ハウジングの後方に配置され、前記各キャビティと同軸上に並ぶ複数のシール孔を有し、前記各シール孔に、前記端子金具の通過後、前記電線が挿入され、挿入された前記電線が前記シール孔の内周面に密着されることより前記電線の周囲を液密にするシール部材と、
    前記シール部材の後方に位置して前記ハウジングに取り付けられ、前記各シール孔と同軸上に並ぶ複数の貫通孔を有し、前記各貫通孔に、前記端子金具の通過後、前記電線が遊嵌状態で挿入されるようになっているリアホルダとを備えた防水コネクタであって、
    前記各電線のうち、一部の電線の周囲には、前記ハウジングと前記シール部材との間で前記キャビティと前記シール孔とを切り離す、及び/又は、前記シール部材と前記リアホルダとの間で前記シール孔と前記貫通孔とを切り離す、クリアランスが形成され、前記一部の電線が、残りの電線よりも大きい直径を有し、前記一部の電線及び前記残りの電線に対する前記各シール孔の開口径が等しいことを特徴とする防水コネクタ。
  2. 前記クリアランスが前記リアホルダの前面に凹み形成されていることを特徴とする請求項1記載の防水コネクタ。
  3. 前記クリアランスが前記シール部材の後面に凹み形成されていることを特徴とする請求項1記載の防水コネクタ。
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