JP4479585B2 - 防水コネクタ - Google Patents
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Description
キャビティのうち端子金具が挿入されず空きとなるものに対応するダミー栓についてはそのままに残し、端子金具が挿入されるキャビティに対応するダミー栓については、保持部を破断してダミー栓を除去する。このように処理されたカバーを一括ゴム栓の後面側に装着すると、空きとなるキャビティに対応する端子挿入孔には残されたダミー栓が挿入されて塞がれ、一方、その他のキャビティには、ダミー栓が除去されたあとの貫通孔から端子挿入孔を通って端子金具が挿通される。このように請求項1の発明によれば、空きとなるキャビティと対応した一括ゴム栓の端子挿入孔を塞ぐ場合に、カバー上に必要なダミー栓のみを残した状態とし、そのカバーを防水ゴム栓の後面に装着すればよいから、ダミー栓の挿入作業が極めて簡単となる。
そのうえ、ダミー栓は、カバーに対して少なくとも2箇所で保持されているから、ダミー栓を一括ゴム栓の端子挿入孔に挿入する際に、ダミー栓の挿入方向と反対向きの力がダミー栓に力が加わっても、ダミー栓の姿勢を維持可能となり、正規の姿勢で保持できる。
しかし、本発明によれば、貫通孔内に形成された保持部のうち少なくとも一つは、他の保持部とは前後方向にずれて配設されているから、ダミー栓を打抜く際に必要とされる力が、全ての保持部が前後方向の同じ位置に配されている場合に比べて小さくて済む。
また、ダミー栓を一括ゴム栓の端子挿入孔に挿入する際に、例えば保持部を支点としてダミー栓を揺動させるような方向の力が加わった場合でも、ダミー栓は前後方向にずれて配された保持部によりカバーに保持されているから、ダミー栓を正規の姿勢で保持できる。
請求項2の発明によれば、貫通孔のうち、ダミー栓及び保持部の後端面よりも後方の内周壁を、ダミー栓を打抜くための治具の案内面としたから、治具と、ダミー栓とを容易に位置合わせすることができる。これにより、ダミー栓の打抜き作業を円滑に行うことができる。
本発明の参考例1を図1ないし図6によって説明する。図1に示すように、本参考例1の防水コネクタ10は、雌ハウジング11(本発明に係るコネクタハウジングに相当)内に雌側端子金具12(本発明に係る端子金具に相当)が収容されると共に、雌ハウジング11に配された一括ゴム栓13によりシールが取られるようになっている。なお、以下の説明において、防水コネクタ10の構成及び組付作業に関しては、図1における左方を前方として説明する。
次に、本発明の参考例2を図7によって説明する。参考例2においては、隣接する貫通孔35同士を隔てる隔壁42を前方に延出し、隔壁42の前端縁及び支持壁32の内側壁から保持部36を延出させることにより、ダミー栓34及び保持部36の後端面と、カバー29の後端面41との間の前後方向の長さ寸法を、参考例1よりも大きく設定してある。これにより、貫通孔35のうちダミー栓34及び保持部36の後端面よりも後方の内周壁は、治具37の打抜き部38を案内するための案内面39とされる。上記以外の構成については参考例1と略同様であり、同一部分については同一符号を付して重複する説明を省略する。
図8及び図9は本発明の実施形態1を示す。実施形態1においては、図8において左右方向に沿って配設される第1保持部40Aの後端面は、ダミー栓34の後端面と略面一となるように配設されている。一方、図8において上下方向に沿って配設される第2保持部40Bは、詳細には図示しないが、支持壁32の内側壁から延出されており、第1保持部40Aよりも、貫通孔35において前方(図8において紙面を貫通する方向の奥側)にずれて配設されている。詳細には、第2保持部40Bは、ダミー栓34の後端縁から、ダミー栓34の前後方向の長さ寸法の略四分の一だけ前方にずれた位置に形成されている(図9参照)。上記以外の構成については参考例1と略同様であり、同一部分については同一符号を付して重複する説明を省略する。
本発明は上記記述及び図面によって説明した実施形態に限定されるものではなく、例えば次のような実施形態も本発明の技術的範囲に含まれ、さらに、下記以外にも要旨を逸脱しない範囲内で種々変更して実施することができる。
また、対をなす保持部同士を、前後方向に3箇所以上に分けて配設する構成としてもよい。
11…雌ハウジング(コネクタハウジング)
12…雌側端子金具(端子金具)
13…一括ゴム栓
14…キャビティ
18…電線
27…端子挿入孔
34…ダミー栓
35…貫通孔
36…保持部
39…案内面
40A…第1保持部
40B…第2保持部
Claims (2)
- 端子金具が収容される複数のキャビティを設けたコネクタハウジングには、各キャビティに対応する位置に端子挿入孔が形成された防水用の一括ゴム栓が前記コネクタハウジングの後面側を塞いで装着され、前記端子金具が前記端子挿入孔を通して対応する前記キャビティ内に挿入されると、前記端子挿入孔の内周が前記端子金具に接続された電線に密着することでシールされる防水コネクタであって、前記キャビティのうちで前記端子金具が挿入されるものと空きとなるものとがある場合に、空きとなる前記キャビティと対応する前記端子挿入孔をダミー栓で塞ぐようにしたものにおいて、
前記一括ゴム栓の後面側には、前記一括ゴム栓を押さえると共に、各端子挿入孔と対応する位置に貫通孔が形成されたカバーが前記コネクタハウジングに装着されており、
前記ダミー栓は、前記貫通孔の内周壁から内方に突設された破断可能な保持部により、前記ダミー栓の周方向の一部において少なくとも2箇所で保持されており、
前記各貫通孔に形成された前記保持部のうち少なくとも一つは、他の前記保持部とは前後方向にずれて配設されていることを特徴とする防水コネクタ。 - 前記ダミー栓及び前記保持部の後端面を、前記カバーの後端面よりも前方に引っ込んで形成することにより、
前記貫通孔のうち、前記ダミー栓及び前記保持部の後端面よりも後方の内周壁は、前記ダミー栓を打抜く治具を案内するための案内面とされることを特徴とする請求項1記載の防水コネクタ。
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